弁護士のくず・第11話
前回告知されたこのドラマのDVD-BOXのプレゼントに応募しました。皆さんは張り切って応募しましたか? 感想文の中には、「ただの弁護士ドラマではない!」とか「自分のblogで強く応援中!」とか書いておきました。うん、それだけは紛れもない本心ですからね。さあ、上手く伝わりますように。それで、見事に当選しますように。応募ハガキが“くず(屑)”になりませんように・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「弁護士のくず」
第11話「働く妻 VS 専業主夫」
九頭(くず・豊川悦司)と武田(伊藤英明)は、一代で年商70億円の会社を築いた小百合(杉本彩)の離婚調停の弁護を引き受ける。小百合は結婚7年目だが、「夫が離婚して私の財産を奪おうとしている」という理由で、結婚詐欺で訴えたいという。武田はむちゃを言う小百合にあきれるが、九頭は夫・平太(田辺誠一)が離婚を切り出した原因に不審を抱く。
“働く妻”とは小百合で、“専業主夫”とは平太。ある日、5歳になる息子の翼(渡邉奏人)を連れて外出中に、車内で転がる缶コーヒーを取る・取らないでもめて平太から離婚を切り出したけど、小百合は結婚詐欺だの一億円要求だのと無茶なことを言うばかり。平太によれば、愛が冷めたことよりは翼を悲しませるのが辛いことを理由に離婚を考えたそうで、小百合は翼の学校行事に参加すると約束しておきながら仕事の商談を理由にあっさりと断り、「休みが取れたらハワイへ連れて行く」と言ってなだめるだけ。翼にとっては、両親揃って身近な楽しみを望んでいたというのに・・・。
どう見ても回復不能な夫婦仲。でも九頭は離婚の方向で動かず、三人の前で“ユングも人類共通の普遍的意識を説明する時引用している有名な国王神話「リュサの童話」の話をしました。これは挨拶の起源をモチーフにした話だそうです。森に住む少年・リュサは、馬の主に会って森の木の実と魚を交換する毎日を過ごしていた。リュサの両親は、いつも「ありがとう」のお礼の玉と「すみません」のお詫びの玉を持たせていた。交換の際は、リュサの木の実の方が価値が小さいことから、二つの玉を添えて「ごめんなさい(すみません)」と言って渡し、魚を手に取ると「ありがとう」と言ってお礼をした。しかしある日、リュサは二つの言葉の玉を落としてしまい、仕方無く木の実だけ渡すと、主はいつものように魚を渡した。その日からリュサは二つの玉を渡さなくなったが、ある日主が酷く怒っていることに気付き、慌てて袋から二つの玉を取り出したが、すっかり錆びて使えないものになっていた。そして代わりに出てきたのは、「罵り」の言葉の玉。リュサは「こんな魚、臭いから木の実は少なくて当然だ。もっと魚をよこせ」という罵りの言葉が止まらず、それ以来リュサの姿を見たものは誰もいないという・・・。ちなみにこの話の再現映像は、リュサを美月(村崎真彩)が、主を毎回登場する着ぐるみが演じました。二人じゃなくて一人と一匹が可愛かった~。でも、挨拶の大切さは痛感した~。ちなみに、「ありがとう」と「すみません」で、“♪「ありがとう」と「ごめんね」を繰り返して~”という、ミスチルの「Sign」を思い出してしまいましたよ(大ファンなので)。そうか、この童話を話すことでそんな“Sign(サイン)”を送っていたんですね!
つまり九頭が何を言いたかったかというと、現在の小百合がリュサそのもので、自分の本心とは裏腹に平太へ冷たく罵るような言葉を浴びせていたんですね。小百合は九頭に言われて仕方無く平太と翼に謝ったけど、平太たちには九頭がすかさずプライドを捨てて謝っていることを伝え、一枚だけ無くなっているという昔の写真を小百合が今でも大事に持っていた事実も伝えました。小百合は辛い時にいつも一人で眺めていたらしく(秘書から入手した情報)、仕事を必死でやることで家族を愛していたんですね。また、仕事の取引先にはさんざん頭を下げる小百合が平太には謝ることが無いのは、彼女が彼に甘えていたからだと指摘。さらに、平太は翼のために離婚を決意したと言っていたけど、本当は小百合に放っておかれたのが寂しく、もう一度昔のような笑顔を見たかったのもあり、愛されていたことを誇りに思う気持ちを傷付けられたことで離婚を決意したと指摘。最後には「二人の意地の張り合いで一番傷付くのは子供だ!」と説得し、この問題は法廷という場を使うこと無く解決しました。見事なる九頭の説得に、武田はまたもや尊敬の念を抱きました。でも、「リュサの童話」はなんと作り話で、小難しい言葉も交えてでも説得しないと解決できないだろうと判断した九頭の一芝居だったという(笑)。武田は呆れながら苦笑いしていたけど、時にはそういったやり方もアリですよね。「法廷の外では」という条件の中でね。あっ、「法廷の中でも」という例もあったっけ・・・。
さてラストは、武田の奢りで九頭と向かったスチュワーデス系のキャバクラで、白石誠法律事務所の面々が何故か勢揃い! 白石(北村総一朗)と国光(モト冬樹)と「弁護士四天王」のプロデューサーがいたのはまあ良いとして、加藤(高島礼子)や小俣(星野亜希)がスチュワーデス姿で登場して驚きました。一番面白かったのは、九頭のタバコが残り一本ということから、「このドラマも後一本(一話)」という話に持っていったこと。「何か感慨深いものがありますね~(武田)」とか「このくっだらねえドラマをさ、どう落ち着けるんだろうねぇ?(九頭)」とか。“九頭と武田が法廷で戦う(武田)”とか“白石誠法律事務所が乗っ取られる(九頭)”とかも言い合っていたけど、そうしている間に6人が同じテーブルに集まって、九頭が「『スチュワーデスの九頭』スタート~!」と言えば皆は「無い無い無い~!」と強く否定(笑)。こうして、最終話の展開について実名や実作品を交えた面白おかしな会話が進んだんだけど(こういう演出は大好き!)、最後は九頭がカメラに向かって「ということで、次週最終回予告!(“バキューン”という効果音付き)」で終わり、そのまま本当に最終話の予告映像が流れました。しかし流れた映像は、「さよなら 弁護士のくず」という字幕付きで、九頭の強烈な言葉と武田が弁護士を辞める言葉を含んだ衝撃の内容! この結末は絶対に見逃せません。しっかり見るぞ!
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コメント
こんばんわー、おひさしぶりです。
弁護士のくず、面白いですよねぇ。
毎回凝った話で納得、感心、感動、、、
かなり好きですが、もうあと「1本」になってしまいしたね。
次回は、加藤先生の「愛情」一本話が見れるのか!?・・・(;・∀・)
ところであの着ぐるみ、中が気になります(・・
最終回で明かされないかなぁ。。。
投稿: demasse | 2006.06.26 00時07分
demasseさん、お久しぶりです! 私もこのドラマは今クールトップレベルの出来として賞賛しています。うん、一言で言えば、構成が上手いですよね。ラストシーンでもあったけど、タバコに例えて後一本。ああ、「愛情一本(スポンサー絡み)」も添えていたら良かったのに(笑)。着ぐるみ(私的にはピーポくんも)の中の人が気になりますね。もしや、九頭たちが悪く言っていたプロデューサーという設定では? なんて気楽に思いながら、最終話に期待しています!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.06.26 03時18分
ads(あず)さん、こんにちは!
おっ!DVD応募されましたか~!感想文もあったんですか~。でも感想文って
実はすっごく大事なんですよね~。私の親友が会社やってまして、感想付きの
懸賞募集をしたんですけど、その人いわく、「誉めてるだけでもだめで、いかに
ほんとにちゃんと見たり感じたりしてくれてるかが伝わってくる文を書いてる人を
選ぶ」ってことでしたので、気合を入れて書いたあずさんのハガキは選ばれる
かもですね?! 当選するようにお祈りしてますよ!
>彼女が彼に甘えていたからだと指摘。
基本的に家族間など、親しい間柄にはありがちなことですよね。でも、
何のドラマか忘れたけど、「言葉にして言わないことは、思ってないのと同じ
こと」ってセリフがあって、確かに~~~!!と思いましたわ。伝わらなきゃ
いくら思ってても意味はないですもんね。わが身にも置き換えて、ちょっと
戒められました。
では、最後までよろしくお願いします~!
投稿: まりりん | 2006.06.27 18時01分
まりりんさん、どうもです~。早速応募しましたよ。買うかもしれないけど、とりあえず応募から、ということでね。げげっ、感想文ってそうやって読まれて評価されるんだ? 具体的な感想を書いて、「おお、隅までちゃんと見てるねぇ~」と思わせるのが当選の秘訣? 一応ヨイショじゃなくて本当に応援する気持ちを書いたので、その辺りは大丈夫かも。どうか当たりますように・・・。さてストーリーの方は夫婦共に問題があったわけで、九頭たちが上手く仲裁をして悪い事態にはならずに済みましたね。何かのドラマのそのセリフ、確かに良い言葉だ~。ほんの些細な気持ちでも伝えることって大事ですよね。また、良いように理解してもらえるのも大事というわけですね。よし、メモしておこう・・・。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.06.28 02時49分