救命病棟24時・第2話
先日1/17と言えば、「阪神・淡路大震災」が発生した日。1995年のことだから、もう10年も経ったんですね。つい先日のことのように思えます。衝撃的な第1話、大震災10周年ときて、被害拡大前の第2話へ。このドラマは、かなりタイムリーな時期にスタートしたものです。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「救命病棟24時」
第2話「ひとりでも多くの命を!」
繁華街で大地震に被災した進藤(江口洋介)は家屋の下敷きになった男性を救出。治療のために付近の医院に連れていく。医院で進藤は院長・河野(平田満)とともに押し寄せる患者の治療を開始。進藤は河野に、助かる見込みの高い患者を優先して治療することを提案。ためらう河野に進藤は、ひとりでも多くの命を救うためだと強く主張する。一方、楓(松嶋菜々子)は東都中央病院内で被災。自分の家族が心配だから自宅に帰りたいと言い出す医師・日比谷(小市慢太郎)らに、楓は何も言うことができない。
面白い。面白いんだけど、笑えない。笑えるどころか、考えさせられる。今話もそんな印象でした。大災害発生後の被害というのは、急激に増えるものではなく徐々に増えていくものなんですよね。この前起きた新潟県中越地震やスマトラ沖大地震の時も、日が経つにつれて被害が拡大していったけど、二次被害も加えたこの特有の「被害曲線」が本当に怖い!
今回は「トリアージ」がテーマになりました。
○「トリアージ」とは?(ドラマ内紹介より)災害などで多数の傷病者が発生したとき
緊急性、けがや病気の程度に応じて傷病者を選び、
治療の優先順位を決めること
その優先順位を決めるのは現場に立ち会った医師であり、顔見知りも実際の病態も関係無く、それ自体が後回しになるんですね。これが患者にとっても、また医師にとっても辛い所。しかし事態が事態だけに、止むを得ずその選択を強いられることもあるんですね。地震発生後に近所の医院に出向いた進藤先生も、誰の意見も聞かず冷たくあしらう様子ではいたけど、本当は全員を助けたい気持ちでいっぱいなのに、それもできないことでうっすらと涙を流していましたね。現在は閑散としていた救急センターだったけど、これから患者たちが次々と運ばれてくることになりそうです。そちらでは楓や他の医師たちが待機。「治療の大本番」が始まろうとしています。
今話の終了直後、本物の地震速報が流れた時は、震えがきた・・・。
ところで、この「救命病棟24時」シリーズでの進藤先生を見ていると、しばしばMr.Childrenの「【es】~Theme of es~」の歌詞が、部分的に頭をよぎるんですよ。
○「【es】~Theme of es~」・歌詞の一部Ah “答え”なんてどこにも見当たらないけど
~
手にしたものを失う怖さに
縛られるくらいなら勲章などいらない
~
今ここにいる自分を きっと誰もが信じていたいのさ
過ぎた日々に別れ告げて 君は歩き出す
何が起きても変じゃない そんな時代さ覚悟はできてる
よろこびに触れたくて明日へ 僕を走らせてくれ僕の中にある「es」
“Oh なんてヒューマン!”。最後を「ER」にしたら何かと問題なのでダメね。
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コメント
トリアージは多くの人を助けるために大事なことなんだけど,とってもつらいことですね・・・。
進藤先生の涙に胸がつまりました。
災害後に救急センターに患者がこないのではなく,「これない」のだということがわかりました。
災害直後で電話がつながらなかったり,運ぶ手段がないため重傷者が運べなかったり,停電で道路が真っ暗だったり道路が寸断されたりして患者が運ばれてこないわけですね。
その医療にたずさわる側の人達にも心配な家族がいるわけで・・・。
婚約者の安否が心配な楓も,進藤先生の書いたメモをみて,「私は残る」と決めた姿が頼もしく思えました。
とにかく,今回も色々考えさせられました。
投稿: うさこ | 2005.01.19 14時40分
はじめまして、gttですミャ★。
「優しい時間」のところにTBのお礼をコメントしておきましたミャ。
遅くなってごめんなさいですミャ。
「救命病棟」はずっと見たかったのですけれど、gttの仕事と体調の関係で見れませんでしたミャ。
その分、「優しい時間」だけは絶対に見ていきたいと思っておりますミャ〜。
それでは、また遊びにきますミャ★。
投稿: gtt | 2005.01.19 16時34分
久々にコメント書かせていただきます。
前にコメントした時の名前を忘れてしまい(ごめんなさい)新たにまぴこでよろしくお願いします。
セカチュー、逃亡者以来やっと観たいドラマが始まりとても嬉しい日々です。
パート1,パート2も大好きで待ちに待ったパート3。内容や話の重さが今までとまったく違って驚きましたが、現実的になるかもしれないので(できればなってほしくないけど・・・)その時自分はどうするだろう、と考えながら観ています。
それにドリカムの曲がまた良いですよね~。これもまた今までのドリの曲にないような感じで、1時間緊迫して物語を観た後に聴くと涙が出てしまいます。
毎週火曜9時が待ち遠しくなりました。
投稿: まぴこ | 2005.01.20 00時36分
>うさこさん
「トリアージ」は合理的な手段ではあるけど、医師と患者の間に意識の違いがあって、問題もあるようですね。進藤先生の辛い思いは十分に伝わってきました。
大災害直後だから、街中がパニック状態になるんですよね。そんな中、各主要人物のいろんな思いも垣間見ることができました。身近な人の安否より、患者の治療を優先する医師たちの姿には感動しましたよ。特に楓、成長しましたね~!
>gttさん
コメントを読みましたし、そちらへもコメントを書きに行きました。そうそう、ちょうど体調が悪かったようで、回復に向かっていますか? 今後ともよろしくお願いしますね!
場は違うけど、私も「優しい時間」は見続けていこうと思っていますよ!
>まぴこさん
お久しぶりです! 私は“まぴこ”さんで覚えていますよ。ではその名前に決めて、随時コメントをお待ちしていますね!
第3シリーズは、これまでとまた違った雰囲気が漂っていますね。フィクションながら、ノンフィクションを見ているかのような緊迫感があります。私も「自分がその事態に直面したら?」と、ドラマを見ながら日々考えていますよ。
ドリカム曲は、今回も良いですね~! これまた、これまでとはまた違った雰囲気で、エンディングに流れることによっていくらか安らぎ感も与えてくれますよね。この時期、良いドラマがスタートしたと言えましょう。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.20 01時30分
ads(あず)さん、はじめまして!
TB&コメントをありがとうございました。
あずスタさんには時々お邪魔し、記事を楽しく
読ませていただいていたんですよ♪
「救命病棟24時」第2話まで見ながら、
もし自分がその場にいたら、とシミュレーションしながら
見ています。
自分が生きている間に、起こりうる大地震に
少しでも備えておかなければ。
こういう微妙な時期の放送ですが、これからに
役立つ情報をたくさん取り入れてほしいですね。
投稿: ちーず | 2005.01.20 08時30分
10年前、当時まだ学生だった私は友人と2人で神戸へボランティアへ行きました。その時の感情が甦ってきて、辛くて泣いてしまいました。
これから火災が広がり、食料や水が不足し、どんどん状況は悪くなっていくのでしょうね…。
久しぶりにちゃんと見続けようと思えるドラマに出会えました。あずさんのレビューも楽しみにしています!
投稿: あい子 | 2005.01.20 22時03分
確かに「【es】~Theme of es~」の歌詞に重なりますねー。
「何が起きても変じゃない」のところが特に・・。
「ロングラブレター」を見てる時も思ったけど、
明日が普通にやってくるかどうかなんて、誰にも分からないんですよね。
「今を生きろ!」って事なんでしょうか。
投稿: TAMA | 2005.01.20 23時32分
>ちーずさん
初めまして! こちらには何度か来てくれたことがあったんですね。ありがとう! ちーずさんと同じで、事細かなあらすじのようにレビューを書くのは、随分経った後に読んで楽しむための自分用なんですね。でもそれが、ドラマを見逃したり興味を持ち始めた人にとって役立つものにもなっているんですね。このスタイルは、できる限り変えずにいたいと思っていますよ。
シミュレーション、してますしてます、やってます! テレビの向こうのフィクションじゃないんですよね。備えは本当に必要ですね。たびたび出てきた、笑いの備蓄倉庫もそうですね(笑)。「トリアージ」のような、まだあまり知られない情報等にも期待します!
>あい子さん
そうなんだ~、ボランティア活動をされたんですね。「ここが自分の知る神戸?」という悲惨な光景を前にして、相当辛く思われたことでしょうね。そんなあい子さんにとっても、このシリーズは思い入れのあるものになりそうですね。私もレビューを通して、考えさせられたことや思いのままのことを書き綴っていこうと思います。
ところで、この後のドラマ「みんな昔は子供だった」は、主人公の女性教師がアイ子という名前なんですよね。そっちも見てますか?
>TAMAさん
【es】は歌詞こそ恋愛がテーマだけど、別の意味で印象に残るフレーズもたくさんありますね。そうそう、「ロングラブレター」の時は、黒板に書かれた「今を生きろ!」がテーマでしたね。「普通」であることが、どんなにありがたいものか・・・。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.21 02時15分
ads(あず)さん、初めまして。
TB返し、ありがとございましたっ♪
> 面白い。面白いんだけど、笑えない。笑えるどころか、考えさせられる。
・・・今回のシリーズは、まさにそれですよね。
引き込まれているんですが、単純に笑える「面白い」
・・・ではないんですよね。
だからまた、つい来週も。。。と思うんですけどね。w
あ、それとblogランキング、1ポチさせていただきましたっ。
よろしかったらおかめのトコにも遊びに来てくださいね。
私もまた、よらせていただきますっ。
投稿: おかめ | 2005.01.21 14時39分
「みんな昔は子供だった」は見てないんですよ~。朝5時半起きなので10時台のドラマを見ると寝るのが遅くなってしまうので^^;
でも同じ名前って妙に親近感湧いてしまいますよね♪最近CDは買っていませんが、歌手のaikoが好きでよく聴いていました。
投稿: あい子 | 2005.01.21 17時24分
>おかめさん
初めまして! 自分なりの方針で、とりあえずトラックバックをお返ししました。その際には記事もちゃんと読んでいるんだけど、また後日遊びに行きますね!
なんか言葉遊びみたいな一文を書いたけど、事実それなんですよね。「このドラマは面白い」っていう言葉は良く言うものだけど、「救命病棟24時」の今回シリーズの場合は、それを言った後で「面白い」という表現自体を疑問視してしまいます。「このドラマは良い」なら良い? でもドラマ内での事態は決して良いものではないし? なんて考えたり。ドラマスタート時は、こんな風に余計なことさえ考えたりもしました・・・。もちろん、次回も見ますよ!
>あい子さん
朝早いですねっ! 毎朝起きるのが辛いから、一言言って起こしてもらいたいくらい(笑)。「みんな昔は子供だった」は、レビューこそ書いていないけど毎話見ています。ここだけの話、今クールのドラマで初めて泣いてしまったドラマなんですよ。第2話で、主人公のアイ子が校庭で心の病気を持った女の子に糸電話で話し掛けて、元気にさせるシーンで・・・。あれは泣けた泣けた。
同じ名前の親近感って、すごく分かります。私的に言えば、今クールのドラマ「優しい時間」での通称“あず”こと梓(長澤まさみさん)がそれです。性別や容姿は違うけどね(苦笑)。なるほど、歌手のaikoもその一人ですね。私が大好きなバンド「advantage Lucy」のボーカルの女性も、「アイコ」さんっていうんですよ。実はあい子さんとblogを通じて出会った時、真っ先にアイコさんのイメージが頭をよぎって、妙な親近感を覚えたという内緒の過去がありました(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2005.01.23 02時29分