2007.12.22

SP・第8話

主人公・井上の脳裏を掠めていた過去の事件の全貌が、今後明らかになろうとしています。新たなストーリーは、井上の訓練生時代から現在、そしてその後が描かれるようです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第8話「警護四係に合流せよ」

SP訓練生だった井上(岡田准一)が現在に至るまでを描く。訓練生・井上は、SPとして高い能力を発揮していた。評判を聞き、訓練を目にした尾形(堤真一)は井上と面談を。SPに懸ける熱意と能力を評価し、尾形は井上を自分のチームに引き入れることに。だが、笹本(真木よう子)らは、特別扱いされる井上に納得がいかない。
○公式サイトのあらすじより

井上(岡田准一)と佐伯(高橋洋)は、警護対象者の工藤(偉藤厚次)が出てくると、素早く警護体制を組む。しかし、立ち寄ったトイレで突然暴漢に襲われ、佐伯と離れた井上は退避を開始。危険を回避しながら工藤を守り、非常階段で佐伯と落ち合い建物1Fへ誘導。車へと急ぐが、周囲の人物たちからシンクロで悪意を感じ、二手に分かれて制圧にかかる。その瞬間、1人になった工藤に車から銃身が伸びてきて発射音が鳴る。

駆けつけるも間に合わず、肩を落とす井上の周りに佐伯、工藤、襲ってきた犯人たちが寄ってくる。これまでの動きは井上、佐伯の警護訓練だったのだ。どう警護するべきだったか問う井上に、犯人役をしていた教官はVIPに覆いかぶさって防護壁になれと真顔で言うのだった。そんな井上の警護をじっと見つめていた尾形(堤真一)は、その後、井上を個別に呼び出した。両親が巻き添えとなった事件のことを覚えているかと聞く尾形に、井上は考えると闇に取り込まれそうになると語る。そして自分のような人間を生み出さないためにもSPになりたいと告げる。

井上と尾形の再会から約5カ月後―――。

井上は警護課第4係に配属されることとなる。まずは環境大臣の警護につくがその異色な警護方法に石田(神尾佑)、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)らはいら立ちを募らせる。しかし、翌日の警護中に井上が異変を素早く察知したことで石田と笹本は井上に何かを感じとる。さらに数カ月――。帰り支度をしながら、都知事の拳銃事件や病院占拠事件を振り返り、冗談半分で井上が来てから大きな事件が続いてるとぼやく第4係の面々。同じ頃、20年前に事件で刑務所に入っていた山西(平田満)が出所を迎え、井上自身が大きく関わることとなる"ある事件"が起ころうとしていた…。

そしてついに、事件発生当日となる1月26日が訪れる…。


ああ~、また騙された~~~。


序盤の警護訓練というオチは、映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の序盤みたいなものですか?(笑) いや~、ズキュンとやられちまったぜ! それにしても、訓練にしては皆がかなり本格的なレベルでやりこなしていましたね。まあそこまでやってくれないと、実際の警護に支障が生じるわけですが。

その後、井上が現在の仲間も所属する警護課第4係に配属されたシーンに移ったんだけど、彼はいきなり皆を驚かせるような機転を利かせて実力を見せ付けられました。ところが、時が過ぎて山西が出所したことで、井上の中で事態が大きく揺れ動く模様。実は井上と尾形は少年時代に出会っていた? 山西の企みは並みのものではない? ハラハラドキドキの要素を置きつつ、若干悔しくも次回へ持ち越しです。もう目が離せない!

○関連記事「SP・第1話」
○関連記事「SP・第2話」
○関連記事「SP・第3話」
○関連記事「SP・第4話」
○関連記事「SP・第5話」
○関連記事「SP・第6話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.12.15

SP・第7話

ジョン捕まれ。でも死ぬな。ジョン・レノンのファンである私は、犯人グループの一人・ジョンを変に応援してしまったり(苦笑)。何か帰国子女っていう設定らしいし。何か英語がヘタウマに聴こえるし。さすがはジョン、タダモノではない。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第7話「特別警護を完遂せよ」

大橋(片桐仁)の居場所が漏れ、井上(岡田准一)らは滞在場所を移動する。だが、殺し屋・ジョン(多田淳之介)は居場所を突き止め、警護車両に爆弾を仕掛ける。さらに、おとりの小包を大橋の元へ。不審に思った尾方(堤真一)は、車での避難を指示。駐車場を下見していた井上は、大橋をおびき出すワナだと気付く。
○公式サイトのあらすじより

井上(岡田准一)と尾形(堤真一)が、ポール(チョウ・ソンハ)とジョージ(中川智明)を確保。だが、彼らが大橋(片桐仁)を狙ったという証拠はなく警護増員は認められないため、危険を犯してでも警護を強化できる小規模ホテルへ移動することを余儀なくされる。しかし、その移動車に発信機を付けた犯行グループのジョン(多田淳之介)とリンゴ(日下部そう)は、不敵にパイプ爆弾を作るのだった。新しいホテルに到着、大橋はその狭さに不満顔だが、井上たちは目に見えない危険を感じ厳重な警護体制をとる。そしてその井上らの姿に、大橋の中で今までとは違う感情が生まれてくる。

ある日、緊急時の導線チェックでホテル地下駐車場にやってきた井上。素早く状況をチェックするが、既にジョンが移動車に爆弾を仕掛け終わった後だった。井上は微かな異変を感じるもののリネン会社の車に気を取られ、ジョンに気づかず館内へと戻ってしまう。

その数時間後、警護交代で石田(神尾佑)、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)も含め5人が揃った時に部屋にバイク便が届く。大橋あてと聞き「いません」と答えながら宅配物を見た尾形は、箱に油の染みを見つける。危険を感じた尾形は石田班に大橋の緊急避難を命じ、自分は配達員を部屋から引き離す。井上は尾形の後を追うが、突如その一連の流れに作為を感じ取り、脳裏に刻まれている駐車場の記憶とともに思考を目まぐるしく稼働させ、石田たちが向かった車にこそ危険があると判断。危険を知らせようとするも、帰り支度の途中だった石田たちは受令機を付けておらず、慌てて追いかける。駐車場に着くと、爆発の起動スイッチとなる車のキーを石田が回そうとしていることろだった。とっさに警棒をなげて危険を知らせた井上のおかげで爆発は直前で免れたが、大橋はさらに狭いホテルに移動させられた。一方、計画失敗を悟ったジョンとリンゴは再び爆弾作りを始める。

翌朝、大橋が2度も狙われたことを受け、警護増員を訴えるべく登庁した尾形。しかし、そんな尾形に中尾(江上真悟)が告げたのは、大橋の警護解除だった。殺されるとわかっている人間が目の前にいるのに知らんぷりして立ち去れというのかと激しく抵抗する尾形だが、聞き入れられることはなかった。

そして、ジョンらの元にも何者からか警護解除の連絡が入った。2人は爆弾作りを止め、自殺に見せかけた殺害計画を立て始めた。尾形はホテルに戻り井上らと大橋に警護解除を言い渡す。見捨てないで欲しいと懇願する大橋に、尾形は「それならば、なぜ悪に手を染めた!」と怒鳴り、部屋を立ち去るのだった。警護課に戻ってきた尾形は、やりきれない気持ちと怒りから机上に置いた装備をなぎ払う。その装備を拾いあげ尾形の机に無言で置いていく井上たちもまた尾形と同じ気持ちだった…。


これは無念の警護解除命令・・・。


井上は咄嗟に仕掛け爆弾の存在を察し、慌てて車に駆け付け何とか爆発を阻止。そして残りの犯人をいよいよ追い詰める段階に来たと思えば・・・。SPの本来の使命は、逮捕ではなくあくまで対象者の警護。そうしてここまでやってきたというのに。上からのまさかの命令に納得できない尾形の辛さは、見ている私も少し感じられました。結局、ビートルズつながりのジョンとリンゴは野放し状態。ああ、気分悪。さて、次回からまた新たなストーリーが始まりそうですが、これは注目モノですよ!

○関連記事「SP・第1話」
○関連記事「SP・第2話」
○関連記事「SP・第3話」
○関連記事「SP・第4話」
○関連記事「SP・第5話」
○関連記事「SP・第6話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.08

SP・第6話

毎回冒頭で流れる初回話からのダイジェスト集は、しつこさを感じず見逃した人にもうれしい良い配慮だと思っています。「忙しい人のためのSP」っていう感じでね。ただ同時に、「忙しくても何とかして見てもらいたいドラマ」だとも思っています。それだけオススメっていうことでね。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第6話「暗殺者を確保せよ」

井上(岡田准一)らの警護に嫌気が差した大橋(片桐仁)が、部屋から姿を消す。ホテルを出る前に見つけ出すが、大橋は気晴らしがしたいと訴える。尾形(堤真一)は大橋の精神状態を考慮し、許可する。一方、部屋の会話を盗聴していた殺し屋・ポール(チョウ・ソンハ)らは、その機会を狙って、大橋を殺す計画を立てていた。
○公式サイトのあらすじより

尾形(堤真一)・井上(岡田准一)と、石田(神尾佑)・笹本(真木よう子)・山本(松尾諭)の2チームにわかれて、証券取引法違反事件の重要参考人である大橋正一(片桐仁)の24時間警護が続いていた。

そんな中、監視下に息がつまっていた大橋は、石田らの隙をつき部屋から逃げ出す。殺人の機会を伺い隣室でその様子を盗聴していた犯行グループのポール(チョウ・ソンハ)も部屋を飛び出すが、間一髪大橋は石田につかまって部屋へ引き返すのだった。

警護対象者の信頼が得られず不安が募る中、大橋がホテル内のプールで気分転換に泳ぎたいと言い出す。それを聞き、思案顔の井上。隣室では、大橋が夜にプールに行くことを知ったポールとジョージ(中川智明)が、何かをたくらみ始める。そしてホテルを1度チェックアウトし再度身元を偽装し、仲間に“今夜決行”の連絡をする・・・。

夜。ホテルのロビーにはチェックインする2人の韓国人の姿があった。変装したポールとジョージだ。部屋に行くエレベーターを待っていると、警護の交代でやってきた井上と尾形と鉢合わせする。4人が同じエレベーターに乗り込むと、井上の嗅覚(きゅうかく)が異変を嗅ぎ取り軽く2人に声を掛けると、ポールとジョージがいきなり襲い掛かかってきた。格闘の末、2人を確保した井上と尾形。

翌朝。ジョン(多田淳之介)とリンゴ(日下部そう)は、依頼主に電話で捕まった2人の代わり自分たちが“決行”することを告げる。

同じ頃、尾形は中尾(江上真悟)からポールたちが大橋を狙った確証はないと、警護増員を断られていた。ホテルに戻った尾形は、疲れ果てて家に帰りたいと訴える大橋に「死なせるようなことはしません」と約束し、ホテルの移動を承諾させる…。


ああ、お前らはビートルズ団だったか!


犯行グループは、ポールにジョージ、ジョンにリンゴ。今回の放送日・12/08はジョン・レノンの命日。ビートルズを意識しまくりですな(笑)。そういえば、彼らが清掃業者に変装して乗っていた車に「LIVERPOOL cleaning」なんて書いてあったっけ。まだ捕まっていないジョンが凶弾に倒れるなんていう、ファンを怒らせるような腐れ結末だけは辞めてくれよマジで。また、今回ポールはヨン様(ペ・ヨンジュン)に変装してチェックインしていたけど、ロンゲの女性にもホテルマンにも変装していたし、変装趣味が面白いように爆発していたな(笑)。さすがにヨン様の変装は、SPでなくても即座に察した井上でなくても、誰もが気付いたと思うぞ? だって、本物のヨン様にはそれこそSP(みたいな人)が付いているはずだから? ちなみに、その似非ヨン様を演じたチョウ・ソンハ(曺成河)さんは、東京都出身で劇団「ひょっとこ乱舞」に所属する子持ちの役者だそうです。今だから言うけど、女装はかなりイケてたと思うぜ!(笑)

○関連記事「SP・第1話」
○関連記事「SP・第2話」
○関連記事「SP・第3話」
○関連記事「SP・第4話」
○関連記事「SP・第5話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2007.12.02

SP・第5話

またまたバレーボール中継の放送時間延長で押され、「自動延長録画機能」付きのDVDレコーダーで録画してはいたけど、その途中で録画が突然止まったのを偶然確認。すぐに録画を再開して、以前のように後半の大事なシーンを見逃す事態を回避できました。おいおい、「自動延長録画機能」が頼りにならねえ(苦笑)。日付が変わると上手く作動しないんだろうか。今後はマニュアル録画指定をしておこうと思います。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第5話「重要参考人を警護せよ」

井上(岡田准一)は尾形(堤真一)らとともに、経済事件の重要参考人・大橋(片桐仁)の警護に当たる。そんな中、同じ事件の関係者の一人が、保釈中に不審死を遂げる。不安がる大橋を、井上らは24時間体制で警護することに。そのころ、何者かから大橋の殺害を依頼された殺し屋が、大橋が宿泊するホテルに向かっていた。
○公式サイトのあらすじより

尾形(堤真一)はある刑務所で20年前に現在の麻田総理(山本圭)を狙い、井上(岡田准一)の両親を刺殺したテロリスト山西(平田満)と面会をしていた。真相を追求する尾形に、山西は不気味な笑みを浮かべ、間もなく出所する事だけを告げる。

疲れを感じながら尾形が警護課に戻ると、井上たち機動警護班はみんなで飲みに行く算段中。尾形も話に乗ろうとするが、突然中尾(江上真悟)に呼び出され、証券取引法違反事件で重要参考人となっている大橋正次(片桐仁)を24時間体制で極秘警護するよう命じられる。そして同じ頃、4人組の男が、同事件に関連していた別の男をたやすく殺害し、事故死に見せかけているのだった。

翌日、大橋が身を隠す高級ホテルにやってきた尾形、井上、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)、石田(神尾佑)の5人。怯えきり、SPに対してですら異常な警戒心を示す大橋に、尾形は「信頼を糧に命を懸けて護ります」と説得する。一方、あの4人組に次のターゲットとして大橋の殺害依頼が届き、実行担当のポール(チョウ・ソンハ)とジョージ(中川智明)は準備を始める。

尾形と井上が夜、笹本と石田と山本が昼、と2チームにわかれて警護を始めるが、大橋は恐怖や監視の重圧から日に日に憔悴(しょうすい)していく。そんな中、中国人に扮装した、ポールとジョージが大橋の隣室にチェックインした。高性能マイクを設置し、盗聴を始めた2人は、大橋に動きが無いことを知ると外出。数時間後、観光地名の入った袋を手にホテルに戻ってきたポールとジョージは大橋の部屋の前で立ち止まり、おもちゃの拳銃をドアにつきつけた。室内で警護中だった井上は何かを察知してドアから顔を出すが、すでに2人は自分たちの部屋に入るところだった。鋭い嗅覚でジョージから発せられたタバコの匂いを感じ取った井上は不安を感じながら再び警護に戻るが…。


おいおい、レビューが書き辛れえ(苦笑)。


見どころを追えば良いんだけど、一つの事件が複数話にまたがる構成になってからは、今回のようなプロローグ編だと大きく触れたい部分は無し。「さて今後どうなる?」といったことしか書けません。まあ気になったのは、尾形と山西の不審なやりとりと、毒見で勢い良く平らげていた山本と、大橋ことラーメンズ・片桐仁さんのまさかの登場だったけど。井上と尾形の妙なやりとりは、私は特に気にならなかったわい!

それでは、上記通りのお約束。さて今後どうなる?(笑)

○関連記事「SP・第1話」
○関連記事「SP・第2話」
○関連記事「SP・第3話」
○関連記事「SP・第4話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007.11.25

SP・第4話

驚いたことに、このドラマの視聴率は深夜帯の放送だというのに15%前後なる快挙続きだそうです。確かに面白いし。スリルがあるし。キャストやスタッフが良いし。BGMが良いし。「どうしてゴールデンでやらなかったんだろう?」と思うばかりです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第4話「元総理を救出せよ」

テロリスト集団はネット証券を利用し、身代金3億円分の株取引を行う。そんな中、井上(岡田准一)はテロリストの一人を倒し、笹本(真木よう子)を救出。加藤(露木茂)と入院患者を憂慮し、テロリストに悟られないように行動を開始する。井上はナース長・富永(深浦加奈子)の協力を得て、反撃のための道具を集め始める。
○公式サイトのあらすじより

外部から遮断された病院の中、井上薫(岡田准一)はテロリストへの反撃を開始。1Fで沼田(パク・ソヒ)を確保すると、ナース長の富永(深浦加奈子)と共に、物理療法室に拘束されていた笹本絵里(真木よう子)を救い出す。すぐ外部に助けを求めようという富永に、井上は部屋の中を物色しながら、手術中の加藤元首相(露木茂)とロビーで軟禁されている患者たちの安全を優先するためには、笹本と2人で殺さずにテロリストたちを確保すると宣言する。しかも残りの相手は5人、全員軍人か元軍人だと言うのだ。

同じ頃、井上が動き出していることを知らないリーダーの金田(北村有起哉)は5Fのナースステーションを拠点に、加藤元首相の秘書に株売買による身代金の指示を出していた。病院周辺は野次馬や警察車両でごった返し、SAT隊は四方から狙撃体勢を整え強行突入の準備を始める。

その時、現場に到着した尾形総一郎(堤真一)の携帯電話に井上から連絡が入る。井上は、病院内ではSP2人と加藤元首相が無事だということ、そしてSAT隊突入を待ってもらうよう依頼し、笹本とともにテロリストが制圧する2Fへと向かう。病院内の薬品や設備をたくみに利用して2Fの垣原(山根和馬)、3Fの小林(佐久間哲)、4Fの赤城(西冬彦)を確保していく井上と笹本。しばらく後、突然前線基地の動きが慌しくなる。尾形は西島理事官(飯田基祐)に動きを止めるように連絡するが、テロ問題に筋金入りの強硬論者である麻田総理(山本圭)が指揮をとるようになったため口を出せないとの回答。

今にもSAT隊が突入しようかという一方、取引を終えて身代金を手に入れた金田と吉野(趙珉和)の元へ沼田からの1Fに来て欲しいとのメールが届いた。金田が出ていくと、5Fで身を潜めていた笹本は素早く吉野を倒す。そして、1Fの物理療法室では井上が金田と対峙していた。金田は井上に拳銃を向けると引き金を引くが、その瞬間、物理療法室が爆発。それを計算していた井上は瞬時に浴槽に飛び込み炎と爆風から身を守ると、金田を確保。

人質が開放される中、尾形の元へやってきた井上は加藤(露木茂)手術が終わるまでは任務に付かせて欲しいと、笹本と共に再び警護につく。やがて手術が終わり、公安の呼び出しを受けて病院を出る井上。その視線の先には加藤を心配して駆けつけた家族の姿が映り…。


計画は完全。しかし、武力は不完全。


井上は死者を出さずに事件を解決させるべく、残りのテロリストたちを一人一人制圧する手段を選びました。そして、途中で助けた笹本と協力して実行に移し、最後は拳銃を持った金田と対峙。ここで、彼が引き金を引いた瞬間、富永に指示して仕込ませておいた薬品に引火し大爆発。それでも死者を出すことは無く、上手く解決させることができました。拳銃を持って脅すだけで、井上たちにあっさりやられてしまったテロリストたち。今回は武力が不完全だった所を突いたことで、たまたま最小限の被害のみで終わったとも? もっと凶悪で強引過ぎるテロリストが相手だったとしたら? そんな風に考えるのが怖くなってしまいましたが・・・。

ところで、事件が解決した後で尾形と会った際の井上はランニングシャツの姿だったけど、その井上こと岡田准一さんの体はかなりたくましく見えましたね。話によると、彼はこのドラマでの出演が決定した1年前から役作りのためにスポーツジムへ通い詰め、激しいアクションシーンにも対応できる体を作り上げていたとか。「おお、なるほど!」と思いました。

○関連記事「SP・第1話」
○関連記事「SP・第2話」
○関連記事「SP・第3話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2007.11.19

SP・第3話

このドラマの正式タイトルが「SP 警視庁警備部警護課第四係」であることを今になって知りました。「SP(エスピー)」とは「Security Police(セキュリティポリス)」の略で「警護官」のこと。ちなみに、主人公・井上他のSPは「警視庁警備部警護課第4係機動警護班」に所属しています。知っておこう!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第3話「テロリストを排除せよ」

井上(岡田准一)が食事に出たすきに、テロリスト・金田(北村有起哉)らが病院を占拠した。不意をつかれ、笹本(真木よう子)は身柄を拘束される。金田らは加藤(露木茂)を盾に、外部と交渉を開始。一方、病院に戻った井上は、とっさに医者の白衣を着て人質に紛れ込む。そんな中、尾形(堤真一)の元にも病院占拠の情報が届く。
○公式サイトのあらすじより

警護中、順番で食事をとることになり現場の大和病院を離れた井上薫(岡田准一)は胸騒ぎを感じて引き返す。病院では手術室外で起こっていることを知らない加藤元首相(露木茂)の手術が順調に進む中、金田(北村有起哉)ら6人のテロリストが笹本絵里(真木よう子)を拘束、医師やナースや患者を武器で脅して1階ロビーに集めていた。病院に戻り、瞬時に状況を把握した井上は医師に変装してロビーへと移動する。仲間から制圧完了の連絡を受けた金田は、加藤宅に電話を入れて妻・君枝(島かおり)に秘書を家に呼ぶように告げる。

やがて大和病院の占拠は警視庁にも伝わり、緊急会議が開かれた。会議場に呼ばれた尾形総一郎(堤真一)だが、公安部から井上や笹本が情報を流したのではないかと疑う声があがり警護課が捜査から外されたことに憤るも、西島理事官(飯田基祐)に指示されて現場へ向かうことに。

加藤宅に金田から連絡が入った。金田は加藤の秘書を電話口に呼び出すと、身代金を株の売買で支払うように命令する。その頃、病院の外には警察車両と刑事や警官が取り囲み、さらにSAT隊まで出動していた。それをどこか楽しげに笑顔を浮かべて見ていた金田は、再び加藤宅に電話して、秘書に株取引の指示を出し始めた。

株の売買が始まった頃、ロビーではテロリストの動きを観察しながら、ナース長・富永(深浦加奈子)から笹本の居場所を聞き出していた井上が動き始めた。トイレに行きたいと申請した井上は、監視のためについてきた沼田(パク・ヒソ)を倒し、富永と共に笹本が拘束されている物理療法室へ向かう…。


金田たちの目的は「金だ」!(笑うとこ)


6人のテロリストたちは、手術に入った加藤元首相を始めとする病院内の人たちを人質に取り、株価の操作で多額の身代金を得ようと企んでいました。彼らの計画は万全で、ケータイメールを使った指示で各人が拳銃を構えて行動。そんな中、笹本は力によって拘束されてしまったけど、井上は医者に化けてロビーに潜伏し、富永と協力してテロリストの一人を倒すことができました。計画は万全だったが、武力は不完全。この辺りから、テロリストたちの思惑が崩れていくものと思われます。

いや~、緊迫したシーンが続いて、こっちまでゾクゾクしてきたさ~。そんな気持ちを少しでも和らいでくれるかのような、クラシックのBGMも良かったさ~。金田、許せん! 井上、頑張れ!

○関連記事「SP・第1話」
○関連記事「SP・第2話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2007.11.11

SP・第2話

またもバレーボール中継の放送時間延長で押され、期待しているというのにどこか拍子抜けしてしまう私。まあ、どうせDVDレコーダーで録画したのを見るのが常だから問題は無いか。延長しても「自動延長録画機能」でちゃんと録画してくれるはずだし・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第2話「元内閣総理大臣を警護せよ」

井上(岡田准一)が警護訓練中にめまいを起こした。検査の結果、井上の超人的な五感は幼いころの体験が原因だと分かる。そんな中、元総理・加藤(露木茂)が検査入院することに。加藤の入院は極秘事項のため、井上と笹本(真木ようこ)の二人だけで警護に付く。そのころ、加藤を狙うテロリストが病院に迫っていた。
○公式サイトのあらすじより

井上薫(岡田准一)は、要人の退避訓練中に“シンクロ”を発揮して身を潜めていたテロリスト役を素早く組み伏せてしまい、訓練にならないと石田光男(神尾佑)や笹本絵里(真木よう子)から呆れられる。
直後、激しい眩暈に襲われた井上は、尾形総一郎(堤真一)に命じられ病院で検査を受ける。医師の診断は神経成長因子の血中濃度の増加で、緊張状態が続くと症状が進んでしまうためリラックスを心がけるようにと注意をうけた井上だが、尾形には過労とだけ報告する。

同じ頃、都内のあるマンションでは6人の男たちが大和病院襲撃の準備を進めていた。「予定通り」のメールが届き、顔を見合わせる6人…。

翌日。尾形から井上と笹本に、加藤元総理(露木茂)が極秘で検査入院をする際の身辺警護の命令が出た。井上と笹本にガードされながら大和病院へ入ってきた加藤を、患者に紛れて見つめる1人の男がいた。6人の中の1人・沼田(パク・ソヒ)だ。沼田から状況報告のメールを受け、車で待機中だった5人が動き出した。

一方、井上と笹本は加藤が手術に入ると、手術室の前でどちらが先に昼食をとるかの勝負をする。先に食事をとることになった井上は、妙な胸騒ぎを感じて後ろ髪をひかれる思いで外出する。そして、井上と入れ替わるように病院内へ侵入してきた6人は、手際よく各階へ散らばると病院を制圧すると共に笹本をも拘束してしまう。

一方、外を歩いていた井上は手術中の加藤がテロリストに襲われる妄想を見て病院へと引き返し…。


ふざけんな! 途中切れぢゃん!(泣)


DVDレコーダーのせいか延長信号配信無しのせいか分からないけど、「自動延長録画機能」が上手く作動しなかった模様。加藤元総理が「ブラームスを頼む」と言って手術中に音楽を掛けたシーンまでは見たけど、ちなみにあれは「ピアコン2番の第一楽章」だけど、その後で切れました。私もキレました。っていうか、泣きました。ちょー、何らかの方法で必ず補完する! それで続きを必ず書く! で、バレー延長、おい! あれはあれで結構面白いよね(ヤケクソ)。

○関連記事「SP・第1話」

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (2) | トラックバック (3)

2007.11.04

SP・第1話

随分待たされたようにも思えるドラマ「SP(エスピー)」が、バレーボール中継の放送時間延長もありつつ、ようやくスタートしました。キャストの岡田准一さんや堤真一さんと原案・脚本を手掛ける金城一紀さんの組み合わせは、映画「フライ,ダディ,フライ」以来。また、「踊る大捜査線」シリーズの監督を務めた本広克行さんが総監督を担当。今クールの注目作の一つです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「SP」
第1話「東京都知事暗殺を阻止せよ」

特殊能力を持つ要人警護官・SPが、テロリストと闘う姿を描く。警視庁所属のSP・井上(岡田准一)は、上司・尾形(堤真一)の命令で都知事・大川(大場久美子)の警護に付く。超人的な五感を持つ井上は、都知事襲撃をたくらむテロリストの事前確保に成功。そんな中、井上は再び都知事の周辺に不穏な気配を感じ取る。
○公式サイトのあらすじより

井上薫(岡田准一)は幼い頃、両親がテロの巻き添えで亡くなったトラウマから、ある特殊な能力を持つこととなる。ある日、臨んだ見合い(合コン)の場でも、相手の女性たちに集中するあまり五感から相手の様々な情報を得る能力、“シンクロ”が働き出し、場を白けさせてしまう。その時、係長・尾形総一郎(堤真一)からの緊急な呼び出しを受け、井上は都知事・大川優子(大場久美子)を警護するよう命令を受ける。

一方、都内某所のマンションの一室では大男(三代目魚武濱田成夫)が都知事襲撃について誰かとメールでやりとりをしていた。

急行した警護場所は豊洲のシネコン。マスコミや一般客でごった返す中、井上は杖をついて歩く不審な大男が気になり、そっと男を陰へと導く。すると大男は突然、ナイフを手に襲い掛かかる。井上は一人で応戦しなんとか捕らえるものの、その男がテロリストだという決定的証拠はあがらない。翌朝、登庁すると課長・中尾義春(江上真悟)から井上と尾形は、SPの仕事は自分の身をていして要人を護ることであり、犯人を捕まえることではないと厳しく叱責される。新しい警護方法を模索する尾形は、「SPはいつまでも動く壁のままでいろということですか?」と反論するものの、中尾にはとりつくしまもない。

そんな中、引き続き都知事警護のため井上らは笹本絵里(真木よう子)らと会見場である都庁へと向かう。警護のため集中して“シンクロ”をしている井上の姿は、ぼーっとしているように見えるため、警護対象者である都知事の秘書から目障りだと邪魔にされ、控室での待機を命ぜられる。しかし、会見場で新聞記者の郷田(夏目慎也)が都知事への憤りを募らせていることを誰も知る由もなかった。

街頭演説場、美術館、テレビ収録など、雑踏での緊張した警護が続く中、再び都庁の会見場に向かう井上ら。会見中、SP控え室にて待機していたが胸騒ぎを感じた井上は、秘書の制止を振り切って会場へ入った。すると、まさに郷田が拳銃を都知事に向けて発砲するところだった。井上はとっさに飛び出して弾を体で受け止め都知事を護り、再び発砲しようとする郷田を押さえ込み確保。その頃、先日逮捕したものの釈放になっていた大男の元には「また実行されますか?」とのメールが届いていた…。


とてもスリリング!


井上は防弾チョッキを着込んだ上で都知事と犯人の間をダイビングし、間一髪で射殺を阻止できました。トラウマから備わった彼の特殊能力は、大事件を未然に防ぐ効果があり、時にはプライベートで失敗する逆効果も。そんな井上を演じた岡田さんは、かなり様になっていました。また、彼を支援する尾形こと堤さんも良いですね。こうして、SPたちの勇敢な姿が描かれていくのでしょうか。メールで何やら指示を送っていた、黒幕らしき存在は気になったなあ・・・。

このドラマはフィルム映像仕立てになっていて、本物の現場のような印象を受けました。演出もなかなか見もので、途中途中で数秒間ブラックアウトするシーンもあり。ただ、良い所で何度もCMに入ってしまったのは、あまり好きになれなかったなあ。今クールのドラマの中では最も遅く11月に入ってからのスタートとなったけど、この調子ならじっくり注目できそうです!

「フライ,ダディ,フライ」
映画「フライ,ダディ,フライ」

| | コメント (4) | トラックバック (4)

その他のカテゴリー

■BankBand(ap bank) ■ミスチル(Mr.Children) □ドラマ全般・SP(drama) ◇14才の母 ◇あいくるしい ◇あいのうた ◇いま、会いにゆきます ◇おとなの夏休み ◇がんばっていきまっしょい ◇ごくせん ◇さよなら絶望先生 ◇たったひとつの恋 ◇てるてるあした ◇のだめカンタービレ ◇はるか17 ◇みなみけ ◇めだか ◇わたしたちの教科書 ◇アテンションプリーズ ◇アンフェア ◇ウォーターボーイズ2 ◇オレンジデイズ(OrangeDays) ◇ガリレオ ◇ギャルサー ◇クロサギ ◇スローダンス ◇セクシーボイスアンドロボ ◇セーラー服と機関銃 ◇タイガー&ドラゴン ◇タイヨウのうた ◇トップキャスター ◇ドラゴン桜 ◇ハケンの品格 ◇ハタチの恋人 ◇バンビ~ノ! ◇ブスの瞳に恋してる ◇ブラザー☆ビート ◇プロポーズ大作戦 ◇ホタルノヒカリ ◇マイ☆ボス マイ☆ヒーロー ◇下北サンデーズ ◇世界の中心で、愛をさけぶ ◇働きマン ◇僕の歩く道 ◇功名が辻 ◇医龍 Team Medical Dragon ◇危険なアネキ ◇喰いタン ◇女王の教室 ◇嫌われ松子の一生 ◇山田太郎ものがたり ◇幸せになりたい! ◇弁護士のくず ◇恋におちたら ◇救命病棟24時 ◇時効警察 ◇東京タワー オカンとボクと、時々、オトン ◇東京湾景 ◇海猿 ◇白夜行 ◇神はサイコロを振らない ◇花より男子 ◇華麗なる一族 ◇西遊記 ◇逃亡者(RUNAWAY) ◇野ブタ。をプロデュース ◇鉄板少女アカネ!! ◇電車男 ◇1リットルの涙 ◇3年B組金八先生 ◇H2~君といた日々 ◇NHK連続テレビ小説 ◇Ns’あおい ◇SP ●アクセス達成 ●ナナちゃん人形(Nanachan) ●プライナス(Prinus) ●愛・地球博(EXPO2005) ●3曲選評 アテネオリンピック アニメ・コミック アフィリエイト ウェブログ・ココログ関連 ゲーム スポーツ トリノオリンピック ニュース パソコン・インターネット 携帯・デジカメ 日記・コラム・つぶやき 映画・テレビ 書籍・雑誌 芸能・アイドル 音楽 CM・広告