さよなら絶望先生・第3話
アニメ「さよなら絶望先生」の第3話を見ました。
[東海地区:テレビ愛知にて7/23深夜(7/24)に放送]
○アニメ「さよなら絶望先生」公式サイト
第3話「その国を飛び越えて来い」
・本編の前に一言コラム
木村カエラじゃなくて木村カエレという人物が登場すると聞いて、
見る前からワクワクしていました。
「saku saku」に出てた頃が一番良かったなあ。
ああ、カエラちゃんの話だけどね。
それでは、今回もダイジェストで振り返ってみましょう。
●オープニング
○何者かが誰かを探すシーンからスタート。
これだけだと全く訳が分からないか。
○誰かが古いテレビの電源を入れると、
画面に「祝 講談社漫画賞 少年部門 受賞!! DEAR BOYS」の文字が。
ん、小ネタ? その真相は後に判明することとなる。壮大な伏線。●OPテーマ・大槻ケンヂと絶望少女達「人として軸がぶれている」
○キャスト紹介が、伏字?
・○○○。○ ○○○。○
・△△△△△ △△△△△
・川村先生「×× ×× ××!」
○有名なコピペは今回無く、こんな文章が。
「皆さん今晩は。今週もオープニングは文字だけです。・・・絶望しました?
では、ここからは、太宰治の『人間失格』をお楽しみ下さい」。そして後に「以下略」。●本編(Aパート)
○サブタイトルで「リルラリルハ」の文字。カエラ曲を意識。
○日めくりカレンダーをめくると「数日後」。あり得ん。
○学校にて。「二のヘ」のシーン。
教室には女子6人しかいない。机も彼女たちのだけ。
でも実は、他の生徒たちが「以下略」で消えているだけみたい。
○恒例の「黒板&張り紙ネタ」、いきまーす!
でも、今回はちょっと意味深なのでーす!
以下、その一例。転記ミスは責めないで。
(黒板の上に毎回変わる謎の数字、とネタ)
・「ンドゥール」
・「んなこたない」
・「んちゃ(ドクロマーク)」
・「ン・パカ・マーチ」
・「んぱぱ・ラブソング」
・「ンジャメナ」
・「ショタ野郎」
・「くいしんぼうっていうかデブ?」
・「かぶってますか?」
・「頑張っても…」
・「ういういしいというよりもウザい」
・「舌の根もかわかぬうちによぉ」
・「前よりひどくなったよねアレ」
・「うすらバカ」
・「ぶさいく」
・「職業安定所に通っています」
・「ウザい事しか言えません」
・「罪悪感しかありません」
・「命なんてはれません」
・「ガン道マサムネ」
・「画面動かないね」
・「住所不定有職」
・「む~し、む~し、お疲れ様でした」
・「デモテープの方が良かったね」
・「たっちゃんみなみをコロシアムへ連れてって」
・「おしおきだベェ~」
・「ゴメンナサイ、やっぱり無理です。」
(黒板のアップで謎の数字は見えず、とネタ)
・「ホップ・ステップ・ダンプ」
・「デスニート」
・「起きたらいいとも」
・「またU型の便座カバーを?」
・「自家製泥パック」
・「くつのうらを見たら死ぬ」
・「ゐー」
・「ロボット型ネコ」
・「うっうー」
・「いえす!ア●●!!」
・「お前の(萌え)ドリルで天を突け!」
・「だから…ドリルは外せと言っておいたのだ…」
・「1+2+3 バルタン」
・「裸生門」
・「内山シンジ君 シンジ君・・・・」
・「ビリーズニートキャンプ」
・「猪突猛進鍋」
・「アシモジャパン」
・「よっちゃん以下」
・「性悪親父」
・「時をかける僧侶」
・「起きたらレディース4」
○それで「黒板の上に毎回変わる謎の数字、とネタ」は何かっていうと、
ネットで調べたら「言葉を番号順に並べて最初の文字を縦読みして」らしい。
「しょうがくかんまんがしょうはむりでしたが
こうだんしまんがしょうしょうねんぶもんじゅしょうおめでたうございます」
→「小学館漫画賞は無理でしたが
講談社漫画賞少年部門受賞おめでたうございます」
オープニングの「伏線」とはこのことで、
「さよなら絶望先生」は「DEAR BOYS」と共にダブル受賞したらしく、
原作の久米田康治先生への隠しメッセージという仕掛け。分かるか。でもおめでとう。
○糸色望、この間海外組の存在を説明し、
後に金髪の転校生・木村カエレが登場。とってもアメリカン。
○糸色望、叫ぶ。
「イエス」か「ノー」がやたらにはっきりしている帰国子女に。
「絶望した! 海外組に絶望した!」。
○木村カエレ、皆に言い責められ「帰レ」を妄想して覚醒。
「奴が来る・・・、ウアーッ!」。後半へ続く、らしい。
「出席番号18番 木村カエレ(楓) 人格バイリンガル少女」●本編(Bパート)
○小森霧、一室にこもりきり。
バックには、「正太郎」とか「コナソ」とかそんな本たちのある本棚。
○木村カエレ、木村楓になる。
人格変わってます。とっても大和撫子。
○SC室にて。智恵先生による多重人格の説明あり。
風浦可符香、「生活習慣病」で説明付け。
糸色望、可符香の例えを「趣向」と説明付け。
○常月まとい、糸色望をストーカー。だが近過ぎ。
木村楓、糸色望&常月まといをストーカー。だが遠め。
まといは楓に勝ち誇りのニヤリ笑い。
○糸色望&常月まとい、「フュージョン」の真似で意気投合。
分からない人は「ドラゴンボール」を読むべし。
○ある店で増田ジゴロウにそっくりの人形が。
カエラつながりで「saku saku」を意識。
○木村楓、まといに負け学校の屋上から飛び降り自殺を図る。
そこに糸色望が登場し、楓のジャンプした足を掴んで阻止。
「ここは私の大切な心中予定地の一つです。あなたには譲らない!」。
○木村楓、振り子の原理で壁におでこを強打。同時に、木村カエレに戻る。
ざくろパンティー丸見え状態。そして「告訴します」。これ、ええんか?
○糸色望、叫ぶ。
「嫌だー! 法廷画になるのは嫌だー!」。
一応、法廷画は再現。
○学校にて。「二のヘ」のシーン。
糸色望の代わりに智恵先生が教壇に立つ。
皆いると思ったら、常月まといがいない。
○恒例の「黒板&張り紙ネタ」、再びいきまーす!
以下、その一例。転記ミスは責めないで。
・「ハマショー交渉難航中。」
・「バンチラ」
・「問題1 愛とは何か求めなさい。 答 ためらわないこと」
・「起きたらザ・ワイド」
・「トモちゃんガンバ」
・「起きたらきら☆レボ」
・「目標 等価交換」
・「太吉」
・「十勝」
・「うな丼はじめました」
・「指きたす」
・「遺影お借りしてます」
・「段ボールまん」
○見たことも無い少女が「はい、はい、・・・」と元気に返事。
木津千里、誰かはっきりせずイライライライラ。
○木津千里と可符香、下校後にテレビを持ち運ぶその少女をストーカー。
あるボロアパートにたどり着く。
○少女、「ただいま」。中にいた大勢の男たち「お帰り」。
少女と可符香、「ヤッ!」と普通にハイタッチ。
○全員「不法入国者」と判明。
可符香、「いるわけないじゃないですか」といつものポジティブ発言。
曰く「帰国子女」らしい。帰国って・・・。
○数人が「ホンダ」、「マツシタ」、「ミツビシ」を名乗る。
同時に少女もフルネームを名乗る。曰く「関内・マリア・太郎」らしい。
○出席簿には「関内太郎」と記載。欠席の嵐。
関内太郎から出席番号等を買ったらしい。
可符香、「じゃあ、元関内さんですね」。売った人物へは「クラスレス」。
○木津千里、イライラが晴れてすごいスマイル。
「キチンとした取引なら問題ありません」。
○関内・マリア・太郎、通称マ太郎、日本の良さを語る。
何でも捨ててある。テレビ、冷蔵庫、赤ちゃん。
木津千里、「返してきなさい」と怒る。え~っ!
○木津千里、マ太郎を守ってあげたくなる。
可符香、「さすが千里ちゃん、正義の粘着質!」。
○学校にて。校舎の時計役の原作アシ・前田氏の実写顔が語る。
「しかし、千里の言葉は、実に的を射たものだった」。
木津千里に負けないくらいのすごいスマイルに変わっていく。
○マ太郎の無邪気な姿を見て、「守ってあげたい」症候群が多発。
それぞれ食料や募金を手渡す。マ太郎、無邪気に感謝。
ちなみに、5千円札の顔が何故か原作アシ・前田氏の実写顔。ニセ札確定。
○マ太郎、原宿駅で「可愛くないのに、可愛いと言ってくれる」。
どこかの裏で「大丈夫、優しくするからね」と幼女の前で言う男を見て、
「小さい子にも、親切」。これは非常にまずいシーンではないのか?
○マ太郎&可符香、手をつないで桜の木の下を歩く。
マ太郎、「この国の人は、皆優しい。良い国。気に入った!」。
直後、糸色望&常月まといの首吊りシーン。ほんと、ええんか、ええんか?
「出席番号8番 関内・マリア・太郎 不法入校・難民少女」「その国を、飛び越えて来い」
●EDテーマ・絶望少女達「絶世美人」
○「この番組はフィクションであり、
登場する人物、団体、組織名、ざくろと名古屋の人達は架空の物です。」。
ざくろ、むむーっ。●本編(Cパート)
○「告訴状」と出て、木村カエレの告訴文が表示。
映画「スターウォーズ」や「saku saku」で見られた文字の流し方。
○木村カエレが、木村カエラの「Level 42」のPVパロディーを熱演。
かなり再現されていたけど、最後にブツ切りで「カエラは無理」だってさ。○提供読み後のラストカット。
「次回も絶望しよう!(イラスト:瀬尾公治)」
絶望した! ←「ええんか?」という意味強し
正直な感想としては、今回はイマイチ。第1話の時のような、ジワリジワリと込み上げる笑いはあまりありませんでした。Aパートは画面の変化も少なくダラダラしていたけど、隠しメッセージがメインだから仕方無いとして。Bパートはパンチラとかシュール過ぎるネタとか危ないネタが盛り込まれていて、笑う以前に引いてしまいましたよ。だから「ええんか?」の一言に落ち着いてしまったという。マンネリ化してきたんだろうか。いや、それでも局所的に面白いネタはあるんだけども。ま、つまんなくは、ない。
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