ホタルノヒカリ・第4話
私が密かにチェックしているのは、ドラマの中の日付設定。今のところ、各話の放送日前後に沿って進行しているようですね。8/01に放送された今回第4話で、ドラマの中でも日付は8月へ。「蛍(ホタル)は夏の風物詩」とも言われますが(必ずしも夏だけ出現するとは言えないけど)、タイミングとしてはドラマ「ホタルノヒカリ」は「夏の放送で良かった」、あるいは「そこしか無いだろう」と思っていたりします。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「ホタルノヒカリ」
第4話「干物女、恋も仕事もいっぺんにはムリ!?」
社内コンペが行われることになり、ホタル(綾瀬はるか)は優華(国仲涼子)と組むことに。初めて企画を担当するホタルは、コンペが終わったらマコト(加藤和樹)にアプローチしようと意気込み、仕事に燃える。一方、ホタルに好意を持つマコトだが、彼氏がいるといううわさを聞きがく然。ヤケになって優華をデートに誘う。
マコトを巡って、蛍と優華による“干物女 VS ステキ女子”が開戦。しかし、その矢先に社内コンペが行われることになり、高野(藤木直人)と山田姐さん(板谷由夏)の指示で、マコトと要(武田真治)、優華と蛍の2チームが選ばれて対戦しました。先の女同士の戦いはいきなりの休戦となり、二人は協力してコンペに専念し、蛍のアイデアで女性向けの「シネマライブラリーカフェ」を企画することに決定。途中でプレゼンの日程が早まり、高野たちは先行していた要とマコトの企画を進めることに決めたけど、諦めかけた優華に蛍は諦めない心をぶつけ、再び協力し合って何とか企画書が完成。その結果、二人の企画が採用に至りました。うん、良く頑張った! 戦いの件は、この際良いや!(笑)
その一方で、蛍は二ツ木(安田顕)がマコトに何かのチケットを渡していたのを発見。後で二ツ木に尋ねると、それは手に入りにくいアートイベント「東京デザインアワード」のロイヤルボックスシートプレミアムペアチケットの前売券。蛍はそれが誰に渡されるのかがずっと気になっていたけど、マコトの方は突然呼び捨てにされたり近くでウロウロされたりと、彼女の行動を不審に思っていたのでした。それで結局、蛍に彼氏がいると思い込んだマコトは、チケットをイベントに行きたがっていた優華へ。しかし、企画の件で成功した優華は強く感謝された蛍を見て、マコトに「本当は誰か別の人を誘おうと思ってたんでしょ? 好きな人を誘おうと思っていたんじゃないの? マコトくんが本当に好きな人を誘ってください」と言ってチケットを返しました。そのマコトから電話で誘われた蛍は、思わず心の中で「キターッ!」と絶叫!
そして当日、蛍は急遽仕事の急用を任され夜になって自宅に戻ったけど、心の中は「デート」がいつの間にか「ビール」に。その直後、高野に言われてデートのことを思い出し、慌てて会場へ向かおうとした時に優華から電話があり、その日がマコトの誕生日であることを聞かされました。手ぶらで行けなくなった蛍は、コンビニで目に付いたカレーパンを買い、急いで向かって到着するとマコトの姿は無く、連絡を取ろうとしたところケータイを自宅に忘れたことに気付き、なんと自宅へ直行。その時、マコトから電話が入り謝ろうとした蛍は、逆にいつかのキスを謝られると共に「オレ、雨宮さんのこと、好きでした。さよなら」と一方的に言われてしまいました。冷蔵庫には、「祝 初デート よかったな おめでとう」とマジックで書かれた高野からの缶ビールのプレゼントが。それを縁側で飲んだ蛍は、「一仕事終えた後のビールは美味いぜ!」と言いつつも涙を流していました。その後、カレーパンに立てた一本のローソクに灯る火を吹き消した蛍は、「手嶋さん、お誕生日、おめでとう」と暗く祝福。風鈴の音がもの悲しかった・・・。
あんな状況になってこう言っては悪いけど、無邪気に喜んだり悲しんだりで、可愛過ぎるぜ蛍! でも、「デート! デート!」を「ビール! ビール!」に置き換えちゃいけないぜ。それじゃあドラマ「木更津キャッツアイ」のキャッツたちの掛け声じゃないか。「ロイヤルボックスシートプレミアムペアチケット」なんていう長い言葉を、何度も何度も噛まずに言っていたというのに、残念過ぎるぜ蛍! でも、久々のビールは美味かったろ?(こんなフォローしかできないぜ!)
今回興味があったのは、マコトが同僚と会話するシーンで見られた「初めてのマコト視点」。いつも蛍の一方的な思いしか分からなかったけど、そう思われていたマコトは蛍のことをあんな風に見ていたんですね。確かに、マコト視点だと蛍の行動は怪し過ぎるものばかり?(笑) また、蛍のビールを勝手に飲んだ高野に初デートを応援された蛍は、「一緒に転がりましょう!」と言って彼を部屋に誘い、二人で寝転がって「ウオウオウオ~」と叫びながらゴロゴロ。彼女曰く「複雑な心境の時には、転がるんです!」とのことだけど、その発想はいったい何なんだ?(笑) ついでながら、企画書を何とか完成させた後自宅玄関で眠ってしまっていた蛍に、タオルケット等ではなく新聞紙を掛けていた、高野の思いやりの行動はアリなのか?(笑) そんなこんなで、細かい部分でツボにハマって楽しかったです。まあ、蛍的には笑えない事態になってしまったんだけどね。頑張るんだぜ蛍!
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