2006.12.22

14才の母・第11話(最終話)

「14才の母」という衝撃的なタイトルのドラマが、ついに完結。最終話は12/20に放送されたけど、クランクアップしたのは12/18で、ギリギリまで撮影が行われていたんですね。タイトルに添えられている「愛するために生まれてきた」は、最後に強調されるのか? そして今回のサブタイトル「命ってなに?」の答えは何なのか? 「涙の最終回…ってなに?」になるのか?

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○日本テレビ系「14才の母」
第11話(最終話)「涙の最終回スペシャル…命ってなに?」

忠彦(生瀬勝久)と加奈子(田中美佐子)は、娘・未希(志田未来)の子供をどう育てていくべきかあらためて考える。一方、静香(室井滋)から、父親の援助を受けるように言われた息子の智志(三浦春馬)は、赤ん坊の父親になるため、自分なりに進むべき道を模索する。

女児を産んだ未希は、我が子に「そら」と名付けました。母乳も僅かながら出るようになり、ひとまず安心。一方、静香から大金を渡された加奈子は不審に思って忠彦と相談し、一人で彼女の自宅を訪ねると遺書を残して自殺を図ろうとしていました。でも、すぐに放心状態の智志を説得して彼女を病院へ連れて行き、何とか回復。また、未希が学校を諦めて親に甘えず子育てに専念することを決めた頃、そらが無呼吸発作を起こして心配されたけど、土田(反町隆史)たちの措置もあって、何とか回復。さらに、智志もようやく未希の前に現れて心を通わせ、未希は退院後に智志と共に親たちへ将来結婚することを伝えました。やがてそらは退院し、加奈子、未希、そらの三人は青い空の下で過ごし、そらを除く二人はこれまでとこれからのことを語り合ったのでした。「14才の母」というタイトルで執筆を続けていた波多野(北村一輝)は、ファミレスでコーヒーをお替わりしながらなおも書き続けていました。

彼女は、その朝、子供を抱いて笑った。
そして、

(「このドラマはフィクションです」の字幕)

波多野に一言。「フィクション」という締めで良いんだね?(違うか) 皆さんに一言。サブタイトル「命ってなに?」の答えは、2006年の「今年の漢字」で良いんだよね?(間違いじゃない) 私から一言。「14才の母」のストーリー、何だったんだろう?(毒だね)

「こういう逸話がある」という前提で見続けてきたこのドラマ。そこに最良の決断や流れは無く、否定は肯定に覆されるばかりで、結局衝撃的な問題提起は問題を残したまま終わったような気がしました。回が変わるごとにどれほど時が経過したかが見えにくかったけど、連続ドラマとして見ると各人の思いがあっさり変わったようにしか思えず、「やはり2時間SP等にしておけば良かった」という印象は最後まで変わりませんでしたね。私はストーリーよりもサブタイトルの方に注目したけど、その言及にあたってはどれも一言で語れるものではなく、今回の「命ってなに?」にも回答に悩むばかり。その一つは最終話で表現されたけど、決してそれのみで語れるものではなく。私が抱く思いに割と近かった波多野なりの結論にも注目したけど、「そして、」で強引に切られてしまったのにはやや不満。今時原稿をワープロで書かずペンで書く意外性にはやや驚嘆。ラストではまたも記念撮影もしていたけど、「輝ける未来」を無理矢理植え付けたような気もしてやや残念。そんな感じでした。前回第10話の「新たな命の誕生」をメインにした回で終わらせた方が良かったかもしれませんね。一話追加させるほどでも無かったのではないかと・・・。

ところで、いや最後に、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方だけど、結局全話のレビューで語り続けてこられたことに自己満足(笑)。今回最終話では、これまで以上に多くの部分が使われ、“♪それが君と僕のしるし”も含めて印象的に使われました。女児の名前がシングルCDの収録曲“しるし・ひびき・くるみ”のどれかになったらうれし泣きしたところだったけど、「そら」に決まったことで別の意味で残念に思ったものの、「空」ではなく「そら」になったことだし、ひらがな表記だけでも叶ったから良しとしますか。まあ、「しるし」を聴きたいがためにこのドラマを見続けたところも正直あったからなあ(苦笑)。考えてみると、「しるし」の冒頭の歌詞で全てが語られていたかもしれません。“♪最初からこうなることが決まっていたみたいに”。そしてラストの“♪狂おしく 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす”という結果にはなりませんでした。私としては、ラストサビ前の“♪泣いたり笑ったり 不安定な想いだけど”に思いが集約されていたような気も。それが真実。それが“僕のしるし”。私は「しるし」をこんな風に使ってみました。私は、その時、締めを書いて笑った。そして・・・。この感想はノンフィクションです。

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「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
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2006.12.16

14才の母・第10話

前回第9話のラストを見てあまりに呆れてしまい、悪い意味で「何これ?」と短く感想をまとめた私(苦笑)。しかしそれを書いた直後、ドラマが好調とやらで全10話の予定が1話増えて全11話になったことを知り、さらに反町隆史さんが小児科医として友情出演するニュースを知って驚き、良い意味で「何これ!」と短く驚嘆してしまった私(笑)。

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第10話「もう一度笑って…」

借金で手が回らなくなった静香(室井滋)は、智志(三浦春馬)に苦労をかけたことが引き金になり、放心状態に。学校にも通えない状態の智志も、静香の看病に明け暮れ、疲労が出始める。一方、的場(高畑淳子)は危機的状態にある未希(志田未来)の体を思い、自然分娩(ぶんべん)をやめ、帝王切開の手術に切り替える。

未希は春子や小児科医・土田(反町隆史)の下で、自然分娩を辞めて帝王切開で無事に女児を出産しました。しかし、未希は出血が止まらず意識も戻らない危険な状態で、加奈子(田中美佐子)他は彼女の無事をただ祈るだけ。また、産まれた女児も危険な状態にあり、土田は新生児集中治療室に搬送し面倒を見ることに。その後、母子共に回復し皆も落ち着きを取り戻すことができました。一方、古い建物の一部屋に潜んで暮らしていた静香と智志を訪ねた忠彦(生瀬勝久)は、驚きながらもせめて一目だけでも未希に会ってほしいと頼みました。それでも考えを曲げない静香に智志は反発。しかし彼も、やがて忠彦と共に未希を訪ねると「子供が死ねば良かった」等と口にして飛び出してしまいました。ただ、ひとたび思い返して未希への養育費のことで考え始め、学校を卒業後に就職することを決めて波多野(北村一輝)の元へ。そして波多野へ就職の手助けを頼んだけど、彼はその甘さを指摘して自分で探すように強く説得したのでした。

ある日、病院に訪れた静香は、加奈子に会って養育費を手渡そうとしたところ、それを加奈子は強く拒否。すると静香は、以前作った誓約書を取り出してその場で破り、今後同じ立場で産まれた子供と関わっていくことを伝え、加奈子へ強引に養育費を手渡したのでした。そして未希は、加奈子に言われてまだ見ぬ我が子を見に一人でNICUに行き、土田が付き添って対面を果たしました。土田から「こんなに小さくても母親を認識できる」と言われた未希は、我が子の手に触れるとその子はゆっくりと彼女の指を握り返しました。それを見た未希は、いくつか考えていた名前の中からある一つを決め、その名前で呼び掛けることに。未希が決めた名前とは・・・。

新たな命の誕生。それはどんなケースにおいても感動はあり、今回も例外ではありませんでした。“少女と女児”という二人のシーンは、何だか妙な感じはしたけどやっぱり良かったなあ・・・。そういえば、日本漢字能力検定協会が先日発表した年末恒例の「今年の漢字」は、「命」に決まりましたね。また、ベネッセコーポレーションの雑誌「たまひよ」が調査し発表した「2006年名前ランキング」では、女の子の名前の上位に「陽菜(ひな)」、「葵(あおい)」、「さくら」等が入ったそうですね。ちなみに、「みき」に該当する名前は意外にも100位以内には無かったけど、未希が産んだ女児にはその中のどれかが選ばれたりして? 一方、波多野は原稿のタイトルを一旦「14歳の母」と書いた後、ふと思い立ったように「14才の母」と書き直しました。本文部分で「歳」が使われていたのを見られたけど、わざわざ「才」にしたその理由はいったい? 文字で幼さを暗に表現したかったのでしょうか? あと余談で、未希は今回おっぱいが出なかったけど、14才でもそれなりに胸が張るものなのかな? 一度状態を見てみたいものです。何か冷静なまますごいこと言ってるけど(笑)。

それから、急遽友情出演が決まった反町さんが出てからは、緊迫シーンも手伝って緩めだったストーリーがギュッと引き締まりましたね。かなり効果的な起用だったと思います。かつて反町さんは、フジテレビ系ドラマ「GTO」で“グレート・ティーチャー・オニヅカ(GTO)”なる元暴走族の型破りな教師・鬼塚英吉を演じていたっけ。このドラマではあんな雰囲気は一切無く(当然か)、冷静で穏やかな小児科医・土田を見事に演じていました。言うなれば、同じ「GTO」でも“グレート・ツチダ・オイシャサン”になるでしょうか。かなり無理はあるけどね(笑)。

ところで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方だけど、今回はインスト版が学校の教室のシーン等で流れ、ラストでも印象的に流れて、やっぱり最高だったと!(笑) 実は今回、未希が「名前はいくつか候補がある」みたいなことを言っていたけど、その中の「いくつか」に超反応。何にそこまで反応したかというと、「しるし」のシングルCDにはタイトル曲「しるし」の他に「ひびき」と「くるみ」も収録されているんだけど、その「いくつか」が「その三つのうちのどれか」だと思ってね(笑)。どれも名前に使えそうじゃん? 女児だから願ったりじゃん? 男児だったら「和寿(ボーカルの桜井さん)」等とも妄想していたけど(笑)、本当にその三つのうちのどれかになったら、私はマジでうれし泣きするよ(ぷっ)。“♪半信半疑=傷つかない為の予防線”じゃなくて、“♪正真正銘=傷つかない為の高望み”と置き換えて歌ってやろうとも。その辺り、「もう一度笑って…」と、今回のサブタイトルを使って最後に懇願(わっはっは)。

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2006.12.08

14才の母・第9話

今回第9話の放送の裏番組として、フジテレビ系で「2006FNS歌謡祭」が放送されました。なんとその番組には、主題歌「しるし」を歌うMr.Childrenが生出演! しかも、このドラマとかぶる時間にわざわざ披露! テレビ局同士の熾烈な争いを見たようでした。ミスチル的に言えば「この醜くも美しい世界(『It's a wonderful world』より)」となるわけですが(推定)。ところで、私は通常ドラマを録画して見る方だけど、この日は早くから放送されていた「2006FNS歌謡祭」の方を先に録画しておき、このドラマが始まる頃に録画を切り替えように予約しておきました。でも結局は、このドラマを珍しくリアルタイムで見て、予約は変更することなくそのまま録画をし続けました。その選択は「大正解」でした(笑)。

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第9話「出産・命をかけた24時間」

未希(志田未来)は的場(高畑淳子)の病院で、自然分娩に向けて出産態勢に入る。おなかに痛みを感じながら、試練だと思い未希は耐える。しかし、未希の容体は急変。意識を失い、大病院に移される。一方、会社倒産の危機を抱える静香(室井滋)は、智志(三浦春馬)を連れ、会社が管理する都内の古い建物に身を隠す。

未希が外出先で陣痛に襲われ、彼女を密かに追っていた波多野(北村一輝)が急遽助けて病院へ送ってあげました。でも彼は特に名を語らずすぐに去るだけ・・・。未希は予定日より一ヶ月以上早いけど自然分娩をすることになり、痛みに耐え続けていました。忠彦(生瀬勝久)や加奈子(田中美佐子)はひたすら彼女を励ましていたけど、早期胎盤剥離の可能性があることが分かり、母子共に大変危険な状態に。一方、忠彦は行方不明になった静香たちの居場所を突き止めてある古い建物の一部屋に入ると、そこには突然の訪問に驚く智志と、酷くやつれてしまった静香の姿が・・・。

何これ?(苦笑) 前半はまあ良いとして、後半っていうかラストですよラスト! 何をしたいの? 何が望みなの? どこへ向かいたいの? 私は一瞬、同局系ドラマ「女王の教室」での恐怖の1シーンを思い出してしまいましたよ。でもこのドラマには、そんな要素は必要無いんじゃないの? ああ、そう思ってはいけないの? じゃあ見なくて良いの? さすがに今回の展開には呆れてしまったため、ストーリーについてはこれ以上文句しか語れず・・・。

ところで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方だけど、こちらはもうサビまでちゃんと流れるようになったので問題無しと!(笑) 今回密かに「おっ!」と思ったのは、波多野が未希を病院へ送ってそのままタクシーで帰る際、車中で彼女が落とした手帳を見つけてパラパラとめくると、カレンダーにいくつもの記念日が刻まれていた、というシーン。実は「しるし」の2番のサビで、“♪カレンダーに記入したいくつもの記念日より~”という詞があるんですね。そこに上手くつなげたのかなあと思ったんだけど、それって“♪グーゼン グーゼン”ですか? ああ、正しくは“♪ダーリン ダーリン”でしたね。もうどうでも良いですわ。読んで「何これ?」と思われても結構ですわ(苦笑)。

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2006.11.30

14才の母・第8話

このドラマはストーリーであれこれ考えるよりも、視聴者へ問題提起をしているかのようなサブタイトルであれこれ考えた方が、現実としっかり向き合って語れるから良いとも思っています。たまにはそんな議論も長い時間を掛けてしてみたい・・・。

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第8話「二つの命…どちらを選ぶ?」

腹痛で倒れた未希(志田未来)が入院する。加奈子(田中美佐子)は、医師の的場(高畑淳子)から14歳での出産の過酷さを改めて聞き、未希に出産させるべきか悩む。一方、忠彦(生瀬勝久)は、未希の状態を報告するため、静香(室井滋)とともに姿を消した智志(三浦春馬)の行方を捜す。忠彦は妊娠を記事にした記者・波多野(北村一輝)を訪ねる。

未希は腹痛で倒れて病院に運ばれ、そこで妊婦・あゆみ(戸田菜穂)に出会いました。彼女からいろいろな話を聞き、未希はいろいろと痛感していた模様。そんな中、忠彦と加奈子(田中美佐子)は静香の会社が倒産することを新聞で知って驚き、その静香も突然の事態に泣きすがるだけ。そして智志は、メモを残して彼女から離れてしまいました。そうしたこともあり、出産がさらに近付いたある日。未希は再び外出先で倒れてしまい、彼女を密かに追っていた波多野が慌てて駆け寄り声を掛けました。未希にとって恩人の彼が、実は以前自分のことをネタにした記者だと知ったら・・・。また、波多野にとってネタの張本人である彼女が、この先も苦しむ姿を目の前で見たとしたら・・・。

序盤で未希が腹痛で倒れて始まり、中盤であゆみが腹痛に襲われ、終盤で未希が再び腹痛で倒れて終わるという、腹痛ばかりの回でした。特にあゆみこと戸田菜穂さんの演技は、見ていて何とも痛々しく・・・。未希は家族にも学校の人たちにも理解されたようで、皆で記念撮影もして笑い合っていたけど、私は笑えませんね。智志のように、メモを残してそう訴えたいけど・・・。このドラマは、あらぬ方向へ向かっているようです。ハッピーエンドを迎えても、本当にハッピーなのは一時期だけかもしれないよ?

ところで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方だけど、こちらは段々と良くなってきているではないですか!(笑) 今回はラストシーンでサビの最後まで流れ、一旦途切れたそのすぐ後、次回予告へ突入すると同時に感動のラストサビが! 良いぞ~、見事だぞ~、文句は確かに無いぞ~。ストーリーについてはいまだに文句が絶えないけど~(苦笑)。

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2006.11.24

14才の母・第7話

今回のサブタイトルは、また直球で攻めてきましたね。「お金で未来は買えますか?」ですか。私は即答できますよ、「買えないよ」とね。だってそんなのつまんないじゃん? 未来のことを考えるために人は生きてるんじゃん? なんていう思想。でも実は、サブタイトルに未希を演じる志田未来ちゃんの名前を入れたかっただけとしたら、そりゃあつまんなくないじゃん? ミスチルの名曲「未来」の収録CDだったら、お金で買えるじゃん? なんていう思想の覆し(笑)。

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第7話「お金で未来は買えますか?」

忠彦(生瀬勝久)の元に、養育費を支払う代わりに子供の認知請求をしないという静香(室井滋)からの誓約書が届く。一方、未希(志田未来)は母親学級に通い、14歳で子供を産む過酷さを改めて実感する。そんな中、叔父のマコト(河本準一)は、クリスマスパーティーで未希と智志(三浦春馬)を会わせてやろうと計画する。

未希の妊娠から3ヶ月後。彼女は母親学級に参加し始め、他の妊婦にその年齢で驚かれながらも、講師・ヒロミ(西野妙子)と相談し合って過ごしていました。そんな中、静香は一ノ瀬家に誓約書を送り付けて智志を守ろうとし、加奈子(田中美佐子)と忠彦(生瀬勝久)はその無責任さに苛立ち、智志さえも母親を責めました。その頃、未希も現実問題に改めて体当たりしていたけど、産む決意はやはり固まったまま。そしてある雪の日、未希はバスの中から智志の姿を見つけ、窓を開けて手を振りました。彼が見えなくなるまで振り続け、その後バスを降りて一人で歩いていた未希は、いきなり腹痛に襲われてその場で倒れてしまいました・・・。

憎い人物は憎い。共感できる人物は・・・、あまりいない。そんな状態です(苦笑)。ついに倒れてしまった未希だけど、産む決意を固めたからにはもう運命から逃れられることはできません。再三書いているけど、本当に大丈夫なのかい? 私は心配でなりませんよ、ドラマとしての評価も・・・。それはさておき、「母親学級」というものの内部シーンには注目してしまいました。自己紹介で「2人目ですけど」と言っていた妊婦もいたけど、初めてのお産を控える妊婦は「先輩、良きアドバイスを!」という気持ちになるんでしょうか? 私はそう言ってしまうだろう。しかしながら、性別上子供を産むことはできない、だろう?(何故に肯定しない?・しかもワッキー風の疑問形、だろう~?)。

ちなみに、折り返し点となった前回第6話のタイミングで“ミスチルの主題歌「しるし」の使い方”の恒例の文句は辞めたんだけど、“恒例の文句は「完結」”とは言っても“「しるし」にもう触れない”とは言っていなかったのさ!(笑) 前回の放送当日にCDがリリースされた途端、序盤ではストーリーからタイトルバックへの流れでインストのBGMから軽く期待していたラストサビがつなげて使われ(フェードアウトだったけど)、ラストでは1番サビの最後までしっかり流れて2番Aメロへ突入するという使われ方が! 良いぞ~、見事だぞ~、「文句」は確かに無いぞ~。2番のBメロでも“♪それもいい~ その方がいい~”と歌われています。そしてサビでも“♪小刻みに~ 鮮明に~ 僕の記憶を埋めつくす”と歌われています。はい、私の記憶は「しるし」で確かに埋めつくされました(笑)。

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2006.11.16

14才の母・第6話

Mr.Childrenによる主題歌「しるし」が、この第6話の放送日にリリースされました。待った、待ったよ、放送日というかリリース日を。根強く注目してきたよ、その詞と曲の素晴らしさを。これが私の、ミスチルファンである「しるし」です(ニヤリ)。

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第6話「私にも母子手帳くれますか」

波多野(北村一輝)が書いた記事によって未希(志田未来)の妊娠が様々な所に広まった。静香(室井滋)は波多野と対決する覚悟を決め、智志(三浦春馬)にも学校を休むように言うが、智志は未希との約束を果たす為、それでも学校へ行く。

未希の妊娠が匿名で週刊誌に掲載され、いろんな場所でいろんな形で広く話題になりました。未希自身は出産の決意を曲げなかったけど、そのせいで弟・健太(小清水一揮)が学校でいじめられてしまい、加奈子(田中美佐子)や忠彦(生瀬勝久)にも迷惑が掛かっていると察して家出も決意。さらに、彼女は静香(室井滋)にも週刊誌の件で問い詰められて辛い思いをしていたけど、その後あれだけ反対していた忠彦さえも支持するようになり、トラブルは一時的に解決しました。一方、智志も同じく考えを曲げず、未希には一旦別れを告げられたけど支援はしていく意向を静香に伝えました。また、未希の相談に乗っていた香子(山口紗弥加)は、以前は他の生徒たちのことを優先すると明言しながらも、やはり彼女のこともしっかり受け止めていく意向を学校側に伝えました。未希は一段と心構えが強くなり、一人で役所へ行って母子手帳をもらいに・・・。

出産の決意を固めた未希を支援する人がまた増えました。これは、良いことなのか、悪いことなのか? ドラマだと思って流して見ていると、現実で起こった際に誤った判断をしそう・・・。この件は重要なことです。見過ごせないことです。妊娠した未希の思いを優先する皆の気持ちは分からないわけでもないけど、私はこのドラマのストーリー展開に異論を抱きながらも、良いようには受け止められないのです。実は、最近視聴の方も結構苦痛。「見ていられないほどの辛さ」よりは、「理想と現実のギャップによる辛さ」の方がやはり大きいわけで。今回折り返し点に到達したけど、当初密かに思ったように2時間ドラマとして描いた方が良かったんじゃないかと・・・。

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、恒例の文句も折り返し点に到達だ(笑)。なんと今回、序盤での主題歌付きのタイトルバックは無かったものの、エンディング&予告の部分で初めてサビの最後まで流れました! その背景として、放送日・11/15にその「しるし」がようやくリリースされたことも関係するのかも? やっぱりリリース日までもったいぶっていたということか・・・。最終話まで納得できない使い方が続くと思われたけど、ここにきてやっと少し納得できる使い方が実現されたので、恒例の文句は今回で「折り返し点」ではなく「完結」としましょう。実のところ、ミスチルファンとして「しるし」のリリース日までネタを無理矢理引っ張っていたわけですよ(笑)。そしてどうしても言いたくて実現もさせたのは、リリース日前日・11/14にシングル「しるし」の収録曲3曲を聴いて「14日の早聴き」をしたことだったのでした!

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2006.11.10

14才の母・第5話

ストーリーの展開が滞っているように見えますが、登場人物たちの心は常に揺れ動き、事態の変化だけは微妙ながらある状態です。「14歳での出産」を、理解する者、しない者、できない者が・・・。

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第5話「バイバイ…初恋が死んだ日」

子供を産むのを決意した未希(志田未来)に反対していた加奈子(田中美佐子)は、未希の強い意志に気持ちが揺れ動く。一方、忠彦(生瀬勝久)は断固として産むことを認めない。そんな中、海外に行くのを勧められていた智志(三浦春馬)は、未希のことで静香(室井滋)と口論になり、姿を消す。静香は未希に会いに行く。

出産を決意した未希を、加奈子はついに支援することに。そして病院へ行くと、未希の決心に春子(高畑淳子)も心が動きました。しかし、忠彦はいまだに認めず、春子も「14歳での出産は何かと困難を伴う」と伝えました。一方静香は、一ノ瀬家で未希が中絶手術をしなかったことを知って怒り、自宅では波多野(北村一輝)から来週発売の週刊誌に載せる本件のスクープ記事のサンプルを見て怒りました。そんな中、未希はマコト(河本準一)の店で智志と会い、彼らに迷惑を掛けずに出産することを伝えました。そして休みの日に学校へ行き、校内放送で思いの丈をぶつけ、最後は英語の挨拶で締めました。それを聞いた担任の香子(山口紗弥加)が放送室へ行くと、既に退学をも決意した未希へ、「あたし、まだ、あなたに何も教えてない」と言ったのでした・・・。

未希の出産の決意は変わらない様子。その周りでは、心を決めた人物もいればまだ心が揺れ動いている人物もいる状態です。「14歳での出産」を認めるか否か・・・。特に学校での評判が悪く、教師たちが集まって開かれた会議では、香子が「一人の道を踏み外した生徒より、他のまともな生徒を守るべきだと、考えます」と言いました。これを極端に言えば四字熟語の「一殺多生」で、「大勢を支持・保護するために一人の犠牲もやむを得ない」ということ。そんなことを言った彼女も、ラストで未希のことをやはり心配していることが分かりました。未希は智志にも学校にも一旦別れを告げてさらに決意を固めたけど、本当に大丈夫なんでしょうか?

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、またも恒例のように文句を言ってしまうけど、まあ落ち着いて聞いてもらいたいです(笑)。とりあえず、序盤のタイトルバックが無くなったと思ったらまた復活して、今回また無くなっちゃった。もう、何も言わないさ・・・。でも、今週の月曜日にフジテレビ系「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」でミスチルが出演して、「Mステ」に続いて「しるし」をほぼフルコーラスで聴けたから、まあ良しとしようか・・・。私も別方面で登場人物たちのようにあれこれ思い悩んで、かれこれ「14回の心変わり」を体験しているかも(笑)。いよいよ、次回の放送日・11/15にCDがリリースされますよ! なんて策略的な!(笑)

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「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
「14才の母」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.03

14才の母・第4話

「14歳の少女の妊娠」と「やや強いフィクション色」が重なり合うように見えるせいで、「現実味を帯びているかどうか?」と思ってしまう部分が正直あります。妙な所で思い悩むドラマだなあ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第4話「旅立ち私はもう泣かないよ」

周囲に出産を反対されながらも、中絶を拒否する未希。しかし、そんな娘の姿は、母・加奈子(田中美佐子)に、本気で出産に反対する決意をさせる。一方、父・忠彦(生瀬勝久)は娘を妊娠させた智志(三浦春馬)と対面。智志は、未希に堕胎手術をさせると告げる忠彦の涙にショックを受け、ためらいながらも未希と二度と会わないと決意。未希の叔父・マコト(河本準一)に未希への伝言を託し、海外へたとうとする。そんな中、未希の通う聖鈴女学院では親友・恵(北乃きい)が妊娠の事実を暴露し大問題に発展。さらに、この妊娠騒動は、雑誌編集者・波多野(北村一輝)にまで知られてしまう。

未希の妊娠が多方面に知れ渡りました。加奈子は、未希へ「今産むのは無責任」と言って強く反対。忠彦は、智志に会って涙を見せながら説得。その智志の母親・静香(室井滋)は、息子を思って旅行に出掛け留学をも検討。また学校では、「中学生の妊娠」に教師は批判し、クラスメイトは驚くばかり。そして妊娠騒動を知った波多野は、過激な表現を交えたスクープ記事を書いて追従。多種多様でした・・・。

前回も加奈子と静香の「母親の心」が対照的だったけど、今回は接し方が逆になりつつもまた対照的になりました。でも加奈子の言ったことは現実的な話で、14歳の少女が子を産み育てるなんていうのは簡単なことではない、と。学校での反応もまあ考えられる範囲で、そりゃあ驚いて大騒ぎになるわな。智志が旅行前に、マコトへ未希を気遣う伝言を残していったことだけが救いだったかも。あと、スクープを執拗に追うだけに見えた波多野も、一応は未希を気遣う一面もあったんだなあ、と。しかしながら、書くものは書く。それも「現実」ってもんだ。

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、もう毎回文句を言うのが恒例になっているけど、少しだけ我慢してみるか(笑)。前回は序盤のタイトルバックさえ無くなって、ストーリーとは別でショックを受けたけど、今回また復活しちゃったよ、水曜どうでしょう? 中盤でインスト版が流れたり、ラストでまた流れたりしたけど、当然フェードアウトになったわけで。でも今回少しだけ我慢できたのは、途中で入った「Mr.Children・しるし」の主題歌CDのCMを見られたからです!(単純→「simple」っていう曲もあるんだぞ!) ボーカルの桜井さんが椅子に座ったり直立しながらラストサビに合わせて熱唱し、「11/15にリリース」という告知も付きました。それを見ただけで、「14回の喜」になるほど感動できた! そうなんですよ、ラストサビでは移調して、より感動的で素晴らしい世界になるんですよ。そこはいずれストーリー内で上手い具合に使ってほしい!

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「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
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2006.10.26

14才の母・第3話

若干14歳の少女が発覚した妊娠に悩んでいるけど、サブタイトルで「さよなら」って、やっぱり事情が事情だけにそういう方向へ持っていくということ? まあ、心苦しくも決めた結論ではあるだろうけど・・・。何、まだ決まったわけじゃないって?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第3話「さよなら…私の赤ちゃん」

未希(志田未来)は、智志(三浦春馬)に妊娠したと告げる。驚いた智志は、翌日返事をすると約束を。未希の父・忠彦(生瀬勝久)は、中絶手術をするように説得するが、出産したい未希は智志の返事を待とうとその場をごまかす。翌日、妊娠を知った友人・恵(北乃きい)にも中絶も勧められ、未希は反発してしまう。

未希は智志へ「好き」と告白し、彼も同じ気持ちであるのを確認した上で、ついに妊娠の事実まで告白しました。しかし、智志は動揺を隠せず・・・。また、友人・恵にも同じく告白すると、彼女は「友達として、産まない方が良いと思う」と言いました。しかし、未希は一旦反発するも悩むばかり・・・。一方、加奈子(田中美佐子)と忠彦は智志の母親・静香(室井滋)の家へ行き、娘を妊娠させたのは智志であることを伝えました。しかし、彼女は聞く耳を持たず・・・。

そして未希と両親が話し合った結果、産婦人科医・春子(高畑淳子)の下で中絶手術を行うことに決めました。しかし、彼女は加奈子と話を続けるうちに心が変わり、直前になって「私やっぱりできない、手術なんてできない!」と言って外へ飛び出してしまいました。また、智志は考えに考えた結果、未希を妊娠させたのが自分だということを静香に伝えると、「取り消しなさいよ!」と言って叩かれ外へ飛び出してしまいました。揺れる両家。どうなってしまうのか・・・。

「母親の心」が対照的でした。加奈子は未希と産婦人科のベッドで一緒に寝て、本音で語って娘の気を和らげていました。静香は智志の信じられない告白に逆上し、本気で説得して息子の気を変えようとしていました。加奈子は前回未希の妊娠を知った時も、忠彦が逆上して怒る中で冷静になって娘を守ろうとした。娘を必要以上に責めようとしなかった。その温かさは本当に良かったです。しかし、「未希の心」とはまた別で、「智志の心」もまた別。今回、未希と智志は「自分たちの子を守る責任感」が強まって、「前向きに考える決意」を固めましたね。今後は理想だけで語れない「現実との戦い」にも直面していくことでしょう・・・。

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、マジで何とかならないですかね? 前回よりも強調して書きたいほどだけど、私も「前向きに提言する決意」ってやつを固めましたよ(笑)。まず、序盤のタイトルバックで「しるし」は流れないわタイトルバックさえ無くなるわで、どうなっちゃってんの? まあラストで流れるだろうと思っていたらその通りになったけど、どうしてサビの最後まで流さずにフェードアウトで終わるやり方にこだわっちゃってんの? もう~、ひどい使い方でメチャクチャ不満だ~っ! 改善がなされるまで「14回の不満」を叫んじゃいます。期待していないけど。たぶん14回以上になりそうだけど(苦笑)。

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「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
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2006.10.20

14才の母・第2話

若干14歳の少女が、あるきっかけでなんと妊娠してしまった! その事実に本人も驚き、まだ誰にも言えない状態でしたが、ついに両親に知られてしまうのでした・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第2話「お前なんかもう娘じゃない」

未希(志田未来)は、覚悟を決めて産婦人科へ。だが、勇気が出ず、診察を受けないで帰る。そんな中、未希の母・加奈子(田中美佐子)は、未希の部屋で妊娠検査薬を発見する。不審に思った加奈子が未希を問いただすと、未希は妊娠したことを加奈子に告白する。ショックを受けた加奈子は、未希を産婦人科へ連れて行く。

妊娠を自覚した未希は、誰にも言えず産婦人科にも行けず、一人で戸惑うばかり。そんな中、加奈子に妊娠検査薬を発見され、後にそのことで問われとうとう真実を告白することに。すぐに二人で産婦人科へ行き、産婦人科医・春子(高畑淳子)が検査すると、未希のお腹の中には確かに子供が。それを忠彦(生瀬勝久)に伝えたところ、彼は娘の事態に激しく怒り、強烈な言葉を発して未希を言い責めたのでした。そして両親は相手の智志(三浦春馬)の家へ行き、母親・静香(室井滋)へその事実を告げることに・・・。

いつかこういう事態になるとは思っていたけど、意外に早かったですね。私としては未希の両親の視点で見たけど、どこかで他人事とは思いつつ、やっぱり14歳での妊娠はショックだろうなあと思いました。忠彦が我を忘れて怒るのも分かったんだけど、それを演じる生瀬さんは力が入り過ぎていたせいか、まるで演劇のような過剰な演技で少し引いてしまい、「完全にフィクション」として見てしまったのが私としての“真実”。今になって思うけど、やっぱり初回話で未希と智志が結ばれる前後の描写がやや薄かったような。毛布に包まって語り合うシーンでもあれば、もっと現実味を帯びていたかもしれない。それがあれば、未希の妊娠をより深刻に思えたかもしれない。年齢的か事務所的にNGだったのか、そこは「視聴者の想像にお任せ」みたいな感じだったし? 今の状態では「想像妊娠」と思えて仕方が無いのだ・・・。

それから、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、何とかならないですかね? 序盤のタイトルバックでは初回話と同様にサビの途中から提供読みがかぶさるし(今後もずっと?)、終盤&予告辺りで再び流れ出したと思ったらまたもやサビの途中でフェードアウトしてしまったし(もう少しでサビの終わりなのに)。これさぁ、ミスチルファンとしてはさぁ、未希と同様に深刻な問題だよ? ほんと、頼むよ! 以上、「14年目のミスチルファン」より。1993年以来のファンだから、マジで「14年目」です(笑)。

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