2007.01.10

センバツ・開会式入場行進曲が「TOKIO」の「宙船」に内定

第79回センバツ高校野球大会の開会式入場行進曲が、日本テレビ系ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」の主題歌だったTOKIOの「宙船(そらふね)」に内定したそうです!

○関連記事・Yahoo!ニュース『「宙船」センバツ行進曲に内定』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070109-00000022-spn-ent
○関連記事・Sponichi Annex『「宙船」センバツ行進曲に内定』
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/01/09/05.html

○「Sponichi Annex」の記事を一部抜粋

人気バンド「TOKIO」の「宙船(そらふね)」が第79回選抜高校野球大会(3月23日~12日間)の開会式入場行進曲に内定したことが8日、分かった。15日の運営委員会で正式決定する見通し。同曲は、TOKIOが昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」で歌唱。新春第1弾オリコンチャートのトップ10に11週ぶりに返り咲くなどヒットが続いている。

選抜甲子園(センバツ)の行進曲は、売り上げ枚数だけでなく、幅広い世代に親しまれている国民的ヒット曲であることが重要な要素。

「宙船」は歌手・中島みゆき(54)が作詞作曲した歌謡曲調ロック。TOKIOと中島の異色コラボレーションが話題になったほか、その船を漕(こ)いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ…というパワフルな歌詞が老若男女に受けた。

昨年8月23日に発売され、オリコンのシングルチャートに初登場1位で登場後、9週連続でトップ10入りした。出荷ベースでは既に60万枚を超えている。加えて紅白後に追加注文が殺到、1月15日付チャートで11週ぶりにトップ10入りし、6位に。“不沈船”ぶりを発揮しており、TOKIOのこれまでのNo・1ヒットであるデビュー曲「LOVE YOU ONLY」(94年)の売り上げ(約52万枚)を突破する勢いを見せている。

ボーカルの長瀬智也(28)が主演した日本テレビ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(06年7月クール、土曜後9・00)の主題歌。同作品は主人公が28歳で高校生になり、卒業を目指してクラスメートらとともに勉強や恋に奮闘する内容。同クール最高の平均視聴率18・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したヒット作で、主人公の姿勢は熱闘を繰り広げる高校球児の姿にも通じる。

また、06年大会の行進曲「青春アミーゴ」(修二と彰)も高校を舞台にした同枠のドラマ「野ブタ。をプロデュース」(05年10~12月)の主題歌。2年連続で同じ放送枠の学園ドラマ主題歌が、球児たちの晴れ舞台を彩ることになった。

これはすごい! サビの歌詞の“♪その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ”といった力強いメッセージは私も好きで、高校野球に合っている感じがしました。高校球児たちがそれぞれの“宙船”に乗り込んで、優勝を目指して自分たちの手で漕いでゆく。うぉ~、これはすごいぜっ、おうっ? ウォーター! ウォーーーターーーッ!(知る人ぞ知る)

何の試合の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って戦うんだ 何がチームを動かすんだ

その船を漕いでゆけ お前たちの手で漕いでゆけ
お前たちが消えて喜ぶ者らに お前たちの栄光を取られるな

こんな風に替え歌にすると、実に合っている感じがしますね! うん、ウォーター!(笑)

そして、ある高校が見事に優勝でもしたら・・・。

オレたちの宙船で上流まで行き着いたぜコノヤロー!


なんて言ってくれたら良いな、このやろ。 (^_^;)


なお関連記事にも書いてあるけど、前回の「第78回センバツ高校野球大会」では、同じ日本テレビ系ドラマ「野ブタ。をプロデュース」の主題歌だった期間限定ユニット「修二と彰」の「青春アミーゴ」が選ばれました。つまり、2年連続で日テレの学園ドラマの主題歌が抜擢されたことになりますね。ということは、日テレは「3年連続」を狙って今年も「土9」枠に学園ドラマを持ち込んでくるかも? “気が早いんだよコノヤロー”パワー、注入! ちょっとミックスしてみました(笑)。主人公・真喜男を演じたTOKIOの長瀬智也さんが、開会式で特別出演してくれるとうれしいですね!

○関連記事「高校野球・駒大苫小牧が初優勝!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/08/post_42.html
○関連記事「センバツ・愛工大名電が初優勝!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_5.html
○関連記事「高校野球・駒大苫小牧が夏大会連覇!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/08/post_bac6.html
○関連記事『センバツ・開会式入場行進曲が「修二と彰」の「青春アミーゴ」に内定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/01/post_1c84.html
○関連記事「センバツ・駒大苫小牧が不祥事で出場辞退」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/03/post_6df5.html
○関連記事「センバツ・横浜が8年ぶり3度目の優勝!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/04/post_3239.html
○関連記事「高校野球・駒大苫小牧と早稲田実の決勝戦が引き分け再試合に」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/08/post_706a.html
○関連記事「高校野球・早稲田実が引き分け再試合で勝利し初優勝!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/08/post_a9a4.html
○関連記事「国体野球・早実が駒大苫小牧を破り優勝!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_0866.html
○関連カテゴリ「H2~君といた日々」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/h2/
○関連カテゴリ「野ブタ。をプロデュース」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/nobuta/
○関連カテゴリ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat6379001/

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2006.09.17

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第10話(最終話)

前回レビューで「真喜男の次期組長が無事に確定」と書いたけど、それは「何も無ければ」の話で、卒業を間近に控えて事件など起きるはずが無いと信じていたわけで。また、今回のサブタイトル内にある「みんなと卒業したかった…」って何だよ、“マッキー”は皆と一緒に卒業するんじゃないかよ、とも思ったけど、それはその“マッキー”を信じて思ったわけで。当日昼頃に放送された復習編も見つつ、今回は珍しくリアルタイムで見ました。何かある? 何がある? 注目の最終話の結末は如何に?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第10話(最終話)「10歳下の同級生と過ごした高校生活!本当に楽しかったぜコノヤロウ!!みんなと卒業したかった…」

熊田一家が真喜男(長瀬智也)の学校を襲った。教師たちに手を出したことにキレた真喜男は、壮絶な乱闘騒ぎを起こし現行犯逮捕される。真喜男がヤクザだと知ったひかり(新垣結衣)らはショックを隠せない。後日、退学処分となり保釈された真喜男は、組長の跡継ぎを美喜男(黄川田将也)に譲ると言いだす。

北極会と熊田一家の連中が私立セント・アグネス学園へやってきて、弱みを握られた真喜男に真っ向から勝負に挑んできました。初回話の時のように窓際へ駆け寄り、様子を伺う真喜男は、“関東鋭牙会の次期ボス・榊真喜男”として振舞うのか、“3年A組の学級委員でありヒーロー・マッキー”として振舞うのか? 判断の結果、強行突破を仕掛けた相手を阻止するために、悩んだ挙句やむを得ずケンカで対抗したのでした。空へ向かって「ウォーッ!」と叫ぶ真喜男。雨が降る中、相手に殴る蹴るの暴行を加え、ついにはシャツを脱いで自慢の刺青まで見せて戦う始末。3年A組のクラスメイトは、今まで見たことの無い真喜男の本性を前に唖然、そして愕然。やがて真喜男や相手の組員たちは警察に連行され、最悪の事態になってしまいました。テレビの前で見ていた私も、その事態にクラスメイトと同じような状態になり・・・。

留置所には真喜男を心配する黒井(大杉漣)や和弥(田中聖)他の舎弟たちが訪れ、そのうちに百合子(香椎由宇)も訪れました。真喜男は相当反省していて、特に百合子には“今までで一番面倒を見てくれた教師”として深い感謝の言葉を伝えました。百合子も「身分は違うけど自分の生徒であったことには変わりない」という思いはそのままに、退学が決定した真喜男のことで強く悲しんだのでした。文化祭での記念写真を手に、天井へ向かって「ウォーッ!」と叫ぶ真喜男。やがて保釈されたけど、すぐに父親・喜一(市村正親)と話をして「北極会とは話がついたからもう手を出すな」と言われるとすぐに承諾。また、「高校卒業」という条件を達成できなかったことを理由に次期組長の座を美喜男に譲ると言い出し、これまで通り若頭として君臨する意思を固めて頭を下げました。ここまでほとんど笑い無し。彼は組長と学級委員の二つをたった一つの事件で手放すことになり・・・。

そしてある日、自宅で教材の廃棄処分をしていた真喜男の元に、順(手越祐也)とひかり(新垣結衣)が急遽訪れました。彼らは、舎弟が何か言うたびに「ファー! ファー?」等と言って脅す真喜男を見て驚いたり(苦笑)。また、“ミッキー”こと和弥が舎弟で“家庭教師”こと美喜男が本当の弟だと知らされて驚いたり。やがて“元クラスメイト”の3人は外へ出て会話したけど、彼らが真喜男の元に訪れたのは翌日が卒業式であることを伝えるためでした。しかし真喜男は陰からでも参加することを強く拒み、彼らを通して3年A組の皆に感謝と謝罪の言葉を伝えたのでした。その翌日、卒業式は真喜男不在のまま無事に行われ、教室では最後のホームルームが。そこで百合子は、卒業を間近に控えた退学前の真喜男から以前渡された交換日記を読み上げました。そこには、最初は学校が大嫌いでクラスの嫌いな連中へもいつか復讐する気でいたけど、プリン争奪戦や球技大会や文化祭等を通して学校の楽しさを知ってからはそんな気も薄れ、とにかく皆と一緒に卒業したいという強い願望が書き記されていました。クラスメイトはそれを聞いて涙を流し、星野(若葉竜也)でさえも号泣していました。以前一度は「ヤクザと一緒に過ごしていたなんて」と口にしていた皆も、順他の説得でいつしかそれも言わなくなって、今は「真喜男がいないと物足りない」と思っている状態になり・・・。

その直後、交換日記に書かれていた「卒業式の日にいいものを見せる」というメッセージから、順や星野たちは真喜男を街へ探しに行きました。行き先の当てはあり、それはゲームセンター。なかなか見つからなかったけど、そのうちに星野たちは順へ今までカツアゲしたお金を全額返しました。あくまで「借りていただけ」と言い張る星野たちは順を「マブダチ」扱いに。順もいつの間にか強くなったし、真喜男と会うまでいなかった友達も多くできて良かったなあ。するとどこかから喜ぶ真喜男の声が聞こえ、順たちは舎弟といた真喜男を発見。すかさず順は学校へ来るように説得し、星野も彼を舎弟扱いで説得し、黒井や和弥が後押しした結果、真喜男はようやく決意して学校へ向かって走り出しました。その途中、順と歩いた道や星野と行ったコンビニやひかりと歩いたアグネスロード等を見て、想い出に浸り・・・。ようやく学校へ着くと卒業生たちや教師たちが暖かく迎え、さらに3年A組の全員も待ち受けていました。校舎の上には、かつてプリン争奪戦で放物線を描いて飛ぶために借りた私立セント・アグネス学園の赤い旗が・・・。

校内の食堂で、3年A組全員と百合子はヤクザ姿の真喜男を取り囲み、まずは真喜男から改めて皆へ謝罪。最初は深刻な雰囲気だったけど、クラスメイトは笑って迎えて彼の上着を和弥が持ってきた制服に着替えさせました。ここで何人の人が注目したでしょうか、その制服には裏地の刺しゅうが無かったことを(笑)。そして百合子が歩み寄り、“学校の卒業証書”ではなく“3年A組の卒業証書”を手渡しました。

卒業証書
3年A組 榊真喜男くん
あなたは、この学校を卒業出来ませんでした。
でもあなたは、立派に3年A組の一員として、
このクラスの学級委員として頑張りました。
 
青木護 伊吹和馬 梅村ひかり
奥本雪乃 小澤香織 早乙女唯
桜小路順 諏訪部祐樹 瀬川保
宝田輝久 田中ルミ 千葉茜
坪井未央 天堂由加里 仁科寛子
萩原早紀 早坂雅人 平塚隆介
フェイ・リン 星野陸生 牧信一
三田真琴 三ノ輪有紀 安原正
結城明美 吉村博信  
 
担任 南百合子

この間、クラスメイト一人一人がアップになって真喜男へメッセージを贈り、真喜男が各人の名前を呼んでそれに応えるという、「ごくせん」最終話のラストシーンが再現されました。さすが日テレ!(根拠無し!) でもこのシーンを見て、久々にドラマを見て泣けた・・・(2クールぶり?)。全員のメッセージを受けた真喜男は、感謝の言葉を伝えた後で「3Aサイコー!」と大きく叫び、その後真喜男と百合子の大人たちが生徒たちに胴上げされて喜びを分かち合いました。また、順と和弥が「マッキーは僕のヒーローだった/兄貴はオレのボスだ」と言って可愛くケンカしていたけど(笑)、結局のところ真喜男はタイトル通り“マイ☆ボス マイ☆ヒーロー”になれたのかもしれないなあ。それから、胴上げされて疲れた真喜男の元にひかりが寄って「いつかまたデートできるかな?」と言うと、真喜男は「良い女になり過ぎてつり合いそうにない」と言いつつも「でもいつかきっと・・・」と伝えたのでした。昔起こった家族の事件でヤクザやケンカが大嫌いなひかりも、“目の前にいるそのヤクザ”は“ケンカもするけど他に良いものを持ち備える人間”として捉え、笑顔も戻って良かったですね。さらに真喜男は続けて「桜小路の気持ちも分かってくださいよ」と一言。これはひかりに恋する順のために伝えた言葉だけど、どうも焦点は「桜なんとか」とばかり呼んでいた真喜男が初めて「桜小路」と呼んだことにあった模様(笑)。それに、ちゃっかり星野も胴上げされているし・・・。

幾日か経って、関東鋭牙会では「関東鋭牙会三代目継承式典」が行われ、当初の取り決め通り真喜男が襲名されることに。しかし真喜男は「あっ」と思い立ち、喜一に「ごめん、やっぱりオレは・・・」と何かを告げました。そしてまた幾日か経って、元3年A組の皆は高校を卒業してそれぞれの人生をエンジョイし、百合子は新学期を迎えて新しいクラスを受け持つことになり、和弥は黒井たちからの支援も受けて森の店で学業に専念。和弥は「人は何故学ぶんでしょうか?」と問い、黒井が「それはなカズ・・・」と言い出した所で、そこをたまたま自転車で通りかかった保健の水島(もたいまさこ)が「それはね、それはね、それはね・・・」と怪しい笑顔で訴え掛けたり(笑)。いったいその答えは何だろうか? いろいろあって一言で言い表せないんだろうか? しかし、その「学ぶこと」を大人になってから目覚めた真喜男は、なんと新たな制服を着て「私立宙船高等学校」へ入学したのでした! 校門前で「よーし、次はぜってー卒業してやるぜコノヤロウ」と呟き、顎を突き出した笑顔で校内へ向かう真喜男は、「高校を卒業したら組のボスになる」という当初の公約をどうしても拭いきれなかったようです。真喜男はいつかまた“マッキー”になり、組長と学級委員の二つの座を経験するかも? ちなみに、「私立宙船高等学校」の「宙船」とは主題歌のタイトルで、その詞にもあるように“♪その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ”と真喜男に伝えてあげたい・・・。

はぁ~、ついに終わった~! 笑いあり涙ありで、今クールのドラマの中ではダントツでトップと言えるドラマでした。主人公の真喜男の魅力が大きく、関東鋭牙会の彼の舎弟たちや、私立セント・アグネス学園の3年A組のクラスメイトや他の組の生徒や教師たち等も魅力があって、毎回本当に楽しめました。DVDレコーダーで全話録画してきたけど、これは永久保存版としてDVDに残す価値はありそうかな。この最終話では真喜男が卒業できない事態もあったけど、組長の襲名を一旦置いてまでしてもう一度高校を卒業することを決めたラストにしたことで、良い印象のまま終われて良かったと思います。今クールの期待作が、期待通りの勢いで完結したことが最もうれしかったですね。今クールは私的に“不作”と感じていたけど、その分このドラマは“☆”があるだけ光っていたように思えます。NHK「風のハルカ」に続いて脚本を担当された大森美香さんを信じて良かったです。真喜男の「ウォー!」2回と「3Aサイコー!」の熱い叫びが見られたけど、確かに「ウォー、このドラマ、サイコー!」という気分になれました!

○関連記事・YOMIURI ONLINE『長瀬 智也さん(マイ☆ボス マイ☆ヒーロー)』
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/yy/interview/20060705et0b.htm
○関連記事・YOMIURI ONLINE『「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」の脚本家 大森美香(おおもりみか)』
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060904et09.htm

○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第1話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第2話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第3話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第4話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第5話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第6話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第7話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第8話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第9話」

「マイ・ボス マイ・ヒーロー」
映画「マイ・ボス マイ・ヒーロー」(モチーフの韓国映画)

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「宙船(通常盤)」
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/「宙船(通常盤)」(TOKIO)

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2006.09.11

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第9話

相変わらず満足度の高いこのドラマ。視聴率も今クールのドラマの中ではトップレベルで、20%超えの回もあって話題性も高いそうですね。「学校に通うなんてバカバカしい」と当初思っていた主人公の真喜男も、いつの間にか学校自体が好きになっているようです。そして、組のことも常に忘れてはいない・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第9話「卒業目前!しかし悲劇は訪れた…ねらわれた3年A組!」

組長・喜一(市村正親)が対立組織に襲われる。報復をめぐる真喜男(長瀬智也)と美喜男(黄川田将也)の主導権争いが組の跡目相続問題に発展。喜一は、跡継ぎを2月14日に選挙で決めると宣言する。そんな中、真喜男は卒業試験を通告される。その試験日も選挙と同じ2月14日。真喜男は二つの闘いに立ち向かう。

喜一が北極会の連中に狙われたことがきっかけで真喜男と美喜男の跡目争いが激化し、ついに選挙で決定付けることに。また学校では、真喜男の学校史上最悪の成績が問題となり、卒業を懸けた卒業試験が行われることに。さらに3年A組では、星野(若葉竜也)が「ミスター3年A組」を決めると言い出し、クラスの男子を集めてバレンタインデーにもらうチョコの数で競われることに。その全てが行われるのは、奇しくも2/14のバレンタインデー。「実録!! 関東鋭牙会三代目抗争!!」、「A組武闘派組長 卒業試験血風録!!」、「モテモテは俺だ! ミスター3A決定戦!」の赤色字幕まで出ました。真喜男は「全部まとめて戦ってやるぜコノヤロー!」という意気込み!

まずは選挙。双方共にアピールビデオを作って選挙活動をすることになり、美喜男のエリートぶりが溢れる紹介映像に対し、真喜男は和弥(田中聖)がこれまで密かにビデオ録画してきた学校での姿を編集した紹介映像で対抗。関東鋭牙会の各支部や関連組がそれらを見ていたけど、この組織は相当大きいんですね。でも事前調査では美喜男が圧倒的に有利。真喜男は支持率を高めることができるのか? その選挙日までに、真喜男は考えたことの無かった「カタギ」の世界をも視野に入れて思い悩んだりもしました。選挙結果はもう少し後で。

次に卒業試験。2/14当日、各教科の試験に挑んだ真喜男だけど、問題は「放物線」や「1192(いい国作ろう鎌倉幕府)」や「目安箱(おいおい)」等と過去のエピソードに絡むものが多く、意外にも自信満々なまま解答。結果は平均30点前後で数学や日本史は約40点(これでも上等らしい)と予想通りだったけど(苦笑)。教師たちはその努力を認め、校長(岩城滉一)からも正式に「来月皆と一緒に卒業です」と言われて拍手も贈られ、真喜男の高校卒業が無事に確定しました。真喜男も「本当にありがとうございました」と一礼しながら感謝。教室へ戻れば、机の中にひかり(新垣結衣)からの「卒業試験合格おめでとう! ひかり」という添え書き付きのチョコが入っていました。やったねマッキー!

そして選挙結果と「ミスター3年A組」決定戦。ものすごい数の関係者が集う中、真喜男は黒井(大杉漣)たちが用意したスピーチ原稿を和弥から手渡されたけど、壇上で読み上げられたのは和弥が作った新作のプリンレシピ(笑)。真喜男はそれに気付いたか気付かないかその原稿を破り捨て、元々行く気なんて無かった学校が今では楽しく、そこでの仲間も大切になって自分なりに強くなったということを熱弁。喜一には学校に通わせてくれたことを感謝し、組員たちには「俺に付いてきてくれ」と説得し、またも拍手を贈られました。やがて首相選のような投票が行われ(金掛かってるなあ?)、“3387対3378”の数票差で真喜男が勝利(そんなに投票者がいたんだ?)。若干非協力的な美喜男ともついに和解して握手も交わし、真喜男の次期組長が無事に確定しました。「ミスター3年A組」決定戦の方は、キモロンゲ(広田雅裕)が義理チョコ4個でトップ候補に。真喜男はひかりからもらった1個だけだったけど、「その1個は今までもらったどのチョコよりも負けない・好きな人からもらうチョコは最高だ」と言って自分や皆を納得させていました。やりやがったねマッキー!

“2/14・Xデー”が真喜男の成功続きで終わる中、喜一は保健室の水島(もたいまさこ)と会いに行き、「久しぶり(喜一)/そうね(水島)」と会話しました。以前から何らかの関係がありそうな二人だったけど、実は高校時代のクラスメイト同士だったんですね。しかも水島は喜一に恋していたとか。その会話を、外で百合子(香椎由宇)が盗み聞き。以前外で本来の姿の真喜男とぶつかって以来密かに疑っていたけど、その会話中の「高校生の息子がいたなんてね(水島)/卒業後は関東鋭牙会のボスになる(喜一)」を聞いた途端に絶句。真喜男の実年齢はまだ知られていないかもだけど、ヤクザの息子であることはバレてしまいました。後日真喜男が百合子へ久々に交換日記を書いて渡そうとしたけど、百合子は笑顔も無く冷たい表情。そしてホームルームが始まった次の瞬間、真喜男は初回話の時のように「伏せろ!」と叫ぶと窓ガラスが割れ、初回話の時のように窓際へ駆け寄ると校門近くに抗争相手の組員たちがズラリと勢揃い。なんと初回話での勘違いシーンがここで改めて本物シーンとして再現されるとは!

学校の卒業まで後少し。組のボスになるまで後少し。順風満帆だった真喜男に、最大の危機が訪れました。この事態に、生徒として動くのか、次期組長として動くのか? 「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」になれるのか? 次回はいよいよ最終話。何があったとしても、最終的には「最高のドラマだった」と言えることになりそう・・・。

○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第1話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第2話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第3話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第4話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第5話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第6話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第7話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第8話」

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2006.09.05

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第8話

一週遅れの放送になり、前回までのストーリーを少し忘れ気味でいました。だから、オレは前向きに思い返してみた・・・(ここで当然白目になる)。そうだ、TOKIOによる主題歌「宙船(そらふね)」がリリースされて以来売上が順調で、テレビ朝日系「ミュージックステーション」で披露したのを見て「やっぱり良い歌だ~!」と思ったんだった。この曲は中島みゆきさんが初めてジャニーズタレントに提供した作品だということだけど、確かに随所でみゆき節が垣間見えて「そうだそうだ、みゆきさんらしい~!」と思ったなあ。Bメロからサビのつながりや早口のCメロなんてモロだしなあ。カラオケで歌うとしたら、結構難しいかもしれないなあ。というわけで思い返してみたけど、主題歌の話ばかりでストーリーを思い返せていないような。はにゃ?(笑)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第8話「最初で最後の文化祭!!お前らみんな大好きだコノヤロウ」

文化祭の時期が迫る。張り切る真喜男(長瀬智也)をよそに、クラスメートはやる気がない。百合子(香椎由宇)は、クラスで行う最後の行事として、文化祭への参加を生徒に宣言。A組はクラス全員でバンドを組んで発表することに。そんな中、順(手越祐也)についたうそが災いし、真喜男は未経験のドラム担当になる。

そうそう、“桜なんとか”こと順が真喜男の自宅・関東鋭牙会に乗り込んできたんだった! 組同士の抗争の時よりも俊敏に偽装工作をして順を迎え入れた真喜男たち。ミッキーこと和弥(田中聖)が偽りの弟になって、実の弟の美喜男(黄川田将也)が家庭教師になりました。順は真喜男にまつわる謎が気になっていて、「体育の時皆と一緒に着替えない」、「金持ちそうなのに、ミッキーは貧乏そう」、「たぶん両思いだったひかり(新垣結衣)を振った」等と冷静に分析。それが気になって突然の訪問を決行したけど、昔のアルバムを見られて大ピンチになりつつも、真喜男が「昔のバンド仲間だ」と言って何とか回避。真喜男は「ツッパリバンド? ハイスクールロックンロール?」と言って誤魔化していたけど、怪しい死語が含まれていることに気付け順!(笑) まあこの時点で、真喜男のウソにより「バンドのどの担当もやれる」ということが順に伝わったわけです。実際、真喜男はなーんにもできず・・・。

今回は近々行われる文化祭がメイン。クラスの出し物決めで真喜男は張り切っていたけど、受験を控えるクラスメイトは非協力的。百合子も支援する中でいろいろと考えた結果、というより目安箱に入っていた投書の頭文字を並べた結果、「おンが熊」から「おんがく(音楽)」をやることを決意したのでした(笑)。初練習当日、百合子が軽音楽部から楽器を借りてまでして真喜男と教室で待っていたけど、やはり誰も現れず。でもその百合子がギターを軽々と弾いている! 聞けば高校時代に少しやっていたらしく、回想シーンでは真喜男に似た長髪の男と懐かしの名曲「白い色は恋人の色」を弾き語っていました。“♪花びらの白い色は~ 恋人の色~”。百合子こと香椎さんは正しくコードを押さえていたような? ああ、それでその長髪の男に似た真喜男が好きなのかな? そうしているうちにクラスメイトが少しずつやってきて、皆で練習することになりました。各人の希望を優先して楽器の担当を決めていき、ポッカリ空いたドラム担当には順が「バンドのどの担当もやれる」という真喜男を推薦。こうしてようやく3年A組の音楽プロジェクトが始動したけど、真喜男はとんでもなく外れたリズム感でおもちゃの太鼓叩きの猿のようにドラムを抱えて叩くだけ(笑)。発表曲は百合子の意向で「Oh Happy Day!(オー・ハッピー・デイ)」に決まったけど、真喜男と舎弟たちは譜面の“#(シャープ)”を見て「どうして黒井の“井”がこんな所に?/音が半分上がる印だ/音が『ファー』から『ファーーー』になる」と会話する始末。一番やる気のあるヤツがこんなんで、本当に大丈夫なのかい? まあ、叩く時の笑顔っていうかおバカさん面は天下一品だったけど?(笑)

3年A組での練習が進むも、なかなか上達の兆しは無し。その間、真喜男は保健室で水島(もたいまさこ)に百合子が言う「27(人)を1(つ)にしろ」が分からず相談すると、「人はいくつもの『物』で『一人』が形成される」と説明されて謎を理解。小さな点からクラスメイトを励ましてまとめ上げ、モチベーションを高めていきました。これはいずれ真喜男が指揮するであろう「組員のまとめ」と同じ。学校で「人生のあり方」をまた一つ学べたということですね。ただ、何かが足りない、何かが欠けている・・・。そこで真喜男は、27人全員がいると思われたクラスメイトの中で、キモロンゲこと諏訪部(広田雅裕)だけが参加していないことに気付いたのでした。すかさず仲間とキモロンゲの自宅へ押し掛け、強引に説得して、というより連れ去って、練習に参加させたのでした。クラスメイトは微妙な気持ちの彼を暖かく迎え、真喜男はシンバルを渡して担当させました。これこそが「27(人)を1(つ)にしろ」の真意!

そして文化祭当日。通学前に真喜男は美喜男(黄川田将也)へ対立の意思を伝え、父親・喜一(市村正親)には演奏を見に来てほしいと伝えました。緊張の中、いよいよ3年A組の出番へ。その会場で喜一と水島が目配せするシーンがあったけど、もしかして、いや当初から気にしていたけど、お知り合い? そして舞台では、真喜男の合図で演奏開始! キーボード、ホーン、ギター、その他、滑り出し良し! ドラムを刻みながらクラスメイトを妙な笑顔っていうかおバカさん面で見守る真喜男もすごかった!(一応ここで“練習”が生きたね) 中盤からはコーラスもキレイに入ってきて、真喜男は最高の笑顔っていうか(以下略)。しかし、勢い良く叩いたシンバルが外れてコロコロと転がるというアクシデントが! 演奏は止まり、会場内は騒然。この最悪な事態に、キモロンゲがシンバルを一つ叩いて「じゃ、サビからもう一回、OK?」と冷静に指揮。演奏は無事に再開され、キモロンゲが前に出てきてドラムセットのシンバルが外れた位置に立ち、真喜男が先ほどの失敗部分でそれを叩き。“♪Oh Happy Day, Oh Happy Day!”と最後も見事に決まり、全員がスタンディングオベーション。舞台では真喜男を中心に27人のクラスメイトと百合子が手をつなぎ、全員で手を上げて応えました。素晴らしい! まさに“Oh Happy Day!”だ!

しかし・・・、結果は2年C組の優勝に終わり、3年A組の教室では皆が落胆気味。それがあのアクシデントのせいかは不明だけど、真喜男は皆の前でただ謝りました。百合子もフォローに回ったけど、良く見るとクラスメイトは、あのキモロンゲさえもまんざらではない様子? そこで順の言葉の合図で教室の電灯が落とされ、和弥が“Happy Birthday マッキー”ケーキを運んで入ってきました。なんと、この日は真喜男の“実例28歳”となる誕生日! クラスメイトは「最高に楽しかった(Oh Happy Day!)」、「これで受験に集中できる」、「ありがとう」と口にして、真喜男は和弥の誤りで“28本”立ったケーキの上のローソクの火を一吹きで消しました。順はひかりや早紀(村川絵梨)と真喜男の謎解きを辞めることで同意し、その真喜男は「お前ら、お前ら皆大好きだコノヤロー!」と言いながらも子供のように号泣したのでした。さらにクラスメイトは、早紀の合図と順のギター演奏で「Oh Happy Day!」を再び熱唱。真喜男も「あぁ~~~!」と表情を露にして泣きじゃくりました。これらを見てきて、「真喜男の旧27歳」と「クラスメイトの全27名」を同数にしたことの意味が分かったような気がしました。真喜男もこれまでとは違った祝福を受けて、さぞ喜んだことでしょうね。まさに“Oh マッキー Day!”だ!

そして時は巡り、2007年元旦。学校や関東鋭牙会で動きが見られようとしています。真喜男にとっては、受験よりも学校の卒業が優先で、ボスとなりヒーローとなるだけ。しかし、関東鋭牙会と敵対する組が真喜男の高校通いの事実を掴んでいて、その余波が真喜男他に降り掛かろうとしています。これこそが本当の大ピンチ? それにしても、今回の話も良かったですね。大好きな音楽ネタで、こうも楽しませてくれるとは。ストーリーも笑いあり涙ありで、最後は感動までしっかりありました。レビューがこれだけ長くなるほどに満足できたし、今回のストーリーを見た日はしつこいけどまさに“Oh Happy Day!”でした!

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2006.08.24

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第7話

あるネットニュースで「長瀬智也がキムタクを超える日」という記事を目にしました。元祖視聴率男・キムタクこと木村拓哉さんに代わり、新たな視聴率男・長瀬智也さんが健在ぶりを見せ付けているという内容。このドラマにおいては、「真喜男を演じる長瀬の演技がしっかりしているから、コメディでもドラマ全体が引き締まっている」、「笑わせる所では思い切りバカなことができ、泣かせる所ではしっかり締める演技ができる」、「ジャニーズのタレントの中でも演技力はピカイチ」等と評価されていました。これにはほぼ同意で、彼はいろんな役どころをこなせる良い役者だと思っています。それもあってか、彼の主演作はほとんど見ていることにも気付きました。そもそもこの二人は「ジャニーズ系タレント」という共通点があるだけで、キャラ性が異なるから真っ向から比較するものではないかもしれません。でも「どちらの演技が好き?」と問われれば、私は間違い無く「ぶっちゃけ、キムタク、メイビー?」よりは「コノヤロー、ナガセだぜ、サイコー!」と叫んでしまうかも。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第7話「俺の正体は!?若親分、涙の疾走!!さよなら大好きな人…」

真喜男(長瀬智也)は、カップルだけが通れる道「アグネスロード」の存在を聞く。ひかり(新垣結衣)を誘おうとした矢先、真喜男はひかりから一緒に帰ろうと言われる。帰り道、真喜男はひかりの家で夕飯をごちそうになる。ひかりは、父親がヤクザに暴行を受けた過去を明かし、暴力を振るう人は許せないと憤る。

互いに意識し合う真喜男とひかり。それぞれで友達が支援した結果、「一緒に帰る」というデートの約束が晴れて成立しました。実際、真喜男は昭和生まれの成人でひかりは平成生まれの未成年。真喜男がひかりに手を出せば、条例違反で逮捕されてしまう可能性あり。何とも難しい事情が付きまとっていて、真喜男も複雑な気分ではいたけど、まあ「一緒に帰る」だけなら・・・良いよね?

当日の帰宅コースは、セント・アグネス学園では有名なカップルしか通ることのできない定番のデートコース「アグネスロード」。真喜男たちは、プリクラやアイスやベンチ座りとコースメニューを次々にクリア。その様子を、幼馴染みのひかりが好きな順(手越祐也)と、ひかりを優しく見守る早紀(村川絵梨)と、真喜男兄貴が心配でしょうがない“真喜男の偽りの弟”こと和弥(田中聖)が追って見ていました。やがて、真喜男はひかりの自宅へ。実はひかりは5人姉弟の一番上で、仕事で忙しい両親の代わりに家事を全て引き受け、家計を助けるためにバイトをするほどのしっかり者だったんですね。真喜男は両親を除くひかりの家族と夕食を楽しんだけど、現在のような貧乏暮らしをしている理由として、子供の頃に父親の会社が倒産した際ヤクザに酷い目に遭わされたことをひかりから教えられ、「暴力を振るう人は嫌いだし軽蔑する」とも言われました。“無敗のワル人生”を歩んできた真喜男は、この言葉で心が大きく揺らいだ様子でした。

その後、ひかりが真喜男を送る目的でしばらく歩いていると、悪そうなヤツらが二人に絡んできました。いつもなら得意のケンカで軽くやっつける真喜男だけど、「暴力が嫌い」と言うひかりのいる前で手を出すことができず、真喜男はひかりを守るのが精一杯でやられっ放し。でも自宅で介抱を急ぐ舎弟たちにはそれを拒否し、今までヤクザとしての生き方しか知らずカタギとしての普通の生き方を初めて知った真喜男は、「一人にしてくれ」と言って思い悩んだのでした。以後、ひかりをも拒否していた真喜男は、保健室で水島(もたいまさこ)に「オレはウソをついている。友達にも、先生にも、ウソをついている」と告白。そしてその会話を、順が密かに聞いていたのでした。

翌朝、真喜男と順が揃って登校中にひかりの弟がやってきて、大学の推薦入試へ向かったひかりへシャーペンを届けてほしいと願ってきました。考え込んだ真喜男は、順の後押しもあってすぐに走ってその大学へ。無事に渡すことができたけど、実はこの日は面接だけで必要無し。でもひかりは「うれしい」と喜んで、試験後にまた公園で合う約束をしました。でも真喜男はその場に現れず、代わりに順が到着。幼馴染み同士らしい会話が進む中、順はほんの少しだけひかりへ気持ちを伝えられたようでした。その頃真喜男は教室で、自分が作った目安箱に投函された下らない意見を手に取りまたも思い悩むばかり。そのうちに担任の百合子(香椎由宇)がやってくると、真喜男は「先生、僕は、また一つ知りました。手に入れられないものもあるんだなってことを。」と語り始め、今までの人生を強く生きてきた反面現在は無力であることを悔やみ、「こんなの知らない方が楽だった。こんな苦しいんだったら、青春なんか知らなきゃ良かったよ。」と泣きながら告白。そこで百合子は「私が今言えることは・・・、明日も学校へ来て。」と言い、そのうちきっと強くなり、その時の強さが「本当の強さ」であることを伝えました。真喜男と百合子の信頼関係もまた、強くなっていったわけで・・・。

あの真喜男が、ひかりとの一件で涙を流すほどに自分の行き方で思い悩んでしまうとは! ヤクザとしての非情の精神が強い彼も、こうして普通の人らしい苦悩を見せる一面もあるんですね。今回改めて思い返せたことも、学校で学べる「勉強」の一つなのかな? 冒頭で書いた通りで、真喜男こと長瀬さんが見せた笑いや泣き等の演技のこなしぶりは、毎回ながら本当にお見事でした!

さて序盤では、真喜男がヤクザに追われる3年A組の生徒たちをヒーロー気分で守るドラマ仕立ての夢を見て、そのラストでご丁寧にスタッフロールまで流れました。

主演 おれ
ヒロイン 梅村さん
友だち役 桜なんとか
担にんの先生役 てつ仮面
敵のカシラ役 カズ
3年Aくみのみんな
かん東えいげ会のみなさん
原案 おれ
脚本 おれ
演出 おれ

良い夢見たな、真喜男(笑)。でもその後、夢でのように暴力を行使できない状態になろうとはね。そのヒロイン役を演じた“梅村さん(ひかり)”こと新垣結衣さんは、このドラマを通して最近どんどん可愛くなっている気がするなあ。ところで、前回関東鋭牙会の重要な作戦でいきなり大役を成し遂げた弟の美喜男(黄川田将也)は、会社を立ち上げてビジネスに徹するのを辞めて組を継ぐ意思を見せました。でも、父親・喜一(市村正親)が真喜男に継がせようとしていることも知っていて、今回のラストで黒井(大杉漣)に「自分の味方にならないか?」と誘っていました。この兄弟同士の内部事情も気になるところですね。そして現時点で最も気になるのは、“桜なんとか”こと順が真喜男の自宅へフラっと遊びに来て、そこが関東鋭牙会(彼にとっては「ヤクザの家」?)であるのを知ってしまったこと! 真喜男が皆に何らかのウソをついていることも知っている順は、いったいどんな反応を見せるんでしょうか。どうする、真喜男? どうする、“おれ”? 続く!(某CMみたい)

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2006.08.15

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第6話

このドラマ、もしかしたら「今クール一番の出来」かもしれない? 現在そんな風に思い始めています。ストーリーはようやく折り返し地点へ。初回話である高校に入った“大人”のヤクザが最初に体験したのは「アグネスプリン争奪戦」でした。そして今回この時期に、再びその争奪戦が繰り広げられようとしています。

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○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第6話「立ち上がれ組長!皆のために俺は走る!組の危機を救え」

関東鋭牙(えいげ)会は対立組織と抗争に。喜一(市村正親)は、勇み立つ真喜男(長瀬智也)を組の仕事から外す。落ち込む真喜男に、黒井(大杉漣)は青春を楽しめとの親心だと諭す。だが、真喜男は青春が理解できず、苦しむ。そんな折、A組で不良グループの星野(若葉竜也)らと進学組の諏訪部(広田雅裕)らが言い合いに。

組の重要な作戦で喜一から仕事を外された真喜男は落ち込むばかり。また、セント・アグネス学園ではアグネスプリンが突然発売中止になって生徒たちは落ち込むばかり。こんな暗い雰囲気の中スタートしました。「第一次プリンショック」と定義付けられていたけど、あのプリンって外注だったんですね。その前に、前回ラストで舎弟の和弥(田中聖)が制服を着て入学する気満々でいたけど、黒井から「お前に金はかけられない」と言われたためにバイトとして潜入していました。なぁんだ、残念。その立場を利用した和弥は、売り手を脅して全12個のアグネスプリンを確保したけど、それを見せられた真喜男は喜ぶどころか大怒り。「走ってゲットするから良いんだよ、限定プリンなめるなバーカ!」だってさ。真喜男、ちゃんと分かってるね(笑)。

その後は小ネタというか大ネタというか、おかしく真面目なネタたちが大連発! 家庭科の授業で、野菜のカットを頼まれた真喜男は包丁を逆手持ちにして、ジャンプしながら無闇に振り回したかと思えばカット野菜が見事に陳列! 思わず皆も「おーっ!」と言って近寄り、真喜男は首を垂れて大喜び(笑)。やがて星野(若葉竜也)たちが悪そうなヤツらに絡まれ、それを知った真喜男は黒井の用意した秘策でヒーロー「アニキンダー」として登場! ヒーローものっぽいテーマ曲まで作って流したり、和弥の支援によりヘリウムガスで声を変え煙で姿を消したりも(笑)。こうして自分のやる気がどんどん上がっていくのを感じていた真喜男は、ひかり(新垣結衣)からデートの誘いのメールが来た時点で自分ゲージの100点を突破。翌日「ウオーッ!」と叫びながら3年A組の教室へ入った真喜男は、「オレはここで青春を楽しむぞ。恋も友情も勉強も、全部楽しんでやる!」と言い、“大人の経験論”でクラスメイトを説得し始めました。「自由なオレたちが、せっかくの今を楽しまねえでどうするんだコノヤロー!(机を叩く)」、「オレたちは仲間なんだよ、いいか、“いい組作ろう3年A組”だコラー!(“いい国”作ろう鎌倉幕府[1192年])」等。この頃になると、もう大小の笑いよりは真喜男の真面目で熱いメッセージの方が増大して、半ば感動すらしていました。良いシーンでしたね!

そしてこの時、「第一次プリンショック」の終わりを告げる校長(岩城滉一)の校内アナウンスが。アグネスプリンの製造担当がさらなる品質改善のために北海道へ行っていたらしく、東京へ戻ってきたことでプリンの販売が再開。初日はいつもの倍の24個が売り出され、特別ルールとして「各クラス5名の代表者が対決して、1位を取ったクラスが総取り」が設けられました。3年A組は、誰も参加したがらない中で真喜男とひかりの二人だけが参戦。しかしその後、順(手越祐也)や星野たち3人が新たに参戦し、また他のクラスメイトも応援に駆け付け、クラス一丸で勝負に挑みました。運動場からのスタートで全員が疾走。途中で真喜男が靴投げ攻撃に遭うも、映画「マトリックス」のネオのように体を後方へくねらせて回避(笑)。そしてゴール手前では、真喜男の背中を飛び越えて順と星野がジャンプし、順が「アグネスぷりんGET」の旗をゲット!(その割に真上から降りてきたけど) しかし他クラスの生徒に旗を取り上げられピンチ! でもそれをひかりが何も苦労せず見事にキャッチ!(「ウソ?」と驚いていたけど) しかし後からジャンプした星野が着地に失敗して全てのプリンが宙に舞いピンチ! でも真喜男がお盆を持ってジャンプして全てを見事にキャッチ!(おかしな顔のアップで涙が出るほど笑ったけど) 「しかし・でも」の逆説が続いた後に、真喜男がビシッと決めたというわけでした。ビバ青春、よっしゃーっ!

クラスメイトはアグネスプリンを美味しく食べ、真喜男が自分のプリンが無いことに気付き悲しんでいたところに甘い物が嫌いな順がそっと自分の分を差し出して、一応最後のピンチもオチにならずに済みました(笑)。百合子(香椎由宇)も真喜男のヒーローぶりを見て感激。交換日記では誤ってハートマークを書いてしまったほどでした。一方で例の組の重要な作戦は、弟の美喜男(黄川田将也)が映画で見たままの冷静な対応で名声をモノにしてしまいました。この兄弟、やはり侮れない? 初回話でメインとなったアグネスプリンの争奪戦をここに来て再び持ってきたこともあって、今回は相乗効果でかなり楽しめました。このドラマ、やっぱり「今クール一番の出来」かもしれない?

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2006.08.09

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第5話

高校生は夏休みを有意義に過ごしている頃なんだろうなあ・・・。社会人になった後で高校時代を振り返ると、約40日間もの長期休暇が羨ましく、自分も経験してきたことなのに信じられない気持ちにもなります。夏休みの宿題は毎日しっかりやってたっけ? 新学期が始まる直前にまとめてやってたっけ? きっと前者だろう、間違い無い! 経験してきた事実を曲げようとしている気持ちもあります(笑)。

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第5話「恐怖の三者面談!!グレた息子vsガンコ親父vs同級生」

肝試しの途中で逃げ出した真喜男(長瀬智也)は、ひかり(新垣結衣)の信用を失う。夏休みが明け、真喜男はひかりに謝罪。だが、星野(若葉竜也)らの邪魔が入り余計に嫌われる。失恋のショックで、真喜男は周囲に反抗的な態度を取るように。そんな折、三者面談が近づく。真喜男は喜一(市村正親)が学校に来ないよう策を練る。

強化講習の打ち上げ肝試しでひかりを見つめて初恋を自覚してしまった真喜男は、大声を上げて逃げ出したことでひかりから一方的に嫌われてしまい、クラスメイトからの信頼も失ってしまいました。そんな真喜男を励まそう(?)として「悪の道」へ誘おうとする星野(若葉竜也)たち。それはスロットだったり店の前でのヤンキー座りだったり軽い女遊びだったりで、なんとまあ可愛い「悪」だこと(笑)。そんなレベルの「悪」ならまあ許せる部分はあるんだけど、現実の高校生はたまに理解不能で度が過ぎる「悪」さえやることがありますね・・・。

そんな中、近況報告や進路相談を兼ねた三者面談が近付き、真喜男は父親・喜一が来るのを恐れて黒井(大杉漣)に父親代わりを頼み、百合子(香椎由宇)に惚れた黒井はあれこれオシャレをして当日決めてやろうとしていたけど、結局喜一にバレてしまうことに。また真喜男は、学級委員としてクラスをまとめられず、熊田一家にシマを奪われる事態が発生し、自暴自棄になってついには無断欠席に。そのまま当日を迎えたけど、街でブラブラしていた真喜男は順(手越祐也)に会い、順が強く説得したことで真喜男は「友達意識」を改めて感じたのでした。さらに早紀(村川絵梨)を含む3人の女子生徒にも会い、ひかりは真喜男のことが嫌いだというわけではなく“好きの裏返し”で嫌うそぶりを見せていることを伝えられたのでした。こうして真喜男が思いを改めていたその時、舎弟の和弥(田中聖)や父親代わりのはずの黒井がその場にこっそりと現れ、喜一に全てがバレたことを聞いた真喜男は一目散に学校へ。教室では既に喜一と百合子が会ってしまっていたけど、ビシっとしたスーツで決めた喜一は息子の真喜男がこの学校で変われたことについて百合子へ強く感謝。また百合子も教室の外から様子を覗き見していた生徒たちを見せて、真喜男がこのクラスや自分を変えてくれたことについて喜一へ強く感謝。その間にいた真喜男は微妙な気持ちになりながらもこれまでのことを謝ったのでした。その後、避難訓練では真喜男が3年A組の学級委員としての役割をしっかり務め、放水訓練ではホース操作に慣れない真喜男をクラスメイトたちが支援し、早紀に呼ばれたひかりも笑顔で真喜男を支援したのでした。

真喜男の再登校決定に加え、クラスメイトが彼を徐々に支援し始めているのを見て、何だかホッとしました。恋の関係もなかなか面白くなってきましたね。ところで、ラスト辺りで真鍋がセント・アグネス学園の制服を着て黒井に何かを頼んでいたのが気になりました。もしかして、真喜男を陰で支援するうちに自分も高校生活を楽しみたくなった? 黒井自身も百合子目当てで学校へ行きたがっている今日この頃だけど? 真喜男は学校だけでなく関東鋭牙会をも暗に変えているようですよ!

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2006.07.30

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第4話

いよいよ「夏本番!」といった感じですが、今回のストーリーの中で主人公の真喜男が「『る』の字が疲れてヘニャヘニャに溶けて『ゑ』になってるぜ」と舎弟たちに言っていたシーンは笑えました。しかもその直後にちゃんと「あれは『え』って読むんだコノヤロー!」と言い聞かせていたのも笑えたかな。私は「おいおい真喜男さん?」よりは「その発想は斬新だぜコノヤロー!」と思いました(笑)。

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第4話「27歳初めての恋!?夏休みどころじゃねぇ!お前が好きだ」

真喜男(長瀬智也)は期末テストの追試でも赤点を取った。念願の夏休みを迎えるが、百合子(香椎由宇)との補習授業に追われる。補習を終え、勉強の楽しさを感じ始めた真喜男は、受験対策の強化講習にも参加。ひかり(新垣結衣)らと、レベルの高い授業を受ける。そんな中、真喜男は次第にひかりのことが気になりだす。

真喜男の通知表は1と2ばかり。追い討ちをかけるように留学していた美喜男(黄川田将也)が帰国したことで、真喜男は百合子の下で基礎からの個人補習に大張り切り。あまりにも苦難続きな真喜男はまたもや鬼のように怖くそれでいて面白い顔を見せていたけど(笑)、百合子もまたもや心にキュンとしたものが芽生えていたのでした。

一方、真喜男はレベルの高い受験対策強化講習にも参加。運動場でのアグネス体操から真喜男だけリズムが乱れていたけど、講習では知ることが面白くてたまらなくなっていた真喜男にとっては密かに喜んでいたようでした。そしてある日、雨が降っていたところにひかりが現れて相合傘で帰ったけど、真喜男の胸の中の小人が騒ぎ出してこりゃ大変。さらに講習の最終日、恒例の打ち上げ肝試しでひかりとペアを組むことになった真喜男は、二人でいるうちに見つめ合うと胸の中の小人がまたもや騒ぎ出し、森の中へ駆け出して「何だこれは! やめろ小人!」と叫び出して、ついには牛のツルゲーネフを見たまま「初恋」を自覚してしまいました。どうした真喜男、それが初恋なんだコノヤロー!

お~っと、面白い展開になってきましたよ? 真喜男はヤクザ魂も女遊びも巧みだと思っていたけど、まさかまさかの初恋の訪れ。そんな彼を冷静に見ていたツルゲーネフが可愛かったです(笑)。

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2006.07.25

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第3話

自慢じゃないけど、私は中学校・高校で赤点を取ったことはありません。でも高校一年の頃、現代社会で何故か全く勉強しないでテストに挑み、3x点というとんでもない点を取って赤点になりかけたことがあったなあ・・・(苦笑)。中学校で赤点制度は既に知っていたというのに、高校での一発目のテストで何故その教科だけ全く勉強もせず余裕をブッこいていたのかはいまだに分かりません。でもそれ以来、テスト前の予習は欠かさずやるようになりました。詳しく言うと、完全に昼夜逆転型にして夜中から登校直前までの間かなりの勢いで頭に詰め込んでテストへ挑む形。それを自分なりに効率良くやっていたので、テスト後も知識が薄れること無く賞味期限も長めで随分持ちました。若さ故?

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第3話「最大の敵!?期末テスト!!逃げるな…赤点なんか恐くない」

期末テストの時期が迫った。担任の百合子(香椎由宇)は、真喜男(長瀬智也)らに、赤点は落第の可能性があると告げる。テストに自信がない真喜男は、教師の買収や試験問題の窃盗を試みるが、失敗。順(手越祐也)は投げやりな真喜男を冷たく突き放す。試験当日、真喜男は数字を書いた鉛筆を転がして答えを埋めていく。

真喜男は舎弟の和弥(田中聖)に雑誌の占いで判定してもらうと、「赤色」に気を付けるよう言われました。赤、それは、落第にも関係する赤点。テスト前に、答案用紙を盗もうとしたり、教師を金で買収しようとしたり、カンニングをしようとしたりでメチャクチャ。実際のテストでは、択一問題は得意なルーレットゲームを真似て鉛筆に数字を書いて転がす定番のサイコロ式で凌いだけど、国語や英語といった問題は全くダメで、結果は学年最下位&赤点&追試決定! ここからは担任の百合子と一度ケンカになりながらもマンツーマンで勉強することになったけど、ヘトヘトになった真喜男が鬼のような顔で百合子を睨み付けるシーンでは思わず笑ってしまった(笑)。その百合子も、いつの間にか心にキュンとしたものが芽生えたようで・・・(例の顔を見せた真喜男?)。

そして迎えた追試の日。真喜男はこれまで勉強してきた成果を発揮したけど、その後組の者が敵対する熊田一家とトラブっていることを悟って現場へ向かい、一人だけで相手全員をやっつけた! そういう所はやっぱりテストよりも冴えるんですよね。結局自信もあったという追試の結果はまたもや落第点ばかり。でも百合子や他の教師が今後も支援し勉強させることを誓って、真喜男はとりあえず難を逃れたのでした。一方で、ピンク色のシャープペンシルを貸してもらったひかり(新垣結衣)のことが気になり始めた・・・のか?

私は、序盤で真喜男が極めたという分数の話が良かったと思いましたね。いわゆる「仮分数と帯分数」の関係を「母親と子供」の関係に置き換えての、“母親が子供を担げなくなったら(仮分数)「1」に変えて一人前とみなす(帯分数)”といった真喜男なりの解釈ね。現代教育でも使えるんじゃないかな? 中には「『5/3』の『3あるうちの5つ分』って、3しかないのに5っていうのがそもそもおかしくない?」って思う人もいるだろうけど、真喜男的解釈でも分からないというのなら「料理番組で『3』ある料理を見ていたのに、突然どこかから『これが10分暖めたものです』と同じものを出してきて増えた時点で『5/3』とか有り得るんじゃない?」と教えてあげよう。その説明がまた分かりにくいかも知れないけどね(笑)。

○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第1話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第2話」

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2006.07.18

マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第2話

土曜の夜に、また安定して楽しめるドラマが始まったと言えましょう。主演の長瀬さんは、主人公・真喜男の役としては適任ですね。極道の世界と高校の世界で、上手く切り分けて演じきっていますからね。今後も楽しく真剣に見られそうです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第2話「若親分、学級委員長になる!?バカな俺だがついてこい!」

真喜男(長瀬智也)は“組の長”という言葉に引かれ、学級委員に立候補する。真喜男は球技大会に向けてクラスをまとめようと意気込むが、相手にされない。後日、ひかり(新垣結衣)の提案でバスケットボールの練習をすることに。真喜男は、雪乃(佐藤千亜妃)を練習に誘うが、放っておいてと拒否されてしまう。

学級委員の選出で、真喜男は“組の一員→組を仕切る→組のリーダー・A組の長→組長”という単純バカな発想で立候補を決断し、見事に組長・・・じゃなくて学級委員に。その初仕事は近々行われるクラス対抗の球技大会の選手決めだったけど、3年A組の連中を上手くまとめられず。また、ウサギ小屋の掃除等にも追われてやや不満気な様子。でも真喜男自身は、順(手越祐也)、ひかり(新垣結衣)、早紀(村川絵梨)、雪乃(佐藤千亜妃)と組んでバスケットボールに出場することに。一時は運動の苦手な雪乃がチームから去ってチームの輪が乱れてしまったけど、校長(岩城滉一)やその娘でA組担任の百合子(香椎由宇) の支援もあって残った4人の仲は何とか復活。そういえば、この時点で真喜男は順から「マッキー」と呼ばれ始めていたのを忘れてはいけない(笑)。

そして球技大会当日。A組は順調に勝ち進んで決勝戦へ。それを前に、真喜男がケガをして順たちと保健室へ向かったけど、そこで真喜男はウサギのように360度に気を配って、試合に臨むことを告白。その場にたまたまいた雪乃にも説得して、ようやく当初の5人が集まりました。試合は大接戦で、傍で見ていたクラスメイトたちも5人の活躍ぶりを次第に注目。しかし、残り3分を切った辺りで真喜男が複数の相手に囲まれて大ピンチ。その時、真喜男は思い出したかのように「ウサギの目!」と心の中で呟き、真後ろにいた雪乃へノールックパス。それをしっかりと受け止めた雪乃は味方へパスを決め、そのまま得点に結び付いたことでナイスアシスト。一気に団結力が増したところで、状況は相手の2点リードで残り時間も後僅か。ここで、先ほどのピンチの際短パンのゴムが切れてぎこちない動きしか見せていなかった真喜男が、仲間の呼び掛けもあってスリーポイントラインの外側からシュートを放ち、見事にスリーポイントシュートが決まったことで土壇場の大逆転! そこで真喜男の短パンがずり落ちて、お尻の部分に「必勝」と書かれた赤い下着が露に!(笑) でもそんな真喜男も皆から「ありがとう」と言われ、満面の笑顔を浮かべてハイタッチ。陰で真喜男を見守っていた舎弟の和弥(田中聖)は「また笑ってる」と呟き、百合子は「お疲れさま、学級委員」と呟いたのでした。今回もベースストーリーは良かったなあ。

裏ストーリーとして、真喜男と父親で組長の喜一(市村正親)が学校についての会話をせず、筆頭舎弟の黒井(大杉漣)も陰で心配していた件がありました。でもある日の早朝の食事シーンで、今回のバスケ試合を通して真喜男が自分から「きゅ、きゅきゅ、きゅきゅきゅきゅ球技大会、があったよ」とぎこちない素振りで話し掛け始め(笑)、喜一は「そうか、そうか、ははは!」と喜んで話を聞いてあげていました。短い会話だったけど、何か良かったなあ。そして学校では、「おはようマッキー!」と言ってきた順に真喜男が「その呼び方は辞めて・・・」と返そうとしたら、その直後に早紀や雪乃からも「おはようマッキー!」と言われて「おはようございます!」としか返せず、でも密かに笑みを浮かべていました。それも何か良かったなあ。最後はひかりとウサギ小屋の掃除をしていた真喜男が、嫌いだったウサギを抱えて上げながら口を大きく開いて食べようとしたシーンで終わりました(いや、食べない食べない)。真喜男もタダのバカではなく、周りのクラスメイトよりは長く生き、極道の世界で身も心も磨いてきた本来硬派な男。そんな彼が見せるこれらのような一面も、面白いんじゃない?

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