2006.06.26

ギャルサー・第11話(最終話)

「イモコ」はいったい誰なんだ? 初回話からずっと引っ張られ、数々のフェイクにも騙されてイライラしてきたけど、今度こそ正体が明かされるに違いない! 私は「灯台下暗し」の結末になると予想しました。さあ、どうだ?

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第11話(最終話)「涙の遺言…少女達の卒業渋谷の街に奇跡が!?」

ガス爆発に巻き込まれ、進之助(藤木直人)が意識不明の重体に。サキ(戸田恵梨香)らは輸血用の血液を提供し、回復を祈る。一ノ瀬(佐藤隆太)はアリゾナからジェロニモ(古田新太)を連れてくるが、必死の呼び掛けにも進之助の反応はない。深夜、ジェロニモは進之助を病院から連れ出し、サキらが見守る中、ある儀式を行う。

ガス爆発に巻き込まれたシンノスケは、どうやらサキの支援も受けて回復し事無きを得たようです。この曖昧な口調・・・、実はですね、当日の放送を録画しないまま寝てしまって、途中から見たんです(苦笑)。痛恨の失敗! でも大丈夫。既に他を頼って録画映像をようやく入手できたので、しっかり補完できました。シンノスケは助かって良かったね!(弱い~)

それで、私が当日見たのは、ビルの屋上でシンノスケがギャルサー「エンゼル・ハート」のメンバーたちに最後の説得をしていたシーンから。シンノスケは好ましい生き方を彼女たちに強く伝え、ロープで雷を拾って渋谷他周辺を停電させ、代わりに見えた夜空の星たちを見させてさらに説得を続けました。その後シンノスケはヘリで遠くへ去っていき、レミ(鈴木えみ)の一声で「エンゼル・ハート」は解散。“思われちゃうじゃん・思わねーよ”の恒例のやりとりもありながら、彼女たちはシンノスケの助言を胸に生きる覚悟を決めたのでした。

そして3年後。レミは一ノ瀬(佐藤隆太)と結婚し、生まれた男児に「進之助」と名付けていました。ユリカ(矢口真里)はデザイナーに、ナギサ(新垣結衣)は看護婦に、リカ(岩佐真悠子)は大学生に、シズカ(佐津川愛美)は保育士に、スミレ(奈津子)は土谷文具店でバイト。そしてサキは、シンノスケの衣装を身に着けて一ノ瀬宅で居候。そこでサキがかぶっていた帽子の中から古びた手紙が見つかってあることに気付き、元「エンゼル・ハート」のメンバーたちに海岸で踊る案内の手紙を送って久々に集合しました。そこでサキから告げられたのは、「イモコ」の正体。手紙の主は旧姓「渋谷」の北島サチ子という人物からのもので、なんとシンノスケの実母! 「渋谷(の)芋子」ではなくて「渋谷サチ子」だったんですね。彼が幼い頃、ビンに手紙を入れて海へ流すのを知り、壁に貼られていた母親の花マル付きの絵を入れて流したそうで・・・。つまり、言ってみれば「イモコ」は「シンノスケ自身」というオチ。「灯台下暗し」の結末は予想通りだったけど、その真相までは予想できなかったなあ。確かに「サチ子」も「サキ子」と同様に縦書きしたら「芋子(イモ子・イモコ)」と読めるし。しっかりやられてこれまた痛快だったけど、その場に海からシンノスケが現れて、今度は「ウマコ」を探しているらしい(笑)。最後は皆で主題歌「HEY! FRIENDS」に乗せてパラパラを踊って、ジ・エンド。今思えば、このドラマらしい結末でしたね!

ドラマのスタート前は、番宣を見ても意味不明で全く期待していなかったけど、見始めてみるとこれがまあシンノスケ他のアリゾナ軍団とギャルサーとの交流と騒動が面白く、かなり満足できました。でも、ただ面白いのではなくて、毎回本当に大事なことばかりテーマに挙げていましたね。視点を変えるといろんなものが見えてくる、まるで万華鏡のようなドラマでした。評価は高かったです!

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「HEY! FRIENDS」
主題歌「HEY! FRIENDS」(藤木直人)

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2006.06.19

ギャルサー・第10話

先日同局系のドキュメント番組で、渋谷のある有名なギャルサーを密着取材していました。そのギャルズの衣装や化粧がものすごくて、このドラマで見られるようなギャルズのイメージとは全く違って驚いた! 昔流行ったヤマンバの異次元進化系で・・・。でも、彼女たちは彼女たちなりのポリシーを持っていて、力強く生きてギャルサーを守っていたことには違いありませんでした。そして理解できたのは「異文化コミュニケーションの必要性」。「ギャルサー」はそんな概念さえも問い掛けているようにも思えます。と、アリゾナの古い言い伝えでも言っている。wait, wait, wait・・・。

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第10話「遂に判明!?命の恩人…感動の再会と永遠の別れ」

イモコが書いた手紙を受け取った進之助(藤木直人)は、手掛かりを求めてサキ(戸田恵梨香)たちを訪ねる。そんな中、土谷(高田純次)はエンゼルハートに貸していた集会所の家賃の値上げを強行。事実上の追い出しに、レミ(鈴木えみ)らはバリケードを作って抵抗する。土谷らが突入の構えを示す中、進之助が突然バリケードを破壊して外に出てくる。

前回のレビューでしっかりじっくりまったりと「イモコ=サキ子(縦書きギャル文字イメージでそう読める)」の可能性を指摘したけど・・・。なななんと、ジェロニモIII世(古田新太)が持つ手紙にもあった「サキが渋谷にいた」というのは「サキは12歳の時に渋谷へ引っ越してきた」という事実により見事に交わされ、またもやイモコの存在が謎に・・・。っていうか、重要な情報が詰まったその手紙を早くチェックしろよ・・・。っていうか、ジェロニモIII世が死神に襲われた件の真相は単なる花粉症かよ・・・。といった感じでやはり予想通りにはならなかったけど、「じゃあイモコって誰よ?」ということに。「もうシンノスケでも誰でも良いや!」みたくなっているけど(笑)。

その間、ギャルサー退治に精を出していた土谷が急に昔のことを思い出し、フォークソングを贈る等して家賃を理由とした立ち退きを辞める方向に。また「エンゼル・ハート」内でも、いつまでもその溜まり場でい続けることを辞める方向に。それぞれが良い方向へ向かおうとしているのに、溜まり場でのガス漏れに気付かず火花を散らしてしまったシンノスケが爆発に巻き込まれてしまった! しかもジェロニモIII世がいるアリゾナではハリケーンが猛威を振るい、ネット電話も全く通じなくなってしまった! 何だかとんでもない事態になってしまったけど、次回最終話で丸く収まるんでしょうか? いろんな意味で、心配だ・・・。

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2006.06.12

ギャルサー・第9話

地元の愛知県でも派手な衣装と化粧をしたギャルを見掛けるし、ルーズソックスを履くギャル予備軍のコギャルも見掛けます。でも、ギャルサーらしき集団は見たことが無いなあ・・・。やっぱり彼女たちの活動の拠点は東京ですか? まあ「ギャルサー」を通してギャルサーを見られているので満足しているんですけどね。思わず入会してみたいって・・・思っちゃうじゃん?(思わねーよ、って・・・思わねーよ) これらはこのドラマ的な表現です(笑)。

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第9話「カリスマギャルの衝撃過去傷心救った初恋の涙」

イモコと名乗る謎の女性が、進之助(藤木直人)を訪問。その声に聞き覚えがある進之助は不審に思う。一方、レミ(鈴木えみ)は、商店街の人々が「イモコ」と連呼するのを耳にする。レミはその言葉に過剰に反応し大暴れ。駆け付けた一ノ瀬(佐藤隆太)に連行されてしまう。そんな折、サキ(戸田恵梨香)の元に「レミの本名はイモコ」との怪文書が届く。

「イモコ」と口にする人を、レミは同じ格好のグーパンチで何人殴ったんだ?(笑) 実はレミの本名は「小野妹子(おのいもこ)」で、そのせいで昔から皆に茶化されて辛い目に遭い、トラウマになっていたんですね。一方、姉の晶子の本名は「小野小町(おのこまち)」で、そのせいか昔から皆にもてはやされて良いように育ち、華麗なる日々を過ごしていたんですね。歴史好きの父親が名付けた名前のせいで、姉妹がこんなにも違う人生を歩むとは・・・。ちなみに、小野小町(おののこまち)は女性で、小野妹子(おののいもこ)は男性です。

これまで密かに妹子(レミ)を守っていたらしい小町(晶子)は、この一件で街を出ることを決意。しかし、シンノスケと一ノ瀬(佐藤隆太)は公園で妹子に「イモコ」と何度も言い続け、妹子はそのたび反射的に殴る行為が繰り返され、ついには妹子は何も感じなくなるまでになりました。一ノ瀬は法律の本を持っていて、名前を変更する方法があることも伝えようとしていたんですね。でもその必要はもう無いみたい。今後は大丈夫かな、妹子は・・・、殴られなかったので良しとします(笑)。

その後、ジェロニモIII世(古田新太)とのネット電話で、「イモコ」が「妹子」ではなく「芋子」であることが判明! といったところでそろそろ書いておこうか。当初から「イモコ」という名前自体が謎だったけど、今回の他に以前も「イモコイモコイモコ・・・コイモコイモ」と「小芋(コイモ)」を示唆する表現がありました。それで、「芋」という漢字をギャル文字的に分解すると、「草かんむり」が「サ」でその下の「干」が「キ」に見えることから、「芋」は「サキ」の縦文字になるという見解がありました。それで、前回サキの高校でのシーンで、サキの本名が「広瀬サキ子」であることが分かりました。これらをひっくるめると、「芋子(イモコ)」って「サキ子」のことだと・・・思われちゃうじゃん?(思わねーよ) これ、レミとナギサ(新垣結衣)のお約束のやりとりですが(笑)、こればっかりは「思わねーよ、って・・・思わねーよ?」って覆しちゃうかも? まだ“サキ(先)”は分からないし確実とは言えないけど、「イモコ」である可能性が最も高いのはサキ。引っ掛けがあるとしたら誰だろう、でもその可能性も大いにあり。大穴としては、「全てはジェロニモの狂言」。それこそ「思わねーよ」かな?

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2006.06.05

ギャルサー・第8話

このドラマで毎回楽しみにしているのは、シンノスケたちとジェロニモIII世がネット電話をするシーン。画面を2つ割りにして、片側がシンノスケで、もう片側がジェロニモIII世で、会話の最中は互いの映像がズームイン・ズームアウトされて、面白さを引き立てています。これはナイスな演出だよなあ~。ところで、ジェロニモIII世がシンノスケを呼ぶ時の発音が独特で、表記するなら「シンノスケー」よりは「シッノスケー」になるのかな。それでいて現代の日本の言葉にも精通していて、それらについては結構普通に発音できるというのがまた妙なところ。オゥ、ジェロゥニモ、ウサンクセー(笑)。

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第8話「余命1日!謎のシンデレラ女子高生究極の選択」

進之助(藤木直人)は、イモコが都内の高校にいるとの情報を得た。駆け付けると、そこはサキ(戸田恵梨香)たちの高校だった。同じころ、納品に訪れた土谷(高田純次)は、サキが渋谷のギャルだと教頭・波多野(銀粉蝶)に告げ口する。サキを捜しに渋谷へ向かった波多野は、ギャルの姿に変ぼうした生徒会長・リカ(岩佐真悠子)を見つける。

代理リーダーになって思い悩んだサキの件は今回まで持ち越されたけど、シンノスケがイモコの情報を得て向かったのはなんとサキの高校である南都下(なんとか)高校! しかもサキの本名が「広瀬サキ子」であることが判明! さらにあのリカが生徒会長! いきなり衝撃の事実続きで驚いてしまったけど、公式サイトの「イントロダクション」に書かれている「異色の学園モノ」には最も近付いたって感じ? “変身前”の制服姿もまた良いね~。学校の外に出たら、いつも見られる“変身後”の姿になるわけか~。私は前者を支持(笑)。

今回はジェロニモIII世(古田新太)が「ヨミガエリ」と呼ばれ「危険!取り扱い注意」という張り紙付きのお菓子を送ってきて、それをサキと一ノ瀬(佐藤隆太)がシンノスケの目を盗んで食べてしまったことで一騒動が起きました。食べた二人は途端に苦しみ出して、シンノスケによれば「1日で死ぬ」とのこと。あれほど「エンゼル・ハート」に戻りたがらなかったサキは、試験を捨てたリカと共にスタジオの撮影現場に到着してパラパラを披露しました。無事に終わった後、サキは仲間に「今日で死ぬんです」と告げて倒れてしまったけど、シンノスケによれば実は「アリゾナに伝わる栄養剤」とのこと。「ハッハッハッ、ジャスタジョーク」だってさ(笑)。自分をゴミだと言っていた彼女は死に、そして彼女は生まれ変わった。いつも今日一日だけと思えば、大事な物を選ぶことができる。彼はそれを伝えるがために、あえて一芝居打ったというわけでした。シンノスケはバカ正直なだけじゃないんですね。たまにはこんな風に振舞って対処することもあるんですね。そしてリカもまた心を改めたようで、高校での仮の姿(真の姿?)はやめにしてギャル姿で通うようになりました。それらのことをジェロニモIII世がまたもやブーメランの比喩で語っていたけど、シンノスケが呆れた言葉を返すと「じゃあお前考えてみろよ例え話、来週までに、4つ!」と怒って返答。さらに、「ヨミガエリ」を危険だと言っていたのは、単に「勿体無いから」らしい・・・。この、おバカさん(笑)。

ところで、冒頭から鼻をつまんで「イモコを探すな・諦めろ」と一ノ瀬家に脅迫電話をしていた晶子(三浦理恵子)は、いったい何を企んでいたんでしょう? また、ラストでレミ(鈴木えみ)が「干渉しない約束でしょう?」と言って晶子にパンチを浴びせていたけど、いったい何がどうなっているんでしょう? 晶子はレミに向かって「イモコォ」と言っていたけど、まさか・・・ねぇ?

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2006.05.30

ギャルサー・第7話

私が幼稚園の年少の頃、「大きくなったら何になりたい?」という質問に「警察官」と答えていた覚えがあります。今考えると、それは父親がいつも見ていた刑事ドラマ「西部警察」の影響だったと思われますが(笑)。そして年長になって、同じ質問に「宇宙飛行士」と答えて絵を描いた覚えがあります。警察官(刑事)になる夢はどうした自分?(笑) その気持ちの変化の理由は、どうしても思い出せず・・・。

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第7話「夢を諦めるな!カウボーイ暴走渋谷で拳銃乱射」

実家の寺を継ぐ約束だった一ノ瀬(佐藤隆太)の姉・美里(西山繭子)が外国人と結婚した。寺の存続を心配した一ノ瀬は、進之助(藤木直人)を連れて帰省。だが、警察官を辞める決心がつかない。そんな中、進之助は自分が寺を継ぐと言いだす。一方、リーダー代理に指名されたサキ(戸田恵梨香)は、メンバーの信頼を得られず孤立してしまう。

実家の寺へシンノスケを連れて帰った一ノ瀬。彼は「警察官を辞められない」と言いながら寺を継ぐ決心をすると、シンノスケが「オレが寺を守る」と言い出して口論に。また、彼は「警察官でいてもうだつが上がらない」と言って自分を責めると、シンノスケが「オレが渋谷を守る」と言い出して口論に。一ノ瀬は身の振り方で悩んではいたけど、シンノスケにとっては気が甘いと思えていたんですね。シンノスケがお坊さんの衣装を着たり警察官の衣装を着たりの奮闘ぶりで笑えたけど、最終的には一ノ瀬への真面目な説得が通じて、彼はやはり警察官として頑張る決意を固めたのでした。なかなか考えさせられるベースストーリーでしたね。

サブストーリーとして「エンゼル・ハート」の方では、レミ(鈴木えみ)から代理リーダーに任命されたサキが、自分に自信が持てずメンバーにも信頼されないことで酷く悩み、ついには陰口を聞いて室内の物を次々と壊し始める始末。この件はまだ解決に至らず、次回に持ち越しのようですね。それにしても、ギャルサー総代表のレミと薬剤師の晶子(三浦理恵子)が姉妹だったとは! 美人姉妹って・・・思っちゃうじゃん?(思わねーよ) これ、レミとナギサ(新垣結衣)のお約束のやりとりです(笑)。

ついでながら、一ノ瀬の自宅へ「合宿」だと言って乗り込んだギャルサーの4人は、ジェロニモIII世(古田新太)とネット電話で初対面。そして彼の後ろにいたのは、モモ(山内菜々)によれば「ジョージ」という男(阿南健治)。ジェロニモによれば「スーパードクターK」らしいけど(笑)。さらにジェロニモは、「(ギャル語が)移ってねーし!(プンプン)」と言ったり「キモかわいい」と言われたり(笑)。なかなか面白いやりとりだった~!

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2006.05.22

ギャルサー・第6話

「そもそもテントウムシは、点が10あるとは限らないのに何故“テントウムシ”なの?」と思ってきたけど、これが大きな間違いだったことに気付きました。テントウムシは漢字で「天道虫」と書くそうで、太陽に向かって飛んで行くことから“太陽神の天道”とされたことに由来する名前らしいです。ということは、点が10あるトホシテントウ(十星天道)は“誰がどう解釈しようとテントウムシ!”って感じになりますね(笑)。冗談を交えたけど、勉強になりました!

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第6話「呪いの紋章?美少女が次々消えた!怪奇現象の謎を追え!」

進之助(藤木直人)は、ジェロニモ(古田新太)から人間に災いをもたらすテントウムシの話を聞く。そんな折、エンゼルハートでは体調不良を訴えるメンバーが続出。さらに靴だけを残して次々と姿を消す。慌てるサキ(戸田恵梨香)らに、進之助はテントウムシのたたりだと告げる。一方、商店街では、傍若無人なギャルたちの追放作戦が進んでいた。

ジェロニモIII世が延々と語った、ヤツボシテントウの呪いの話。意外にも一ノ瀬(佐藤隆太)が興味を持って延々と聞き手に回っていたけど(笑)。「そのテントウムシを踏み潰した娘は、足が腫れて痛み苦しみ足に8つの斑点が現れたが、呪いにより邪魔に思う者を消せる力が備わった」という逸話。それと全く同じような事件が「エンゼル・ハート」でも起こり、それに気付いたシンノスケはゴキブリ退治の煙を使って呪いを追い払い、内輪もめしていたギャルズたちもそれを機に仲直り。たびたび本物のヤツボシテントウが現れたかに見えたけど、実はナナホシテントウに余分な点が一つ付着していただけ。原因不明の体調不良は、ゆで卵の食中毒で発生していただけ。ギャルズが靴だけ残して姿を消したのは、公園に仕掛けられたゴキブリ退治のような大きなネバネバに足を取られて穴に落ちていただけ。呪いは全て思い違いかと思われたけど、ギャルズの一人がテントウムシを踏み潰そうとしたところ、足をくじいてなんと骨折。これってやっぱり、ヤツボシテントウの呪い?

なかなか面白い結び付けだったと思ったけど、ジェロニモと一ノ瀬がネット電話で頻繁に会話するという目新しいシーンに持って行かれちゃったかな。それにシンノスケの喋りが少なめだったから、全体的にもあまり印象に残らなかったかな。一つ気付いたのは、「エンゼル・ハート」のギャルズと同じように仲間とつるんでいる商店街の皆さんの動きを忘れてはならないことかな(笑)。

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「HEY! FRIENDS」
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2006.05.14

ギャルサー・第5話

「言い訳」をすることは、本来“いいわけ(良いわけ)”がない、なんてね。後ろめたさをひた隠し、責任から逃れようとすること。これが「言い訳」です。いや、端的に説明するのが難しくて、ついついドラマの中の言葉を引用してしまったんだけど、別に全く説明できないということじゃなくて、あくまで端的にまとめられなかったということで、やむを得ずそうしただけなんですよ・・・。はい、これが「言い訳」です。オゥ、ワカリヤスイ(笑)。

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第5話「カウボーイは放火犯?ジェロニモの裏切りvsありがとう大地」

進之助(藤木直人)は、柳下(生瀬勝久)から喫茶店の留守番を頼まれた。勝手に食事をしていいという好条件に進之助は喜び、エンゼルハートのメンバーにも豪華な料理を振る舞う。そんな折、スミレ(奈津子)は次のイベント開催に必要な契約書を紛失。焦ったサキ(戸田恵梨香)は、書類を燃やすボヤ騒ぎを仕組み、進之助に責任をかぶせる。

「言い訳」を知らないシンノスケが、ジェロニモIII世(古田新太)から例を挙げて教えられ、それが「人を傷付ける・ムカつく」というものであることを知りました。でも「言い訳」という言葉を知らなかっただけで、「言い訳」自体は体験しているかもしれない? そして今回、合同イベント開催に必要な契約書をスミレが紛失し、サキが一芝居打って喫茶店のボヤ騒ぎを起こし、その際契約書が燃えたことに仕立て上げました。全ては責任逃れのためで、その責任をシンノスケにかぶせるというもの。それはその通りになったけど、シンノスケは自分の不注意だという気持ちを曲げず、言い訳もせぬまま一ノ瀬(佐藤隆太)に連行されていきました。サキは言い訳をしないことでシンノスケを問い詰めたけど、本人は「人を傷付ける・ムカつく」を気にして何も反論せずにいたのでした。これにはサキも困惑してしまい・・・。

しかし後に、契約書が出てきたせいでサキたちは仲間に責められるばかり。彼女たちこそ、言い訳をしたせいで失敗してしまったというわけです。充分反省してお詫びに野菜を作っていたシンノスケの元にサキたちが掛け付け、契約書の件で責任をかぶせたことを伝えて謝ると、シンノスケは怒るどころか笑顔で正直に事実を話したことを誉めました。彼によれば「謝る心、人の心から、怒りを消す。だから尊い。」。さらに「お前、謝った。とても、気持ちが良い。」。シンノスケ、アンタは大したヤツだ!

「エンゼル・ハート」の溜まり場では、やってきたギャルサー「レッド・スネーク」の代表が押し掛け、レミ(鈴木えみ)が土下座をして謝っていました。そこにサキたちが現れると、同じく土下座して自分たちがそもそもの責任であることを謝りました。さらにナギサ(新垣結衣)も現れて別の会場の予約が取れたことを伝えると、同じく土下座して謝りました。これで誠意が伝わったようで、何とか許されることに。それはそれで良かったけど、なんと契約書を奪っていたのは仲間のムツコでした。主催するギャルサーの総代がかぶる“総代表の印”の冠を当初から羨ましがっていたムツコが、誰もいない時にこっそり触ろうと思っていた時、スミレの提出した契約書で滑って冠が壊れ、ムツコはそれを契約書(彼女にとっては「紙切れ」?)のせいにして隠してしまったのでした(笑)。つまり、「言い訳」どころか「やつ当たり」。これにはギャルズも呆れた表情に。おまけに、冠の石だけを捨ててしまったようだけど、それはシンノスケが拾っていて“謝罪の印”にナギサへ渡していたのでした。冠にくっつけて皆で「おぉ~!」。ムツコは怒られ大泣きして「うぇ~ん!」。ギャルズはそれを見て「あぁ~」。まあ何にしても、「めでたし」といったところでしょうか。

今回のストーリーは、元々シンノスケが柳下に喫茶店の留守番を頼まれたところから始まりました。柳下たちは妻・恵美子(大島さと子)が法事でいないのを良いことに伊豆への温泉ウハウハ旅。その間、店の食べ物を食べて良いという約束でシンノスケが恵美子からの電話番を任されたんだけど、柳下の指示書通りに“今、手が離せない→無理だ!→死にそうだ→とにかく忙しい”と会話が進んで、最後に書かれた「と言って切れ(ガチャン!)」まで言って電話を切ったシーンで爆笑! 柳下たちはその後恵美子に旅行の件がバレて酷く叩かれ、やっぱり「言い訳」で失敗していましたね。また、シンノスケとジェロニモIII世のネット電話による会話シーンは、一つ一つ取り上げられないほどにツボにハマるやりとりが多く、とにかく面白過ぎて爆笑! ジェロニモIII世は食料を送る約束をすっかり忘れたせいでシンノスケやモモ(山内菜々)に酷く言われ、やっぱり「言い訳」で失敗していましたね。素晴らしい「言い訳」ストーリーの裏で爆笑することも多かったという、何とも妙だけど面白いストーリーでした!

そうだ、途中で猫ひろしも登場しましたね。何か持ちネタをやるだろうと思っていたけど、やっぱりやったよ、ポーツマスポーツマス!(笑) それから、喫茶店に訪れたギャルズや給料日を迎えて喜ぶ一ノ瀬に、シンノスケは食べる前の儀式“ありがとう大地、ありがとう太陽、命をありがとう、いただきます!”を言わせていましたね。いつか一ノ瀬も言っていたけど、「覚えちゃったよ」、ですよね(笑)。

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「HEY! FRIENDS」
主題歌「HEY! FRIENDS」(藤木直人)

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2006.05.07

ギャルサー・第4話

オープニングで登場する「ギャル文字」を見て、「それも一つの文化だ」と感心する反面、「それはやっぱり読み辛い」と断念もしたりする私(笑)。そもそも視覚的に面白さや可愛らしさを表現する技法で、暗号化して読み難くする効果もあり。それを外国の文字や特殊記号を巧みに使って実現する所が、やっぱりすごいよなあ。ちなみに、「ギャルサー」の一例は「≠〃ャ儿サ→」になるようです。見ての感想は「酔った」(笑)。このままギャル文字を使ってレビューを書いていくと、途中で「シュブブブ・・・」と言ってぶっ倒れるかもしれないので控えることにして、代わりにギャルっぽい口調を織り交ぜてみようと思います。それなら何とかなりそうだしー。っていうか語尾だけだしー(笑)。

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第4話「詐欺ギャル(秘)七変化…高慢女子アナへ仰天逆襲」

テレビ局がエンゼルハートの取材に来た。リポーターの雪絵(松本莉緒)を見て、なぜかユリカ(矢口真里)は逃げ去る。その時、落としたはがきを進之助(藤木直人)が届けるが、ユリカは自分のものではないと主張。サキ(戸田恵梨香)がはがきを見ると、女子大の同窓会の連絡が。だが、エンゼルハートに18歳以上はいないはずだった。

イモコイモコイモコイモ・・・小芋? オゥ、シット!(笑) シンノスケとジェロニモIII世(古田新太)がこんな風に唱えて大量の汗を流しながら、ネット電話を介してイモコの居場所探し対決をしたけど(それなんて儀式?)、「大空に羽ばたく鷲」がカギであることを突き止めたジェロニモIII世が勝利。シンノスケはまた敗北したようで悔やんでいたけど、私には信頼できる勝利か否かは判断できなかったなあ(笑)。

今回は、実はかつて田園調布に住んでいた元お嬢様のユリカの苦悩ストーリー。“ユリカ16歳(映画「アイコ十六歳」風に)”は偽りの姿で、本当は“聖桜女子大学卒業生の23歳(=ババア)”らしい。また、本名は「西園寺麗華」と書いて「にしぞのでら・・・」とはサキが間違えていたけどそうじゃなくて、「さいおんじ・れいか」と読むらしい。だから「レイカ23歳」が正しい。それでユリカは(結局この呼び名)、父親(伊武雅刀)が破産したせいで人生が狂い、現在はボロアパートでバイトをしながら一人暮らしを続け、歳を誤魔化して“18歳で卒業”のギャルサー「エンゼル・ハート」に入ってギャル気分でいました。元々矢口さんがギャル役で抜擢されたことに疑問を感じていたけど、“小柄だしー、幼く見えるしー、元「モー娘」だしー”もありつつ、今回の「ごまかし娘。(「かしまし娘」みたい)」ストーリーで大役を務めさせることにも関係していたんですね。メイクや衣装を変えると、もう大人っぽく見えるし。ドラマで言われた「ババア」だとは思わなくて、ちょうど良い所の「スタンダード娘。」って感じだしー。一応ギャルっぽい口調で(笑)。

さて、ユリカの真実は彼女宛てに届いた同窓会の通知ハガキでシンノスケやギャルズに知られ、ユリカこと麗華の現状は「エンゼル・ハート」の取材を行った同窓生の一人で現在人気女子アナの雪絵に知られ、後に同窓会の場にて同窓生たちやギャルズたちがいる中で、雪絵が悪く言ってユリカを恥晒しにしたのでした。しかしユリカをその場に連れてきたシンノスケが、ジェロニモIII世から届けられた“嘘をつくと針を飛ばすサボテン”の「オミトオシ(お見通し?)」で強く説得し、ユリカは現在の仲間に16歳と嘘をついてギャルになりすましていたことを正直に告白しました。ユリカは昔より現在を選んだんですね・・・。後にユリカはレミ(鈴木えみ)の前で土下座して変わらぬ関係を願い、サキも共に土下座して願いました。レミは「16歳のユリカ」を変わらず歓迎する皮肉交じりの言葉を伝えたことで、ユリカはギャルとして残れることが確定して良かった! 18歳になって卒業したくなかったら「まだまだ16歳の○○で~す」なんて言えば誰でも残れるとも思ったけど、よほどのことが無ければ大きく羽ばたいた方が良いし、それに嘘で逃げると「オミトオシ」の針がブンブン飛んでくる危険性もあるし?(笑)

ということで、「女の友情」がまたも良いように見られました。自分とギャルサーと同窓生の相関図があるとしたら、今回のユリカは太いマジックで自分とギャルサーの面々を大きな曲線で囲ったイメージかな。シンノスケの説得も見事だったけど、同窓会の通知ハガキに刻まれた鷲形の校章を「大空に羽ばたく鷲」だと思い、ユリカをイモコだと思って追い掛けたけど結局間違いだったようで・・・。やっぱり怪しい勝利だったよ、ジェローニモ(笑)。それから、ラストで一ノ瀬(佐藤隆太)が「オミトオシ」から針を取り除いて炒めてソテーを作っていたけど、ああやって美味しく食べられるんだ? シンノスケとモモ(山内菜々)も食べようとしていて、ネット電話の向こうではその光景に驚いて「シュブブブ・・・」と言いながらぶっ倒れてしまったよ、ジェローニモ(笑)。こういう所もしっかり押さえているから、笑えるしー、面白いしー。最後もギャルっぽい口調で・・・。

○関連記事「ギャルサー・第1話」
○関連記事「ギャルサー・第2話」
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「HEY! FRIENDS」
主題歌「HEY! FRIENDS」(藤木直人)

「ギャルサー」オリジナル・サウンドトラック
「ギャルサー」オリジナル・サウンドトラック

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2006.04.30

ギャルサー・第3話

これまで「ギャルサーのギャルズには特に興味無し」と書いてきたけど、今回の放送を見て「女の世界における暖かい光」を発見できたのかもしれない。ギャルズを良いように見られ始めたのかもしれない。とにかく、素晴らしいストーリーでした。ありがとう太陽(「暖かい光」ってそれか~!)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「ギャルサー」
第3話「壮絶激突プライド女の対決命懸け(秘)ダイエット」

進之助(藤木直人)の掘った落とし穴に、ハンバーガーと手帳がかかった。ハンバーガーは、ギャルコンテストを目指し減量中のナギサ(新垣結衣)が捨てたものと判明。進之助は、食べ物を粗末にするナギサをしかる。また、手帳からは太った少女の写真を発見。それを見たジェロニモ(古田新太)は、写真の少女が、捜しているイモコだと言う。

ありがとう大地、ありがとう太陽、命をありがとう、いただきます。って覚えちゃったよ~、とは警官の一ノ瀬(佐藤隆太)もシンノスケやモモ(山内菜々)の前で呟いていたっけ(笑)。今回そのフレーズが何度も出てきたけど、確かに食べることに関してはいつも感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。今食べ物を食べられることに感謝。今ストーリーを楽しめることに感謝。ありがとう「ギャルサー」。いただきます。

例の150万円を盗んだ張本人のナギサ(新垣結衣)は、小さい頃おデブさんだったことが本人所持の写真により判明! 過去のトラウマにも耐え、過剰なダイエットに取り組んで、今あるギャルの姿になったんですね。ナギサはその150万円を彼女たちの溜まり場のテーブルの下に置いて、自分以外の誰かの仕業にして逃げたけど、ギャルコンへの取り組みではツンとした態度を見せたせいで仲間外れにされ、さらに昔の写真を皆に見られて笑われるばかり。しかし、サキ(戸田恵梨香)他がナギサの今日までの頑張りを誉めて皆に説得し、ナギサを暖かく迎えることになりました。ああ、暖かい光・・・。

一方、仲間外れにされて仲間をバカにしたナギサは、シンノスケに捕獲されて(食わない食わない)落とし穴へズドンと落とされ、シンノスケは「お前の失った物、この穴の中にある」と言って説得。また、ナギサから仲間を呼び出すケータイを取り上げ、シンノスケは「お前仲間要らないと言った。これ、お前に必要な物ではない。」と言って説得。その後シンノスケは穴の中に枯れ草や水を投げ入れていたけど、どうもナギサに向かって投げた物ではない? ナギサはトイレの方は大丈夫なの? なんて思っていたら、ある日穴の中で一面に食用草の芽が出ていた! シンノスケも穴の中に降りてきて、ナギサに「食えば思い出す。お前が捨てた物。」と言ってその芽を差し出すと、口に入れたナギサは涙を流して「こんなんじゃ、お腹いっぱいになんねぇよ・・・」と言いながらその意味を理解。シンノスケはすかさず「タダ飯食いに行こう」と返しました。タダ飯っていうのは、町のイベント企画で配られるそばのことね。それを「タダ飯」と表現したシンノスケに笑ってしまったんだけど、でも良い説得だったなあ・・・。

彼らが向かった時はわんこそば大会が開催中で、二人は飛び入りでエントリーして出場。さらに、ギャルコンで手軽く優勝したレミ(鈴木えみ)も現れて3人・・・じゃなかった、一ノ瀬もこっそり参加したので4人で対決! シンノスケとナギサはわんこそばを食べること自体を喜び、ナギサは一口食べて「美味い」と笑顔で一言。シンノスケはいつも通りのフレーズ。客席では駆け付けた仲間たちがナギサを応援し、思わずレミに150万円を盗んだことで「実はあの金・・・」と告げようとすると、レミは「しゃべんな」とシャットアウト。この二人も仲を取り戻したということで、さらにはレミがわんこそば大会でも見事に優勝してしまったということで(笑)、ギャルズは「ギャルサー(ギャルサークル)」の名の下に文字通り「サークル(輪)」を取り持ったのでした。ギャルズ、悪く言ってごめんよ。君ら、素晴らしいよ・・・。

というわけで、今回のストーリーは特に良くて3回ほど見てしまいました。どんどん良くなってない? 良かったのはギャルズの友情ストーリーなんだけど、シンノスケとジェロニモIII世(古田新太)のネット電話のシーンもまた良くてね。“シンノスケ「イモコ死んだ」→ジェロニモIII世「そっか、イモコシュブブブ・・・(ぶっ倒れる)」”とか“ジェロニモIII世「(今回の一件のような事象を)我々業界では『ブーメランストリート』と呼ぶ。♪帰らなきゃ~」→シンノスケ→「お~、ジェロニモ音痴!」”とか。いちいち笑えるんだよね、画面を半分に割って、左にシンノスケ&モモ、右にジェロニモIII世を写したネット電話が(笑)。そしてどうもこの二人、イモコが見つからないから「アレ」をやるらしい。「勝負だ!」と言って闘志を燃やしていたけど、「アレ」って何さー、ギャルサー?

○関連記事「ギャルサー・第1話」
○関連記事「ギャルサー・第2話」

「HEY! FRIENDS」
主題歌「HEY! FRIENDS」(藤木直人)

「ギャルサー」オリジナル・サウンドトラック
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2006.04.24

ギャルサー・第2話

まさか、まさかの面白ドラマ。ギャルサー「エンゼル・ハート」のギャルズよりも、そのギャルサーたちと接するシンノスケさんの方に興味があります。あの笑いは新しいなあ。見習いたい部分があるなあ。本人は至って「素」なんだけど(笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「ギャルサー」
第2話「失われた信用…涙で紡ぐ友情のドレス」

商店街に泥棒が出没、進之助(藤木直人)は投げ縄片手に追い掛ける。一方、サークル「エンゼル・ハート」ではイベント用に衣装を新調することに。衣装代150万円をラン(西田奈津美)が預かるが、金を入れたバッグが盗難に遭う。後日、サキ(戸田恵梨香)は、進之助がたき火をする現場に遭遇。よく見ると金の入ったバッグを燃やしていた。

シンノスケが良いヤツか悪いヤツか、終始惑わされた~!(笑) 「オマエ、店のターンテーブルを盗んだか?」と思ったら、警官・一ノ瀬(佐藤隆太)のお礼にそれをろくろ代わりにして器を作ってるし。良いヤツじゃん! でも盗んでるじゃん! 「オマエ、ランを襲って金奪ったか?」と思ったら、実はナギサ(新垣結衣)が黒い衣装をまとって金を奪っていて、シンノスケが偶然会って「不吉」だと言ってカラスのバッグだけ貰い受けていたし。カラスはいいよ、中身中身! 一ノ瀬の部屋でシンノスケとモモ(山内菜々)がパソコンでWebカメラを使ったネット電話をしていると思ったら、画面の向こうでジェロニモIII世(古田新太)が手痛い振舞いばかりしているし、おまけに高額な通話料金が一ノ瀬に請求されていたし。また一ノ瀬さんを泣かせるのかよ! っていうか、何で近代技術をいつも手軽く使いこなせるんだよ! なんて、ツッコミ所多し。本人は至って「素」なんだけど。でも、シンノスケの一つ一つの行動が笑えるんだな・・・(笑)。

ギャルサー「エンゼル・ハート」の中でもやはり派閥はあって、客観的に見ていると「う~ん、女の世界もまた面倒くせぇ!」と思ってしまうわけだけど。この先シンノスケが「素」で振舞って、文字通り「サークル(輪)」をとりもってくれると良いなあ・・・。で、そこに獲物を捕らえる落とし穴は要らないから!(笑)

○関連記事「ギャルサー・第1話」

「HEY! FRIENDS」
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