ギャルサー・第11話(最終話)
「イモコ」はいったい誰なんだ? 初回話からずっと引っ張られ、数々のフェイクにも騙されてイライラしてきたけど、今度こそ正体が明かされるに違いない! 私は「灯台下暗し」の結末になると予想しました。さあ、どうだ?
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○日本テレビ系「ギャルサー」
第11話(最終話)「涙の遺言…少女達の卒業渋谷の街に奇跡が!?」
ガス爆発に巻き込まれ、進之助(藤木直人)が意識不明の重体に。サキ(戸田恵梨香)らは輸血用の血液を提供し、回復を祈る。一ノ瀬(佐藤隆太)はアリゾナからジェロニモ(古田新太)を連れてくるが、必死の呼び掛けにも進之助の反応はない。深夜、ジェロニモは進之助を病院から連れ出し、サキらが見守る中、ある儀式を行う。
ガス爆発に巻き込まれたシンノスケは、どうやらサキの支援も受けて回復し事無きを得たようです。この曖昧な口調・・・、実はですね、当日の放送を録画しないまま寝てしまって、途中から見たんです(苦笑)。痛恨の失敗! でも大丈夫。既に他を頼って録画映像をようやく入手できたので、しっかり補完できました。シンノスケは助かって良かったね!(弱い~)
それで、私が当日見たのは、ビルの屋上でシンノスケがギャルサー「エンゼル・ハート」のメンバーたちに最後の説得をしていたシーンから。シンノスケは好ましい生き方を彼女たちに強く伝え、ロープで雷を拾って渋谷他周辺を停電させ、代わりに見えた夜空の星たちを見させてさらに説得を続けました。その後シンノスケはヘリで遠くへ去っていき、レミ(鈴木えみ)の一声で「エンゼル・ハート」は解散。“思われちゃうじゃん・思わねーよ”の恒例のやりとりもありながら、彼女たちはシンノスケの助言を胸に生きる覚悟を決めたのでした。
そして3年後。レミは一ノ瀬(佐藤隆太)と結婚し、生まれた男児に「進之助」と名付けていました。ユリカ(矢口真里)はデザイナーに、ナギサ(新垣結衣)は看護婦に、リカ(岩佐真悠子)は大学生に、シズカ(佐津川愛美)は保育士に、スミレ(奈津子)は土谷文具店でバイト。そしてサキは、シンノスケの衣装を身に着けて一ノ瀬宅で居候。そこでサキがかぶっていた帽子の中から古びた手紙が見つかってあることに気付き、元「エンゼル・ハート」のメンバーたちに海岸で踊る案内の手紙を送って久々に集合しました。そこでサキから告げられたのは、「イモコ」の正体。手紙の主は旧姓「渋谷」の北島サチ子という人物からのもので、なんとシンノスケの実母! 「渋谷(の)芋子」ではなくて「渋谷サチ子」だったんですね。彼が幼い頃、ビンに手紙を入れて海へ流すのを知り、壁に貼られていた母親の花マル付きの絵を入れて流したそうで・・・。つまり、言ってみれば「イモコ」は「シンノスケ自身」というオチ。「灯台下暗し」の結末は予想通りだったけど、その真相までは予想できなかったなあ。確かに「サチ子」も「サキ子」と同様に縦書きしたら「芋子(イモ子・イモコ)」と読めるし。しっかりやられてこれまた痛快だったけど、その場に海からシンノスケが現れて、今度は「ウマコ」を探しているらしい(笑)。最後は皆で主題歌「HEY! FRIENDS」に乗せてパラパラを踊って、ジ・エンド。今思えば、このドラマらしい結末でしたね!
ドラマのスタート前は、番宣を見ても意味不明で全く期待していなかったけど、見始めてみるとこれがまあシンノスケ他のアリゾナ軍団とギャルサーとの交流と騒動が面白く、かなり満足できました。でも、ただ面白いのではなくて、毎回本当に大事なことばかりテーマに挙げていましたね。視点を変えるといろんなものが見えてくる、まるで万華鏡のようなドラマでした。評価は高かったです!
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