クロサギ・第11話(最終話)
最終話の放送日、黒崎こと山下智久くんが朝からTBS系の番組に出まくっていましたね。それもクロサギとしての綿密な裏工作? 別に視聴者を騙しているというわけではないけどね。5分延長ありの最終話ということで、時間またぎを狙った視聴率稼ぎにも乗り出してきました。スタッフもまた、巧みな技で“クロサギパワー、注入!”を狙ったか? さて、どんな結末が待っているんでしょうか?
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○TBS系「クロサギ」
第11話(最終話)「さよなら黒崎」
黒崎(山下智久)は、父親(杉本哲太)を陥れた御木本(岸部シロー)の情報を入手。御木本の手下で、フランチャイズ開業詐欺をする春日(萩原聖人)との接触を試みる。そんな中、刑事の神志名(哀川翔)は、黒崎への逮捕状を獲得。春日に緊急配備をかけ、黒崎を追い詰める。だが、黒崎は、捜査の網をかいくぐり、春日との接触に成功する。
憎き敵の御木本を追い詰めるには、その手下である春日を罠に陥れることから。そう考えた黒崎は春日を見付けて追ったけど、その途中で白石(加藤浩次)に止められ、神志名たちが逮捕のために強力な捜査網を張っていることを伝えられました。やがて黒崎は密かに春日との面会を果たし、買収話を持ち掛けて大金を収め詐欺が成功。しかし、御木本の居場所について口を割らせることができず、その後神志名率いる大勢の警察に取り囲まれてしまい、ひたすら抵抗しつつも太刀打ちできず逮捕されました。シロサギやアカサギを喰う“史上最強の詐欺師”とも呼ばれるクロサギ・黒崎が、強力な罠に掛かり手錠を嵌められて連行されるシーンは、かなり力が入っていましたね・・・。
逮捕された黒崎は拘留所で神志名と話し、御木本を追うことを諦めない意思をぶつけました。その黒崎はなんと証拠不充分として釈放。これには桂木(山崎努)が絡んでいて、黒崎を逮捕させて御木本を遠くまで逃がした後で釈放という策略によるものでした。その黒崎を逮捕に仕向けていたのがゆかり(市川由衣)で、氷柱(堀北真希)ばかり見て自分を見てくれないことが辛くなったため衝動的にそうしたのでした。まあ何はともあれ、釈放された黒崎は変わらず御木本を追うことに。桂木に刃物を渡されて自分を殺すように言われても、あくまで御木本を追い詰めてからということで、それまでは心臓を大事にしろと。物事には順序あり? その桂木は、拘っていた漬物の味がスーパーで売られる素であることを早瀬(奥貫薫)から聞き、勢い良く詰め寄ったことで心臓の弱りがウソであったことが判明。「人間は、面白い」と言いつつも、笑ったり渋ったりで微妙な表情? そして、氷柱は丘で黒崎に再会して驚きつつも将来検事になる意思を伝え、お互いに指を差して「バーン!」と勝負。黒崎の「毎度ありっ、バーン!」というセリフで終了しました。
“詐欺師を狩る詐欺師”というテーマが目新しく、全体的に見て面白かったと思います! 二転三転した後の結末は、「The end(完)」というよりは「To be continued(続く)」といった感じでしたね。「see you!」という字幕もあったし。もしかしたら、「クロサギ2」なんて構想が既にあったりして? あっ、黒崎の名セリフ「毎度あり!」って、「その具体案も“毎度あり!(毎回)”」という意味も含まれていたりして? バーン! 当たり?
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