おとなの夏休み・第10話(最終話)
今クールのドラマの中で最も早く最終話を迎えたのがこの作品。「9月上旬に終わるなんて」と思ったけど、考えてみたらドラマのタイトルに「夏休み」が含まれることだし、「学校の夏休みが終わる頃を狙ったんだ?」と妙に納得しました。「打ち切り・短縮」と言うよりはマシかな。おっと、うっかり発言・・・。。
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○日本テレビ系「おとなの夏休み」
第10話(最終話)「離婚届という恋文」
みゆき(寺島しのぶ)は、浮気の謝罪に来た和幸(石黒賢)との話し合いを拒否。自分の名前を記入した離婚届を自宅マンションのリビングに残す。そんな中、離婚届の件を和幸から聞き、責任を感じた壽美子(中島知子)は、みゆきに謝り、離婚を思いとどまるように説得する。だが、Petit ami(プチタミ)が閉店する日、和幸は離婚届を手に市役所へ。
結局、「ハッピーエンド」でOK? (・_・)?
第8話辺りから急展開があって、思いっきり暗雲が立ち込めていたんだけど・・・。最後は大型の台風でも来たかのように(リアル台風は大変でしたが)全てを吹き飛ばして、良い要素だけが残ったような感じになりましたね。
みゆきは海の家の営業権を優(中越典子)の父・松夫(小野武彦)に売り払ったことで、結果的には黒字で仕事的には赤字。みゆきは夫・和幸と復縁し、息子・洋介(ささの貴斗)も連れて家族3人で海へ。解体作業が進む「Petit ami」の前には、壽美子と優が来ていた・・・。そして女性3人で最後の会話中、優はみゆきへ権利書を差し出した。自宅で松夫が金庫で保管する権利書を持ち出そうと企てた時、そこに現れた松夫が「暗証番号が分かれば好きにしていい。番号は“俺の心”だ。今まで生きてきて、一番幸せだった日だ。“俺の心”が分かれば扉が開く。」と言った。実はその日は「優の誕生日」だった。それを見抜いた優は、約束通り権利書を好きにして、みゆきへ渡したというわけだ。
みゆき「夏の海があるから生きてゆける」
優「やる?」
壽美子「やりますか!」
みゆき「やっちゃいますか!」(海ではしゃぎまくる3人のシーンで終了)
やっちゃってください! ほどほどに! (^o^;)/
というわけで、来年また海の家を開く決意を固めたようです。再び「Petit ami」という名前で運営するかどうかは分からないけど・・・。うーん、「結果オーライ」の典型例になってしまったけど、このドラマは何を強く訴え掛けたかったのかが良く分かりませんでした。例の急展開について、「あれは何だったの?」というより「単なる盛り上げ要素?」等と思ってしまい、やや拍子抜けした感はありましたね。私が印象に残ったことは、「海の家を開店するまでのワクワク感」と「次第に心を開いていった少女A(佐田真由美)」くらい? 彼女たちの「楽しい夏休み」は「単なる他人の想い出」といった感じで、深く思い入ることができませんでした。ちょっとだけ残念だったかな。
もう一つ注目点「主題歌が週替わり」について。最終話は山下達郎の「高気圧ガール」。私としては「待ってました!」の選曲で、「第1~3話」で予想した通りヤマタツの曲が登場しました! きっと来ると思っていたよ、ヤマタツが。まさか来ないなんて思わなかったよ、チューブが(苦笑)。さあ全10曲が出揃ったところで、レーベルの壁を越えた「おとなの夏休み・主題歌全曲収録盤」をリリースしてくれ! もし実現したら、来年の夏休みにでも聴くさ♪
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