2007.04.05

1リットルの涙・特別編~追憶~

4/05にフジテレビ系で放送されたドラマ「1リットルの涙 特別編~追憶~」を見ました。2005年秋に放送された連続ドラマの「総集編」とも言える内容で、主人公・亜也が亡くなってから半年後の状況が回想と共に描かれました。

○フジテレビ系「1リットルの涙」
http://www.fujitv.co.jp/tears/

○キャスト&スタッフ(公式サイトより)

【キャスト】
池内亜也  … 沢尻エリカ
池内潮香  … 薬師丸ひろ子(亜也の母親)
麻生遥斗  … 錦戸亮(亜也のクラスメイト・現在は神経内科医)
池内瑞生  … 陣内孝則(亜也の父)
池内亜湖  … 成海璃子(亜也の妹・現在看護師)
池内理加  … 森本更紗(亜也の妹・現在高校1年生)
長嶋みずき … 岡本杏理(遥斗の患者・14歳)
多岐川誠  … 甲本雅裕(リハビリの医師)
桜井奈緒子 … 岩橋道子(神経内科看護師長)
水野宏   … 藤木直人[特別出演](亜也の主治医) 他

【スタッフ】
原作:「1リットルの涙」木藤亜也著(幻冬舎文庫)
脚本:横田理恵
演出:村上正典(共同テレビ)
音楽:上田益(レガートミュージック)
主題歌:K「Only Human」(Sony Music Records)
挿入歌:レミオロメン「粉雪」(ビクタースピードスター)
企画:関谷正征 清水一幸

プロデューサー:小椋久雄(共同テレビ) 江森浩子(共同テレビ)
制作:フジテレビ 共同テレビ

○「1リットルの涙 特別編~追憶~」あらすじ(公式サイトより)

池内亜也(沢尻エリカ)が亡くなって半年――。

看護師になった亜也の妹・亜湖(成海璃子)は、常南大学医学部付属病院の内科に異動になる。ここは、亜也が入院していた場所であり、亜也が親しくしていた麻生遥斗(錦戸亮)が神経内科医として勤務している病棟だった。が、楽しみにしていた遥斗との再会は、亜湖が想像していたものとは違っていた。遥斗は看護師ともあまりコミュニケーションを取らず、担当の患者とも距離を置き、自分の殻にとじこもっていたのだ。
「麻生さん、なんか感じが変わっちゃった……」。
多少の失望をこめて、母の潮香(薬師丸ひろ子)に報告する亜湖。潮香は、亜湖の話を聞き、亜也が亡くなった後の遥斗の胸の内を思いやる。

そんな遥斗の患者である長嶋みずき(岡本杏理)は14歳。神経内科に通っていたが、学校で転んでケガをし、現在入院中だった。一見明るい彼女だったが、治療には熱心でなく、リハビリもサボリがち。看護師たちに何度注意されても態度を改める様子もなかった。ある日、リハビリ患者の一人から、「かけはし」という小冊子を手渡されたみずきは、その中に載せられた亜也の詩に感銘を受ける。亜也が遥斗と親しかったと聞き、好奇心で遥斗に尋ねるみずき。
「イケウチアヤって人、知ってますか?」。
しかし、遥斗はその話題を避ける。

翌日、潮香と夫の瑞生(陣内孝則)が病院にやってきた。亜也の主治医だった水野宏(藤木直人)と話をする瑞生。池内家の家族は、亜也の死からなんとか立ち直ってきた。家族はみんなで思いを分け合える。けれど…。
「俺が心配なのは、あいつです……」。
瑞生は、ひとりで耐えているであろう遥斗への思いを水野に告げる。

その頃潮香は、亜湖が描いた家族の絵を持って遥斗に会っていた。絵の中で、元気に笑っている亜也の姿を見つめる遥斗。
「この中に、ちゃんと前を向いて生きた私がいる…そのことを忘れないで、って亜也に言われたの」。
せっかく医者になったのに助けられなかった、と自分を責める遥斗に、潮香はそう言った。

そんな折、亜湖は、みずきが薬を飲まずに捨てていたことを知って驚く。治りたくないのか、とみずきに問いただすが彼女は何も答えなかった。亜湖は、みずきとちゃんと向き合ってほしい、と遥斗に言いに行く。が、どこか受身な遥斗の態度に、亜湖はついに怒りをぶつけてしまう…。

亜也の死により自分自身を見失ってしまった遥斗と、そんな彼に失望してしまった看護師の亜湖。そんな二人の元にみずきという患者が新たに登場し、遥斗は彼女に亜也のことを語ることによって、苦しみから解き放たれてゆく。そんなストーリーでした。実に良かったですね。

連続ドラマ版を見たことが無い人は、このSPを見ただけでもある程度把握でき、また感動したのではないでしょうか? でも、できれば連続ドラマ版を是非見ていただきたいです。何気無く今を生きていた亜也が自分の病気を知って葛藤し、やがて“生きることの大切さ”を思い抱いて強く行き続ける様は、毎回ながら感動させられ涙も誘われました。今回の3時間SPだけでは伝わりきらなかった部分も、きっと見えてくるはずです。

「1リットルの涙」DVD-BOX
「1リットルの涙」DVD-BOX

「1リットルの涙」
映画「1リットルの涙」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

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2006.03.09

3月9日は「レミオロメンの日」

今日は3/09。いや、あえて「3月9日」と書きましょう。現在「3月9日」と言えば、「レミオロメンの日」と言っても過言ではないと思います。また会話中に「3月9日」という言葉が出れば、「それってレミオロメン?」なんて言葉を返す人も多いと思います。ねっ、そうでしょう?(笑)

「3月9日」 「3月9日武道館ライブ」
レミオロメン「3月9日」/「3月9日武道館ライブ」

元々この「3月9日」は、「メンバーの共通する友人の結婚式のために作った」というエピソードがあり、曲のタイトルはその結婚式が2002年の“3月9日”に行われたことに由来します。そしてシングル「3月9日」も、2004年の“3月9日”にリリースされたことで、ちょっとした面白エピソードにもなっています。

私が初めて聴いたのは某歌番組で彼らが披露した時で、「Aメロからサビから同じようなフレーズが並ぶ曲だなあ」というのが正直な印象でした。それ以後は特に聴かなかったんだけど、昨年放送されたフジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」で挿入歌として使われたのもあって、改めてじっくり聴いてみたらこれがすごく良い! 音楽って、聴く時期によって印象が変わるものじゃないですか。まさにその状況でしたよ。今ではその「3月9日」という時期が卒業シーズンに重なるのもあって、「卒業ソング」として広まっている一面もありますね。確かに印象に残る曲だし(以前抱いた印象はかき消されたということで)、将来歌と共に想い出が甦ることでしょう・・・。

さあ皆さん。今日は今一度、レミオロメンの「3月9日」を聴こうではありませんか!

○関連カテゴリ「1リットルの涙」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/tears/
○関連記事『「卒業ソング大特集」のご紹介』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/01/sotsugyo.html
○卒業ソング大特集(本館「adsTV-web」内の大人気コーナー)
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/blue/sotsugyo/


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2005.12.25

1リットルの涙・第11話(最終話)

このドラマを見れば分かることですが、難病である「脊髄小脳変性症」の患者は、身体の障害こそ顕著になるとしても意思ははっきりとしています。「伝え合うコミュニケーションが普通にできること」。これは忘れずにいたいです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第11話(最終話)「遠くへ、涙の尽きた場所に」

20歳になった亜也(沢尻エリカ)は、必死に闘病生活を送っていた。病状が進み歩けなくなった亜也だが、連載中の詩や日記が反響を呼び始める。そんな中、亜也は妹・亜湖(あこ・成海璃子)に促され、1年間過ごした高校へ。そこで、医大生の遥斗(はると・錦戸亮)と再会する。その直後、亜也は生きている証しのようにつづっていた日記が書けなくなってしまう。

亜也は本当にすごい人だった!

20歳。病気になって、もう5年が過ぎた。
一つ一つ失って、残されたのは、僅かなものだけ。
昔の私を、もう思い出せない。

こんな亜也のナレーションで始まった最終話。ベッドから懸命に降りようとする際の、足と床のアップシーンが何度もあって印象に残りました。亜湖が描いた家族の絵が入賞し、その絵を見に家族全員で亜也の母校でもある東高へ。医師・水野(藤木直人)が試みた実験も好ましい結果が得られず、残念ながら亜也を助けることは難しいままでした。そんな亜也は、「生きている証」を表現するため、マジックを逆手に持って思いのままの詩をひたすら書き続けていたのでした。時折病状が悪化して寝込む亜也。その彼女の元に、「ふれあいの会」の会報に掲載された亜也の詩を読んだ中学生の女の子から、一通のハガキが届き、遥斗が亜也のベッドの横でそれを読み上げてあげました。

亜也さんへ

死んじゃいたいと思っていました。
私も亜也さんと同じ病気です。
先生に治らないと言われた時は、
いっぱい泣きました。
うまく歩けなくなって、学校でもじろじろ見られて、
付き合っていた彼氏も離れていきました。
何で私がこんな目に合うのって、
毎日毎日お母さんに当たっていました。
でも亜也さんの文章を読んで、
辛いのは私だけじゃないんだと思いました。
私は病気になってからうつむいて、
地面ばかり見ていたことに気付きました。
亜也さんみたいに強くなりたい。
これからは辛くていっぱい泣いても、
その分ちゃんと前へ進みたい。
亜也さんのおかげでそう思いました。

亜也のメッセージは、確かに人の役に立っていたようです。亜也は涙を浮かべながら手を差し伸べ、遥斗はそのハガキを手渡しました。人の役に立てた喜びの言葉を語る亜也。そして遥斗は涙を流してその言葉を受け止めたのでした。やがて亜也は、本人の希望により水野の許可を得て1日だけ自宅へ帰ることに。その前日、瑞生(陣内孝則)と潮香(薬師丸ひろ子)は亜湖や弘樹(真田佑馬)や理加(三好結稀)たちに「これが最後の帰宅かもしれない」と告げておき、当日は亜也を暖かく迎えました。少し早いクリスマスパーティー。潮香から妹弟たちにクリスマスプレゼントが贈られました。亜湖には可愛い洋服、弘樹にはPUMAの白いスポーツバッグ。理加にはカラフルな絵の具。それらを亜也が選んでくれたことも伝えました。続いて、潮香により亜也からの手紙が読み上げられました。

ごめんね亜湖。
最近昔の服ばっかり着ているよね。
私がパジャマばっかりだから、
新しいの欲しいって言えなかったんでしょ?
亜湖、おしゃれ大好きだったのに、ごめんね。

ごめんね弘樹。
小学校から同じスポーツバッグ使ってるね。
中学生になったら、やっぱりかっこいいの持ちたかったでしょ?
遠慮させちゃって、ごめんね。

理加もごめんね。
私に絵描いてくれるために、
絵の具ギュっと絞っても出なくなっちゃうまで使ってくれて。

亜湖。ヒロ。理加。
いつもありがとう。
ずっとお母さんを取っちゃって、ごめんね。

妹弟たちは亜也に感謝の言葉を贈りました。そして翌朝、いつかのように自宅前で家族全員の記念写真を撮りました。この時亜也は、「生きている証」を改めて実感していたのでした。

胸に手を当てる。
ドキドキ音がする。
うれしいな。
あたしは生きている。

その後亜也は話せなくなり、文字板を指でたどって意思を伝える状態で、マジックさえも上手に持てなくなってしまいました。ある夜遥斗は亜也の病室を訪れ、亜也の希望でこれまで書いてきた亜也自身の日記を読み上げました。それを聞いて、過去のことを思い出す亜也。毎回エンディングで語られたメッセージが主でした。最後に亜也から「いきてね ずっといきて」と伝えられ、遥斗は「分かった」と答えました。そのまま亜也は涙を流しながら眠り、大好きだったバスケの夢で見ていた・・・。5年後。亜也の病状が急変し、水野が手を尽くしたが・・・。駆け付けた瑞生と潮香は、ただ悲しむだけでした。池内亜也は、25歳という年齢にして、亡くなってしまったのです・・・。

それから一年後、一周忌の日。潮香は亜也の日記ノートで最後の日記「ありがとう」の次のページに、亜也宛ての手紙を書きました。

亜也へ

あなたと会えなくなって、もう一年が経ちました。
亜也、歩いていますか?
御飯が食べられますか?
大声で笑ったり、お話ができていますか?
お母さんがそばにいなくても、毎日ちゃんとやっていますか?
お母さんは、ただただ、それだけが心配でなりません。

どうして病気は私を選んだの?
何のために生きているの?

亜也はそう言ったよね。
苦しんで苦しんで、
たくさんの涙を流したあなたの人生が何のためだったか、
お母さんは今でも考え続けています。
今でも答えを見つけられずにいます。

でもね、亜也─────。

瑞生と潮香は丘の上にある亜也の墓前へ向かい、赤い花を添えて手を合わせました。そこに水野が花を持って現れ、同じように手を合わせ「お嬢さんはすごい人でした」等と会話した後、そこを去ろうとしました。しかし水野は立ち止まり、「池内さん、やっぱり、亜也さんはすごい人でした」と一言。なんと、亜也の墓碑へ向かって、赤い花一輪を手にして丘を登ってくるたくさんの人が!

でもね、亜也。
あなたのおかげで、たくさんの人が生きることについて考えてくれたのよ。
普通に過ごす毎日がうれしくて、暖かいもんなんだって思ってくれたのよ。
近くにいる誰かの優しさに気付いてくれたのよ。
同じ病気に苦しむ人たちが、一人じゃないって思ってくれたよ。
あなたがいっぱいいっぱい涙を流したことは、
そこから生まれたあなたの言葉たちは、
たくさんの人の心に届いたよ。

ねえ、亜也。
そっちでは、もう泣いたりしてないよね?
お母さん、笑顔のあなたに、もう一度だけ、会いたい。

亜也のメッセージは、確かに人の役に立っていたようです。このメッセージ、転写しながら泣いてしまいました・・・。そしてラストは回想シーン。東高の体育館にいたのは、一人バスケの練習をする亜也と扉付近でたたずむ遥斗。亜也は遥斗がいることに気付いて、笑顔を浮かべたのでした。

生きるんだ。

ここでタイトルバックへ。たくさんの字幕が表示されました。

昭和63年5月23日午前0時55分
木藤亜也さん25歳で永眠
花に囲まれて 彼女は逝った

亜也さんが14歳から綴った日記『1リットルの涙』は
現在、約180万部を発行───

29年の歳月を経て
今もなお多くの人々に勇気を与え続けている

現在、妹の理加さんは
塾の先生として子供達に
勉強を教えている

弟の弘樹さんは
警察官として地域の安全を
守っている

妹の亜湖さんは
亜也さんの通っていた
東高を卒業───
潮香さんと同じ
保健師として働いている

父・瑞生さんと母・潮香さんは
今も亜也さんの想いを
伝え続けている

最終話のタイトルバックは、毎回オープニングで流れる曲に乗せて展開されました。「池内亜也」のモデルである木藤亜也さんは、「平成」という年号を知らぬまま他界。しかしその「平成」の時代になっても、売れた本の部数、いやそれ以上の数の人たちが、亜也さんのメッセージに共感したことでしょう。私もその中の一人です。特にこの実話は、私の地元である愛知県(豊橋市)で起こった話だと知り、より一層共感したのでした。

残された実際の妹弟たちは、姉からの教えを受けて、人に教え、人に伝え、人の役になる職業を選んだようです。亜湖さんに至っては、姉と同じ東高へ入り、さらに母親と同じ職業に就くとは・・・。瑞生さんと潮香さんは、今回ドラマを通してもこの実話が世に広まったことを、亜也さんに報告したことでしょう・・・。

そして亜也さん。やっぱりあなたは、すごい人でした。

○関連記事「1リットルの涙・第1話」
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○関連記事「1リットルの涙・第10話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」
○関連記事「本田美奈子さん死去~早過ぎる死~」

「1リットルの涙」DVD-BOX
「1リットルの涙」DVD-BOX

「1リットルの涙」
映画「1リットルの涙」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
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2005.12.20

1リットルの涙・第10話

主人公・亜也の難病「脊髄小脳変性症」を、今更ながら詳しく調べました。「小脳から脊髄にかけての神経細胞が破壊されることによる神経病」の総称だそうです。遺伝に関係する例もあり、原因不明で完全な治療法は無し。改めて難病だと思いました・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第10話「ラブレター」

亜也(沢尻エリカ)は養護学校を卒業し、再び家に戻った。一方、遥斗(はると・錦戸亮)は、志望の常南大学医学部に合格。リハビリで病院を訪れた亜也を連れ、大学を案内する。遥斗との楽しい時間を過ごす亜也だが、周囲の新しい環境に寂しさを感じるように。「もっとリハビリをしたい」と、潮香(しおか・薬師丸ひろ子)と水野(藤木直人)に入院を申し出る。

前回気になった亜也の言語障害の現れは、ここに来て顕著になり始めました。思うように話せなくなり、トイレにも困ることに。病室で見られたくない場を遥斗に見られた時、亜也はどれほど悲しかったことか。ある日亜也は遥斗にラブレターを渡したけど、「麻生くんへ」と書かれたそのラブレターの内容は、通常のうれしいものというよりは現在抱いている辛さを訴えたものでした。「正直に言います 麻生くんといると つらいです」や「もう会えません」といった文面を見て、遥斗は涙を流すだけ・・・。病室の亜也も、両親や水野を前に「私、結婚できる? そうだよね・・・。でも、それでも、いつか、いつかが来たら、お花いっぱいに囲まれて、眠り続けたい」等と、笑顔で呟いたのでした。しかしその後、辛さに耐えられず号泣。その心情が、「過去を思い出すと、涙が出てきて困る。」というナレーションで語られました。そしてこんな字幕が。

現実があまりにも残酷で きびしすぎて
夢さえ与えてくれない
将来を想像すると また別の涙が流れる

ここでタイトルバックへ。そして、またも字幕が表示されました。

わたしはどこへ行けばいい?
何も答えてくれないけど
書けば気持ちだけでも晴れてくる
求めているんだよ 救いの手を
だけど届かないし 逢えもしない
ただ暗闇に向かって
吠えるわたしの声が響くだけ

                    「1リットルの涙」より

病状が進む亜也を、黙って見ていられませんでした。ドラマとして、やはり「悲しき最期」までたどりついてしまうのか? 次回最終話の結末を見るのが、やや辛くもあります・・・。

○関連記事「1リットルの涙・第1話」
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○関連記事「1リットルの涙・第5話」
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○関連記事「1リットルの涙・第7話」
○関連記事「1リットルの涙・第8話」
○関連記事「1リットルの涙・第9話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」
○関連記事「本田美奈子さん死去~早過ぎる死~」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
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「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
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2005.12.13

1リットルの涙・第9話

前回はドラマのタイトルと同じ「1リットルの涙」というサブタイトルが付けられ、主人公・亜也が学校を去ってたくましく明日を生きる姿を見せた所で終わりました。そこで終わっても良かったかもしれないけど、ストーリーはその後起こるであろう悲劇の終焉まで続きます。難病を患ったとしても「今を生きよう。前向きで行こう。」という意志を持ち続けた、そんな彼女をずっと見届けていこう・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第9話「今を生きる」

潮香(しおか・薬師丸ひろ子)らは養護学校の寄宿舎生活に入る亜也(沢尻エリカ)を心配し、入学祝いに携帯電話を贈る。翌日、登校した亜也は、1学年上の明日美(大西麻恵)と出会う。亜也は同じ病気で自分より進行の進んだ彼女の姿に自分の将来を重ね不安に。一方、学校が変わっても亜也との付き合いを続ける遥斗(はると・錦戸亮)は、父・芳文(勝野洋)から注意を受ける。

亜也は養護学校に入り、かつて会った明日美と再会。しかし、どうしても彼女の姿に症状が進んだ自分を見てしまうのでした。そんな中、遥斗から水族館でのデートに誘われ、当日は存分に楽しみました。ちなみにそのシーンでは、レミオロメンの挿入歌「3月9日」が流れていましたね。ただ、亜也がたまたま1人になった時に他人から道を聞かれ、説明はするが思うようにできませんでした。もしや、言語障害の現れ? その後2人が帰ろうとした時に雨が降り始め、亜也の車椅子が道の溝にはまったりで、夜遅くになって車の助けを借りて何とか帰宅。迎えた潮香は遥斗に向かって思わず「何してんのよ!」と言い責めたけど、後になって亜也のために誘ってくれたことを感謝しました。しかし遥斗は、自分を責め始めることに・・・。

思い悩んだ遥斗は、ある日養護学校へ向かい、久しぶりに亜也と会話しました。亜也は「自分の体のこと、認めてるつもりでも、心の底では、認めてなかったのかも。これが、あたしなのにね。」と言うと、遥斗は亜也を今後も見守っていく意思を伝え、「俺、お前のこと、好き・・・なの、好きなのかも、たぶん。」と言いました。ちなみにここまでのシーンでは、レミオロメンの挿入歌「粉雪」が流れていましたね。それで亜也は「ありがと。」と言った時、Kの主題歌「Only Human」が流れ始めました。そこで、養護学校の校内に飾られている亜也の詩「朝の光」が、本人のナレーションで紹介されました。

朝の光
                    池内亜也

この学校の玄関前に
壁が立っている
その壁の上に朝の光が白んで見える
いつかは見上げて
そっとため息をついた壁だ
この壁は私自身の障害
泣こうがわめこうが消えることはない
けれどこの陽のあたる瞬間が
この壁にもあったじゃないか
だったらわたしにだって
見つけ出そう
見つけに行こう

遥斗は、進路希望調査の紙の「第1志望校」に「常南大学医学部」と書きました。将来医者を目指すことを決心したようです。また亜也の妹・亜湖(成海璃子)は、猛勉強の末亜也が通っていた東高の受験に合格することができました。家族全員が集まった亜也の病室で、亜湖が「安心して。亜也姉の夢は、私が引き受けたから!」と伝えたことで、亜也も笑顔を浮かべていました。そして、「足を止めて、今を生きよう。いつか失ったとしても、諦めた夢は、誰かに委ねたっていいじゃないか。」と心の中で呟いたのでした。そしてこんな字幕が。

人は過去に生きるものにあらず
今できることをやればいいのです

ここでタイトルバックへ。しかし、Kの主題歌「Only Human」が継続して流れるまま、またも字幕が表示されました。

マ行、ワ行、パ行、ンが言いにくくなってきた。
声にならず空気だけが抜けていく。
だから相手に通じない。

最近、独り言が多くなった。
以前は嫌だったけど、口の練習になるから大いにやろう。
しゃべることに変わりはない。

                    「1リットルの涙」より

“今を生きる”亜也の前向きさにただ感動。彼女は本当に心が強くなりましたね。さて今回のレビューでは、主題歌と挿入歌のことを強調して書きました。それは、これら3曲全てがほぼフルコーラスで流れたからなんです! 挿入歌についてはストーリー内でできそうだけど、主題歌は従来タイトルバックに入る直前で流し始め、しかも長くは流せないため「短縮版」が精一杯で、普通なら実現不可能。しかし今回は少し前から流し始め、2番辺りでタイトルバック入りしたため、そのまま間奏付きで随分長く流していました。だからすごく珍しいなあと思って、ストーリーと共にただ感動。このドラマの主題歌、挿入歌、それにBGMは、どれもやっぱり「感動させられる力」を持っているなあ・・・。

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○関連記事「本田美奈子さん死去~早過ぎる死~」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
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2005.12.04

1リットルの涙・第8話

「1リットルの涙」の文庫本が、今年2月下旬の発売以来売れ続け、僅か9ヶ月で100万部を突破したそうです。映画やこのドラマの影響も大きいわけですが、売れ行きはいまだに衰えていないようです。もう随分前のノンフィクションが、今年になって広く知られて売れに売れるなんて、すごいことですね。そしてこのドラマは、某社による今クールのドラマ満足度ランキング・中間結果で、見事1位に輝きました。まさに今年は「当たり年」だと言えましょう。さて今回、サブタイトルはタイトルそのままの「1リットルの涙」。相当大きな悲しみと感動があるに違いありません・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第8話「1リットルの涙」

保護者会で亜也(沢尻エリカ)への対処が問題に。亜也は潮香(しおか・薬師丸ひろ子)の表情から、自分のことだと悟る。亜也が頑張れば頑張るほど、クラスメートの中で亜也に対する不満が増加。そんな中、全国模試が開催されることに。会場へ急ぐ亜也は、バランスを崩して階段から落下。その際、まり(小出早織)にもけがを負わせてしまう。

亜也は今の高校での生活が困難になり、周りの人に迷惑を掛けてばかりの状態。クラスメイトや保護者からも非難を浴びるようになってしまいました。そんな亜也に対して、遥斗(錦戸亮)は暗に励ますよう語り掛け、潮香は「仕事を辞める」と言って家族専属の保健士になることを決意し、瑞生(陣内孝則)も別の仕事を引き受けて稼ぎを増やそうとしました。

そんな中、亜也は全国模試の会場で階段から落下! 足を捻挫して学校を休むことになったけど、落下時に助けようとしたまりも軽いケガを負ってしまいました。それをきっかけに、教室内でクラスメイトたちが密かに抱いていた不満を爆発。ただ、その事態に猛反発していたのが遥斗でした。しかし、教室へたまたま忘れ物を取りに来ていた亜也が、その会話を聞いてしまい・・・。無言で忘れ物を手に取って教室を去る亜也。それを走って追い掛ける遥斗。階段で足を止めていた亜也に、遥斗は「乗れよ」と言っておぶって降り、車椅子に乗せて亜也の自宅まで送ってあげました。歩道橋の上に来た所で、ついに泣き出してしまった亜也。「(前みたいに)何か言ってよ!」と言われた遥斗は、「何もできない」と答えてその無力さに涙を流しながら自分を責めました。でも亜也は、そんな遥斗に感謝を込めて「ありがとう、麻生くん(遥斗)」と言ったのでした。笑顔を見せた亜也と、その場に崩れた遥斗。空からは白く大きな雪が降り、そのバックではレミオロメンの挿入歌「粉雪」が流れたこのシーン。とても印象に残るものがありました。

今ある状況を深く考えたであろう亜也は、潮香や瑞生に「今の仕事をずっと続けてほしい」と願い、弟妹たちに「お姉ちゃん」と立ててくれることを感謝し、皆に「この家族が好き」だという気持ちを伝え、養護学校へ行く決心を固めたことも伝えたのでした。そして学期末の修了式の日。学校の教室にて、亜也はクラスメイトに最後の言葉を贈りました。

知ってる人もいると思いますけど、私の病気は治りません。
治療法が無いみたいです。
いつか、歩くことも、立つことも、話すこともできなくなると、
お医者さんに言われました。

この1年で、当たり前にできていたことが、
一つ一つ出来なくなっていきました。
夢の中では、友達としゃべりながら歩いたり、
バスケをしながら、思いきり走ったりできるのに、
目が覚めると、もう自由には動かない身体があるんです。
毎日が変わってしまいました。
転ばないために、どう歩いたらいいのか。
どうすればお弁当を早く食べれるのか。
どうすれば、人の視線を気にしないでいいのか。
一つ一つ頭の中で考えなきゃ、生きていけません。

高校に行って、大学に行って、仕事をして・・・。
そんな風に思い描いていた未来が、ゼロになっちゃいました。
生きていく道が見つからなくて、
小さな希望の光も見えなくて、
病気になったせいで、あたしの人生は壊れてしまったって、何度も思いました。
でも・・・、でも、悲しいけどこれが現実です。
どんなに泣いても、病気からは逃げられないし。
過去に戻りたくても、時間は戻せないし。
だったら、自分で、今の自分を、
好きになってあげなくっちゃって、そう思いました。
だって、この身体になってから、初めて気付いたことが、たくさんあるから。

そばにいてくれるだけで、家族ってありがたいんだなあとか、
さりげなく支えてくれる、友達の手がすごく暖かかったりとか、
健康な事が、それだけですごく幸せな事とか。
病気になったからって、失うばかりじゃありませんでした。
この身体の私が、私だって。
障害っていう、重荷をしょっている私が、今の私なんだって。
胸を張って生きていこうと思いました。
だから、養護学校に行くことは自分で決めました。

皆とは、生きる場所が違うけど、
これからは、自分で選んだ道の中に、一歩一歩光を見つけたいから。
そう笑って言えるようになるまでに、
私には、少なくとも「1リットルの涙」が必要でした。
だからもう私は、この学校を離れても、
何かが終わってしまうなんて絶対に思いません。
みんな! 今まで、親切にしてくれて、ほんとにありがとう!

この間約5分。カメラの長回しでしたが、亜也役の沢尻エリカさんは泣きと笑いの表情を使い分けて、見事に話しきりました! クラスメイトは涙を流して悲しみ、潮香は教室の外でその一部始終を見て微笑んでいました。車椅子に乗り、瑞生に押されて学校を出る亜也たち。そこで遥斗やまりを筆頭にクラスメイトが亜也を追い掛け、全員揃ったところで「3月9日」を合唱!(レミオロメンの曲) これは、かつて合唱コンクールで、亜也が指揮者を務め皆で歌った歌。亜也からのメッセージに、想い出の歌で返してあげた形となりました。

瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私も そうでありたい

クラスメイトに見送られながら車に乗って帰る亜也は、笑顔を浮かべていました。そして目を閉じて、「いいじゃないか転んだって。また起き上がればいいんだから。」と心の中で呟いたのでした。そしてこんな字幕が。

転んだついでに空を見上げれば
青い空が今日も
限りなく広がってほほえんでいる

あたしは 生きてるんだ

ここでタイトルバックへ。その直後、木藤亜也さんが笑う写真が映し出され、その際にまたも字幕が表示されました。

終業式まであと4日。
みんなが私のために千羽鶴を折ってくれているようだ。
一生懸命折ってくれている姿を
まぶたの裏に焼き付けておこう。
たとて別れても、決して忘れないために。
でも──
「亜也ちゃん、行かないで」と言って欲しかった。

                    「1リットルの涙」より

予想を遥かに上回る、素晴らしい内容でした。本当の結末を待たずして、ここで終わりにしてもある意味で良いと思ったほどに。木藤亜也さんは、私の地元・愛知県の豊橋市出身の方です。「3月9日」の歌詞通り、瞼を閉じれば“あなた”がそこにいるはず・・・。

※「3月9日」を素晴らしい「卒業ソング」として再認識したため、
 今冬中には本館サイトの「卒業ソング大特集」に加えたいと思います。
○関連サイト・adsTV-web「卒業ソング大特集」
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/blue/sotsugyo/

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「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
・原作「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」(木藤亜也)
・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
・挿入歌「3月9日」(レミオロメン)

「愛し君へ(ディレクターズカット)」DVD-BOX
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2005.11.25

1リットルの涙・第7話

このドラマの挿入歌を歌うレミオロメンが、先日テレビ朝日系「ミュージックステーション」に出演して「粉雪」を披露しました。ドラマの中でBGM的に流れるのを聴くのとはまた違って、何か大きなメッセージを送っているように聴こえました。うん、やっぱりこの曲は名曲だ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第7話「私のいる場所」

進路に悩む時期になり、亜也(沢尻エリカ)は人助けの仕事をしたいと思うように。一方、潮香(しおか・薬師丸ひろ子)は、西野(佐藤重幸)から養護学校への転校の話を受ける。戸惑う潮香だが、水野(藤木直人)の紹介で亜也と同じ病を患う少女に会いに行く。そんな中、亜也は相談もせず部活をやめたことで、まり(小出早織)の怒りを買ってしまう。

年明け、進路に悩む時期。亜也の病状は悪くなる一方で、ついに車椅子生活が始まりました。家族はもちろん、遥斗(錦戸亮)他のクラスメイトも亜也をサポートしていたけど、そんな中潮香は担任の西野に亜也の養護学校への転校話を奨められ、困惑気味に。そして水野に相談し、紹介された養護学校へ行って亜也と同じ病気の少女に会いました。その少女は明日美(大西麻恵)で、そばには母親・菊枝(かとうかずこ)が付いていました。

この親子役の2人、実は映画「1リットルの涙」に出演したことがあって、今回はゲスト出演だったそうですね。それで「水野が以前担当した患者」という設定で、このドラマのストーリーに上手く結び付けたようです。大西麻恵さんの演技もなかなかのものでした。きっと久々に母親役のかとうかずこさんに出会えて、うれしかったことでしょうね。私も映画の方を見てみたくなりました!

潮香から転校話をされぬまま、亜也は進路希望を提出したりバスケ部を辞めると言ったり。特にバスケ部を辞めることについては、その一方的な判断に友達のまりが怒ってしまった場面も。そして亜也も、自宅で養護学校の書類を発見してしまい、進路状況の「進学0」という表記を見て絶句。潮香と瑞生の前で、亜也は「私の将来は私が決める」と言うと共に、養護学校行きを無しにするよう懇願しました。そこで潮香は、亜也の言うことを理解して「亜也の将来は亜也自身に決めてもらいたいから」と言いました。その後まりとも仲直りして、「友達がいることの喜び」を改めて味わったのでした。

ここまでは良かったんだけど・・・。教室での保護者会で、潮香は他の保護者から亜也のことについて言い責められ、理解してもらえるよう必死に訴え掛けました。遥斗もその様子を教室の外で聞いていたけど、そう簡単には皆に理解してもらえないようで・・・。一方、バスケの試合を観戦していた亜也は、「体育館に響く、ボールの音が好き。放課後の静まり返った教室も、窓から見える風景も、床のきしむ廊下も、ホームルーム前のおしゃべりも、みんな好き。迷惑をかけるだけかもしれない。何の役にも立てないかもしれない。」と心の中で呟き、何気無い日常を振り返りながら今いる場所にいたい気持ちを高めていたのでした。そしてこんな字幕が。

それでも わたしはここにいたい
だってここが わたしのいる場所だから

ここでタイトルバックへ。その直後、木藤亜也さんが友達と触れ合う写真が映し出されたけど、その際にまたも字幕が表示されました。

友達って対等に付き合ってくれるから、ありがたい。
「読書するようになったのは、亜也ちゃんの影響よ」
と言われた。

「ああ、よかった」
わたしは彼女達に迷惑ばかりかけていたんじゃない・・・
と、思ってもかまいませんよね。

                    「1リットルの涙」より

「私のいる場所」は「私が今いたい場所」。実際亜也の視点で言えば、「友達」の存在がどんなにうれしいことか。最後に登場した亜也の問い掛けに、第三者の立場であえて答えるとするならば、「ああ、かまわないよ」と笑顔で言い添えてあげたいのです。

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2005.11.21

1リットルの涙・第6話

身近な人や良く知る人が、思わぬ運命により「死」という悲しみの収束点へ向かって歩んでいく姿は、誰しも見たくないものです。最近で言えば、「急性骨髄性白血病」により38歳という若さで亡くなった本田美奈子.さんがそうでした。このドラマでも主人公の亜也が“確実に”歩んでいる最中なのですが、それを遮る手段がもはや残されていない現在私たちができることと言えば、ただただ温かく見守ってやることくらい。このやりきれない気持ちが、また辛いわけで・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第6話「心ない視線」

亜也(沢尻エリカ)の病気は歩行に影響を及ぼすように。お茶を飲んでむせたという日記を読んだ水野(藤木直人)は、病気の進行の早さに動揺する。そんな中、弘樹(真田佑馬)がサッカーの試合で初レギュラーに選ばれる。すると、選出をねたむ子供たちが亜也をバカにして弘樹にイジメを。弘樹は応援に来ると言う亜也を疎ましく感じてしまう。

サブタイトルにもなっている「心ない視線」。「他人から冷たく見られている」と過剰に感じることや、冷たく見られていないとしても目が合うだけでそう思い込んでしまうことは、誰もが一度は感じたことがあるでしょう・・・。

バランスが悪いですが、先に「1デシリットルの笑」について触れておきます。

瑞生(陣内孝則): 「店番フォー!」、「クルルンのプーだ!」他

酔った菊次郎か! (テレビ朝日系ドラマ「菊次郎とさき」より)

亜也: 「この足じゃバスケなんて無理だっつーの!」

牧野つくしだっつーの! (TBS系ドラマ「花より男子」より)

亜也の店番中の女性客: 「私がやるから亜也ちゃんは座ってて!」

亜也(あや)を気遣う円城寺あや(実名)

弘樹が亜也に贈ったサッカー試合の手作り招待券: 「ご招侍券」

“ごしょうざむらい”、見参!

今回は笑える要素が多々ありました(笑)。それでは本題へ・・・。

亜也の手記にあった「少しむせた」という一文に目を留め、思いの外病状が進んでいることを知った水野。冒頭からそれが気になりました。足を広げての不自然な歩き方しかできない亜也は、他人の視線を気にしながらそれでも前向きに過ごしていましたね。そんな中、弘樹は姉・亜也について、主婦が陰で悪く言ったり、サッカー部の部員が歩き方を悪く言ったりするのを聞いて、彼なりに辛い気分になっていったのでした。しかし自宅で亜湖(成海璃子)たちから強く言い責められた弘樹は、心を入れ替えて「素晴らしい姉」の自慢をするようになりました。今回は亜湖と弘樹の思いがすごく伝わってきたなあ!

サッカーの試合でレギュラー出場を果たした弘樹は、相手ゴール前で敵のタックルを受けてPKになり、弘樹が蹴ることに。以前PKの練習をしていた時に亜也から受けた「頭の中でイメージして、一本一本丁寧に、大切にシュートするの」というアドバイスを思い出しながら、弘樹は思い切ってシュート。そのボールはゴールネットに突き刺さりました! 弘樹は良い笑顔を見せて大喜び。応援に来ていた池内家の家族たちも大喜び。この家族は本当に良いですね。一時は世間からの偏見の目を気にしていた亜也だけど、「心ない視線に、傷付くこともあるけれど、同じくらいに優しい視線があることも分かった」と心の中で呟き、自分を励ましていったのでした。そしてこんな字幕が。

だから 私は絶対に逃げたりはしない
そうすれば きっといつか

ここでタイトルバックへ。その直後、「木藤亜也さんと妹・亜湖さん 弟・弘樹さん」という字幕付きで写真が映し出されました。今回は明るい終わり方だったので泣くことは無かったんだけど・・・。木藤亜也さんが拳を握って正面を見るいつものラストカットを見た途端、今回のラストの亜也の気持ちに通ずる何かを感じて、そこでやはり泣けてしまいました。

偏見ではないとしても、私たちは知らずのうちに「心ない視線」を送っているのかもしれません。正直に言うと、私はそういう視線を送ったことはあります。それが、相手にとってどれだけ苦痛なのかも理解せず・・・。むしろ進んで手助けするような「優しい視線」を送って、できる限りの支援をしていきたいものです。

○関連記事「1リットルの涙・第1話」
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○関連記事「1リットルの涙・第4話」
○関連記事「1リットルの涙・第5話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」
○関連記事「本田美奈子さん死去~早過ぎる死~」

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「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
・挿入歌「粉雪」(レミオロメン)
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2005.11.10

本田美奈子さん死去~早過ぎる死~

歌手の本田美奈子さん(本名・工藤美奈子)が、11/06午前に「急性骨髄性白血病」のため38歳という若さで死去されました。死去直前の時点での正しい名義は“本田美奈子.(2004年11月より)”。このニュースは既に多くの方々がご存知とは思いますが、非常に残念でなりません・・・。

実はこの件、同じような「難病」がテーマであるフジテレビ系ドラマ「1リットルの涙」のレビューと合わせて触れる予定でしたが、死去後は新聞やニュースの他、大変多くの方がblogでこの話題に触れられていたため、私も個別で扱うことにしました。「白血病」という点では、「世界の中心で、愛をさけぶ」(ドラマ映画)の方が関連が強いかもしれません。ただ分かったことは、「それだけ多くの方から支援・支持されていたこと」であり・・・。

私が彼女を最後に見たのは数年前の某番組にて。「懐かしアイドル特集」のようなコーナーで彼女が出演し、大ヒット曲「1986年のマリリン」を披露されたのを見たものです。当時は大胆な衣装でも注目されたと記憶しています。近年ではミュージカル「ミス・サイゴン」でキム役(主役)として好評を得たとも聞いています。順調に芸能活動をしていた彼女。しかし難病を患い、それでも地道に闘い続け、私も回復・復帰を待ち望んでいたんですが、もはや帰らぬ人に・・・。

既に葬儀・告別式が行われ、弔問に約700人、記帳等にファン約3000人が詰め掛けたそうで、業界内外でも相当衝撃的だったことが浮き彫りになりました。法名は「釋優馨(しゃくゆうしょう)」。既に追悼盤CDのリリースも決まっており、またテレビ各局でも追悼番組等の放送が決まっており、そこで在りし日の彼女の活躍ぶりを感じられると思います。ただ・・・。もう一度言わせていただきますが、非常に残念でなりません・・・。

本田美奈子さん。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

「CD&DVD THE BEST」 「Miss Saigon」
「CD&DVD THE BEST」/「Miss Saigon(ミス・サイゴン)」

「アメイジング・グレイス」 「LIFE~本田美奈子プレミアムベスト~」
「アメイジング・グレイス」/「LIFE~本田美奈子プレミアムベスト~」

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1リットルの涙・第5話

原作「1リットルの涙」の著者である故・木藤亜也さんが、なんと地元愛知県の出身だと知って驚きました! 詳しくは豊橋市で、その地で起こった実話だったそうです。ドラマを見る上で「関東での話」だと思い込んでいたけど(つまり設定のみ変更)、まさかこんなに身近な地で起こった悲劇だったとは・・・。そのことで、さらに現実味を帯びたような気がしました。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「1リットルの涙」
第5話「障害者手帳」

亜也(沢尻エリカ)の退院の日、潮香(しおか・薬師丸ひろ子)は水野(藤木直人)から国の援助が受けられる障害者手帳の話を聞く。2学期から亜也をタクシーで登校させようと考えていた潮香は、帰宅してその話をするが、瑞生(みずお・陣内孝則)は「国の厄介にはならない」と猛反発する。一方、亜也は学校の友達や家族に気を使わせまいと、つい無理をしてしまう。

いよいよ2学期が始まるという頃。病院でリハビリ生活を送っていた亜也は、退院を前にこんな手記を残していました。

8月29日(月)
終わった。
人生に一度の夏休みが
終わったような気がした。

退院の際、潮香は水野から「障害者手帳」の話を聞くが、一旦保留。亜也は潮香に付き添われてぎこちなく廊下を歩いていたが、その様子を妹・亜湖(成海璃子)が見て不審に思い始めました。やがて自宅へ着き、潮香は瑞生に障害者手帳の申請について相談するが、瑞生は「国の厄介なんかなる必要は無い!」と言って猛反対。我が娘を信じたい気持ちでいたんでしょうね・・・。

潮香と瑞生は、亜也をタクシーで学校へ通わせたり、車で送り迎えに行ったり、担任にだけ事実を話して気を遣ってもらうよう頼んだり、亜也の友達に病気のことを除いて話して支えてもらうよう頼んだり・・・。しかしある日、亜也は脱水症状を起こして倒れてしまいました。後に自宅で療養するも、潮香と瑞生が再び障害者手帳の件でケンカになり、亜也の妹や弟たちも何のことで揉めているのか分からずただ心配に。そこで潮香は、亜也の了解を得た上で真実を話したのでした。

亜也の病気はね、「脊髄小脳変性症」っていうの。
運動神経が、上手く働かなくなる病気でね。
ゆっくりしか歩けないし、真っ直ぐ歩けなかったり、
重い物を持てなかったり。
前のように皆と一緒に、お店や家のこと手伝ったりするのも難しいと思う。
何をするにも時間が掛かるけど、
でも、亜也だけがはみだしたり、取り残されたりしないように、
力貸してほしいの。

力になることを快く承諾する妹や弟たち。しかし驚きを隠せない亜湖だけは「治るんだよね? 治るんでしょ?」と聞き、亜也は「治らないんだって」と答えました。そこで、瑞生がフォローするかのように亜湖へ説得。池内家の皆は、その場で亜也を手助けしていくことを固く決意したのでした。また、何をしてもらうにも「ごめんね」と謝ってばかりいた亜也も、「あたし『ごめんね』じゃなくって、『ありがとう』って言葉を大切にする」と決意したのでした。

そして後日、遥斗(錦戸亮)が付き添う中、亜也は公衆電話から河本に電話を掛け、バスケ部を辞めることを伝えました。公園を歩く2人。亜也は青い空を見上げ、「青空を、白い雲が、とてもきれいに流れていくのが見えた」と心の中で呟いたのでした。そしてこんな字幕が。

もう あの日に帰りたいなんて言いません
今の自分を認めて生きていきます

ここでタイトルバックへ。その直後、「病床の木藤亜也さんと母・潮香さん」という字幕付きでモノクロ写真が映し出されました。この頃になると、私も目に涙を浮かべていて・・・。

ついに、池内家全員に亜也の病気のことが告げられました。中でも注目したのが亜湖。亜也が退院した際に、そのぎこちない歩き方を見て不審には思っていたけど、あえてそれ以上尋ねずやり過ごしていました。「何かあるに違いない」とは思っていたんだろうけど、嫌な予感がする真実を知るのがある種怖かったんでしょうね。そして自宅にて、その真実を潮香から聞いた時。亜湖は予想以上の事態に、日頃見せない驚きと悲しみの表情になり・・・。その亜湖を演じる成海璃子ちゃん。彼女は本当に演技が上手い! 序盤のそっけない態度でいたところから、終盤の感情を露にしたところまで、その微妙な心の変化を全面に出していましたね。日本テレビ系ドラマ「瑠璃の島」で主役を演じた頃から注目しているけど、まだ未熟ながらその演技の素晴らしさに高く評価したいところです。

※一部について、「本田美奈子さん死去~早過ぎる死~」へ続きます。

○関連記事「1リットルの涙・第1話」
○関連記事「1リットルの涙・第2話」
○関連記事「1リットルの涙・第3話」
○関連記事「1リットルの涙・第4話」
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」

「1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記」 「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」 「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」
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・書籍「ラストレター『1リットルの涙』亜也の58通の手紙」(木藤亜也)
・書籍「いのちのハードル『1リットルの涙』母の手記」(木藤潮香)

「Only Human」
・主題歌「Only Human」(K)

「粉雪」 「3月9日」
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