2006年秋ドラマの、私的批評ランキングを発表します!
※批評対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。
第1位: のだめカンタービレ(フジテレビ系・月曜21:00)
かつてクラシックをここまで聴いてここまで感動したことがあっただろうか? いや、あったんだけど(笑)、原作やドラマを通してオーケストラの演奏を夢中になって鑑賞したのは初めてでした。とにかく原作に忠実で、原作ファンはもちろん新たなファンも存分に楽しめたはず。また見方を変えれば、数年ぶりに「月9」を楽しめたという感激もありました。来年は早くもアニメ版がスタートする予定で、ゲームも出るし新刊も出るし、「のだめ」ブームはまだまだ続くでしょう。今クール、文句無しの首位に決定デス! なお、これにより私が提唱し続けた「いいとも祭典の私的法則(優勝したドラマは後々『予想外に良かった』という評価につながる・ただし最高評価にはならない)」がついに打ち破れることになりました。はう~ん&ぎゃぼー(笑)。これで法則の有効性は消えたな。でも・・・、うれしい!
第2位: 僕の歩く道(フジテレビ系・火曜22:00)
「僕」シリーズの最終章とされたこのドラマは、主人公と接する周りの人物の心が変わっていくという興味ある展開でした。一応「自閉症」が軸になってはいたけど、それを問題視する要素は予想していたよりは控えめで、毎回ラストで感動が芽生えました。「手紙、出したから。/うん、待ってる。」等に見られる毎回恒例のセリフの重ね合わせも、そう苦にならず見ることができたし。逆に、主人公みたいに人へ詳しいガイドをスラスラと説明できると良いなあと思ったし。やっぱりこのシリーズは好きでしたね。SMAPの主題歌「ありがとう」も良かったです。そのタイトルを借りて、私も「ありがとう!」と言いたい! そして、カレーはやっぱりチキンカレー(笑)。
第3位: セーラー服と機関銃(TBS系・金曜22:00)
通常全11話前後で展開される連続ドラマを、あえて全7話構成で描いたという挑戦的なドラマでした。ストーリーがギュッと引き締まって良かったけど、他のドラマの最終話ラッシュ時にはそのドラマ自体を忘れてしまうという欠点も見つかったり。なかなか難しいものですね。私は過去の映画版を見てストーリーは熟知していたけど、このドラマ版はラストの有名なセリフやシーンは全てカットされ少々残念に思いつつも、「平成版」らしい素敵なラストを見られたと思いました。そのラスト自体が、カイカン・・・。
第4位: たったひとつの恋(日本テレビ系・土曜21:00)
脚本の北川さんの過去作であるTBS系「オレンジデイズ」を超えるかどうかを常に注目していました。結果から言うと、超えられなかったね(苦笑)。全体を通して緩い展開。しかし時折「悲劇の始まりだった」等のもの悲しさを予感させるセリフやナレーションもあり、サブタイトルも思わせぶりなものばかりで、実は「オレンジデイズ」の時と同じ。だからラストは予想を良いように裏切ってハッピーエンドを迎えるとは思っていたけど、それも見事に予想通り。私的には、毎回レビューの締めとして語り続けた「つまりは、『ひと○』ってやつですか・・・」を考えるのが楽しみでした。たったひとつの娯楽。そんな、オレ的デイズ。
第5位: 嫌われ松子の一生(TBS系・木曜22:00)
転落人生を生き抜いた主人公の虚しい一生。しかし、明るく楽しい生活を送っていたのも事実。強力な裏番組のせいで視聴率こそ悪かったけど、私は最後までじっくり見られました。松子に比べたら、自分の悩みなんてちっぽけだったり。自分に比べたら、松子は人々に愛されて羨ましかったり。総じて、松子は他人がそう簡単に体験できないことを見事にやってのけたとも言えるかな。ドラマ「大奥」つながりのキャスティングも面白かったですね。
第6位: 14才の母(日本テレビ系・水曜22:00)
過剰な宣伝文句を知って波止場へ行き、エサを投げじっと待つも思うようにならず、最後にようやく来たと思ったら可愛いぬいぐるみが・・・、でも不満。このドラマを何かに例えるならば「釣り」だと思います。実際、話題性に釣られたんじゃない? そう、私たち視聴者が魚だったのです(笑)。「14匹の魚」。私はその一匹。脂乗ってます。ただ一つだけ言いたい。私はタイトルやサブタイトル等のエサよりは、「しるし」という音楽のエサに釣られました。はい、ミスチルの主題歌「しるし」ですね。毎回レビューでその使われ方をあれこれ書けて楽しかったです。SP? 続編? もう結構。「しるし」? ドンと来い超常現象。ドラマ違ってます。
第7位: 鉄板少女アカネ!!(TBS系・日曜21:00)
序盤のパターン化した展開にはすぐに飽きてレビューを辞めようとしたけど、blog仲間と応援協定を結んであえて応援していくことにしました。その結果、中盤辺りから流れが変わって、終盤は結構見応えある流れに。工夫次第でどうとでも面白くさせることができたでしょうけど、脚本担当が5人くらいいたせいで毎回何か変に思えたのかも。世間的には「失敗」でしたね。レビューを書く人もみるみる減ったのが分かったし。今回の「失敗」を叩き台にして、今後上手いことやってもらいたいです。
第8位: 役者魂!(フジテレビ系・火曜21:00)
中盤辺りまで視聴。私が楽しめたのは、主人公がある人物を見ては妄想ストーリーを思い描く映像シーン、のみ。これは結構斬新で面白かったですね。私もたまにやるし。ただ、それ以外はどうも楽しめず、悪ノリも冷めた感じで見ていました。大体これまでの例だと、スタート前に「(痛快)コメディ」とかいう宣伝をしているドラマは、大して笑えないという結果になることが多いですね。
第9位: Dr.コトー診療所2006(フジテレビ系・木曜22:00)
序盤の数話まで見て後にリタイア。柴咲コウさんの役が島を出た辺りから、私の興味は一気に薄れました(苦笑)。いや、本当は裏番組の「嫌われ松子の一生」を優先したわけで。私のDVDレコーダーはW録できないしどちらかを諦めなければならなかったわけで。それで、あえてこちらを切ったわけで。その口調、ドラマ「北の国から」の純が入ってます。コトー先生の中の人が演じています。言うまでも無いか。それにしても、視聴率はとんでもなく跳ね上がりましたね。やっぱり人気シリーズなんだなあ。
第10位: 家族~妻の不在・夫の存在~(テレビ朝日系・金曜21:00)
最終話の序盤のみ視聴。妻不在。夫不在。私も不在(ん?)。結構良かったらしいけど、私は初回話をじっくり見る間もなく早々とリタイアしてしまい、何も語れません。「家族って良いものだ」くらいでしょうか。それがこのドラマのテーマに沿ったものかは不明だけど。
第11位: アンナさんのおまめ(テレビ朝日系・金曜23:15)
初回話を見逃し第2話を見てすぐにリタイア。“アンナさん”が主役じゃなくてベッキー(実名)がメインなのが意外だったけど、ベッキー(実名)は「脇役だと演技が生きる」と思っていて、メインとして出るとぶっちゃけて言えばウザイ(苦笑)。私はそれに耐え切れませんでした。っていうか、放送をあまり追えていなかったのが本音。
第12位: だめんず・うぉ~か~(テレビ朝日系・木曜21:00)
初回話を見てすぐにリタイア。その初回話冒頭でプロ野球のニュース速報の字幕が入り、原作の作者兼社長の漫画制作会社が所得隠しで摘発され、おまけにダメ男とばかり付き合う役の藤原紀香さんが現実で婚約してしまう一件もあり、あらゆる面でだめんずだめんず(苦笑)。「放送時期が悪かった」としか思えない印象を受けてしまいました。
○参考サイト・過去の私的批評ランキング(本館「adsTV-web」該当コーナーより)
【 http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/drama/ 】
○参考サイト・ドラマ視聴率表(本館「adsTV-web」該当コーナーより)
【 http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/drama/rating.htm 】
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○2006年秋ドラマ・総評
首位は「のだめ」で決まりデス! 元々ここは「テレビ&音楽をテーマに楽しむblog」なので、ドラマとクラシックを同時に楽しめて良かったです。2位はやっぱりチキンカレー(違うって)。3位は見事にカイカン(セリフ出なかったけど)。これらが私的な3強でしたね。4位と5位は僅差。少し離れて、6位と7位も僅差。また少し離れて、8位と9位も僅差。そして10位以下は、ほとんどリタイア気味。“テレ朝3作品・評価悪”という結果になりました(苦笑)。申し訳ねぇ~!
今クールは“レビューを書きたい・書きたくない”がはっきりしていたのもあって、“一日一本・全7作品”というスタイルで書いてこられました。あれこれ闇雲に追うよりも、“書きたい作品は書く・書きたくない作品は見るだけに留める”が自分にとっては良いみたいです。ドラマサイトじゃないから、その辺りは自分の良いようにやらせてプリーズ。今クールが終わり、次クールはすぐにやってきます。その頃から仕事他で忙しくなりそうだから、今クールよりはレビュー作品を絞る予定です。「あれ」と「これ」と「それ」は書く。その他は、後で決めようかな。どれ?(笑)
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○関連記事「2006年秋ドラマ・レビュー方針」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_8a25.html 】
○関連記事「2006年秋ドラマ視聴率ランキング」
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/12/post_f430.html 】