同人ゲームでアニメ化や漫画化や小説化もされた「ひぐらしのなく頃に」が、今度は実写映画化されることになったそうです。
○関連記事・Wikipedia「ひぐらしのなく頃に」
【 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8F%E9%A0%83%E3%81%AB 】
○関連記事・nikkansports.com『自費販売ゲーム「ひぐらし-」映画化』
【 http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20070813-240922.html 】
○関連記事・ファミ通.com「『ひぐらしのなく頃に』が実写映画化決定!!」
【 http://www.famitsu.com/game/news/2007/08/13/103,1186987182,76685,0,0.html 】
○「nikkansports.com」の記事を抜粋
数十本の自費販売からスタートしたゲームで、シリーズ9作で50万本を販売した「ひぐらしのなく頃に」が映画化されることが12日、分かった。山村を舞台にしたミステリーで、ホラーには定評のある及川中監督がメガホンを取り、14日にクランクインする。公開規模は単館上映からスタートするが、映画会社は「ゲームと同じく、口コミで広がってほしい」と期待している。
ゲーム、アニメ、コミック、小説と、さまざまなメディアで展開してきた「ひぐらし-」。映画はメディア制覇の集大成として製作が決まった。始まりは、5年前に原作者の竜騎士07が作ったゲームを、知人たちに配ったことだった。年に1人ずつ死んだり消えたりするという、死と恐怖の連鎖を描いているが、ミステリーらしくない画風とのミスマッチもあって、一気に人気になった。自費出版ゲームの世界では3000本売れれば大ヒットと言われるが、9作で50万本が売れた。今年2月にはプレイステーション2のソフトにもなり、13万本を販売している。
キャストは前田公輝(16)飛鳥凛(16)松山愛里(17)らが決定している。来年公開予定。
○関連サイト「オヤシロさまドットコム(ひぐらしのなく頃に・アニメサイト」
【 http://www.oyashirosama.com/ 】
○関連サイト「オヤシロさまドットコム」内「実写映画化決定」
【 http://www.oyashirosama.com/web/movie/ 】

嘘だっ!!!

レナも叫んでます。ウソですが(笑)。以後は、「ひぐらしのなく頃に」の世界を原作ゲームではなくアニメ版から知った私の感想です。そのため、どうしてもアニメ版主体で考えてしまう部分がありますがご了承ください。冷静になれ! KOOLになれ!(「COOL」じゃないよ!)
「ひぐらしのなく頃に」は、複数のシナリオが絡み合って面白みが増すミステリー作品。原作もアニメ版も漫画版等も、全て複数かつ長期で展開。それを、単発らしき映画でどう描写するつもりなんだろう? 第一、私が「萌えグロい」と批評したこの作品を、どう映像化するつもりなんだろう? 映画版は、「鬼隠し編」を軸にするようだけど・・・?
各編の冒頭部では、こんな和気藹々なシーンはありますとも。

また、怖そうだけど笑えるシーンもありますとも。

ただ、その後起こる狂気のシーン等を、役者たちは演じられるのかどうか?
アニメ版の“狂気の名シーン”を集めてみました。
左上から、前原圭一、竜宮レナ、園崎魅音・園崎詩音(双子)、北条沙都子、古手梨花。
映画版の各々のキャストは、前田公輝、松山愛里、飛鳥凛、小野恵令奈、あいか。

でも、こんなのはまだ序の口。これ以上は、ここでは紹介できない・・・。
ネット上でも既にいろんなサイトで議論されているようですが、「2ちゃんねる」のあるログ紹介サイト経由で知ったいくつかの書き込みを読んで、私は妙に納得してしまったのでした。
・信者 = 原作以外糞
一般 = なにこの糞ストーリー
これでどうやって成功するんだよ
・実写化が最大の惨劇
・このニュースで喜ぶやつなんているのだろうか
ちなみに、私が真っ先に思ったのは以下の三つでした。
・いったい誰が得するんだろう・・・。
・黒歴史がここに刻まれるわけか・・・。
・オラ、知らね・・・。
私は、BGMの中でもとにかく名曲と評判の「you」を、誰かに歌わせて主題歌にするんじゃないかと予想しています。
僕は、富竹。フリーのカメラマン。
実写映画化? 嘘だよね。ハハハ!

嘘じゃないみたいです。ハハハ・・・。
実写映画化自体は大決定で、その阻止を願う大掛かりなアンチ運動も発生しているようだけど、事態を覆すのはもはや困難? 私は、「若手の役者たちがあの世界の中で上手く演じきることができるか?」という点で心配しつつ、「長期で描くことに意味があるこの作品を数時間に収めきることができるか?」という点がやはり心配です。あるシナリオで謎に終わった要素が別のシナリオで異なる形で絡んできて、「ここでこうつながるか!」という瞬間を味わうのが面白みの一つ。また、難解な事件で理解に苦しむ謎を独自に分析し念入りに仮定を割り出すのもその一つ。だから、大前提として単発で描くのはあり得ないんです。とはいえ、数時間内に複数のシナリオを収めるのは無理だと思うんです。ああ、きっと、「ひぐらしが別の意味でなく事に」となりそう・・・。
※2007/08/15追記
ネットで「主要キャラの比較まとめ画像」を発見。
転載させていただきました。

左列から作品毎に一言感想でも。
・アニメ
現在放送中の「ひぐらしのなく頃に解」のものですね。作画が優れてる。
・映画化
なんか、イメージが、やっぱ、うーん(苦笑)。「頑張れ」と言うしか?
・原作
いつかプレイしてみたいとは思う。でも、アニメ先行だと画風に違和感が。
・TMA
これ、実はパロディAV(笑)。「ひぐらしがなく頃に」だったっけ?
・PS2 祭
PS2版の「ひぐらしのなく頃に祭」から。顔が皆同じっぽい。
・ひぐらしデイブレイク
別サークル作の同人対戦ゲーム。実際は3Dキャラなんだよね?
・漫画(祟殺し編)
各々違いがあって活き活きしてるなあ。一度読んでみたいなあ。
さて、どうなることやら・・・?
○関連記事『アニメ「ひぐらしのなく頃に」』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/06/post_9e7b.html 】
○関連記事『Windowsのロゴマークと「ひぐらしのなく頃に」の奇妙な関係』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/08/post_5045.html 】
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