2005.06.25

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第11話(最終話)

島男のサクセスストーリーもいよいよ結末へ! サブタイトルは「ヒルズに恋して」。これって、元々タイトルになるはずだったものですよね。フジテレビ絡みの“リアルなIT戦争”さえ無ければ、そのタイトルのまま行けたんだけど・・・。まあ後々想い出になることでしょう。それでは行ってみよう!。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第11話(最終話)「ヒルズに恋して」

前回のレビューで、結末における「7つの予想」をしました。さあ、いったいどうなったのでしょう?

・島男たちは勝利を手にする。そしてそれが「僕の成功の秘密」?
 →【○】勝利を手にしました! 「秘密」はいつまでも秘密?

・ヒルズでの再起を願う新会社は「ネオ・フロンティア」。だったらいいな。
 →【×】再起はしました! でも会社の名前はハズレ(笑)。

・「告白」あり! 島男と香織は、晴れて恋人同士に。そうなると思われ・・・。
 →【○】そうなるよね。そうならなくっちゃ。おめでとう!

・「復縁」あり? 高柳と七海は、再び付き合うことに。だと上手く流れるが・・・。
 →【×】まあ、密かに期待だけしていたんですけどね。

・他のメンバーは、新会社へ? 独立へ? やっぱり前者だろうか?
 →【△】新会社というよりは、元会社になりますね。

・予告でチラリと映った結婚シーン。あれは、まり子と龍太っぽい?
 →【○】予想通りとなりました。お幸せに!

・ドラマとして、ハッピーエンド。これは間違い無さそう!
 →【○】もちろんっ!

全て当てるつもりではなかったけど、結果は3勝3敗1分け。上手いこと収まりました。いろいろなことがあったけど、なかなか楽しめたと思います。職業柄、ストーリーに合わせたプログラムを書くのが楽しかったし? さて、それでは最後のプログラムを書いて、レビューを終わりにしましょうか・・・。

○「恋におちたら」第11話・“恋におちたら~僕の成功の秘密~”プログラム

main()
{
  //この関数の処理こそが「僕の成功の秘密」
  koiochi();
}

最後の最後は「シンプル・イズ・ベスト」(笑)。今までどうもありがとう!

「恋におちたら~僕の成功の秘密~」DVD-BOX
「恋におちたら~僕の成功の秘密~」DVD-BOX

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX 「いいひと。」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「いいひと。」DVD-BOX(2005/06/24発売!)

●堤真一@高柳徹・「エリート」シリーズを振り返る
「やまとなでしこ」DVD-BOX 「恋ノチカラ」DVD-BOX 「GOOD LUCK!!」DVD-BOX
「やまとなでしこ」DVD-BOX/「恋ノチカラ」DVD-BOX/「GOOD LUCK!!」DVD-BOX

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2005.06.19

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第10話

いつの間にかサブタイトルが「ヒルズの○○」という形式では無くなったんだけど、それは島男がフロンティアから追い出されてしまった後からですね。今回は「告白」ですか。ドラマ「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」でも同じサブタイトルがあったっけ。できれば、同じ形式で貫き通してほしかったなあ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第10話「告白」

経営方針の行き違いから桜庭(鶴見辰吾)と完全に対立し、決定的なダメージを受けた島男(草なぎ剛)。一方、高柳(堤真一)は七海(和久井映見)の支援に助けられ、再び起業を決意。が、現在の高柳には融資はおろか、話を聞いてくれる者さえいなかった。そんな中、島男を心配した香織(松下奈緒)が自宅を訪ねるが、島男は会おうとしない。

フロンティアの社長の座を奪われ、人生のどん底の位置まで突然落ちぶれた鈴木島男。しかし、そんな時に妹のまり子(木村佳乃)や親友の龍太(山本耕史)が良い感じで励ましてくれます。やがて、再起を望んでいた高柳、その高柳を支援する七海、意見の不一致で退社した神谷(谷原章介)、島男を支援するため退社した香織が、島男の実家のねじ工場に集結! 7人による新たな組織が発足したところで、フロンティアに居座る「ロイド・ブラザーズ」の桜庭(鶴見辰吾)他へ、事業で勝負を挑む決意をしました。ヒルズの運命は如何に?

次回はいよいよ最終回! 7つの予想をしてみます。

・島男たちは勝利を手にする。そしてそれが「僕の成功の秘密」?
・ヒルズでの再起を願う新会社は「ネオ・フロンティア」。だったらいいな。
・「告白」あり! 島男と香織は、晴れて恋人同士に。そうなると思われ・・・。
・「復縁」あり? 高柳と七海は、再び付き合うことに。だと上手く流れるが・・・。
・他のメンバーは、新会社へ? 独立へ? やっぱり前者だろうか?
・予告でチラリと映った結婚シーン。あれは、まり子と龍太っぽい?
・ドラマとして、ハッピーエンド。これは間違い無さそう!

○「恋におちたら」第10話・“私的「最後の賭け」”プログラム

main()
{
  //入力「7つの予想~最後の賭け」
  全予想 =7つの予想;

  //予想と結果のヒット数を取得
  bingo = koiochi_last(全予想);
  
  //さあ、7つの予想の正答数は?
  switch(bingo) {
    case 1:
      //1つの場合
      printf("賞品は拍手!");
      break;

    case 2:
      //2つの場合
      printf("賞品は胴上げ!");
      break;

    case 3:
      //3つの場合
      printf("フロンティアのパソコン使用権!");
      break;

    case 4:
      //4つの場合
      printf("フロンティアの社長椅子の着席権!");
      break;

    case 5:
      //5つの場合
      printf("賞品は六本木ヒルズ全館見学権!");
      break;

    case 6:
      //6つの場合
      printf("賞品はドラマのDVDやサントラのセット!");
      break;

    case 7:
      //7つの場合・全問正解!
      printf("賞品はハワイ旅行!");
      break;

    default:
      //それ以外の場合・つまり全問不正解!
      printf("賞品は無し! 初回話から見直すように!");
      break;
  }
}

賞品を書くだけ書いてるけど、誰が用意してくれるんだ、誰が?(苦笑)

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

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2005.06.13

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第9話

「パックマン・ディフェンス」という言葉をご存知ですか? 買収を仕掛けられた会社が、逆に相手の会社の買収を仕掛ける、挑戦的な防御のことです。「最大の防御は攻撃」ってやつですね。この名前は、テレビゲームの「パックマン」に由来します。その理由は、ゲームをやったことのある人なら何となく分かるはず? 前回は、島男と高柳の間でこれに似た事例が描かれた、というわけです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第9話「愛を止めないで」

島男(草なぎ剛)は高柳(堤真一)と決定的に決裂した。島男は桜庭(鶴見辰吾)の出資を受けてIT業界のトップに。そんな中、島男は小会社の社長・種田と面会。業績の悪さを指摘し、1カ月で赤字をなくすよう命じる。数日後、種田が急死。だが、島男は種田の名前すら覚えていなかった。さらに、桜庭の助言にも耳を貸さなくなってしまう。

フロンティアの社長になり、IT業界でトップクラスの実力者に突然成り上がった鈴木島男。彼の配下には、投資会社「ロイド・ブラザーズ」の桜庭(鶴見辰吾)他の取締役が就き、後はさらなる業績アップに動くだけ。ところが島男は、「全てが自分の実力に惹かれて回っている」と思い込み、新体制発足後もワンマン戦略の姿勢を崩さずにいました。一方、一度は死を選択したかと思われた高柳は、嫌いだと言い続けていた父親の墓へ行き、そして再起を決心しました。高柳はフロンティアの社長室へ行き、そこにいた島男へ「桜庭に気をつけろ」と警告するも、島男は部下を信じた甘い回答を返しました。上手く行き過ぎている、何かが起こるはずだ、何かが・・・。

そしてついにその時が! フロンティアの取締役会議にて、社長である島男の解任動議が提出されてしまいました。全ては桜庭の思惑通り。初めから島男の能力には興味が無く、単に島男の人気を利用したまでのことで、本当はフロンティアが欲しかっただけ。島男は「信頼する部下に裏切られた」と思っていただろうけど、私たち視聴者や島男派の勘の良い人間なら、薄々気付いていたはず? 「恋におちたら」どころか、地位が落ちてしまったよ・・・。

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

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2005.06.02

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第8話

主人公・鈴木島男の豹変ぶりに、私も驚いているところです。彼にあんな潜在能力があるのなら、実家のねじ工場の危機くらい乗り越えられたかもしれないのに・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第8話「ヒルズの新社長」

島男(草なぎ剛)の活躍はとどまるところを知らず、経済誌でも表彰される。仕事にしか目が向かない島男を、龍太(山本耕史)はまり子(木村佳乃)の前で殴りつけてしまう。また、島男の活躍を快く思わない高柳(堤真一)は、島男の提案する新規プロジェクトをことごとく却下。島男は高柳に黙って事業を進めようとするが、高柳に先手を打たれる。

フロンティアの取締役になり、マスコミ等でも話題になって突然有名になった鈴木島男。もう以前の彼とは違います。「笑顔の“いいひと。”」が取り得だった島男は、現在も変わらず笑顔を浮かべるけど、それは「不敵な笑み」と言った方が正しい? とにかくその顔が怖いのです。侮れない顔なんです。こんなの、アイランドじゃねぇ! 実家のねじ工場が倒産したショックであの世へ行った母親が見たら、どう思っていたんだろう?

次なる戦略を練る会議にて、島男の綿密な提案をことごとく却下する高柳。彼の弱気さを非難しながらも島男は強引に商談を進めるけど、高柳が先手を打って邪魔をするばかり。フロンティアとして見れば、「この会社は何をやっているんだろう?」と言われてもおかしくないくらいに揺れている状態でした。たまらず島男は高柳と一対一で会い、高級ワインを注ぎながら静かなる対立を繰り広げた結果、高柳は島男に「お前はクビだ」と言い渡しました。島男はそれほど驚いていない様子。それどころか、妙な自信を持った表情でいました。

ここで島男が“熱暴走”、いや、“熱き暴走”。兼ねてから連絡を取っていた投資会社「ロイド・ブラザーズ」の桜庭(鶴見辰吾)と手を組み、その資金力で株主等と素早く交渉をし続け、なんとフロンティアを買収してしまいました! いつも冷静さを保っていた高柳も今回ばかりは焦って阻止しようとしたけど、二人の行動力には適いませんでした。気の抜けた様子で社長の椅子を新社長となる島男に譲る高柳。そんな彼は、雨の降る路上でかつての同志・森村(入江雅人)に左腹部をナイフで刺され重体! 島男の解雇、フロンティア買収、高柳の悲劇。まさかそんな事態になるとは、またそんなところまで描かれるとは、予想もしませんでした・・・。フロンティアの社員も残る者と去る者にはっきり分かれ、この先の経営に不安を感じる状態。島男の周りの人たちは、口々に「顔が変わった」と発言。そして島男は、そのことに気付いていない様子。ヒルズに不協和音が鳴り響く・・・。

今回のストーリーは驚きの連続でした。ここで、島男が現在の地位まで上り詰めた「マネーゲーム」を「トランプゲーム」に置き換えてみます。

・幸運にもフロンティアに入社し、次々に成功を収めていく。
 →ラッキーセブンを軸に展開していく「七並べ」
・仕事のプロセスで周りの人間を同調させ、仲間を増やしていく。
 →同種かつ強いカードで相手を圧倒していく「ポーカー」
・得意な切り札を用意して、鋭い手口で攻め込んでいく。
 →巧妙な組み合わせで優位な状況を生み出していく「ブラックジャック」
・時には素早い行動も起こして、事業の成功を先取りしていく。
 →素早い判断で持ち札を順序良く出していく「スピード」
・会社の内部を混乱させ、地位と名誉を手にしていく。
 →「革命」ルールを適用してでも勝利を収めていく「大富豪」

我ながら、なかなか面白い表現! しかし島男よ、君はまだ一つのゲームを忘れてはいないか? 調子に乗って成功を続けているうちに、悪玉のジョーカーを引いて最悪の運命に転落してしまう、「ババ抜き」の存在を・・・。

○「恋におちたら」第8話・“島男のマネーゲーム・ババ抜き一発勝負”プログラム

main()
{
  //入力「運命を決める1枚のカード」
  カード = 謎の1枚;

  //普通のカードか? ジョーカーか?
  if(カード != ジョーカー) {
    //幸運の普通のカード
    printf("島男、セーフ!");
  }
  else {
    //悪運のジョーカー
    printf("島男、アウト!");
  }
}

ドラマ的には、やっぱり「ジョーカー」なんだろうなあ・・・。ババ抜きなら「革命」で、ジジ抜き(任意のカードがジョーカー代わり)なら「クーデター」といったところ?

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

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2005.05.28

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第7話

Crystal Kayが歌うドラマの主題歌「恋におちたら」の売れ行きが好調らしいです。以前フジテレビ系「SMAP×SMAP」の歌コーナーでも、鈴木島男役の草なぎ剛くん等と共演も果たしましたね。ドラマのタイトルに合わせて、曲のタイトルも「恋におちたら」。良いですね~。これこそ「主題歌」って感じですね~。ドラマに合わない曲を当てるよりかはすっきりしますね~。こういう連携、私はとても重視しています。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第7話「ヒルズの頂点へ」

島男(草なぎ剛)は高柳(堤真一)の片腕として財界で高い評価を獲得。そんな島男に、投資会社の桜庭(鶴見辰吾)が独立を勧め、借金を肩代わりすると好条件を提示する。一方、引き抜きを懸念した高柳は島男に取締役の席を用意。社員をやめるため、退職金で借金を返済できるともちかける。家族のため、島男は取締役となる道を選ぶ。

高柳からフロンティアの取締役任命を突然言われた鈴木島男。しかしその裏には、数々の成果を上げてきた島男をヘッドハンティングしようとする同業者を退ける意味もありました。鈴木家が背負う多額の借金も返済できる見通しが立ち、突如として陥った「どん底人生」もようやく回復点に到達しました。「その後も、鈴木島男の大躍進は続く・・・THE END」と言って完結するのも良いけど、ドラマ的にはそうはいかないか(笑)。ここからが本当の意味での見どころになってくるのかな・・・。

28歳にして島男は正式に取締役に就任し、香織(松下奈緒)と宮沢(鈴木浩介)が部下になりました。会社の利益のために働く従業員から、株主等の利益のために動く取締役になった島男。会社での立場や行うべきことは大きく異なってきます。その最初の任務は、宮沢が進めていたCG会社「ギガワークス」との契約話。しかし、ほぼ確定と思われた契約が突然破談に! どうやらその会社が裏切って、同業界のライバル社と契約を結んだようです。既に多額の資金を費やしているというのに、どうするべきか? そこで島男が考えに考えて出した結論は、ギガワークスの有力な20人の社員を「金の力」で引き抜いて新会社を設立する、という思い切ったものでした! あの島男が、そんな大胆なことを考えるなんて・・・。そしてその戦略は島男の力をもって遂行され、島男が社長を務める新会社「ギガフロンティア」が無事設立。ギガワークスはダメージを受けて倒産。後味が悪くも見事な大逆転劇でした! 以前東條貿易の契約の件で高柳のやり方を激しく批判した島男だけど、今回の任務を終えて「気持ちが良かった」と発言。人の心情等を考えず、ただ勝ちに行って成功を収めたことで、仕事の快感を覚えてしまったようです。取締役になっても高柳のようにはやらないと言っていた島男。しかしその姿はまるで高柳そのもの。全ては高柳の思惑通りだったのか・・・?

島男は恐ろしいほどに豹変しましたね! それまで思い悩ませた借金をはるかに超える金を、ハンコ一つで思い通りに動かせてしまうのだから、人生観や金銭感覚も変わりますよね。何より、朗らかな印象から冷徹な印象に変わった島男の表情が怖かったです。ああ、今となっては、「アイランドの島に男」と元気に言っていた頃が懐かしい・・・(セリフは飽きたけど)。そんな彼に纏わりつく、投資会社「ロイド・ブラザーズ」の桜庭(鶴見辰吾)の存在も気になります。取締役になっても執拗に独立を持ちかける桜庭。何か企んでいるのでしょうか? 野心家になった今の島男なら、改めて独立話に乗るかもしれません。

契約のために3億円を追加出資。裏切りの契約で14億円の損失。さらに追加出資して社員引き抜き。さらに追加出資して新会社設立。やがてその会社で多大な利益を得ることでしょう。この一件だけでも、とんでもない大金が動いていますね! “♪会社なんていわば金と戦略の人生ゲーム~勇敢な島男の歌(By ミスチル「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」の替え歌)”って感じで、すごろくゲームでもちょいと楽しんでみる?

○「恋におちたら」第7話・“島男の人生ゲーム・運命のルーレット”プログラム

main()
{
  //ルーレットを回しましょう!(結果は1~6のいずれか)
  num = random()%7;

  //人生が決まる運命の判定
  switch(num) {
    case 1:
      //1の場合
      運命 = "追加出資し現状維持";
      break;

    case 2:
      //2の場合
      運命 = "さらに追加出資し仕事を強行";
      break;

    case 3:
      //3の場合
      運命 = "「シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~」を大声で歌う";
      break;

    case 4:
      //4の場合
      運命 = "ヘッドハンティングや独立話に乗る";
      break;

    case 5:
      //5の場合
      運命 = "仕事が大成功。億万長者に!";
      break;

    case 6:
      //6の場合
      運命 = "ふりだしへ戻る・・・つまり人生やり直し";
      break;

    default:
      //有り得ないのでスルー
      break;
  }
}

願わくば、“♪愛想なしの君が笑った そんな単純な事で遂に 肝心な物が何かって気付く”っていう風になってもらいたいよ・・・。

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX 「いいひと。」DVD-BOX
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「いいひと。」DVD-BOX(2005/06/24発売!)

●堤真一@高柳徹・「エリート」シリーズを振り返る
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2005.05.22

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第6話

このドラマもようやく折り返し地点に到達。これまで書いてきたレビューを読んで分かる通り、「奇数回は好印象・偶数回は悪印象」という状態が続いています。ドラマとしての評価も、上昇したと思えば下降し、下降したかと思えば上昇。そうしてここまで来ました。こうした推移って、まるで「株価の変動」みたいですね。今回は、ドラマ内で登場するIT企業「フロンティア」の株価も、ある一件で大きく変動したようですよ。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第6話「ヒルズの秘密」

東條貿易の社長・東條(山本圭)は、高柳(堤真一)に会社を買収してほしいと頼む。東條は、高柳の父が事業に失敗した際に助けてくれた恩人だった。フロンティアに得はないが、高柳は買収を決断。担当を任された島男(草なぎ剛)は、高柳の優しさを見て、彼を見直す。その後、買収計画が明るみに出たため、フロンティアの株価が急落する。

未上場で利益も見込めない「東條貿易」という会社について、高柳から直々に買収を担当するよう突然言われた鈴木島男。おいおい、島男の任務デカ過ぎ!(笑) まあ会議で同じように頼まれた他の社員たちが皆反対したからなんだけどね。ガンのため死も間近という社長の東條から「会社を救ってほしい」と頼まれた高柳。彼は何故そうまでして“こんな会社”を買収しようとしたか? 実は昔、東條と親友関係にあった自分の父が経営していた輸入会社「高柳商事」が経営的危機になり、東條が手助けしたことがあっため、その恩返しをしたかったらしいんですね。それは後になって社員たちにも説明されたんですが・・・。

利益は見込めないというものの、島男はサポート担当の七海(和久井映見)から渡されたM&Aの関連本で独学に励み、買収を反対する東條貿易の従業員たちへ高柳と共に説明し説得しました。そしてある日、高柳と東條は契約書を交わして買収成立。しかしその後、東條は亡くなってしまいました。ここで驚くことに、高柳は東條貿易を半導体会社「ユナイテッド・インストルメンツ」へ売却する計画を裏で進めていたのでした! 東條貿易はアジア・ラオスの採掘権を持っていたけど、事業の縮小後は放置状態にあった。一方、最近ラオスで半導体に必要な「レアメタル」が発見されたため、その会社は採掘権を欲しがっていた。情報通の高柳はこの2つの話を上手く結び付けて事を進め、自分の会社への多大な利益を早くから見込んでいたのでした。一時は下がり続きだった株価も、あれよあれよで急上昇。この展開には驚きました! 黙っていられないのは、「東條貿易と東條と従業員たちのための買収」だと思い込んでいた島男。直談判された高柳は、持論を交えて軽く返し、また「自分の父親を認めていない」とまで言いました。後に「あいつは人間じゃない」とまで言い切る島男。そして高柳は、子供の頃に父親と楽しくキャッチボールをした時の映像が収められた8ミリビデオを、部屋にて一人でずっと眺めていた・・・。

なるほど、「ヒルズの秘密」とはそういうことか! てっきり高柳が情に流される珍しい話になるかと思いきや、東條の死後はいつも通りの姿を見せていました。ただ、最後の高柳の表情を見ていると、東條や自分の父親について複雑な思いがあったようにも感じました。余命を宣告された東條の「東條の生きる道(僕の生きる道)」に対して、「高柳と会社と社員たちの生きる道(僕と彼女と彼女の生きる道)」を貫いた高柳。彼は「いいひと?(いいひと。)」。“草なぎ剛くん主演のドラマ3作品”を思わせる展開でした!(ナイスな結び付け?)。ということで、今回はごく自然に見られたし、好印象・悪印象の判断も付かなかったため、株価のように荒れまくったドラマとしての評価は一旦リセット。後半戦に期待しましょう!

ところで、今回の話を見終わった後、ストーリーとは別で何かこうスッキリした気分になれたんです。何かなあ、何でかなあ、と考えたところ・・・。初回話以来続いた「アイランドの『島』に『男』」という島男のセリフが無かった! あるいは控えめ過ぎて気付かなかった! どっちにしたって、私を含む視聴者も半ば飽きている恒例のセリフは、もう充分浸透したし必要無いでしょう・・・。ついでに! 龍太(山本耕史)がまり子(木村佳乃)の浮気相手を責めようと、まり子の会社へ出向いて受付で言った龍太のセリフ「安藤龍太。ドラゴンの『龍』に『ぶっとい(太)』です。」に感動(笑)。島男に対抗したみたいで大笑いしました。おそらく今回限りだと思うけど、「その場限りのインパクトあるセリフ」っていうのも良いものですよ? そんなわけで、ここでの「恒例のプログラム」は、一旦リセットの件もあるし簡単なものにしておきます。

○「恋におちたら」第6話・“インパクト系自己紹介”プログラム

main()
{
  //出力のみ
  
  //鈴木島男の自己紹介
  printf("アイランドの『島』に『男』の鈴木島男です!");
  
  //安藤龍太の自己紹介
  printf("ドラゴンの『龍』に『ぶっとい(太)』の安藤龍太だ!");
  
  //高柳徹の自己紹介
  printf("高山ラーメンの『高』に・・・』って、俺もやるのか?");
}

「恒例のセリフ」をさんざん批判してきたけど、この「恒例のプログラム」が半ば飽きられていたらどうしよう?(苦笑)

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
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2005.05.14

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第5話

やってしまいました、久々の録画失敗! いや、聞いてくださいよ。DVDレコーダーできちんと「録画予約」はしました。放送中に「録画状態」であるのも確認しました。つまり録画に関しては「完璧」でした。しかし、後になって見てみたら、最初から最後まで砂嵐。どうして? 何があった? なんと! 壁のアンテナ端子から同軸ケーブルが抜け落ちていたのです! うぅ、録画予約としては“抜け”がなかったのに、現実で“抜け”てたか・・・(苦笑)。でもそこからが腕の見せ所。私の独自のやり方(これは“企業秘密”ね)ですぐに手配をし、今回の話を最初から最後まで全て見ることができました! この一件のような「思わぬ失敗」において、IT企業に限らず「リカバリー」は必須であり大事なもの。今回はそんな「リカバリー(回復)」についてのストーリーでした。(毎回ながらこの冒頭文、上手くストーリーとリンクさせてるなあ。今回はこうリンクさせること自体「思わぬ事態」だったけど^^)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第5話「ヒルズの大逆転」

島男(草なぎ剛)の家を訪れたことで香織(松下奈緒)と島男の仲が深まる。嫉妬した高柳(堤真一)は、大企業との提携話を島男ではなく神谷(谷原章介)に頼む。その夜、神谷は飲みの席で提携話を大声で自慢。その場に新聞記者がいたため、翌日の朝刊に記事が載ってしまう。島男は、落ち込む神谷を連れて提携相手の社長がいる蓼科の別荘へ向かう。

高柳は部下の神谷に「エアドリーム」という会社との提携を任せ、その神谷から自分の下で働くよう突然言われた鈴木島男。この提携話は長い期間をかけて進めてきたプロジェクトで、フロンティアとしても大変大きなビジネスチャンス。その正式契約までを一任された神谷は喜びの余りホクホク顔で、ある日経営事業部の社員たちを引き連れてバー・リオハへ行けば、全て奢りだと言って自慢話をするばかり。しかし彼らに近い席でボイスレコーダーが作動していた・・・。新聞記者にスッパ抜かれ、翌日の新聞に業務提携の記事が大きく掲載! これにはエアドリーム側も怒りを隠せず、同社の平沢常務(神山繁)からは「契約話は無かったことにする」と言われてしまいました。何も知らない島男は、提携破棄の件を後になってようやく知り神谷の下へ。「平沢常務に言ってもダメなら社長と直接話をしよう」と持ち掛け、二人は“ダメで元々”といった感じでエアドリームへ。しかし社長「吉川眞」は休暇中で不在とのこと。そこでフロンティアの社員たちはネット検索し、吉川社長のblog・ブログ(おぉ、来たね!)を発見! 那須の別荘にいることを突き止め、島男は神谷を強引に連れ出していざ那須へ。島男、とことん突き進んでます!

二人はようやく那須の別荘へたどり着いたけど、見事に門前払い。そこへ老いたお手伝いさん(草村礼子)が現れ、神谷はお金を出して社長に取り次ぐよう頼んだけど拒否。そこで諦めて帰ろうとする神谷に、島男は諦めず待つことを提案しました。ある日社長宅から出た高級車を追ったけど、その行き先の店で店主に「社長は?」と聞けば「運転手さんだと思った」と返されました。その後ビジネスホテルにて島男と神谷が会話する中で、神谷はエリート人生を歩んだ後に高柳と出会い、「金が全て・結果が全て」だと教わったことを眠り気味の島男に告白しました。「やれるだけやる・経過が大事」の島男とは大違いですね。「やれるだけやる」か。島男こと草なぎくんつながりで、SMAPの名曲「セロリ」を思い出してしまいます。♪ぅん~ 頑張ってみるよ~ やれるだけ~ 頑張ってみてよ~

時には門前で野宿をし、時にはビジネスホテルで泊まる日々。そして気付けば4日目の朝、門前にいた二人の下へお手伝いさんがやってきて、彼らのために作ったというおにぎりと味噌汁を差し入れしました。そして「どうやっても社長には会えないだろう」と言うと、島男は「話を聞いてください」と伝え、神谷も続けて「口説きに来たのではなく謝りに来た」と伝え、二人で「すみませんでした!」と言って一礼しました。フロンティアへ戻った二人は高柳のいる社長室へ。高柳は二人に失敗を認めさせ、同時に「鈴木島男」のやり方を全否定。すると神谷は、「私は、こいつは間違っていないと思います」と強く答えました! さらに、「鈴木島男は、間違っていなかったと思います」とも言いました! 島男と数日間過ごすうちに、神谷の中で何かが変わったんですね!(ちょい感動) その頃那須では、平沢常務があのお手伝いさんのことを「社長」と呼んでいました。なるほど、そういうことだったか~! 社長の名前を「吉川眞」と男女の区別が付けにくい微妙な名前にしていたんですね。改めて「吉川社長」は、「4日もいた・謝るためだけに・変な会社」と笑うと同時に、「私は信じるわ、あの会社」と言って提携の話を進めるよう指示しました。その後エアドリームから電話が入り、フロンティアは大慌て! 社長室では七海(和久井映見)から「アイランドのシンパ(sympathizer:シンパサイザー・同情者)」が次々に現れているのを聞き、机の上のものを払いのけて大怒り! リカバリーを実現させたことも知らず、神谷は島男を誘ってバー・リオハへ。神谷は「勘違いするなよ、別にお前と友達になったわけじゃない」と伝え、島男は「わかってますよ」と答えました。そう言いながら、一緒にワインを口にしました。駆け寄った豊田(金田明夫)にも、「あんたとも友達じゃない」と伝え、島男の方をチラリと見ました。そう、これは神谷なりの意思表現。「友達」ではないとしても、「良き仲間」として認めていたわけで・・・。

ほらほら~、今回の話、良かったんじゃない? 前回第4話のレビューで書いた、「奇数回は好印象・偶数回は悪印象」の通りだよ~。次回第6話は、高柳の父親のエピソードが絡んでくるようで楽しみだけど、その法則通りの「悪印象」は望みたくないところ(苦笑)。「お手伝いさんが実は重要人物(社長)」という線は、薄々見えていました。草村礼子さんが「ただのお手伝いさん」で終わるはずがないとすぐに察知してしまってね。「島男たちが高級車を追ったけど人違い」っていうところで、思わずニヤリとしてしまいました。前クールでも「ごくせん・第7話」で「老女が実は重要人物(理事)」という話があったばかりだし、言うなれば「ベタなストーリー」。でも、その中身はすごく良かったなあと思いました。うん、好印象だったよ!

冒頭の鈴木家のシーンであった「スズキ」という出世魚の話。そうか、鈴木島男の「鈴木」には、出世していく意味が込められていたんだ! これまで気付かなかったけど、それは上手い(スズキだけに「美味い」?)命名ですね~。「島男」の「島・アイランド」にも、実はすごい意味が隠されているということで驚かせてほしいところです(笑)。それにしても、あの神谷が強く嫌う島男に影響されて、高柳にまで「彼は間違っていない」と言ったのには驚きました! 今回の島男のやり方は、これまであったような有り得ないものではなく、現実にも通用する根強いものでしたね。企業では「過程より結果」という精神がありがちだけど、私も時には「過程」というものを重視していきたいと思いました。今回ばかりは、島男に影響されたってことで良いかな~。冒頭の高級レストランのシーンで、エリートの神谷たちと庶民の島男の「身分の違い」を見せ付けておいての今回の展開。神谷は随所で自分の信じるやり方を島男に覆されていました。その取捨選択は、今後次第?

○「恋におちたら」第5話・“神谷式から島男式への変換”プログラム

main()
{
  //入力「神谷のやり方」
  やり方 = 神谷のやり方;

  //仕事の進め方
  if(やり方.進め方 < 島男の過程重視) {
    //過程重視が上回る時は従う。
    //下回る時は「結果重視」のまま。
    やり方.進め方 = 過程重視;
  }
  //移動手段
  if(やり方.移動 < 島男の無料ヒッチハイク) {
    //無料ヒッチハイクが上回る時は従う。
    //下回る時は「金を差し出す有料ヒッチハイク」のまま。
    やり方.移動 = 無料ヒッチハイク;
  }
  //交渉手段
  if(やり方.交渉 < 島男の諦めない心) {
    //諦めない心が上回る時は従う。
    //下回る時は「諦めて帰る」のまま。
    やり方.交渉 = 諦めない心;
  }
  //宿泊手段
  if(やり方.宿泊 < 島男の野宿で結構) {
    //野宿で結構が上回る時は従う。
    //下回る時は「高級ホテルのスウィートルーム」のまま。
    やり方.宿泊 = 野宿で結構;
  }
  //飲食関係
  if(やり方.飲食 < 島男のパンで充分) {
    //パンで充分が上回る時は従う。
    //下回る時は「高級レストランのフルコース」のまま。
    やり方.飲食 = パンで充分;
  }
}

神谷こと谷原章介さんの「美貌」については、変換させる余地が無いため処理から外しています。谷原さんファンの皆さん、ちゃんと分かっていますって(笑)。

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX 「いいひと。」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「いいひと。」DVD-BOX(2005/06/24発売!)

●堤真一@高柳徹・「エリート」シリーズを振り返る
「やまとなでしこ」DVD-BOX 「恋ノチカラ」DVD-BOX 「GOOD LUCK!!」DVD-BOX
「やまとなでしこ」DVD-BOX/「恋ノチカラ」DVD-BOX/「GOOD LUCK!!」DVD-BOX

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2005.05.07

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第4話

ついにようやく、たぶんおそらく、ドラマレビューの安定執筆&公開の波に乗っていけそうです。先月は仕事やプライベートの件でとにかく忙しく、最大で1週間遅れにもなったりで大変でした。何とか数作品についてレビューを書き続けてこられたけど、その裏で他のドラマの視聴やレビューを犠牲にしてきたのも事実です(悲しい~)。今話でもそんな「犠牲」について少し触れていましたね。これがIT業界だったら、一瞬出遅れても「負け組」になる可能性も高いわけで・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第4話「ヒルズは歌う」

高柳(堤真一)は音楽をネット配信する企業を買収。島男(草なぎ剛)はその会社の設立イベントの担当になり、クラシックの音楽家・ミケーレ(ニノ・ジオバンニ)から専属契約を取るよう命じられる。手を尽くして接待するが、ミケーレは終始不機嫌なまま。さらに、契約当日、妹・まり子(木村佳乃)が転落事故に遭ったと連絡を受けた島男は、契約の席を抜けてしまう。

高柳はかつての同志・森村(入江雅人)のレコード会社を買収し、それを基に音楽のネット配信会社「FRONTIER PHONIC(フロンティア・フォニック)」を設立。その設立イベントコンサートに招く、世界的なオペラ歌手のミケーレ・アンドリーニ(ニノ・ジオバンニ)と専属契約を結ぶよう突然言われた鈴木島男。確かに島男はこれまでに高い成果を上げてきたけど、それにしても今回の任務は大き過ぎ?(苦笑) ところで、来日したミケーレは、高柳や島男と会っても、契約目的の接待の場でさえも、何かを思い詰めたまま不機嫌な様子でいるばかりでした。ああ、島男さん、接待カラオケで「マツケンサンバ」を今歌うっていうのはヤバいかも? つい先日ハリウッド映画「Shall we dance?」の宣伝で同じように来日した主演のリチャード・ギア様が、ある女性タレントに「シャル・ウィ・ダンス?」と言われてそのダンスを踊らされそうになったことでブチギレて、予定されていたその後の取材が皆キャンセルされたとか言うじゃない? 文化が違うんだってば・・・って、「サンバを踊る着物姿の日本人」っていうのも本来変か・・・。

そして契約のプレゼン当日、担当の島男は龍太(山本耕史)から「まり子(木村佳乃)が転落事故に遭った」と電話で聞き、高柳や神谷(谷原章介)が呼び止めるのも振り切って抜け出してしまいました。そのまり子は大したケガではなくて良かったけど、フロンティアの方はコンサート中止による30億円の損害と、新会社のイメージダウンによる金額に換算できないほどの損害で、非常に困った大損害! 高柳はミケーレの日本マネージャー・武本(田口浩正)へ謝罪しに行くと、その武本は「香織(松下奈緒)を一晩貸してほしい」と提案。あくまで「食事の接待」ということだけど、“事情”によっては“情事”に? 高柳にその役を頼まれた香織は強く拒否したものの、会社のため、島男のため(?)を思って引き受けることにしたんですね。でも香織がミケーレの部屋に向かってみれば、ミケーレは“そんな気”ではなかったようです。元貴族出身の彼にはアポローニャという恋人がいたんだけど、「違う身分同士の恋」による両親の結婚反対でずっと悩んでいたんですね。そのせいで来日しても「心ここにあらず」だったという・・・。その頃、バー「リオハ」で裕美(滝沢沙織)から香織の“夜の出張”の件を聞いた島男は、「心ここにありき」という勢いでミケーレの部屋へ向かい、事情を知らずにミケーレの顔面を殴ってしまった! これで島男は完全に終わりだ・・・と思っていたけど、その島男も香織とは「違う身分同士の恋」で進行中? ミケーレは島男に殴られたにもかかわらず、彼のそんなひたむきさ(?)に影響を受けたようで、その場でアポローニャに電話をかけてプロポーズ! そして同時に、コンサートの件も快諾! 有り得な・・・じゃなくて、すごい!(笑) しかしコンサートは中止でチケットの払い戻しも行われた後だし、今更どうする?

そこでミケーレがある提案をしました。それは、島男がいつか連れて行ってくれた「六本木ヒルズの中庭」での野外コンサートでした。ミケーレの力強いオペラが響き、小さな観客席では島男と香織が鑑賞し、地上にいた人々も足を止めて鑑賞しました。まさにサブタイトル通り「歌うヒルズ」って感じでしたね。この一件でフロンティアへも相当数の問合せが殺到したことだし、コンサートも日を改めて行われることでしょう。島男は会社の「大損害」を知らずのうちに「大利益」へ転換させてしまいました。恐るべし、アイランド・・・(笑)。でも、大利益を見込めることになったというのに笑えないのが高柳。自分のやり方に反した成功がどうも気に入らなかったようです。いつもは何があってものほほ~んとしている彼も、今回ばかりは怒りの表情を露にしていましたね。自分の下で働く島男は、ただの「アイランド野郎」ではないらしい? いったい何者?

う~ん、う~~~ん、そう来ましたか~(苦笑)。「ミケーレ・イーヤツ・グラッツィエ!(By アズッソ)」なんて思っていれば良いのかな~。今のところ偶数回はやや不満な印象になっているんだけど、今後もこうして良悪が交差していくのかな~? 視聴者を逃がさないようにする脚本作りは大変だな~も(なぜか名古屋弁ときたもんだ)。あ~! 今気付いたんだけど、ミケーレの母国のイタリア共和国って、美しい「島」を持つ国だよね? だから「アイランド(島)に男」の島男に少しずつ興味を持っていったのかな? そうだとしても島男さん、いつものように「アイランド(island)の・・・」って言って自己紹介していたけど、アンタ間違っていますぜ? イタリアじゃあ「島」は「イゾラ(isola)」ですぜ? 「イゾラ(isola)の『島』にウォーモ(uomo)の『男』」が正しい例ですぜ? まあそれでもちゃんと通じないかもしれないけど(笑)。

ふぅ~。え~とですね~、私が不満に思った理由は、ストーリーのことだけではないんですよ。“♪よーく考えようー セリフは大事だよー うぅ~(悲痛)”って感じで、あちこちで出た「セリフ」が気になってしまったんです。まず、新会社発足の記者会見で神谷が言った「CDの発売は無し・レコード店での販売も無し」。これは「ネット販売のみ」という戦略下での話だけど、「売上や音楽チャートにも影響するし、メディアでの販売をしたいしさせたいのさっ!」等と、レコード業界の関係者が不満を訴えそう・・・。また、バー「リオハ」で裕美が言った「女が使う武器は一つ」。これは「オンナとしての色仕掛け」みたいなことを意味しているんだけど、「女はそれだけじゃないのよっ!」等と、田嶋陽子センセを中心に女性たちが不満を訴えそう・・・。あと、他にもあったんだけど、とりあえず自粛・・・。既にIT業界の関係者も口々に文句を言っているというのに、こんなセリフを用意しちゃって、ほんとこの先大丈夫かなあ? 「犠牲」の話があったけど、このドラマも何かを犠牲にして評価(この場合「視聴率」を意味します)を上げていくつもりなのかなあ? う~ん、う~~~ん、“♪よぉ~~~く考えようぉ~~~!(響き)”って、本当に歌ってあげましょうか? ミケーレに負けないオペラでさ・・・(笑)。

○「恋におちたら」第4話・“不満を誘うセリフ除去”プログラム

main()
{
  //入力「第4話(ドラマ・各回のストーリー)」
  ドラマ = 「恋におちたら」・第4話;

  //完全に不満を除去させるための無限ループ
  while(TRUE) {
    switch(ドラマ.セリフ) {
      case 'IT業界人として不満':
        //IT業界人の不満部分を除去
        ドラマ = ドラマ - IT業界人の不満を誘うセリフ;
        break;

      case 'レコード業界人として不満':
        //レコード店関係者の不満部分を除去
        ドラマ = ドラマ - レコード店業界人の不満を誘うセリフ;
        break;

      case '差別される女性として不満':
        //差別される女性の不満部分を除去
        ドラマ = ドラマ - 差別される女性の不満を誘うセリフ;
        break;

      case '私的な不満':
        //私的な不満部分を除去
        ドラマ = ドラマ - 島男の「アイランド」うんぬんのセリフ; //(笑)
        break;

      //その他の不満要素があれば、この後に処理を随時加えるとしましょう!
      //case 'その他の不満':
      //  break;

      default:
        //お~、不満を誘うセリフが皆無! 一発でここに来るドラマはすごい!
        printf("♪よぉ~~~く考えたぁ~~~!");
        //正常終了
        exit(0);
        break;
    }
  }
}

ループさせて重なってでも「根こそぎ除去処理」をすれば、確実に除去できるかなあと・・・。まあちょっと妙なアルゴリズムになっていますが(分からない方、ごめんなさい!)、私もステップアップとして「switch文」を新たに導入してみたかっただけです。このプログラムに入力して処理させた結果、セリフがほとんど無くなるようなドラマは、「最悪」ってことですね・・・(苦笑)。

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX 「いいひと。」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「いいひと。」DVD-BOX(2005/06/24発売!)

●堤真一@高柳徹・「エリート」シリーズを振り返る
「やまとなでしこ」DVD-BOX 「恋ノチカラ」DVD-BOX 「GOOD LUCK!!」DVD-BOX
「やまとなでしこ」DVD-BOX/「恋ノチカラ」DVD-BOX/「GOOD LUCK!!」DVD-BOX

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2005.05.02

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第3話

“有り得ないストーリー”的なレビューについて、日々たくさんの意見をいただきありがとうございます! 賛否両論はあるだろうけど、それだけこのドラマは注目度が高いというわけですね。今後もいろいろと意見を交わしていきたいと思っています!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第3話「ヒルズの成功とは」

島男(草なぎ剛)は和菓子店「清川堂」のネット通販許諾を取るよう命じられた。早速、清川堂を訪れた島男は、店主・清川(小市慢太郎)に客と間違えられ、あんこ餅(もち)をごちそうになる。が、おいしさを実感し、仕事の話を持ちかけたとたん、清川の態度は一変。店から追い出されてしまう。島男は清川が断わる理由を探るため、知人の和菓子店で和菓子作りの基礎を学ぶことに。

老舗の和菓子屋「清川堂」のネットショップへの参入を決めてくるよう突然言われた鈴木島男。しかしその店主の清川は、どんなセールスマンが来ようと一方的に出店を拒否し続けていました。その理由の一つは、1日500個が限界という「手作り」にこだわっていて、機械導入をためらうことで多く売りさばくほどの生産力も無いため。客と間違えられて店内へ通された島男は、清川に奨められてあんこ餅を試食。甘い物が苦手な島男だったけど、食べてみるとこれが美味い! それで清川に名前を聞かれ、島男が「フロンティアの鈴木島男です」と答えると、清川の態度が急変して「いいから帰れ!」と言って追い出されてしまいました・・・。この時清川の息子・大介(深澤嵐)と出会い、後日「母親の形見」というリコーダーについて話しながら交流を深めました。ある時島男は龍太(山本耕史)との会話中に職人としての「こだわり」というものの大切さを知り、休暇を取って近所の和菓子屋へ弟子入りして、「和菓子作り」について独自で学ぶことにしました。そしてようやくまともなあんこ餅が作れるようになった頃、島男は再び清川の所へ向かいました。清川から以前大介が世話になったことを感謝された島男は、早速商談へ。島男は拒否を続ける清川を言い負かすかのように、和菓子作りの独自の調査結果を交えて語り、それを聞いた清川はいつしか笑顔がこぼれていました。その甲斐あって、「清川堂・限定250個(1日生産分の半分も!)」としての出店契約が成立し、島男はまた成果を上げました! 清川は、お金で解決する姿勢より独自の努力で接することを選んだ島男の人柄に惹かれたようです。「商談の“餅(持ち)”込みは、自らが“豆(あずき)”に努力すれば万事“あん(安)”泰!」というやり方の「成功例」といったところでしょうか。島男が苦労して作り上げたあんこ餅が、それを暗示していたかように思えました・・・。

うんうん、今回は割と普通に、それでいて気楽に見られました! 清川は「島男の人柄に惹かれた」と言っていたけど、それは島男役の草なぎ剛くん自身にも言えることですよね。やっぱそういうのって得だよなあ~。この島男のストーリーと並行して描かれたのが、フロンティアの社長・高柳徹(堤真一)のやり方でした。小倉男爵(藤村俊二)が経営する「小倉ホテル」の買収を強引にやってのけた高柳。彼のやり方は清川の嫌う「お金で解決するやり方」の典型だけど、IT企業の成功者はこのやり方で今日まで生き延びているのが現実です。彼のやり方も「一つの手段・一つの戦略」ゆえに反論する余地はありません。逆にIT企業の関係者として、島男みたいな「一般企業がやるような稀なやり方」での成功例は少ないかもしれません。でもそこを曲げて見れば、「そんなのも“あり”かもしれない」とは思わせてくれます。サブタイトルにもある「ヒルズの成功」は、島男と高柳の「形は違えど同じ“成功”」を意味していたんですね。できれば「双方が満足できる商談成立」が一番だけど、現実にはそう甘くはないということでしょうか。今回の件で甘い物嫌いを克服しつつある島男も、現実に対して甘く染まらないでほしいものです・・・。

さてビジネスストーリーを離れて、「恋におちたら」という私的に気に入らないタイトル(笑)から、「恋愛」についても初めて触れてみます(タイトル嫌いの理由は「第1話レビュー」を参照してね)。島男と秘書の香織(松下奈緒)の関係が、微妙に良い方向へ向かっている気がします。ほんと、微妙に良いペースでね。高柳のそばにいつもいるから(公私共に?)てっきり良い仲だと思っていたけど、実際そうでもないみたい? 第2話で高柳の部屋へ自宅のように入っていった元恋人・七海(和久井映見)の方が、いまだに高柳と良い仲のように思えます。また、香織をライバル視する秘書・藤井(滝沢沙織)は、最終的に取締役・神谷(谷原章介)と良い仲になったりして? それから、バー「リオナ」の雇われマスター・星野(佐藤江梨子)は、良く一品サービスしているけど、全く読めません(笑)。ついでに、フロンティアから離れるけど、島男の妹・まり子(木村佳乃)と龍太は、第2話でまり子の方から一方的に恋愛拒否されていましたよね・・・(笑)。

ところで! 今回清川を演じていたのは、なんと“ひびやん(日比谷学先生)@救命病棟24時”こと小市慢太郎さん! 私は登場してしばらくの間全く気付きませんでした(笑)。印象的だったあのメガネや無精ヒゲがすっかり無くなっていたし? 島男に向かって「いいから帰れ!」と言ったシーンで、ようやく彼がひびやんだったということに気付きました。「好き嫌いが激しいひびやんだけど、甘い物は好きだったんだ・・・」と、作品を越えて歪んだ思いを抱いてしまいました。ああ、ひびやん、フォーエバー!(あはは~) ちなみに清川の息子の大介は、“タッペイ(龍平)@みんな昔は子供だった”こと深澤嵐くんでしたね。彼はあの時と同様に笑顔が印象的な少年のままでした。

○「恋におちたら」第3話・“ひびやん照合”プログラム

main()
{
  //入力「清川正の全データ」
  人物 = 清川正の全データ;

  //「清川正の顔」と「ひびやんからメガネと無精ヒゲを除いた顔」を照合
  if(人物.顔 == (ひびやん-メガネ-無精ヒゲ)) {
    //確定・・・だけど、念のため声紋照合を実施
    //引数として「いいから帰れ!」というセリフを代入済み
    照合結果 = hibiyan_voice(人物.声); //声紋照合関数
    if(照合結果 == TRUE) {
      //ひびやん確定!&メッセージ出力
      printf("ああ、俺がひびやんだよ。マギール鉗子!");
    }
    else {
      //やっぱりひびやんじゃなかった!
      printf("実は佐倉亮太(大泉洋)でした。コマネチ!(おいおい)");
    }
  }
  else {
    //ひびやんじゃなかった!
    printf("実は進藤一生(江口洋介)だ。ゴッドハンド!(ウソつけ)");
  }
}

分かる人だけ分かるという、無理多過ぎで笑いばかり取り入れたプログラムだ・・・。「先に声紋照合すれば?」って声もありそうだけど・・・(笑)。

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
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「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「いいひと。」DVD-BOX(2005/06/24発売!)

●堤真一@高柳徹・「エリート」シリーズを振り返る
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2005.04.22

恋におちたら~僕の成功の秘密~・第2話

「アイランド(island)の『島』に『男(おとこ)』の鈴木島男。彼はプログラマーたちの憧れ? それともビジネスマンたちの憧れ? それとも・・・。なーんていう思いで見てみましょうか、この“有り得ないストーリー”を・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「恋におちたら~僕の成功の秘密~」
第2話「憧れのヒルズへ」

「フロンティア」の警備員として働く島男(草なぎ剛)に、高柳(堤真一)が目を留めた。社長室に通された島男は、「金持ちになる方法を教えてください」と直訴。おもしろがる高柳は島男を採用し、新規プロジェクト遂行のため、売り上げの悪い玩具店の契約破棄を命じる。手続きを行なう中、店内に古い玩具を見つけた島男は、売り上げを伸ばして玩具店を救おうと思いつく。

「フロンティア」の社長・高柳と再会するために、警備員として潜入中の鈴木島男。高柳から直々に社長室へ呼ばれた島男は「お金持ちになる方法」を教えてもらおうと相談したけど、高柳が見せたのはある会社との業務契約をたった2分で強引に断ち切るという厳しい現実でした。この辺りがIT企業ならではのやり方? そしてなんと、6年前に島男の会社を買収したのは高柳だったことが発覚! 「貴族と奴隷の関係」を交えた高柳の説明に、島男はどこか納得できないでいました。その翌日、島男はフロンティアに中途入社し、経営事業部に配属。最初の仕事は、ネットショッピングサービス内で売上が伸びない「おもちゃのかめや」への契約打ち切り交渉でした。一度は冷たく交渉し、その翌日に契約書の印鑑を押させようとした島男。しかしその時、島男は店内で山積みされたガラクタ同然のおもちゃの山を発見し、ネットオークションを開催して売りさばくことを計画! たった1人でプログラミングを行い、たった2日でシステムを完成させてしまいました。そして、1日で500万円も売り上げるという素晴らしい結果に! 島男は再び高柳に会ってその結果を話したけど、高柳は既に1日数十億の売上を誇るおもちゃ会社を獲得しており、おもちゃのかめやは当初の予定通り「契約打ち切り」とすることを伝えました。この現実の厳しさ・・・。独自の経営方針で前へ前へと突き進む高柳に対し、寄り道をしながら淡々と進む島男は何を思う?

初回話と変わらず、島男は天才プログラマーぶりを見事に発揮しましたね。私も既に“有り得ないストーリー”と割り切って見ているけど、あえて2点だけツッコミを入れてみたいと思います。

1. 島男のパソコン利用歴が分からない
島男が自宅の押し入れから久々にパソコンを取り出したシーンがありました。これは「パソコン・プログラミング」から数年間離れていたという認識で良いのかな? それにしてはネット環境もちゃんとあって、昨日もやっていたかのような感じでしたよね。OSを見ればはっきりすると思って注目していたけど、モニターの画面が島男の陰に隠れていたため確認できませんでした(笑)。でも会社のパソコンはWindowsXPで(これは間違い無し)、それを普通に使いこなしていました。まあ以前もWindowsやMacを使っていた設定なら「直感的に操作が分かった」と言えるけど、どうも彼のブランクを含めたパソコン利用歴が分かりません。島男は自宅外で不定期ながらパソコンに触れていたの?

2. 島男のネット利用度が分からない
島男はネットオークションのシステムをたった2日で構築・運営までやり遂げました。実質1日と少しかな。それで、彼のネット利用度とやらはどんなもん? 完成したシステムのユーザ画面を見たけど、かなり今風(定番?)でした。1のパソコン利用歴とかぶるけど、ネットは日々やっていたのかな? ネットオークションのシステムを手掛けるということは、内部処理の他にユーザ画面も手掛けるのは当然。あのユーザ画面のバナー画像とかも一から作っていたりして? 大体、設計からテストまでを1人で2日で完成させるというのは、同じような業界にいる私の経験上無理。ぜってぇ~無理!(笑) 既存システムのソースプログラムを幾分か流用できる前提で、数人集めてフル稼働で行えば何とかなるかもしれないけど、それでも“トラブル皆無”は残念ながら期待できないでしょうね。それに島男は、与えられた2日の間にかめやへも出向いているし・・・。どうも彼のブランクを含めたネット利用度が分かりません。島男は自宅外で現代のネット事情にも着目していたの?

○「恋におちたら」第2話・“擬似ネットオークション”プログラム

main()
{
  //初期値「現在の落札額は1円」
  現在の落札額 = 1;
  //初期値「落札候補者はとりあえず島男(笑)」
  落札候補者 = 鈴木島男;

  //ネットオークションの無限ループ
  while(現在時刻 <= 落札締め切り時刻) {
    //落札締め切り時刻まで無限ループ
    if(提示された落札額 > 現在の落札額) {
      //落札権変更!
      現在の落札額 = 提示された落札額;
      落札候補者 = 提示した落札者;
      ユーザ画面更新処理;
    }
  }

  //メッセージ出力
  printf("落札者と落札額決定! [%6d/%s]", 現在の落札額, 落札候補者);
}

処理の不備が多過ぎるので、このままではぜってぇ~動きません(笑)。あくまでイメージということでね。それだけネットオークションのシステム構築は、奥が深くて難しいってことなんですよ・・・。

・主題歌「恋におちたら」(Crystal Kay)

・「恋におちたら~僕の成功の秘密~」オリジナル・サウンドトラック(佐橋俊彦)

●草なぎ剛@鈴木島男・「僕」シリーズを振り返る
「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX 「いいひと。」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「いいひと。」DVD-BOX(2005/06/24発売!)

●堤真一@高柳徹・「エリート」シリーズを振り返る
「やまとなでしこ」DVD-BOX 「恋ノチカラ」DVD-BOX 「GOOD LUCK!!」DVD-BOX
「やまとなでしこ」DVD-BOX/「恋ノチカラ」DVD-BOX/「GOOD LUCK!!」DVD-BOX

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