2004.12.04

3曲選評[09]・Southern All Stars

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第09回。
今回は「Southern All Stars」編です(サザンオールスターズ)。
2004/11/24に、「愛と欲望の日々/LONELY WOMAN」をリリースしたサザン。
これがなんと通算50枚目のシングルになるんですね!(もちろんオリコン初登場首位)

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○「3曲選評」・Southern All Stars

1. 「いとしのエリー」 (アルバム「10ナンバーズ・からっと」収録)
2. 「ミス・ブランニュー・デイ」 (アルバム「人気者で行こう」収録)
3. 「真夏の果実」 (アルバム「稲村ジェーン」収録)

1. 「いとしのエリー」(1979年)
TBS系ドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌で有名だけど、もはやその枠を大きく越えて、「サザンと言えばこの曲!」と皆が言うほどの名曲ですね。その「ふぞろい」はシリーズ作で、最初の「I」は1983年に放送されたけど、私は随分後になって再放送で見たことがあります。中井貴一・時任三郎・手塚理美・石原真理子が若い若い! 柳沢慎吾、顔もキャラもあまり変わらない(笑)。タイトルバックの頭で「複数の手が林檎を各々真上に放り投げている絵」があるんだけど、そこからこの曲が静かに始まるんですね(確か)。サザンとしては、衝撃的なデビュー曲「勝手にシンドバッド」を放った後に3rdシングルとしてこの曲を発表したことで、「やはり“タダモノ”ではなかった!」と世間一般に知らしめて高い評価を得たんですね。それで今日に至るような大物バンドに育ったと、何かのドキュメント番組で見たことがあります。連呼し続ける「エリー my love so sweet」という詞が印象的。あっ、「ふぞろい」の「I」が1983年放送ということは、1979年にリリースされたこの曲を数年後にあえて主題歌にしたということになりますね!

2. 「ミス・ブランニュー・デイ」(1984年)
この曲を挙げた理由は、昔聴いていた深夜ラジオ番組「ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン」にまつわる私の想い出話から。パーソナリティのウッチャンナンチャンが、番組終了間際になぜかカラオケを歌うのが定番だったんですよ(笑)。それである日、二人が選んで歌ったのがこの曲だったんだけど、実はその時初めて曲自体を知ったんです。それが何かすごく良くて! ワクワクさせるイントロ、流れに乗ったコード進行、メロディに上手く乗った詞、そして二人の「並みの歌声」が(笑)。偶然その日の放送をテープに録音していたので、それからはずっと「カラオケ版」を聴いていました。しばらくしてからついに原曲を聴いて、やっぱり良い曲だということを実感して、実際にカラオケで歌ったこともあります。もちろん「並みの歌声」レベルだけど(苦笑)。音の高低は難しいけど、その割に歌いやすくてね。「夢に見る姿の良さと美形のBlue Jean」や「意味の無い流行の言葉と見栄のIllusion」等の「長文造語」が好きでね。途中で入ってくる弦楽器の演奏部分も良くってね。そんなこともあって、深い想い出の曲なんです。きっかけはウッチャンナンチャン。ありがとう!

3. 「真夏の果実」(1990年)
この曲と言うよりは、この曲“も”収録されているアルバム「稲村ジェーン」について語っていいかな?(笑) このアルバムはご存知の通り、ボーカルの桑田佳祐さん監督の映画「稲村ジェーン」のサントラ盤でもあるんだけど、実は私にとってそのサントラ盤は、「初めて買ったCD(レコード)」ってやつなんですよ! 初購入がシングルじゃなくてアルバムっていうのは珍しいのかな? 当時の友人と映画館へ行ってパンフレットも買って入場して(お小遣いを頑張って貯めた)、映画の途中で入ったからストーリーが分かり辛くて(友人はそのせいで寝てた)、次の上映時間まで居座って再び見て(ストーリーはまあまあ?)。とにかく音楽がすごく良かったので、後日CDショップへ行って貯めたお小遣いで買いました。あれから何度も何度も聴きました。挙げた「真夏の果実」や「希望の轍」を聴いて、それ以前にリリースされたアルバム「SOUTHERN ALL STARS」(これは「ベスト盤」とも言えるほどの名盤!)に収録されていた「忘れられた BIG WAVE」や「愛は花のように(Ole ! )」を聴いて、他の名曲も楽しく聴いて、とにかく満足したものでした。

○ちょっと一言
サザン、好きだなあ・・・。ほとんどの楽曲を作っている桑田さんの、「真似できない曲」と「理解し難い詞」もまた魅力ですね。近年では2000年にリリースした大ヒット曲「TSUNAMI」が、その年のシングル年間売上ランキングのトップに輝いたと同時に、「日本のシングル歴代売上ランキング」のトップ10圏内に現在位置しています。四季折々の曲を発表しているけど、“江ノ島バンド”のイメージが強くて(「Z団」名義で「江ノ島」というノンストップメドレー盤も出しましたね)、どうしても「夏」を連想してしまいます。随分前に「すいか」という61曲入りの4枚組CD限定セットもリリースしたし。ただこれは、当時の私には高価過ぎて手も出せなかったけど・・・。「すいか」を除いて現在最もお奨めできるベスト盤は、「海のYeah!!」だ、イェーイッ!

「海のYeah!!」
「海のYeah!!」(1・2・3曲目も収録)


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2004.11.25

3曲選評[08]・浜崎あゆみ

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第08回。
今回は「浜崎あゆみ」編です。
歌手デビューにおける芸能活動のビフォーアフターは劇的でした(他にも?)。
愛称は“あゆ”だけど、魚の“あゆ(鮎)”はもっと好きです・・・。

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○「3曲選評」・浜崎あゆみ

1. 「poker face」 (アルバム「A Song for XX」収録)
2. 「Voyage」 (アルバム「A BALLADS」収録)
3. 「SEASONS」 (アルバム「Duty」収録)

1. 「poker face」(1998年)
“あゆ伝説”の始まりとも言える、記念すべきデビュー曲。今聴くと初々しいですね~! 以前の会社の知人があゆの大ファンで、新譜が出るたびにMP3ファイルにして聴かせてくれたっけ。おっと、これはちょっと問題発言?(苦笑) 当時はMP3自体が有名になり出した頃で、「CD音源がこんな音質で実現できるのか!」と実験的な気分のまま聴いていましたね。その後「デジタルコピー」が大きく問題視されるようになって、発売元のAvex(エイベックス)があの忌まわしき(?)コピー防止技術の「CCCD(コピーコントロールCD)」を採用したんですね。“あゆと言えばCCCD”みたいなイメージもできちゃったりして、CDの歴史というものをいつも考えてしまいます。デジタルコピーって、ダビング方法の一つだし別に悪くないと思っているんだけど、MP3技術が優れているせいでCDの売上自体が激しく下がるものなら、制作側も黙ってはいられないか。でも、iPod等のメモリプレーヤーが大人気で、「デジタル音楽」の認知度が高まって、ビジネスとして成り立つようになった現在は、かつてのコピー防止技術の問題も大幅に緩和の方向へ向かいましたね。消費者としては、良かった良かった・・・。いつの間にか、曲自体の評価じゃなくなってしまいましたね(笑)。

2. 「Voyage」(2002年)
TBS系ドラマ「マイリトルシェフ」の主題歌で有名。ファンである矢田亜希子さんの連続ドラマ初主演作で、毎週良く見てたなあ。上戸彩さんもこの辺りから人気が出たんだっけ。お客さんに合わせた料理を提供する、ビストロスマップ(「SMAP×SMAP」より)みたいなドラマだったけど、ドラマ自体はすごく地味で静かで、視聴率もあまり良くなかったんですよね。でもシェフの鴨沢瀬理(矢田ちゃん)が料理を決める時の「うん、そっちの方が素敵♪」の名セリフと、辺りが真っ暗にした中での“目キラキラ”の演出は、今でも頭の中で鮮明に残っています(笑)。ところで、ドラマと主題歌の関連性を重視する私は、「なんで主題歌が“あゆ”なんだろう?」と常々思っていたんですよ。結局それは最終話が終わっても結論に至らなかったけど、ドラマ内でインスト曲として聴くと、まあそれなりに良く聴こえてしまうのでした。ちなみに、私があゆと矢田ちゃんを比べたら、「うん、矢田ちゃんの方が素敵♪」になることでしょう(料理されてみてぇもんだ)。

3. 「SEASONS」(2000年)
あゆの歌の中では一番好きな歌かな。フジテレビ系ドラマ「天気予報の恋人」の主題歌だったそうだけど、そんなの知らねえ~(苦笑)。イントロ・Aメロ・Bメロと、何か切なさを感じる曲調なんだけど、サビはコード進行が良くて素晴らしいですね。詞の方は、序盤の「今年もひとつ季節が巡って 想い出はまた遠くなった」っていうのがいきなり良い表現。それにサビで「今日がとても楽しいと 明日もきっと楽しくて」等と過去を振り返りながら、ラストサビで「幾度巡り巡りゆく限りある季節の中に 僕らは今生きていてそして何を見つけるだろう」と結ぶのも絶妙。全体的に高い評価です。私的には、曲のタイトルが複数形なのが密かに好きなんですよ。

○ちょっと一言
あゆについていろいろと書いてきましたが、ここで驚くべき重大発言をしておかなければなりません。実は私、ご存知の方もいるかもしれませんが、なんと相当な“アンチあゆ”でございました・・・。ビジュアルも声質も悪くないんだけど、「音楽趣味の相違」と「CDの大量生産」というのが理由だったのかもしれません(苦笑)。“Avexの一押し”なのは分かるけど、楽曲をリサイクルしてリミックス盤を量産したり(CDタイトルだけが増えていく)、ある時期からトランスを意識した曲ばかりリリースしたり(これが最も嫌というか合わなかった)、マキシシングルにフルアルバム並みの曲数が収録されていたり(喜ぶべきだけど型破り)、数々の常識を覆していたんですね。デビュー当時のままのスタイルだったら良かったんだけど・・・。だがしかし~っ!(ここからは良い話なので読んでくださいね) 詞はほとんど彼女自身が書いていて(全て?)、「日本レコード大賞」は第43~45回と3年連続で受賞していて(受賞曲は「Dearest」・「Voyage」・「No way to say」で3連覇は史上初!)、“大物・歌姫”とまで言われても歌番組には今なお積極的に出演するし(この辺りの好感度は高い)、テレビ番組でトーク等を聞いていても悪い印象は無いし(元から特に無いけど)、なおかつ歌以外でも「ファッションリーダー」として活躍(もはやカリスマ)。かつて曖昧な理由でなぜか激しく“アンチあゆ”だった私も、「どうして嫌っていたんだろう?」と自問するようになって、「理由なんて無いね!(無問題)」と改めるようになって、“アンチあゆ”を無事卒業しました! そんな過去があって、あゆの曲をほとんど聴かずに過ごしてきたもんだから、楽曲と曲名もほとんど結び付かず。でも、そこは“アンチ卒業生”の私(笑)。あゆをこの「3曲選評」に早い段階で挙げたし、選曲するためにリリース済みのシングル曲30曲以上を全て聴きましたよ。これで誠意とやらは伝わった? ちなみに、あゆを初めて知ったのは、TBS系ドラマ「未成年」でした。このドラマは大好きだった! この頃はまだアイドル時代で、可愛らしい姿を毎回見せていたけど、脇役で頑張っていた少女(文字通り「未成年」)がまさか日本を代表する音楽アーティストにまで成長するとはね。やっぱりこの人はすごいです。近日約2年ぶりとなるフルアルバム「MY STORY」をリリースするけど、CM等のタイアップ曲も多く収録されているし、“アンチ卒業記念&ファン入学記念”として、真っ先に聴いてみようかな? でもまずはベスト盤での“総復習”が先か・・・。

「A BEST」
「A BEST」(3曲目も収録)


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2004.11.18

3曲選評[07]・CHAGE & ASKA

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第07回。
今回は「CHAGE & ASKA」編です。
昔は「チャゲ&飛鳥」で、その後「CHAGE & ASKA」に改名。共にソロ活動もあり。
“チャゲアス”という愛称で親しまれて、いつもチャート界を賑わせてくれたなあ。

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○「3曲選評」・CHAGE & ASKA

1. 「YAH YAH YAH」 (アルバム「RED HILL」収録)
2. 「天気予報の恋人」 (アルバム「PRIDE」収録)
3. 「SAY YES」 (アルバム「TREE」収録)

1. 「YAH YAH YAH」(1993年)
司馬江太郎(織田裕二)と石川玄(石黒賢)の二人の医師が、病院を舞台にライバル心を燃やす、三谷幸喜さん脚本のフジテレビ系ドラマ「振り返れば奴がいる(DVD化はされていません)」の主題歌にもなった曲。そのドラマは再放送で見たんだけど、いろんな意味ですごかった! 特にラストは、タイトル通り「振り返ったら奴だった」っていう驚きがあったもんね。そんなドラマの主題歌として爆発的に売れたんだけど、同時にカラオケでの“叫び系定番ソング”になっちゃったんだよね。私も学生時代、仲間とカラオケに行くたびに、必ず誰かが選曲してたもんなあ。それでその曲の番が来ると、選曲した本人を振り切って、なぜか皆立ち上がって合唱するわけ(笑)。「YAH YAH YAH~」っていうサビの部分は、チャゲアスと同じ振付でコブシを高々と挙げてシャウト。これが当時は“最高のストレス発散”になっていたわけ。毎回盛り上がったなあ~! なおこの曲は、1993年のシングル年間売上ランキングのトップになりました。そして私も持ってます。

2. 「天気予報の恋人」(1989年)
数ある名曲たちの中から悩みに悩んで選んだ結果、シングル曲ではないこの一アルバム曲になりました。詞と曲が見事に合っていて、大好きで良く聴いたから、これ! 「君の愛は信じてる 天気予報くらいにね」から始まって、「誰のための君だろうと想う」とつないで、「伝えたい言葉は一つの繰り返し」で結ぶ詞は、“素晴らしい”の一言! それに曲も、Aメロ・Bメロ・サビ全てが飽きさせず美しいメロディ! そもそも曲タイトル自体が好きなんです。うん、この選曲は間違いじゃない! ちなみに、最後まで悩ませた候補曲は、この曲と「LOVE SONG」と「PRIDE」と「HOTEL」。実はこれら4曲は、「PRIDE」という名アルバムに全て収録されているんですね。「LOVE SONG」はサビ前の掛け合いも有名なシングル曲。「PRIDE」はアルバムの同タイトル曲で、優れたバラード曲。「HOTEL」はスリリングな調子でテンポも速く、CHAGEさんがASKAさんの楽曲の中で「最高レベル」と評した名曲。う~ん、正直、アルバム「PRIDE」として選びたかった・・・。

3. 「SAY YES」(1991年)
この曲は欠かさずにいられない! 「僕は死にましぇ~ん!」の名言も生み出した、フジテレビ系ドラマ「101回目のプロポーズ」の主題歌でした。ドラマ自体は、本放送の10年後くらいに再放送で初めて見たんだけど、やっぱり名作だけあって良かったなあ・・・出演者も皆若かったし(笑)。この曲のシングルCDは夏に発売されたんだけど、それ以前に小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に(「東京ラブストーリー」の主題歌)」が勢い良く売れていたこともあって、1991年の「シングル年間売上ランキング」としては一歩及ばず2位。しかし翌年(1992年)も変わらず売上が伸びたため、今日の時点で「日本のシングル歴代売上ランキング」としては勝っていて、トップ10圏内に位置しています。私もCDを買ったけど、聴くとASKAさんみたいに両手が前に行きます。それは誰かと戦うかのような振付で、それでいて自然に(笑)。ちなみにアルバム「TREE」での収録版は、少しだけアレンジが異なっています。でもそんなの気にしない。「余計な物など無いよね」だよね? 「愛には愛で感じ合おうよ」だよね? この名曲は不滅です。名曲は死にましぇ~ん!

○ちょっと一言
今回の選曲で参考にしたのはチャゲアスの公式サイトだけど、そこはジャケ写や型番やタイアップ等の情報が満載で、歌詞表示や視聴もできてしまいます。消費者としてはとてもうれしい構成ですね! ところで昔、TOKYO FMの2時間ラジオ番組「CHAGEの『のるそる』」を毎週のように聴いていました。女優の藤田朋子さんも毎回出ていたんだけど、二人の明るいトークがとにかく面白かった! 当然チャゲアスの新譜情報も早いし(ご本人だし)、今思えば貴重な情報源でした。そんなチャゲアスをもっと知りたくなって、「SUPER BEST」や「SUPER BEST II」のベスト盤を聴きまくって、長い歴史を荒く振り返ったものです。でも今改めて振り返るのなら、「VERY BEST ROLL」がオススメ! 私も何年かぶりに、聴いて振り返ってみようか・・・。

「VERY BEST ROLL」
「VERY BEST ROLL」(1・2・3曲目も収録)


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2004.11.09

3曲選評[06]・宇多田ヒカル

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第06回。
今回は「宇多田ヒカル」編です。
「平成の歌姫」と呼ばれる、日本の女性アーティストの一人ですね。
“Hikki(ヒッキー)”の天才ぶりは既に周知。触ってみてもいいですか~?(謎)

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○「3曲選評」・宇多田ヒカル

1. 「Automatic」 (アルバム「First Love」収録)
2. 「First Love」 (アルバム「First Love」収録)
3. 「光」 (アルバム「Deep River」収録)

1. 「Automatic」(1998年)
記念すべきデビューシングルであるこの曲を初めて聴いたのは、PVを紹介するテレビ番組。R&Bのサウンドに乗せて、体勢を低くしてダラダラと踊るダンスの絵が、その後もずっと頭に残っていましたね。当時は「単なる新人」程度の認識だったけど、後々調べてみるとその曲の作詞・作曲をしていて、父親は音楽プロデューサーの宇多田照實さんで、母親は歌手の藤圭子で、まさに「音楽界のサラブレッド」とも言うべきアーティストだった! 翌年1999年にリリースしたデビューアルバム「First Love」は、未成年の少女が全曲の作詞・作曲を手掛けて、1000万枚近くも売上記録を伸ばし、日本の歴代アルバム売上ランキングでトップに君臨するまでに! 「どれだけ売っちゃう気ですか!」なんていう勢いでしたね。このアルバムについての私的な想い出の一つに、友人に録音してもらって初めて手に入れた「音楽CD-R第1号」っていうのがあります。まだデジタルコピーが大きな問題になる前の話ですね。

2. 「First Love」(1999年)
デビューアルバム「First Love」の同タイトル曲で、TBS系ドラマ「魔女の条件」の主題歌にもなった曲。このドラマはキャスト陣が豪華だったし、良く見てたなあ~。高校の女教師の広瀬未知(松嶋菜々子)と、転校してきた男子生徒の黒澤光(滝沢秀明)の、禁断の愛を描いた物語だったけど、「こんなストーリーは有り得ない!」よりは「こんな美男美女のカップルっていうのがまず有り得ない!」だったような(笑)。そんなストーリーを盛り上げたのがこの曲で、きれいなバラードが実に合っていました。ラストの移調がすごく良いんだよね。今思うと、黒澤光の「光」に宇多田ヒカルの「ヒカル(光)」で、デビューしたばかりの「宇多田ヒカル」をプッシュしていたかのようですね。何かすごい関係になってたのは覚えているけど、結末をすっかり忘れてるよ、自分(苦笑)。また見てみたいなあ~。

3. 「光」(2002年)
あれですよ、PVで「皿をちゃんと洗ってない」ってことで有名になっちゃった、あの曲ですよ(笑)。「HEY!HEY!HEY!」に出た時も、司会のダウンタウンの二人に「皿の件」でしっかりツッコミを入れられてたっけ。途中でどこかへ行ってしまって、なかなか帰ってこない所もツッコミを入れられてたっけ。撮影時はカメラを長回しして、曲に合わせて行動するのがすごく大変だったとも言ってたっけ。前奏無くいきなりサビから入るのが特徴で、Bメロで暗く攻めておいて、サビでまた発散するのが良いですね。途中で入るいくつかのSEの使い方も絶妙。彼女の本名の「光」をタイトルにしただけあって(タイトルの読みは「ひかり」だけど)、しかもシングルのカップリング曲が全て同曲のリミックス(2曲+オリジナルカラオケ)なのもあって、宇多田ヒカルの「一つの区切り」とか「一つの集大成」みたいな扱いにしたかった部分もあるんでしょうね。この曲はきっと、カラオケで歌うとかなり難しいんじゃない? 彼女じゃないと歌いこなせない、「ヒカルだけの『光』」みたいな・・・。

○ちょっと一言
宇多田ヒカルの曲は、PVで見て聴く機会が多かったことに気付きました。ニューヨーク生まれで、ネイティブな英語を話して、米コロンビア大学では成績優秀。CDは出せば勢い良く売れ、フォトグラファーの紀里谷和明氏と結婚し、今年は「Utada」 名義でアルバム「EXODUS」での全米デビューまで果たしてしまった彼女。「超えられない壁」を感じます。でも「料理が苦手」っていう一面もあったりして、「完璧」じゃない部分にまた愛嬌を感じるんですけどね。しかし、今年2004年春にリリースされたベスト盤「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」は、全曲リマスタリングされたシングル曲の寄せ集めだけあって、信じられないほどの名盤だね~!

「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」
「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1」(1・2・3曲目も収録)


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2004.11.03

3曲選評[05]・B’z

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第05回。
今回は「B'z」編です(ビーズ)。
最初に知った時は「ビーズ」と読めなかったけど、逆になんて読んでたっけ?
B'zが売り上げたCDの枚数は、数え切れません。っていうか多過ぎて無理?

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○「3曲選評」・B'z

1. 「BAD COMMUNICATION」 (ミニアルバム「BAD COMMUNICATION」収録)
2. 「Wonderful Opportunity」 (アルバム「IN THE LIFE」収録)
3. 「ZERO」 (アルバム「RUN」収録)

1. 「BAD COMMUNICATION」(1989年)
リリースされた1989年から数年後(だったと思う)のある日、不在中の弟くんの部屋へ行くと、「若々しい2人組の顔」がジャケ写のCD(ミニアルバム)があった。その時は見て「誰だこれ?」だけで終わったけど、後に別方面からB'zのファンになって、友人にCDを借りて曲をいろいろ知るうちに、再びそのジャケ写のCDを目にした。「(あの時のCDは)B'zのCDだったんだ!」とそこで驚嘆。遅いっちゅーに・・・。そんな想い出がある曲、いや、ミニアルバム自体になるのかな? 冒頭の女性の英語セリフ、随所に入るサンプリング音、ギターとベースが唸るサウンドが特徴で、7分以上もあるダンスミュージックです。いつ聴いてもカッコ良いなあ、この曲は! ちなみに、CD自体は1stミニアルバムになるんだけど、オリコンチャートでトップ100圏内に163週もチャートインし続けて、ミリオンセラーも達成しちゃったんだって、すごいね~。2ndミニアルバム「WICKED BEAT」の「~ E.Style(英語詞)」も好きでした。8thアルバム「LOOSE」には「~ (000‐18)」というバージョンが収録されているけど、それはいまだに聴いてないんだよね。最後に強調しておきたいのは、この曲は「シングル曲」ではないってこと。私も以前は間違えていたけど(笑)。

2. 「Wonderful Opportunity」(1991年)
これは本当に良く聴いた~! 最も好きな5thアルバム「IN THE LIFE」の1曲目で、私の周りでは「(B'zの)アレの1曲目」で普通に通じた歌でした(笑)。「ワンダフル・オポチュニティ」と読んで、意味は詞の中にもある「素晴らしいチャンス(機会)」。「まあ辛いことは多いけど、何とかなるさ、大丈夫!」みたいな元気をくれるんですね。さらにそれを印象付けるのが、随所に見られる韻踏みまくりの詞! 「逃がさないで・逃げないで・手をつないで」、「イヤな問題・大損害・論外」、そして最大級は「シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフイッツオーライ」ですか。最後のはメロディも合わせて大好きですね。自然に拍手してしまうノリの良さもグー! ということで、一アルバム曲を取り上げました。この曲の収録アルバム「IN THE LIFE」は、「一つのストーリー」みたいな構成が好きでね。全10曲だけど、その曲順も完璧で、どれ一つ逃せません。そう言えば、9曲目の「あいかわらずなボクら」(これも皆で良く歌った!)は、この曲と相通ずるものがありますね。「何とかなるって。相変わらずなんだって。ボクらって!(一応韻踏み)」みたいな感じ? 最後はアローン(ALONE・孤独)で寂しくなるけど、そんな時はどうするか? 初めからまた聴き直せば良いのさ~!

3. 「ZERO」(1992年)
学生時代に友人たちとフリータイムのカラオケをしに行ったある日、「歌本に載ってるB'zの歌を順番に歌っていこう!」という「挑戦」をしたことがあります。1時間経過、余裕。2時間経過、まだまだ。3時間経過、疲労で休憩(笑)。やっぱり休まずぶっ通しカラオケっていうのは、若くても疲れるものだよね・・・。そんなことをしていたのは、この曲がリリースされた頃。とにかく良く歌い、盛り上がっていました。ZEROがいい、ZEROになろう。そう、ZEROでい~んですっ!(何か方向間違ってる?) この曲は中盤のセリフ歌部分が聴かせ所の一つなんだけど、当時は全てを追えなくて、「余裕綽々」と「おかしいね ハハハハハ」くらいしか分からなかったさ、ハハハハハ。何年も過ぎてから、B'zファンのネット友達に全セリフを教えてもらった時は、「そんなこと言ってたんだ~」と感動さえした私。今ならそれを間違えずに言えるかも。「もう一回! ジャッジャッジャッ、フーッ!」。ああ、何となく今、「ZERO」になりてぇ・・・。

○ちょっと一言
ひたすら考えた結果、ちょっと変わった選曲となりました。シングル曲は1曲だけで、しかも1990年前後の曲ばかりだもんね。これで予想がついたかもだけど、私の中では「ZERO」辺りの頃がB'zファンでいたピークでした。それから数年後からは、B'zを追いかけるのを休憩したままで、シングル曲くらいしかほとんど聴いていません!(驚いた?) 嫌いじゃないんだけど、何ていうか、サウンドに飽きが来ちゃったのかな・・・。単なる私的な思いです。ファンの方ごめんなさい。私の中での“B'z全盛期時代”は、出すシングルのカップリング曲までもが大好きでした。シングルのタイトル曲より良さを超えたパターンも。「Pleasure'91~人生の快楽~」、「TIME」、「恋心 KOI-GOKORO」なんかは、名曲だし今も人気があるよね。ところで、B'zのシングル曲の売上枚数第1位って、ご存知ですか? 意外かもしれないけど、「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」なんですよ。しかも驚くべきことに、シングル曲としては年間売上ランキングで一度もトップに輝いたことがないんですよ。でも、「13作連続ミリオンセラー」、「30作以上連続初登場首位」、「同一アーティストによるトップ10内9作同時チャートイン(旧譜再販盤を含む)」等の記録を生み、他にも「○○第1位」とDHCのCMのように続く有り様。伸び悩むCD売上不況を打開するアーティストとも言えそうです。とりあえず、デビュー10周年記念の初ベストアルバム「B'z The Best “Pleasure”」でも聴いて、懐かしい日々を思い出しますか。

「B'z The Best“Pleasure”」
「B'z The Best “Pleasure”」(1・3曲目も収録)


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2004.10.31

3曲選評[04]・Dreams Come True

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第04回。
今回は「Dreams Come True」編です(ドリームス・カム・トゥルー)。
“男2女1”という構成での人気ぶりから「ドリカム現象」と呼ばれた時期あり。
その男女逆パターンで「逆ドリカム(現象)」もあり。現在となっては「死語」ですが。

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○「3曲選評」・Dreams Come True

1. 「LAT.43°N」 (アルバム「LOVE GOES ON・・・」収録)
2. 「Eyes to me」 (アルバム「MILLION KISSES」収録)
3. 「LOVE LOVE LOVE」 (アルバム「LOVE UNLIMITED」収録)

1. 「LAT.43°N~forty-three degrees north latitude~」(1989年)
読みは「フォーティ・スリー・ディグリーズ・ノース・ラティチュード」。意味は「北緯43°」で、日本では北海道の札幌辺り? ある女性が、その北緯43°の地(少なくとも雪が降る街)にいる恋人の男性に対して、その男性と深い仲にあるらしい女性の存在を知りながら、遠い地(首都・東京と仮定)で不安な気持ちでいる、みたいな様子が見事に描写された詞になっています。いわゆる「遠距離恋愛ソング」で、「不釣り合いな“逆ドリカム”状態」ってやつ? 女性の中には、経験があって共感する部分があるかも。詞についてはここまでにして、曲の方はその不安さが伝わってくるようなメロディとアレンジが良いです。イントロで曲の速さの切り替わり部分から始まるベース音と、ラストサビ前のBメロで微妙に変化させているベースメロディは、絶妙! 「完璧」と賞賛しても良いほどの曲で、かなり私好みの作りですね。収録アルバムの「LOVE GOES ON・・・」は名曲揃い!

2. 「Eyes to me」(1991年)
フジカラー「SUPER HG 400」のキャンペーンCM曲で有名になり、オリコンチャートでシングルとして初めて首位を獲得した代表曲。CMの商品が「カメラのフィルム」なのに対して、「こっち向いて笑って 照れないで Smile, Smile, Smile」という、「カメラでの写真撮影」にも通ずる印象的なフレーズだったのが、大成功した理由の一つですね。そのフレーズは、ボーカルの吉田美和さんによる高低2つの歌声が重なるんだけど、カラオケ等で歌う時なんかにどっちをメインで歌えば良いのか、迷ったりしたことって無い? 私は高音部の方が好きだからそっちを歌ってほしいと思うんだけど、歌番組では吉田さんは確か低音部を歌ってたっけ。そうそう、「替え唄メドレー」で有名な嘉門達夫さんが、この曲の替え唄を作って披露したこともあったなあ! 記憶が正しければ「こっち姉と妹 兄弟で姉妹姉妹姉妹」だったと思うけど、上手い(笑)。今思い出しても笑えるなあ・・・。あっ、その時の嘉門さん、高音部を歌ってたわ。そんなわけで、カラオケで歌う際は「高音部熱唱」を推奨しま~す。

3. 「LOVE LOVE LOVE」(1991年)
北川悦史子さんの脚本作で大人気だったTBS系ドラマ「愛していると言ってくれ」の主題歌。これが、ドラマが当たりなら主題歌のシングルも当たりで、もう売れまくり! 1995年に半月足らずで200万枚以上を売り上げて、その年のシングル年間売上ランキングのトップになりました。1995年はミリオンセラーを達成したシングルが30タイトル弱あって、今思い返してみるとその事実に震えが止まらない・・・。当時は「ドラマよりも主題歌重視」の視聴スタイルだったため、その名作ドラマの内容は断片的にしか見てなくて(もったいない?)、私はただこの曲だけに集中。確か某歌番組で、作曲した中村正人さんが「短時間で作った曲」と言っていた覚えがあります。冷静に聴くと、単純なフレーズの繰り返しだし納得する点あり。しかし逆に言えば、単純ながら聴く人たちをあそこまで感動させたということだから、すごいよね! 実は私も周りでの高い評判を聴いて、ドラマの最終話だけ熱心に見て感動して、主題歌のこの曲にも当然感動して、シングルをしっかり買っています。ねぇどうして~涙が出ちゃうんだろう?

○ちょっと一言
ドリカムを本格的に知ったのは「笑顔の行方」でした。確か「歌上手いな、おい!」っていう興味からすぐにファンになりました。そこから新旧の曲を聴き返して、ドリカム曲を脳内で補完させていきました。ドリカムたちがレギュラー出演していた、フジテレビ系のバラエティ番組「うれしたのし大好き」も毎週見ました(OP曲「決戦は金曜日」が懐かしい!)。TOKYO FMの2時間ラジオ番組「中村正人の『のるそる』」も毎週聴きました(明るいトークが面白かった!)。ダチョウ倶楽部の肥後さんによる「ドリカムのベースで~す」っていう中村さんのものまねも飽きるほど見ました(笑)。そんな「3人としてのドリカム」も、メンバーの西川隆宏さんの逮捕、そして脱退によって、「不動のトライアングル」が崩れてしまったんですね。「Dreams Come True」本来の意味「夢は叶う」の通り、アーティストが目指すべき夢が次々に叶えられていく最中に起こった、悲しい出来事でした。しかし現在も、吉田さんと中村さんの2人組ユニットとして、視野を世界にまで向けて活動中です。夢はまだまだ叶えられてく? 「3人としてのドリカム」の頃が一番好きだった私から、「3人の笑顔が見られるジャケット」のベスト盤「GREATEST HITS“THE SOUL”」を、既にご存知でしょうが最後にご紹介。笑顔の行方は、現在も夢と共に・・・。

「GREATEST HITS“THE SOUL”」
「GREATEST HITS“THE SOUL”」(1・3曲目も収録)


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2004.10.24

3曲選評[03]・小田和正

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第03回。
今回は「小田和正」編です。
オフコース(OFF COURSE)時代からの大ファンでした! でもオフコースより先にやります。
実はそのオフコースも、ほとんど小田さんの曲ばかり聴いていました(笑)。

○3曲選評・記事インデックス
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/3music.html
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○「3曲選評」・小田和正

1. 「キラキラ」 (アルバム「自己ベスト」収録)
2. 「Little Tokyo」 (アルバム「Far East Cafe」収録)
3. 「ラブ・ストーリーは突然に」 (アルバム「Oh! Yeah!」収録)

1. 「キラキラ」(2002年)
フジテレビ系ドラマ「恋ノチカラ」の主題歌。大手広告代理店から独立して事務所を立ち上げた貫井功太郎(堤真一)と、誤って引き抜かれた本宮籐子(深津絵里)の、面白くて素敵なラブストーリーでした。おっと、このままいくとこの記事まで独立してドラマレビューになってしまうので一旦ストップ(笑)。そのドラマで、仕事の明るい兆しが見えたりときめいたりするシーン(大体がラスト)でこの曲が流れ出すんだけど、イントロの“キラリン☆”という音が実に素晴らしい効果を生み出していました。ドラマとナイスリンク! 「恋ノチカラ」と「キラキラ」がセットで好きという人は、結構多いと思ウカラ。

2. 「Little Tokyo」(1989年)
ネスカフェのCMソングとして書き下ろした曲でした。しかし実は、小田さん自身が本格的にソロ活動を始めた頃で(オフコースは既に解散)、自らのオリジナルレーベル「Little Tokyo」を設立した頃でもありました。その第1弾シングルがこの曲だったんですね。それだけにある種「原点」という意味合いも強く、奥が深いです。音楽無しから始まるサビの高音の歌声が良いですね。収録アルバム「Far East Cafe」は、当時の友人にCDを借りて以来何度も聴きましたよ。私的にはかなりお奨めです! その翌年にリリースされたベスト的なアルバム「Oh! Yeah!」は、貯金をはたいて買いました。それでこの曲も収録されているんだけど、聴くと1.01~1.05倍速に聴こえるんですよ。本当に微妙~にキーが高い印象なんです。当時からずっと疑問に思っていることだけど、これって真実なのかな?

3. 「ラブ・ストーリーは突然に」(1991年)
知らない人はいないんじゃない? 大人気だったフジテレビ系ドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌として超有名な曲ですね。シングルとしては、第一生命のCMソングだった「Oh! Yeah!」との両A面扱いで、それが1曲目でこの曲が2曲目という2曲構成でした。これが売れに売れて売れまくって、その年(1991年)のシングル年間売上ランキングのトップになりました。今日の時点で「日本のシングル盤歴代売上ランキング」のトップ10圏内に位置しています。要するに「すごいシングル」なのです!(私も買いましたよ) でも当時は、後発のCHAGE&ASKAの「SAY YES」が同じように売れまくって、年間売上ランキングを抜かれるんじゃないかとヒヤヒヤしましたね。結果的には、その年は小田さんの曲が数万枚差で逃げ切ったんだけど(約254万枚!)、翌年(1992年)は「SAY YES」の売上が伸びたため、歴代売上ランキングとしてはそっちの曲がこの曲よりも上位に位置しています。「1991年シングルの売上合戦」は、その動向が音楽ファンとして面白かった! 最近はそんな売上合戦どころか、売上自体も少ないね・・・。

○ちょっと一言
「小田和正のソロ」を知るなら、やはりベスト盤の「自己ベスト」。でも、オフコース時代の曲が半数ほどあるため、私的には純粋なソロ曲揃いの「Oh! Yeah!」をお奨めしたいところです。小田さんはソロになってもオフコース時代の自作曲を多くセルフカバーしていることから、昔の曲を今も変わらず愛していることが分かりますね。そんなオフコース曲のことも早くいろいろ書きたい! でも今は我慢して、いつか改めて書くことにします。それまでお楽しみに! Oh! Yeah!

「Oh! Yeah!」
「Oh! Yeah!」(2・3曲目も収録)


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2004.10.19

3曲選評[02]・松任谷由実(荒井由実)

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第02回。
今回は「松任谷由実(荒井由実)」編です。
ご存知“ユーミン”。早くも日本ポップス界の女王を挙げました。
その歴史はあまりに長く、選曲は困難極まりなかったです。

○3曲選評・記事インデックス
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○「3曲選評」・松任谷由実(荒井由実)

1. 「やさしさに包まれたなら」 (アルバム「MISSLIM」収録)
2. 「サーフ天国、スキー天国」 (アルバム「SURF&SNOW」収録)
3. 「守ってあげたい」 (アルバム「昨晩お会いしましょう」収録)

1. 「やさしさに包まれたなら」(1974年)
荒井由実時代のヒット曲だけど、スタジオジブリの宮崎アニメ映画「魔女の宅急便」で使われたリテイク版の方が有名かな? 私はその映画で採用されたことで初めてこの曲を知りました。少しゆっくり目のオリジナル版よりは軽快さを感じるリテイク版が好き。コード進行も好きで、メジャーとマイナーを交互に繰り返す“揺さぶり”ってやつが面白かったりします。「小さい頃は神様がいて」から始まる詞は、「目に写る全てのことはメッセージ」で締められて、「希望」をもたらす内容になっていますね。実際子供でも歌いやすくて、映画のテーマとも良く合っていたなあ。

2. 「サーフ天国、スキー天国」(1980年)
ちょっと待ったっ! これって単なるアルバム曲だったの? まるでシングル曲かと思わせるほどに有名過ぎる名曲だけど・・・。そうかなるほど!(すかさず調査) 映画「私をスキーに連れてって」の主題歌になったから有名なんだ!(実は未見です) 毎冬近県の雪山へスキー(最近は専らショートスキー)をしに行って、まだきれいな早朝のゲレンデを滑り降りる時に、自動的に頭の中で流れ始める曲になっています。「派手なターンで転んで 煙が舞い立つ」という詞があるけど、バランスを崩してゲレンデを転がり降りたことなら何度もあるさ(笑)。「雪山ソング」としては「BLIZZARD」が好きっていう人も多いかも。「ブリザ~ド ブリザ~ド」ってね。ほらほらあなた、両手でストックを振る真似してるって(笑)。この曲は、1番でスキー、2番でサーフィンがテーマになっています。サーフィンの方はいまだ未体験でイメージが湧かないけど、やっぱりスキー映画の主題歌になったこともあるし、「雪山ソング」という見方が強いよね。この曲が収録されている「SURF&SNOW」は、あの「恋人がサンタクロース」もあるしかなりの名盤です。

3. 「守ってあげたい」(1981年)
初めて聴いたのは子供の頃で、田舎の親戚ん家の、いとこのお姉ちゃんの部屋。父親とこっそり忍び込んで(ごめんなさい)、ステレオの電源を入れたら流れてきて、子供ながら感動してしまった想い出があります。「So, you don't have to worry, worry.」が、当時何と言ってるか、どんな意味かも分からず、口ぶりだけ真似して歌って覚えたことも。でもそんなこともあって、この曲を聴くたびに今でも鮮明に、お姉ちゃんの部屋の花の香りを思い出します。調べたら映画「ねらわれた学園」の主題歌だったそうですね。それは今日まで知らなかったです。ちなみに、昔この曲と共に流れていて同じように思い出すのは、「あの日にかえりたい」。ほんと、あの日にかえりたい・・・。

○ちょっと一言
挙げてみれば、3曲とも映画の主題歌という面白い結果になりました。超有名な「卒業写真」が好きな人は多いだろうけど、私は随分後になってから知った曲でした。最後に、ユーミンにまつわる「私のちょっと良い話」。1998年にリリースされたベスト盤「Neue Musik(ノイエ・ムジーク)」を聴きまくっていた頃、もう何年も音信不通だったネットの知人と、某メッセンジャーで久々に出会いました。プライベートでとにかく忙しく、入院もしていたとのこと。そんな中、私のようにヘビーローテーションで聴いていたのは、そのベスト盤だったそうです。「え? ずっとノイエ聴いてたの? 自分も聴きまくりだよ!」、「本当に? こっちも聴きまくり!」みたいな驚きで始まった会話は、しばらく止まることがありませんでした。お互い遠く離れた地で生きながら、同じベスト盤を同じように聴いていて、同じ感動を共感していたんですね。数年間のブランクを意識せず、昔のように楽しく会話していました。うん、ええ話や・・・。

「Neue Musik」
「Neue Musik」(2・3曲目も収録)


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2004.10.15

3曲選評[01]・Mr.Children

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第01回。今回は「Mr.Children」編です(ミスターチルドレン)。
私が最も好きなアーティストなので、初回はミスチルしかないと決めていました。
既に何度も好きな曲を紹介する記事を書いていますが、改めてどうぞ!

○3曲選評・記事インデックス
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/3music.html
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○「3曲選評」・Mr.Children

1. 「Tomorrow never knows」 (アルバム「DISCOVERY」収録)
2. 「I'LL BE / I'll be」 (アルバム「BOLERO」収録)
3. 「my life」 (アルバム「Versus」収録)

1. 「Tomorrow never knows」(1994年)
「この曲が一番好き!」という人はかなり多いはず。そして私もその一人。シングル「innocent world」やアルバム「Atomic Heart」が爆発的に売れた、「1994年・第1次ミスチルブーム(勝手に命名)」の最中にリリースされたことで、大きく注目された曲ですね。当時放送されたフジテレビ系ドラマ「若者のすべて」の主題歌になったことでも有名で、そのドラマも見ていました。いや~、あれも良かったなあ。ドラマのテーマに合わせて、「誰かの為に生きてみても oh oh Tomorrow never knows」と歌われる2番が主題歌として使われたのもポイント。なんと! メンバーの桜井さんがたった3時間で詞を書いた曲が、約300万枚もの売上げを記録し、今日の時点で「日本のシングル盤歴代売上ランキング」のトップ10圏内に位置しているんですね。考えられないね、天才的だね。オーストラリアの断崖で空撮されたPVも、スケールが大きくて必見ものです。ところで、アルバムに収録されているバージョンは「remix」の表記が付いているんだけど、シングルバージョンはリズムトラックが打ち込みだったのに対して、アルバムバージョンはメンバーによる演奏に差し替えたから、リミックス扱いなんですね。「remix」の方が大きく広まったから、シングルバージョンって今ではあまり聴かれていないかも?

2. 「I'LL BE / I'll be」(1999年)
“アイル・ビー”。前者はシングルになったポップ調、後者はアルバム曲のバラード調で、元は同じ曲なのであえてセットにしました。しかし聴いた印象は全く異なります。「I'LL BE」は現在唯一アルバムに収録されていないシングルで、「SEA BREEZE(シーブリーズ)」のCMソングとしても元気さを放ったけど、一方で「I'll be」は9分以上もある大作で、「2002 FIFA World Cup」公式アルバム公式アルバムに収録されたことでも有名になりました。「それで、どっちが良いの?」って? それが決められないから2曲セットなんです(笑)。「生きている証を時代に打ち付けろ」から始まるサビの歌詞はたまんないっすね! “I say yes. I'll be there”。やっぱり、歌詞は全体通して必見です!

3. 「my life」(1993年)
私の中では、シングルではない、アルバムの一ラスト曲であるこの曲が昔から大好き! 何と言っても、今となっては「どういう意味?」と思われてもおかしくない、「62円の値打ちしかないの?(僕のラブレター)」という出だしが良いんです! それから、随所に見られる韻踏み遊び、これも楽しいですね。そして最後に「いい事ばっかある訳ないよ それでこそ my life」と結び、大ラストは「(いろいろ思うところはあるのだけれど→)それでも my life」と締めるところなんて最高! 歌詞は、全体を見返すと自分の人生(my life)と重ねてしまうものがあったりで、非常に感慨深いです。曲に関しては、イントロのギターや、間奏でも聴けるシンセのメロディラインなんかが絶妙で、手の抜きどころ無し。私が“完璧”と評する曲です。たぶん、いや間違い無く、初期のミスチル曲の中では最も多く聴いた曲だと思います。そんなのが、my life。

○ちょっと一言
ミスチルの「ベスト3」を悩みに悩んで決めていたとしたら、今年を代表する名曲「Sign」が入ったかもしれません。でもこの曲は以前思いっきり「レビュー記事シリーズ」を書いたからね・・・。のっけから3曲選ぶのが困難なアーティストを指名してしまったけど、やっぱり一番好きなアーティストは一番最初に来なくっちゃ! 今回挙げた3曲は、どれも聴く者を励ましてくれるものばかりですね。相当ミスチルにお世話になってるなあ・・・。ちなみに1・3曲目は、「Mr.Children 1992-1995」というベスト盤にも収録されているけど、私はあえて通常の収録アルバムの方をお奨めしておきます。本当のベストって、個人で楽しんで考えるものだからね!

「Mr.Children 1992-1995」
「Mr.Children 1992-1995」(1・3曲目も収録)


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2004.10.14

「3曲選評」企画スタート

音楽アーティスト1組につき3曲選んでレビューし続けていく、「3曲選評」という企画をスタートします。「あるアーティストの好きな3曲」を公開したり言い合うサイトなんてあるけど、ここでは「好きな3曲」が固定でアーティストがどんどん変わっていきます。スタートにあたって、レビュー候補のアーティストを軽く列挙してみたら、既に50組を超えました(笑)。だからネットができる限り、最低50回は続ける予定でいます。ちなみにこの企画は、500000アクセスの達成後に始めようとずっと前から温めていたものでした。元々、音楽レビューが得意で専門分野なので・・・。

ここで、企画の記事テンプレートを定義しておきます。
(回数を重ねるうちに、正式なものに固まっていくと思います。)

○「3曲選評」記事テンプレート

●記事タイトル「3曲選評[00]・アーティスト名」

3曲選んでレビューする企画「3曲選評」・第00回。今回は「アーティスト名」編です。

1. 1曲目タイトル(アルバム「○○」収録)
2. 2曲目タイトル(アルバム「○○」収録)
3. 3曲目タイトル(アルバム「○○」収録)

(3曲列挙時の補足)

・アーティストは、男女交互に紹介(メインボーカルの性別が対象)。
・1曲目は“インパクト系”、2曲目は“なるほど系”、3曲目は“長文レビュー系”が基本。
・レビューは、曲自体の感想や、曲にまつわるエピソード等、何でもありとします。
・タイトル表記はなるべく正確に。
・「Amazon.co.jp」の、曲の収録アルバムへの商品リンクを張ります。
・選んだ3曲が「ベスト3」の場合は、「ベスト3」と明記します。
 既に活動を終了したアーティストは別として、現在も活動中の場合、
 将来すごい名曲が出る可能性もあるため、「ベスト3」と公言したくないんです。
 だから、「好きな曲の中で今回はこの3曲」というスタイルでいきます。

1. 「1曲目タイトル」
1曲目のレビュー・・・。

2. 「2曲目タイトル」
2曲目のレビュー・・・。

3. 「3曲目タイトル」
3曲目のレビュー・・・。

○ちょっと一言 ←たぶん語り足りない時があるので用意します(笑)
ちょっと一言・・・。

(最後にお奨めCDがあれば紹介します)

それでは、今後ともどうぞお楽しみにっ!

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