2004.09.15

東京湾景・第11話(最終話)

なんだかんだとツッコミを入れながら、ついに全話見てしまいました! 「なるほど・納得・当たり前」のハッピーエンドで、何だかちっとも・・・面白かったです(日本語が変?)。「見る資格はあるのか?」と自問し続けてきたけど、私的には「見る資格はたぶんあった」という結論です。こういうドラマもあるべきだと思った作品でした。さてと、今回のドラマにおける売上げはどうよ?(本当に見る資格はあったのか?)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「東京湾景~Destiny of Love~」
第11話(最終話)「輪廻」

亮介(和田聡宏)と自分が兄妹ではないと知った美香(仲間由紀恵)は結婚式場を飛び出し亮介のもとへ。が、事故により記憶喪失となる。一方、亮介は留学先の韓国でカン(パク・ヨンハ)と再会し、美香が長期休暇中と聞かされる。そんな中、正雄(石坂浩二)は娘の記憶を取り戻すために神谷(仲村トオル)に美香と優里(仲間・2役)を描いた小説の執筆再開を要請する。

最終話に差し掛かる直前で、交通事故で記憶喪失になってしまった美香。記憶を取り戻すまで、もっと長く重く辛い日々が続くと思いきや、意外にもあっさりと全てを思い出しました! そのきっかけは、早瀬&大杉他の仲間たちが、かつての空港での亮介との出会いを再現させたため。ついでに美香のケータイが、同じauながらストレート型(INFOBAR・ANNIN)から折りたたみ型(W21S/ソニー・エリクソン製)に替わっていたっけ。最終話では登場人物全員が良い人になっちゃって、美香と亮介は東京湾景を見渡せる品川埠頭で再会して、感動のキスシーンとエンドロールで無事完結しました。全て“お見事”な運びのハッピーエンドでしたね。

銀色のブレスレット、出まくり。韓国俳優のパク・ヨンハさん、出まくり。そして、「冬のソナタ」色、出まくり(笑)。ドラマのタイトルに付けられた「Destiny of Love」とは、ドラマ内作家の神谷文が書いた小説のタイトルだったんですね。本の帯の言葉がすごい! 「母から娘に繋がる壮大な恋物語。悲恋の結末は……?/直川賞作家・神谷文の初の恋愛小説」だって! 直川賞・・・直木賞と芥川賞の合体か(笑)。そんな所まで楽しめました。「哀しみの土は必ず掘り起こされる。希望の箱は必ず陽の光を浴びる。恋人たちの手によって、鍵は必ず開かれる。」で始まり、「運命の力に勝てるのは、ただ、愛の力だけである。 完」で終わるこの小説。一度読んでみたい? なんと9/09より実際に出版されましたので、どうぞ! 一言で言うならこのドラマは、「フジテレビ系テレビショッピング」のようでした。

全て見た上で言うと、前クールでものすごいツッコミを入れながら見た「仔犬のワルツ」のような楽しみ方ができました。他で何を言われようと、「冬ソナ」のような展開を貫き通したところは、ある意味で“お見事”!

「東京湾景」DVD-BOX
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「東京湾景」オリジナルサウンドトラック
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「東京湾景」登場小説「Destiny of Love」
「東京湾景」登場小説「Destiny of Love」(神谷文)
(ドラマの中でも皆元気に読んでいました)

「東京湾景」原作小説
「東京湾景」原作小説(吉田修一)
(ストーリーは恐ろしいほど異なります)

「東京湾景」フォトエッセイ「Destiny of Love」
「東京湾景」フォトエッセイ「Destiny of Love」
(フォトエッセイ&名セリフ集)

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2004.09.08

東京湾景・第9&10話

東京湾で吹き荒れる大風のごとく、方向性が激しく変わりストーリーは二転三転。普通に見るなら面白いんだろうけど、韓国ドラマ「冬のソナタ」を全話見た私としては単なるマネ事にしか見えず、面白さは半減。あとの半分はいずこへ? どこまで開き直ってマネし続けるか、どこまで自社フジテレビの売上げ目的で動くのか、その観察が面白いんです(笑)。こうして毎回別の見方をして楽しんでいる自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)

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○フジテレビ系「東京湾景~Destiny of Love~」
第9話「激流」

亮介(和田聡宏)は美香(仲間由紀恵)との交際を認めてもらおうと正雄(石坂浩二)に直談判する。だが、正雄は亮介が妻の愛した男の息子であることを理由に拒否。一方、下半身不随になった弘一(中村俊介)は見舞いに訪れた美香に改めてプロポーズする。数日後、亮介に書道大会で大賞を受賞した連絡が。実家で母・光代(岩本多代)を看病する亮介は美香に授賞式に来てほしいと告白。当日、美香は引き止める正雄を振り切り授賞式へ。そんな中、神谷(仲村トオル)は美香の出生の秘密を調べるため健介(夏八木勲)を訪ねる。

第10話「花嫁の逃亡」

亮介(和田聡宏)は正雄(石坂浩二)から美香(仲間由紀恵)と兄妹だと知らされる。動揺した亮介は元恋人の真理(佐藤江梨子)を部屋に誘う。一方、弘一(中村俊介)との婚約話が進む美香は亮介の部屋へ。密会する2人の姿に絶句し立ち去る。後日、美香は亮介の部屋を再び訪れるが、亮介はすでにアパートを引き払っていた。数週間後、留学するために上京した亮介の携帯電話に真理から会いたいと連絡が。待ち合わせ場所を訪れた亮介の前に美香が姿を現わす。亮介は結婚指輪を示す美香に幸せになってほしいと告げる。

親子関係の入れ替え劇、やっぱりありましたか~。「実は兄妹だった!」というのを匂わせておいて、「実は兄妹では無かった!」ということが判明して、「実はこんな人間関係があったの?」というつながり。作家の神谷の存在が後で重要なものになるとは予想できていたけど、その神谷の父親(教授)が美香の母親・優里と関係していたとは。つまり、神谷と美香が兄妹というわけね。さすが「夏ソナ」(笑)。

しかもラストでは、「冬ソナ」でさんざん見た交通事故! あっちはチュンサン(ヨン様)が被害者だったけど、こっちは美香(ミカ様?)が被害者に。しかもここで(ようやく?)出ました、記憶喪失! なんやねん!(笑) ポラリス的ブレスレットもドラマ内の随所で映ります。皆さん、売れてますかっ!(ダー!) という感じで、毎回ツッコミを入れながら見ているんだけど、なんだかんだで結構楽しんでるかもしれない(笑)。まともではないけど・・・。

次回はいよいよ最終話。なんか急に寂しくなってきたぞ? やっぱり自分、結構好きなんですよ。きっとね?

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2004.08.27

東京湾景・第7&8話

空前の韓流ブームのきっかけとも言える、大人気の韓国ドラマ「冬のソナタ」の地上波放送版が終わりました。私も全20話を奇跡的にも見続けてこられたけど、確かに面白かったですね~、良かったですね~。そんな中、何やら「夏のソナタ」なる妙なパクリドラマが日本で放送されているとか? っていうか「東京湾景」のことか(笑)。ここでレビューを書いているのに知らないフリしてわざとらしく振舞う自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)

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第7話「夏のソナタ~祖国へ~」←「ソナタ(新聞掲載時)」

亮介(和田聡宏)を特集した雑誌が発売される。亮介の書を見た美香(仲間由紀恵)の会社の韓国支社社員・カン(パク・ヨンハ)が、亮介の作品集を韓国で出版することを申し出る。出版を承諾した亮介はカンの提案で美香と韓国を訪ねることを決意。そんな中、真理(佐藤江梨子)は佳男(佐藤隆太)に弘一(中村俊介)が亮介と美香を別れさせようと画策していたと打ち明ける。弘一の実情を聞かされた美香は激怒し、弘一に婚約指輪をつき返す。後日、美香と亮介の渡韓を知った弘一は、空港まで2人を追いかける。

第8話「決断」

美香(仲間由紀恵)と亮介(和田聡宏)は韓国文化を体感するため韓国を訪れる。優里(仲間・2役)と青年時代の健介(川端竜太)が訪れた約束の場所で2人は愛を誓い合う。そんな中、美香は弘一(中村俊介)が空港で暴漢に刺され危篤状態に陥ったことを知らされる。さらに、亮介の母・光代(岩本多代)も夫・健介(夏八木勲) の裏切りで錯乱状態になり入院。帰国した美香に父・正雄(石坂浩二)はケガで下半身不随となった弘一と結婚するべきだと告げる。動揺する美香は亮介にしばらく会わないほうがいいと提案する。

いや~、びっくりしましたね~。前回の第5&6話レビューで、くどいほどに「冬ソナ(冬のソナタ)」を意識してるなんて書いたけど、間違いなく意識しまくってます! まあこの第7&8話におきましては、まずは「冬ソナ」のサンヒョク役のパク・ヨンハさんがゲスト出演。強引にストーリーに紛れ込ませ、第8話では冒頭にインタビューなんてやってたぞ? それから、第7話のサブタイトル! 新聞のラテ欄で「ソナタ」と出ていて苦笑したけど、始まってみたら「夏のソナタ~祖国へ~」になってる! 「夏ソナ」かよ! とツッコミを入れるのも束の間、CM入り前の画面右下にタイトルロゴと共に「夏ソナSP」という表記が! おまけに「冬ソナ」と同様に親の代から何かあって、誰が誰の子か引っ張る様子。もうやり過ぎで、苦笑しまくりでした、はい・・・。ストーリー自体のレビューについては、ここでは割愛させていただきます。なぜなら、早くからツッコミ系レビューにすることに決めていたから(笑)。

さてさて、第1話のレビューのコメント欄でも書いた通り、脚本の原夏美ことプロデューサーの栗原美和子さんは、ノーギャラで脚本を手がけていて、ドラマスタート時の時点で既に8話分書き上げていました。その第8話辺りが現在のこの状況。これでやっと、最初っから「冬ソナ」仕立てとして考えていたことがはっきりしましたね。なんたってこっちは「夏ソナ」だもんね(笑)。逆に、「冬ソナ」色というか日韓色の無い、ぶっちゃけて言えばクリーンな(笑)、原作小説の「東京湾景」をじっくり読んでみたくなったなあ~。

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2004.08.12

東京湾景・第5&6話

つい先日、『「東京湾景」グレイテスト・ヒッツ』というCDがリリースされました。早い話が「サウンドトラック・サントラ盤」。韓国のアーティストたちによる楽曲が15曲以上収録されています。ドラマ内でタイトルバックでは紹介されない曲がいくつか流れたけど、このCDで確認できるというわけですね。しかし、単なるサントラ盤を「グレイテスト・ヒッツ」と名付けてしまう辺り、ちょっと気に入らなかったりして。こんな風にサントラのタイトルさえ叩いてしまう自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)

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第5話「ソウルから挑戦状」

美香(仲間由紀恵)は亮介(和田聡宏)に自分が在日韓国人であることを告白。一方、弘一(中村俊介)は美香に婚約指輪を渡しプロポーズする。父・正雄(石坂浩二)の窮地につけこむ弘一のやり方に美香は激怒する。その後、美香は亮介のアパートで亮介の父・健介(夏八木勲)に対面。美香の姿に美香の母・優里(仲間・2役)の面影を感じ取った健介は動揺する。そんな中、美香は担当する特集で亮介を取り上げることに。だが、弘一が亮介の職場を訪れ、美香が自分の婚約者で、亮介とは遊びにすぎないと吹き込む。

第6話「奇跡のデジャヴ」

美香(仲間由紀恵)は父親・正雄(石坂浩二)から、会社を救うために弘一(中村俊介)と結婚してほしいと懇願される。美香は亮介(和田聡宏)に弘一と結婚しなければならないことを告白すると、亮介は改めて美香への思いを打ち明ける。一方、佳男(佐藤隆太)は美香の母・優里(仲間由紀恵・2役)をモデルに小説を書きはじめた作家・神谷(仲村トオル)の原稿から優里の元恋人が生きていると確信。神谷を訪ねた佳男は、神谷の書斎にあった絵に記されていたサインが亮介の家に飾られていた風景画と同じであることに気づく。

2話を通して見て、一つ純粋な疑問が湧いたんだけど。ああいった在日一家って、家では老若男女構わず、バリバリの日本語で会話してるんですか? ハングルを重んじて使わないのかなあ? 第5話の終盤で朴一家他が李家にドタドタと訪問してきたけど、李家のおばあちゃん、美香の父・正雄に向かって「まさお~」だもんね。モロに日本の一家庭の姿に見えたんだけど? この件が私の思い通りなら、ちょっと現実離れしてる感があるわな~。まあ既に、ストーリー自体が現実離れしちゃってるけどな~。

絵画に刻まれた「konge」は「健介」、つまり亮介の父の名前だと分かったし、その昔美香の母・優里とも関係していたことも分かった。親の代から運命が始まっていたというのは、言わずとも知れた「冬のソナタ」と同じ。美香のブレスレットはポラリスのネックレスと酷似している点で「冬ソナ」。韓国ドラマライクな時点で「冬ソナ」。とりあえず「冬ソナ」。上手いこと「冬ソナ」。ああ「冬ソナ」。縮まってきてる(笑)。意識してる、意識してるよね~。そんでもって、次回第7話の予告では、なななんと、「冬ソナ」でのサンヒョクことパク・ヨンハさんの映像が半分以上も登場! あらま「冬ソナ」・・・(しつこいな)。脚本や演出の今後の方向性に、何やら不穏なものを感じつつあるんですが・・・。これじゃあ「いつもの栗原P」になっちゃうでセヨ。

最後に。昔と同じく、クレーンで吊った“物”が落ちてくる? 亮介はそんな危ない所を“わざわざ”通らなければ、何事も起きなくて済むのだが・・・。

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2004.07.28

東京湾景・第3&4話

現在日本では、空前の韓流ブーム! 日本読みで“かんりゅう”、韓国読みで“はんりゅう”。いずれにしても、「音楽・映画・ドラマ等の、韓国大衆文化の流行」を意味します。このドラマも、いわば「国ブームのれに乗って作られたドラマ」とも、いずれ「国にれるドラマ」とも言えるでしょう。ところで、「韓流」を単に「韓国流もの」と決め付け、本来の意味を今日初めて知った自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)

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第3話「真夏の海の告白」

亮介(和田聡宏)は美香(仲間由紀恵)に、互いの“住む世界”の違いを乗り越えてみせると宣言。美香は亡き母・優里(仲間・2役)のかつての恋人(川端竜太)と同じことばを口にした亮介に運命めいたものを感じ、ひかれていく。弘一(中村俊介)から副社長就任パーティーに来てほしいと誘われるが、仕事を理由に断わってしまう。一方、亮介は元恋人・真理(佐藤江梨子)からよりを戻したいとアプローチを受けていた。しだいに亮介に心を開きはじめた美香は、本当のことを亮介に明かそうと心を決める。

第4話「核心へ」

美香(仲間由紀恵)は、亮介(和田聡宏)に本名や職業を隠していることを真理(佐藤江梨子)から責められ、動揺。亮介との連絡も絶ってしまう。編集部では、美香の母・優里(仲間・2役)の日記の小説化を進める神谷(仲村トオル)の担当が、佳男(佐藤隆太)に。日記の詳細を知りたがる佳男に美香は、優里と自分の恋愛の共通点を語って聞かせる。そんな中、美香の父・正雄(石坂浩二)が警察の取り調べを受ける。心配する美香に弘一(中村俊介)は、正雄が多額の借金を背負ったが、弘一の会社が援助すると説明。同時に結婚を前提にした交際を美香に申し込む。戸惑う美香だが、そんなある日、会社の前に来ていた亮介と再会する。

いやいや、日韓恋愛ものながら、まるで「冬のソナタ」のように結構ベタな展開なもんだから、私としては気軽に見られてうれしいところ。あれよあれよで美香と亮介の距離が縮まっていって、第4話では早くもキスシーン&即ベッドシーン!(ただし床) この辺りは何か濃厚でござるよ、ニンニン。キスシーンの手前、美香が亮介に在日韓国人であることを伝えるところで、仲間由紀恵の「あれ? 棒読みっぽい?」と和田聡宏の「怪しく静かなうなずき?」は、ちょっと気になったかな。ロケ日は曇り空だったようだけど、逆に雲間から良い感じで日が差して幻想的ではあったね。でもやっぱり地上は暗かったけどね、ニンニン。実は今、東京湾景も一望できるフジテレビ社屋で、「NIN NIN 忍者ハットリくんTHE MOVIE」のイベントをやっているでござるよ、8/28に全国公開でござるよ、ニンニン。

それではツッコミどころを列挙(笑)。美香、落としやすいブレスレットは無理して付けなくて良いからさ、っていうか何度も見せ付け過ぎ! 亮介、穏やか過ぎる、悪く言えば鈍感? 大杉と佳男、もうかなりマブダチ状態じゃん、でもダチは大事にしなきゃね(By 木更津キャッツアイでの翔さん)。真理、声が太くなってるけど、アルト歌手系? 弘一&母・麗子、「冬ソナ」のサンヒョク&母のイメージに激似! 美香の父・正雄、総回診はまだ?(「白い巨塔」の東教授のイメージが抜けない)、等々。いろいろ言ってるけど、このドラマはベタゆえに意外にも面白く見ています・・・説得力無いけど。

ラストでは、亮介の部屋でその父・健介と美香がご対面。健介は美香を見て何やら驚いてたけど、もしかして昔のエピソードやらに結び付くある種の伏線? でも実は神谷が鍵を握る人物だったり・・・という線も否めないんだよね。その辺は楽しみではあります。「韓流」ドラマのレビューは2話毎がちょうど良い感じ。それが「あずスタ流」でござるよ、ニンニン(まだ言うか)。

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2004.07.13

東京湾景・第2話

第1話で「応援派」に付き、先日「今後盛り上がるかも」という結論の予想記事を書いた、「東京湾景」。実のところ、ストーリーは軽く追うだけでレビューもまあいいやと思っていたんだけど・・・。今回の第2話を見て、「ツッコミどころが多いドラマ」だということが判明!(笑) 今後は「番外編」目的でレビューを書いていこうと決めた自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)

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第2話「生きていた恋人」

美香(仲間由紀恵)は東京・品川の倉庫街で亮介(和田聡宏)と再会。美香は涼子と偽名を名のったままだったが、亮介は彼女の謎が少しずつ明らかになる過程を楽しんでいた。ある日、美香は所属する週刊誌で“和の心”特集を任される。亮介が書道をたしなむことを思い出した美香は、後輩の佳男(佐藤隆太)とともに書道教室を訪問。そこで亮介の仕事仲間の大杉(哀川翔)らと出会い、意気投合する。そんな中、美香は5年ぶりに幼なじみの弘一(中村俊介)と再会。弘一は紳士的な態度で美香にアプローチを送る。一方、美香は作家・神谷(仲村トオル)から受けた亡き母・優里(仲間由紀恵・2役)の日記の小説化を断わる。

やっぱり、在日韓国人と日本人の恋愛は、微妙に壁があるものなんですね。私も台場地区、今話で言われていた“真逆の所”で長期出張した過去があって、東京湾景を毎日眺めていたものです。想い出深いなあ。以上、ドラマのレビューでした(「どないやねん!」・大塚愛「Happy Days」風)

さてさて行くぞ、番外編! まずは皆で行った飲み屋のシーンから。美香の後輩の佳男(佐藤隆太)と、亮介の仕事仲間の大杉(相川翔)がいましたね。ここで役名をとっぱらって、翔さん中心で佐藤くんがはやし立てる絵・・・。これは「木更津キャッツアイ」の第5話そのまんまだぁ! 翔さんのツッコミは「3000回転」だし、ロケにあたって「前乗り」してるだろうし。「ばかやろう、俺にはな、夜はねぇんだよ。朝でまた朝、ダブル太陽よ!」とか言いそうだったし(笑)。「カラオケ用意しろよ、マスター(佐藤くんの役どころ)、気が利かないなあ!」とか思ったりね。なんちゅう雑念・・・。

次は「なんとなく冬ソナ」。美香の母・優里の髪型はユジン系?(チェ・ジウ) 弘一役の中村俊介さん、どことなく韓国人風の顔に見えたりして新しい発見だったけど、あの眼鏡といい雰囲気といい、あれはチュンサン系?(ペ・ヨンジュン:ヨン様) でも位置付けはサンヒョク?(パク・ヨンハ) それに、美香がしてたブレスレット、あれは「ポラリスのネックレス」を意識してるんとちゃいますか? ほらほーら、なーんか、「冬のソナタ」色がいっぱ~い♪

次に和田聡宏さん。「わだとしひろ」って読むんだね、そんなあなたにズームイン!(笑) あの芸術的な書道、私は髪かヒゲで書いていると思ってたよ!(当然却下) でもさ、役名も本名も「和田」って・・・言うじゃない?(今度は波田陽区風) それに、今回は劇中で「福島出身」ってことが判明したじゃない? 実際彼自身のプロフィールを調べると、本当に福島出身だったりするわけね。またまた関連付けしちゃうんだ? そして極めつけは、風呂場のシーンでのオシリ丸映りの強烈なセクシーバックショット! もうこのドラマを見ていると、「和田聡宏・プロモーションビデオ」を見ているかのような気になるんですよ。まだ演技はちょっと棒読みっぽくて荒削りだけど、こりゃあこの先人気が出そうだわ~。

最後は歌・歌・歌! 主題歌「君さえいれば(Weather Forecast)」と挿入歌「僕は忘れない(自転車に乗った風景)」は、甘い高音の歌声が実に良いね。以前は挿入歌の方が良いかなと思ってたけど、主題歌も負けずに聴かせる歌なんだよなあ。劇中ではもう1曲別の歌が流れていたような気がしたけど、わからん、気のせいかもしれん、でも良い歌は良いんだ、間違いないっ!(長井秀和・ただし壊れ中)

・・・これ、レビューなんでしょうか?(苦笑) まあこのドラマについては、こんな調子のレビューもありということでこのまま行きたいと思います。思っていたよりは普通に見られて普通に楽しめるドラマで、ホッと一息。最近の「月9」ドラマの中では、久々に注目できそうな作品かな。脚本の原夏美こと栗原P、とりあえず今話までは、なかなか良い感じですぞ!

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2004.07.06

東京湾景・第1話

「東京湾景」の原作を知ったのは、先月末に本屋で並べられていたのを見たのが最初でした。「へ~っ!」って感じで(笑)。今クールの「月9」だから、一応期待してしまう私。始まる数時間前に、ドラマに関するちょっと良い話(サブ知識)を知れたので、その辺も楽しみにしつつリアルタイムで見ました。ちなみに私、数年前にその「東京湾景」の見える地区(台場近辺)で、仕事のため長期出張をしていたことがあります。皆が見たがるレインボーブリッジを「もう見飽きた」と不意につぶやいてしまったこともある自分・・・見る資格はあるのか?(苦笑)

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第1話「日韓を駆け抜ける運命の恋」

在日韓国人女性が運命に翻弄される中で純愛を求める姿を描く。東京・台場の出版社に勤める美香(仲間由紀恵)は、恋人・守(山崎潤)を父・正雄(石坂浩二)に紹介しようとする。が、民族意識の強い正雄は相手が日本人だったため、結婚に反対。守も美香のことを避けるように。そんな中、美香は妹・紀香(ソニン)に教わった出会い系サイトに登録。条件にかなった亮介(和田聡宏)という男性にメールを送る。何度かのやり取りの後、亮介と羽田空港で会う約束をした美香は、半信半疑のまま羽田を訪れる。

どんな「純愛」ストーリーかと思っていたら、何のことはない、「出会い系」ストーリーかよ! 私は事前に情報収集しない性質なので、こんな所から驚くことが多いです・・・。それでまあその後は、在日韓国人女性の美香(仲間由紀恵)と、出会い系サイトで知った亮介(和田聡宏)との出会いが、実は「運命の出会い」であったというところで終わりましたね。初回話としては、とりあえず視聴者をぐっと引き込めた方ではないでしょうか? 15分拡大のスタートだったから、視聴率の方も期待できますね!(明日夜に、左サイドバーのリンク先で発表!) ちなみに、仲間由紀恵さんの主演作品というと、実は数作品しか見たことがなく、その分そこでの印象が強過ぎて、「てめえら、ついてきな!(「ごくせん」より)」とか「そんなの、全てまるっとお見通しだ!(「トリック」より)」とか言ってくれるんじゃないかと・・・(笑)。それから一応、ケータイがau(本人がイメージキャラクター)だったので、安心して寝られそうです。

ところで私が最も気になったのは、このドラマのプロデューサーの栗原美和子さん。斬新な仕掛けを展開することで有名だけど、その反面、近年は視聴者を憤慨させることでも有名?(苦笑) まあ私も何度か痛い目に遭ったことはあるけど、今回は「原夏美」名義で、しかもノーギャラで脚本も手掛けているとか。なるほど、空港でどでかい垂れ幕を本当に広げたり、原作をアレンジして「日韓ラブストーリー」に仕立てたり。うーん、わかるわかる。韓国を題材に取り入れたのは、いまだに冷めない「冬のソナタ」ブームを見てのことかな? 驚くことに主題歌や挿入歌も韓国語の作品なんだよね。これは日本のドラマとしてはあまり見ない傾向だよね。「冬ソナ」のピアノ音楽にハマった私としては、今回の歌たちもすごく良い感じで聴けました。最近韓国ドラマにも注目しつつあるだけに、こんな“擬似韓国ドラマ”も引き続き楽しめそうです。そのうち「ムコ殿」みたいに生放送なんてやったりするかな?(無理か?) とにかく、「笑っていいとも!」や「オレたちひょうきん族」等での下っ端AD時代からここまで大きくなった栗原P、従来の思いは置いといて、今後の力に期待したいところです。初回話を見る限りでは、私は応援派に付いた形になったので、ドラマは一応“サランヘヨ(韓国語で「愛してる」)”ってことで!

○関連リンク・栗原Pの意気込み様(お顔も見られます!)
http://www.zakzak.co.jp/gei/2004_07/g2004070308.html

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