ハタチの恋人・第9話
今クールのTBS系ドラマは、豪華キャスト陣を揃えながらも視聴率が10%程度と低迷しているようです。考えてみれば、このドラマは当初期待したほど面白くないし、もう一つ期待していた「歌姫」も笑い所で大して笑えないし。そんな中、先日行われた定例会見にてTBSの井上弘社長がこの状況に対し、「原因を調査して今後善処したい」等と語る一方で「今クールは早く終わってくれないかなと思っている。視聴率表を見るのが憂うつ」と嘆いていたとか。おいおい、「早く終わってくれないかな」って、思ってもあえて言わないのが筋じゃないかい? トップがそんなこと言っててどうする? 応援する気が一気に失せてしまったのは言うまでもありません。
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○TBS系「ハタチの恋人」
第9話「運命の再会」
絵里(小泉今日子)と再会した圭祐(明石家さんま)は、ユリ(長澤まさみ)とはもう会わないと約束する。一方、圭祐と絵里がひそかに会っていたと知り、ユリは圭祐の元へ。圭祐は絵里との約束を果たすため、わざと突き放した態度をとる。そんな中、父親が病に倒れた由紀夫(塚本高史)は、家業を継ぐことを決意。ユリに思いを打ち明ける。
○公式サイトのあらすじより圭祐(明石家さんま)がユリ(長澤まさみ)と別れた後に向かったレストランに、ユリの母・絵里(小泉今日子)が待っていた。緊張する圭祐に比べ堂々としている絵里。絵里はユリには圭祐という男は知らないと言っていたのだが、やはり2人は昔つき合っていたようだ。ふたりがユリのことを話している後方のテーブルで、耳をそばだて聞いている男がいた。風太(市村正親)である。圭祐と絵里の待ち合わせしていたレストランに、風太が偶然居合わせてしまった。これは『恋桜』のパート2の題材になると、2人の会話をメモを取りはじめる。そのことに気がつかないでいる絵里は、圭祐がユリに何もしてないことを確認して、今後、ユリとは近づかないこと、絵里と圭祐が昔つき合っていたことを内緒にすることを約束させる。その時、お店に妖艶な美女に変身した中島さん(キムラ緑子)が現れ、風太の存在が圭祐たちに知られてしまう。一堂に会してしまったことを絶対に内緒にする約束をして、その場は解散するのだった。
翌日、ユリは学校で大学編入試験の資料を見ていた。焦って就職するより、もう少し勉強を続けようと考えているユリに、由紀夫(塚本高史)は感化される。由紀夫もまた、父親の仕事を継いでほしいと言われ、自分の進路を悩んでいるのだった。その日、アルバイトに来ていたユリは、中島さんとの会話で絵里と中島さんが会っていることを知る。そして、中島さんは、圭祐と絵里が会っていたことも全部話してしまうのだった…。確認するために圭祐に会いにいったユリ。本当のことを知り、傷つき泣いてしまうユリの姿を見た由紀夫は、数日後、風太のいるスィートルームにユリを呼び出す。決意をした由紀夫は、風太、中島さんの立会いの前でユリにある告白をするのだった!! その告白に対するユリの答えは…
再会、再会、また再会。
熟年層の5人は偶然集まって会合を内緒に。若年層の2人は告白を機にして良い関係に。しかし結局は圭祐とユリがまた再会し、一旦は離れ離れになろうとしたものの、大阪行きの新幹線の中でまた再会・・・。「最後にユリを『ハタチの恋人』と呼ぶ者は誰なのか?」という展開で、次回最終話につなぐようですね。でも圭祐はユリに家族を愛する気持ちを確かに伝えていたし、流れのままコロッと気を変える事態になるのはどうも納得が行かず。どう締めるつもりなんでしょう?
そんな期待もあるけど、やっぱり応援する気は薄れてる。最後は良いようにスッキリさせてほしいのですが。
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