SP・第7話
ジョン捕まれ。でも死ぬな。ジョン・レノンのファンである私は、犯人グループの一人・ジョンを変に応援してしまったり(苦笑)。何か帰国子女っていう設定らしいし。何か英語がヘタウマに聴こえるし。さすがはジョン、タダモノではない。
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○フジテレビ系「SP」
第7話「特別警護を完遂せよ」
大橋(片桐仁)の居場所が漏れ、井上(岡田准一)らは滞在場所を移動する。だが、殺し屋・ジョン(多田淳之介)は居場所を突き止め、警護車両に爆弾を仕掛ける。さらに、おとりの小包を大橋の元へ。不審に思った尾方(堤真一)は、車での避難を指示。駐車場を下見していた井上は、大橋をおびき出すワナだと気付く。
○公式サイトのあらすじより井上(岡田准一)と尾形(堤真一)が、ポール(チョウ・ソンハ)とジョージ(中川智明)を確保。だが、彼らが大橋(片桐仁)を狙ったという証拠はなく警護増員は認められないため、危険を犯してでも警護を強化できる小規模ホテルへ移動することを余儀なくされる。しかし、その移動車に発信機を付けた犯行グループのジョン(多田淳之介)とリンゴ(日下部そう)は、不敵にパイプ爆弾を作るのだった。新しいホテルに到着、大橋はその狭さに不満顔だが、井上たちは目に見えない危険を感じ厳重な警護体制をとる。そしてその井上らの姿に、大橋の中で今までとは違う感情が生まれてくる。
ある日、緊急時の導線チェックでホテル地下駐車場にやってきた井上。素早く状況をチェックするが、既にジョンが移動車に爆弾を仕掛け終わった後だった。井上は微かな異変を感じるもののリネン会社の車に気を取られ、ジョンに気づかず館内へと戻ってしまう。
その数時間後、警護交代で石田(神尾佑)、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)も含め5人が揃った時に部屋にバイク便が届く。大橋あてと聞き「いません」と答えながら宅配物を見た尾形は、箱に油の染みを見つける。危険を感じた尾形は石田班に大橋の緊急避難を命じ、自分は配達員を部屋から引き離す。井上は尾形の後を追うが、突如その一連の流れに作為を感じ取り、脳裏に刻まれている駐車場の記憶とともに思考を目まぐるしく稼働させ、石田たちが向かった車にこそ危険があると判断。危険を知らせようとするも、帰り支度の途中だった石田たちは受令機を付けておらず、慌てて追いかける。駐車場に着くと、爆発の起動スイッチとなる車のキーを石田が回そうとしていることろだった。とっさに警棒をなげて危険を知らせた井上のおかげで爆発は直前で免れたが、大橋はさらに狭いホテルに移動させられた。一方、計画失敗を悟ったジョンとリンゴは再び爆弾作りを始める。
翌朝、大橋が2度も狙われたことを受け、警護増員を訴えるべく登庁した尾形。しかし、そんな尾形に中尾(江上真悟)が告げたのは、大橋の警護解除だった。殺されるとわかっている人間が目の前にいるのに知らんぷりして立ち去れというのかと激しく抵抗する尾形だが、聞き入れられることはなかった。
そして、ジョンらの元にも何者からか警護解除の連絡が入った。2人は爆弾作りを止め、自殺に見せかけた殺害計画を立て始めた。尾形はホテルに戻り井上らと大橋に警護解除を言い渡す。見捨てないで欲しいと懇願する大橋に、尾形は「それならば、なぜ悪に手を染めた!」と怒鳴り、部屋を立ち去るのだった。警護課に戻ってきた尾形は、やりきれない気持ちと怒りから机上に置いた装備をなぎ払う。その装備を拾いあげ尾形の机に無言で置いていく井上たちもまた尾形と同じ気持ちだった…。
これは無念の警護解除命令・・・。
井上は咄嗟に仕掛け爆弾の存在を察し、慌てて車に駆け付け何とか爆発を阻止。そして残りの犯人をいよいよ追い詰める段階に来たと思えば・・・。SPの本来の使命は、逮捕ではなくあくまで対象者の警護。そうしてここまでやってきたというのに。上からのまさかの命令に納得できない尾形の辛さは、見ている私も少し感じられました。結局、ビートルズつながりのジョンとリンゴは野放し状態。ああ、気分悪。さて、次回からまた新たなストーリーが始まりそうですが、これは注目モノですよ!
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