働きマン・第10話
カメラ付きの携帯電話が普及したことで、日常において貴重と思えた光景を手軽に簡単に撮影する機会が増えました。「とりあえず撮っとけ」みたいなケースも多いのではないでしょうか。ただ、人物に向けてケータイをかざす光景は、本人にとっても傍から見ている人にとっても、あまり良いようには見えないよね・・・。
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○日本テレビ系「働きマン」
第10話「父の思い…私はきっと頑張れる!!」
松方(菅野美穂)の父・征治(小野武彦)が上京してくる。急に自宅を訪ねられ、松方は大慌て。結婚の話題を振ってくる征治だが、松方は、交際していた新二(吉沢悠)と別れたことを言えず、戸惑う。さらに、「JIDAI」の編集方針に征治がケチをつけると、松方は反発。つい声を荒げ、征治への不満を口にしてしまう。
○公式サイトのあらすじよりある朝、弘子(菅野美穂)の元に父親・征治(小野武彦)が出張で上京するとのハガキが届いた。征治は昔気質の生真面目な公務員で、週刊誌の仕事には全く理解を示さない。さらに、妹の結婚が決まったことから、出張にかこつけて説教をしに来たに違いないと、弘子は頭をかかえていた。
そんな弘子に、征治から豪胆社の前に着いたと連絡が入った。編集部に出向いて、編集長に挨拶するというのだ。必死に征治を説得し、近くのカフェで待ち合わせた。やがて話は、弘子の予想通り妹の結婚から弘子自身の結婚のことになり…最近フラれたなんて口が裂けても言えず、答えに窮してしまう。偶然、通りかかった雅美(佐田真由美)に助けを求めたまではよかったが、なんと、田中(速水もこみち)が弘子の恋人ということになってしまった。
その夜、急いで帰宅した弘子に征治は、あれこれ口うるさく言うばかり。ついには、「『JIDAI』は、はっきり言ってくだらないぞ」 と言い出した。弘子は必死で反論するが、征治の批判は止まらない。怒った弘子は思わず「父さんみたいになりたくない!」と言ってしまう。
翌日、征治は夕食を一緒に食べようという。弘子は仕方なくいつもの居酒屋で待っていてもらうことにした。ようやく仕事を終え居酒屋に向かおうとした弘子だったが、編集部に戻ってきた成田(沢村一樹)から、征治が梅宮(伊武雅刀)と意気投合し、田中を無理やり連れてカラオケに行ったと知った。田中に送られてきた征治は、「いい仲間や上司に恵まれて少し安心した」と告げる。弘子は、家に帰る明日こそ朝ごはんを作って見送りに行くから、と征治に約束した。
ところが、真夜中の4時、弘子の携帯が鳴った。
成田から、「トンネル工事で崩落事故が発生し多数のケガ人が出た。お前も今から行けるか」と。
眠る征治が気になり、どうしていいかわからない弘子は――。
そりゃあアンタたちがやってること。
崩落事故の現場にて野次馬が一斉にケータイカメラで撮影する無情な光景を見て、弘子は現場ではなくその野次馬の姿に注目したわけだけど・・・。「カメラの向こうは価値ある仕事」の彼女が野次馬たちをとやかく言えるのかどうか、なんて思ってしまいました。また、「これがアンタたちのやってることだ」とも。でも逆に、弘子たちがやるような取材があるからこそ、自宅にいながらもテレビや雑誌で状況を手軽に伺えるわけだけど。まあ何とも言えないな・・・。
余談だけど、店で成田と梅宮が弘子の悪口を言っている時に、田中がフラッと現れてその場にいた征治に紹介し彼らが冷や汗をかくシーンは、ベタではあったけど面白かったです。さて、次回はいよいよ最終話!
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