医龍 Team Medical Dragon2・第10話
前作「1」に続いて「2」のサントラ盤を聴いたけど、今回も良いですね。AIの主題歌「ONE」も別で聴いたけど、これまた良いですね。このドラマは、そういった優れた音楽たちにも支えられていると思います。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「医龍 Team Medical Dragon2」
第10話「総力戦!!運命の心臓移植」
朝田(坂口憲二)らは、朝田の元を訪れた9歳の患者・雄太(田中碧海)を救えるのは心臓移植しかないと判断した。だが、日本では、15歳以下の子供の心臓移植は極めて困難なため、一同は思い悩む。一方、明真大学付属病院では、心臓移植認定施設になると見越した鬼頭(夏木マリ)が、IT企業会長の手術準備を始める。
○公式サイトのあらすじより北洋病院の朝田龍太郎(坂口憲二)は野口賢雄(岸部一徳)の手術に成功。そして野口は、明真大学付属病院を心臓移植実施施設とする名誉を手に入れる。だが、朝田の手術と交換条件として片岡一美(内田有紀)が提示した案件を野口は無視し、ビジネス関係を解消する。さらに、朝田たちのチームの明真への受け入れも、音部雄太(田中碧海)の手術が成功したら・・・と言う。
ともあれ、朝田たちが一時的にでも明真に戻ったことで、優秀な心臓外科手術チームが2つ存在することになる。1つは心臓移植実施施設認可後、第1号の心臓移植患者を手術することとなる鬼頭笙子(夏木マリ)のチームだ。鬼頭の患者、山野文彦(中村まこと)はVIPで、心臓移植待機リストも、おそらく上位と思われ、ドナーさえ現れれば、すぐに移植手術が行われる状態。
一方、朝田も雄太の病状に関してチームを集めてカンファレンスを実施。北洋でともに過ごした、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、伊集院登(小池徹平)、小高七海(大塚寧々)、松平幸太朗(佐藤二朗)、外山誠二(高橋一生)、野村博人(中村靖日)に旧チームドラゴンの荒瀬門次(阿部サダヲ)、里原ミキ(水川あさみ)が加わった強力なメンバーだ。だが、鬼頭の患者と比べ、9歳の雄太に心臓移植の順番が回ってくる可能性は極めて低い。それでも、朝田は望みを捨てず、メンバーに手術に備えての徹底したトレーニングを促す。
ある日、朝田は伊集院に鬼頭のチームに入るよう命令する。不満を隠せない伊集院に、朝田は鬼頭の心臓移植手術が先になるので、そのオペを学び雄太の手術に備えるようにと諭した。
伊集院の鬼頭チーム入りを知った野口は笑いを抑えきれない。雄太は移植できる心臓が見つかる前に死ぬと朝田が読んでいると野口は言う。そのため、今のうちに若い伊集院を鬼頭に預け、明真に残してやるつもりだろうと。話を聞かされた木原毅彦(池田鉄洋)は、思わず反論してしまう。
ある夜、病室に来たミキはベッドで苦しむ雄太を発見。すぐにICUに運ばれた雄太は、肝硬変と診断される。集合したチームのメンバーに、朝田は生体肝移植の実施を宣言。雄太の母親(長野里美)から肝移植をして肝機能を回復させ、後に心臓ドナーが現れるのを待とうと言うのだ。肝移植を執刀する松平は、その考えに同調し、雄太の肝臓は自分が持たせると決意する。また、朝田は病気でくじけそうな雄太に、絶対に治すと約束した。
そして、雄太の生体肝移植手術の日。1本の電話が明真に入る。鬼頭の患者のドナーが見つかったのだ。鬼頭の命令で、伊集院は心臓を受け取りに向かう。そんな動きを知りながらも、朝田たちは雄太の生体肝移植手術に入った。鬼頭も心臓移植手術の準備を着々と進める。
朝田たちの生体肝移植手術と、鬼頭の心臓移植手術はほぼ同時に始まった。松平は、まず雄太の母から肝臓の一部を摘出する。一方、鬼頭もドナー心臓を待つ間に、山野の胸部を切開した。しかし、山野の容態が急変し、心臓移植が不可能になってしまった。仕方なく、鬼頭はドナー心臓が不要になった旨を、臓器移植ネットワークに連絡させる。そんなことを知らずに、ドナー心臓を受け取った伊集院は、明真への帰路へ。
松平の手術を見つめる朝田たちの元に、木原が駆けつけた。なんと、雄太のドナー心臓が見つかったのだ。実は、そのドナー心臓は鬼頭の患者に回されようとしたものだった。だが、すでに不要になったことを知らない伊集院が明真に向かってしまったことや、臓器移植の優先順位からも臓器移植ネットワークは、雄太が最適と判断したのだ。だが、すでに雄太は生体肝移植手術中。肝臓疾患の患者の心臓手術は医師規定に反し、またドナー心臓が成人のもので子供の雄太への移植は極めて難しい。
それでも、朝田は肝臓移植と心臓移植の同時手術を宣言。片岡は、野口にこの手術を知られないようにと動く。そして、朝田たちも心臓移植の準備に入った。その頃、ドナー心臓を持ち、飛行場に向かう伊集院の車が立ち往生していることも知らずに…。
雄太、頑張るんだ、雄太!
肝臓移植と心臓移植の同時手術という、とんでもない作戦に出た朝田。例え医師免許を剥奪される事態になるとしても、目の前の患者を助ける一心で強行しました。それほどの気持ちを持つ朝田を素直に褒めてあげたいけど、肝心なドナー心臓の方は伊集院の到着の遅れで危うく、新たな危機が迫ろうとしています。気持ちはあってもモノが無ければ。頑張るんだ、雄太!
ところで、中盤で朝田のチームメンバーが字幕入りで紹介されるシーンがありましたね。一つの目標に向かって進むかのような、そんな彼らがカッコ良かったです。うん、最高のチームに違いない!
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