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2007.11.22

医龍 Team Medical Dragon2・第7話

前回第6話のラストで「スーパードクターだ!」というセリフを聞いてから、何かどこかで見たり聞いたりした覚えがあるなあとずっと思っていたんですよね。うーん、思い出せない、何だったK?(白々しい)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「医龍 Team Medical Dragon2」
第7話「復活!!スーパードクター」

酒浸りの消化器外科医・松平(佐藤二朗)を慕う少女・香奈(川島海荷)が現れる。朝田(坂口憲二)らは、松平がかつて香奈に生体肝移植を施した名医だと知る。香奈の母・紀枝(高橋ひとみ)は食道がんで、松平に手術を依頼。朝田も早期の手術を勧めるが、松平は執刀を渋る。そんな中、紀枝が大量吐血して倒れる。
○公式サイトのあらすじより

北洋病院で進める朝田龍太郎(坂口憲二)のチームに、外山誠二(高橋一生)が加わった。だが、まだ麻酔医の小高七海(大塚寧々)は、その意志を持たない様子。

そんな時、循環器外科医、松平幸太朗(佐藤二朗)に“スーパードクター”と呼びかける少女、高見香奈(川島海荷)と、その母親、紀枝(高橋ひとみ)が北洋を訪ねて来た。北洋の医局では、何年もメスを握っていない松平の手術を、母子が希望していると知った伊集院登(小池徹平)、外山、野村博人(中村靖日)が不思議に思う。朝田や藤吉圭介(佐々木蔵之介)も同じ考え。だが、藤吉が調べた松平の過去のデータには、母子間生体肝移植の成功例が華々しく報じられていた。母、紀枝の肝臓を娘の香奈へ…今まさに、松平を頼る高見母子への手術だった。

紀枝は、娘が無事に成長できたのも松平のおかげと話し、明真大学からの紹介状を渡す。そして、自身が進行した食道がんに侵されていると松平に告げた。紀枝は、松平なら安心して手術を任せられると信頼しきっている。だが、松平は…。

その頃、明真の空になった病室には、荒瀬門次(阿部サダヲ)が佇んでいた。実は、その病室では、つい先日まで紀枝が治療を受けていたのだ。そんな荒瀬に、里原ミキ(水川あさみ)が声をかける。ミキは、手術間近だった食道がんの紀枝に肝機能低下が見られ、手術の危険性が大きくなったので北洋に転院させたと野口賢雄(岸部一徳)を皮肉る。

北洋では、紀枝のレントゲン写真を見入る松平に、善田秀樹(志賀廣太郎)が難しい手術になりそうだと声をかける。しかし、松平は何も答えない。また、松平の執刀を希望する紀枝。だが、松平の気持ちは定まらない。それどころか、いつもより酒の量が増える松平。そんな松平を、朝田が見つめていた。

北洋に、紀枝が入院してきた。早急な手術を求める医師たちだが、松平は放射線治療と投薬で様子をみようと、手術を避ける。

一方、明真では野口が片岡一美(内田有紀)と会っていた。野口は、朝田が着任してから少なからず上がっていく北洋の人気が面白くない。片岡は、野口の不満を取り除こうと、鬼頭笙子(夏木マリ)を一流マスコミに取り上げさせ、明真の名を高めようとする。

紀枝の信頼の重さに悩むが、あくまでも手術を避けようとする松平。医局のカンファレンスでは、ついに朝田も早急な紀枝の手術を訴える。そこに、酔っ払った松平が入ってきて暴れてしまう。しかし、松平が暴れてまでも悩み、手術を避ける理由は善田が知っていた。実は、松平が元の病院を追い出されたのは、手術ミスではなく数々の手術を成功させた若さゆえのおごりから、論文の改ざんに手を染めてしまったからだった。

しかも、松平は明真から北洋に送り込まれる手の施しようのない患者の手術ばかりしているうちに、メスを握れなくなったと自ら医局員たちに告白。敗戦処理の医師と自分を卑しめる松平の前に、朝田が立ちふさがる。患者が希望を持って手術を望んでいるのに、敗戦処理とは…と突きつける朝田。松平は答えることも出来ずに、立ち去った。

それでも松平の決意は固まらず、紀枝の手術はずるずると見送られていく。と、そんなある夜、松平が香奈と話していると、看護師が紀枝の大量吐血を報せてきた。もはや、紀枝のガンはここまで進行していたのだ。緊急手術が準備されるのだが、松平は現れない。

朝田は、松平を待ちながら執刀を開始。ところが、北洋の設備の悪さから、この手術に必要な挿管チューブがないことが発覚。小高がいればしのげそうなのだが、彼女はいない。ピンチの中、現れたのは荒瀬。荒瀬の絶妙な措置により、手術は続行された。朝田による初期処置は終わり、ここから先は松平の領域に。松平は、ひとり悩んでいた。だが、ついに意を決し、母を待つ香奈に言葉をかけて手術室へ。松平の到着で、手術は進む。しかも、朝田の手術と同時進行の難しいコラボレーションだ。それでも2人は手腕を発揮して、当初予定された手術を成功させるのだが…。その時、松平が肝臓の変化に気づく。なんと、肝臓もがんに侵されていた。術前検査では発見されなかったが、松平は食道と肝臓の重複がんと判断。紀枝の肝臓は、香奈に移植されているため非常に小さい。かなり高度な手術となったが、松平はやり遂げる。術後、松平は朝田とがっちり握手。さらに、今後何かあったら駆けつけると、松平は朝田に約束する。

この手術の成功は、すぐ野口にも伝わった。片岡を呼んで皮肉る野口だが、それだけではなかった。野口は、片岡以外の会社からの融資も模索し始めていたのだ。そんな野口に、善田が明真は自分がつぶすと宣戦布告。2人の過去には何が? 紀枝の手術に参加しなかった小高を朝田が見かける。意気消沈した様子の小高。小高が落ち込んでいる原因とは?


なんだ、「スーパードクターK」か。


そんなマンガがあったよね。読んだことは無いけどね。まあ、松平もフルネームが「松平幸太朗」だから「K」さんってことでね。紀枝の手術の進み具合は朝田により順調。そこへ「スーパードクターK」がやってきた辺りからますます順調。一時は肝臓ガンも発見され皆が戸惑いを見せたけど、何とかやり遂げて手術は大成功。そして松平は、大好きな酒を捨てて朝田に今後も協力する意思を伝えました。その松平だけど、紀枝の手術に立ち会うかどうかで迷い、酒をこぼれるほど入れたグラスを両手で掴んで震えていたシーンがありましたね。私は、その溢れる酒の描写が紀枝の出血量に、また、グラスを両手で掴む仕草が人形を両手で持って手術の成功を祈る香奈の姿に、それぞれ重なって見えました。彼女たちの担当は、彼女たちに信頼されている松平。彼は、その「当然のこと」を実行に移すまでに時間が掛かったけど、最後には笑顔のまま三人で写真を撮ったようでした。論文を改ざんした過去があり、内に秘めた凶暴な性格にやや問題はある彼だけど、確かに「スーパードクターK」だった!

ところで、今回ナイスなアシストをしたのは、鬼頭の支配を無視して手術に立ち会った荒瀬ですね。困難な手術に対して独自のアイデアで切り抜け、香奈に借りがあったようで紀枝の手術後には彼女に人形を渡し、「キンパチ先生(金髪先生?)」なんて呼ばれて照れ笑いもしてたっけ。やりますなあ、良い所を持っていきますなあ。それはそうと、気になったのが野口に対して暴言を吐いた善田と大好きなチョコを捨てて落ち込んでいた小高。二人の普段見せない表情の裏には、いったい何が?

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