働きマン・第1話
講談社「週刊モーニング」で連載中のマンガが、このたび日本テレビ系でドラマ化されました。この日テレ・水10枠は「働く女性」をターゲットにすることが多いけど、今回もやはり狙ってる? いや、2006年にフジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメになったのを知っているから、「フジテレビ系でのドラマ化じゃなかったんだ?」という印象でね。まあそういうのは、特に関係無いということなのでしょう。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「働きマン」
第1話「恋愛より仕事…なんてカッコイイ話じゃない!!」
安野モヨコの同名漫画をドラマ化。仕事に生きる女性編集者の姿を描く。週刊誌の編集者・松方(菅野美穂)は、恋人・新二(吉沢悠)と交際記念日デートの予定をしていた。だが、直前に外務大臣の秘書・関口(夏木マリ)から裏情報を教えると電話をもらう。スクープの可能性を感じた松方は、デートを断り関口の元へ。
○公式サイトのあらすじより大手出版社・豪胆社内にある週刊 『JIDAI』 の編集部は、校了日を迎え戦場のような慌しさだった。部内を歩きながらテキパキと指示を出すデスクの成田君男(沢村一樹)。その指示を受けて、それぞれの仕事を片付けていく編集者たち――編集2年目の渚マユ(平山あや)、芸能・風俗担当の小林明久(荒川良々)、文芸担当の梶舞子(吉瀬美智子)、事件担当の堂島保(野仲イサオ)。そんな中、28歳の女性編集者・松方弘子も、人並み以上の仕事をこなしていた。
弘子は、校了前には眠ることもままならず、シャワーと着替えのためだけに家に帰るほどのハードなスケジュールの日々。ゼネコンに勤める山城新二(吉沢悠)という同い年の恋人がいるが、デートを突然キャンセルされても 「これで眠れる」 と、ついホッとしてしまう始末だった。新人・田中(速水もこみち)の指導係を無理やり命じられて程なく、弘子は自らの企画の取材のため、外務大臣・星川光(勝部演之)の元を訪れていた。しかし、2時間待たされてようやく始まった取材は、大臣の次の予定のためあっさりと終了させられた。思わず悪態をついてしまった弘子に、大臣の第二秘書・関口歌子(夏木マリ)は 「大臣は理想も美学ももっちゃいないわよ」 と、意味深な言葉をぶつけた。
後日、弘子は新二と久しぶりのデートをすることになった。ところが、待ち合わせ場所に向かう途中、歌子から何やら “大臣とカネに関する話” をしたいとの電話を受けた。その話が内部告発だと感じた弘子。一瞬、自分を待っている新二の姿が浮かぶが、次の瞬間タクシーをUターンさせ、歌子の指定した場所に駆けつけた。
歌子の話の内容は、弘子の読み通り、星川外務大臣の機密費流用に関する告発だった。編集部に戻った弘子は、スクープをつかんだことを報告し、これを受けて編集長・梅宮龍彦(伊武雅刀)は、巻頭8ページ総差し替えで次号に掲載すると決断。それは弘子にとって最高に気持ちいい瞬間だった。
「仕事モードオン、男スイッチ入ります!―――働きマン!」
一度スイッチが入ると、目の前の仕事のことしか見えなくなり、まるで男のように働きだすことから 「働きマン」 と呼ばれる弘子。働きマンに変身した弘子は、フルスロットルで原稿を書き始めた。 こうして書き上げた弘子のスクープは、週刊 『JIDAI』 最新号の巻頭を飾るが――。
こっち見んな!(笑)
各キャラがカメラに向かって語るシーンばかりで、思わず心の中で呟いてしまった言葉がこれでした。おお、主人公が語ってる。ああ、この人も語りだした。まあ、この人も。わお、この人も。ぐへ、お前も?(笑) これ、今後も続くんでしょうか?
女性編集者の弘子は、仕事に目一杯専念し、喜びのピークを迎えると「働きマン」に大変身! 「働きウーマン」じゃないのかよ。今回は「歌子による星川外務大臣の告発」というスクープが舞い込んで張り切っていたけど、「マスコミ操作」というのは無常なもので、結果的に努力は実らず。それでも、彼女たちは次の試練へ立ち向かうのであった・・・。なんていう感じの戦隊モノストーリーが「働きマン」です。もちろんウソですが。
キャスティングはなかなか。弘子こと菅野美穂さんの演技も、今回ちょっと変わった設定とはいえ、いつも通り良くて「さすが」といった感じ。ただ、「100%シリアス」でないせいか、真面目なシーンでも笑いがこぼれてしまう時があるんだけど、果たしてそれは良いのかどうか。まだ始まったばかりなので、もうしばらく様子を見ることにします。とりあえず、次回も「こっち見んな!(笑)」と言わせてね。
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