医龍 Team Medical Dragon2・第2話
初回話の「2時間18分スペシャル」は前半1時間を見終わった時点で痛恨の転寝をしてしまい残念な思いをしたけど、「きっとドラマの中の誰かさんに麻酔を打たれたんだなあ」と思い込んで今を生きています。現在こちらでは前作「1」の再放送をやってるんですよね。それを見ればいくらか補完できる気がして。いや、できないっつーの(笑)。
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○フジテレビ系「医龍 Team Medical Dragon2」
第2話「捨てられる患者」
朝田(坂口憲二)らの手術が報道され、明真大学付属病院に注目が集まる。一方、提携した北洋病院は、優秀な医師が明真に移籍して危機状態に。野口(岸部一徳)は朝田に、明真を世界有数の心臓外科病院にするためだと野望を明かし、協力を求める。そんな中、手術を受けた元患者(牟田悌三)が、胸の痛みを訴え現れる。
○公式サイトのあらすじより朝田龍太郎(坂口憲二)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)、里原ミキ(水川あさみ)…。元チーム・ドラゴンのメンバーを再結成させたのは、北洋病院のオーナー、片岡一美(内田有紀)だった。
外資系投資会社の重役である片岡は、経営困難に陥った北洋病院に融資し、滞る返済の形に営業権を握ったのだ。そして、明真大学附属病院と業務提携。優秀な医師を明真に送り込み、逆に明真からは金にならない患者を引き受ける。ゆくゆくは、北洋病院をつぶし、富裕層専門に特化した人間ドッグにする腹積もりだ。
この片岡の計画は、心臓移植認定施設を旗頭にした大規模病院、メイシンメディカルシティーの建設を3年後に行おうとする野口賢雄(岸部一徳)の構想に合致。野口と片岡は、そのタッグを強固なものにする。
野口は、メディカルシティー構想を朝田に話す。野口の構想には、その核に朝田のゴッドハンドが不可欠なのだ。しかし、病院経営を最優先する野口の考えに、朝田は真っ向対立。アメリカで心臓移植を学んだのは患者のためで、帰国の目的はもう一度、自身のチームを作るためだと言明する。そんな朝田に声援を送り、協力は惜しまないと持ち上げる野口だが、自分の構想を邪魔するものは許さないと冷ややかに告げた。
そんなある日、明真に西沢孝文(牟田悌三)という老患者が、孫の翔太(山本裕典)に付き添われて現れた。西沢は、受付で心臓の不調を訴えるのだが、応対した看護師は何度来ても診察結果は変わらないとにべもない。翔太は、数年前、西沢に手術を施したのは明真だと憤る。しかし、専門病院に特化しつつあると言う内科医は、西沢に北洋病院へ行くよう告げた。様子を見ていた伊集院に、木原毅彦(池田鉄洋)は、だたのクレーマーだと言い切る。
その頃、野口の部屋を北洋病院院長、善田秀樹(志賀廣太郎)が訪ねていた。金持ち相手のメディカルシティー構想に批判的な善田。すると野口は、地域医療を目指そうとしたために善田の病院経営は破たんしたと突きつける。
夕方、報道陣を前に、野口はメイシンメディカルシティーの設立を公表。しかし、野口とともに居並ぶ教授たちの中に、朝田の姿はない。質疑応答に入ると、報道陣をかき分けるように、男が野口に近づく。翔太だ。翔太は持っていたペンキを、メディカルシティーの完成図にぶちまける。騒然となる場内で、藤吉だけが冷静に翔太を見つめていた。
翌日、伊集院と木原の話題は、騒ぎを起こした翔太のことに。木原は、伊集院に西沢が8年前に僧帽弁置換術のオペを受けたと教える。歳をとれば、不整脈のひとつもでるだろうと問題視しない木原。そんな話をしていると、2人の目の前を当の西沢と翔太が藤吉に伴われて歩いて行くではないか。
野口の部屋では、片岡が北洋に移籍させる医局員を尋ねに来ていた。野口のリストを見た片岡は、朝田の名がないことを指摘。片岡は、朝田は野口の構想には諸刃の剣になると言う。たとえリスクがあっても朝田の腕は必要と唱える野口。すると片岡は、朝田より優れた医師がいるとしたら? と、謎をかける。片岡が部屋を辞すのと入れ替わりに、医局員が飛び込んで来た。話を聞いた野口の顔色が変わる。
西沢の診察を終えた藤吉に、伊集院は野口の神経を逆撫でしない方が良いと忠告。クレーマーと決め付ける伊集院に、西沢を自分で診察したのかと問う藤吉。答えられない伊集院に、藤吉は先ほど診察したカルテを見せる。そこには、重大な疾患が見て取れた。
西沢の精密検査が行われ、朝田は再手術が必要だと判断。すぐに入院手続きをとろうとするのを野口が遮った。野口は、朝田に最後通告。それでも逆らう朝田は…北洋への異動が言い渡される。西沢の診察を進めた、藤吉、伊集院も同じ処分を受けた。野口が、こだわっていた朝田を切ったのには裏がある。片岡が、朝田に代わる医師を用意していたのだ。
朝田たちの他にも、医師たちの北洋への異動が行われる。血管外科の外山誠二(高橋一生)、麻酔科の小高七海(大塚寧々)、消化器外科の松平幸太朗(佐藤二朗)らだ。彼らは、いずれも何らかの問題を抱えている。
やる気のない医師たちの中で、ひとり必死なのが善田。患者を思う善田に、朝田は北洋でチームを作ると約束した。一方、北洋での西沢の手術を伝える片岡に、野口は必ずオペは失敗すると断言。その理由は…。
危ねえ、放送3分前の帰宅だった!(笑)
「またやってもうたぁ!」になるところだったけど、ギリギリ滑り込みセーフ。じっくり・・・、ではないな、フウフウ言いながら見ることができました。それに、今回第2話の冒頭で初回話のダイジェストをざっと振り返ってくれたので、何とか、まあ何とか補完することができました。今後は録画予約しておかないとヤバそうだな・・・。
怪しい片岡の悪巧み。彼女は野口を手を組み、メディカルシティー構想の実現に向けて突き進むだけ。しかし、朝田のように同意しない人物もおり、ついには野口は彼を切ることに。その代わりとなる医師は、何らかの問題を抱えた者ばかりで、見るからに怪しい雰囲気を醸し出しているばかり。何かいろんな意味で、「1」よりも雲行きが怪しいんですが?
院内での勢力争いはいつでも語れるから置いといて、言いたかったことを一点だけ。西沢家の二人が病院に訪れたシーンで、診察について看護師へ不満そうに問い質していたけど、その看護師の応対ぶりが酷かったのなんの。まずタメ口だし、「お前それ言うか?」みたいな言葉ばかり並べていたし。それこそ「こんな病院なんか切れ!」なんて思ってしまいました。実際自分が当事者だったら、すぐに切っていたね。だってそこ、見るからに雲行きが怪しいもん。
○関連記事「医龍 Team Medical Dragon2・第1話」
○関連記事「いいとも2007年秋祭・ゲームという名のオペ」
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コメント
あずさん こんにちは
アハ 今回は、にゃにゃ~~~つって
言われなかったみたいでよかった(w
想像するに、また野口は最後に
バッサリやられる気がするんですよね(^^;
どう展開していくのか 想像できない部分とか
ほっとしたと思ったら また次なる問題が!ってな
流れになりそうな予感してますo(^o^)o ワクワク
投稿: Lady-e | 2007.10.22 17時24分
Lady-eさん、こんにちは! 今回は何とか見られたにゃ~(笑)。何だか重々しい雰囲気ですよね。「1」もそうだったっけ、「2」はやたらそのように感じるんだけど。こういう時に再放送で確認すべきか(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.10.24 01時43分
あずさん こんばんわ
うーん 重い感じがするのは買収がらみが
あるからじゃないかなぁ
でも、前作も結構重い部分もあったとは
思うんですけどねぇ 霧島とミキとの関係が
明らかになったのも7話だし
その前も、新薬モルモットの話しとか
問題のあるペースメーカの話とか
藤吉もある意味で外科医嫌いの敵でしたしね(^^;
映像的にも、野口の部屋があんなに明るくなく
暗い部屋にアロワナが泳ぎ エントラッセンといいまくってましたしね
是非再放送もどうぞ(w
投稿: Lady-e | 2007.10.24 05時02分
Lady-eさん、こんにちは! 確かに前作も重い部分があったけど、「目指せバチスタ成功」というテーマが別であったため、一部明るい光が見えていたんですよね。その有無の違いだと思い始めています。最近は「1」の時に書いたレビューへのアクセスも増えました。視聴者の関心も高いみたいですね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.10.29 01時23分