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2007.10.29

ガリレオ・第3話

霊の話はあまり好きではないんです。前回第2話でも「幽体離脱」の話が出たけど、特には注目しなかったんです。その理由は、「怖いから」ではなく「信じていないから」でもなく「語り出すと何かと面倒なことになるから」であるわけで・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「ガリレオ」
第3話「騒霊ぐ」

湯川(福山雅治)から「相談がある」と意味深なメールを受けた薫(柴咲コウ)。湯川の大学へ行ってみると、学生・村瀬(林剛史)の姉・弥生(広末涼子)から「行方不明の夫を捜してほしい」と捜査依頼をされる。非番の薫はゴネるが、湯川に「いつも協力してる。今回は君の番だ」とクールに無理強いされて、仕方なく捜査に乗り出すことに。弥生は“介護用品メーカーに勤める夫が老人・ヒデの自宅を訪ねた日に失踪したこと”“ヒデの自宅には不審な男女が住み着いていること”を薫に話し、「夫は死んでいるのかも…」と涙を流した。事件の可能性を感じた薫がヒデ宅を調べ始めると、突然、家具が揺れ始め、家全体がきしみ始める。これは弥生の夫の霊によるポルターガイストなのか、それともトリックか。新米刑事・薫が挑む難事件。
○公式サイトのあらすじより

帝都大学物理学科の准教授・湯川学(福山雅治)は、貝塚北警察署の刑事・内海薫(柴咲コウ)をメールで呼び出す。突然のメールに不審を抱きながら帝都大学に向かった薫は、そこで神崎弥生(広末涼子)という女性に出会う。弥生は、湯川ゼミの学生でもある村瀬(林剛史)の姉だという。そこで弥生は、夫の直樹(渡辺裕樹)が事件に巻き込まれて帰ってこないから助けてほしい、と薫に訴えた。警察に捜索願を出したが、事件性がないと言われて取り合ってもらえなかったらしい。薫は、個人的に相談されても困る、と言って弥生の頼みを断ろうとした。だが、湯川から、自分はいつも協力しているのだから今度は君の番だ、と言われてしまい、とりあえず弥生から事情を聞くハメになってしまう。

介護用品メーカーに勤める直樹が失踪したのは5日前のことだった。失踪当日、直樹はとある老人ホームに立ち寄ったことまではわかっていた。だが弥生は、その後直樹が、日ごろから気にかけていたひとり暮らしの老婆・高野ヒデ(森康子)の家に行ったはずだと主張する。しかもヒデは、直樹がいなくなったのと同じ日に、心筋梗塞で亡くなっているのだという。すでに弥生は、ひとりでヒデの家を訪ねていた。そこにはヒデの甥だという高野昌明(甲本雅裕)ら4人の男女がいたが、直樹のことは知らないと答えたという。昌明たちが1ヵ月ほど前からヒデの家に住んでいることを知った弥生は、彼らに不審を抱き、ずっと見張っていたらしい。弥生によれば、昌明たちは毎晩8時ごろになると決まって外出するのだという。そのチャンスにヒデの家に忍び込もうとした弥生は、家の中で物音がするのを聞いた、と薫に告げた。

監察医の桜子(真矢みき)によれば、ヒデの死亡診断書に不審な点はなかった。薫は、虐待事件かもしれない、などと言って弓削(品川祐)に協力を求め、ヒデの家を訪ねた。が、すでに生活安全課が調査していたことを知った弓削は、余計なことに首を突っ込むな、と薫を怒鳴りつけた。

そんな中、薫は、弥生が直樹のことを深く愛していること、そして現在妊娠中であることを知る。そんな弥生のために、彼女とともに再びヒデの家に向かう薫。ヒデの家に到着したふたりは、昌明たちが外出したのを見計らって家の中にもぐり込んだ。

室内には、何故かいたるところに御札が貼られていた。人の気配はなく、薫たちが直樹の名を呼んでも返事はなかった。と、そのとき、突然部屋全体が激しく揺れ始める。薫は、弥生の腕を掴んで外に逃げた。ところが、家の周囲は静まり返っており、ヒデの家から聞こえていた物音もやがて消えてしまう。

薫は、ヒデの家で起きたのはポルターガイスト現象だ、と湯川に報告する。湯川は、ポルターガイスト現象の目撃例はほとんどが胡散臭い報告だと薫に告げると、彼女とともにヒデの家に向かった。ヒデの家を観察した湯川は、薫に、ヒデの家があるあたりの昔の地図を手に入れてくるよう指示する。
薫が持ってきた年代ごと地図を検証していた湯川は、ヒデの家が建つ前の地図に、あるマークがあることに気づく。その瞬間、湯川の脳裏に何かが閃いた。湯川は、今回のポルターガイスト現象が神崎の失踪と関係があること、そして昌明たちが恐れているのはヒデの霊ではなく、直樹の霊であることを薫に告げた。神崎の遺体はあの家のどこかに隠されている、と湯川は言うのだ。薫はショックを隠せなかった。

署に戻った薫は、前科者リストから、昌明と一緒にいた男を割り出そうとする。と、同時に、昌明の周辺の聞き込み捜査を開始する薫。どうやら昌明は、多額の借金をして、取り立て屋に追われていたようだった。
そんな中、薫は、前科者リストの中に、昌明と一緒にヒデの家に住んでいた男・近藤(曽根悠多)を発見する。

あくる日、湯川と薫は、ヒデの家を訪れた。しばらくすると、昌明と近藤が外出した。栗林(渡辺いっけい)に、信用金庫の職員を名乗ってもらい、ヒデの遺産を預かっていると電話してもらったのだ。
湯川たちがヒデの家に入ると、そこには昌明の妻・理枝(出口結実子)と、近藤の女と思われる晴美(奈良崎まどか)がいた。晴美が、薫たちを怒鳴り散らしていると、突然、家が大きく揺れ始めた。薫に命じられるまま、外に飛び出す晴美たち。揺れが収まると、湯川は、バッグの中から工具を取り出し、畳とその下の床板を取りはずした。するとそこは、真新しいコンクリートで固められていた。

取調べを受けた昌明は、事件のことを話し始めた。借金に苦しんでいた昌明は、伯母であるヒデから金を借りようとしていた。だが、ヒデはなかなかそれを了承しなかった。そのとき一緒にいた近藤が、ヒデに乱暴に迫った。元々心臓が悪かったヒデは、そのとき転倒したショックで息絶えてしまったのだ。運悪くそこにやってきたのが直樹だった。近藤は、ヒデの死を目撃した直樹を殺害し、ヒデの家の床下に穴を掘って投げ捨てると、上からコンクリートを流して固めるよう昌明に指示していた。

実は、ヒデの家の地下には、古いマンホールがあり、下水管は近くの工場にも繋がっていた。その工場は、毎晩8時から9時の間、熱水を放出していた。ポルターガイスト現象は、その蒸気がヒデの家の下にあるマンホールを共振させたために起きたものだった。この現象が、ヒデが生きている間には起きなかったのは、ヒデの死後、マンホールを取り巻く環境が変ったことを意味していた。それを暴いた湯川は、昌明と近藤を外におびき出した際、午後3時に放出するよう工場側に頼んでいた。

弥生は、監察医務院の霊安室で直樹の遺体と対面した。そこで薫は、直樹のスーツから、ヒデが財産を預けていた貸金庫の鍵が見つかったこと、そこにあった遺書には、全財産を直樹に譲ると記されていたことを弥生に伝えた。弥生は、薫に感謝の気持ちを伝えると、「あのときの揺れ…直樹が教えてくれたのね…自分はここにいるんだって…」とつぶやいた。赤ちゃんは自分が責任を持って育てるから安心して眠ってほしい、と直樹に告げる弥生。その目から涙が溢れた…。

研究室を訪れた薫は、あの現象は直樹の霊がやったことではないと弥生に言えなかった、と湯川に告げると、しばらくここにいさせてほしい、と続けた。湯川は、そんな薫の気持ちを察して、席を外し…。


霊は関係無かった!


家が揺れた「ポルターガイスト現象」の真相は、湯川の推理により「家の下のマンホールの共振によるもの」と判明。はっきりとしましたね、はい終わり終わり! ただ今回は、このドラマが始まって以来初めて「見ていられないシーン」が出て、ちょっとショックだったなあ。何がって、残念ながら殺された失踪中の直樹が家の下でコンクリ詰めにされていたシーンね。あれは無いよ、あれは・・・。

それはさておき、ラストの湯川と薫の微妙な距離感でのやりとりが、切ないけど何だか良かったなあ。

○関連記事「ガリレオ・第1話」
○関連記事「ガリレオ・第2話」
○関連カテゴリ「白夜行」

「探偵ガリレオ」
原作小説「探偵ガリレオ」(東野圭吾)

「KISSして」
主題歌「KISSして」(KOH+)

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2007.10.28

ハタチの恋人・第3話

ユリが勘違いしていることに気付いた圭祐。ユリの誤解を解こうとした圭祐。さんまさんそのものみたいな圭祐。どれも「嘘」ではないと思います。でも、このドラマ自体は「嘘」から始まっていると思います。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ハタチの恋人」
第3話「嘘から生まれた恋」

圭祐(明石家さんま)は、ユリ(長澤まさみ)が自分と風太(市村正親)を勘違いしていることに気付く。風太は、このまま自分のふりをしないとフラれると圭祐にアドバイスを。圭祐は悩んだ末、本当のことを言おうと決意する。後日二人は再会。だが、ユリが風太の小説の素晴らしさを語り始めたため、圭祐は話を切り出せなくなる。
○公式サイトのあらすじより

大阪からの出張先(東京)で運命(?)の出会いをした50男の普通のサラリーマン・圭祐(明石家さんま)とハタチのユリ(長澤まさみ)。2人はついにデートをすることになったのだが、圭祐はユリが圭祐のことを圭祐の旧友で有名作家の森山リュウ(市村正親)と勘違いをしていることに気がつく。圭祐はホテルに戻り森山リュウこと風太に相談するのだが、風太からは森山リュウの振りを続けるように勧められる。なぜなら、森山リュウという勘違いがなかったら圭祐は、ただのくたびれたオッサンだからあっさりふられるのがオチだと言うのだ。下心はなく、ユリの力になってあげたいという気持ちだった圭祐は、風太の言い分に納得がいかない。だが、結論はでないまま大阪へ帰る最終電車の時間になり、ひとまず大阪へと帰るのだった。その時、風太がなにやら企んでいることを圭祐はこの時はまだ知らない…。

一方、就職先をお世話してもらおうという魂胆で森山リュウに近づいたユリは、圭祐の人柄の良さに触れたことにより自己嫌悪に陥る。デート先から逃げるように去ったユリは、初めて森山リュウの作品『恋桜』を読むのだった。読み終えたユリの目には、ちょっぴり涙が浮かんでいた。

大阪で自分が森山リュウじゃないと言うべきか、言わざるべきかを思い悩む圭祐だったが、本当のことを言おうとついに決心する。そして、次の東京出張のタイミングで、圭祐はユリと待ち合わせをする。だが、ユリを目の前にすると胸キュンになってしまい、なかなか打ち明けられない。そんな中、ユリは森山リュウの作品『恋桜』を読んで、いかに素晴らしい作品で感動したかを懸命に語りだす。その話を聞いている圭祐は、不思議な感覚に陥るのだった。なぜなら『恋桜』のストーリーは…。

本当のことが言えずに数日が過ぎたある日、ユリが自分なりのイメージで『恋桜』の創った装丁を見てもらおうと圭祐に会いにホテルに行く。だが、そこには風太しかいない。そこで風太がとった行動とは!? また、その後、圭祐とユリにある出来事が起き圭祐はある決意をするのだった!!


「恋桜」は「恋愛三部作」のパクリかい!(笑)


圭祐、悪い友人を持ったな・・・、と言いたくなったけど、「森山リュウ」の名を借りてユリに会うことを楽しんだから、良い友人なのか・・・。ただ、今度こそ「実は森山リュウじゃない」と伝えようとしたけど、結局タイミングを逃しまくって最後まで言えず終い。逆に駅での別れの時、「恋桜」の1シーンのようにドアが二人を無常にも遮り、お互いが何かを語り合って離れていった後、圭祐は風太に改めて「あとちょっとだけ、あとちょっとだけ、『森山リュウ』でいさせてもらわれへんやろか?」と電話で懇願。圭祐、始まったな・・・。

一方風太は、「森山リュウの編集担当」として振舞い始め、裏で何かを企んでいる模様。どうなんだろう、やっぱり良い友人なのか悪い友人なのか分からないんだけども(笑)。

○関連記事「ハタチの恋人・第1話」
○関連記事「ハタチの恋人・第2話」

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2007.10.27

本日のナナちゃん(2007/10/27)

名古屋の待ち合わせスポット「ナナちゃん人形」とは、
名鉄百貨店本店ヤング館(旧セブン館)前で立っている、
高さ約mの巨大マネキン人形です。
季節ごとに衣装替えするナナちゃん、本日の姿は・・・。

中日ドラゴンズのユニフォーム。 頑張れ中日!

07102701

今シーズンのプロ野球、セ・リーグは巨人がリーグ優勝。しかし、同リーグで今シーズンより導入された「クライマックスシリーズ」にて、中日が第1ステージで3位・阪神を2連勝、第2ステージで巨人を3連勝で下し、5連勝で日本シリーズへ。いろんな意味で笑いが止まりません。おめでとうございます! 日本シリーズは中日と日本ハムの対戦になるということで、これは昨シーズンと同じカード。その時は残念ながら日本一を逃してしまったけど、今シーズンはリベンジなるか?

中日が勝ってくれると、こちら地元ではデパートやスーパーで一斉に応援・優勝セールが開催されるので、消費者としてはとてもうれしいのであります。ナナちゃんも、「めざせ日本一! 中日ドラゴンズ!」というタスキを掛けて、立ったまま毎日応援中です。頑張れ・頑張れ・中日!

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2007.10.26

2007年秋ドラマ・レビュー方針

2007年秋ドラマの、序盤の批評とレビュー方針です!
(ドラマのスタート前に、期待作品を3つ決めておきました。)

※批評対象:21:00~24:00の時間枠で放映される民放の連続ドラマ。
  ただし、2クールにまたがるドラマ、シリーズものの常連ドラマは、一部対象外。


■月曜日
○ガリレオ(フジテレビ系・月曜21:00)
期待作品その1。カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! マシャ様&コウさんのコンビはイイ!
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat8098049/

■火曜日
○暴れん坊ママ(フジテレビ系・火曜21:00)
視聴のみにしてレビューを辞退します。それにしても、夫婦役の二人は面白い組合せ。

○有閑倶楽部(日本テレビ系・火曜22:00)
リタイアすることにします。KAT-TUNの赤西くんが出てるから応援はしたかったんだけど。

○スワンの馬鹿!~こづかい3万円の恋~(フジテレビ系・火曜22:00)
リタイアすることにします。「馬鹿」って言われるなら見ない! というのはウソで、興味が薄かっただけ。

■水曜日
○働きマン(日本テレビ系・水曜22:00)
カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! ちなみに、原作もアニメ版も見たことがありません。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat8098050/

■木曜日
○3年B組金八先生(TBS系・木曜21:00)
リタイアすることにします。前作は熱心に見たんだけど、今回は・・・。

○おいしいごはん(テレビ朝日系・木曜21:00)
リタイアすることにします。今はリアルごはんを食べるのだけで精一杯。

○ジョシデカ!-女子刑事-(TBS系・木曜22:00)
リタイアすることにします。「がきデカ」っていうのは聞いたことがあるなあ。

○医龍 Team Medical Dragon2(フジテレビ系・木曜22:00)
期待作品その2。カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! 前作と同様に楽しめそうです。これはもう名作の部類。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat5907075/

■金曜日
○オトコの子育て(テレビ朝日系・金曜21:00)
リタイアすることにします。タイトルを見た限りでは「何だか熱いドラマだぜ」っていうイメージ。

○歌姫(TBS系・金曜22:00)
視聴のみにしてレビューを辞退します。当初は面白そうだったんだけど、私はほとんど笑えませんでした。

○モップガール(テレビ朝日系・金曜23:15)
リタイアすることにします。気付いたらスタートしていたんだけど、チラッと見たらなかなか面白そうではあったかな。

■土曜日
○ドリーム☆アゲイン(日本テレビ系・土曜21:00)
視聴のみにしてレビューを辞退します。あり得ないストーリーだけど結構面白かったり。

○SP(フジテレビ系・土曜23:10)
期待作品その3。カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! 最も遅いスタートだったけど、実に良いぞ!
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat8098051/

■日曜日
○ハタチの恋人(TBS系・日曜21:00)
カテゴリを作って毎回レビューを書くことに決定! じれったさが悪い意味でたまりません。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat8098052/

○その他
○風林火山(NHK総合・日曜20:00)
視聴のみにしてレビューを辞退します。今年はあまり大河に期待していません。

以上です。今クールはフジテレビ系が強いように感じます。特に月・木・土の作品には注目が集まることでしょう。後はボチボチ見ていこうと思っています。皆さんはどんな感じかな? 今クールも盛り上がっていきましょう!

※2007/12/29追記
2007年秋ドラマの、最終的な批評&視聴率ランキングを公開しました。
○関連記事・「2007年秋ドラマ批評ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/12/post_c4e2.html
○関連記事・「2007年秋ドラマ視聴率ランキング」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/12/post_3477.html

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2007.10.25

医龍 Team Medical Dragon2・第3話

前作「1」は、「バチスタ手術の成功を目指せ!」という大きなテーマがあった分、その目標に立ち向かう登場人物たちを応援する形で見られました。しかしこの「2」は、院内での陰謀ばかりが浮き彫りにされる分、重々しく感じるばかり。明るい光が見えそうで見えない・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「医龍 Team Medical Dragon2」
第3話「その手術は失敗する」

野口(岸部一徳)に背いた朝田(坂口憲二)らは、提携する北洋病院に異動した。そんな中、元患者の西沢(牟田悌三)が北洋に運び込まれる。緊急手術を開始した朝田は、体内から以前の手術で置き忘れられたガーゼを発見。そんな中、慣れないスタッフの麻酔管理のミスで、術中の西沢の体が動き心臓に傷が付いてしまう。
○公式サイトのあらすじより

朝田龍太郎(坂口憲二)、伊集院登(小池徹平)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、元チームメディカルドラゴンの3人は、老患者、西沢孝文(牟田悌三)の扱いで野口賢雄(岸部一徳)に逆らい、北洋病院に左遷されてしまった。元チームで、明真大学付属病院に残ったのは、荒瀬門次(阿部サダヲ)と里原ミキ(水川あさみ)だけ。だが、朝田は北洋病院院長、善田秀樹(志賀廣太郎)に新たなチームを作ると宣言する。

以前から、北洋オーナーの片岡一美(内田有紀)と野口の方針を快く思っていなかった善田は、2人を前に北洋は朝田が変えると宣言。だが、2人は朝田の去ったメイシンメディカルシティー構想に、鬼頭笙子(夏木マリ)を用意し、すでに北洋を静かにつぶす計画を進行しつつあった。

その頃、伊集院は北洋勤務の医師たちのやる気のなさに唖然。明真から自分たちと一緒に飛ばされた麻酔医、小高七海(大塚寧々)、外科医の外山誠二(高橋一生)もしかり。もとから北洋にいる松平幸太朗(佐藤二朗)に至っては、医局で酒を飲んでいる始末だ。

伊集院がへきえきしていると、急患が運び込まれた。患者は、西沢だった。すぐさま朝田はICUへ運ばせ、緊急手術に入る。西沢の術前評価は、明真で済ませていた。手術の人員を募る伊集院だが、小高は動こうとしない。外山は嬉々として手術室へ来るのだが、執刀を任せて欲しいとまで言い出す。朝田は、外山を第一助手にして、オペを開始。

一方、藤吉はミキから西沢の明真での手術記録のコピーを入手。そこには、野口が西沢の再手術に反対した理由が見て取れた。見学室から見守る藤吉は、この手術が困難なことを知る。

開胸した朝田は、腫瘍と思われる部分の癒着剥離を進める。若い麻酔医が、オペについて来れないと知った朝田は、伊集院に小高を呼ぶよう命じた。その間も手を休めることはなかったが、腫瘍と思われた部分からガーゼが出てくる。西沢の術後の不調は、ガーゼオーマ(手術時の止血ガーゼの取り忘れ)だった。朝田は、手術をガーゼオーマの摘出に変更。藤吉も舌を巻く指捌きで、ガーゼを剥離していく。心尖部を残すのみとなった時、外山が交代を申し出た。朝田が応じて、外山が剥離しようとした時、それは起きた。バッキング…。不慣れな麻酔医が薬を効かせきれなかったため、西沢の体が反応し、大きく揺れたのだ。外山は心尖部を傷つけ、大量の出血をさせてしまう。

そこに、伊集院が小高を連れて来た。患者の急変にも動じない小高。朝田はそんな小高を横目に冷静にリペアを進めていく。その作業を見つめていた小高は、若い麻酔医に秘かに指示を出し始めた。朝田の迅速な処置で、西沢のオペは終了。朝田は、小高の動きも見逃してはいなかった。

朝田に、片岡とともに来た鬼頭が話しかける。野口の構想に賛成する鬼頭は、朝田の能力が北洋とともについえていくと告げた。朝田は無言で答える。

朝田と伊集院、藤吉は西沢の術後カンファレンス。そこで藤吉はミキが持ってきた明真での手術記録を見せる。その記録は明らかに改ざんされていた。執刀医は別の人物となっていたが、看護師、助手の人数の多さから、真の執刀医は野口であったことが推測される。だからこそ、野口は西沢の術後の訴えを執拗に無視していたのだ。憤る伊集院、藤吉は西沢に真相を話すことを決意。次第によっては、医療裁判にも進展する重大事だ。

翌日、決意を胸に伊集院、藤吉、そして朝田は西沢の病室へ。だが、そこには片岡がいた。片岡は野口の西沢への伝言を預かってきたと言い、見舞金を携えている。先回りして患者の口封じをしようとする片岡に、伊集院、藤吉は愕然。しかし、当の西沢は黙ったままで、結局、見舞金を受け取ってしまう。

その夜、診察に来た朝田に手術の礼を述べる西沢は、妻が最近は家から出られなくなったと語りだす。そんな妻のために、体を治したかったと西沢。

後日、西沢は無事に退院。翔太と去っていく西沢を見送る朝田たち。病院に戻ると片岡とすれ違う。片岡を呼び止めた藤吉は、西沢が返したと見舞金を渡す。信じられない表情の片岡。

一方、明真では鬼頭が荒瀬に、今後は自分の指示に従うよう命令。朝田との接点もなくせと迫る鬼頭は、西沢の手術の模様を話す。女の麻酔医がいたと鬼頭が続けると、荒瀬が笑い出した。荒瀬の笑いの意味とは?


にゃにゃにゃ~にゃっ!(笑いの意味)


急患として運ばれてきた西沢の手術を担当したのは朝田。しかし、開胸してみれば何とガーゼオーマ。それでも何とか手術は成功し、西沢も回復へ向かったけど、手術記録は改ざんされており真の執刀医が野口であったことも容易に推測されました。そんな医療ミスを、金で解決させようとする片岡と、裁判に協力しようとする朝田たち。しかし西沢は裁判を起こす気が無く、妻のためにただ体を治したいと訴え掛け、一旦受け取った見舞金を返して退院していきました。「ざまあみろ野口と片岡」と言うべきか、「何してくれてんだ野口」と言うべきか。きっと後者だな。

今回は「ガーゼオーマ」による影響が分かったけど、これは深刻なミス。たまに実際の事件でガーゼではない事例も耳にするけど、こういったミスが怖いのはもちろん、それを隠蔽しようとする動きがあるのも怖いですね。さて、院内で寝ていた荒瀬が、鬼頭との会話中に突然笑い出しました。どうやら麻酔医の小高のことを知っているようで、その笑いの意味は「にゃにゃにゃ~にゃっ!」で確定だけど、それでは全く答えになっていませんにゃ~(笑)。

○関連記事「医龍 Team Medical Dragon2・第1話」
○関連記事「医龍 Team Medical Dragon2・第2話」
○関連記事「いいとも2007年秋祭・ゲームという名のオペ」
○関連カテゴリ「医龍 Team Medical Dragon」

「医龍 Team Medical Dragon」DVD-BOX
「医龍 Team Medical Dragon」DVD-BOX

「医龍―Team Medical Dragon (1)」「医龍―Team Medical Dragon (2)」「医龍―Team Medical Dragon (3)」「医龍―Team Medical Dragon (4)」
「医龍―Team Medical Dragon (1)~」(乃木坂太郎 著, 永井明 原案)

「ONE」
主題歌「ONE」(AI)

「Believe」
主題歌「Believe」(AI)

「医龍 Team Medical Dragon」オリジナル・サウンドトラック
「医龍 Team Medical Dragon」オリジナル・サウンドトラック

「白い巨塔」DVD-BOX 第一部 「白い巨塔」DVD-BOX 第二部
「白い巨塔」DVD-BOX 第一部/第二部

「救命病棟24時 第3シリーズ」DVD-BOX 「救命病棟24時スペシャル2005」
「救命病棟24時 第3シリーズ」DVD-BOX/「救命病棟24時スペシャル2005」

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2007.10.24

働きマン・第3話

主人公・弘子の「働きマン」への変身ぶりしか見られないのかな? だとしたらマンネリ化してしまうかも? そんな風に思い始めていましたが・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「働きマン」
第3話「いつか勝負をかけるぞマン」

小林(荒川良々)がインフルエンザにかかってしまい、代わりに田中(速水もこみち)が新人アイドル・めぐみ(小松彩夏)の取材に行くことに。しかし、ファッション誌業界で働きたい田中は、仕事を適当にこなす。田中の教育係の松方(菅野美穂)は、興味のある分野以外にやる気を見せない田中をどう指導すればいいか悩む。
○公式サイトのあらすじより

松方弘子(菅野美穂)は、自信過剰で生意気な新人・田中(速水もこみち)の指導係になったが、記事の書き直しに口ごたえしたり、夜はさっさと帰ってしまったりする田中に困り果てていた。実は田中は元々ファッション誌希望で、今の週刊JIDAIでは、やりがいを見出せないでいた。

そんな中、小林(荒川良々)の出した企画が通った。それは “ホリメグ” ことグラビアアイドル・堀田めぐみ(小松彩夏)のインタビュー付きカラー記事。ところが、そのグラビア撮影の当日、小林がインフルエンザで高熱を出しダウンしてしまった。困ったデスクの成田(沢村一樹)は、なんと田中を代打に指名、指導係である弘子も仕方なく一緒にグラビア撮影に立ち会った。

インタビューを書き起こした田中に弘子は、小林の企画に従ってやり直すように指示。ところがこれに対し、田中は 「こんな持ち上げ記事書いて、何が面白いんですかね」 と…。さらに、 『JIDAI』 は暇つぶし雑誌でくだらない記事ばかりだと並べ立てた。さすがに怒りがこみあげてきた弘子だが、怒ることもできず 「…何言っても響かない奴なんだ」 と雅美(佐田真由美)に本気で弱音をもらす。

その夜、編集部にいた田中は、“ホリメグの出生の秘密を売る” というタレコミの電話を受け――。


おっと、ついに「働き『マン』」の登場だよ!


当初はタレコミ電話を無視していた田中も、その後信憑性があると思い始め情報提供者に接触。話によれば、ホリメグはある著名人の隠し子らしく腹違いの妹もいて、3人が一緒に写っている写真も存在。田中は独自レポートを続け泊まり込みで記事を仕上げたけど、結果はボツ。実は“腹違いの妹”を名乗る女性が以前からそういったネタを振り撒いていて、今回田中がそれに引っ掛かってしまったというオチ。しかし弘子は、今までやる気を見せないでいた田中があれほど熱心に仕事をしていたことを、ちゃんと見ていたのでした。

弘子の「働き『ウーマン』」への変身がずっと続くと思ったけど、今回は田中の「働き『マン』」への変身が見られ、飽き気味だった心がいくらか吹っ飛びました。今後も弘子以外の人物の変身ぶりが見られるのかな?

○関連記事「働きマン・第1話」
○関連記事「働きマン・第2話」

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2007.10.22

ガリレオ・第2話

初回話の視聴率は関東でも関西でも楽々20%超えを達成し、いきなり好調なスタートを切ったようです。そして、何と早くも映画化決定のニュースが! 作家・東野圭吾さんによる「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編作で直木賞受賞作の「容疑者Xの献身」が元になるそうです。気になったキャストについても、ドラマレギュラー陣が担当するようで一安心。湯川こと福山雅治さんや薫こと柴咲コウさん他が、スクリーンでも活躍してくれるということですね。放送後の様子をしばらく伺う前に大決定か、これは相当気合いが入ってるなあ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「ガリレオ」
第2話「離脱る」

殺人事件が発生し、薫(柴咲コウ)は容疑者・栗田(石井正則)の事情聴取を行った。だが、栗田は事件当時、川沿いに止めた車の中にいたと容疑を否定。アリバイを裏付ける証拠がない中、その車を幽体離脱した際に見たという小学生・忠広(今井悠貴)が現れる。話を聞いた湯川(福山雅治)は、幽体離脱に興味を持つ。
○公式サイトのあらすじより

帝都大学の物理学科准教授・湯川(福山雅治)の研究室を訪れた貝塚北署の刑事・薫(柴咲コウ)は、10歳の少年が描いたという絵を彼に見せる。その絵は、ある殺人事件の容疑者のアリバイを裏付ける証拠になるかもしれないものだという。しかし、薫たちは、簡単にその絵を信じるわけにはいかなかった。何故ならその絵は、少年が幽体離脱して見たという風景を描いたものなのだ。

事件は、管内のワンルームマンションで起きた。その部屋に住む28歳のOLが腐乱死体で発見されたのだ。監察医の桜子(真矢みき)によれば、死因は扼殺による窒息死で、死後4週間が経過しているという。薫や弓削(品川祐)たちは、死亡推定時刻から、事件があった日に被害者を訪ねたと思われる保険外交員・栗田(石井正則)から事情を聴く。被害者の部屋に、彼の名刺があったからだった。 しかし栗田は、訪ねたのは前日で、被害者が殺害されたと思われる時間、川沿いに車を停めて寝ていたと主張する。そんな折、事件のことを知った上村(小市慢太郎)という男が、息子の忠広(今井悠貴)が描いたという、赤い車が停まっている川の絵を郵送してきたのだ。

薫は、上村の元を訪れた。上村のマンションからは工場が見えるだけで、その先にある川はまったく見えなかった。忠広は、熱を出して寝込んでいたときに幽体離脱し、そのまま窓から外に出て工場よりも高い場所から川向こうに止まっている赤い車を見たらしい。上村も、最初は忠広の話を信じなかったが、警察が川沿いに停まっていた赤い車を調べていると聞きつけ、絵を送ったのだという。

薫から事件の概要を聞かされた湯川は、子どもが幽体離脱したことに興味を示し、忠広に会いに行く。上村は、忠広には予知能力のようなものがある、と証言した。近所で焼肉店を営む幸恵(虻川美穂子)という女性が訪ねて来たときも、忠広は直前にそれを予言したというのだ。幸恵は、男手ひとつで忠広を育てている上村の家に、食べ物などを差し入れしているらしい。

湯川は、身体から魂が抜け出すなんて信じられない、と薫に告げると、物理学科第十三研究室の学生たちとともにこの一件の検証を始める。

そんなある日、薫は、弓削とラーメン店に行く。弓削は、忠広の証言をまったく信じていなかった。そのとき、店内のテレビに上村が映った。何と上村は、警察が息子の証言を無視した、と訴えていた。幽体離脱したという忠広の話に各局のワイドショーは飛びつき、貝塚北署にはリポーターが押し寄せた。

湯川は、薫とともに再び上村親子に会いに行く。ふたりは、幸恵の店で食事をしていた。上村は、テレビ出演でギャラをもらい、上機嫌だった。テレビ局からの電話で上村が席を外した際、湯川は、忠広に話しかけた。子どものころ、テレビに出た超能力少年の真似をしてスプーン曲げに熱中したこと、しかしその少年がインチキであることを告白し失望したこと――続けて湯川は、不思議なことを語るのはいいが、そこに嘘が混じると罪になる、と忠広に告げた。本当に空を飛んだのか、と忠広に尋ねる湯川。忠広はずっとうつむいたままだったが、車を見たのは本当だと言うと、湯川を見つめた。ほどなく、上村が戻ってきた。忠広は、何事もなかったかのように上村に笑顔を見せた。

湯川は、忠広が車を見たのは本当だと薫に告げる。そうでなければあの絵の存在を証明できない、というのだ。
あくる日、薫は、桜子の元を訪れ、遺体検案書などを再度チェックする。桜子によれば、犯人は被害者に馬乗りになって首を絞めたものと思われるという。被害者が女子柔道の優勝経験者であることを考えれば、小柄な栗田が犯人とは思えなかった。
一方、湯川は、上村のマンションの前に建っているガラス工場を訪れる。そこで廃材置き場などを入念に調べた湯川は、割れたような破断面の長靴を見つける。次の瞬間、湯川の頭の中に何かがひらめいた。

別の日、湯川は、上村親子と幸恵を研究室に呼び出す。そこで湯川は、砂糖水が入った水槽とレーザーポインタを使って、光が濃度の薄いところから濃いところに向かって屈折する現象を再現して見せた。同じ原理で起きる自然現象が蜃気楼だという。そのとき、薫の携帯電話に弓削から連絡が入った。弓削は、湯川の要請を受けた薫に頼まれて、例のガラス工場を調べていた。湯川の予想通り、事件があった日、その工場で液体窒素が流出するという事故が起きていた。液体窒素の流出で、工場内の床は急激に冷やされ、転がっていた長靴も凍りついた。

工場長(蛭子能収)たちは、慌ててマンション側と川側にある大きな扉を開けて換気をした。その結果、工場内に熱い外気が流れ込み、密度の違うガスの層ができた。そのとき忠広は、開け放たれたガラス工場の扉の先に浮かび上がった赤い車を見たのだ。

上村は、湯川の説を否定し、あくまでも幽体離脱だと主張した。が、幽体離脱を持ち出したのは上村であることを湯川に指摘されると、言葉を失った。そのとき、弱々しい声で、「本当に空を飛んだんです」と言い出したのは忠広だった。上村は、そんな忠広を制すると、研究室を後にする。忠広は、しばらく湯川を見つめ、小さく頭を下げて上村の後を追った。湯川は、ひとり残っていた幸恵に、忠広のために後を追いかけた方がいい、と声をかけた。決心した幸恵は、研究室を飛び出して、上村親子と一緒に帰り――。

あくる日、アリバイが証明された栗田は釈放される。その矢先、被害者と交際していた男がいたことが明らかになった。その男は、妻子があるにもかかわらず被害者と結婚の約束をしており、そのことで口論になった際、彼女の首を絞めて殺害したのだという。
薫は、湯川の元を訪れ、事件の報告をした。同時に、幸恵が、忠広が学校を休んだ日以外にも、上村家に食事を作りに入っていることも伝え…。


良かった、幽体離脱のウソだけで!


マンションと川べりは工場に遮られていて直接見られることは不可能。そこに幽体離脱のウソを並べてギャラを手にしていた上村親子。しかし、忠広が赤い車を見たのは真実だった・・・。それを湯川は、何らかの理由で蜃気楼が発生し光の屈折により見ることができたのを指摘。後に薫の元に入った電話で、発生理由が工場での事故によるものと判明。これにより彼の考察が全て実証でき、ウソを明確に見破ることができたというわけでした。

忠広の「言わされてる感」は私も気付きました。まあそれも「子役の演技が良かったため」と言うべきか。それを直感的に見抜き科学的にウソを見破った湯川と、小柄な栗田が馬乗りになって殺害できるわけがないと気付いた薫。見事でした。上村親子はウソをついたけど殺人事件自体には関与しておらず、その後幸恵が上村家に出入りする機会が多くなったようで朗らか気分。また事件の方は、真犯人が見つかって逮捕され栗田は釈放。その際弓削がポケットに手を突っ込みながら「俺はな、最初っからお前じゃないって思ってたんだよ」なんてカッコ良いセリフを言っていたけど、ちょっと待ってほしい。誤認逮捕しといて「お前」はないだろお前!(笑) ちなみに、そのシーンで警察署から出ていったパトカーが「品川ナンバー」だったのを見逃しませんでしたよ品川さん!

いや~、このドラマ、やっぱり面白いですね。映画化も問題無さそうだ!

○関連記事「ガリレオ・第1話」
○関連カテゴリ「白夜行」

「探偵ガリレオ」
原作小説「探偵ガリレオ」(東野圭吾)

「KISSして」
主題歌「KISSして」(KOH+)

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Perfume・HEY!×3で「ポリリズム」披露

広島県出身の女性3人組テクノポップアイドルユニット・Perfume(パフューム)が、10/22放送のフジテレビ系「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」に初出演しました。放送自体は、先週に続いて特別編「秋のオールスタンディングスペシャル!!」の「Part 2」。BoA、木村カエラ、RIZE、ET-KING、そしてPerfumeの5組が出演する内容でした。今回触れるのは、にわかファンの私も応援中のPerfumeのみです。

○関連サイト・フジテレビ「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」
http://www.fujitv.co.jp/HEY/
○関連サイト・Perfume公式サイト
http://www.amuse.co.jp/perfume/
○関連記事・Wikipedia「Perfume」
http://ja.wikipedia.org/wiki/Perfume

「ポリリズム」
Perfume「ポリリズム」

最近ようやく顔と愛称が一致するようになりました。今回歌った新曲「ポリリズム」のジャケ写で言うと、左上がのっち(大本彩乃)で、右上があ~ちゃん(西脇綾香)で、下がかしゆか(樫野有香)。仲良し3人組です。

○関連記事・ニコニコ動画(RC2)「Hey!Hey!Hey! - Perfume出演」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1340788

トークが結構面白かったです! あ~ちゃんは浜ちゃんに叩かれて喜んでいたし、他のメンバーも松ちゃんに上手く絡んでいたし。その後、野外ロケで歌われた「ポリリズム」へ。あらま残念、口パクでした(苦笑)。それに、中盤の“♪ポリリズムポリリズム・・・”の連呼部分も無かったし、やや不完全燃焼。まあ、良いか、その分PVで!

○関連記事・ニコニコ動画(RC2)「【PV】ポリリズム - Perfume」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1332570

○関連記事・ニコニコ動画(RC2)『公共広告機構「リサイクルマークがエコマーク。 」NHK30秒版』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm545927

Perfumeといったら、広島「ぱふゅ~む」時代のこの映像は必見! レア過ぎワロタ(笑)。

○関連記事・ニコニコ動画(RC2)「Perfume - OMAJINAI★ペロリ(コメント入り)」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1227457

Perfumeの3人は「アクターズスクール広島」の1期生で、小学5年生の頃から活動して今年で8年目。実は結構ベテラン? 上京してcapsuleの中田ヤスタカさんと組んでから知れ渡り始め、「ニコニコ動画」等でのMAD動画経由でファンが急増しCDも大売れ。1stアルバム「Perfume~Complete Best~」は結構良いですよ。一番好きなのは、4thシングル「ファン・サーヴィス」に収録されている「チョコレイト・ディスコ」かなあ。

「ファン・サーヴィス[sweet](DVD付)」
Perfume「ファン・サーヴィス[sweet](DVD付)」

今夏には、NHKと公共広告機構が共同で展開した環境保護PRのキャンペーンCMにも出演。こうしてNHKと絡んだのもあって、今年末は「紅白歌合戦」にも出演するかもしれませんね。今後もPerfumeの活躍に注目!

「Perfume~Complete Best~(DVD付)」
Perfume「Perfume~Complete Best~(DVD付)」

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2007.10.21

ハタチの恋人・第2話

「圭祐はさんまさんそのもの」と思い込んでしまったらもう止まらない。これが初回話を見ての第一印象でした。「さんまさんはやっぱりさんまさん」ってことで良いかな?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ハタチの恋人」
第2話「初めてのデート」

圭祐(明石家さんま)は、再び風太(市村正親)が滞在するホテルを訪れ、ユリ(長澤まさみ)との再会を果たす。圭祐を人気作家と勘違いするユリは、就職先を紹介してもらう魂胆で圭祐に連絡先を渡す。一方の圭祐は迷うものの、見かねた風太が勝手にデートの約束を取り付ける。戸惑う圭祐だが、デートの日を心待ちにする。
○公式サイトのあらすじより

圭祐(明石家さんま)は東京出張の宿泊先のホテルで、長い間音信不通だった旧友の鈴木風太(市村正親)と偶然再会した。圭祐は、風太から【森山リュウ】というペンネームで売れっ子流行作家として成功していること、ホテルのスィートルームで次の作品を執筆していることを聞く。その風太の部屋に泊まった圭祐は、ルームメイドのアルバイトをしているユリ(長澤まさみ)と運命的(?)な出会いをする。ユリは圭祐の初恋の相手・沢田エリと瓜二つ。しかも、ユリの付けていたネームプレートを読み間違えて、名前まで沢田エリと勘違いをしてしまう。次の日から圭祐は、夢でもみていたのではないかと仕事に身が入らない。一方、グラフィックデザイナーになることを目指しているユリは、就職先が見つからずに困り果てていた。ユリは、【森山リュウ】が宿泊している部屋にいた圭祐を【森山リュウ】だと勘違いをして、知り合いになれば就職先が見つかるかもしれないと、彼女もまた、勝手に運命的な出会いだと勘違いをしてしまう。

さて、翌週末にやってきた圭祐の東京出張の日。圭祐は、ユリとまた会えるかもしれないと心を躍らせる。風太の許可を得て、風太の留守中スィートルームで寛ぐ圭祐は、思わぬ展開で早速ユリと再会をするのだった。そして、ユリからゆっくり二人だけで会って話がしたいと誘いを受ける。もちろんユリは、知り合いになって自分の作品を見てもらって、そして就職先を…と考えているのだが、圭祐はそんな事は知る由もない。浮かれる圭祐はユリと次の週末の出張の日程にあわせて、映画を観に行く約束をするのだった。

ついに迎えた約束のデートの日。圭祐は風太から服を借りてデートへ、ユリも勝負服を着て、もちろん手には自分の作品を持ってデートに向かう。待ち合わせの場所で待っていた圭祐は、やってきたユリの姿を見て一瞬でハートをぶち抜かれてしまう。早速映画館へと向かい、50オトコの圭祐とハタチのユリのデートが始まるのだが、事態は思わぬ展開に!?


勘違い二人にストーカー一人って、おい!(笑)


突然ユリに「二人だけで会いたい」と言われた圭祐。圭祐が「森山リュウ」だと思って就職のため近付いたユリ。そんな二人の勘違いデートに、由紀夫(塚本高史)がかなりの至近距離で尾行。何だいこれ~。でも、勘違いながらなかなか良い感じのデートになっていったのに、途中でユリが圭祐を本物の森山リュウこと風太と間違えていることに気付き終了。どうしたこれ~。私は困ってしまいました。それだけの感想しか抱かなかったのです(苦笑)。

やっぱり、「さんまさんはやっぱりさんまさん」ってことで(おい!)

○関連記事「ハタチの恋人・第1話」

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2007.10.20

バレエ「くるみ割り人形」を観てきました

バレエの「くるみ割り人形」を観てきました。これはあるバレエスクールの5周年記念公演で、外部の男性プロダンサーを交えたスクール生徒たちによる演目です。このたび、主役格の生徒さんのコネのコネのコネくらいのつながりで前売チケットを購入し、「本物のバレエ」というものをこの目で見てきたというわけです。何気に楽しみにしていました。

○関連記事・バレエ教室.com「神谷久実子バレエスクール」
http://www.ballet-lesson.com/shop/4500.html
○関連記事・豊田市文化振興財団 豊田市民文化会館「催し物スケジュール(10月)」
 (大ホール・10/20「くるみ割り人形」全幕公演)
http://www.cul-toyota.or.jp/sisetuda/simin_bunka1-4sche_a.html
○関連記事・Wikipedia「くるみ割り人形」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%BF%E5%89%B2%E3%82%8A%E4%BA%BA%E5%BD%A2

○バレエ「くるみ割り人形」のシーン別感想

●バレエ鑑賞までのエピソード
「バレエ」というと、テレビで見たことがある程度。そんな私ですが、今回の話を受けて「こっ、これは!」と超反応。チャイコフスキーによるバレエ組曲「くるみ割り人形」が大好きなんですよ。近年のクラシックブームが訪れるずっと前からですよ。いつかオーケストラのコンサートを聴いてみたいと思っていたけど、その前に今回のような話が舞い込んだので、「まずはここから始めてみっか!」と思い立ったわけです。ただ、決して軽はずみな決定ではなかったことを強調しておきます。これまでに数度、スクールの定期公演のチケット話を受けていたけど、「行って良いものなのかどうなのか?」と自問していただけ。しかし、今回は「くるみ割り人形」に加え「5周年記念公演」というのが大きく、ようやく踏ん切りが付いたと・・・。

●バレエを観たことがないオレが来ましたよ
会場へ出向くと、生徒の親御さんや友達と思われる人がたくさん。しかも、ほとんどが女性で「こっ、これは!」と超反応。開場時間まで列に並んで待っている間、さすがに恥ずかしさを覚えました。が、そんなの関係ねえ!(と心の中で呟きつつ気を紛らすでござるの巻)

●開場時間来たる
17:30になりました。はい、開場~。全自由席なのもあって、開場と同時に鑑賞しやすい座席へ向かってダッシュする小さな子供たち。なるほど、良いダッシュだ(笑)。私は撮影用機材が設置されていた中段席横辺りの座席を確保しました。座ってしばらくしたら、それより前の席は全て埋まっていました。そして周りはやはり女性ばかり。この状況は、焦ります、マジで。場違いだと勘違いするくらいに。それで、子供たち(特に女の子)の様子を伺ってみると、ケータイをいじったりニンテンドーDSで遊んだりiPodで音楽を聴いていたりと、皆が近代機器で時間潰しをしているではありませんか。「そうか、今時の子供は『りぼん』や『なかよし』を読まないんだなあ」なんていうのが、たぶん私の大きな勘違い。荷物がかさ張るっつーの! ちなみに、イカの燻製を食べてる子供もいたよ!

●開演時間来たる
18:00になりました。はい、開演~。幕が静かに上がっていく間、私も緊張していました。「さあ、始まるざますよ」、「行くでがんす」、「ふんがー」、「まともに始めなさいよ」・・・、いやいやかなりまともに始まってますよ。

●第1幕
以後、バレエ鑑賞ド素人の語ることなので、多少の失言には目を瞑ってくださるようお願いします。冒頭はクリスマス・イヴのパーティーのシーン。大人や子供がパーティー衣装を着て踊っていたんですが、私は「学芸会」のように思っていました。うーん、悪い意味ではなく、この後もずっとこういう衣装で踊るシーンばかりなのかなあ、こういうものなのかなあ、という具合に。しかし、その思いは良いように打ち砕かれました。途中から、テレビでも良く見るバレリーナのスタイルで踊るシーンが。これはすごい! 初めて生で見た!

●小休憩
続く「第2幕」までの間、しばしの休憩。客としての話だけど、映画なら約2時間ぶっ通しで見られる反面、バレエでは「小休憩は絶対必要」と思ってしまいました。「何でだろう?」と考えてみたんだけど、スクリーンの映像を見るのとステージ上の人間一人一人を見るのでは大きく違って、後者は踊って動き回る人間を目で追い続けることで疲れを感じてしまうのかなあと。この間トイレに行ったんだけど、女子トイレでは長い待ち行列ができていたのに、男子トイレでは私以外に誰もいなくガラガラ。それほど「女の園」状態だったんですよ。これは真面目な話だけど、男子トイレを臨時で女子用にしてしまって、男子は別の所にある男子トイレに導くべきだったかな。だって男子は少なかったし、小だったらシャーで終わるし。ほんと、ガラガラの男子トイレを指して「こっち使ってください^^」なんて言いたかったくらい。

●第2幕
ここからは、いわゆる「テレビで良く見るバレエ」の連続でした。やっぱりバレエをやっている女性は美しい。「ダイエットにどうぞ」って感じです。「絶対キレイになってやれ」って感じです。まあ、男性によるバレエも力強さという面で美しかったけど、女性ダンサーの体を支える「神の手」ばかり気にしていたかも(笑)。それも「テレビで見る」と「生で見る」の違いによるものか。そうそう、バックで流れている「くるみ割り人形」にはずっと聴き惚れていました。中でも有名な「花のワルツ」が流れたシーンでは、皆が華やかに踊っていて素晴らしかったです。決め所で足がもつれてやや決まらなかったことも数度あったけど、全体を通して観た私はとりあえず満足。終幕後のフィナーレでは、出演者全員がステージ上に現れ、観客たちは暖かく拍手。これもまた素晴らしいものがありました。

●一番泣けたシーンをこっそり教えるよ
それは、大人のダンサーがキレイにまたはカッコ良く踊ったシーンでもなく、主役格の数人の生徒さんが頑張って踊ったシーンでもなく。実は、小さな小さな生徒さんたちが無邪気に踊っていたシーンでした。もう本当に小さいのに、ちゃんとバレエの基本姿勢を保ってトゥでステップ踏んで動き回っているんですね。「うわ~、頑張っちゃってる~」なんてね。あの光景は、泣けます、マジで。でもこうして小さい頃から基礎を固めた結果、世界に通じるようなダンサーが次々と生まれていくんですね。さあ、羽ばたけ、生徒さんたち!

何だかいろいろ勉強になった一日でした。出演者の皆さん、観客の皆さん、お疲れさまでした!

「英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》全2幕」 「英国ロイヤル・バレエ団 くるみ割り人形(全2幕)」
「英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ チャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》全2幕」
「英国ロイヤル・バレエ団 くるみ割り人形(全2幕)」

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2007.10.18

医龍 Team Medical Dragon2・第2話

初回話の「2時間18分スペシャル」は前半1時間を見終わった時点で痛恨の転寝をしてしまい残念な思いをしたけど、「きっとドラマの中の誰かさんに麻酔を打たれたんだなあ」と思い込んで今を生きています。現在こちらでは前作「1」の再放送をやってるんですよね。それを見ればいくらか補完できる気がして。いや、できないっつーの(笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「医龍 Team Medical Dragon2」
第2話「捨てられる患者」

朝田(坂口憲二)らの手術が報道され、明真大学付属病院に注目が集まる。一方、提携した北洋病院は、優秀な医師が明真に移籍して危機状態に。野口(岸部一徳)は朝田に、明真を世界有数の心臓外科病院にするためだと野望を明かし、協力を求める。そんな中、手術を受けた元患者(牟田悌三)が、胸の痛みを訴え現れる。
○公式サイトのあらすじより

朝田龍太郎(坂口憲二)、藤吉圭介(佐々木蔵之介)、伊集院登(小池徹平)、荒瀬門次(阿部サダヲ)、里原ミキ(水川あさみ)…。元チーム・ドラゴンのメンバーを再結成させたのは、北洋病院のオーナー、片岡一美(内田有紀)だった。

外資系投資会社の重役である片岡は、経営困難に陥った北洋病院に融資し、滞る返済の形に営業権を握ったのだ。そして、明真大学附属病院と業務提携。優秀な医師を明真に送り込み、逆に明真からは金にならない患者を引き受ける。ゆくゆくは、北洋病院をつぶし、富裕層専門に特化した人間ドッグにする腹積もりだ。

この片岡の計画は、心臓移植認定施設を旗頭にした大規模病院、メイシンメディカルシティーの建設を3年後に行おうとする野口賢雄(岸部一徳)の構想に合致。野口と片岡は、そのタッグを強固なものにする。

野口は、メディカルシティー構想を朝田に話す。野口の構想には、その核に朝田のゴッドハンドが不可欠なのだ。しかし、病院経営を最優先する野口の考えに、朝田は真っ向対立。アメリカで心臓移植を学んだのは患者のためで、帰国の目的はもう一度、自身のチームを作るためだと言明する。そんな朝田に声援を送り、協力は惜しまないと持ち上げる野口だが、自分の構想を邪魔するものは許さないと冷ややかに告げた。

そんなある日、明真に西沢孝文(牟田悌三)という老患者が、孫の翔太(山本裕典)に付き添われて現れた。西沢は、受付で心臓の不調を訴えるのだが、応対した看護師は何度来ても診察結果は変わらないとにべもない。翔太は、数年前、西沢に手術を施したのは明真だと憤る。しかし、専門病院に特化しつつあると言う内科医は、西沢に北洋病院へ行くよう告げた。様子を見ていた伊集院に、木原毅彦(池田鉄洋)は、だたのクレーマーだと言い切る。

その頃、野口の部屋を北洋病院院長、善田秀樹(志賀廣太郎)が訪ねていた。金持ち相手のメディカルシティー構想に批判的な善田。すると野口は、地域医療を目指そうとしたために善田の病院経営は破たんしたと突きつける。

夕方、報道陣を前に、野口はメイシンメディカルシティーの設立を公表。しかし、野口とともに居並ぶ教授たちの中に、朝田の姿はない。質疑応答に入ると、報道陣をかき分けるように、男が野口に近づく。翔太だ。翔太は持っていたペンキを、メディカルシティーの完成図にぶちまける。騒然となる場内で、藤吉だけが冷静に翔太を見つめていた。

翌日、伊集院と木原の話題は、騒ぎを起こした翔太のことに。木原は、伊集院に西沢が8年前に僧帽弁置換術のオペを受けたと教える。歳をとれば、不整脈のひとつもでるだろうと問題視しない木原。そんな話をしていると、2人の目の前を当の西沢と翔太が藤吉に伴われて歩いて行くではないか。

野口の部屋では、片岡が北洋に移籍させる医局員を尋ねに来ていた。野口のリストを見た片岡は、朝田の名がないことを指摘。片岡は、朝田は野口の構想には諸刃の剣になると言う。たとえリスクがあっても朝田の腕は必要と唱える野口。すると片岡は、朝田より優れた医師がいるとしたら? と、謎をかける。片岡が部屋を辞すのと入れ替わりに、医局員が飛び込んで来た。話を聞いた野口の顔色が変わる。

西沢の診察を終えた藤吉に、伊集院は野口の神経を逆撫でしない方が良いと忠告。クレーマーと決め付ける伊集院に、西沢を自分で診察したのかと問う藤吉。答えられない伊集院に、藤吉は先ほど診察したカルテを見せる。そこには、重大な疾患が見て取れた。

西沢の精密検査が行われ、朝田は再手術が必要だと判断。すぐに入院手続きをとろうとするのを野口が遮った。野口は、朝田に最後通告。それでも逆らう朝田は…北洋への異動が言い渡される。西沢の診察を進めた、藤吉、伊集院も同じ処分を受けた。野口が、こだわっていた朝田を切ったのには裏がある。片岡が、朝田に代わる医師を用意していたのだ。

朝田たちの他にも、医師たちの北洋への異動が行われる。血管外科の外山誠二(高橋一生)、麻酔科の小高七海(大塚寧々)、消化器外科の松平幸太朗(佐藤二朗)らだ。彼らは、いずれも何らかの問題を抱えている。

やる気のない医師たちの中で、ひとり必死なのが善田。患者を思う善田に、朝田は北洋でチームを作ると約束した。一方、北洋での西沢の手術を伝える片岡に、野口は必ずオペは失敗すると断言。その理由は…。


危ねえ、放送3分前の帰宅だった!(笑)


「またやってもうたぁ!」になるところだったけど、ギリギリ滑り込みセーフ。じっくり・・・、ではないな、フウフウ言いながら見ることができました。それに、今回第2話の冒頭で初回話のダイジェストをざっと振り返ってくれたので、何とか、まあ何とか補完することができました。今後は録画予約しておかないとヤバそうだな・・・。

怪しい片岡の悪巧み。彼女は野口を手を組み、メディカルシティー構想の実現に向けて突き進むだけ。しかし、朝田のように同意しない人物もおり、ついには野口は彼を切ることに。その代わりとなる医師は、何らかの問題を抱えた者ばかりで、見るからに怪しい雰囲気を醸し出しているばかり。何かいろんな意味で、「1」よりも雲行きが怪しいんですが?

院内での勢力争いはいつでも語れるから置いといて、言いたかったことを一点だけ。西沢家の二人が病院に訪れたシーンで、診察について看護師へ不満そうに問い質していたけど、その看護師の応対ぶりが酷かったのなんの。まずタメ口だし、「お前それ言うか?」みたいな言葉ばかり並べていたし。それこそ「こんな病院なんか切れ!」なんて思ってしまいました。実際自分が当事者だったら、すぐに切っていたね。だってそこ、見るからに雲行きが怪しいもん。

○関連記事「医龍 Team Medical Dragon2・第1話」
○関連記事「いいとも2007年秋祭・ゲームという名のオペ」
○関連カテゴリ「医龍 Team Medical Dragon」

「医龍 Team Medical Dragon」DVD-BOX
「医龍 Team Medical Dragon」DVD-BOX

「医龍―Team Medical Dragon (1)」「医龍―Team Medical Dragon (2)」「医龍―Team Medical Dragon (3)」「医龍―Team Medical Dragon (4)」
「医龍―Team Medical Dragon (1)~」(乃木坂太郎 著, 永井明 原案)

「ONE」
主題歌「ONE」(AI)

「Believe」
主題歌「Believe」(AI)

「医龍 Team Medical Dragon」オリジナル・サウンドトラック
「医龍 Team Medical Dragon」オリジナル・サウンドトラック

「白い巨塔」DVD-BOX 第一部 「白い巨塔」DVD-BOX 第二部
「白い巨塔」DVD-BOX 第一部/第二部

「救命病棟24時 第3シリーズ」DVD-BOX 「救命病棟24時スペシャル2005」
「救命病棟24時 第3シリーズ」DVD-BOX/「救命病棟24時スペシャル2005」

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2007.10.17

働きマン・第2話

第一印象が「こっち見んな!(笑)」だったこのドラマ。まあこういう演出もたまには良いでしょう。見ていられなくてテレビの電源を切ることは無いですから。むしろ楽しみ始めているところです。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「働きマン」
第2話「女の敵はオンナ!?」

松方(菅野美穂)は、海外進出を目指す日本人を紹介する企画が通り、メジャーリーグからのオファーが殺到する野球選手・志村(上地雄輔)の取材へ。だが、男性記者らに邪魔者扱いされ、取材できない。そんな中、松方は同僚で志村の番記者・野川(釈由美子)が女性らしさを活用して仕事していることに嫉妬する。
○公式サイトのあらすじより

久しぶりに恋人・新二(吉沢悠)が部屋に泊まった朝、「結婚式どうする?」 と聞かれた松方弘子(菅野美穂)は、友人の結婚式の話なのに思わず自分たちのことと勘違いし、妙に動揺してしまう。結婚はしたいが、仕事のことを考えるとなかなか踏み出せない――。「こんなんで私は嫁にいけるのか?」 とつぶやいてしまうのだった。

ある日、『週刊ベースボールキング』 の編集者・野川由実(釈由美子)が、『JIDAI』 編集部に結婚の挨拶にやって来た。笑顔を振りまく彼女の周りには、成田(沢村一樹)や小林(荒川良々)ら男性陣が自然と集まってきている。梶(吉瀬美智子)はそれを、「男の方からかしずいてくるお姫様系の魅力、姫力」 だと説明する。

弘子は、“世界に斬り込む日本の侍たち” という企画が通り、田中(速水もこみち)と共に取材することになった。弘子が企画の目玉としてどうしてもインタビューを取りたいと考えたのは、メジャーからもオファーが殺到しているプロ野球選手・志村純司(上地雄輔)。だが、取材嫌いで有名な志村は、アポを取ろうとしてもまったく受けてはくれなかった。思い切って練習グラウンドに行って直接交渉も試みるが、志村の周りを囲む番記者たちに阻まれ企画書さえ受け取ってもらえない。

そんな時、弘子は、番記者たちの輪の中で余裕の笑顔で志村と話をしている由実を見かけた。由実は 『週刊ベースボールキング』 で、志村の密着コラムを連載しているのだ。「志村選手を紹介してほしい」 と由実に頼み込む弘子。由実は渋々企画書を受け取り、志村に渡すことには同意したが――。


またこっち見た!(笑)


冒頭からやってくれましたね。今回はスタート直後から「さあ来い!」と構えていたから、ちゃんとキャッチャーミットで視線を収めました。って、何やってんだろ、自分・・・(笑)。

可愛さを取り柄に仕事を成功させていたと思われた由実。しかし、その裏では日々地道な努力をしていたという。彼女のスクラップやこれまでの連載記事を読破してそれを悟った弘子は、誤解していたことを頭を下げて謝罪。そしてすぐさま「働きマン」モードに切り替えると、自らが関わる企画について志村選手に熱弁し、何とかOKをもらうことができました。その後、由実は連載記事の執筆を終了させ結婚へ。その当日、ブーケの花束を偶然拾いやがった田中(笑)はそれを弘子に手渡し、彼女は不満そうな顔をしながらも手放さなかった、という話でした。

同僚に対してプライドを見せ付けている弘子だけど、自らの誤りは素直に認め、頭を下げて謝ったのは何だか意外でした。彼女は仕事一筋でありながら、新二との恋愛も難無く続けていて、今の所は上手いこと両立できていますね。今後もそのバランスが保てるかが心配ではあるけど、困った時はこっち見てくれ。「頑張れ、働きマン!」となら励ましてあげられる(おいおい)。

○関連記事「働きマン・第1話」

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2007.10.16

みなみけ・第2話

アニメ「みなみけ」の第2話を見ました。
[東海地区:テレビ愛知にて10/15深夜(10/16)に放送]

○アニメ「みなみけ」公式サイト
第2話「おかしな学校」

南さんちの三姉妹。高2の春香・中2の夏奈・小5の千秋。
それでは今日も自分用メモ。

学校を辞めると言い出したマキ。
理由はスカートの強制。
そこでアツコがブルマの着用を推奨。
翌日、何故かマキではなくアツコにブルマを着用させて投稿。
春香、マキに向かって「自分で試しなさい」。
07101601

男女が一緒にいる時の「おかしなこと」っていったい何?
千秋、訳も分からず学校で「おかしなこと」連発。
夏奈、千秋の「おかしなことは起こりませんでした」を聞いて驚く。
春香、同じく「私だってまだ、へ?」と驚く。
しかし、妹たちの反応は・・・。
07101602

千秋の付けるあだ名は絶妙でクラスでも評判らしく、
ある日クラス全員のあだ名を付けることに。
マコトは安易に「マコちゃん」。シュウイチは「プレーンヨーグルト」。
ついでに、千秋自身のあだ名を付けさせてみると、
出てきた名前は「姫」。マコトは思わず「姫~?」。
07101603

掃除の時間。マコトはチリトリ係を買って出て大はしゃぎ。
千秋は掃除道具を持って「黙って早くやれ、バカ野郎」と一言。
その後の二人のチームワークはとても悪く、
マコトは千秋にホコリを勢い良くかぶせてしまい、
彼女は彼へバケツに水を入れて持って来させ「立ってろ」。そのまま夜になった。
07101604

夏奈は千秋の勉強の邪魔ばかり。理由は「怠けている」と思われるため。
その千秋は、大好きな春香に褒めてもらいたいため「茶の間で勉強作戦」。
夏奈は千秋になぞなぞみたいな問題を出されても全て誤答。
「男女が一緒にいると起こる『おかしなこと』を400字以内で説明せよ」には、
「それはそれはおかしなことなんだよ」。ダメだこりゃ。
ちょうど帰宅した春香に問うと、
困った挙句「まあまあそれはおいといて 夕食について各々意見をのべよ」。
夏奈は「うどん!」。千秋は「カレー!」。
春香は「はい! カレーうどんにしましょうか!」。二人「はーい!」。
07101605


おかしな学校よりもおかしな三姉妹(笑)


○関連記事「みなみけ・第1話」

「みなみけ 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)」 「みなみけ 2 (2)」 「みなみけ 3 (3)」 「みなみけ 4 (4) (ヤングマガジンコミックス)」
原作コミックス「みなみけ (1)~」(桜場コハル)

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2007.10.15

ガリレオ・第1話

作家・東野圭吾さんのシリーズ小説「探偵ガリレオ」が、このたびフジテレビ系でドラマ化されました。てっきりタイトルもそのままかと思いきや、「探偵」が外れて「ガリレオ」に。それだけでもイメージが随分変わるものです。東野さんの小説は「白夜行」と「手紙」だけ読んだことがあるけど、彼独特の文体や説明や構成は大好き。それだけにドラマ化の話が発表された時はうれしかったけど、さらにメインキャストが“福山雅治&柴咲コウ”ときたもんだから、もうたまらんです~。というわけで、今クールで最も期待していたドラマが、ついに始まりました!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「ガリレオ」
第1話「燃える」

難事件に挑む刑事と天才物理学者の活躍を描く。深夜、閑静な住宅街で騒いでいた若者の頭が、突然炎上した。新米刑事・薫(柴咲コウ)は発火の原因が分からず、先輩の草薙(北村一輝)に相談。草薙から物理学者の湯川(福山雅治)を紹介される。薫は、不可解な現象を科学的に解析するという湯川に協力を依頼する。
○公式サイトのあらすじより

湯川学(福山雅治)は、帝都大学理工学部物理学科の准教授。容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能で、女子学生からは圧倒的な人気を得ている男だが、学問以外のことにほとんど興味を示さない変人でもあった。
貝塚北署の新人刑事・内海薫(柴咲コウ)は、尊敬する先輩刑事・草薙俊平(北村一輝)の紹介で、その湯川がいるという第十三研究室を訪ねる。草薙の助言に従って、管内で起きたある事件について彼に捜査協力を求めるためだった。“ミステリーハンター”の異名を持つ草薙は、数々の難事件を解決した功績が認められ、本庁への栄転が決定していた。だが、その草薙いわく、自分が解決した事件は、大学時代の同期で、仲間内で“変人ガリレオ”と呼ばれていた物理学の天才・湯川の協力のおかげだというのだ。

事件は、前夜10時20分ごろ、閑静な住宅街で起きた。通りの一角にいつもたむろして騒いでいた若者グループのひとりが、突然、頭が発火して死亡したのだ。先輩刑事の弓削志郎(品川祐)とともに現場に向かった薫は、彼らがそこでネズミ花火をしていたことを知る。しかし、監察医・城ノ内桜子(真矢みき)によれば、被害者は頭蓋骨が炭化するほどの熱傷を負っているという。ネズミ花火が原因とは考えられなかった。
湯川の助手・栗林宏美(渡辺いっけい)は、捜査に協力してもらおうと話を持ちかけた薫のことを必死で止めようとした。これまでにも草薙から事件の相談を持ち込まれ、何かと研究の邪魔をされてきたからだった。しかし、そんな栗林の願いもむなしく、湯川は人体が突然発火するという現象に強い興味を抱く。
湯川は、薫とともに事件現場を訪れた。薫から説明を聞きながらも、湯川は絶えず周囲を観察している。何かを得たような湯川のようすを見た薫は、焼死の原因がわかったのかどうか尋ねた。すると湯川は、突然笑い出し、「さっぱりわからない」と答えた。

別の日、再び事件現場を訪れた湯川たちは、何かを探すように空を見上げている幼い少女・真奈(北村燦來)に出会う。実は薫は、事件があった日も同じように空を見上げていた真奈に気づき、声をかけていた。すると真奈は、空に赤い糸が浮かんでいた、と答えたという。子ども嫌いの湯川は、真奈から詳しい話を聞くよう薫に命じた。すると真奈は、事件の3ヵ月ほど前の七夕の夜にも、湯川の身長ほどの高さに真っ直ぐに浮かぶ赤い糸を見た、と答えた。

その言葉がきっかけで何かがひらめいた湯川は、現場近くで機械部品などを作っている時田製作所に注目する。同社社長の時田(小林すすむ)は、薫が刑事だと知って困惑しているようだった。その間、工場内を見て回っていた湯川は、棚のパレットに入っていた部品のひとつを手に取った。それを注意したのは従業員の金森(唐沢寿明)だった。時田から事件のことを尋ねられた湯川は、自然発生したプラズマによる事故ではないか、と答えた。湯川は、そういうことが起こりやすい場所がある、と続けると、もしもう一度同じ場所で起これば捜査は打ち切りになる、と言い出す。

時田製作所を出た薫は、湯川に詰め寄り、説明を求めた。しかし湯川は、まだ仮説の段階なのだから教えられない、と答え、「実に面白い」と言って笑みを浮かべる。薫は、そんな湯川の態度にキレ、「ふざけるのもいい加減にして!」と彼を怒鳴りつけてしまう。

あくる日、薫のもとに湯川から妙な絵文字が使われたメールが入った。そこには、会って話がしたい、と記されていた。
湯川は、第十三研究室にやってきた薫に、怒らせるつもりはなかった、と謝った。薫は、そんな湯川に、それならばどうして人体が発火したのか教えてほしい、と告げた。しかし湯川は、まだ実証ができていない、とそれを断る。すると薫は、「女の武器を使え」という桜子のアドバイスに従って、突然、何故自分が刑事になったのかを話し始めた。子どものころ、旅行先のロスのホテルで、隣室の中国マフィアに間違えられて、両親と姉を射殺された、と涙ながらに話す薫。「だからもし今度の事件に犯人がいるのなら絶対に捕まえたいんです」と訴える薫に負けて、湯川は、彼女をある場所に案内する。

湯川と薫が訪れたのは、山奥にある大学の実験場だった。そこには事件現場が再現されており、学生たちが実験の準備を進めていた。湯川が立てた仮説は、時田製作所から炭酸ガスレーザーを発射し、鏡の反射を利用してターゲットに当てた、というものだった。

あくる日の夜、薫は、弓削とともに事件現場で張り込みをしていた。湯川が撒いたプラズマ自然発生説の罠に、犯人がかかるかどうかが勝負だった。と、そのとき、車の横にひと筋の赤いラインが走り、次の瞬間、置かれていたゴミが燃え出した。車を飛び出した薫は、時田製作所に急いだ。薫は、その途中の電柱に、金でコーティングされた鏡が設置されていたることも確認していた。
薫が時田製作所に侵入すると、炭酸ガスレーザー装置の発射口が開いた窓に向いていた。傍らには、ノートパソコンがつながれており、電話受信ソフトが起動している。するとそこに、ひとりの男が入ってきた。それは、金森だった。

取調べを受けた金森は、レーザーを発射したことを認めた。朗読ボランティアをしている金森は、毎晩騒いで録音を邪魔する連中を脅かすためにやっただという。まさか人に当たるとは思わなかった、と金森はうなだれた。

薫は、草薙に事件の経緯を報告し、金森が事件後に録音したというテープを一緒に聞く。すると草薙は、何か違和感がある、と言い出し、湯川のことに触れた。実験の費用を請求されるかもしれないからいますぐ行った方がいい、と草薙に言われた薫は、慌てて実験場に向かった。

薫が実験場に到着すると、湯川たちはまだ実験を続けていた。すでに42回も失敗しているのだという。原因は、炭酸ガスレーザーが、光軸のずれや温度差などの条件で、経路調節の役目を果たすヘリウムネオンレーザーのように安定しないためだった。薫は、費用は払えない、と言って実験を止めさせようとした。が、湯川はさらに実験を続け、43回目の実験で、遂にマネキン人形の頭部を発火させることに成功する。
それを見ていた薫は、「こんな遠回しなやり方で…気の弱い人間なのね、金森は」とつぶやいた。すると湯川は、43回目で成功したというのは何を意味しているか、と薫に問いかけた。犯人は、湯川たちがそうだったように、3ヵ月以上も前から試行錯誤を繰り返し、失敗を検証して、遂に成功させた、というのだ。「つまり、42回の殺人未遂があったんだよ」という湯川の言葉に、薫は衝撃を受けていた。

貝塚北署に戻った薫は、取調べ中の金森に詰め寄った。金森が事件後に録音した『車輪の下』最終章に触れ、人を殺したことを後悔している人間が事件の後にあれほど穏やかに朗読できるはずがない、と告げる薫。すると金森は、急に苛立ったように腿で何度も机を蹴り上げると、「あいつらは生ゴミだ」などと言い出し…。

薫から、金森を送検したという報告を受けた湯川は、研究室に戻った。するとそこで、栗林がテレビを見ながら食事をとっていた。『刑事クラリス』というそのドラマのオープニングにかぶさるナレーション。それは、あのとき薫が泣きながら湯川に打ち明けた、刑事になった理由とまったく同じだった。湯川は唖然となり…。


ガリレオ、じゃなくてマシャ様、キターッ!


ちなみに私は男性ですが(笑)、同性として彼のファンなのであります。理由としては、見習いたいルックスや、歌いやすい楽曲や、ラジオ番組等でのトークや、その他諸々。「福山さん」ではなく「マシャ様」と呼んでしまうのは、彼の大ファンだったネット友達が良く言っていたせいかも。ああそういえば、その友達も同性だった、うはっ(笑)。まあこのように、女性ファンが圧倒的に多い中で男性ファンも意外に多いということを、少ない統計データから導き出してお伝えしたまでです。説得力ねえ~。

さて、謎の焼死事件が発生したことで、ひょんなことからタッグを組むことになった「ガリレオ」こと湯川と新人刑事の薫。事件現場を訪れると、湯川は至る所に目を付け薫の得た証言にも耳を傾け、いつの間にか大学の実験場にて炭酸ガスレーザーによる大規模な装置を使い、学生たちと再現実験を試みていました。結果的には、巧妙な仕掛けで犯罪に及んでいた時田製作所の金森が逮捕。しかし湯川は実験をいまだに続けていて、43回目の実験でやっとマネキン人形の頭部に引火させることができて満足。そこには、42回もの試行を繰り返しつつも努力を重ね検証し続けて成功させたのと同じような、金森の深い執念の気持ちが含まれていて・・・。

一見してマイペース。検証大好きの理論派。そんな湯川だけど、事実の「点」を「線」に変えていく過程がとても良かったなあ。湯川と薫の意思はいつも微妙にずれていたけど、局所的に重なり合う部分が発生し、そこでは彼の見解が圧倒的に炸裂するという展開。最初は「この人何?」なんて思っていただろう薫も、今回の一件で彼を見直していましたね。なかなか良いコンビ。「期待は裏切られなかった」と言えましょう。マシャ様~! コウ様~!

ところで、湯川を始めとする出演者数名が、スポンサーの「旭化成」のCMに出ていましたね。講義風景はそのままで、湯川が淡々と持論を説明するという内容で、2パターンあるようです。話によると「ドラマの世界観と企業メッセージを重ねたタイアップCM」だとか。これ、かなり成功していると思うんですが、そこんとこどうでしょう湯川さん、いやガリレオさん、いやマシャ様?(しつこい?)

○関連カテゴリ「白夜行」

「探偵ガリレオ」
原作小説「探偵ガリレオ」(東野圭吾)

「KISSして」
主題歌「KISSして」(KOH+)

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2007.10.14

ハタチの恋人・第1話

明石家さんま&長澤まさみの共演が早くから騒がれていたTBS系ドラマ「ハタチの恋人」がようやくスタートしました。他局のフジテレビ系「FNS27時間テレビ」内の深夜コーナーで、さんまさんが長澤さんとのドラマ共演をポロッと言ってしまったんですよね。まあ、そんなラブコールが実ったということで、見てみましょ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「ハタチの恋人」
第1話「出会う前から大好きでした」

50歳の男性と20歳の女子学生の恋を描いたコメディー。大阪で家族と暮らす会社員の圭祐(明石家さんま)は、出張で東京へ。宿泊先のホテルで、有名作家になった友人・風太(市村正親)と再会する。そんな中、ホテルでバイトをする専門学校生のユリ(長澤まさみ)は、圭祐を風太と勘違いして接近。圭祐は昔の恋人とうり二つなユリに驚く。
○公式サイトのあらすじより

50歳のサラリーマン・井上圭祐(明石家さんま)は、二十余年大阪の食品会社の営業畑で懸命に働いてきた。そして、妻・小百合(森下愛子)をこよなく愛している。圭祐の愛の軌跡を語った「オレの恋愛三部作」(「第一部・出会い編」「第二部・純愛編」「第三部・婚約編」)は、今や部内でも伝説化している。初恋の人との突然の別れ、彼女の失踪。そして、傷ついた圭祐の前に救世主のごとく現れたのが、小百合なのだ。

そんな圭祐が今、いちばん憂鬱なのは東京への出張。お世辞にも良いとはいえない大阪支社の営業成績を報告しなければならないからだ。今回もこってりしぼられた圭祐は、宿泊するホテルで偶然先輩の風太(市村正親)と出会う。風太には、昔、金や女のことでさんざん迷惑をかけられたが、その風太が今は東京で「森山リュウ」というペンネームのベストセラー作家となり、圭祐が泊まったホテルのスィートルームに“カンヅメ”だという。その日以来、圭祐は出張の度に風太の部屋に出入りするようになる。そしてその場で圭祐にとって運命の出会いが…。

その女性の名前は沢田ユリ(長澤まさみ)。グラフィックデザインの専門学校生でホテルのルームメイドのアルバイトをしている。彼女は、ある目的から中年男・圭祐に近づく。中身は「オバチャン」だが、可愛い顔に“魔笑”と呼ばれる抜群の笑顔で、ユリは男たちを魅了する。しかも彼女はなんと圭祐の「恋愛三部作」の初恋の人にそっくりなのだった!!


圭祐がさんまさん自身にしか見えん!(笑)


まあ予想はしていたけど、「あれはさんまさんそのもの」と思い込んでしまったらもう止まらない。っていうか、このドラマは同局系の名作ドラマ「ふぞろいの林檎たち」を意識してるわけ? 「圭祐」ってサザンの桑田圭祐さんの名前から取ってるじゃん。「エリ(圭祐の初恋の相手)」ってその主題歌「いとしのエリー」から取ってるじゃん。そういえば、序盤のカラオケ屋のシーンで「ふぞろい」を思わせる演出の中で熱弁してたじゃん。それなら、サザンの曲を主題歌にしたら良かったのに、なんていう安易な感想。そのうち、さんまさんが出演していた同局系のこれまた名作ドラマ「男女7人夏物語/男女7人秋物語」のネタも入ってくるのかな?

そうそう、ユリの母親を演じるのは小泉今日子さんだけど、公式サイトでは「ユリの母?」という謎の疑問符が。何か引っ掛けみたいなのがあるんですかね? 小泉さんと長澤さんって顔が似てて本当に親子役でも良いと思ったりするんだけど、そのキャスティングがそもそも狙いなのかもしれませんね。でも、「やっぱり本当の親子でした~」なんてオチだったら、手元の林檎を投げ付けるかもしれません。いや、テレビ画面にじゃなくて、「ふぞろい」っぽく真上ですから。ニュートンニュートン!

結局、風太の部屋にたまたまいた圭祐が、ユリに作家・森山リュウと間違えられたところから、面白おかしな恋愛話が展開されていくようですね。しかし、圭祐はしゃべるのが好きなゴジュウの妻帯者で、ユリは何か行動が読めないハタチの専門学生。いったいどうなることやら。性格的には、お似合いのような気もするけど・・・(笑)。

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2007.10.13

テスト11

テスト11

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2007.10.11

医龍 Team Medical Dragon2・第1話

2006年の春に放送されたフジテレビ系ドラマ「医龍 Team Medical Dragon」が、「医龍 Team Medical Dragon2」として帰ってきました。正式タイトルが長過ぎるので「医龍2」と呼ばれる方が多いけど、ここでは「1」の時と同様にきちんと表記することにします。先日放送された「笑っていいとも!2007秋の祭典SP」では見事にこのドラマチームが優勝。ただラストの「テーブルクロス引き」では、“天才外科医の朝田”こと主演の坂口憲二さんがミスしてしまったけど。彼にはドラマの中で“ミス無き完璧なオペ”を見せてもらいたい!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「医龍 Team Medical Dragon2」
第1話「復活!!チームドラゴン!!母の命か胎児の命か・・・余命2ヶ月の心臓病患者は妊娠7ヶ月!! 絶対子供はあきらめない!!運命の緊急手術が始まる」

’06年に放送された天才的な外科医・朝田(坂口憲二)が、難関手術に立ち向かう医療ドラマの続編。今作は“医療と金”がテーマ。病院も経営的に自立しないと倒産の危機にさらされる日本の医療現場で、医療をビジネスとは考えない朝田が患者のために闘う! 経営不振に陥っている明真大学付属病院に、病院を去っていた朝田が海外から復帰。朝田は拡張型心筋症の妊婦の手術と、病院の経営不振を打開するためのアピールとなる公開手術を同日に行うことになる。
○公式サイトのあらすじより

"医龍"こと朝田龍太郎(坂口憲二)を中心としたチーム・メディカル・ドラゴンは日本初のバチスタ手術を成功させた後、解散。朝田は再び難民キャンプの医師として活動をしていた。"チーム・メディカル・ドラゴン"を欠いて以来、明真大学付属病院の患者数は激減。教授戦を争った加藤晶(稲森いずみ)、霧島軍司(北村一輝)の姿もない。病院に残ったメンバー、伊集院登(小池徹平)、里原ミキ(水川あさみ)はおろか、木原毅彦(池田鉄洋)さえも経営に不安を覚えるほどだ。そんな時、チームドラゴンのメンバーに明真再建とチーム再結成を訴える差出人不明のメールが届く。だが、朝田はアメリカ、元メンバーの内科医、藤吉圭介(佐々木蔵之介)は地方の病院に勤務、麻酔医の荒瀬門次(阿部サダヲ)は明真にいるものの覇気がなく、伊集院は再結成に疑問を持つ。
 ほぼ、時を同じくして明真には病院経営再建のため、チームドラゴンのかつての宿敵、野口賢雄(岸部一徳)が、教授を含めた全医局員の人事権を持つリスクマネージメント部長として復帰した。ますます再結成は夢と思う伊集院。だが、野口は伊集院を明真から飛ばそうとした江上彰教授(板尾創路)を系列病院に左遷してしまう。

そんな折、明真の間近でひき逃げされて、重症を負った片岡一美(内田有紀)がERに搬送された。鬼頭笙子教授(夏木マリ)がアメリカに渡って以来、覇気のないER医師たちがあきらめようとした時、なんと朝田が現れて片岡を救う。帰国した朝田に、野口は明真大学の医療レベルを全国にアピールするための公開手術を持ちかけた。

チーム再結成も夢ではない。喜ぶ伊集院や元メンバーの前に、藤吉も現れた。自分を頼ってきた拡張型心筋症の患者、富樫ゆかり(りょう)の手術をチームドラゴンの手に委ねるためだ。ゆかりは妊娠7カ月のため、どの病院でも子供をあきらめなければ手術はできないと拒否されていたのだ。ところが、長い不妊治療の末やっと授かった子供をあきらめることは絶対にできないと、夫の剛(田中実)ともども子供の中絶を拒否。藤吉はこの手術ができるのは朝田しかいないと考えたのだ。

このリスクの高い手術を野口が認めるわけもない。ところが、朝田によって一命をとりとめた片岡が動く。医療ジャーナリストだと言う片岡が、野口を説き伏せたのだ。

ゆかりは、北洋病院でチームドラゴンの手術を待つ。その間に、公開手術の日程が決まった。しかし、公開手術前日にゆかりの容態が急変。公開手術とゆかりの手術を同時に行なわなければ間に合わない。いずれの手術も朝田以外には執刀できない難手術。絶体絶命の状況の中、朝田は荒瀬を呼び、公開手術を45分で切り上げ、ゆかりのもとに戻ると藤吉たちに約束する。

公開手術開始時に、朝田は堂々と45分で終わらせると聴衆に宣言。言葉どおりに手術を終わらせようとした時、患者に異変が起きた。予期せぬ出来事に、さすがの朝田も…と、思われたが、なんと朝田は公約通りに手術を切り上げると言う。なんとそこに霧島が現れた。朝田は、執刀医の交代を告げ、出て行ってしまう。認めたくない野口だが、朝田、霧島という豪華執刀医のリレーは明真の良きアピールになると溜飲を下げる。

北洋に朝田が駆けつけた。まず帝王切開で子供を取り出した朝田は、ゆかりのバチスタ手術を始める。だが、その途中、またしても予想外の出来事が。何と生まれたばかりの子供に、先天性心疾患が確認されたのだ。すぐに手術しなければ、子供の1週間後の生存率は極めて低い。決断を迫られた朝田は、ゆかりの手術を伊集院に委ね、自分は子供の処置に向かう。

初めて任されたバチスタの執刀に覚悟を決める伊集院。鬼頭に術式を仰ぎながら、子供の手術をする朝田。朝田に後を頼まれ、公開手術を遂行する霧島。3者ともに、危険な心臓手術を乗り切った。

翌日の新聞には、明真がゆかりの手術を成功させたとの記事が踊る。ゆかりは北洋に回されたのに、なぜ? 疑問を感じる伊集院に、木原は明真と北洋が業務提携したと話す。その話から、伊集院はあることに気づく。チームドラゴンを集めた謎のメール。ゆかりを藤吉に紹介した人物。それは全て、この業務提携のための工作だったのか?

その頃、野口は自室で祝杯を挙げていた。野口の前には…片岡。医療ジャーナリストを名乗った片岡は、実は外資系投資会社役員で、北洋を乗っ取った現、オーナーだったのだ。


うわっ、途中で寝てしまったのだ(苦笑)。


初回話は「2時間18分スペシャル」だったけど、前半1時間を見終わった時点でウトウトし出して、起きたら放送後でした。誰かに麻酔を打たれたんだよ、きっと。そうだ、そうに違いない! そう思わせてくれ・・・。それはさておき、ドラマの正式タイトル以上に今回のサブタイトルが長い! それでいて、今回は放送時間も長い! 長ければ良いってもんじゃないよ、グチグチ・・・(苦笑)。

では見た所までの感想ですが、皆は朝田が戻ってくるのをずっと待ち望んでいたんですね。それで、その朝田さん。いきなり手術室に現れてびっくりさせるなんて・・・。でも、その朝田や荒瀬が加わっての手術シーンは良かったですね。お互い褒め合わないけどナイスチームって感じでね。まあ今後、いろんな事件と武勇伝が展開されていくことでしょう。あっ、もう何かあったんですよね?

そうそう、手術シーンでダメっぷりを見せ付けていた江上教授。最初マスクをしていて誰か分からなかったけど、あれは板尾さんだったんですね。彼は同局系「ダウンタウンのごっつええ感じ」の人気コーナー「板尾係長」で見せ付けられたイメージが強いから、戸惑いを覚えましたとも(笑)。さて、次回からは気を改めて注目しなければ!

○関連記事「いいとも2007年秋祭・ゲームという名のオペ」
○関連カテゴリ「医龍 Team Medical Dragon」

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「医龍―Team Medical Dragon (1)~」(乃木坂太郎 著, 永井明 原案)

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2007.10.10

働きマン・第1話

講談社「週刊モーニング」で連載中のマンガが、このたび日本テレビ系でドラマ化されました。この日テレ・水10枠は「働く女性」をターゲットにすることが多いけど、今回もやはり狙ってる? いや、2006年にフジテレビ「ノイタミナ」枠でアニメになったのを知っているから、「フジテレビ系でのドラマ化じゃなかったんだ?」という印象でね。まあそういうのは、特に関係無いということなのでしょう。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「働きマン」
第1話「恋愛より仕事…なんてカッコイイ話じゃない!!」

安野モヨコの同名漫画をドラマ化。仕事に生きる女性編集者の姿を描く。週刊誌の編集者・松方(菅野美穂)は、恋人・新二(吉沢悠)と交際記念日デートの予定をしていた。だが、直前に外務大臣の秘書・関口(夏木マリ)から裏情報を教えると電話をもらう。スクープの可能性を感じた松方は、デートを断り関口の元へ。
○公式サイトのあらすじより

大手出版社・豪胆社内にある週刊 『JIDAI』 の編集部は、校了日を迎え戦場のような慌しさだった。部内を歩きながらテキパキと指示を出すデスクの成田君男(沢村一樹)。その指示を受けて、それぞれの仕事を片付けていく編集者たち――編集2年目の渚マユ(平山あや)、芸能・風俗担当の小林明久(荒川良々)、文芸担当の梶舞子(吉瀬美智子)、事件担当の堂島保(野仲イサオ)。そんな中、28歳の女性編集者・松方弘子も、人並み以上の仕事をこなしていた。

弘子は、校了前には眠ることもままならず、シャワーと着替えのためだけに家に帰るほどのハードなスケジュールの日々。ゼネコンに勤める山城新二(吉沢悠)という同い年の恋人がいるが、デートを突然キャンセルされても 「これで眠れる」 と、ついホッとしてしまう始末だった。新人・田中(速水もこみち)の指導係を無理やり命じられて程なく、弘子は自らの企画の取材のため、外務大臣・星川光(勝部演之)の元を訪れていた。しかし、2時間待たされてようやく始まった取材は、大臣の次の予定のためあっさりと終了させられた。思わず悪態をついてしまった弘子に、大臣の第二秘書・関口歌子(夏木マリ)は 「大臣は理想も美学ももっちゃいないわよ」 と、意味深な言葉をぶつけた。

後日、弘子は新二と久しぶりのデートをすることになった。ところが、待ち合わせ場所に向かう途中、歌子から何やら “大臣とカネに関する話” をしたいとの電話を受けた。その話が内部告発だと感じた弘子。一瞬、自分を待っている新二の姿が浮かぶが、次の瞬間タクシーをUターンさせ、歌子の指定した場所に駆けつけた。

歌子の話の内容は、弘子の読み通り、星川外務大臣の機密費流用に関する告発だった。編集部に戻った弘子は、スクープをつかんだことを報告し、これを受けて編集長・梅宮龍彦(伊武雅刀)は、巻頭8ページ総差し替えで次号に掲載すると決断。それは弘子にとって最高に気持ちいい瞬間だった。

「仕事モードオン、男スイッチ入ります!―――働きマン!」

一度スイッチが入ると、目の前の仕事のことしか見えなくなり、まるで男のように働きだすことから 「働きマン」 と呼ばれる弘子。働きマンに変身した弘子は、フルスロットルで原稿を書き始めた。 こうして書き上げた弘子のスクープは、週刊 『JIDAI』 最新号の巻頭を飾るが――。


こっち見んな!(笑)


各キャラがカメラに向かって語るシーンばかりで、思わず心の中で呟いてしまった言葉がこれでした。おお、主人公が語ってる。ああ、この人も語りだした。まあ、この人も。わお、この人も。ぐへ、お前も?(笑) これ、今後も続くんでしょうか?

女性編集者の弘子は、仕事に目一杯専念し、喜びのピークを迎えると「働きマン」に大変身! 「働きウーマン」じゃないのかよ。今回は「歌子による星川外務大臣の告発」というスクープが舞い込んで張り切っていたけど、「マスコミ操作」というのは無常なもので、結果的に努力は実らず。それでも、彼女たちは次の試練へ立ち向かうのであった・・・。なんていう感じの戦隊モノストーリーが「働きマン」です。もちろんウソですが。

キャスティングはなかなか。弘子こと菅野美穂さんの演技も、今回ちょっと変わった設定とはいえ、いつも通り良くて「さすが」といった感じ。ただ、「100%シリアス」でないせいか、真面目なシーンでも笑いがこぼれてしまう時があるんだけど、果たしてそれは良いのかどうか。まだ始まったばかりなので、もうしばらく様子を見ることにします。とりあえず、次回も「こっち見んな!(笑)」と言わせてね。

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2007.10.09

みなみけ・第1話

アニメ「みなみけ」がこちら東海地区でもスタートしたので、チラッと見てみました。
[東海地区:テレビ愛知にて10/08深夜(10/09)に放送]

○アニメ「みなみけ」公式サイト
第1話「南さんちの三姉妹」

南さんちの三姉妹。高2の春香・中2の夏奈・小5の千秋。
誰が誰なのかは顔つきで分かって。
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こんなのとか。
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こんなのとか。
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こんな終わり方とか。
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何これ、すげえ面白いじゃん!

分かんないか(笑)。


実は以前、本屋で第1巻のサンプル冊子を読んだんだけど、
南家(みなみけ)の何気無い日常を描く三姉妹の話が面白かったんです。
で、アニメ版を見たんだけど、いきなりやってくれやがった(笑)。
雰囲気は「らき☆すた」みたいな感じ(最終話しかフルで見てないけど)。
でも、私的にはこっちの方が好きなのかなあ(笑いのツボが合うというか)。
そして番組終了時には、「また見やがって下さい。」の字幕。見てやるわ!(笑)

「ニコニコ動画」で投稿されているこのMADが今面白いです。

♪こんな時間までどこほっつき歩いてたこのやろー!
 こんな時間までどこほっつき歩いてたこのやろー!
 こんな時間までどこほっつき歩いてたこのやろー!

 このやろこのやろこのやろこのやろ
 こっこっこっこっこここここのやろ


腹 筋 崩 壊


機会があればまとめ直そうと思います。
とりあえず、いろんな意味で、ワロタ。

「みなみけ 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)」 「みなみけ 2 (2)」 「みなみけ 3 (3)」 「みなみけ 4 (4) (ヤングマガジンコミックス)」
原作コミックス「みなみけ (1)~」(桜場コハル)

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2007.10.08

本日のナナちゃん(2007/10/08)

名古屋の待ち合わせスポット「ナナちゃん人形」とは、
名鉄百貨店本店ヤング館(旧セブン館)前で立っている、
高さ約mの巨大マネキン人形です。
季節ごとに衣装替えするナナちゃん、本日の姿は・・・。

黄色くて派手なワンピース。 輝いてるぜ!

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今回の衣装、実は着替えシーンを目撃できました。10/05のことです。

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無防備なナナちゃんに、衣装を着せていく関係者たち。それを笑顔で見届ける、大勢の男女の生徒たち、と私。何というシチュエーション・・・、というのは置いといて。

公式サイトによれば、「愛知啓成高校生徒作 フラワーワンピースナナちゃん」だそうです。つまり、着替えの時にいたのは同校の生徒で、お偉いさんみたいな人もいて異様な盛り上がり方だったので、お披露目を皆で祝っていたのでしょう。素晴らしい衣装です!

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2007.10.07

ニコニコ動画「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル!」

大人気の動画サイト「ニコニコ動画」ですが、3/06に「ニコニコ動画(γ)」としてサービスが再開して以来、10/06で半年を迎えました。ちなみに、現在は「ニコニコ動画(RC)」で、近々「初めてのメジャーバージョンアップ」となる「ニコニコ動画(RC2)」がスタートするとのこと。そんな中、「γ」スタート半年記念として、これまでの名作動画たちをランキング形式で振り返る「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル! part1~3」なる動画が投稿されました。

○関連サイト「ニコニコ動画(RC)」
http://www.nicovideo.jp/

○関連記事・ニコニコ動画(RC)「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル! part1」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1217294

○関連記事・ニコニコ動画(RC)「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル! part2 [自重版]」
http://www.nicovideo.jp/thumb/sm1270695

○関連記事・ニコニコ動画(RC)「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル! part3」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1217391

○関連サイト「ニコニコランキング」
http://www39.atwiki.jp/niconicoranking/

○「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル!」のランキングについて

・集計期間:3月6日4時~9月6日0時
・集計方法:再生数+コメント数+マイリスト登録数×10
・集計対象:各ランキング1000位内に入っている動画

投稿動画群では「ベスト100」が見られるけど、関連サイトでは「ベスト2000」に近い結果が見られます。

○「ニコニコランキングSP~γ開始から半年だよスペシャル!」・ベスト3

第1位:新・豪血寺一族 -煩悩解放 - レッツゴー!陰陽師
第2位:組曲『ニコニコ動画』
第3位:【ゴム】 ロックマン2 おっくせんまん!(Version ゴム)

第1位は、マーケティング効果も絶大だったPV的動画の「レッツゴー!陰陽師」。β時代から大人気の動画で、多くの人が「どーまん!せーまん!」と口ずさんだはず? 第2位は、「ニコニコ動画」経由で人気が出た曲たちをつなげて約10分のメドレーにした「組曲(これだけで通じる)」。「歌ってみた」シリーズの流行や「自作自演」騒動もあったけど、私もいまだに良く聴いています。そして第3位は、弾幕ソングの最高峰に位置する「おっくせんまん」。ゴム氏のシャウトにはもはや何も言うことは無いでしょう(笑)。第4位以下も、「アニメMAD」、「改造マリオ」、「東方アレンジ曲」等と、どれも一度は見たことがある動画ばかりで、懐かしさを感じたりもしました。また、諸事情により残念ながら削除されてしまった名作動画でも、随分楽しませてもらいました。

こうして半年分を振り返ってみると、時期毎の流行ネタや技術の向上が把握できて面白いものです。ニコニコ動画は、「流行の出発点」となる点や「ニコニコ市場」経由で収益が生じる点等のプラス面と、著作権絡みで問われる点やユーザ同士のトラブルが生じる点等のマイナス面が、真っ向からぶつかり合いつつ成り立っている現状。しかし上手く活用されれば、動画作者にとっては「クリエイターのWeb養成所」みたいになるし、権利者にとっては著作物の販促効果につながるし、運営にとってはビジネス効果が高まるというもの。お互いがニコニコできる動きを望みたいですね。

さて、年末まで残り約3ヶ月。最近はアレが大流行だなあ。でもアレも根強い人気だし。そうそうアレも急浮上中だぜ。というわけで(笑)、きっと行われるであろう「ニコニコランキング・年末スペシャル」までに、ランキングがどんな風に変動するかが見ものです!

○関連記事『「ニコニコ動画(β)」でニコニコ気分』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/02/post_642c.html
○関連記事『「ニコニコ動画(γ)」でニコニコライフ』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/05/post_a72f.html
○関連記事『「ニコニコ動画(RC)」の「ニコニコ市場(仮)」で見られた興味ある効果』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/07/post_8560.html

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2007.10.06

ソフトバンクの「誰かに勝手にローンで機種変更されました」問題

最近「教えて!goo」のあるQ&Aが大きな話題になりました。それは、「ソフトバンクの機種変更時に身に覚えの無いローンでの機種変更をされていた」という件です。

○関連サイト・教えて!goo「【ソフトバンク】誰かに勝手にローンで機種変更されました!」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=3322126
○関連サイト・はてなブックマーク「教えて!goo 【ソフトバンク】誰かに勝手にローンで機種変更されました!」
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=3322126

○「教えて!goo」の記事を一部抜粋

・質問
今日、1年半ぶりに機種変更しようと思い、近所のソフトバンクショップへ行ってきました。
そしたら、私名義の電話番号を使って1ヶ月程前に誰かが勝手に別のソフトバンクショップで機種変更しているそう、しかもローンで買ったみたいなので残金の精算後の機種変更しかできない上に、機種変更してすぐなので高額になると言われました。

私には全く身に覚えがありませんので、納得できません。
まず、機種変更の履歴があるソフトバンクショップへ行ったことがありません。
機種変更するのもお店へ行くのも1年半ぶりです。

私が今日行ったお店ではわからないと言われたので、勝手に機種変更を受け付けたお店へ電話してみたのですが、当時の受付者と思われる名前の人が辞めてしまったので判らない、知らないと言われ困っています。
誰か(辞めた店員?)が私になりすまして、ローンで機種変更したとしか考えられないのですが、こんなことってあるんですか?
お店で機種変更するときに私かどうかの確認はしないのですか?
いったい、どうしたらいいんでしょう?

この質問は9/06に投稿され、いろんな回答が投稿された後、9/27になって「解決」でクローズに至りました。結論としては、質問者の思惑通りでショップ店員の仕業で、「ショップ店員数人が転売目的で端末を入手するために勝手な契約処理をして逃げ去った」とのこと。最終的には、端末販売の取り消しや解約時のローン残高の取り消しが認められた上で解約されたそうです。詳しくは、Q&Aをじっくり読んでみてください。

質問者はネットの掲示板で相談するだけでなく、実際に消費者センターにも出向いています。そう、一人で抱え込まず他人に相談するのは大事! 私も昔、某アーティストのコンサートで配布されたグッズの通信販売カタログで注文した際、商品が届けられないトラブルに遭いました。その時頼りにしたのが、消費者センターの電話相談。それでトラブルの経緯を詳しく説明したら、数日も経たぬうちに販売元の大手事務所から確認の電話があり、すぐに目的の商品が届けられました。その電話では「事務所の引越しで受注ミスがあった」と説明されたけど、当時の私は「(大手事務所なのに)本当のところはどうなんだか」と呆れるだけ。きっと質問者も、ソフトバンクに対して同じ、いやそれ以上に呆れ落胆したことでしょう。ただ、私はその時に「消費者センターの力は大きい」と強く思いました。

本件の結論に至るまでのやりとりで、ソフトバンク側の不可解な対応や個人の要望ではなかなか動こうとしない警察の対応が浮き彫りになりました。また、専門家や有識者による的確なアドバイスや端末転売の実態や俗語(「白ロム」等)の解説も投稿されました。こうして展開された約1ヶ月にも及ぶやりとりのおかげで、私たち消費者がじっくり参考にできる貴重な有力情報がまとまった形に。事実かどうかは分からないけど、こうした犯罪はソフトバンクに限らず全キャリアで発生し得る問題。「このQ&Aは役に立った」の数が半端じゃないほどに大きいこのQ&Aは、コピペしてでも保守すべき!

そう思って、今回の記事を書きました。皆さんもお気を付けください。

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2007.10.04

「Windows Vista」の効果的なレスポンス改善方法

自宅で使っているDELLのパソコン「Dimension 9200」のOSを「Windows Vista」にアップグレードしてから、約半年が経ちました。機能面やビジュアル面では優れている部分もあるんですが、常日頃思っていることは「遅い」。結構ハイスペックなはずなのに、遅い、遅過ぎる。もう、何これ、どういうこと?(苦笑)

そんなある日、こんな記事を見つけたんです。

○関連記事・ITpro『Vistaが「遅い」と感じませんか?』
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20071001/283256/

○「ITpro」の記事を一部抜粋

Vistaが好感を持たれない理由は,(1)価格が高い,(2)マイクロソフトの訴求するセールスポイントがユーザーの感覚とかけ離れている,(3)2001年にWindows XPが出て約6年が経過する間にハードウエア,ソフトウエア,使いこなしノウハウの資産が各所に大量に蓄積されて移行コストが上がった,などが考えられる。ただ,最大の理由は,Vistaが「遅い」ことではないだろうか。Vista搭載パソコンを新規に導入した人なら,おおむね性能に不満はないだろう。でも,新しいパソコンをポンと買える人がどのくらいいるだろうか?

・機能削減でレスポンスを改善する
・マルチコアを生かしたい気持ちはわかる
・でもディスクは1台しかない
・Vistaは導入すべきか?

『Vistaが「遅い」と感じませんか?』の問いに対して、「うん、感じる。感じちゃう!」と即答してしまう私(笑)。何はともあれ、この記事に従ってレスポンス改善に動いてみたわけです。

○機能削減でレスポンスを改善(関連記事より)

・「システムのプロパティ」で「自動復元ポイントの作成」をやめた
・インデックスの作成をスタートメニューだけにした
・「Windows Update」で「更新プログラムを確認しない(推奨されません)」を選ぶ

ほんの少しの変更に思われるかもしれないが、
これだけでVistaの動作速度はかなり改善される。


大して変わりませんでした(苦笑)。


関連記事では、若干性能が劣るスペックのパソコンで試しているため、それなりに効果は得られると思われます。しかし、私のパソコンでは目に見えた改善は見られず、ちょっとガッカリ。記事内でも触れられているけど、結局「でもディスクは1台しかない」におけるディスクアクセスで負荷が掛かっているのを感じます。さあどうしたものか? こうしてみるか? そう、「デフラグ」です。いろいろ試してみよう!

○デフラグで試用したソフト

・ディスクデフラグツール(Vista標準ツール)
・Auslogics Disk Defrag
・JkDefrag/JKDefrag Gui
・Defraggler

○関連記事・窓の杜『ハードディスクを高速に最適化できるデフラグソフト「Auslogics Disk Defrag」』
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/12/15/addefrag.html
○関連記事・窓の杜『ソフト起動と同時にハードディスクを最適化できるデフラグソフト「JkDefrag」』
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/01/17/jkdefrag.html
○関連記事・窓の杜『高速デフラグソフト「JkDefrag」のGUI版「JKDefrag Gui」v0.8』
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/06/21/jkdefraggui.html
○関連記事・窓の杜『重度に断片化したファイルだけを最適化できるデフラグソフト「Defraggler」』
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/09/26/defraggler.html

結論から書きます。「JkDefrag/JKDefrag Gui」が最高! 「JkDefrag」をGUI版「JKDefrag Gui」から使うと、日本語表示されるし設定も簡単だしバッチリです。最新版をダウンロードしてインストールし、デフラグを行うドライブを選んだ後にアクションで「解析+デフラグと高速最適化」または「解析とデフラグ、ディスクエンドにまとめ移動」を選択して、実行ボタンをクリック。パソコンの性能やディスク容量によって数時間掛かるけど、完了した後のディスクアクセスは行う前と比べたらかなり快速。エクスプローラでフォルダをクリックすると、ファイル群が素早く一覧表示されるほどです。これは本当にオススメ。Vistaユーザのみならず「Windows XP」ユーザも、是非一度お試しを!

それで、他のソフトなんですが。Vista標準ツールの「ディスクデフラグツール」は、XPのデフラグツールのようなカラーの進捗画面が出ず、何をやっているか分からず、しかも遅いので即却下。「爆速」とも言われる「Auslogics Disk Defrag」は、確かにデフラグの時間は最も早かったけど、実はディスク上ではデータが散らばったままで効果はさほど感じられず。そして「Defraggler」は、指定したファイルやフォルダだけを高速で最適化できるようだけど、「ベータ版であるためテスト目的に限った利用が推奨」だそうなのでまだ様子見の段階。これらの理由で、問題が無く効果も得られた「JkDefrag/JKDefrag Gui」をオススメとしました。

他のレスポンス改善方法としては、常駐ソフトの使用を極力辞めたり、不要なサービスをオフにしたり、高速化を支援するフリーソフトを使うことが思い付きますが、これらは個人の責任で行うのも良いかもしれません。また、レスポンス劣化の一因である「ウイルス駆除ソフトのリアルタイム検索」は、オフにしたら改善が期待されるけど、ここはセキュリティ面を考慮してやむを得ずオンのままにしておくということで。やはりレスポンスよりは安全性を確保しておきたいところですからね。それから、抜本的な改善方法としてはメモリの増設が一番。私のパソコンは1GBだけど、できれば2GBは積んでおきたいと思いました。タスクマネージャでメモリの使用率を監視してみると、数時間後には1GB弱にまで達していますからね。ネットを楽しんでいるだけなのに、おう何てこったい!

というわけで、遠回りになりましたが上記関連記事を読む前よりはいくらか快適になりました。ただ、記事内の「Vistaは導入すべきか?」には「導入すべきかどうか、まあ特にはオススメできない」という見解(苦笑)。現在のパソコンを満足して使えていたのは、アップグレード前のXPの時しか思い当たらないですからね。それに、Vistaライクな機能を実現できるフリーソフトを導入すれば、レスポンス云々は別としてXPでも十分満足できますからね。まあそれだけ、XP(SP2導入が条件)は時を経て「優れたOS」として重宝する存在になった、と思っています。現時点でのVistaの位置付けは“次期OSリリースまでのつなぎ”といったところかな。でも本当のことを言えば、私は「Windows 2000」が大好きでした。今でもそれに戻したいくらい大好きでした(まあXPにさえ戻さないけど)。「2000最強」とまで言っちゃうよ!(笑)

以上、参考になれば光栄です。それでは、いつでも快適なパソコンライフを!

○関連記事『「Windows Vista」が一般販売開始』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/02/post_c548.html
○関連記事『DELLの新パソコンの「Windows Vista」アップグレード申し込み手続きが完了』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/02/post_c548.html
○関連記事『DELLの新パソコンの「Windows Vista」アップグレードメディアが到着』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/03/post_b2a8.html
○関連記事『DELLの新パソコンの「Windows Vista」へのアップグレードが完了』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/03/post_eb7b.html
○関連記事『DELLの新パソコンの「Windows Vista」アップグレード作業手順』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/04/post_71d7.html

「Microsoft Windows Vista Home Basic アップグレード版」 「Microsoft Windows Vista Home Premium アップグレード版」 「Microsoft Windows Vista Business アップグレード版」 「Microsoft Windows Vista Ultimate アップグレード版」
「Microsoft Windows Vista Home Basic アップグレード版」
「Microsoft Windows Vista Home Premium アップグレード版」
「Microsoft Windows Vista Business アップグレード版」
「Microsoft Windows Vista Ultimate アップグレード版」

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2007.10.02

いいとも2007年秋祭・ゲームという名のオペ

昨夜放送された、フジテレビ系特番「笑っていいとも!2007秋の祭典SP」。略して「秋祭(あきさい)」。春にも同じ内容の特番(春の祭典・春祭)をやるんだけど、これから始まる各連続ドラマのキャスト陣を一同に集めて、面白コーナーで遊びながらドラマの番宣に力を入れちゃうという、そんな構成です。間違ってないでしょう?

「いいとも祭典」・優勝ドラマチーム一覧

2001年・春祭: 「新・お水の花道」チーム
2001年・秋祭: 「スタアの恋」チーム
2002年・春祭: 「整形美人。」チーム
----(ここまでは、あまりドラマ自体を見ていませんでした)
2002年・秋祭: 「天才柳沢教授の生活」チーム
2003年・春祭: 「マルサ!!」チーム
2003年・秋祭: 「白い巨塔」チーム
2004年・新春祭 「FIRE BOYS め組の大吾」チーム
2004年・春祭: 「離婚弁護士」チーム
2004年・秋祭: 「ラストクリスマス」チーム
2005年・新春祭:「優しい時間」チーム
2005年・春祭: 「曲がり角の彼女」チーム
2005年・秋祭: 「1リットルの涙」チーム
2006年・生ドラマフェス: 「アンフェア」チーム
2006年・春祭: 「ハイテンションプリーズ」チーム
2006年・秋祭: 「のだめカンタービレ」チーム
2007年・生ドラマフェス: 「拝啓、父上様」チーム
2007年・春祭: 「花嫁とパパ」チーム
2007年・生ドラマフェス: 中居正広、次点「ライフ」チーム

※2006年より「新春祭」は「中居正広の生スーパードラマフェスティバル」に。
 また、2007年より夏にも「生ドラマフェス」が。
2007年・秋祭: さあ、優勝チームはどのチームなのか?

今回優勝を勝ち取ったのは、主演の坂口憲二さん他による「医龍 Team Medical Dragon 2」チーム! 坂口さんは「いいとも!アーチェリー」でど真ん中を決め、他のメンバーも頑張って、見事に優勝しました。ラスト恒例のテーブルクロス引きは坂口さんが決めると思いきや、失敗してしまって残念。“天才外科医の朝田”も、病院外では「テーブルクロス引き」というオペをミスしてしまうのね。

他のドラマチームは、「ガリレオ」、「暴れん坊ママ」、「スワンの馬鹿!~こづかい3万円の恋~」、「SP」で、他には「笑っていいとも!チーム」で、計6チームの戦いでした。私的には「いいとも!アーチェリー」と「スリッパ卓球」のスポーツ系コーナーに注目。他については、今回はあまり面白くなかったかな? 私は密かに「ガリレオ」チームを応援していたけど、最終的には「スワンの馬鹿!」チームに続く第3位という結果に。でも、見る。これだけは、見る。是非、見たい。どうしても、見たい。またこれまでみたいに忙しくて見られなくなっちゃうかなあ?(苦笑)

あっ、そうそう、「人間プロファイリングQ はめこみナンバーズ」での「旬の芸人 前年比ギャラUP率」の戦いは興味があったかな。第3位・50倍のムーディー勝山、飽きたから適当に受け流すー! 第2位・100倍の藤崎マーケット、素人っぽいけど面白えー! そして第1位・820倍の小島よしお、でもそんなのどうでもええー! 最後のは間違ってますかね?(笑) さて、今クールのフジテレビ系ドラマもまた盛り上がりそう!


○「いいとも祭典の私的法則」
「春祭・秋祭で優勝したドラマは、後々『予想外に良かった』という評価につながる」

つまり、「最高評価」にはなり得ないというマイナスの法則です(苦笑)。
さあ、今回優勝した「医龍 Team Medical Dragon 2」は?

○関連記事「いいとも祭典の私的法則」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/04/post_7.html
○関連記事「いいとも2004年秋祭・ラスト大本命が来た!」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/10/post_4.html
○関連記事「いいとも2005年新春祭・寺尾聰ショー」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/01/post_12.html
○関連記事「いいとも2005年春祭・彼女たちが勝利」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/04/post_c500.html
○関連記事「いいとも2005年秋祭・リアルで1リットルの涙」 → 当たり、しかし・・・。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/10/post_509d.html
○関連記事『ドラマ対決「中居正広の生スーパードラマフェスティバル」』 → 当たり、しかし・・・。
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/01/post_4255.html
○関連記事「いいとも2006年春祭・ハイテンションプリーズ」 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/04/post_9489.html
○関連記事「いいとも2006年秋祭・おどるカンタービレ」 → ついに完全ハズレ(苦笑)
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_eb29.html
○関連記事『ドラマ対決「中居正広の生スーパードラマフェスティバル(2007年新春)」』 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/01/post_9d61.html
○関連記事『いいとも2007年春祭・「空気を嫁」とパパが言う』 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/04/post_3cd8.html
○関連記事『ドラマ対決「中居正広の生スーパードラマフェスティバル(2007年夏)」』 → 当たり
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2007/07/post_381e.html

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