喰いタン2・第4話
「有言実行」ということで、まずは会社でマイ箸を用意する所から始めました。自宅で長いこと使っていなかったお客さん用の箸を、それに充てたというわけです。これで、昼食時にコンビニ等で弁当を買っても割り箸を拒否することが可能に。それは良いとして、今回はその弁当がテーマだそうで、愛情の込められ方がポイントになるようです。コンビニ弁当にどれほどの愛情が込められているかというと・・・、ちょっと寂しくなるね(苦笑)。
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○日本テレビ系「喰いタン2」
第4話「お弁当に込もった愛まで食いつくす!」
金融会社社長が事務所で撲殺された。遺留品のかばんから、500万円の借金をしていた辻谷(尾美としのり)が容疑者に浮上する。桃(京野ことみ)が辻谷の妻に事情を聞いていると、辻谷から犯行を認める連絡が入る。一方、遺留品の弁当に入ったヒジキの味に違和感を感じた聖也(東山紀之)は、辻谷の犯行ではない証拠を見つける。
金融会社社長の事件で、現場に残されていたのは市販の弁当とカバン。桃や五十嵐(佐野史郎)は借金をしていた辻谷を疑い、聖也は証拠品の弁当や近所の弁当屋の弁当を食べまくっていました。そして五十嵐は、ショーウィンドウを覗いていた辻谷を見つけて追い詰めたけど、銃を構えながらも威嚇射撃ができず後一歩のところで逃げられてしまいました。桃は激しく怒られ落ち込んだ五十嵐は、凶器の指紋は拭き取られカバンの指紋はベッタリ付いていたという矛盾点を山内署長(伊東四郎)から聞き、一人で捜査を進めました。
一方、聖也は弁当の中にあった味気の無いヒジキについて疑問に思っていました。そこで、京子(市川実日子)に大量のヒジキ料理を作ってもらい、彼女の言った言葉をヒントに辻谷の自宅へ行き、彼の妻にも弁当を作ってもらいました。その結果、現場にあった弁当は冷凍したヒジキ入りの妻の弁当で、事件後に何者かが置いて辻谷に罪を被せたことが判明。その後、五十嵐は家族にこっそり会いに来た辻谷を見つけて追い詰め、今度は威嚇射撃もして説得したけど相手は死を覚悟し気が動転している状態。そこに聖也が現れ、家族が信じて待ってくれていることを告げると、辻谷はそれ以上抵抗するのを辞めました。後に真犯人が逮捕され、事件は弁当の愛情をもって無事解決。この事件の傍らで、五十嵐は娘・黎(小池里奈)との月一回のデートができず悩んでいたけど、彼女が頑張って作った弁当を残さず食べて気が晴れ、後日久々のデートが実現したのでした。
自分のために作られた弁当は、市販の弁当よりも愛情が込められているのは言うまでも無いこと。その比率は、状況によって数倍であったり数百倍であったりするわけですが。辻谷に向けられた妻の弁当や、五十嵐に向けられた黎の弁当は、どれも愛情一杯で良かったですね。聖也も市販の弁当を食い尽くしたわけだけど、彼については「今回もたらふく食べた」という意味で良かったんだなあと(笑)。
ところで、今回ラストで京子がオーナー(伊東四郎)に連れられて急遽旅立ってしまい、一旦お休みすることになりました。これは構成上のものなのか、スケジュール的なものなのか?
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