帰ってきた時効警察・第5話
現在はパソコンやデジカメの普及や高性能化のせいで、心霊写真を作ることなんて容易いものなんでしょうね。それに限らず、世界の名所の画像と自分が写った画像を上手く合成すれば、「ちょっと旅行へ行ってきました」写真があっという間に出来上がり。便利な世の中ですね~。まあ、そんな視覚的トリックを使ったところで、現地のことを詳しく質問されても知らないよ(笑)。
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○テレビ朝日系「帰ってきた時効警察」
第5話「幽霊を見ても決して目をそらしてはいけないのだ」
霧山(オダギリ ジョー)は、双子の姉妹にまつわる怪事件を捜査。霧山らは、被害者・桜子(鶴田真由)の妹で、ホラー映画女優・桃子(鶴田・2役)の元を訪問。その帰り道、同行していた三日月(麻生久美子)が桜子の幽霊を目撃。さらに、霧山は当時の桃子の恋人・ゴロー(三宅弘城)から事件当日に桜子の幽霊を見たことを聞く。
今回の時効事件捜査は、双子女優の姉の殺害事件。桃子と桜子は連続ドラマ「ふたりんぼ」で女優デビューしたけど、ある日姉の桜子が殺され、目撃者の証言で桃子が疑われました。しかし、犯行時刻に彼女がパチンコ屋の防犯カメラに写っていたことで謎が深まり、桜子の霊の存在まで騒がれることに。霧山と三日月(麻生久美子)は、桃子が当時付き合っていた元アイドル・丹波(三宅弘城)を訪ねると、かつて彼女の自宅へ行った際に桃子のそばに桜子の霊がいたことを話しました。どうも霊が関わっていそうで、霧山たちはちょっと厄介な気分に。
二人が写った心霊写真を見れば、まるで二人とも生きているような構図。二人が育った施設のある寺へ行けば、桃子が敷地内の無縁仏に4つの花束を備えたとの証言。捜査が難航する中、霧山は署内で見たトランプ手品のトリックや3つの豆が入った落花生等から、ついに真相を掴みました。霧山は桃子の前でトランプ手品を見せたりロケの偽電話で彼女を動かしたりして、目の前にいる桃子が一人だけでないことを指摘。すると別室から本物の桃子が現れ、彼女に似た人物たちも現れました。なんと桃子たちは5つ子で、離れ離れで育った5人は桃子たちの女優デビューがきっかけで再会を果たしたけど、桜子だけが同居生活を反対していたため桃子が衝動的に殺したのでした。パチンコ屋の桃子や丹波が見た桜子の霊は、全て生き残った4姉妹によるトリック。霧山は全てを解明した後、いつもとはちょっと違う5枚一組の「誰にも言いませんよカード ロイヤルストレートフラッシュ」を渡し、最後もトランプ絡みで締めたのでした。
双子の事件だから、それを活かしたトリックが絶対あるだろうとは思っていました。それは予想通りになったけど、まさか双子どころか5つ子だったとは(笑)。一人5役を見事に演じた鶴田真由さんがラストで次々と出てきたから、ちょっとびっくりしてしまいました。上手く撮影したもんだ・・・。5人が皆同性というのは、珍しいことなのかな? とにかく、彼女たちはそれを利用して捜査をかく乱していたわけだけど、これまであのようにして密かに過ごしてきたのがすごいですね。
幽霊の存在は否定しないけど、心霊写真を軽はずみに作るのは控えましょう。ホラーの動画も同じとしましょう。怖いのが苦手な私より(笑)。
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