プロポーズ大作戦・第3話
学校時代の席替えって懐かしい! そのたびにドキドキしたこともあるある! 私は生徒が自由に席を決められる席替えは一度も経験が無いけど、「黒板の文字が見えにくい」という理由で前方の席をキープできる「特例」はある時期良く活用していました。視力はすごく良かったんだけどね。それに、前方の席でも中央ではなく窓際の席ばかりキープしていたんだけどね(笑)。
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○フジテレビ系「プロポーズ大作戦」
第3話「席がえしたら結婚できますか」
健(山下智久)は新郎・多田(藤木直人)が教育実習生としてやって来た高校3年の9月へタイムスリップ。生徒と打ち解けない多田に、礼(長澤まさみ)らは不満を募らせていた。健は礼に、その気持ちを絶対忘れるなと念を押す。実習の最終日、多田から後悔のないようにと助言された健は、席替えで礼の隣に強引に座る。
披露宴のスライドショーで次に映されたのは、教育実習を終えた哲也を中心に健や礼たちが写った集合写真。しかし、礼は笑顔なのに健は皮肉にも哲也の肩で泣いていました。すると再び妖精(三上博史)が現れ、健が再び「ハレルヤチャンス!」と叫んでみると、哲也が教育実習でやってきた高校時代にタイムスリップ!
哲也は黙々と授業を行う地味なタイプで、生徒との距離もなかなか縮まらず。逆に、同じく教育実習で来ていた通称キャメロン(松本莉緒)は、その魅力で生徒たちの心をガッチリとキャッチ。健も当時は彼女に興味を持っていたようでした。クラスでは実習最終日に哲也へ花を贈るかどうかのアンケートが回され、ほとんどの生徒が「贈らない」という回答に。また、哲也が生徒に対し真面目過ぎて期待外れの回答ばかりするため、日直だった礼は彼に呆れる思いをぶつけ彼が書いた黒板の文字を消しました。そこで同じく日直だった健は、哲也が持っていた座席表で生徒との距離が縮まった当時のエピソードを思い出し、そうはさせまいとその座席表を丸めてポケットに隠してしまいました。
クラスでは急遽席替えが行われることになり、まずは女子が好きな席を決め、次に男子が好きな席を決める方式で進行。その直前にケンカをしていた健と礼だけど、健は現在隣の礼を気にしながら幹雄(平岡祐太)に誘われて後方の席に決め、礼は今までの席に決めたことで、二人は複雑な思いのまま離れ離れに。その後健はゴミ捨て場で哲也と偶然会い、哲也は実習の後悔の念やあだ名さえ付けられなかったことの情けなさを健に話しながら、礼だけに「ケンゾー」と呼ばれることを羨ましがっていました。そこで健は、小学校時代に礼が転校してきた時に無言で消しゴムを貸し、その際礼が消しゴムに書かれた“岩瀬健三年G組”を見て健の名前を「ケンゾー」と間違え、それ以来ずっとそう呼ばれ続けていたことに気付きました。健は礼の隣の生徒に席を替わってもらい、“岩瀬健三年G組”と書いた消しゴムを礼に渡すと、彼女は笑顔を浮かべました。哲也のおかげで礼と仲直りできた健は、彼の座席表の裏に花を贈るかどうかのアンケートを書いて改めて回すと、今度は皆が「贈る」という回答に。その座席表には、哲也が生徒を必死に覚えようとして書いた特徴がたくさん並べられていたのでした。そして哲也が学校を去る際、生徒たちが駆け寄って彼を祝福し、代表で礼が花束を贈呈。健は哲也の横で仲間と組み体操をし、そのまま記念撮影。そしてカメラのフラッシュが光ったと同時に、健は元の披露宴会場に戻っていました。スライドショーの記念写真の中の健は、哲也の肩で泣くことは無く組み体操の土台に変わっていて、状況は変わらずとも妖精は健の気持ちをやや理解してあげたのでした。スライドショーの次の写真は、制服の第二ボタンを外された健と浮かない顔の礼。しかし、そのボタンは礼には渡されなかったらしい?
数学バカで真面目過ぎる哲也だったけど、生徒と上手く接したいと思って自分なりに努力していたんですね。その証拠の一つが自作の座席表で、生徒一人一人の特徴が事細かに書かれていました。あれを見たら、生徒たちはやっぱり好印象を抱くだろうなあ。一時は礼が哲也の振舞いに反発し、健はその動向を見て喜んでいたけど、やがて哲也の気持ちを理解しつつ礼と仲直りするためのきっかけを与えてくれたことで、健は急遽粋な計らいでお礼をすることに。結局のところ、健が哲也と生徒たちの距離を縮まらせたのは変わらなかったということですね。まあ、実習最終日に哲也へ贈られた寄せ書きには、健はその後の戦いを挑むような言葉を書いていたけど(笑)。
ところで、初回話から礼だけが健のことを「ケンゾー」と呼ぶのがずっと気になっていて、「『健』じゃなかったっけ?」と何度も思ったりしたけど、まさかあんな文字のトリックがあったとは。ついでながら、礼が転校してきたのは小学校3年の時だけど、「健」という漢字は小学校4年で習うはずなのに良く読めたなあと。まあどうでも良いことだなあと(笑)。
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