帰ってきた時効警察・第4話
催眠術には掛からない自信があるけど、それは掛けてもらったことがないから言えることかも?(苦笑) 今回のサブタイトルにもあるように、催眠術は推理小説の中で使われると何でもありになってしまうのでタブー視されがち。それをあえて使うということだけど、ストーリーにどう織り交ぜていくのでしょうか?
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○テレビ朝日系「帰ってきた時効警察」
第4話「催眠術は、推理小説にはタブーだと言っても過言ではないのに…」
霧山(オダギリ ジョー)は、作家・奈美(村岡希美)が殺害された時効事件を捜査。霧山は、当時の容疑者・卯月(うづき・矢崎滋)の娘で催眠術師・玲子(ともさかりえ)の元へ。そこには、治療を受けに来ていた不眠症の三日月(麻生久美子)の姿があった。霧山は、奈美の元夫・象次郎(市川しんぺー)も殺害されていたことを知る。
今回の時効事件捜査は、小説家・卯月の不倫相手で女流推理小説家の奈美の密室殺人事件。霧山は当時卯月と奈美の担当だった編集者・中村(浅野和之)を訪ね、奈美の夫・象次郎がサウナで刺殺されていたことや、その際共にいた卯月が疑われたことを知りました。また、卯月に娘がいたことも知ったけど、その女性は三日月が不眠症で訪れたクリニックの催眠術師・スリープ玲子こと卯月玲子で、なんと三日月の中学の同級生でした。
霧山は、かつて玲子の恋人だったトオル(島田曜蔵)の証言や、「早め亭」で働く真加出(小出早織)の母親(犬山イヌコ)の言葉や行動等から、ついに真相を掴みました。まず象次郎が妻の不倫相手だった卯月に殺人容疑を掛けるためサウナにて氷柱で自殺し、玲子が催眠術で父親の卯月を奈美と疎遠にさせ、卯月に会いに来た奈美を殴打しつつ催眠術で操ったけど、それが解けた奈美は卯月親子を困らせるため虫眼鏡の集光トリックで密室殺人を完成させていたのでした。途中玲子の催眠術で朦朧とした霧山だったけど、逆に玲子に催眠術を掛けて自白させたことで事件は解決。霧山は全てを解明した後、いつものように「誰にも言いませんよ」カードを渡したけど、三日月は玲子の助手(安藤玉恵)による催眠術で妄想が続き、さらなる歌手活動をしていたのでした。
う~ん、トリックが複雑で難解だったけど、振り返ってみると意外に単純? 細かい話は公式サイトのおさらいに委ねるとして・・・。今回の脚本・監督は、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんだったんですね。そういえば前作で「多め亭」が出てきた回があったっけ、今回はそのつながりで「早め亭」を登場させたわけか、こりゃあ驚いた(笑)。それにしても、中学時代の三日月は随分太っていて、大人になってキレイになったんですね。すごい化け方でした。逆に美男子だったトオルは、大人になって随分太ってしまったんですね。すごい化け方でした。いずれにしても、こりゃあ驚いた(笑)。
三日月は、自宅のベランダや時効管理課にて歌手気取りで歌を披露していたけど、いつまで妄想活動が続くのかな。次回放送時にはもう終わっているのかな。今回の時効事件捜査の裏側で、現在や過去の彼女のことがずっと気になっていたのは言うまでもありません。いろんな意味で、「かなり強烈なキャラだなあ」と(笑)。
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