喰いタン2・第5話
日本人の多くはカレーが好きだと思いますが、どうでしょう? 鍋に切った野菜とルーを入れてグツグツ煮込み、温かい御飯に掛ければ出来上がり。キャンプ等でも定番の料理で、私も外食することが多いです。ただ、「毎日カレー」はちょっと辛い? あっ、「辛い」は「からい」じゃなくて「つらい」です。辛い(からい)カレーは苦手で・・・(苦笑)。
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○日本テレビ系「喰いタン2」
第5話「隣の晩御飯!!カレーライスを食う!?」
山内(伊東四朗)は働きづめの桃(京野ことみ)に、休暇を取るよう命じる。だが、桃は連続放火事件が気になり事件現場へ。見張りについていた聖也(東山紀之)は、狙われた家の夕食がカレーだったと気付く。そんな折、焼け跡を眺める一(はじめ・須賀健太)の同級生・紗弥(小池彩夢)を発見。聖也は、紗弥からカレーのにおいを察知する。
ホームズ・エージェンシーに山内署長と桃が訪れ、彼は過労気味の彼女の警察手帳を取り上げて休ませることにし、聖也たちに預かってもらうように言い付けました。その頃起きていたのは不審な連続放火事件で、聖也は現場で黒焦げの鍋にあったカレーを発見。一方で桃は、現場近くにいた一のクラスメイト・紗弥を疑っていました。
そんな中、聖也は一の自由研究で近所を回ってカレーを食べさせてもらいながらカレー地図を作り、桃は放火現場の地図を作って事件解明に取り組んでいました。すると聖也は、二つの地図の分布がピタリと合っていることに気付き、ある一軒を除いて当日カレーを作っていたことが判明。また、気になる残りの一軒を訪ねると、庭にカレープラントがありカレーの香りが漂っていたことが判明。さらに、当日カレーだったのに親が働きに出ていたせいで一人でいた紗弥の家が免れた事実から、犯人が一家団欒でカレーを食べる家を狙っていることを突き止めました。そこで、聖也、桃、一、涼介(森田剛)が擬似家族を演じ、スーパーで買い物をして紗弥も呼び付けてカレーを作り、おとり捜査を実行。一時生命保険のセールスマンが訪れたけど、母親役の桃が一や涼介のフォローを受けて帰らせました。そしてカレーは完成し、お世辞にも美味いとは言えない出来だったけど、聖也は桃が作ったカレーを褒めて食べました。するとその直後に家が放火され、張り込みをしていた五十嵐(佐野史郎)が犯人を現行犯逮捕。なんとその犯人は、先程訪れたセールスマンでした。この事件を通して、何かと反発し合っていた桃と紗弥は理解し合い、桃は山内署長から警察手帳を返してもらって、皆で彼女が作ったカレーを美味しく食べたのでした。
強気な紗弥を疑い続けた桃だけど、実は彼女も昔紗弥と同じような生活をしていた過去があり、二人はケンカを繰り返しながら接するうちに理解を深めていきました。この二人、性格もそっくりだったなあ(笑)。「カレーは二日目の方が美味しい」という話は、実際に聞いたことがあるし体験したこともあるけど、それは食材の旨味が引き出されるからなんですね。正しくは「一旦冷ましてから加熱」で、聖也たちも桃が作ったカレーをそのようにして美味しくさせていました。その甲斐あって、初めてに近い桃の料理も多少は美味しくなっていたんじゃないかな?(笑) そもそも、カレーで失敗する例は少ないとも思うけど・・・。
次回は出張中の京子(市川実日子)が帰ってくる模様。桃を業務外で活躍させるために、あえて一旦お休みさせたと思っておきましょうか。結局桃は、警察手帳を取り上げられながらも職務を貫き、ほとんど休んでいませんでしたけどね。でも、カレーを楽しく作ったり、一家団欒を偽装すべくゲームで楽しんだり、料理を食べるところを皆に初めて見せたりと、それなりにアクセントにはなったようでした。
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