セクシーボイスアンドロボ・第5話
小学校の時に「こっくりさん」という禁断の遊びが一部で流行り、クラスの女子二人がやっているのをポカーンと見ていたことがあります。ただ、最初は10円玉が不審に動くのを不思議に思っていたけど、途中から意図的なものを感じ、すぐに飽きてどこかへ遊びに行ったっけな。後にその女子たちは、担任に酷く叱られしばらく落ち込んでいました。私としては、その事態の方が謎に思えたっけな・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「セクシーボイスアンドロボ」
第5話「高校入学!?恐怖の三日間!!」【うしみつ様】
あらゆる災難が起きるのを防ぐという人形“うしみつ様”が世間で出回る。そんな中、ロボ(松山ケンイチ)の通勤途中にある高校で怪事件が多発。事件に“うしみつ様”が関係していると推理する真境名(マキナ・浅丘ルリ子)は、ニコ(大後寿々花)とロボに潜入捜査を依頼する。そこで高校生に扮(ふん)したロボとニコは、高校生に紛れて学園生活を満喫する。
持っていなければ予言通りに災いが起こるという人形“うしみつ様”が大流行。その怪事件が聖ウラジミール学園で頻発していて、ロボもその現場に偶然居合わせて大騒ぎ。そこで、真境名はニコとロボを高校生の姿にさせて潜入捜査を依頼しました。二人はその高校に入学すると、同じクラスの玲(黒川智花)たちがうしみつ様の儀式を行い始め、災いの予言は次から次に的中。生徒たちは怖がり、うしみつ様の人形を買って災いから逃れようとしていました。
しかし、これらは全て玲たちの策略で、皆を騙して人形を売りさばき金儲けをしていたのでした。その事実を知ったニコとロボは、うしみつ様の不審な動きの謎も掴み、改めて儀式の会場へ。実は、儀式で使う人形の裏には磁石が付けてあって、玲が両手首のブレスレットで操っていただけ。彼女は思い通りに人形を動かせず困惑していたけど、それはロボが強力な磁石で操っていたため。ニコもうしみつ様の声を出して玲たちを責めると、ついに開き直って白状しました。最後に人形がクルクル回って「また遊ぼうな」と言ったけど、それはニコの仕業でもロボの仕業でもないとすると? その後二人は、真境名に「中には分かっていた人がいるかもしれないのに?」と問うと、「インチキだろうと無かろうと、何かにすがったり頼ったり、寄り掛かったりよじ登ったりするもの」と言い返され・・・。
あれから、あっという間にうしみつ様は廃れ、
代わりの物が生まれた。
一海ちゃんには、ラブレターが届いた。
相手は、実習先の生徒から。
あの5人は罰として一年間、
花の手入れをやることになった。
でも、またもや何かを計画中。
仕事をサボってウソをついたロボは、
当然、信じてもらえず。
本当のことを言った私も、同じく信じてもらえなかった。
私が信じてるものっていったい・・・。何なんだろう。
ほんと、何なんだろうね、この後味の悪さは(苦笑)。「こっくりさん」と変わらない禁断の遊びに加え、皆を騙して金儲けですか。しかも、問題の女子5人はまだ懲りていない様子ですか。実は、磁石で動かしていることが途中で分かったんですよね。まあそんなもんだよなあとね。小学校の時と同じような疑い方だったっけな。それに、教育実習が始まると言っていた一海(村川絵梨)が、聖ウラジミール学園に入ることも途中で気付いたんですよね。まあそんな風に関わるんだろうなあとね。ラストで「よっちゃん人形」が関わってきたのは意外だったっけな。
とはいえニコとロボは、上手いこと高校に入学できてそれなりに楽しんでいた部分があったし、「人は弱いから何かに頼りたくなるもの」と真境名から人生のアドバイスを受けられた部分もあったし、良かった部分もありました。ただ、良く高校に入学できたなあと。私としては、その事態の方が謎に思えたっけな・・・。
○関連記事「セクシーボイスアンドロボ・第1話」
○関連記事「セクシーボイスアンドロボ・第2話」
○関連記事「セクシーボイスアンドロボ・第3話」
○関連記事「セクシーボイスアンドロボ・第4話」
原作コミックス「セクシーボイスアンドロボ (1)~(2)」(黒田硫黄)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あずさ~~ん!!
大変ご無沙汰しております。私のこと、お忘れではないですよねえ?(笑)
先日どうにか復活しまして、少しずつお仲間のみなさんのブログにお邪魔
させていただいているところですが、あずさんはお変わりなくて何よりです。
ところで、今期のドラマ、私はかなりリタイアしてしまい、残っているのはわずか。
その中で、このセクロボはどうにかこうにか楽しめている部分があるんですけど、
(あくまでも“部分”(笑))
このうしみつ様の回はむごかったですよね~。
>何なんだろうね、この後味の悪さは(苦笑)。
ああ、この表現、わかるわかる!って感じです。4話と、この5話を書いた脚本家って
新人らしく、しかも木皿泉の大ファンだったらしいけど(公式のP日記より)
なんか、ほんと、野ブタの良いところをまねっこして、素人が書いたみたいな
(かなりキツイかな?(苦笑))お粗末さを感じてしまいました。
それでもやっぱり捨てられないこのドラマ。“哲学入った繊細系”って、私の
一番のツボなんですよね~。
まあ、長くなりましたけど、そんなわけで、また来期から少しドラマ感想書けたらと
思ってますので、よろしくです~!
投稿: まりりん | 2007.05.19 23時39分
まりりんさん、お久しぶりでした! もちろん忘れていませんよ。まずは復活おめでとうございます。今クールはリタイア作品が多いとのことだけど、合うドラマがあればまたお話ししていきましょうね。それで、このドラマの今回だけど、そうそう後味が悪くてね(苦笑)。テーマ自体が好きでなかったけど、その持ち上げ方も好きになれなかったというか。脚本が木皿さんじゃない人だったことは知っていたけど、新人でファンで真似っこでしたか。ここはやっぱり、木皿さんにバチッと決めてもらいたいところですが・・・。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.05.20 02時16分