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2007.03.31

芋たこなんきん・終わりどんなん?

2006/10/02(月)から2007/03/31(土)まで半年間に渡って放送されてきた、NHK・朝の連続ドラマ小説「芋たこなんきん」が、ついに幕を閉じました。

○NHK・連続テレビ小説・公式サイト
http://www.nhk.or.jp/asadora/

「朝ドラ」としてはシリーズ通算75作目で、大阪放送局が制作するシリーズとしては通算30作目となったこのドラマ。原案・題字を担当した作家・田辺聖子さん自伝的ドラマで話題にはなったけど、平均視聴率がとにかく悪く朝ドラ史上ワースト3位を記録したそうです。ちなみに、タイトルの「芋たこなんきん」とは、女性が好む食べ物の代名詞「芋・タコ・カボチャ」のことだそうです。

実は私、このドラマの前の「ファイト」、「風のハルカ」、「純情きらり」を割と見てきたんだけど、この「芋たこなんきん」はほとんど注目していませんでした。これまでは若者にも注目されるタイトルばかりだったけど、ここに来てターゲットをグッと引き上げられた感があって、正直付いていけませんでした。それに輪を掛けて、このドラマは時系列に沿った年代記ではなく、時代を行き来して展開していくような手法が取り入れられたため、やはり付いていけなかった視聴者も少なくなかったはず。冒険的ではあったけど、功を奏す結果には至らなかったようです。

また正直に言うと、FAYRAYによる主題歌「ひとりよりふたり」がどうも毎回緩く聴こえ、「朝ドラの主題歌としてはどうなんだろう?」と考え込むこともありました。キャスティングは特に悪くはなかったんだけど、私は近年の朝ドラみたいに注目する気にはなれませんでしたね。だから半ば義務的に見た終盤も、かつてのような感動や思い入れも無く・・・。

「芋たこなんきん」上巻 「芋たこなんきん」下巻
小説「芋たこなんきん」上巻/下巻(田辺聖子)

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