のだめカンタービレ(アニメ)・第6話
アニメ「のだめカンタービレ」の第6話を見ました。
[東海地区:東海テレビにて2/22深夜(2/23)に放送]
○アニメ「のだめカンタービレ」公式サイト
Lesson6(原作「第3巻」・Lesson14~Lesson16相当)
シュトレーゼマンはS(スペシャル)オケのメンバーたちに来月の定期公演に出演することを発表する。また、千秋を副指揮に任命し、シュトレーゼマンはどこかにいなくなってしまう。公式にオケの指揮が振れることに意気込む千秋は、デタラメなメンバーたちとも次第に打ち解けていくのだが、公演一週間前にしてシュトレーゼマンはささいなことで千秋に腹を立ててSオケを脱退してしまう…。相変わらずハチャメチャな演奏をするメンバーたちを押し付けられた千秋に、残された時間はあまりにも少ない!
今回は佐久桜の話もメインのはず。父親の事業の失敗で貧乏生活を余儀なくされ、学業や練習の時間を惜しんでバイトに励むばかりの、コンバス担当の桜。千秋はのだめが桜を連れて自宅へやって来た際に事情を知り(ついでに料理も食べさせ)、ある日のだめと共に彼女の自宅(豪邸)へ行ってみると、桜の父親・日出美が出迎えてくれました。そこで会話をしているうちに彼は自慢のヴァイオリン部屋を見せ、千秋は高価な名器ばかり揃っているのに全く弾きこなせないのを知って、「全部売ってこい!」と思わず激怒。そう言われて売ったら会社が立ち直ったらしく(「呪いのヴァイオリン」のせいだった)、桜もようやく練習に専念できコンバス隊は一安心。しかし、Sオケとしてはまだまだレベルが低く困ったもの。出来の悪さに苛立つ千秋。言い責められて落胆するメンバー。不安そうなのだめ。身勝手なシュトレーゼマン。本当に大丈夫か?
○今回の初登場キャラの感想(クレジット順)○佐久桜(声:能登麻美子)
気弱そうな声なら問題無しと安易に思っていたけど、まあ良い感じなのでは?
原画担当のせいか何となく大人っぽく見えた、小柄で大食いのコンバス娘。○佐久日出美(声:小杉十郎太)
声については特に問題無いと思ったけど、
あまりに痩せこけていてちょっと引いた(笑)。
○今回の使用曲(公式サイトより)■ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」第1楽章
千秋、いよいよ本格的にSオケをふることになり練習開始
■ベートーヴェン/交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」第2楽章
ミルヒ-不在のまま千秋の指揮にて第2楽章へ突入
○今回注目したこと(原作との比較あり)○詰め込み過ぎちゃって困るわ
今回のLesson6を一言で言い表すと、「粗い」。
原作の3話分を無理矢理詰め込んだせいで、
貴重なシーンや小ネタがことごとくカットされて残念に思ったのだ!
私的には、千秋の自宅でののだめの入浴シーンがカットされたことで、
ちょっぴりションボリック。 (´・ω・`)○桜の影も薄過ぎちゃって困るわ
佐久家でのシーンで、
桜が後に登場しないなんて「おいおい!」だよ。
ドラマ版では、千秋とのだめの他に峰や真澄ちゃんまで向かって、
ヴァイオリン部屋への行き方も変更されていたほどだったのに。
それに、桜とカーくん(岩井)のSオケ初カップルの誕生も唐突だったし。
公式サイトのあらすじにしても、桜のことが全く書かれていないけどさ~(苦笑)。○はちみつ漬けとシュキあり
のだめが千秋のために「レモンのはちみつ漬け」を持ってきて、
それが実は「レモン丸ごとはちみつ漬け」だったり。
のだめが考え込む千秋の色香に欲情して、
「シュキあり(隙あり)」と言ってキスしようとして失敗したり。
その辺りはカットされなかったようで良かったデス。
それさえ無かったら、きっと「む゛き゛ゃ゛ー!」と叫んでいたな。○「進級試験」の話は無視されたのだ
原作第3巻のLesson13がカットされたみたいです。
ここでは千秋が裏軒でクラブハウスサンドを初注文するシーンや、
のだめと峰がやる気無しぶりを見せつけるシーンや、
千秋が実技試験を欠席する歴史的失敗まであって、
とても面白いんだけど・・・。
一話完結の回だから前後の回に含ませることができなくて仕方無くカット?
そうですか。そうなんですか。オレ様もクラブハウスサンドを(嫌がらせ目的)。○OP曲「Allegro Cantabile」がリリース
SUEMITSU & THE SUEMITHによる、
オープニングテーマ「Allegro Cantabile」がリリースされました。
初回限定盤は、原作の二ノ宮知子先生による描き下ろしジャケット付き。
私もやっとフルバージョンを聴けたけど、なかなか良いですね。
ついでに、CDのCMで少しだけ見られるPVも見ました。
真っ白な空間で真っ白なピアノを弾き語る真っ白な彼。
しかし、突然上から黒い液体が滴り始め、
全てが黒くなってゆく。いや、ただ汚れていくだけ(苦笑)。
私にはその世界観が理解できませんでした。
以下に挙げるスタッフblogでも詳しく紹介されています。○関連記事・SUEMITSU & SUEMITH STAFF BLOG「Allegro Cantabile PV」
【 http://playlog.jp/suemitsu_staff/blog/2007-01-20 】ちなみに、
『Allegro』は、「快速に」「速く」という意味で、
『Cantabile』は「歌うように」という意味です。曲タイトルの単語間のスペースに「爽やかさ」を含ませたいところだけど、
このPVを見るとそんな思いも吹き飛んでしまいます。
曲の出だしの頃は白一色で気持ち良く歌っていて確かに爽やかなのに、
どうやら「アレ黒(Allegro)」を重視してしまった模様。
総じて「評価悪し」。Sオケのみならず、このアニメ自体、本当に大丈夫か?
○関連記事「のだめカンタービレ(アニメ)・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ(アニメ)・第2話」
○関連記事「のだめカンタービレ(アニメ)・第3話」
○関連記事「のだめカンタービレ(アニメ)・第4話」
○関連記事「のだめカンタービレ(アニメ)・第5話」
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ化とアニメ化が決定』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第1楽章「原作の率直な感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第2楽章「原作の詳しい感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編3)“アニメ版に向けての予習”』
○関連記事『アニメ版「のだめカンタービレ」の地域別放送時間の事前調査』
○関連カテゴリ「のだめカンタービレ」(ドラマ版レビュー含む)
「のだめカンタービレ VOL.1」(2007/04/13)
「のだめカンタービレ VOL.2」(2007/05/11)
「のだめカンタービレ VOL.3」(2007/06/15)
「のだめカンタービレ VOL.4」(2007/07/06)
「のだめカンタービレ VOL.5」(2007/08/10)
「のだめカンタービレ VOL.6」(2007/09/07)
「のだめカンタービレ VOL.7」(2007/10/05)
「のだめカンタービレ VOL.8」(2007/11/09)
オープニングテーマ「Allegro Cantabile」(SUEMITSU & THE SUEMITH)
エンディングテーマ「こんなに近くで...」(Crystal Kay)
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
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コメント
アニメを見ていると
ドラマの時に あずさんがおっしゃてたこと
よく思い出すデス
なるほど こうやって行ったり来たりしてるのね~ とかね。
清良が最初から居ないのが
さびしっ!みたいな感じ?(笑
投稿: Lady-e | 2007.02.26 05時00分
原作の要素が抜ける件については、ドラマ版よりもアニメ版の方がすごく気になります。何で?(笑) Lady-eさんとは逆に、そちらの新鮮な感想も楽しみにしているんですよ。清良はある機会にあるタイミングで登場するはず。ドラマ版みたいに最初からいるのが妙なわけね(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.02.27 01時00分