東京タワー オカンとボクと、時々、オトン・第6話
今回第6話のサブタイトルは、「オカン上京」ではなく「オカン上陸」。まるで怪獣でも来るかのようです(笑)。東京タワーより大きいのかどうかは特に語らないけど、存在感が大きいのはどうやら確かなようです。
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○フジテレビ系「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
第6話「オカン上陸」
雅也(速水もこみち)は、栄子(倍賞美津子)と東京で同居を始めた。あれこれ世話を焼く栄子を、雅也はうっとうしく思う。そんな折、栄子はデートの件で電話をかけてきたまなみ(香椎由宇)を自宅に誘う。栄子は料理を準備し、まなみとの対面を楽しみにしていた。二人を会わせたくない雅也は帰宅を渋り、デートを引き延ばす。
雅也はオカンの栄子を東京へ招いて一緒に暮らすことになったけど、断ってくると思っていたのに意外にも誘いに乗ったため、実は動揺していました。その栄子は、地元でお別れパーティーを開いてもらい、オトンの兆治(泉谷しげる)にも東京行きを告げてついに上京、いや上陸。そして雅也は、笹塚で別のアパートを借りてそこで過ごすことにしました。その後は、かつて一緒に住んでいた頃のように栄子が雅也の世話を焼くばかりの状態に。
そんな二人のアパートにまなみや手塚(石黒賢)たちが各々訪れ始め、栄子は来客と楽しく会話するも、雅也はその生活に重さを感じていました。また、鳴沢(平岡祐太)から受けたイラストの仕事が遅れて契約を切られ、公共料金等の請求書に悩み、栄子が知らぬ間に新しいベッドを買ったことで、雅也はついに栄子へ「筑豊に帰ってほしい」と伝えました。そんな雅也は手塚に説得され、栄子の気持ちを分かってあげることにしてアパートへ帰るともうそこにはいなく、タンスの引き出しを開けてみると雅也の物がたくさん入っていました。栄子が「大事な物しか持ってこなかった」と言ったその物が自分に関する物ばかりだったのを知って、雅也はすぐに探しに行こうとすると栄子がひょっこりと帰宅。誰かの所で世話になろうとも考えた栄子は「オカン、やっぱり、マー君家以外、行くとこ無いけん」と呟くと、雅也は「これからは、ここが、オカンとオレの家たい。それで、死ぬまで、東京におったらええ」と伝えました。すると栄子は、雅也に顔を見せないまま密かに喜びました。そして二人で屋外へ行くと、目の前には光る東京タワーが。そこで雅也は、栄子にいつか東京タワーへ連れて行くことを約束したのでした・・・。
雅也が栄子の上京を当初望んでいなかったのは意外だったけど(お前ってヤツは!)、母親のありがたさを痛感し改めて一緒に暮らす決意を固めたことでホッとしました。栄子のぬか漬けを食べて思わず賞賛した手塚は、それによほどの愛情がこもっていたように感じたのでしょう。彼は自分の母の死に目に会えなかっただけに、そのぬか漬けを食べられる喜びを雅也に伝えたかったのでしょう。雅也から東京タワー行きを約束された時に「はい、楽しみにしとこ!」と言った栄子は、本当にうれしそうだったなあ・・・。
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