ジャッキー・チェン「酔拳」の深き想い出・2
本日テレビ東京系「木曜洋画劇場」で、ジャッキー・チェン主演の映画「ドランクモンキー酔拳・特別編(1978年・香港)」が放送されました。私にとっては、子供の頃にジャッキー・チェンの存在をこの映画のビデオで知ったという想い出の作品。実は一昨年2005年の3月に放送された時も記事を書いたんだけど、今回の放送ももちろん見逃さず同じように記事を書くことにしました。よっぽど好きなんだな、自分・・・(笑)。
カンフーの道場主の息子フェイホン(ジャッキー・チェン[成龍])は練習をまじめにすることもなく、町に出て悪さを繰り返す放蕩(ほうとう)ぶりで、父親から勘当される。そんな折、金がないのに食堂に入り、食堂の用心棒にたたきのめされそうになったフェイホンは、泥酔した老人(ユエン・シャオティエン[袁小田])に助けられる。この老人は父親の親友で、酔えば酔うほど強くなる"酔拳"という拳法の達人だった。老人はフェイホンの父親に依頼され、1年間の予定でフェイホンの個人教授をすることになっていた。フェイホンは老人の下で修行を始める。※「Yahoo!テレビ」番組紹介文を引用
不真面目な男・フェイホン(飛鴻)が、酔拳の達人・ソウ(蘇化子・ソカシ)の下で修行を重ねて“酔八拳(酔拳)”を会得し、かつて屈辱を受けた殺し屋・鉄心と再戦するというストーリーです。ここで、以前書いたものをそのまま転記。
○ジャッキー的カンフー映画の典型的パターン道場でそれなりに強いジャッキー
↓(コメディストーリーあり)
強い相手に叩きのめされる
↓(屈辱を味わう)
師匠の下で修行する
↓(強さをアピール)
初めて&再び大ボスと勝負して勝利する
ついでに、もう一つ転記。
○酔拳の元「酔八拳」とは?正式名は「酔八仙拳」。八人の仙人(呂洞賓、鉄拐李、漢鐘離、藍采和、張果老、曹国舅、韓湘子、何仙姑)の型に分かれていて、酒を飲んで相手を油断させながら攻撃する独特の拳法。この映画でフェイホンは、複数の仙人の型を融合させて“独自の酔拳”で相手を破った。
面白かった~! ストーリーは知り尽くしているのに、面白い、面白過ぎる。大体、もう約20年ほど前の作品をプライムタイムに放送すること自体すごい。さすがは「酔拳」。さすがはテレ東。後者を褒めるべきか?(笑) そうそう、今回はエンディングにて日本公開版で使われたテーマ曲「拳法混乱(カンフージョン)」が少し流れて、うれしかったです。
ちなみに、この映画の監督兼武術指導を担当したのは、ソウを演じた故・ユエン・シャオティエン[袁小田]の息子であるユエン・ウー・ピン[袁和平]。あの超大作映画「マトリックス」の武術指導担当としても有名ですね。また、今回の日本語吹替版でソウの声を演じたのは青野武さん。かつては故・小松方正さんが声を担当されていたけど、やっぱり彼の声の方が合っていたし良かったなあ・・・。
・映画「マトリックス・アルティメット・コレクション」(10枚組)
[以下・映画「マトリックス」3部作]
・映画「マトリックス」特別版
・映画「マトリックス リローデッド」特別版
・映画「マトリックス レボリューションズ」特別版
またいつか、「酔拳」を放送してくれるかな? もし実現したら、当然また見ます。そして、当然また記事を書きます(笑)。
○関連記事『ジャッキー・チェン「酔拳」の深き想い出』
【 http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/03/post_11.html 】
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コメント
やっぱり、ジャッキーはかっこいい!
酔拳ーをひさしぶりに見て小学生の時に友達と学校の隅で腕立てや腹筋をやったのを思い出したー
でも、ジャッキーの作品で一番は五獣の拳(字違う?)だよねー
投稿: マス | 2007.01.05 01時02分
マスさん、見ました? ジャッキー、カッコ良かったですね~。ああ、やったやった、私もやりましたよ。彼に憧れて無駄とも思える修行の真似を(笑)。胡桃を片手で割ろうともしたなあ。指痛めただけだったけど。「五獣の拳」はタイトルなんだっけかな、鶴の拳が好きだったのは覚えています。しかも実演もしました。両手を広げて相手に立ち向かうだけ(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.01.05 02時08分