演歌の女王・第3話
今回第3話の冒頭で、幸子こと福田麻由子ちゃんによりこれまでのあらすじが紹介されました。前回第2話でも違った形でドラマを紹介するシーンがあったけど、これは今後も恒例化するのかな? まあそれはさておき、私は今回でそれを見るのが最後になるかもしれません・・・。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「演歌の女王」
第3話「いま、イジメられている君へ…」
ひまわり(天海祐希)は、中学生の貞子(成海璃子)とラブホテルから出てきたヒトシ(原田泰造)に遭遇。ヒトシは、家出中の貞子を強引にひまわりに預ける。貞子は同級生のいじめグループに金を要求され、援助交際をしようとしていたのだった。ひまわりはいじめをやめさせようと、尻込む貞子を連れて学校に乗り込む。
ひまわりはラブホテルから出てきたヒトシと貞子を目撃して理由を問い詰めると、ヒトシは出会い系サイトで知り合った貞子がいじめで悩み家に帰りたがらず、ただ話を聞いてあげていただけだと答えました。そのいじめは悪質で、貞子は同級生にお金を要求され、やむを得ず援助交際で稼ごうとしたとのこと。ひまわりもまた中学時代にいじめられた経験があり、貞子に一部同情する部分も・・・。
しかし、貞子の問題はどんどん大きくなり、ついにひまわりは貞子と学校へ行って皆の前で説得! というのは妄想に終わったけど、さらに傷付いてしまった貞子は遺書を残して行方不明に。ひまわりは困ったけど、信(武井証)が冷静に彼女の行き先を予想して夜の学校へ行くと、貞子はそこの屋上から飛び降りようとしていました。屋上へ駆け付けたひまわりは、自分の不幸ぶりを告げて説得したところもつれ合いになり、逆にひまわりが誤って転落! というのは妄想に終わらなかったけど、何とか一命を取り留めて問題解決・・・とはならず、ヒトシが貞子の親へ金を返すためにひまわりの家の物を売り払ってしまいました。ひまわりはまたまた不幸に・・・。
へえ~へえ~、ふ~んふ~ん。何故なんだろう? どうしてなんだろう? やっぱり面白くない(苦笑)。前回の感想とほぼ同じでした。大体、予告や番宣でひまわりが教室で「いい加減目覚めろよ・・・」という同局系「女王の教室」での真矢の名セリフ「いい加減目覚めなさい」みたいなことを言っていたけど、前回第2話を見て「勢いあるシーンは妄想に終わる」と予想していたら、案の定その通りになって激しく苦笑い。ドラマとしては“奥の手”とも言える真矢の名セリフのパロディを早くも出してきたわけだけど、私の中では「失敗に終わったんじゃないか?」という印象。ストーリーも支離滅裂で何が何だか分からず。“演歌に集中してただ突き進むストーリー”じゃなかったんだ? “女の不幸の物語”でただ進むだけなんだ? そうか、そうだったんだ・・・。
今回「いい加減目覚めろよ・・・」のシーンを見て、私はお望み通り、あることにいい加減目覚めました。「レビューを書く価値無し」。面白くないドラマについて、レビューを書き続けること自体が苦痛なので、ここでレビューをリタイアします。視聴は続けるかもしれないけど、見ることで不幸な気持ちを抱く可能性もあり。ああ、やっぱり、ドラマ自体が不幸だわ・・・。
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コメント
ads(あず)様、こんばんは。
ふぉ、ふぉ、ふぉ。
脱落ですかな。
視聴率が10.9↘*9.5↘*8.5%ときれいな落下を続けるので
仕方がないと思いますが、
キッドはこの脚本家をまったく買っていないのですが
今回初めてちょっと面白かった(つまり、女王の教室も含めてです)。
いじめはなくならないし、バカはなおらない。
この単純な真理をドタバタにのせて語る。
これはスラプスティックの手法としては実に正攻法なのです。
クドカンのパロディーとしてもちょっと楽しかった。
まあ、脚本家の意図するところとは違うのかもしれませんが・・・。
イノシシシューティング、ご苦労様でした。
投稿: キッド | 2007.01.30 04時13分
キッドさん、ついに自分にウソをつけなくなりました(苦笑)。視聴率も落ち込む一方みたいですね。脚本が悪いとしか思えません。制作陣、いい加減目覚めろよ・・・。へえ~、正攻法の要素が見られるんですね~。でも、やっぱり意図するものとは異なるとも思いますが(苦笑)。それにしても、期待していたドラマに裏切られると、結構へこむものですね・・・。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.01.31 02時16分