世界一受けたい授業!!1億人の国語算数理科社会音楽2007熱血先生大集合SP
日本テレビ系の人気バラエティ番組「世界一受けたい授業」の2時間SP「世界一受けたい授業!!1億人の国語算数理科社会音楽2007熱血先生大集合SP」を見ました。タイトルは長過ぎるけど、結構面白かったです!
○関連サイト・日本テレビ「世界一受けたい授業」公式サイト
【 http://www.ntv.co.jp/sekaju/ 】
○関連サイト・「世界一受けたい授業」公式サイト内・2007/01/13「ホニャララ授業復習」
【 http://www.ntv.co.jp/sekaju/student/20070113.html 】
○関連サイト・「世界一受けたい授業」公式サイト内・2007/01/13「今回の先生」
【 http://www.ntv.co.jp/sekaju/teacher/20070113.html 】
○「世界一受けたい授業・2007熱血先生大集合SP」・概要(公式サイトより)・出演者(レギュラー)
堺正章(校長)
上田晋也[くりぃむしちゅー](教頭)
有田哲平[くりぃむしちゅー](学級委員長)・パネラー(ゲスト[生徒])
石原良純、いとうせいこう、菊川怜、近藤真彦、中川翔子、
ペナルティ、細山貴嶺、松本明子、三倉茉奈・佳奈、渡辺満里奈・内容
数学者の秋山仁氏は“数式いらずの数学”を教える。数式ではなく、ビジュアルを使ってパズルを解くように問題を解けば、右脳と左脳がバランスよく活性化するという。武田鉄矢は、昔話をより楽しむ方法を明かす。昔話は読み方を学べば別のストーリーが見え、それには現在の深刻な社会問題の解決策も隠されているという。日本福祉大助教授の中村智彦氏は、マフラーやノート、瓦などの製造過程を紹介する。脳科学者の茂木健一郎氏は、恐怖を感じることで脳が活性化するという“アハスリル”について語る。作曲家の青島広志氏は、クラシックの名曲が作られた背景にある不倫やストーカー、失恋などの“泥沼恋愛”を公開する。
何から書こうと思ったけど、公式サイトの「ホニャララ授業復習(2007/01/13)」の出来が良過ぎるので、詳しくはそちらを見てください。私はそれを参考に書くことにしました(笑)。
○1時限目秋山仁 先生
頭がジンジン熱くなる!数式いらずのジンジンの数学
「和音に潜む数学的真実」では、完全協和音を数学的に形に表して直角三角形で見せるのが面白かったです。音楽と数学の関係が密接なのは楽譜入門書で読んで良く知っていたけど、その表し方が見事でしたね。アコーディオンを弾く秋山先生は、フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」のシュトレーゼマン(竹中直人さん)みたいだったなあ(笑)。
「正方形に引かれたジグザグの対角線。この中で一番長いのは?」は、すぐに分かりました。あの線がジグザグでなくピンと張っていたら、答えは全然違ってくるけどね。数学は私も理系人間だから大好きだけど、大事なのは理論を踏まえた発想力ですね。やっぱり数学って面白い!
○2時限目中村智彦 先生
あなたの知らない工場見学一目でわかるモノ作りのカラクリ!
これは興味ある授業でした。工場での自動ライン生産を紹介するものだけど、身近な物があんな風に作られていたとは! ノートは分割を繰り返して最後は風を送って余り糸ごと裁断したり、ちくわは穴と油で独特の焼き加減を出したり、玉子焼きは大きなローラーでグルグル巻いていって最後は型にはめて形を整えたり。どれも良く考えられていますね。
驚いたのはリカちゃん人形。型だけ作って、その後の顔の色塗り等は全て手作業なんですね。同じように見えるけど、人間の手によるものだから微妙に違いがあるってことか。また銘菓「ひよこ」は、あんまんの形を徐々に整えていって、最後は型にポンとはめてひよこ型にするのが面白かったです。たれびんも興味があったけど、使用後はほとんど捨てられるものだと思うと少し悲しかった。
○3時限目武田鉄矢 先生
昔話を100倍楽しく読む方法!
あなたはまだ本当の桃太郎を知らない!?
以前にも登場した、素晴らしい授業を展開する“金八先生”が再登場。パネラーの近藤真彦さんとは、ドラマの中で実際に教師と生徒という関係だった間柄。当然のように触れられていました(笑)。
日本の昔話は「ネッカーキューブ」。見方を変えれば世界が変わる。これも面白かったですね。「かさじぞう」の話が「見方を変えれば」の話に最も近く感動さえしました。他にも、「ももたろう」や「いっすんぼうし」は「いじめからの脱却と個性の発見」、「うらしまたろう」は「ニートの話を含めた時間感覚」等。特に「うらしまたろう」は、竜宮城が実はメイドカフェという話も飛び出して笑ってしまいました。でもすごく納得。さすがは金八先生ですね。
○4時限目茂木健一郎 先生
恐怖で脳を活性化!アハスリル Part2!
「恐怖は生きていく上で最も必要なもの」という話。納得できる話もされたけど、結局は以前も盛り上がった「アハスリルクイズ」へ突入(笑)。「アハ!スリルピクチャー」は「白黒のまだら模様の中に何が隠れているか?」という問題だけど、2番目の方は分かりませんでした。でも、今見ると“それ(答え)”にしか見えない。妙なものです。
何故人間は怖いものをわざわざ見ようとするのか? それには「ミラーニューロン」という神経細胞の話も関係していて、精神的快楽を得るための行動だそうです。それはあまり感じたことが無かったけど、自分は無意識のうちに感じていたのかな? じゃあ、オチが無い恐怖を見た時は? 何だか辛い話になりそうだから、「アハ!」と笑って終わらせておこう。
○5時限目青島広志 先生
クラシック波瀾万丈
名曲はドロ沼恋愛から生まれた!!
「有名なクラシックは、作曲家たちのこんな恋愛話(特に失恋)から生まれた」というお話。ショパン、切ねえ~。シューマンとブラームス、あり得ね~。ワーグナー、懲りね~。ベルリオーズ、自分かよ~。名曲って、ただ普通に生きているだけじゃ生まれないんですね。
各音楽家の紹介が終わるたびに、スタジオにオーケストラを招いてその名曲たちが演奏されました。最後に演奏された「失恋から生まれた曲のメドレー」は、公式サイトにてダウンロードできるので聴いてみるとよいでしょう。
といった感じで、全5教科の授業はあっという間に過ぎてエンディングへ。どれも見逃せない授業ばかりでした。こんな授業、学校じゃなかなかやってくれないもんなあ。確かに世界一、いや「受けたい授業」でした!
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