14才の母・第10話
前回第9話のラストを見てあまりに呆れてしまい、悪い意味で「何これ?」と短く感想をまとめた私(苦笑)。しかしそれを書いた直後、ドラマが好調とやらで全10話の予定が1話増えて全11話になったことを知り、さらに反町隆史さんが小児科医として友情出演するニュースを知って驚き、良い意味で「何これ!」と短く驚嘆してしまった私(笑)。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第10話「もう一度笑って…」
借金で手が回らなくなった静香(室井滋)は、智志(三浦春馬)に苦労をかけたことが引き金になり、放心状態に。学校にも通えない状態の智志も、静香の看病に明け暮れ、疲労が出始める。一方、的場(高畑淳子)は危機的状態にある未希(志田未来)の体を思い、自然分娩(ぶんべん)をやめ、帝王切開の手術に切り替える。
未希は春子や小児科医・土田(反町隆史)の下で、自然分娩を辞めて帝王切開で無事に女児を出産しました。しかし、未希は出血が止まらず意識も戻らない危険な状態で、加奈子(田中美佐子)他は彼女の無事をただ祈るだけ。また、産まれた女児も危険な状態にあり、土田は新生児集中治療室に搬送し面倒を見ることに。その後、母子共に回復し皆も落ち着きを取り戻すことができました。一方、古い建物の一部屋に潜んで暮らしていた静香と智志を訪ねた忠彦(生瀬勝久)は、驚きながらもせめて一目だけでも未希に会ってほしいと頼みました。それでも考えを曲げない静香に智志は反発。しかし彼も、やがて忠彦と共に未希を訪ねると「子供が死ねば良かった」等と口にして飛び出してしまいました。ただ、ひとたび思い返して未希への養育費のことで考え始め、学校を卒業後に就職することを決めて波多野(北村一輝)の元へ。そして波多野へ就職の手助けを頼んだけど、彼はその甘さを指摘して自分で探すように強く説得したのでした。
ある日、病院に訪れた静香は、加奈子に会って養育費を手渡そうとしたところ、それを加奈子は強く拒否。すると静香は、以前作った誓約書を取り出してその場で破り、今後同じ立場で産まれた子供と関わっていくことを伝え、加奈子へ強引に養育費を手渡したのでした。そして未希は、加奈子に言われてまだ見ぬ我が子を見に一人でNICUに行き、土田が付き添って対面を果たしました。土田から「こんなに小さくても母親を認識できる」と言われた未希は、我が子の手に触れるとその子はゆっくりと彼女の指を握り返しました。それを見た未希は、いくつか考えていた名前の中からある一つを決め、その名前で呼び掛けることに。未希が決めた名前とは・・・。
新たな命の誕生。それはどんなケースにおいても感動はあり、今回も例外ではありませんでした。“少女と女児”という二人のシーンは、何だか妙な感じはしたけどやっぱり良かったなあ・・・。そういえば、日本漢字能力検定協会が先日発表した年末恒例の「今年の漢字」は、「命」に決まりましたね。また、ベネッセコーポレーションの雑誌「たまひよ」が調査し発表した「2006年名前ランキング」では、女の子の名前の上位に「陽菜(ひな)」、「葵(あおい)」、「さくら」等が入ったそうですね。ちなみに、「みき」に該当する名前は意外にも100位以内には無かったけど、未希が産んだ女児にはその中のどれかが選ばれたりして? 一方、波多野は原稿のタイトルを一旦「14歳の母」と書いた後、ふと思い立ったように「14才の母」と書き直しました。本文部分で「歳」が使われていたのを見られたけど、わざわざ「才」にしたその理由はいったい? 文字で幼さを暗に表現したかったのでしょうか? あと余談で、未希は今回おっぱいが出なかったけど、14才でもそれなりに胸が張るものなのかな? 一度状態を見てみたいものです。何か冷静なまますごいこと言ってるけど(笑)。
それから、急遽友情出演が決まった反町さんが出てからは、緊迫シーンも手伝って緩めだったストーリーがギュッと引き締まりましたね。かなり効果的な起用だったと思います。かつて反町さんは、フジテレビ系ドラマ「GTO」で“グレート・ティーチャー・オニヅカ(GTO)”なる元暴走族の型破りな教師・鬼塚英吉を演じていたっけ。このドラマではあんな雰囲気は一切無く(当然か)、冷静で穏やかな小児科医・土田を見事に演じていました。言うなれば、同じ「GTO」でも“グレート・ツチダ・オイシャサン”になるでしょうか。かなり無理はあるけどね(笑)。
ところで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方だけど、今回はインスト版が学校の教室のシーン等で流れ、ラストでも印象的に流れて、やっぱり最高だったと!(笑) 実は今回、未希が「名前はいくつか候補がある」みたいなことを言っていたけど、その中の「いくつか」に超反応。何にそこまで反応したかというと、「しるし」のシングルCDにはタイトル曲「しるし」の他に「ひびき」と「くるみ」も収録されているんだけど、その「いくつか」が「その三つのうちのどれか」だと思ってね(笑)。どれも名前に使えそうじゃん? 女児だから願ったりじゃん? 男児だったら「和寿(ボーカルの桜井さん)」等とも妄想していたけど(笑)、本当にその三つのうちのどれかになったら、私はマジでうれし泣きするよ(ぷっ)。“♪半信半疑=傷つかない為の予防線”じゃなくて、“♪正真正銘=傷つかない為の高望み”と置き換えて歌ってやろうとも。その辺り、「もう一度笑って…」と、今回のサブタイトルを使って最後に懇願(わっはっは)。
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主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
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★2006年、12月某日、東京麻布のお気楽プロダクション前の 交差点にH☆C( [続きを読む]
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ええっと……、まずあらすじから。
赤ちゃんは無事に生まれたものの、仮死状態のために新生児集中治療室(通称・NICU)=ベビーER(ブラよろ風)での赤ちゃんの治療。
智志にお願いに行った忠彦はだったが、変わり果てた様子に驚きの様子。
智志....... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 04時12分
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『もう一度笑って…』 [続きを読む]
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受信: 2006.12.17 10時19分
» 『14才の母』 第10話 「もう一度笑って…」 [老舗ワタクシ本舗]
帝王切開による出産を終えた未希(志田未来)は出血が止まらず、
危険な状態に陥っていた。
意識の戻らない未希の姿を見て、加奈子(田中美佐子)はただただ
動揺するばかりだが、医師たちは「今は待つしかない」と
言うことしか出来なかった。
一方、未希の赤ちゃんも危険な状態の為、
NICU担当の小児科医・土田太郎(反町隆史)により
新生児集中治療室に搬送される。
忠彦(生瀬勝久)は荒廃したアパートの一室を訪れ、そこで、
変�... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 10時37分
» 14才の母 10話〜もう一度笑って…〜 [アンナdiary]
面白くなかった。
あっ、面白いとか面白くないとかじゃないか(失礼)
未希が目を覚ました時
何だ起きちゃった。。。と思ったの(苦笑)
なんだか後半になってきてから、つまんなくなってきた。
視聴者の反響を考慮しながらストーリーを
変えていってるように感じてしまうのは、気のせい?
... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 10時43分
» 14才の母 ついに対面(人´∀`).☆.。.:*・゚ [zenの日記]
前回未希が子供を産む所で画面がバグって(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ
ってなわけでついに今回赤ちゃんが生まれるはずです(笑)
今までのお話はこんな感じ(^^)
一話14才の母 (;ΦДΦ)マ〜ジ〜デ〜
二話14才の母 妊娠×家族=エライコッチャヽ(´Д`;≡;´Д`)丿エライコッチャ
三話14才の母 やってしまいました(ノ ̄□ ̄)ノ┻━┻
四話14才の母 もう迷わない(`・ω・´)シャキーン
五話14才の母 バイバイ…(;ω;)
六話14才の母 家族っていいね…(ノ... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 10時59分
» ・日テレ「14才の母」第10話感想 [たまちゃんのドラマページ]
2006年12月13日(水)、日本テレビで「14才の母」第10話「もう一度笑って…」が放送されました。第10話も、簡単独り言をアップします!志田ちゃんの事務所の先輩、反町隆史さんを、医者として出すのは、かっこよすぎ(笑)。
◇帝王切開で出産した未希(志田....... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 14時23分
» 14才の母:第10話 [日常の穴]
未熟児として産まれた子供と、14才で出産した母。
どちらにも死の危険が迫りながら、無事に落ち着いた。
智志は、未希に会って勇気付けるのかと思ったが、自分を責めて帰ってしまった。
しかし智志は、赤ん坊の姿を見て小さな命の生きる力を感じることに。
それで、少しでも子供にお金を送りたい、と高校に行かずに働くと言う智志。
・・・未希と同じで浅はかだなぁ。
すぐに働けば短期的には収入をあげられるかもしれないが、長期的に考えれば進学する方が皆のためだと思う。。。
若者は、アツくなると周りが... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 15時15分
» 「14才の母」第10回 [気ままにいきましょう!]
『もう一度笑って…』 [続きを読む]
受信: 2006.12.17 18時56分
» 14才の母 【第10話】 もう一度笑って… [THE有頂天ブログ]
遠藤先生(山口紗弥加)、意外に絵が上手いなぁ。
(黒板に書いた馬とかライオンの絵ね)
やたらと公表をもったいぶっていた、NICU担当の小児科医・土田太郎役。
唐沢寿明かなぁと予想してたんだけど、ハズレ。志田未来と同じ事務所(研音)の反町隆史と来ましたか。個人的には、ちょっと意外な人選。
■14才の母 「第10話」あらすじ
出産した未希(志田未来)だが、意識不明の危険な状態が続き、子供も新生児集中治療室に移される。二人の命の危機に直面した加奈子(田中美佐子)は、ただ祈るば... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 20時59分
» 14才の母 第10話 [塩ひとつまみ]
仮死状態の未熟児を出産した未希の目が覚めず、うろたえる両親。
赤ちゃんの状態が安定して面会ができることになった時
忠彦は― 未希のことが心配で、今はそれどころじゃない
加奈子は― 生まれた子に会いたい(会わなき... [続きを読む]
受信: 2006.12.17 21時51分
» 「14才の母」の話10 [のらさんのうだうだ日和]
「14才の母 愛するために 生まれてきた」 [OFFICIAL SITE] 第十話・「もう一度笑って…」(視聴率21.1%、平均視聴率18.17%)医師「赤ちゃん出ますよ!」的場春子(高畑淳子)「生きてる。気道確保!」的場の手の中の赤ん坊は人形なのかな?ちょっとスプラッターだな!土田太郎(反町隆史)「吸引!」颯爽と部屋に入ってくる医師・土田太郎役の反町隆史参上!カッコ付けてないで中で待機してろよ、中で!的場「お願いします!... [続きを読む]
受信: 2006.12.18 09時35分
» ドラマ「14才の母」第10話 [描いた漫画を公開します!(日記&犬)]
ドラマ「14才の母」第10話、今までで一番良い話だったと思います! [続きを読む]
受信: 2006.12.18 16時27分
» 14才の母 第10話:もう一度笑って… [あるがまま・・・]
名前・・・けんいち・・・は却下だな(⌒▽⌒;)
女の子でしたね〜。生まれちゃいましたね〜。大変な出産でしたね〜。1648g・・・
生まれた瞬間の赤ちゃんはお人形だとしても、ICUで保育器に入ってた未熟児は
本物の赤ちゃんでしたよね???こういうのの撮影って、どうなってるんだろ?
姉ちゃん、姉ちゃん、起きろよ{/ee_2/}
あ〜もぉ、今回も健太に泣かされそうになったじゃんかーーー!{/face_naki/}
�... [続きを読む]
受信: 2006.12.20 16時00分
» 14才の母 第10話 [稲葉以外♪]
「14才の母」o.s.t
来週最終回ですか。
結構早いような感じです。
結局、出産を終えたところで(どう転がっても)、話が終わりになるのかな。
例えば、産んだ後、子供を育てる状況という方向までの話にはならないんだなと。
話のまとまりが中途半端にならないといいなと思います。
結局は「ドラマの世界」なんだという見方をされないように、きっちり終わらせて欲しい。
キリちゃん役の三浦春馬は「功名が辻」にも出てましね。
この黒い髪と、心許ない情けない立ち方が、妙にそれらしくていいんで... [続きを読む]
受信: 2006.12.22 23時39分
コメント
ads(あず)様、こんばんは。
今回が最終回でも良かったなとキッドは思います。
それはさておきH☆Cの近況記事がありますので
こちらにTBさせてもらいました。
どうか、ご照覧ください。
投稿: キッド | 2006.12.16 19時36分
熱い男の静かな演技と命の誕生にあずさんはそこに違うドラマを見た訳ですね(笑)
冷静なまま凄い事言ってた件ですが・・・
通常、”まな板”のような胸でも、子供の誕生により、巨乳になります。
しかし、一方で通常巨乳であった方がおっぱいの出が悪いなど良くある事です。
個人差のようなものなのでしょうか?そして、母となり巨乳となった人には漏れなく、授乳が終わった途端に、再びさみすぃ胸が待っております。(あれは何だったんだ・・・)とふと我に返るわけです。(笑)
その後、身体に変化が出て、そのまま大きい方もおりますが、アンダー(膨らみより下)のサイズも大きくなっていたり(太っている)。。。と女性は大変なのです。(苦笑)
通常は授乳と共に、比較的痩せていきますけどね。中々戻らない場合も…
世の男性はこれを「詐欺だ!」などと叫ばず、見守って欲しいものです。(爆)
投稿: めいまま | 2006.12.17 10時31分
>キッドさん
元々これで最終話とされた今回。確かにそのラストで終わらせても良かったかもしれません。でも予告によると、もう一波乱あるようで、完結するまで気が抜けませんね。それはさておき、例の近況記事は拝見しました。笑って良いよね、大笑いだったので(笑)。あんな妄想も良いなあ・・・。
>めいままさん
ズバリ、“GTO命!”でした。まとめ方が違うって?(笑) あらま、冷静に問い掛けた質問に答えてくれてありがとうございました。しかも詳しいね~、恥ずかしいね~。そうですか、“まな板”もそれなりに膨らむものなんですね。でもそれは一時的な風船みたいなもので、時期を終えると徐々に空気が抜けてしまうわけですか。身体が丸みを帯びてお母さんらしくなるのは知っていたけど、胸の神秘までは知り得ないものがあり、私は一人無駄に苦悩しました(笑)。いや、女性って、美を求めることでいろいろと大変だなあとは思うんですよね。まあ詳しくは照れてしまって言えないけども、特に“その辺”のことが気になってね。よし、詐欺だとは思わない! 男性が触って何とかすることはできるんですか?(いえいえ結構)
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.12.18 02時06分