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2006.12.27

のだめカンタービレ(番外編5)“「ドラマ版への希望」の理想と現実”

ドラマ「のだめカンタービレ」がついに完結しましたが、その最後のまとめ記事を締めとして公開する、のだ!

○フジテレビ「のだめカンタービレ」

○「最後のまとめ」について

ドラマ版のスタート前に書いた「ドラマ版への希望」のアンサー記事として、理想と現実を書き綴っていきます。当初どんな思いがあったのか? 実際どんな思いをしたのか? その対比をお楽しみください!

○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_a705.html

○「キャスト面の感想と希望」のその後
キャスト面について、当初抱いた感想とその後の感想をまとめました。

○千秋真一(玉木宏)

ドラマ化発表にて彼が千秋役だと知ってから原作を読んだ後に、実は「えーっ?」と思いました。正直に言いましょうか? 「えーっ、イメージが少し違うんじゃない?」です。良く言うといつも優しい表情でいるから、千秋のクールさは再現できないのではないか、と・・・。
→オレ様が悪かった! 許してくれ、オレ様!(笑) 違和感を覚えたのは初回話の序盤だけで、気付いたら玉木さんが千秋にしか見えませんでした。各オケを振る姿がカッコ良かったなあ。ボケにも積極的に取り組んでいたなあ。白目も多かったなあ(笑)。最終話のラストシーンでの涙、あれは本物だったりして?

○野田恵(上野樹里)

ぴぎゃー! アナタしかいない、超ハマリ役! 作者やファンも認めているほどらしいです。実際公式サイトでのだめ姿を見ても、「これならいけそう!」とマジで思いましたからね。でも上野さん、のだめ役は大変だろうなあ(笑)。
→むきゃー! 上野さん、のだめ役、お見事デス! やっぱり超ハマリ役でした。「ぎゃぼー」等の奇声もごく自然で、独特のフォームでピアノを演奏するシーンなんかも良かったです。彼女にとっても、誇れる代表作ができたようデス!

○千秋真一・幼少時代(藤田玲央)
○野田恵・幼少時代(森迫永依)

(事前発表無し)
→“千秋くん”こと藤田くんは初回話冒頭から回想シーンで登場。“のだめちゃん”こと森迫ちゃんは終盤から回想シーンで登場。驚いたのは後者で、実写版「ちびまる子ちゃん」のまる子を演じた彼女とはマンガ原作つながり。だから、ピアノの先生に殴られて睨むシーンは、一瞬まる子に見えちゃったよ。後半へ続く(ナレーションはキートン山田)。

○フランツ・フォン・シュトレーゼマン(竹中直人)

竹中さんのベートーヴェンのモノマネは秀逸。でも、あのシュトレーゼマンは大丈夫? この和風シュトレーゼマンが、いずれ千秋と共にオケを盛り上げることになるのか・・・。
→イ~ガイにヤ~ルじゃないですかー! 原作の“ミルヒー”とはまた違った和風シュトレーゼマンは、毎回出るたびに面白く振舞い、時には感動を与えてくれました。

○多賀谷彩子(上原美佐)

小憎いキャラを演じることが多い上原さん。うーん、合ってるかも(笑)。お嬢様らしい気品も備えているし、良いように千秋やのだめに絡んでくることでしょう。声楽科だけど、実際に歌は披露するの?
→オペラは口パクで披露していましたね。千秋の前で一瞬可愛く見せる姿もなかなか良かったです。お譲様らしい気品も確かにありました。あまり小憎くは無かったかも。

●Sオケ(エスオケ)関係者
○峰龍太郎(瑛太)

うわ~、瑛太さん金髪に染めちゃって、これは来たね! ただ言わせてほしいんだけど、今回のキャスト陣の中で考えるとしたら、彼が千秋役でも良かったのでは? 逆に、玉木さんが峰役に合っているのでは?
→峰って本当に良いヤツだね。ムードメーカーで正義感も強いそんな峰を瑛太さんが演じたわけだけど、今となっては千秋役よりも峰役の方が合っていたと言えるかも。なんといっても、オケでのパフォーマンスが最高でした。

○奥山真澄(小出恵介)

「乙女の心を持つ男の子」だから、可愛い顔の男性が演じると思われたけど、小出くんになりましたか~。実際アフロ&ヒゲの姿を見たけど、やっぱり可愛いし。
→千秋よりは多くの視聴者に“愛のサウンド・オブ・パーカッション”が届いたような。小出くんの真澄ちゃんも見事でしたね。見ていると本当に可愛く見えてしまうし。彼がモジャモジャで無くなるのは、辛いなあ。

○佐久桜(サエコ)

サエコさんって元気一杯キャラだから、か弱き桜のキャラ性とは正反対なんですよね。今回はそのギャップを楽しんでみたいです。
→登場時は“悲しきビンボー少女”だったけど、実家の借金問題が解決してからは本来のサエコさんに見られる元気さが随所で見られました。真澄ちゃんと横並びの時は、別の意味でドキドキソワソワ。

○鈴木萌(松岡璃奈子)
○鈴木薫(松岡恵望子)

実は松岡姉妹のことはあまり知りません。で、プロフィールだけ確認したら、「ロンゲ」は合ってたけど「Gカップ」は合ってなかったです(ゴメン)。でも「美人姉妹」であることは確か。
→ゴメン、いまだにどっちがどっちか分からない(苦笑)。フルートが萌でクラリネットが薫ね、オケ(OK)。実際は、姉・璃奈子が妹で妹・恵望子が姉だそうです。また訳が分からなくなってきた・・・。

○ダーティーペア[玉木圭司・橋本洋平](近藤公園・坂本真)

近藤さんが抜擢か~。彼らの悪事失敗の数々をクスクスと笑って見守ることにします(笑)。
→やはりダーティーな二人(笑)。でも原作よりは愛らしいキャラだったような。あまり悪事が無かったせいか?

○大河内守(遠藤雄弥)

これは憎めるか憎めないかで無駄に悩む~。彼が歴史的大失敗をした時、どんな表情を浮かべるのかが楽しみ。
→歴史的大失敗は、ちゃんと見守らせてもらいました(笑)。千秋に追い付き追い越そうと必死だったけど、あの悔しい顔だけは印象に残ったなあ。原作の彼よりも目立っていたなあ。

●R☆S(ライジングスター)オーケストラ関係者
○三木清良(水川あさみ)

思ったよりは良いキャスティングかも。彼女もツンツンした役が多いけど、清良はあまり怒る方じゃなく音楽に熱心な方なので、エレガントに演じてもらいたいですね。恋人となる峰こと瑛太さんとのやりとりにも期待。
→原作では途中から登場する留学生の彼女が「千秋たちと同じ音大の在学生」で序盤から登場すること自体、かなり奇抜なものでした。原作の清良はすごく素敵で、読者人気も高いんですよね。ドラマ版でも結構上手いことやってましたよね。

○黒木泰則(福士誠治)

(事前発表無し)
→中盤の回辺りであの黒木をあの福士くんが演じることが発表されて、「達彦さ~ん!(某ドラマより)」と叫んでしまいました(笑)。黒木がクラリネットで披露する“ピンクのモーツァルト”的演奏も、頬を赤らめて挑戦。ここに「純情ニヤリ」(「きらり」でしょ)。

○菊池亨(向井理)

(事前発表無し)
→中盤の回辺りでキャストが判明。原作ではメガネを掛けていて「コイツがモテモテ?」と思ったものだけど、ドラマ版では「コイツはモテモテのはずだ」と素直に肯定(笑)。

○木村智仁(橋爪遼)

(事前発表無し)
→中盤の回辺りでキャストが判明。原作では峰と某音楽祭で知り合って文通で仲良くなる人物なんだけど、ドラマ版ではその設定は無し(苦笑)。でも最終話で、峰が千秋に「手紙を書く」と言うセリフがあって、“峰=メールより文通好き”を匂わせていました。

○相沢舞子(桜井千寿)

(事前発表無し)
→彼女も原作では某音楽祭で登場する人物なんだけど、その後R☆Sオケで頑張っていました。桜井さんが抜擢された時点で、ドラマ「電車男」つながりなのを思い浮かべた人は結構いるかも?

○高橋紀之(木村了)

(事前発表無し)
→千秋に惚れる天才ヴァイオリニスト。ただし、男性(笑)。木村くんだったか~。うん、分かるぞ、良いぞその選択。「そう見えただけ」という話でね。

●その他の主要人物
○江藤耕造(豊原功補)

ごめんなさい、今回のだめと共にバッチリハマっていると思ったのがこの組み合わせでした! ハリセンに豊原さん、めちゃめちゃイケてるッ! 思わず大笑いしてしまいました(賞賛の意味)。ドラマ「電車男」のスタッフが手掛けているから、桜井役だった彼を“悲劇の人”として再び抜擢したんでしょうか。だからヒゲを伸ばしていたのでしょうか。また悲痛の叫びを口にするんだろうなあ~。
→ハリセン、キターッ! 江藤は常にハリセンを手にして怒っていたけど、途中でのだめのためにそれを捨てて、ドラマオリジナルの「おなら体操」を2話に渡って踊りきりました。期待通りの演技ぶり。ハリセン豊原さん、アンタのことは忘れへんで!

○谷岡肇(西村雅彦)

心優しい谷岡先生を西村さんが演じることに少々違和感があったけど、ヅラをかぶって眼鏡を掛けたら、あらまあ心優しい姿だこと。先の違和感、撤回と共に謝ります。すごく似合ってます。ハリセンと仲良く!
→あらまあ、最後まで心優しい笑顔を浮かべていましたね。西村さんだから嫌な顔を一瞬でも見せると思ったけど。

○河野けえ子(畑野ひろ子)

うんうん、順当な所ですね。パートナーの佐久間さんは誰になったんだろう? ドラマ内では「ケエコとマナブ」というキーワードは出さないだろうなあ?
→うんうん、順当な所でしたね。ああいう役が自然に見られて良かった良かった。

○佐久間学(及川光博)

(事前発表無し)
→中盤の回辺りでキャストが判明。なんとあのミッチーでした。笑った笑った、あのポエマーぶりが(笑)。しかも、ミッチーの素の魅力が満ち溢れていたんじゃない? これはハマリ役と言えたんじゃないですかね? ポエム、それは、変・・・。

○峰龍見(伊武雅刀)

峰パパに伊武さんって、これも合ってるじゃないですか! 中華料理屋を営みながら、息子のためにオケを資金的援助。そして、時には包丁を持って脅す、と・・・(笑)。
→息子との友情というか親子愛は、ドラマ版でも抜群。自信たっぷりの新作料理を千秋に差し出して、「クラブハウスサンドを」と言われて凹む峰パパ。でも、息子のオケの資金的援助をして、陰でずっと活躍していましたね。怒るときっと怖いぞ。

○桃平美奈子(秋吉久美子)

理事長「ミーナ」に秋吉さんか、そりゃあシュトレーゼマンが惚れるわな。でも千秋に隠れて惚れるんだわな(笑)。妹でおデブさんの沙夜子は出るのかな?
→おデブの妹は再現無し。いつになっても素敵なミーナのみが活躍しました。特に、最終話での和風シュトレーゼマンとの会話には注目しましたね。

○江藤かおり(白石美帆)

(事前発表無し)
→江藤の明るく可愛らしい妻・かおりちゃんは、ドラマ「電車男」での激しく恐ろしい陣釜美鈴を演じた白石さんに。ここも「電車男」つながりだけど、一度も頭にツノが出なくて“かおりちゃん”のままで良かったです。良かったんだよね?(笑)

○石川怜奈(岩佐真悠子)
○田中真紀子(高瀬友規奈)

(事前発表無し)
→のだめのピアノ科の友人二人。Sオケ初公演を観客席から見ていたり、千秋とのだめのラフマ「ピアコン2番」の演奏を覗き見していたりで、原作よりは頻繁に登場して印象に残りました。

○エリーゼ(吉瀬美智子)

(事前発表無し)
→シュトレーゼマンと同様、彼女も和風エリーゼとして登場するとは聞いていない(笑)。

○瀬川悠人(伊藤隆大)

(事前発表無し)
→のだめの幼少時代に同じピアノ教室にいた、頭でっかちの悠人くんは伊藤隆大くん。彼はドラマ「電車男」で山田(電車男)を演じた伊藤淳史くんの実弟で、ここにも一応「電車男」つながりがあったことに。「チビチビノリダー」でOK?

○三善征子(黒田知永子)

(事前発表無し)
→千秋の母親で、綺麗で優しい人が期待されたけど、良かったんじゃないかな?

○佐久日出美(升毅)

(事前発表無し)
→桜の父親で、無駄にヴァイオリンを好みそうな人が期待されたけど、良かったんじゃないかな? 違うわ、びっくりしたわ(笑)。コレクションの隠し部屋を開く方法が面白かったですね。

というわけで、「電車男」・「ウォーターボーイズ」シリーズ・「スウィングガールズ」のつながりが多かったように思えました。

○「制作面の感想と希望」のその後
制作面について、当初抱いた感想とその後の感想をまとめました。

○千秋とのだめの「愛の体罰」に関して

のだめの好き勝手な行動で冷静な千秋を怒らせ、たびたび「体罰」という名の“愛ある暴力”シーン(でも笑える範囲)があるわけですが・・・。そのシーンって、千秋の怒りのシャウトとのだめの悲しみの奇声(笑)が、吹き出し無しの情景的な一コマで描かれるんですよね。それで私思ったんですが、その大事なシーンはスローモーションで描かれるべきだとね。
→まず、私の願いが叶ったことから、スタッフに感謝と拍手を! やっぱりあの“愛ある暴力”シーンは、スロー映像で活かすべきでしたよね。しかも、ちゃんとその悲劇に合ったクラシックをBGMで流していたし。意思が通じてうれしかった!

○音楽については大安心

なんと思惑通り服部さんが担当されることが分かって、「ぎゃぼー!」とかなり喜んでしまいました(笑)。とにかく服部さんが音楽監修なら、実績があるのでかなり安心です!
→服部さんによるBGMがメインかと思いきや、毎回ものすごい数の有名クラシックをBGMとして流していましたね。そのせいで安心できたような気もしたけど、まああれはあれで良かったと思いました。

○「電車男」スタッフと脚本の力に期待

このドラマは、原作を見事に活かして優れた世界を実現させたドラマ「電車男」のスタッフが携わっています。プロデューサーの若松央樹さんと演出の武内英樹さんのコンビで、この秋またやってくれちゃいそう? ただ、一点微妙に気になっているのは、脚本が衛藤凛さんであること。申し訳無いけど、以前脚本を手掛けたドラマ「スローダンス」は、そのストーリー展開のスローさ(まあタイトルには合っているけど)に視聴者がヤキモキして悪評が飛び交ったほどでした。「のだめ」は音楽を扱うことからテンポがとても重要になってくるので、上手く書かれていたらうれしいです。「スロー」はダメですよ、「カンタービレ」でね!
→やっぱり見事としか言い様がありませんでしたね。CGやアニメを積極的に取り入れ、数々の演出でも楽しませてくれました。また、ドラマ「電車男」のキャストが大勢出演していたことにも思わずニヤリ。心配した脚本も、とにかく原作に忠実な作りで良かったのでは?

○フジテレビよりも・・・、いや、応援します

原作は申し分無く良いストーリー。さて、ドラマ化した場合、どうなるか? 視聴率は良いでしょう。原作ファンが一斉に視聴するはずですからね。ただ、原作未見の視聴者や純粋なドラマファンが「のだめ」をドラマで知って本当に楽しめるかが、とても重要になってきます。悪く言えば、「これでコケたらもう『月9』ブランドは当てにしない」。良く言えば、「とにかく『月9』ブランドを死守してもらいたい!」。
→バッチリと死守できたのではないでしょうか? 私も数年ぶりに「月9」を心から楽しめました! そう、あれは「月9」なんですよね。愛のシーンがあって当然なんですよね。すっかり忘れてた・・・(笑)。

というわけで、私の期待は良いように叶えられていきました。のだめ的に言えば“シュテキ”デス! 確かに、楽しませていただきましたよ!

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第3位

第5話「さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決!!」
「ラプソ(ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』)」と「ラフマ(ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』)の、Wオケ披露は本当に素晴らしかった! 元々ラプソがものすごく好きになったんだけど、後にラフマのピアコン2番の方が好きになってしまい、毎日のように聴いていました。だってさ、聴くたびに、良さが見えてくるからさ・・・。

第2位

第11話(最終話)「さよならのだめ!!涙のクリスマス公演」
“感動の最終話”の放送日は、なんとクリスマスの日(12/25)! それを知ってか知らずか(知ってたわな)、見事なるクリスマス公演でキレイに締めくくりました。でっかいホールでシュテキなラストでしたね。

第1位

第4話「キス成るか!?感動の定期演奏会バトル!!」
Sオケの初公演ですよ。千秋が初めて指揮をしたあの演奏ですよ。見終わってマジ泣きしたね。後に録画したのを3回見てその3回とも泣いたね。もうそれだけ感動した。「ベトベン第7番」が最高だった。オリジナルアニメ「プリごろ太」も再現してくれた。のだめの「キス成るか!?」も、ラストで「シュキ(隙)あり!」が成功できた。オケを振った千秋も、「やるならここだろ!」や「これでもう正当な評価は消えたな。でも・・・、楽しい!」と心の中で呟いた。どこを取ってもすごい。完☆璧。文句無しの首位デス!

○クラシックの聴いた回数ランキング・ベスト3
ドラマ版「のだめ」を通して聴きまくったクラシックの聴いた回数ランキングデス!

○全11話についての私的満足度ランキング・ベスト3

第3位

ベートーヴェン「交響曲第7番」
言わずと知れたOP曲(オープニング曲)。原作でのSオケ初公演の披露曲をわざわざそれに変更し、最終話でR☆Sオケが披露するそれに結び付けて上手く展開させました。話題になったし大人気になったし、まさにこのドラマ版の効果ですね。この曲の第一楽章での盛り上がり部分を聴いて、楽器を操るパフォーマンスを頭に思い浮かべる人、おそらく多数。

第2位

ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」
言わずと知れたED曲(エンディング曲)。ドラマ版が始まる前は最も聴きまくった曲で、ドラマでは盛り上がる部分しか使われず私が大好きなピアノ独奏部がほとんど流れなかったけど、それがあっての「ラプソ」なわけですよ。でも最終話では重要シーンで二度も使われて、やっぱり曲的にも感動しました。

第1位

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
Aオケの演奏シーンや千秋とのだめのピアノ連弾シーンで、印象的に使われたこの曲が文句無しの首位! 当初は重く悲しい印象ばかりが付きまとっていたけど、ドラマ版が始まってからは気が付くとこの曲ばかり聴いていました。同じく「第3番」も聴いて、さらに深みにハマっていきました。やっばり、ラフマの世界は、すごいぞ?

というわけで・・・。「全3楽章」の事前期待記事と、「ドラマ版全11話」のレビュー記事と、「番外編」のウンチク記事と関連記事群を、今日までコツコツと書いてきました。今度こそ完全に「ドラマ版・記事シリーズ」を締めたいと思います。読んでくれてありがとう!

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第2話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第3話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第4話」
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○関連記事「のだめカンタービレ・第10話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第11話(最終話)」
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編1)“ベートーヴェン「交響曲第7番」”』
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「『のだめオーケストラ』LIVE!」 「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

「のだめカンタービレ ベスト100(完全生産限定盤)」 「のだめカンタービレ ベスト100(通常盤)」
「のだめカンタービレ ベスト100(完全生産限定盤)/(通常盤)」

「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編」 「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション 千秋編」
「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編」
「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編/千秋編/ミルヒーと仲間たち編」

「のだめカンタービレ(1)」 「のだめカンタービレ(2)」 「のだめカンタービレ(3)」 「のだめカンタービレ(4)」
原作コミックス「のだめカンタービレ(1)~」(二ノ宮知子)

「のだめカンタービレSelection CD Book」 「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」

「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」 「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」


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コメント

あずさん、こんにちは!

>「キャスト面の感想と希望」のその後

楽しく読ませて頂きました。
私は原作は未読なのですが、原作を読んでいる方の
視聴前のイメージと、視聴後の感想がすごく面白かったです。
原作を読んでいた方にも、結構納得の仕上がりになっていたようですね!
こういうドラマは、めずらしいのでは、、、と思います。
悠人くん役の彼が、伊藤淳史くんの実弟だったとは・・・
全然知らなかったので、びっくりでした!
確かに、ちょっと似てるかも・・・・。。

投稿: | 2006.12.29 09時14分

あずさん,こんにちは!
ちょこちょこ読ませてはいただいていましたが,コメントは久しぶりです^^;

「のだめ」は原作を全巻もっていて大好きなマンガなので,ドラマ化されてどうなるのかなあと心配もありました。
でも原作に忠実につくられていて,音楽も楽しめたし,面白かったです。
のだめの樹里ちゃんはまさにハマリ役でしたね。
ほかの方も,みんな役にはまっていて,原作のイメージ通りで楽しめました。
一番面白かったのは,ハリセンの「おなら体操か」かな♪
あれは笑わせてもらいました。

オケの演奏シーンは私も感動して,テレビの前で拍手してましたよ☆
HDに録画したのも見返したりしてました。
久々に「月9」で楽しめたドラマでした!!
のだめCDも買ったので,CDも楽しみたいと思います♪

あと,blogの引越をしました。

http://ameblo.jp/usako0628/

よかったらこちらにも遊びにきて下さいね(*^_^*)

投稿: うさこ | 2006.12.29 09時39分

>霞さん

原作を知っている人は必ずやることだと思いますが、私も当初から最終話後にやる予定でいたので、今回このようにまとめて公開しました。「納得の仕上がり」の理由を一言で表せば「原作に忠実」になるわけで、それ以上の要素もいくつかあってとにかく楽しめましたよ。伊藤兄弟、似てるでしょ?(笑)

>うさこさん

私が原作を知らない頃から奨めてくれていたけど、確かに面白くドラマ版も良かったです! 原作では感じられない決定的な要素は「音楽による感動」で、本当に素晴らしい曲とその演奏に出会えました。各キャラの悪ノリ演技も面白かったですね。「もじゃもじゃ組曲」を辞めて表現された「おなら体操」は、2番までちゃんとあったしハリセンの踊りも含めて笑いましたよ。全11話+αの映像をDVDレコーダーでしっかり録画したので、現在は編集してDVD-Rへ記録する作業を行っています。「のだめ」CDもたくさん聴いていますよ。今後リリースされるCDも当然チェック予定です。次はアニメ版も楽しみたいですね。引越し先のblogの方にも、近いうちに遊びに行きますね!

投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.12.30 02時57分

またまた こんばんわ&あけおめです

私はね このドラマ見て 結構好きかもって
思い直しちゃった曲は 今日の料理 じゃなくて(笑)
マタイ受難曲<カナリ地味だな(^^; でも買っちゃいそうな勢いで
好きかもって思ってたりします(^^;

あとは ウィーンの音楽時計 イタリア ポルカ スラブ
カナリ印象的に使われてたせいもあるんだけど
見直した!つーか聞きなおした!!って感じです

そしてN響の第九を聞いてみて思ったのは
私はティンパニがうるせーよと ツーな方は言うのかもだけど
真澄ちゃんの元気なGETOUTって言われちゃうくらいの
第九が好きでした:)

投稿: Lady-e | 2007.01.01 02時56分

Lady-eさん、明けましておめでとう! 元々クラシックを良く聴いていた人にとっては、「さらに聴いてやるぞ」と思わせられたことでしょうね。私も従来何気無く聴いていた「第九」の聴く姿勢が大きく変わりました。オケ重視にね(笑)。

投稿: ads(あず)@管理人 | 2007.01.01 23時17分

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