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2006.11.30

14才の母・第8話

このドラマはストーリーであれこれ考えるよりも、視聴者へ問題提起をしているかのようなサブタイトルであれこれ考えた方が、現実としっかり向き合って語れるから良いとも思っています。たまにはそんな議論も長い時間を掛けてしてみたい・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第8話「二つの命…どちらを選ぶ?」

腹痛で倒れた未希(志田未来)が入院する。加奈子(田中美佐子)は、医師の的場(高畑淳子)から14歳での出産の過酷さを改めて聞き、未希に出産させるべきか悩む。一方、忠彦(生瀬勝久)は、未希の状態を報告するため、静香(室井滋)とともに姿を消した智志(三浦春馬)の行方を捜す。忠彦は妊娠を記事にした記者・波多野(北村一輝)を訪ねる。

未希は腹痛で倒れて病院に運ばれ、そこで妊婦・あゆみ(戸田菜穂)に出会いました。彼女からいろいろな話を聞き、未希はいろいろと痛感していた模様。そんな中、忠彦と加奈子(田中美佐子)は静香の会社が倒産することを新聞で知って驚き、その静香も突然の事態に泣きすがるだけ。そして智志は、メモを残して彼女から離れてしまいました。そうしたこともあり、出産がさらに近付いたある日。未希は再び外出先で倒れてしまい、彼女を密かに追っていた波多野が慌てて駆け寄り声を掛けました。未希にとって恩人の彼が、実は以前自分のことをネタにした記者だと知ったら・・・。また、波多野にとってネタの張本人である彼女が、この先も苦しむ姿を目の前で見たとしたら・・・。

序盤で未希が腹痛で倒れて始まり、中盤であゆみが腹痛に襲われ、終盤で未希が再び腹痛で倒れて終わるという、腹痛ばかりの回でした。特にあゆみこと戸田菜穂さんの演技は、見ていて何とも痛々しく・・・。未希は家族にも学校の人たちにも理解されたようで、皆で記念撮影もして笑い合っていたけど、私は笑えませんね。智志のように、メモを残してそう訴えたいけど・・・。このドラマは、あらぬ方向へ向かっているようです。ハッピーエンドを迎えても、本当にハッピーなのは一時期だけかもしれないよ?

ところで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方だけど、こちらは段々と良くなってきているではないですか!(笑) 今回はラストシーンでサビの最後まで流れ、一旦途切れたそのすぐ後、次回予告へ突入すると同時に感動のラストサビが! 良いぞ~、見事だぞ~、文句は確かに無いぞ~。ストーリーについてはいまだに文句が絶えないけど~(苦笑)。

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「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
「14才の母」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.29

僕の歩く道・第8話

輝明のことを理解しない人物が少なくなったと思われた中、実はまだ理解しきれていなかったのが動物園の園長・久保でした。彼はいわゆる偽善者で、自分のために理解者であるふりをしていただけ。この展開は意外だったけど、案外ありがちな話だったりして? しかし、彼もついに変わろうとしています。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「僕の歩く道」
第8話「偽りの心と真実の愛」

公私ともに新しいことを始めるなど、輝明(てるあき・草なぎ剛)に変化が表れる。そのころ、動物園では双子のレッサーパンダの名前が決定。出世のためにも本社に戻りたい久保(大杉漣)は、名前発表会見を計画する。だが、発表会当日、1匹が体調不良に。体面の悪さを気にする久保は、古賀(小日向文世)らの反対も聞かず会見を強行する。

輝明が勤める動物園で、双子のレッサーパンダの名前が一般公募により「クッピー」と「マーボ」に決定。しかしクッピーの元気が無くなり、マスコミを集めての発表会見にあたって、本社に戻って出世したい久保は強行しようとし、古賀を始めとする従業員たちは回復までの延期を求めました。結局、久保が意見を曲げず強行されることに・・・。その後クッピーの容態がさらに悪化してしまったため、古賀たちが心配して残り、久保と輝明は定時後に帰宅。しかしその帰宅時の会話中に、輝明は都古(香里奈)と交わした「一生懸命お世話をしてください」の約束を思い出して動物園に戻り、皆と一緒に見守ってあげることにしました。また、夜遅くになって輝明を自宅まで送った古賀は、里江(長山藍子)へ彼が飼育係としてしっかり仕事をしていることを伝えました。

そして翌日、久保がレッサーパンダを観覧できない張り紙を貼っていたところ、それを目的に来た客が不満を漏らして次々と帰り来園者は減る一方。事務所へ戻った彼は、そこにいた古賀から冷たい視線で見られると「私を責めれば良いだろう!」と文句を言うだけ。久保と従業員たちの溝は深まっていました。しかし古賀は、怒って帰ろうとした久保へ自分の息子が自閉症であることを伝え、場所を飲み屋に移して息子への対応の後悔を告白。すると久保も、多くを望まない出世に周りからの目を気にして動いていることと、動物や障害者のことを理解するふりをして動いていることを告白しました。この頃から久保の心が少しずつ変わり、里江から輝明についての感謝の手紙を受けた際も、輝明と再び会話をして輝明の仕事ぶりや人柄を見直していました。そんなある日、本社から訪れた上司(山田明郷)は定規を使って正確にリンゴを切っていた輝明を見つけ、その後久保の元へ。そして上司が輝明の定規のことを笑い、彼から奪った定規を懐から取り出した瞬間、それまで愛想笑いをしていた久保の表情が急変し、「何てことしてくれたんだ!」と大声で叫び定規を奪い返しました。すぐに輝明の元へ向かうと、彼はツール・ド・フランスの歴代優勝者を口走って混乱。久保は輝明に定規を返し「リンゴ、切ってください、いつものように」と伝えると、輝明は冷静になって「はい」と答え仕事を再開しました。後に久保は古賀から「今日のは違いますよね? 障害者に理解があるふりなんかじゃ?」と言われると、何とも言えない表情を浮かべながらも本社へ戻るための心を口にしました。そんな彼は、里江から受けた手紙の返答もようやく書け、そこには「ありのままの輝明さんを受け止められるよう努力していきます」と記されていました。その帰り道、久保と輝明はベンチで焼きいもを食べ、久保が以前上司から質問され答えられなかった「フラミンゴがピンクになる理由」を輝明へ自慢気に問うと、彼が予想以上の詳しい説明を語り始めたことに驚き、そのまま優しく見守ったのでした・・・。

本社の上司が輝明から奪った定規を見せた時は、私も久保と同じように驚いてしまいました。しかし久保は既に輝明の見方が変わっていて、我を忘れて上司を非難しすぐに彼の元へ向かって気遣ってあげたのは良かったなあ。久保と輝明は帰り道で三回ほど一緒に焼きいもを食べたことになるけど、久保の心が段々と変わっていくのが見られ、最後には「良き理解者」になれて朗らかな気持ちになれました。上記以外であえて触れたいのは、輝明が過去の仕事を経て里江から言われた「できることが多いのが良くて、少ないのが悪いってわけじゃないの。自分ができることを一生懸命にやれば良い。」をちゃんと覚えていたこと。これは里江らしい良い言葉で名言とも言えますね。また、輝明は亀田(浅野和之)の店に勇気を出して自ら入ろうともしました。以前新たな道へ踏み出すことができた彼が、さらなる成長を遂げているということですね。さらに、前回幸太郎(須賀健太)のことを理解した真樹(森口瑤子)が、彼に絵の具をプレゼントし絵画教室へ行くのを許可しました。喜ぶ幸太郎のそばで秀治(佐々木蔵之介)も笑っていたけど、この家族の関係はもう心配無いかな。逆に、上記以外であえて触れたくなかったのは、都古と河原(葛山信吾)の関係が思いの外良い状態でないこと。些細なことで意見が合わず、微妙に溝ができ始めています。結婚を決めた時の二人の仲の良さは何だったのか? そしてその行方が次回描かれるようですね。輝明は何を思うんだろう・・・。

○関連記事「僕の歩く道・第1話」
○関連記事「僕の歩く道・第2話」
○関連記事「僕の歩く道・第3話」
○関連記事「僕の歩く道・第4話」
○関連記事「僕の歩く道・第5話」
○関連記事「僕の歩く道・第6話」
○関連記事「僕の歩く道・第7話」
○関連記事「僕と彼女と彼女の生きる道・スペシャル」

「ありがとう」
主題歌「ありがとう」(SMAP)

「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」
「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」

「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX

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2006.11.28

のだめカンタービレ・第7話

「のだめ」関連のCDが揃って売れているらしく、チャートのクラシック部門を賑わせているようです。これは数年前にあったクラシックブーム(「ベスト100」関連による)の再来? いや、それ以上の大波? 過去の名曲クラシックを聴いて、新たに良さを発見し追求する動き。これこそ、「温故知新」をひねった「音故知新」になる、のだ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ「のだめカンタービレ」
第7話「新オケ始動!すれ違う恋に波乱の予感!?」

のだめ(上野樹里)の担当教師が江藤(豊原功補)に交代した。のだめはスパルタの江藤に拒否反応を示し、逃げ回る。一方、千秋(玉木宏)は有志オケの初合わせを行い、レベルの高さを実感。卒業後の進路に希望を見いだす。そんな中、千秋はのだめにレッスンを受けさせようと、江藤にのだめの“扱い方”を助言する。

今回は「新オケ始動」がメインだったけど、その中でモーツァルト「オーボエ協奏曲 ハ長調」とブラームス「交響曲第1番 ハ短調」が練習シーンで演奏され、千秋の「新オケに対する思い」や「トラウマとの戦い」と、のだめの「新指導者に対する思い」や「虎馬根性」が描かれました。大きく分けるとこんな感じ。小さく見ていくと今回もネタが大量にあったわけで・・・(笑)。

まずは、新オケ誕生&始動、おめでとう! 各大学から優秀な学生たちが集まって、本格的に練習が始まりました。新オケの名称は「R☆Sオーケストラ」に決定。「ライジングスター・オーケストラ」と読みます。峰親子が勝手に命名し広告費も出したので、一応「裏軒」プロデュース。けえ子(畑野ひろ子)と佐久間(及川光博)が早速噂を聞き付けて、佐久間がその名称を得意のポエムで激しく絶賛! やっぱりミッチーはあの役にハマッてるなあ~(笑)。

それで最初の練習曲は、飲み会で千秋が咄嗟に決めたモーツァルト「オーボエ協奏曲 ハ長調」。オーボエ担当のクールな黒木(福士誠治)がメインとなる曲です。その曲決めシーンでは、酔った峰(瑛太)と清良(水川あさみ)が「千人の交響曲!(マーラー)」と同時に言って直後に「結婚!」と言って抱き合っていたけど、原作(第7巻)のコマの後ろの方でやってたのを全面に出してくれてありがとうございます(笑)。こうして派手好きな二人が意外にも関係を深めていくんですけどね。ところでその演奏というのが、確かに皆上手い中で黒木のオーボエは「武士」や「いぶし銀」といった印象。しかし黒木が千秋を追って来たのだめに出会うと、彼はなんとのだめに恋心を抱き始めました。黒木こと福士くんは以前NHK朝ドラ「純情きらり」に達彦役で出演していたけど、後に妻となった桜子を見るような熱心さがそこにありましたね。まさに純情! しかも“桜子”効果があったのか、いやいや“のだめ子”効果なんだけど、オーボエの演奏も“桜色”というかのだめ的に表現すると「ピンクのモーツァルト」に。それには峰から愛の告白みたいなことを言われ、喜びながらヴァイオリンを弾いた清良も関係するんだけど、実は“松田聖子”効果でもあったりする?(笑)

続いて出番の無い峰たちが千秋に頼んで決めさせた新たな練習曲は、師匠のシュトレーゼマン(竹中直人)から贈られたCDでヒントを掴んだブラームス「交響曲第1番 ハ短調」。私が原作を初めて読んだ時、まだクラシックをあまり知らない中で、「これはすごいし流行るんじゃないかな?」と思ったのが実はブラームスでした。完成までに20年を超える歳月を費やしたとされる、ブラームス最初の交響曲がこれ。「R☆Sオケ」と言えばこれ。重くパワーのあるイントロから始まるこの曲は、原作ファンの中では今なお根強い人気があるようです。ドラマ化のおかげで、ブラームス人気がさらに激化しそう? しかしこの曲の練習中に、峰と他の学生たちの間でオケに対する思いの違いで論争が勃発。峰は「良いオケは永遠に続けよう」派。他の学生たちは「いずれは自分の進路を優先するから今だけ」派。そしてその論争の後はオケがバラバラ。黙って様子を伺っていた千秋も、「何故峰を笑う?」と疑問を抱き始め、やがてオケを振る手を止めて「コンクールの日まで練習無し・健闘を祈る」と言って去ってしまいました。このシーン、原作では千秋がやや呆れ顔であっさりとした感じなんだけど、ドラマ版では千秋の怒りが露になって「こんなオケやっていられるか!」みたいな感じになりました。これについては、「原作から逸脱した後者の強い描写もアリだったんじゃないか?」と思ったんだけど、いかがでしょう?

さて、冒頭・中盤・終盤でR☆Sオケ以外にも注目されたのが、“のだめ VS ハリセン”でした。以前千秋に逃げられたハリセンこと江藤は、谷岡(西村雅彦)に頼んで交代までしてのだめの指導にあたったんだけど、のだめはそのスパルタ指導が気に入らず、関西弁の彼に対して自分も故郷の方言を交えて強烈に非難。彼に追い掛けられると、彼女は練習を嫌がってただ逃げるだけ。千秋にも交代劇を告げず誤魔化していたけど、千秋たちが「R☆S(ライジングスター)オケ」で盛り上がっていた頃、のだめは「R★S(ランニングスター)」として荒野を駆け抜けていたという(苦笑)。またそれと同時に、千秋ものだめやオケのメンバーたちから「何故飛行機がダメなのか?/何故海外で挑戦しないのか?」と言われ続けていたけど、彼は幼い頃のトラブルで飛行機や船に乗れないという“致命的なトラウマ”があったのでした。それで、実はのだめも“ある理由”で江藤のスパルタ指導を恐れ逃げているというのは、ここだけの内緒。いわゆる“衝撃的な虎馬”ということで、まだ謎のままにしておいた方が良さそうですね。それって何だか意地悪なんだか?

ここでグッとご注目を! 千秋に言われハリセンを捨てて指導することを決意した江藤と、逃げてばかりだったけどアニメ「プリごろ太」のフィギュアの罠にハマって捕まったのだめが、急遽結んだ「おなら協定」はこちら。

おなら協定
[公式発表日:2006/11/27(第7話放送日)]

1.「おなら体操」の振り付けを力を合わせて完成させること。
2.ぜったいなぐんない。

これに渋々承諾した江藤は、のだめの演奏で「おなら体操」を踊るハメに。

おなら体操
[作詞・作曲・編曲・振付:のだめ@野田恵(リアルのだめ?)]

(掛け声とガッツポーズ:おならたいそう、おーっ!)
げんきにだそう いいおとだそう
ドレミファ プップップッ (ワー!)
おおきくたって ちいさくたって
どうせ おんなじ おならだもん
てはこしに
さぁいくぞ
ヘィ ヘィ ブー

キタコレ(笑)。のだめこと上野樹里さんの楽しい歌声も良かったけど、良いように指示されてただ踊るマトリョーシカ状態の江藤こと豊原功補さんは良くやった! キャラ性も実に合っていてファンなんですよね。何と言っても、私とハリセン(役の方)は誕生日(4/06)が同じだし!(すごい理由)

ところでこれなんですけど・・・。原作では谷岡からの引継ぎで「もじゃもじゃ組曲」の最後の一曲を完成させる「もじゃもじゃ協定(102号レッスン室での誓い)」だったんですよね。ドラマ版でも「もじゃもじゃ組曲」という言葉は出たけど、結ばれた協定は意外にも「おなら協定」。思えば初回話でのだめが谷岡からレッスンを受けていた時、今回江藤が踊ったようにのだめも「プー!」って踊っていたっけ。既にその頃から伏線があったというわけですね。この“意外な設定変更”はいかがだったでしょうか? 「もじゃもじゃ組曲」じゃなくて残念な気もしたけど、「おなら体操(演技付き)」も見応えがあって良かったような?

というわけで、“のだめ VS ハリセン”の話は今後“華麗なる反撃”も含めてさらなる展開を見せるはずなのでこの辺で。今回は同じ“しどう”でも、江藤ののだめへの「指導(しどう)」よりもR☆Sオケの「始動(しどう)」の方が大事だったのでね。そのR☆Sオケだけど、確かに優秀な学生が集まって良いオケだけど、完璧主義者が集まっているせいか各人のプライドが高く、どこか面白みが無いのが本音で微妙な感じがしますね。


オケのレベル: Sオケ < R☆Sオケ


ではあるけど・・・。


オケの支持率: Sオケ > R☆Sオケ


だと思う・・・、のだ!(恒例の「のだめ」的な決め言葉デス)


P.S.


しかしながら・・・。


平成キャンディーズ > Sオケ&R☆Sオケ

(キャッチコピーは「“H☆C”でオケ?(OK?) 」 ←こんなところ?)

というblog界のある動きも見逃せない、のだ!(ブーム到来を願って応援するのみ!)

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第2話」
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○関連記事「のだめカンタービレ・第4話」
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○関連記事『のだめカンタービレ(番外編1)“ベートーヴェン「交響曲第7番」”』
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編2)“ED曲・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」”』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ化とアニメ化が決定』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ公式サイトに出演者たちが勢揃い』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第1楽章「原作の率直な感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第2楽章「原作の詳しい感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
○関連記事「曇りのちクラシックブーム」

「『のだめオーケストラ』LIVE!」 「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

「のだめカンタービレ ベスト100(完全生産限定盤)」 「のだめカンタービレ ベスト100(通常盤)」
「のだめカンタービレ ベスト100(完全生産限定盤)/(通常盤)」

「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編」 「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション 千秋編」
「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編」
「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編/千秋編/ミルヒーと仲間たち編」

「のだめカンタービレ(1)」 「のだめカンタービレ(2)」 「のだめカンタービレ(3)」 「のだめカンタービレ(4)」
原作コミックス「のだめカンタービレ(1)~」(二ノ宮知子)

「のだめカンタービレSelection CD Book」 「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」

「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」 「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」


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2006.11.27

鉄板少女アカネ!!・第7話

新幹線の新横浜駅周辺はぶらりと歩いたことがある私。でも、一度好きなだけ食べ歩いてみたい中華街には、いまだに行ったことがありません(苦笑)。中華料理は好きな方だから、朝から晩まで楽しみながら食べ歩いてみたい! とりあえず、今回の中華街編を見て我慢するとしようか・・・。

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○TBS系「鉄板少女アカネ!!」
第7話「横浜中華街エビ対決衝撃の敵!」

横浜を訪ねたアカネ(堀北真希)は、中華街の老舗「大海老飯店」の社長・悦子(とよた真帆)が鉄馬と同居中だと聞く。父に会わせてほしいと詰め寄ったアカネは、鉄馬の納得のいく伊勢エビ料理を作ることができれば会わせてもいいと挑発される。そこに鉄馬を捜すエレナ(片瀬那奈)も現れ、鉄馬と会う権利を懸けた対決に。

今回は神奈川・横浜。アカネと心太(塚本高史)は中華街で父・鉄馬のことを良く知る悦子と出会い、アカネが伊勢エビ料理の味で鉄馬を納得させれば彼と会わせてもらうことに。そこにまたもエレナが現れて、結局いつものように対決することになりました。その間、アカネは心太と協力して料理を研究し、恋の告白までしてしまったり。また、悦子から鉄馬が書いた手紙を受け、それを読んで愕然としてしまったり。さらに、黒金(陣内孝則)がエレナと裏で何やら契約を交わしていたり・・・。

そして鉄馬に会う権利を巡る勝負当日、アカネはいろいろと心が動きながらも勝負に参戦。しかし、エレナが連れてきた料理人のサポート役が、なんと心太! 彼はアカネに裏切りの言葉を吐き捨て、黒金は激怒して彼を責めました。アカネは好きな心太が勝負の相手だと知り、しかも裏切られたことで動揺を隠せず、微妙な気持ちでいたのでした・・・。

エレナが料理人選びで必死になっていたけど、「もしや黒金が?」と思っていたらまさか心太がサポート役として現れるとは・・・。これは本当に意外でした。また、1話完結モノとして続いてきたストーリーが、ここに来て次回持ち越しというパターンに・・・。これもまた意外でした。良いよ良いよ、期待させられる作りになってきたよ、そう来なくっちゃ! それでアカネは、共に料理を研究し告白までした心太を相手に、冷静になって料理を作り勝負に挑むことができるんでしょうか? 次回は後編になるのかな、楽しみです!

○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第1話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第2話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第3話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第4話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第5話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第6話」

「鉄板少女アカネ!! (1)」 「鉄板少女アカネ!! (2)」 「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」
原作コミックス「鉄板少女アカネ!! (1)~(2)」/「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」

「SAYONARA」
主題歌「SAYONARA」(ORANGE RANGE)

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2006.11.26

たったひとつの恋・第7話

今回第7話の放送は、SPドラマや注目番組等の強力な裏番組が重なったため、視聴率的にかなり苦戦したと思われました。しかし終わってみれば、いつもと変わらず10%前後という結果に。これが良いのか悪いのか。固定ファンが根強く応援した結果か。“でも、僕は(サブタイトル)”、裏番組をちゃっかり見ていたため、それについて多くを語れまい・・・(ごめんなさい)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「たったひとつの恋」
第7話「でも、僕は」

菜緒(綾瀬はるか)の父・雅彦(財津和夫)と対面した弘人(亀梨和也)は、命を懸けて菜緒を守ると宣言。弘人の気持ちを聞いた雅彦はしばらく様子を見ることに。そんな中、工場の金が盗まれ、弘人は資金繰りに追われる。弘人の母・亜紀子(余貴美子)は雅彦を訪ね、弘人と菜緒の関係をネタに、金を都合してほしいと迫る。

工場のお金が盗まれたことで、弘人は甲(田中聖)と亜裕太(平岡祐太)からお金を借りつつも資金繰りに追われました。また、亜紀子は息子の弘人と菜緒が仲良くしているのをネタに、雅彦に接触して強請りお金を得ようとしていました。そんな中、甲は裕子(戸田恵梨香)と仲直りできないでいたけど、菜緒に「年中無休」と伝え励ました亜裕太は、甲と裕子を仲直りさせようともしました。

一方、菜緒の家族は弘人の存在を嫌がり、達也(要潤)やみつこ(田中好子)は菜緒を彼と会わないように説得するだけ。雅彦に至っては、以前菜緒が弘人の知人に襲われたことを達也が話すと、温和な表情が一転して大声で驚き怒りました。そんなことがあっても菜緒は弘人のことが諦められず、ある夜病院の外へ飛び出し弘人を電話で呼んで密会。弘人は菜緒を抱きしめ、久々の再会を喜びながら愛を確かめ合ったのでした・・・。

今回も弘人と菜緒が船上でいちゃつくシーンがあったけど、その一連の動きがなんとまあエロティック(笑)。ドラマ「あすなろ白書」で御馴染みの抱きポーズですか? おっとどっこいスリーパーホールドですか? ああ、もう好きにせい!(妬み?) でも、二人を遮る周辺人物の動きも強烈で・・・。それは置いといて、何といっても亜裕太くん。ドラマ「オレンジデイズ」での啓太くんと、同じ立場だよ亜裕太くん。身近な二組のカップルをただ支援するだけなんて、ほんとお前は良いヤツだ。彼も自分で言ってたように、呼んでやろうぜ「コンビニくん」と。多くの人と関わることが、好きなんだろうね亜裕太くん。つまりは、「ひと好き(ひとずき→ひと恋)」ってやつですか・・・(「笑点」の、大喜利みたいな掛け合いに、テンポ良くして決めてみた。亜裕太くん・・・)。

○関連記事「たったひとつの恋・第1話」
○関連記事「たったひとつの恋・第2話」
○関連記事「たったひとつの恋・第3話」
○関連記事「たったひとつの恋・第4話」
○関連記事「たったひとつの恋・第5話」
○関連記事「たったひとつの恋・第6話」
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」

「僕らの街で」
主題歌「僕らの街で」(KAT-TUN)

「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック
「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.25

DELLの新パソコン「Dimension 9200」の注文明細書が到着

先日11/20にDELLの新パソコン「Dimension 9200」を発注したんですが、その注文明細書が自宅に到着しました!

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「注文請書」として記載されていた内容は、送付先となる個人情報、注文における注文日や支払い方法の詳細、「御注文明細書」としての品名の列挙と合計額の確認でした。全てを漏れなくチェックした結果、「注文内容と請求額に間違いは無し」と判断しました。問題は無いですが、3つの件が気になりました。

・「キャンペーン特典」の効果
私にとってはDELLのパソコンは3代目になるんですが、毎回必ず受けていたのが「キャンペーン特典」。かつては「バーツの無料アップグレード」や「最大10,000円の定額割引」を受けたけど、今回はオンラインクーポンによる「20%OFF」やオンラインディスカウント(パッケージ価格)による「モニタセット割引」の二つと、密かに実施中だった「HDDの無料アップグレード(160GB→250GB)」を受けて、“合計70,000円以上の割引&無料アップグレード”が効きました! それもあった上で合計額は約150,000円になったけど、「割引とやらが効いて妥当な価格?」と思われようとも、私はそれでOKなのです!(笑)

・CPUへのこだわりは「正解」
当初は標準設定の「Pentium D・915」で十分だと思っていたけど、いろいろと考えた上で発注日に急遽「Core 2 Duo・E6300」へ変更した私。その後ネット等で調べてみたけど、「Core 2 Duo」は処理能力の向上や消費電力の抑制等の点で、「Pentium D」よりも優れているようでした。さすがは「Pentium」シリーズに代わる後継ブランド! その変更で価格がやや高くなってしまったけど、後の満足度を考えれば十分元を取れると思いました。最上位モデルでは無いとしても、こだわって「Core 2 Duo」にしておいて良かった!

・「Googleツールバー」の標準装備
IEにプラグインの「Googleツールバー」が導入されてくる模様。これは発注の際にチェックしていなかったけど、まああっても良いかな(笑)。どうせ個別で導入していただろうし・・・。

それから余談だけど、先日部屋の掃除をしていたら、今回発注作業を行った名古屋にあるDELLのショールーム「DELL Real Site」での見積り書が出てきました。希望製品は「Dimension 9200」の前製品にあたる「Dimension 9150 Akibaモデル」で、その日付は昨年の11月頃。すっかり忘れていたけど、約1年前に同じ店で同じ製品群の購入検討をしていたという・・・(笑)。でもその構成を見たら、今回の構成の方がよりパワーアップしていて価格も安かったです。1年待って良かったということで・・・。

さて、発注時に店員の方から「到着まで2週間前後掛かる」と言われ、私は「気長に待っていますよ」と答えたんですが、発送状況を把握できるDELLのサイトの「オーダーステータス」で確認したところ、現在は海外から日本へ運輸されている最中でした。そして到着予定日は「11/28前後」ということで、思っていたよりも早く自宅に到着しそうです。


待ってるよ! >新パソコンさん


何だかドキドキしてきました(笑)。新パソコンを使うのが楽しみです!

○関連記事『DELLの新パソコン「Dimension 9200」を発注』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_2286.html

DELL「Dimension 9200」スタンダードパッケージ
DELL「Dimension 9200」スタンダードパッケージ

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「Firefox」のマスコット名募集企画の記念品が到着

ブラウザ「Firefox」の開発元「Mozilla Japan」が実施した「マスコットキャラクターの名前募集企画」で、応募した私の命名案は採用されなかったけど、記念品の「Firefox・携帯ストラップ」には見事に当選。そして先日、その記念品が自宅に到着しました!

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こういった物が届けられる予定だったけど・・・。


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こういった物たちが届けられましたよ!


まずは、当選後の送付依頼が期限ギリギリになって一部迷惑を掛けた部分もあったけど、ちゃんと送ってくれたスタッフの皆さんに感謝します! 携帯ストラップは予定通りの物でした。それと共に、命名されたキツネのマスコット「フォクすけ」が「これからもよろしく!」と言って手を振る紙が同梱されていました。何とも可愛らしいキャラですね! それで携帯ストラップだけど、思ったよりも目立つし大きいし、実用は恥かしくて難しいかも(笑)。というわけで、部屋に飾っておこうと思います。一応貴重な品だし、大事にしていくつもり!

さて私も、「これからもよろしく!」というフォクすけの言葉を受けて、Firefoxをもっと活用していきたいと思います。既に新バージョンの「Firefox 2」も導入済みで、最近はプラグイン等も試しながら用途別に使っています。なかなか良いですよ!

○関連記事『「Firefox」の日本発のマスコットに命名を』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_e12c.html
○関連記事『「Firefox」の日本発のマスコット名が「フォクすけ」に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_f346.html
○関連記事『「Firefox」のマスコット名募集企画の記念品に当選』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_a148.html
○関連記事『「Firefox 2」の正式版がリリース』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_727f.html

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セーラー服と機関銃・第7話(最終話)

ついに“平成版「セーラー服と機関銃」”が完結! あの名セリフは? あの名シーンは? 期待だけが膨らんでいました。ああ、ついに終わってしまうのか。さよなら、女子高生組長。さよなら、平成版・・・。でも、さよならは別れの言葉じゃなくて・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「セーラー服と機関銃」
第7話(最終話)「涙の機関銃乱射~さらば女子高生組長」

泉(長澤まさみ)は組で禁じていた武器の中から、ひときわ大きな機関銃を抱きかかえ、佐久間(堤真一)と敵を目指す。高層ビルの一室に突撃した泉の胸によみがえるのは、のん気で情けないけれど、誰よりも温かく優しかったみんなの笑顔。堪えきれない怒りと哀しみを吐き出すように、泉は絶叫しながら機関銃の引き金を引く。

ヘロイン奪回を目的とした抗争で、“太っちょ”と呼ばれる黒幕の国会議員・三大寺(緒形拳)が指揮する浜口組に次々と命を奪われた目高組。生き残った泉と佐久間は復讐を決意し、機関銃を手にして三大寺たちの元へ。そこには三大寺や浜口組組長・浜口(本田博太郎)や刑事・黒木(小市慢太郎)たちが勢揃いしていて、ヘロインの受け渡しをしている最中でした。泉は殺された組員たちのことで訴え、「そんなヘロインのために・・・」と呟くと、三大寺は「国のためだ」と一言。それを聞いた泉は逆上し、「キレイ事言ってんじゃねえっ! そんなもん売りさばいた金で、そんなくだらねえもんで、命の重さを量れねえんだよっ!」と泣きながら叫びました。そして次の瞬間、佐久間から引き金を引かぬように言われていた泉は、持っていた機関銃を相手の方向に向かって乱射! その銃弾は人間へは向かわず、一部が忌まわしきヘロインの袋に命中して辺りに散らばりました。二人が黙ってそこを後にすると外では警察が待ち構えていたけど、自首を訴えた二人に目もくれず三大寺たちの確保に向かいました。浜口組は一斉に取り押さえられ、黒木は即時に裏切り警察だと言って逃れるも浜口組の組員に背後から刺されました。そして三大寺の前には警察を呼んだ娘の真由美(小泉今日子)が現れ、覚悟を決めた三大寺は娘を部屋の外に出させた後、銃で自らの命を絶ちました。真由美は彼の最期まで言えなかった「お父さん」を連呼し、悲しんだのでした・・・。

この一件で目高組は解散。泉と佐久間は、いつかまた会う約束をして別れました。泉は真由美と暮らし始め、学校にも復学して以前のような何気無い生活を送る毎日。そして数ヶ月後、佐久間から連絡が入って久々に会う約束をしました。しかし、泉は待ち合わせ時刻が過ぎても約束の場に現れない佐久間のことを心配していると、警察から佐久間の死を告げられました。彼は久々に戻ってきた浅草でヤクザ同士のケンカを止めようとして、その一人に胸を刺されて即死していたのでした。また、彼はヤクザにはなっておらず、遠い地で小さな不動産屋の営業マンとして頑張っていたのでした。その苦労と目高組のこと等が綴られた佐久間からの手紙を読んだ泉は、目の前で横たわる佐久間に涙を流しながら最後の言葉を贈りました。たった二ヶ月の間に起きた数々の想い出を振り返りながら、浅草の町を一人で歩く泉。そして、“愛する人たち・愛する家族”のことを思い出していたその時、背後から「組長!」の声が! 泉が振り向くと、そこには佐久間、金さん(山本龍二)、武(田口浩正)、ヒデ(福井博章)、ケン坊(中尾明慶)の5人の幻影が! 彼らに「組長!」と言って励まされた泉は、満面に笑みを浮かべて「星泉、頑張ります!」と大声で言ったのでした。いつかのように横一列で並んで歩く6人。目高組は、永遠に・・・。

これが“平成版「セーラー服と機関銃」”の完結編でした。まずは、昭和版(映画)のラストシーンで有名な「カイカン!(機関銃乱射直後)」、「マリリン・モンローの演出(泉のサービスカット)」、「泉の死んだ佐久間へのキス(印象的シーン)」が、平成版では全て無かったことに驚きました。「カイカン!」だけでもあると思って、これまで書きたくてもずっと伏せてきたんですけどね。しかしながら、泉が機関銃を乱射するシーンは昭和版に劣らず迫力がありました。顔の一部を震わせながら大声で訴え続けた、泉こと長澤まさみさんの演技は見事でしたね。その素晴らしさに泣けてきました。また、そんな泉を常に支援する佐久間こと堤真一さんは、ストーリー自体もかなり支援していたかのようでした。それに、「これでもか!」と言わんばかりの回想シーンの数々も、序盤と終盤で上手く重ねられていました。ラストシーンも良かったし、河原伸さんによるBGMも素晴らしかったし、とても満足できました!

前回ラストで、泉による「こんなはずじゃなかった。どうしてだろう? この時の感情は、今でも思い出せない。」というナレーションが残ったけど、今回ラストで「星泉、頑張ります!」と誓った泉がその後振り返った時の言葉だったんでしょうね。つまり、泉は今でも目高組のことを忘れてはいない、と・・・。この放送枠(金10)では異例の「全7話」という構成だったけど、その分展開が速く内容も凝縮され、簡潔にまとまっていたと思います。賛否両論はあるだろうけど、今回の“実験的要素”について私は「これで良かったんじゃないかな?」と感じました!

○関連記事「セーラー服と機関銃・第1話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第2話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第3話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第4話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第5話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第6話」

「セーラー服と機関銃」DVD-BOX
「セーラー服と機関銃」DVD-BOX

「セーラー服と機関銃」
原作小説「セーラー服と機関銃」(赤川次郎)

「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」
続編小説「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」

「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)」 「セーラー服と機関銃(初回限定盤・携帯ストラップ付)」 「セーラー服と機関銃(通常盤)」
主題歌「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)
/(初回限定盤・携帯ストラップ付)/(通常盤)」(星泉[長澤まさみ])

「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック
「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック

「セーラー服と機関銃」
映画「セーラー服と機関銃」

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2006.11.24

嫌われ松子の一生・第7話

公式サイトに「嫌われ松子のアンケート」というコーナーがあって、回毎に視聴者が“松子を支持する・しない”で投票した結果が公開されています。現在までの総合結果は、第1・2話は“支持”優勢、第3・4話は“不支持”優勢、そして第5・6話は“支持”優勢がかなり顕著になっている状態。ドラマの展開も面白いけど、この支持率調査の方も面白くて見逃せません!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「嫌われ松子の一生」
第7話「厳しいシャバ」

松子(内山理名)は刑務所内で美容師の免許を取得し、出所した。松子は賢治(杉本哲太)の元へ向かうが、賢治にはすでに家族が。松子はよりどころを失うが、良い不動産物件に巡り合って幸運を実感し、一転、前向きに。さらに、刑務所内の美容室と同名店を銀座で見つけ、店主・あかね(秋野暢子)の下で働き始めることに。

8年もの刑期を終えてようやく釈放された松子は、まず自分を待っていてくれた島津の自宅へ行ったけど、彼には既に妻と子供がいました。やはり長年離れている間に事情が変わっていて、島津は見合い結婚をした事実を松子に伝えると、彼女はそのまま彼と別れました。そして東京で新たな住家を見つけ、刑務所で腕を磨いた美容師の技術を元に銀座の「美容室あかね」へ飛び込み、オーナーのあかねに採用を頼み込みました。あかねに言われて腕前を見せた松子は見事に採用。実はあかねも刑務所生活を経験していて、同じ境遇の松子に同情する部分があり、彼女を支援していくことになりました。店の同僚が松子の履歴書に書かれていた事実で言い責めた時も、あかねはその同僚を叱って彼女を守り・・・。

その間、店に刑務所内で仲良くなっためぐみ(小池栄子)が現れ、後に久々の会話で楽しみました。めぐみはストリッパーになっていて、その後は夫の反対を押し切ってアダルトビデオにも出演。その現在の生き方に松子は同感できずにいたけど、めぐみも決して満足していたわけではなく、松子の前で涙を流しもしました。一方、松子の教え子である洋一(要潤)はたまたま松子を見つけ、ある夜に店の前で彼女を待機し声を掛けたところ、彼女も彼を思い出してついに笑顔の再会を果たしました。洋一は過去の過ちについてようやく謝罪できたけど、松子は振り返りたくない過去を思い出すのが嫌で不満の表情。それでも、再会できたことをただ喜ぶ洋一を食事に誘うことにしました。一見してうれしい再会。しかし、この再会がさらなる不幸を招いたという・・・。

松子は洋一を食事に誘った後、雨の降る夜に洋一の車の中で「人を殺したことある? 私ね、人を殺したの」と話し始めました。その直後に松子が言った「学校辞めて、恋人が自殺して、恋人の親友と不倫して捨てられて、ソープ嬢になって、ヒモになった男を殺して、刑務所を出てきたばかりなの」というセリフは、これまで展開されたエピソードが凝縮したものになっていました。その読点“、”の部分に不幸でない要素もあるけど、文字部分はどれも強烈な内容。唐突に話し掛けられた洋一も、最初は笑って答えていたけど次第に顔を強張らせ始めました。「忌まわしい過去をいくら振り払おうとしても、逃れられない運命にあったのかもしれません」といった松子のナレーションと、降り続ける雨をただ掻き分けるだけで精一杯の車のワイパーの映像が、比喩表現も込められて絶妙に合っていましたね。かなり印象に残ったシーンでした!

○関連記事「嫌われ松子の一生・第1話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第2話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第3話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第4話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第5話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第6話」

「嫌われ松子の一生(上)」 「嫌われ松子の一生(下)」
原作小説「嫌われ松子の一生(上)」/「嫌われ松子の一生(下)」(山田宗樹)

「嫌われ松子の一生(愛蔵版)」 「嫌われ松子の一生(通常版)」
映画「嫌われ松子の一生(愛蔵版)/(通常版)」

「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック 「嫌われ松子の一年」
書籍「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック/「嫌われ松子の一年」

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ミスチル・うたばんで「しるし」披露

ミスチルことMr.Childrenが、11/23放送のTBS系「うたばん」に出演! 既に話題となっている日本テレビ系ドラマ「14才の母」の主題歌になった新曲「しるし」が聴けました!

「しるし」
Mr.Children「しるし」

なんと、番組開始と同時に「しるし」が始まりました。これは今流行の「予想外」でしたね。メンバーは黒系の衣装を身に付け、途中から照明がスタジオ全体に照らされて、その影がセットに映るという演出がありました。その後も、青色や黄色の照明でパターンを作り出していました。これまで「Mステ」の“ほぼフルコーラス”や「HEY!×3」の“2番省略”を聴けたけど、今回は2番のAメロが省略されながらも同じような感じで聴けました。でもやっぱり、演出面が見事だった!

というわけで、通常とは違い“歌披露→トーク”のパターンで、披露の直後にトークコーナーへ。ミスチルの出演は1年5ヶ月ぶりだったけど、その1年5ヶ月前の2005/06/30は「and I love you」を披露しました。ミスチルが持ち寄った品物について、プロの鑑定士が値段を付けるという「パクリ企画」が面白かったなあ・・・。

○関連記事『ミスチル・うたばんで「and I love you」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/06/post_0939.html

今回は、年末行事に役立てられる「手品講座」の企画。まずは、「てじな~にゃ!」で御馴染みの山上兄弟が登場して、「人が縮むマジック」と「人が串刺しになるマジック」を披露しました。彼らはまだ声変わりしていないんだなあ。猫手ポーズが可愛かったなあ。あの子たちだから様になるんだよなあ(笑)。山上兄弟より、対象のお姉さんたちの方がすごかったんじゃないかと・・・。

次は、テーブルマジックで御馴染みのふじいあきらさんが登場して、チューイングガムを使った「復元マジック」と食器を使った「予言マジック」と得意の「トランプマジック」を披露しました。独自の話術に惑わされながらも、分かりそうで分からない手品の数々。司会の石橋さんは「おかしい」という意外なリアクション(笑)。同じく司会の中居さんが簡単な手品を要求すると、ふじいさん監修でJEN(鈴木さん)と桜井さんが手品を披露しました。JENのは口から石が出る手品だったけど、リアクションは笑いで本人は不安気。桜井さんのはただのメモ用紙の束が1万円札の束に変わる手品だったけど、リアクションは驚きで本人は満足気。全く正反対だったけど(笑)、その二つの手品は種が分かったぞと・・・。

ちなみに、番組の最後では“「うたばん10周年」社長賞表彰式”が行われ、TBSの社長が石橋さんと中居さんへ表彰状と目録を贈呈していました。記念すべき回でしたね。ところで! ミスチルの「しるし」についてはトークで触れられていないことに気付いた私(苦笑)。ありゃりゃ、まあ良いか、役立てられるだろうけど結局種明かしが無くて役立てられない手品が見られたことだし?(どうなんだか) 最後に「ミスチル記事」としてちゃんと締めておくと、「Mステ」・「HEY!×3」・「うたばん」の“3大音楽番組(私が勝手に提唱)”で、ミスチルが久々に同じ曲を披露したことになりました!

ミスチル、今日もありがとうっ! \(^o^)/

○関連記事『ミスチル・映画「幸福な食卓」の主題歌が「くるみ」の再録版に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_e695.html
○関連記事『ミスチル・ドラマ「14才の母」の主題歌が新曲「しるし」に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_125c.html
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_0f9e.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_d62b.html
○関連記事『ミスチル・HEY!×3で「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_bed1.html
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」全曲感想』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_a994.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露・2』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_752b.html
○関連カテゴリ「14才の母」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat6594205/

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14才の母・第7話

今回のサブタイトルは、また直球で攻めてきましたね。「お金で未来は買えますか?」ですか。私は即答できますよ、「買えないよ」とね。だってそんなのつまんないじゃん? 未来のことを考えるために人は生きてるんじゃん? なんていう思想。でも実は、サブタイトルに未希を演じる志田未来ちゃんの名前を入れたかっただけとしたら、そりゃあつまんなくないじゃん? ミスチルの名曲「未来」の収録CDだったら、お金で買えるじゃん? なんていう思想の覆し(笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第7話「お金で未来は買えますか?」

忠彦(生瀬勝久)の元に、養育費を支払う代わりに子供の認知請求をしないという静香(室井滋)からの誓約書が届く。一方、未希(志田未来)は母親学級に通い、14歳で子供を産む過酷さを改めて実感する。そんな中、叔父のマコト(河本準一)は、クリスマスパーティーで未希と智志(三浦春馬)を会わせてやろうと計画する。

未希の妊娠から3ヶ月後。彼女は母親学級に参加し始め、他の妊婦にその年齢で驚かれながらも、講師・ヒロミ(西野妙子)と相談し合って過ごしていました。そんな中、静香は一ノ瀬家に誓約書を送り付けて智志を守ろうとし、加奈子(田中美佐子)と忠彦(生瀬勝久)はその無責任さに苛立ち、智志さえも母親を責めました。その頃、未希も現実問題に改めて体当たりしていたけど、産む決意はやはり固まったまま。そしてある雪の日、未希はバスの中から智志の姿を見つけ、窓を開けて手を振りました。彼が見えなくなるまで振り続け、その後バスを降りて一人で歩いていた未希は、いきなり腹痛に襲われてその場で倒れてしまいました・・・。

憎い人物は憎い。共感できる人物は・・・、あまりいない。そんな状態です(苦笑)。ついに倒れてしまった未希だけど、産む決意を固めたからにはもう運命から逃れられることはできません。再三書いているけど、本当に大丈夫なのかい? 私は心配でなりませんよ、ドラマとしての評価も・・・。それはさておき、「母親学級」というものの内部シーンには注目してしまいました。自己紹介で「2人目ですけど」と言っていた妊婦もいたけど、初めてのお産を控える妊婦は「先輩、良きアドバイスを!」という気持ちになるんでしょうか? 私はそう言ってしまうだろう。しかしながら、性別上子供を産むことはできない、だろう?(何故に肯定しない?・しかもワッキー風の疑問形、だろう~?)。

ちなみに、折り返し点となった前回第6話のタイミングで“ミスチルの主題歌「しるし」の使い方”の恒例の文句は辞めたんだけど、“恒例の文句は「完結」”とは言っても“「しるし」にもう触れない”とは言っていなかったのさ!(笑) 前回の放送当日にCDがリリースされた途端、序盤ではストーリーからタイトルバックへの流れでインストのBGMから軽く期待していたラストサビがつなげて使われ(フェードアウトだったけど)、ラストでは1番サビの最後までしっかり流れて2番Aメロへ突入するという使われ方が! 良いぞ~、見事だぞ~、「文句」は確かに無いぞ~。2番のBメロでも“♪それもいい~ その方がいい~”と歌われています。そしてサビでも“♪小刻みに~ 鮮明に~ 僕の記憶を埋めつくす”と歌われています。はい、私の記憶は「しるし」で確かに埋めつくされました(笑)。

○関連記事「14才の母・第1話」
○関連記事「14才の母・第2話」
○関連記事「14才の母・第3話」
○関連記事「14才の母・第4話」
○関連記事「14才の母・第5話」
○関連記事「14才の母・第6話」
○関連記事『ミスチル・ドラマ「14才の母」の主題歌が新曲「しるし」に決定』
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」の発売決定』
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露』
○関連記事『ミスチル・HEY!×3で「しるし」披露』
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」全曲感想』
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露・2』

「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
「14才の母」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.23

僕の歩く道・第7話

主人公の輝明は、基本的に自分の信じることを貫き通す男。言い換えれば、「実直」、「真っ直ぐ」、「ストレート」。ただ見方を変えれば、「頑固」、「我が道を行く」、「ゴーイング・マイ・ウェイ」。両者は紙一重のようにも思えます。私はというと、「天秤」、「優柔不断」、「フリースタイル」かも?(苦笑)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「僕の歩く道」
第7話「はじめての反抗」

輝明(てるあき・草なぎ剛)は都古(みやこ・香里奈)との約束を守り、飼育係の仕事に精を出す。そんな中、塾でカンニングをした幸太郎(須賀健太)が、真樹(森口瑤子)にひどくしかられる。以来、幸太郎は塾をさぼり、動物園で絵を描く仕事を手伝うように。ある日、塾の終了時間に合わせ帰っていた幸太郎が帰宅しない事態が起こる。

輝明は都古からの手紙に書かれていた「動物たちが元気でいられるように、一生懸命お世話をしてください。約束です。」の約束を守り、仕事に専念しました。そして、道路で良く会う亀田(浅野和之)とようやく自己紹介し合って仲良くなれたのに、二人で亀田の店に行く途中で輝明だけある地点で立ち止まってしまいました。また、幸太郎に遊ぼうと誘われた時も同じくある地点で立ち止まりました。彼は自分が決めた道しか進めず、知らない道を進めないという・・・。

そんな中、幸太郎は塾の試験でカンニングをしてしまい、プレッシャーを与えた真樹からこっぴどく叱られることに。その後、幸太郎は塾へ行くフリをして動物園へ行く毎日が続き、ある日夜遅くになっても帰らないことで真樹は心配になり、輝明から日頃動物園に来ていたことを聞いてさらに落ち着かなくなりました。すると秀治(佐々木蔵之介)たちと入れ替わりで幸太郎が帰宅し、眼鏡が壊れていたことで真樹が問いただしたけど、幸太郎は黙ったまま。すると今度は輝明がいなくなり、捜しに出掛けた幸太郎は以前彼が立ち止まった地点で発見しました。実は幸太郎を捜しに出掛けていた輝明。幸太郎は輝明に声を掛けようとすると、彼はそっと前へ進みだしたのでした。一方幸太郎の自宅では、秀治が真樹に幸太郎が絵画教室に通っていた頃の絵を見せ、真樹の笑顔の絵を見て涙を流しました。そして輝明と幸太郎は、ツール・ド・フランスのビデオを見ながら歴代優勝者の名前を言い合って楽しんでいたのでした・・・。

幸太郎は、カンニングしたのはまずかったけど、ツール・ド・フランスの方は良く覚えた! 輝明に負けたくなくて、密かに覚えていたんでしょうね。「ライバルを作って勉学に励む」が最適だと理解できたかな? その輝明は、ついに勇気を出して知らない道を進むことを達成! 彼としては大きな勇気と決断に値するんでしょうね。「石橋を叩いて渡る」のような選択を理解できたかな? そして、「我が道を行く」の真樹もようやく幸太郎の気持ちを重んじる方向へ! 今回の“はじめての反抗”には痛感させられたんでしょうね。「我が道を曲げる」の心を少しでも理解できたかな? 今回は、主にこの3人の“気の持ち様”が変わった形になりました。真樹が輝明と幸太郎から「笑った顔」のことを言われて戸惑ったシーンもあったけど、いつかこの3人が心から笑い合える日が来るかな?

○関連記事「僕の歩く道・第1話」
○関連記事「僕の歩く道・第2話」
○関連記事「僕の歩く道・第3話」
○関連記事「僕の歩く道・第4話」
○関連記事「僕の歩く道・第5話」
○関連記事「僕の歩く道・第6話」
○関連記事「僕と彼女と彼女の生きる道・スペシャル」

「ありがとう」
主題歌「ありがとう」(SMAP)

「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」
「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」

「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX

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2006.11.22

のだめカンタービレ・第6話

前回と今回でラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番(ピアコン2番:ピアノコンチェルト2番)」がクローズアップされたこともあって、ラフマ人気が勢いを増しているようですね。CDやピアノ譜を買って毎日のように聴いている人もいるとか。実は私も毎日iPodで聴きまくっているんですけどね(笑)。ところで、今回の放送日前日にNHK教育「N響アワー」にて、中国人ピアニストのラン・ラン氏(Lang Lang・郎朗)がピアノを務めたラフマの「ピアコン3番」が聴けました。注目されたのはその演奏スタイルで、良く言えば曲の世界に入り込み独自の思いをピアノにぶつける“恍惚の状態”。そして、曲げて言えば“究極の顔芸とアクション”でした(笑)。演奏もすごいけど演奏ぶりもすご過ぎて、いろんな意味で「言葉にできない」でしたね・・・。前回シュトレーゼマンが千秋に「魅せる演出」を強制していたけど、ラン・ラン氏は色気や悶えとやらを十分過ぎるほど出していて、「これが彼の言いたかったことか!」と思いましたよ、少しだけね(おいおい)。そういったスタイルは、芸術のプロたちにしか分からない世界なのかも。芸のプロ(=芸人)ではないことを強調しておきます。でも、千秋はあのまま独自の演奏スタイルを貫いて、ある意味で良かった、のだ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ「のだめカンタービレ」
第6話「さらばSオケ!!涙の解散式&愛の2台ピアノ」

学園祭の公演が終わり、シュトレーゼマン(竹中直人)が帰国した。4年生は進路選択の時期が迫る。千秋(玉木宏)は海外留学を勧められ、飛行機に乗れない自分にいら立つ。峰(瑛太)はSオケの存続を提案するが、千秋は断る。そんな中、バイオリン科の清良(きよら・水川あさみ)が、新結成する実力派オケに千秋を誘う。

今回はエピソードがはっきりと分かれていて見やすかったですね。原作の5~6巻辺りを所々つまんだ形の話でした。そんなわけで、ここでもはっきり分けて書いていきたいと思います。一応原作と比較しながら書いていきますが、私は基本的に原作とかけ離れても「ドラマ版はドラマ版として見応えがあれば十分」だと思っています。さ~て、今回の「のだめ」は、「千秋ののだめの連弾 Part2」、「Sオケの解散」、「新オケの結成」の3本デス!(「サザエさん」風・でも最後は微妙に「のだめ」風)

まずは、「千秋ののだめの連弾 Part2」。「Part1」は、初回話で披露されたモーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」です。前回の学園祭にて、Aオケのラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」での千秋のピアノ演奏を聴いて発狂しつつ目覚めたのだめ(上野樹里)は、あれから風呂にも入らずピアノに没頭していたようだけど、夢の中で弾いていたオケ無しのピアノの響きは良かったなあ~。低音の伸びる残音がたまんないっすね~。でも、その演奏はオリジナリティが満載だという(笑)。千秋はそんなのだめの努力に気付き、彼女を引っ張って大学のピアノが2台ある部屋へ行って、「ピアコン2番」を弾かせ自分は伴奏を務めることにしました。しかしのだめは、最初のピアニッシモ(pp:とても弱く)をフォルティッシモ(ff:とても強く)で弾いたり、超速のテンポで勢い良く弾いたり、音が多く作曲しつつ衝動で弾いたり、ついでに口を尖らせてキレたりで(笑)、とんでもないけどある意味で素晴らしい演奏を披露。千秋も一旦辞めるか迷ったけど、原作での名言とされている「くそっ、ちゃんと合わせてやるから、オレの音を聴け!」と心の中で呟きながら続けました。この辺りは原作のイメージとほぼ同じ。ただ、のだめの“インチキラフマ”は実際こんな感じだったんだなあと思いましたね。うれしかったのは、序盤を少し抜けた所で私も大好きな“血迷うピアノ”の部分(ドラマでは「オレの音を聴け!」の直後)があるんだけど、そこまでものだめが独自の演奏で血迷いまくっていたこと! ああ、これ褒めてますからね(笑)。二人の演奏を見ていた彩子(上原美佐)は、学生たちが二人の恋の噂について話しているのを聞いて愕然。またのだめは、ピアノに奮起したと思いきや千秋と弾けたことで早くも満足。の~だ~め~!(笑)

次は、卒業シーズンに伴う「Sオケの解散」。Sオケのメンバーは就職活動や忙しさを理由にオケを終わりにしようとしていたけど、それが気に入らなかったのがコンマスの峰。必死に「続けようぜ!」と説得していましたね。分かるなあ、峰の気持ち。「せっかく良い調子になってきたんだから、まだまだ力を付けて頑張ってみようぜ!」っていう意気込みね。ただ、現実でもそう上手くはいかないもので、何かを存続させることは難しいんですよね。Sオケをダラダラと存続させるのをきっぱり拒否した千秋が正しいのかも。っていうか、Sオケは学園祭で「伝説のステージ」と演奏前から銘打って、もう伝説化したはずじゃん!(笑) なんてことを言いながら、Sオケはついに解散へ。皆で飲み屋に行って解散パーティーで盛り上がる中、“ダーティーペア”の二人がカラオケ(選曲は中島みゆき「地上の星」)や音楽ゲーム「太鼓の達人」(選曲は同じく「地上の星」)で千秋を恥さらしにしようと計画したけど、大河内(遠藤雄弥)や真澄(小出恵介)が千秋のため(?)に出番を買って出て、計画は見事に大失敗(笑)。この辺りも原作のイメージとほぼ同じだけど、原作の方は「太鼓の達人」の選曲が「プリごろ太」でした。さすがに、実在のゲームとの強引コラボは無理だったようで(笑)。

最後に、千秋を中心とする「新オケの結成」。原作ではある音楽イベントで千秋たちと出会うはずの清良だけど、ドラマ版では何故か桃ヶ丘音楽大学の在学生として初回話から登場。その割には“Aオケのコンミス”でしか目立っていなかったけど、実はSオケ解散後から出番が増えるキャラだったのでした。千秋はトラウマのせいで留学できず進路のことで悩んでいたけど、そこで清良が実力のある学生を集めて新しい学生オケを作る話を持ち掛けたことで、千秋はすぐに承諾しました。後日清良(ヴァイオリン)が千秋(指揮)の前に連れてきたのは、オーボエの黒木(福士誠治)、チェロの菊池(向井理)、ヴァイオリンの木村(橋爪遼)の三人。原作では当初連れてくるのは黒木と菊地のみだったけど、後に峰と“孫悟空・沙悟浄”と呼び合って仲良くなるはずの“沙悟浄・木村”がちゃっかり登場したのには驚いた!(笑) 「Sオケの解散」の方にも関係して、千秋は先に新オケの参加者として真澄を推薦していたけど、峰も千秋と「Aオケに入れたら」という約束で“新オケ候補者”となっている状態。また、鈴木萌・薫の双子姉妹(松岡璃奈子・松岡恵望子)は千秋に誘われず“シンクロ涙”を流していたけど、その後実力を付けて彼を見返し、遅れて参加する可能性も(「ある」って言ってるようなもの?)。後は、新オケの名称ですか。ああ、まだ言えないか。予告ではちょっと出ていたか。“☆”マークが見えていたか。この話は次回だな(笑)。

そんなこんなで、今回は“ゆく人・くる人”が軽く展開されたわけですが、これらのエピソードの中に書ききれなかったことをここで書きます。まずはけえ子(畑野ひろ子)が千秋の前に連れてきたポエマーな評論家・佐久間(及川光博)。原作の佐久間とは風貌こそ異なるけど、訳の分からないポエムを披露して自己陶酔する所なんかは、ミッチーが実に上手く演じているなあとね(笑)。その横でけえ子がポエムの意味するところを訳すのも健在でした。また、のだめが千秋を元気付けようと回転寿司屋に連れて行ったけど、そこで千秋が金皿ばかり取ったりのだめにガリ寿司を作ってあげたり、のだめが事ある毎に泣き叫んだりするところも健在で笑えました(笑)。その際、のだめが千秋のおでこに手を当てるシーンがあったんだけど、そこで気付いてしまったよ。のだめこと上野樹里さんは、手の平が結構大きい! ピアニストとしては最適なサイズ。今回はカットされていたけど、原作ではのだめと彩子がトイレで偶然会うシーンで、彩子がのだめの手のサイズを見て「大きな手・・・、あの男(千秋)はこーゆーのに弱いのよね」と呟くんですね。大きな手、「千秋は“その手”の女にも弱い」、と(笑)。さらに少し驚いてしまったのは、その前後に千秋とのだめがスーパーへ行って妙な缶詰を買うシーンがあったんだけど、そのスーパーの名前が「スーパーひとしくん」だったこと! これはフジテレビ系としては他局のTBS系「世界ふしぎ発見!」のネタになるから、原作にはあっても再現はされないだろうと思っていたけど、何とまあ強引な・・・(笑)。というわけで、今回は“Sオケ to 新オケ”となるつなぎだったため、数回続いたオケの演奏は特に無し。千秋とのだめによるラフマの「ピアコン2番」が聴けただけでも良しとしましょう!

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第2話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第3話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第4話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第5話」
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編1)“ベートーヴェン「交響曲第7番」”』
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編2)“ED曲・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」”』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ化とアニメ化が決定』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ公式サイトに出演者たちが勢揃い』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第1楽章「原作の率直な感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第2楽章「原作の詳しい感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
○関連記事「曇りのちクラシックブーム」

「『のだめオーケストラ』LIVE!」 「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

「のだめカンタービレ ベスト100(完全生産限定盤)」 「のだめカンタービレ ベスト100(通常盤)」
「のだめカンタービレ ベスト100(完全生産限定盤)/(通常盤)」

「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編」 「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション 千秋編」
「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション ミルヒーと仲間たち編」
「のだめカンタービレ キャラクター・セレクション のだめ編/千秋編/ミルヒーと仲間たち編」

「のだめカンタービレ(1)」 「のだめカンタービレ(2)」 「のだめカンタービレ(3)」 「のだめカンタービレ(4)」
原作コミックス「のだめカンタービレ(1)~」(二ノ宮知子)

「のだめカンタービレSelection CD Book」 「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」

「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」 「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」


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ミスチル・映画「どろろ」の主題歌が新曲「フェイク」に決定&シングル発売決定

2007年新春に公開される映画「どろろ」の主題歌が、Mr.Childrenの新曲「フェイク」に決定しました。また、同時にそのシングルの発売日が発表されました。ファンの間では、ライブで「タイトル未定の謎の曲」として披露され話題になっていた曲。まさかこんなことになろうとは!

○Mr.Children公式サイト
http://www.mrchildren.jp/
○Mr.Children公式サイト内・関連記事(2006/11/21)
http://www.mrchildren.jp/topics/0611fake/

○New Single「フェイク」発売決定!(関連記事より)

全国東宝系ロードショー 映画「どろろ」主題歌「フェイク」の発売が決定いたしました。

Message from Sakurai Kazutoshi

映画の主人公は「本物」を探す旅をしています。

でも。。。「本物」ってなんだ?
そんな疑問がこの曲をつくるきっかけになっています。
ありとあらゆるところに「本物ではないもの」は存在して、
それを受け入れながら僕らは暮らしています。
憂うでもなく 批判するでも肯定するでもなく、たくさんの嘘と矛盾を抱えたできそこないの一人として、そのことをただ「リアル」に音にしたかった。

桜井和寿

2007.01.24 Release!

Track 01. フェイク

【40万枚完全限定シングル】
TFCC-89199
\500(tax include)

Performed by Mr.Children
All tracks written by Kazutoshi Sakurai
Produced by Takeshi Kobayashi & Mr.Children

○関連サイト・映画「どろろ」公式サイト
http://www.dororo.jp/
○関連記事・デイリースポーツonline『ミスチル 映画「どろろ」主題歌』
http://www.daily.co.jp/gossip/2006/11/21/0000172664.shtml

○「デイリースポーツonline」の記事を一部抜粋

人気ロックバンド、ミスター・チルドレンの新曲「フェイク」が映画「どろろ」(07年1月27日公開)の主題歌に決定したことが20日、分かった。同曲は先ごろ行われたスーパープレミアムライブでタイトル未定の新曲として披露され、ファンの間で大きな話題となっていた。また、15日発売のシングル「しるし」が27日付のオリコンチャートで初登場1位となり、25作連続首位。松田聖子を抜き単独2位となった。

 ミスチルは今秋、ザ・ピロウズとともに全国のZeppを回るライブツアーを行った。全国7カ所で1万5000人を動員したツアーで、ファンの間で大きな話題となったのが、15日にリリースした「しるし」とともに披露されたタイトル未定の新曲だ。

 この曲が「フェイク」のタイトルを得て、来年1月27日公開の映画「どろろ」の主題歌に決定した。映像化不可能といわれた手塚治虫の傑作を発表から40年を経ての実写化。主役の百鬼丸に妻夫木聡、どろろに柴咲コウを配した話題作だ。

 「しるし」は日本テレビ系ドラマ「14才の母」の主題歌。中学生が愛を貫き母となるピュアさをテーマとしているが、この「フェイク」は正反対の側面を持つ猥雑(わいざつ)と混沌(こんとん)を表現した。

“妻夫木聡×柴咲コウ×ミスチル”。う~ん、まさにTBS系ドラマ「オレンジデイズ」の再来みたいだ~!(笑) “フェイク”かましてきたもんだよ、全くもって驚きだ! 同じく2007年新春に公開される映画「幸福な食卓」でも、主題歌がミスチルの「くるみ - for the Film - 幸福な食卓」になることが決定しているけど、来年新春は二本の日本の映画で話題を独占ですか。なかなか楽しませてくれますなあ!

このシングル「フェイク」のポイントは、タイトル曲のみ収録の「40万枚完全限定シングル」であること。後にプレミアが付きそうですね。“1曲収録・500円”のシングルといえば、ミスチルとしては「花 -Memento-Mori-」以来になるのかな。1996年のシングルですよ、今年でもう10年経ちますよ、早いなあ~。ただ、その当時と異なってくるのは「シングル盤のメディア形態」でしょうね。「花 -Memento-Mori-」は縦長ジャケットの8cmCDとして登場したけど、「フェイク」は近年主流である通常ジャケットの12cmCD(マキシ)として登場するかも。でもそれだとCDの無信号部分が多過ぎて何だか資源的にもったいない? 完全限定シングルだからその量も多くは無いし許せる範囲? コンパクトジャケットの8cmCDにした方が良さそう? どうしてもそんなことを考えてしまいますが、正直なところそれは置いといて、「フェイク」を早くCD音源で聴きたいのです! 考えが、どろろ~(笑)。

○関連記事『妻夫木聡&柴咲コウの「熱愛系オレンジデイズ」』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/03/post_2164.html
○関連記事『妻夫木聡&柴咲コウの「熱愛系オレンジデイズ」・2』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/08/post_b8db.html
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/OrangeDays/
○関連サイト・「オレンジデイズノート」(本館「adsTV-web」内)
http://homepage1.nifty.com/sodey/adstv/orange/odnote/

「どろろ Complete BOX」 「どろろ ~DORORO~」
アニメ「どろろ Complete BOX」/アニメ「どろろ ~DORORO~」

「どろろ(第1巻)」「どろろ(第2巻)」「どろろ(第3巻)」「どろろ(第4巻)」
原作コミックス「どろろ(第1~4巻)」(手塚治虫)

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2006.11.21

鉄板少女アカネ!!・第6話

このドラマは大変だ。料理対決でも頑張らなきゃならないし、話題性や人気度の向上にも頑張らなきゃならない。燃えろ、激しく燃えるんだ! 「火に油を注ぐ」なんて諺があるけど、さらに勢い付かなきゃならない所で燃え尽きてしまったら、どうしようもないか・・・(でも応援してます)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「鉄板少女アカネ!!」
第6話「松茸ババアの逆襲」

信州で、アカネ(堀北真希)はマツタケを育てて生計を立てる泰子(浅香光代)と会う。泰子は息子の謙二(宮下直紀)と秀喜(佐藤二朗)に山菜などを使った料理で対決させ、勝った方に山を譲ると言いだす。そんな中、山を狙うエレナ(片瀬那奈)は、秀喜への協力を約束。それを知ったアカネは、謙二の味方に付く。

今回は長野・信州。アカネは“新パートナー”の黒金(陣内孝則)とそこへ向かい、黒金の提案で入山禁止の山へ入ってマツタケ狩りをしようとすると、そこに山の持ち主である泰子が現れてさあ大変。アカネたちはひたすら謝ったけど、その際泰子が突然倒れてしまってまた大変。そこには泰子の次男・謙二がいたけど、長男・秀喜がエレナを連れて「山を売る」と言い出してさらに大変。いきなり大変続きだったけど、泰子の提案で両人に「最後の晩餐」の戦いを命じ、美味しかった方に山を譲ると言い出しました。アカネは謙二に付いて参戦することに。しかし、そんな矢先に下関で別れたはずの心太(塚本高史)が! 当初は、一緒になると誓った福美(遠山景織子)にフラれたと言っていたけど、実は心太がいつしかアカネのことを思うようになっていたことが発覚しました。その正式な告白を待ったアカネ。恥かしがりながら告白しようとする心太。そのちょうど良いタイミングで、黒金が現れやがって全てがパー(笑)。そこで一旦話が途切れたけど、「今回の勝負が終わったら改めて」ということで、後半へ続く・・・。

そして「最後の晩餐」の勝負当日、長男・秀喜側は泰子の山のマツタケを使った美味しそうなすき焼き料理を出し、泰子は大満足。次男・謙二側は代理のアカネが「秋を閉じ込めた三色餃子」を出しました。エレナは「赤・緑・黄色って信号か!」とノリツッコミしていたけど(笑)。アカネは「闇餃子」と言って赤・緑・黄色の順で食べるように伝えると、泰子はゆっくりと箸を動かし始めました。赤は、果物を使った「デザート餃子」。緑は、野菜を使った「風味餃子」。黄色は、泰子が作ったマツタケ醤油を使った「鶏肉の餃子」。つまり、アカネはマツタケ尽くしを避けて大胆にも勝負に挑んだのでした。そして泰子の判定により、工夫を凝らしたアカネの勝利! その直後、「山を守りたい」という泰子の言葉を聞いたアカネは、秀喜と謙二に三色餃子を食べさせ「美味い」と言わせました。また、二人で力を合わせて山を守るよう説得すると、二人は協力し合うことを決意して仲が良くなりました。しかし、そこで泰子が「何言ってるんだよ、まだまだ私の山だよ!」と一言。実は息子たちを仲直りさせるために、病気と偽って一芝居打っていたのでした。やるな、松茸ババア・・・。それで、ラストはアカネと心太の続き。積極的に「話して!」と言い責めるアカネ。車を止めてようやく本心を伝えようとする心太。そのちょうど良いタイミングで、東京のアカネの店から電話が入って全てがパー(笑)。次の行き先は神奈川・横浜らしく、「横浜に付いてからな」ということで、次回へ続く・・・。

ははは~、今回はなかなか面白かったと思うよ~。もう登場することがないと思われた心太が今回あっさり復活したし、料理対決にも深い意味があったし、松茸ババアの引っ掛けがあったし、アカネと心太のやりとりが上手く重ねられて見事に引っ張り通したし・・・。やっぱりこのドラマは、脚本の力次第で何とかどうとでも頑張れるんじゃないですかね? 応援してきた甲斐がありましたよ! ところで、ラストで黒金とエレナが電話連絡を取り合って、何だか怪しい取引の話をしていましたね。その辺りも、良いように上手いこと引っ張って盛り上げてほしいです!

○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第1話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第2話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第3話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第4話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第5話」

「鉄板少女アカネ!! (1)」 「鉄板少女アカネ!! (2)」 「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」
原作コミックス「鉄板少女アカネ!! (1)~(2)」/「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」

「SAYONARA」
主題歌「SAYONARA」(ORANGE RANGE)

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たったひとつの恋・第6話

いよいよ折り返し点に到達! メインの5人の間で、恋の関係も微妙に変化しているようです。これまでで最も印象に残ったのは、私的にはやっぱりあのナイスアイテムとも言うべき「オレンジのイガイガ」かな。もちろん、メインの5人のことも気にはなっているんだけど、それ以上に不審な行動や言動が目立ち始めている田口浩正さんの役が印象深いです。役名はあるんだろうけど、何故か実名が主流らしい(笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「たったひとつの恋」
第6話「ふたりの秘密」

弘人(亀梨和也)は、金目当てで菜緒(綾瀬はるか)を連れ去ろうとした山下(波岡一喜)の居場所を突き止めた。弘人は山下の胸ぐらをつかみ上げ、今度菜緒に手を出したら許さないとすごむ。すると、山下はナイフを取り出し、弘人を威嚇(いかく)する。一方、菜緒は弘人との将来を見据え、病気の状態を医師に聞きに行く。

弘人は菜緒を襲った山下が許せず、甲(田中聖)から彼の居場所を聞いた途端にその場所へ。そして弘人は山下を威嚇して、今後菜緒に近付かぬよう説得したけど、山下はナイフを取り出して逆に威嚇し始めました。このピンチをどう切り抜けるのか? なんと弘人は、そのナイフの刃の部分を手で掴み、出血するほど力強く握って山下を驚かせたのでした。その意外な行動に驚き恐れた山下は、渋々承諾してその場から退散。後から心配して駆け付けた甲と亜裕太(平岡祐太)は、手をケガしていた弘人を見て驚き、すぐに彼を気遣ったのでした。

一方、それ以前に弘人と菜緒が夜に二人っきりで会話していた時、弘人は「子供がたくさん欲しい」と言っていたけど、その後弘人は雅彦(財津和夫)と会って会話した際、彼から「菜緒は病気で子供が産めない」と言われて驚きました。「それでも良いか?」と聞かれ、つい承諾の言葉を漏らした弘人。しかし、心の中では複雑な気持ちで一杯だったのでした・・・。

今回は、弘人と山下の一騎打ちが見どころの一つでしたね。あのピンチにもし暴力を行使していたら、余計に険悪な仲になって事態がますます危うくなるというもの。弘人がどうやってピンチを切り抜けるのかが気になったけど、まさかケガを覚悟であんな風に威嚇し返すとは! あれなら山下も驚いて逃げもするわな。フィクションとはいえ違和感無く解決でき、別の意味でもホッとしましたとさ。ただ、間接的に助けられた菜緒が子供を産めない体だなんて、それもまた辛いわな・・・。ところで、裕子(戸田恵梨香)を中心に菜緒や甲との関係も一時悪化したけど、菜緒とは何とか仲直りできたものの、甲とは微妙なすれ違いが発生し始めていますね。何だか心配になってきました。そんな時、一人浮いた状態にある亜裕太が幸運を手に入れたり?(悪くは言ってないよ) ちなみに、裕子が参加していた合コンで、裕福そうなヤツが海外での想い出話を自慢気に話したり、裕子に花束を渡して「君は僕に選ばれた」なんてほざいていたけど(裕子も甲とのことを思い出してきっぱり避けていたけど)、あーゆーヤツ、妬み嫌い(笑)。勝手に海外行ってろ! 花屋の花を買い占めてろ! 冷静に妬み嫌っていましたよ(笑)。まあヤツよ、あれもこれも勝手にやれば良いさ。私には関係の無いことさ。つまりは、「ひと事(ひとごと→ひと恋)」ってやつですか・・・(このシリーズも折り返し点・まだまだ続けるよ!)。

○関連記事「たったひとつの恋・第1話」
○関連記事「たったひとつの恋・第2話」
○関連記事「たったひとつの恋・第3話」
○関連記事「たったひとつの恋・第4話」
○関連記事「たったひとつの恋・第5話」
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」

「僕らの街で」
主題歌「僕らの街で」(KAT-TUN)

「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック
「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.20

DELLの新パソコン「Dimension 9200」を発注

本日11/20に、DELLの新パソコン「Dimension 9200」を発注しました! それまでの経緯を、覚え書きも兼ねて書き記し公開したいと思います。購入を検討している方はご参考に!

私が初めて購入したパソコンは国産メーカー・NEC製のもので、1997/10/27にDELLの1代目パソコン「Dimension XPS D300」を約\300,000で買い替え発注し、2000/07/02に同じくDELLの2代目パソコン「Dimension XPS T800r」を約\200,000で買い替え発注してきました。現在使っているのはそのDELLの2代目パソコンで、OSは付属の「Windows 98」をアップグレードさせて、「Windows 2000 Server」にしています(おそらく初めて発表)。自宅サーバを設置するとかネットワークを駆使するとか、そんな大きなことをするわけでもないのに、ついついServer製品にしてしまった自分・・・(笑)。

発注当時としてはそれなりに高スペックな構成だったので、「これで10年は使えるだろう」なんて思っていました。しかし、ブロードバンドが当たり前になって、音楽・動画の視聴や成長し続ける外部サービスの利用にあたって、5年以上も経った現在そのパソコンで乗り切るのが段々と辛くなってきたんですね。例えば、動画共有サイト「YouTube」のコンテンツを見たり、外部サービスのパーツを貼りまくったサイトを見ると、画面が固まってブラウザが落ちることもあるし(苦笑)。別の分野に置き換えれば、数年前に購入したケータイで最新サービスを楽しむことができない状態になってしまったというわけです。

そこで、今年2006年中にパソコンを買い換えようと密かに決めていました。その最大の理由は、来年1月下旬の発売が正式に決定したOS「Windows Vista」の登場に合わせられるため。私にとっては、このタイミングが最適だと考えました。それで次に検討したのは、「どのメーカーのパソコンを購入するか」。今回はちょっと冒険してみようと思い、まずはMacのパソコンにして「Boot Camp」で「Windows XP」を利用しようと考えたけど、やはり私は生粋のWindowsユーザなのですぐに断念。次に自作パソコンの組み立てに挑戦しようと考えたけど、やはり私はハードウェアの知識が乏しくサポートにも不安を感じたのでまたも断念。次にパソコン雑誌の広告に載っている某メーカーの比較的安価なパソコンにしようと考えたけど、ネットのクチコミ掲示板を見たら「故障多し/サポート悪し/最悪だから買うな」等と激しく書かれていたのでまたまた断念。こうしていわゆる八方塞がりになってしまい、「それならば!」と長年使ってトラブルも経験上少ないDELLのパソコンに買い換えることを決意したというわけです。結局元のさやに戻ったことになり、「灯台下暗し」とでも言うべきでしょうか・・・。

そうと決まれば、これまでの発注時と同じくネットで検討! と言いたい所なんですが、近年DELLはキャンペーンや構成決めが重複し複雑化していて、久々にDELLのサイトを見に行ったら訳が分からなくなってしまいました(苦笑)。そこで、名古屋にあるDELLのショールーム「DELL Real Site」へ行って、実物を見て確かめて店員と会話しながら決めることにしました。11/18(土)に名古屋へ行く用事があったので、その帰り際に「見て検討するだけ」として寄ったんだけど、なんと11/20までに発注するとキャンペーンで20%OFFに! この時点で、「来月辺りに」と曖昧に決めていた購入時期を「今すぐに」と大変更(笑)。まずは購入モデルを決めようと思い、ネットで見て「これが良いかも」と思っていた「Dimension 9200」にしました。後は、自分の好みに合わせて構成を決めていくだけ。ただ、その構成決めにあたって、詳しく知りたかった3つの件がありました。そこで、店員の方とじっくり会話して理解を深めました。

・「Windows Vista」へのアップグレードを考慮
OSを「Windows XP Media Center Edition 2005」にして、
メモリを1GBにすれば、対応マシンになるそうです。
アップグレード費用は約3000円。これは想定内です。

・CPUを「Core 2 Duo」にすることの利点
何かと良いらしいです(いろいろと聞いた結果での話です)。
ただ、標準の「Pentium D」でも十分だと察したので、
そのモデルの2次キャッシュが多いものに変更しました。

・液晶ディスプレイの有り無し
元々同時購入しようと思っていたけど、
推奨モデルはハイグレード機種の20インチ型だそうです。
単品では約60000円。抜きだとセット割引が効かないらしいです。
これは予想外だったけど、割引を考慮してそれにしました。

以上のように検討して、見積りを出してもらいました。20%OFFのおかげで、やや高いと感じたディスプレイ価格がカバーされ、全てを総括すれば想定内になると判断しました。その見積り価格は、税込みで約140,000円。「150,000円以内なら」と思っていたので、これでOK! ただ、その日はあくまで「見て検討するだけ」だったので、11/20(月)の会社帰りにもう一度店へ行って、最終決断をすることにしました。

そして明後日の11/20(月)。店へ行って、以前出してもらった見積り通りの構成をWeb画面で再現してもらいました。しかし、CPUについて「Pentium D」より高い「Core 2 Duo」にした方が、性能は向上するし消費電力も抑えられることが分かったので、急遽後者に変更。それによって、そのパソコンにIntelが提唱する新ブランド「Viiv」が定められるそうです。また、必要無いと思っていたキーボードカバーも、一応付けることにしました。それで改めて見積りを出してもらったところ、約8,000円高くなったけど変わらず150,000円以内に収めることができたので、その構成で最終決定をしました。主なスペックを以下に挙げておきます。

・OS:Windows(R) XP Media Center Edition 2005 with Update Rollup 2 正規版
 (Windows Vista Home Premiumへのアップグレードのご案内付き・\3,300円)
・CPU:インテル(R) Viiv(TM) テクノロジー/Core(TM) 2 Duo プロセッサー E6300
・メモリ:1GB(512MB x 2) デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ
・HDD:160GBから無料アップグレード→250GB
・光学ドライブ:DVD+/-RW ドライブ (DVD+R 2層書込み対応)
・ビデオコントローラ:NVIDIA(R) GeForce(TM) 7300 LE 256MB TurboCache(TM)
・デル製モニタ:20インチ TFT液晶モニタ(ブラック)
・サウンド&ネットワークコントローラ:オンボード


私にはもうこれで十分過ぎだ~っ!


パソコン通でも無いので、私にとってはこれで本当に十分。まさに「助けてくれ」状態(笑)。実はソフトウェア重視なのでね・・・。というわけで、送り先やクレジットカードの番号等をWeb画面で入力し完了させました。その際、店員の方が周りの人から見られないカバーをディスプレイにかざしてくれたり、発注後にブラウザのキャッシュやオートコンプリートや履歴の削除を目の前でやって見せたりして、個人情報の保護に注力していただきました。今やこういった配慮は当然あるべきだけど、目の前できちんとやってくれるのはうれしいし安心できるものですね。最後に、購入品の再確認や、発注から送付までのプロセスや、サポートにおける注意等を教えていただき、発注完了画面をプリントアウトした紙をもらって、そこを後にしました。予定では、自宅に到着するのは約2週間後。いよいよ年内にDELLの3代目パソコン「Dimension 9200」へ乗り換えます。そして来年2月には「Windows Vista」へアップグレードします。ビジョンは固まりました!

○関連記事「ビデオカードの買い替えでパソコン快適化」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/02/post_b308.html
○関連記事『Apple「Boot Camp」を視野に置いたパソコン購入検討』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/04/post_8508.html

DELL「Dimension 9200」スタンダードパッケージ
DELL「Dimension 9200」スタンダードパッケージ

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2006年の流行語大賞を大予想!

今年一年の世相を反映した流行語を選ぶ「2006ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート作60語が、11/15に広く発表されました。半月後の12/01に、その60語の中から大賞・トップテンが発表されます!

○自由国民社「ユーキャン新語・流行語大賞」
(「現代用語の基礎知識」を毎年出版する会社の一コンテンツです)
http://www.jiyu.co.jp/singo/

「ユーキャン新語・流行語大賞」サイトの記載内容を引用して、ノミネートされた60語を一覧表にしました。ついでに、「あずスタ」過去記事内でのノミネート語の使用歴をチェックしてみました。どれだけ流行に乗っていたか、どれだけミーハーだったか、そんなことが一目瞭然となるわけです(笑)。

●「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた60語

○「ノミネート語の使用歴チェック」について
・ノミネート語が含まれる記事にリンク。
・類似語の場合も含む。本来の使い方でない場合も含む(笑)。
・関連はあったが記事内に無いノミネート語は、太字化。

アンチエイジング イナバウアー 飲酒運転
美しい国 ウルトラ・ダラー エハラー
エビ売れ(エビちゃん) エロカッコイイ(エロカワイイ) オシムの言葉(オシム語録)
オレ流勝利 格差社会 学力低下
下層社会 勝ち組・負け組・待ち組 喝・天晴
がっかりだよ! カー娘(チーム青森) 亀田ファミリー(亀田3兄弟)
下流社会 偽装請負 キモカワイイ
GyaO(ギャオ、動画配信サービス) ググる グレイゾーン金利
脳トレ 再チャレンジ サムライブルー
SHINJO 新庄劇場 シンジラレナ~イ
数独 ズバッ 他人を見下す若者
頭突き 代理出産 ダ・ヴィンチ・コード
WBC たらこ・たらこ・たらこ 団塊(もの)
着うたフル 駐車監視員 チョット、チョットチョット
ツンデレラ デンデンデデンデン(武勇伝) 東京タワー
中食 涙本/泣ける本 捏造(論文とか)
バイオエタノール ハンカチ王子 番号ポータビリティー
品格 貧困率 ミクシィ
メガドル メタボリックシンドローム(メタボ) ユーチューブ(YouTube)
未履修 冥王星 浪速乃闘拳
○自分のサイトで使用歴チェックしたい方へアドバイス

・検索エンジン(「Google」等)を利用する方法があります。
・blogの場合、「記事の書き出し」でファイル化できれば、
 テキストエディタで開いて「検索」を使う方法があります。

まずは「ノミネート語の使用歴チェック」の結果から。60語中、25語使用(2語関連あり)で、実質“約4割”の使用率でした。これは、今年書いた記事だけでなく、これまで書いた記事での結果です。今年流行になる前に使った例もありますからね。また、mixiの「ミクシィ日記」の方で一般ニュースに触れていることが多く、そちらを合わせると“約5割”には達していると思います。ちょっともったいない気もするけど(笑)。

さて、「ノミネート60語」を眺めると、まず若者に関心のある関連語が目立ちますね。例えば、「エビ売れ(エビちゃん)」や「エロカッコイイ(エロカワイイ)」とか、「ググる」や「脳トレ」や「ミクシィ」や「ユーチューブ(YouTube)」等。また、スポーツの関連語も目立ちますね。中でも印象深いのは、トリノオリンピック関連の「イナバウアー」や「カー娘(チーム青森)」とか、野球やサッカーやボクシングに関するものでしょうか。それから、今年もいろんな時事ニュースがあったけど、その際に広く使われ流行になった関連語も当然のようにありますね。お笑い関連もいくつかあるけど、トップテンに選ばれると「翌年の人気度がガクンと落ちる」というジンクスがあるようで、結構シビアですね・・・。

それでは、ここで私のトップテン予想をしてみます。どちらかというと、「選ばれてほしい」と願うものばかりですが(笑)。授賞式当日の受賞者も大変興味があるので、合わせて予想します。

○「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテン予想

(カッコ内は「受賞適任者&一口コメント」。太字は「年間大賞」予想3組。)

・イナバウアー(本命かも、もちろん荒川静香さん)
・エビ売れ(エビちゃん)(そりゃあ、エビちゃんこと蛯原友里さん)
・喝・天晴(毎週聞いています、そのお言葉、大沢親分と張本さん)
・がっかりだよ!(桜塚やっくんにがっかり?)
・ググる(Google側はその使用を非難してるけど、その関係者)
・脳トレ(DSソフトの監修を務めた、東北大の川島隆太教授)
・SHINJO/新庄劇場(心配しなくても出るだろう、「彼」が!)
・ハンカチ王子(ハンカチの売上にも貢献した斎藤佑樹くん)
・ミクシィ(問題も多々あったけどご苦労さま、の笠原健治社長)
・冥王星(太陽系惑星から外れたけど、最後に出てきて冥王星さん)

意図的に避けた語もあります(笑)。12/01のXデー・発表日を待とうっ!

○関連記事「2004年の流行語大賞を大予想!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/11/post_18.html
○関連記事「2004年の流行語大賞が大決定!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/12/post.html
○関連記事「2005年の流行語大賞を大予想!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_6795.html
○関連記事「2005年の流行語大賞が大決定!」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/12/post_b40b.html

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2006.11.19

セーラー服と機関銃・第6話

このドラマの音楽を手掛けているのは、私も一目置いている河野伸さん。近年では、TBS系ドラマの「世界の中心で、愛をさけぶ」や「白夜行」、フジテレビ系ドラマの「危険なアネキ」や「医龍 Team Medical Dragon」の音楽も担当されました。それら各々のメイン曲は特に素晴らしくてどれも印象に残り、サントラの売上や話題性に大きく貢献した過去もあります。今回のメイン曲も、同じく素晴らしくて好きなんですよね・・・。おお、そうだ! 彼が音楽を担当するドラマは、レビューを書き続ける確率がかなり高いことに気付いたぞ! これぞ、音楽重視の私ならではの結果。まさに、カ○カン・・・(意味無くフライング?)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「セーラー服と機関銃」
第6話「目高組の解散!!」

泉(長澤まさみ)は、真由美(小泉今日子)からヘロイン回収のために浜口組を動かしている“太っちょ”と呼ばれる黒幕の正体を聞いた。後日、泉の元に真由美から手紙が届く。そこには、ヘロインと泉の父・貴志の関係と、太っちょの居場所が記されていた。泉は、佐久間(堤真一)らと太っちょの元へ。そこで、貴志の死の真相を知る。

武(田口浩正)に続いて金造(山本龍二)も浜口組に殺され、健次(中尾明慶)から刑事・黒木(小市慢太郎)もグルであったことを聞き、真由美から“太っちょ”と呼ばれる黒幕が自分の父親である国会議員・三大寺(緒形拳)だったと聞いて、泉たち目高組の面々は驚き、そして怒りました。また真由美の手紙により、彼女が貴志(橋爪淳)からコインロッカーの鍵をもらい受けていたことが分かり、その中身がヘロインだったことも明らかになりました。同じく書かれていた三大寺の居場所を頼りに、目高組はすぐに彼の元へ向かったけど、彼は聞く耳を持たず。その後黒木により、かつてたまたまいた貴志の上着に鍵を入れたことで、彼が事件に巻き込まれていたことも明らかになりました。また、彼にヘロインの運び屋の疑いがあるという情報を目高組に流していたことも・・・。

全てを知って絶望した泉だったけど、佐久間やヒデ(福井博章)や健次は彼女を励まそうと花火を用意し、健次の提案で告白大会もしました。不良の過去を引き摺りながらも今では泉を組長として好きでいることを伝えたヒデ。金造のことを引き摺りながらも泉へ尊敬と感謝の気持ちを伝えた健次。泉も皆と家族のように過ごし愛していたことを打ち明けたけど、佐久間はその際“目高組の解散”を告げました。彼は泉の呼び方を「組長」から以前の「お嬢さん」に変えて復学するようにも伝えていたけど、実は既に彼らは命懸けの復讐を誓い合っていたのでした。しかし、ヒデと健次は佐久間を気絶させて二人だけで三大寺を復讐しに行くと、先回りしていた浜口組に取り囲まれてしまい、健次はヒデを守って銃で撃たれ、そのヒデも背後から複数人に刺されてしまいました。目覚めた佐久間が駆け付けた頃には、もはや最悪な状態に。目高組を忘れられず後から事務所を訪れた泉もその事実を知り、佐久間が運んだ二人の死体を見て号泣。彼女の脳裏には“愛した男たち”との想い出が走馬灯のように駆け巡り、佐久間は泉に「お嬢さん」と呼び掛けてもう関わらないよう伝えたけど、泉は変わらず「組長」であると言い張り、「仁義を貫きたい。“星泉”として。」と顔を強張らせて彼に伝えました。そして共に復讐を決意。「佐久間さん、私一度だけ、人の道を外れても良いですか?」。「命を賭けてお守りします、組長!」。あれだけ嫌っていた“道具”の一つである、機関銃を手にして・・・。

6人の仲良き家族のようだった目高組は、残念ながら泉と佐久間を残して浜口組に皆殺されてしまいました。それが、「裏の世界」の真実。復讐を決意した泉だったけど、その直後から「こんなはずじゃなかった。どうしてだろう? この時の感情は、今でも思い出せない。」という彼女によるナレーションが。これはその後起きるであろう事件までを後から振り返った口調になっているけど、いったい何が起きるというのか、“現在の彼女”はどのようになっているのか・・・。次回はいよいよ最終話。全7話と通常より短いせいで、これまでのストーリー展開は目まぐるしく変化し、各話におけるインパクトも大きかったです。そしてそのラストでは、“あの名シーン”と共に最大のインパクトが訪れるはず!

○関連記事「セーラー服と機関銃・第1話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第2話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第3話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第4話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第5話」

「セーラー服と機関銃」DVD-BOX
「セーラー服と機関銃」DVD-BOX

「セーラー服と機関銃」
原作小説「セーラー服と機関銃」(赤川次郎)

「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」
続編小説「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」

「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)」 「セーラー服と機関銃(初回限定盤・携帯ストラップ付)」 「セーラー服と機関銃(通常盤)」
主題歌「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)
/(初回限定盤・携帯ストラップ付)/(通常盤)」(星泉[長澤まさみ])

「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック
「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック

「セーラー服と機関銃」
映画「セーラー服と機関銃」

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2006.11.18

「マイニフティ」2周年記念キャンペーン

@niftyの会員向け基本サービス「マイニフティ」が、11/25に2周年を迎えるそうです。その記念に、現在「マイニフティ2周年キャンペーン」というのをやっていて(11/30の15:00まで)、3問のクイズに全問正解すると商品券がもらえるそうです。私も久々にログインして使用しつつ、キャンペーンの応募クイズに挑戦してみました。

○関連サイト・@nifty「マイニフティ」
https://enter.nifty.com/my/
○関連サイト・よくある質問「『マイニフティ』とは」
https://enter.nifty.com/my/html/qa.htm#i2

○「マイニフティ」とは(上記リンク先の説明文を抜粋)

マイニフティとは、自分だけの情報ページを作ることができる@nifty会員のための基本サービスです。
メールや天気予報など、普段よく利用するサービスや情報を選んで、一枚のページにまとめられますので、スタートページに最適です。

○関連サイト・@nifty「マイニフティ」内・「マイニフティ2周年キャンペーン」
https://enter.nifty.com/my/html/campaign/main.htm

○2周年記念キャンペーンについて(上記リンク先の説明文を抜粋)

【概要】
マイニフティは11月25日で2周年。
いつもご利用いただきありがとうございます。
2周年キャンペーンでは、クイズ(全3問)の正解者の中から
抽選で、商品券を50名様にプレゼントします!

【商品】
・JCBギフトカード商品券 5,000円分(50名様)

実は、「概要」は1周年記念の時のものと同じ。でも、「商品」は“3商品・計150名”から“1商品・計50名”に縮小されてしまいました。ねえ、何故?(笑) クイズについては途中悩む問題もあるけど、ヒントが得られるページへのリンクもあるので、全問正解も難しくはありません。私は見事に全問正解し(自慢にならないけど)、自分の名前と軽いアンケートの回答を記入して応募を完了させました。昨年は見事に外れたけど(自慢になるわけがない)、今年は当たると良いなあ。

@niftyユーザで、マイニフティを知らなかった方、知っていてもあまり利用しなかった方やキャンペーンを知らなかった方は、是非この機会に挑戦してみてくださいね!

○関連記事『「マイニフティ」1周年記念キャンペーン』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_56bd.html

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ap bank主催「ap bank fes’06」ライブDVD発売決定

ap bank主催の音楽野外イベント「ap bank fes'06」を完全収録したDVDが、12/20にリリースされることが発表されました! このイベントは今年2006年の7/15~17に静岡県・つま恋にて開催されたもので、Bank Bandの他に豪華アーティストを迎えて行われ、大きな話題にもなりました。そのライブが今年もDVDに~っ!

○Mr.Children公式サイト
http://www.mrchildren.jp/
○Mr.Children公式サイト内・関連記事(2005/11/18)
http://www.mrchildren.jp/topics/0611apfesdvd/

○ap bank fes'06 LIVE Documentary DVD発売決定!(関連記事より)

「ap bank fes’06」
「ap bank fes’06」

ap bank fes'06 LIVE Documentary DVDの発売が決定いたしました。

Bank Band with Great Artists LIVE DVD「ap bank fes'06」
2006.12.20 Release

TFBQ-18068
¥6,800(tax incl.)

仕様:DVD3枚組/豪華ブックレット付き仕様
収録予定時間:全36曲+ドキュメンタリー(約300min)

○ap bank公式サイト(ニュースの発表は2006/11/08)
http://www.apbank.jp/
○ap bank公式サイト内「ap bank fes'05」・DVDリリース記事
http://www.apbank.jp/info.html
○「ap bank fes'06」公式サイト
http://www.apbank-ecoreso.jp/

○DVDリリース記事(関連記事より)

豪華アーティスト達の夢の共演再び!!
今年もつま恋にて3日間で7万5000人を動員したap bank fes’06(7/15,16,17)の感動をDVD3枚に収録しました。本作DVDのために新たに選曲&再編集された各アーティストのベストライブ+ドキュメンタリー映像ありの360分超大作が完成!

[DISC 1]
01. Bank Band「何の変哲もないLove Song」
02. Documentary 1
03. レミオロメン「太陽の下」
04. Bank Band「君が降りてきた夏」
05. Bank Band「星のラブレター」
06. コブクロ「桜」
07. BoA「cosmic eyes」
08. Documentary 2
09. Salyu「風に乗る船」
10. ポルノグラフィティ「メリッサ」
11. Bank Band「わかってもらえるさ」
12. Bank Band「スローバラード」
13. Bank Band「雨上がりの夜空に」
14. Bank Band「休みの日」
15. Bank Band「evergreen」

[Extra track]
koti:エコレゾの余韻(オト)
piha:融資先訪問(コミュニティトレード al)
piha:workshop 流木&竹の木工アートワークショップ

[DISC 2]
01. Documentary 3
02. HY「AM11:00」
03. Documentary 4
04. スキマスイッチ「ボクノート」
05. BENNIE K「Dreamland」
06. 一青窈「てんとう虫」
07. Documentary 5
08. Bank Band「SOMEDAY」
09. 小田和正「ラブストーリーは突然に」
10. 小田和正「言葉にできない」
11. ASKA「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」
12. ASKA「同じ時代を」
13. Documentary 6
14. Bank Band 「生まれくる子供たちのために」

[Extra track]
koti:ap bank dialogue
piha:融資先訪問(エコアクション虔十の会)
piha:workshop コンハピな涼しい空間づくり

[DISC 3]
01. Documentary 7
02. くるり「街」
03. BONNIE PINK「Souldiers」
04. KREVA「国民的行事」
05. 今井美樹「PRIDE」
06. Documentary 8
07. GAKU-MC「手を出すな!」
08. 桑田佳祐「innocent world」
09. 桑田佳祐「希望の轍」
10. 桑田佳祐「奇跡の地球」
11. Mr.Children「HERO」
12. Mr.Children「ストレンジカメレオン」
13. Mr.Children「終わりなき旅」
14. Mr.Children「箒星」
15. Documentary 9
16. Bank Band with Great Artists & Mr.Children「to U」

[Extra track]
koti:ap bank dialogue
piha:workshop つま恋の自然観察会
piha:workshop 手漉き和紙づくり体験

「ap bank fes'05」のDVDに続いて、「ap bank fes'06」も3枚組DVDとして登場! 実はDVDの発売自体は約1ヶ月前に明らかになっていたんだけど、ミスチルやBank Bandの公式サイトでの正式発表をずっと待って、このたびようやく記事を書けたというわけです。随分待ったなあ・・・。「DISC 1」の“Bank Band尽くし”や、「DISC 2」の“小田和正&ASKA”や、「DISK 3」の“Mr.Children&『to U』締め”が、かなり気になっています。もちろん、その他のアーティストや曲目についても気になりますけどね。今年はライブ自体に行きたいと思ったけど、結局都合により断念。だから、遅れてでもこのDVDを見て楽しもうと思います!

○関連記事『ap bank主催「ap bank fes’05」ライブDVD発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/11/post_f8a6.html
○関連記事『ap bank主催「ap bank fes’05」ライブDVD全曲感想』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/12/post_cebb.html
○関連記事『ap bank主催「ap bank fes’06」が開催決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/03/post_eeee.html
○関連記事『Bank Band・「to U」リリース決定&「ap bank fes’06」出演アーティスト決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/05/post_f4bc.html
○関連記事『Bank Band・シングル「to U」全曲感想&「ap bank fes’06」無事終了』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/07/post_c6c7.html
○関連記事『Bank Band with Salyu・Mステで「to U」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/07/post_d8ba.html
○関連記事『Bank Band with Salyu・NEWS23で「to U」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/07/post_ef0c.html
○関連記事『Bank Band・僕らの音楽で「to U」他披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/07/post_f144.html
○関連記事『ap bank・「ニュースJAPAN」で2夜連続特集』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/08/post_7d39.html

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ミスチル・Mステで「しるし」披露・2

ミスチルことMr.Childrenが、11/17放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション(Mステ)」に生出演! 既に話題となっている日本テレビ系ドラマ「14才の母」の主題歌になった新曲「しるし」が聴けました!

「しるし」
Mr.Children「しるし」

Mステでの「しるし」披露は、実は10/13放送の「20周年記念特別番組・3時間SP」に続いて2度目。続けて生出演なんて意外! また、先日11/06にはフジテレビ系「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」に収録で出演したばかり。なんて精力的なんでしょう! 今回は、恒例の「シングルランキング」コーナーで「しるし」が1位になり(当然?)、その直後に登場。アーティスト順としては2組目で早めでした。トークでは司会のタモリさんも「歌詞が良いなあ」と褒めていたけど、桜井さんによると全般的に歌詞は「車の中で作った」で、曲は「自転車に乗っている時(思い浮かぶ)」らしいです。また、風呂やトイレでも良く思い浮かべるそうです。そんな何気無い日常の中で、後に名曲となる要素を思い浮かべることができるのか・・・。その才能、くれ!(笑)

今回の生出演での披露では、またも“ほぼフルコーラス”で聴けました! もう複数の記事で感想を書いてきたので、今更語ることはもう無いと思われたんだけど、あったんだなこれが・・・。微妙に歌い方を変えていたんです。音を変えたり長さを変えたりで、桜井さんがイメージを膨らませていたんです。今回はその微妙な印象の違いが楽しめました。やっぱり名曲だ~!

というわけで、ドラマ「14才の母」でも11/15のシングル「しるし」のリリースに合わせるように、11/15放送の第6話からちゃんとサビの終わりまで流してくれるようになりました。もう待った待った! 欲を言えば、感動の度合いがうんと上がるラストサビを、最終話辺りで流してほしいなあ~。過度の期待はせず、そうなることを密かに望むことにします(笑)。

ミスチル、今日もありがとうっ! \(^o^)/

○関連記事『ミスチル・映画「幸福な食卓」の主題歌が「くるみ」の再録版に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_e695.html
○関連記事『ミスチル・ドラマ「14才の母」の主題歌が新曲「しるし」に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_125c.html
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_0f9e.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_d62b.html
○関連記事『ミスチル・HEY!×3で「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_bed1.html
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」全曲感想』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_a994.html
○関連カテゴリ「14才の母」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat6594205/

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2006.11.17

嫌われ松子の一生・第6話

映画版「嫌われ松子の一生」のDVDが、11/17に発売されました。不幸な主人公・松子を中谷美紀さんが演じ、撮影中に監督の中島哲也さんと激しく対立したことで有名ですが(ストーリーよりも?)。私はまだ未見だけど、店で売られていた実物を手に取って裏の詳細を見たら、キャスティングがすごいじゃないですか! 正直、見てみたい。でも、ドラマ版を優先したい・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「嫌われ松子の一生」
第6話「女子刑務所雑居房」

松子(内山理名)は、殺人罪などで懲役8年を言い渡された。刑務所に入った松子は、新人恒例のいじめに遭うが、同部屋のめぐみ(小池栄子)に助けられながら過ごす。そんな中、松子は、出すことのできない賢治(杉本哲太)への手紙を毎日書いていることをからかわれ、乱闘騒ぎを起こして懲罰房に入れられてしまう。

殺人及び覚せい剤取締法違反の容疑で全国指名手配の末逮捕された松子は、実刑判決を受けて刑務所へ。そこで入ることになった雑居房には、和子(山田スミ子)、みどり(ふせえり)、るり子(有坂来瞳)、そしてめぐみがいました。彼女たちからいじめや嫌がらせを毎日のように受けていた松子だったけど、めぐみだけはそれに参加せずかばってあげていて、いつしか二人は信頼し合える仲になりました。松子が島津への出せない手紙のことや知られざる過去がバレたことで皆にからかわれ、それをかばっためぐみが逆に過去のことでからかわれて乱闘騒ぎになった時も、別々の懲罰房に入れられた二人は笑顔で壁を叩き合い、良き仲であることを確かめていたほど・・・。

そんな中、松子が刑務所に入ってから2年後のある日、彼女の元に島津からの初めての手紙が届きました。達筆なその文面を読んで松子は心を大きく動かされ、いきなり刑務所を出ようとしてまた騒ぎになりました。そのせいで松子はめぐみと離れ離れになり、その後めぐみが先に出所しました。ところで、松子の教え子である洋一(要潤)は、かつて覚せい剤の密売現場を警察に取り押さえられていた過去が・・・。

松子が刑務所でどんな災難に遭うかが気になり、いじめや嫌がらせは予告等でも登場したから予想できたけど、意外にも子供じみたイタズラだった・・・(笑)。それよりも、めぐみは義理の父親から暴力や性的暴行を受けてやむを得ず殺した過去があったり、るり子も家庭の事情で子供を苦しめた過去があったりで、それらの方が辛かった・・・。まあ松子も、その二人と同じように辛い目に遭ってきたんですけどね。そんな刑務所で、松子とめぐみは信頼し合える仲になれたんだけど、まさかレズビアンの疑いに発展するとは思わなかったなあ。しかも、男役は「タチ」で女役は「ネコ」という豆知識までご丁寧に(苦笑)。何だか、妙な所で力が入っているドラマだ・・・。今回は松子の出所まで描かれたけど、彼女のその後のことはめぐみさえもあまり知らない領域。どうやら、めぐみより先に離れ離れになっていた洋一が、長年を経て関係することになっていきそうです。

○関連記事「嫌われ松子の一生・第1話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第2話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第3話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第4話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第5話」

「嫌われ松子の一生(上)」 「嫌われ松子の一生(下)」
原作小説「嫌われ松子の一生(上)」/「嫌われ松子の一生(下)」(山田宗樹)

「嫌われ松子の一生(愛蔵版)」 「嫌われ松子の一生(通常版)」
映画「嫌われ松子の一生(愛蔵版)/(通常版)」

「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック 「嫌われ松子の一年」
書籍「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック/「嫌われ松子の一年」

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2006.11.16

14才の母・第6話

Mr.Childrenによる主題歌「しるし」が、この第6話の放送日にリリースされました。待った、待ったよ、放送日というかリリース日を。根強く注目してきたよ、その詞と曲の素晴らしさを。これが私の、ミスチルファンである「しるし」です(ニヤリ)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第6話「私にも母子手帳くれますか」

波多野(北村一輝)が書いた記事によって未希(志田未来)の妊娠が様々な所に広まった。静香(室井滋)は波多野と対決する覚悟を決め、智志(三浦春馬)にも学校を休むように言うが、智志は未希との約束を果たす為、それでも学校へ行く。

未希の妊娠が匿名で週刊誌に掲載され、いろんな場所でいろんな形で広く話題になりました。未希自身は出産の決意を曲げなかったけど、そのせいで弟・健太(小清水一揮)が学校でいじめられてしまい、加奈子(田中美佐子)や忠彦(生瀬勝久)にも迷惑が掛かっていると察して家出も決意。さらに、彼女は静香(室井滋)にも週刊誌の件で問い詰められて辛い思いをしていたけど、その後あれだけ反対していた忠彦さえも支持するようになり、トラブルは一時的に解決しました。一方、智志も同じく考えを曲げず、未希には一旦別れを告げられたけど支援はしていく意向を静香に伝えました。また、未希の相談に乗っていた香子(山口紗弥加)は、以前は他の生徒たちのことを優先すると明言しながらも、やはり彼女のこともしっかり受け止めていく意向を学校側に伝えました。未希は一段と心構えが強くなり、一人で役所へ行って母子手帳をもらいに・・・。

出産の決意を固めた未希を支援する人がまた増えました。これは、良いことなのか、悪いことなのか? ドラマだと思って流して見ていると、現実で起こった際に誤った判断をしそう・・・。この件は重要なことです。見過ごせないことです。妊娠した未希の思いを優先する皆の気持ちは分からないわけでもないけど、私はこのドラマのストーリー展開に異論を抱きながらも、良いようには受け止められないのです。実は、最近視聴の方も結構苦痛。「見ていられないほどの辛さ」よりは、「理想と現実のギャップによる辛さ」の方がやはり大きいわけで。今回折り返し点に到達したけど、当初密かに思ったように2時間ドラマとして描いた方が良かったんじゃないかと・・・。

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、恒例の文句も折り返し点に到達だ(笑)。なんと今回、序盤での主題歌付きのタイトルバックは無かったものの、エンディング&予告の部分で初めてサビの最後まで流れました! その背景として、放送日・11/15にその「しるし」がようやくリリースされたことも関係するのかも? やっぱりリリース日までもったいぶっていたということか・・・。最終話まで納得できない使い方が続くと思われたけど、ここにきてやっと少し納得できる使い方が実現されたので、恒例の文句は今回で「折り返し点」ではなく「完結」としましょう。実のところ、ミスチルファンとして「しるし」のリリース日までネタを無理矢理引っ張っていたわけですよ(笑)。そしてどうしても言いたくて実現もさせたのは、リリース日前日・11/14にシングル「しるし」の収録曲3曲を聴いて「14日の早聴き」をしたことだったのでした!

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○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」全曲感想』

「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
「14才の母」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.15

ミスチル・シングル「しるし」全曲感想

Mr.Childrenのニューシングル「しるし」が11/15にリリースされました。既に何度か聴いたので、シングルに収録されている「新曲3曲」の全曲感想を書いて公開したいと思います!

「しるし」
Mr.Children「しるし」

2006/11/15発売 TOY'S FACTORY
TFCC-89189 \1,200(税込)

track.01 しるし (日本テレビ系 水曜ドラマ「14才の母」主題歌)
track.02 ひびき
track.03 くるみ - for the Film - 幸福な食卓
(2007年新春全国ロードショー 映画「幸福な食卓」主題歌)

Track 01. 「しるし」

日本テレビ系ドラマ「14才の母」の主題歌。既に「Mステ」や「HEY!×3」で多くを聴いたけど、やっぱり2番終わりから移調のラストサビまでが素晴らしいですね! それに、桜井さんならではの詞と独特の比喩表現も良いですね! 彼自身が自画自賛しているように、今年最高の曲として挙げられそうです。ところで、聴いているうちに思ったんだけど、サビのコード進行はこれまた名曲の「Sign」に似ていますね。ゆっくりした曲だから気付かなかったけど、「Sign」の歌詞を強引に当てはめても違和感が無いという・・・。

Track 02. 「ひびき」

名曲「innocent world」のc/w曲「my confidence song」でも始まるかと思いきや、すぐにガラっと変わってアップテンポの楽しげな曲調に。その後聴いているうちに、「いつでも微笑みを」に似ていると思い始めました。全3曲のうち真ん中の曲として収録したのは良かったかも。

Track 03. 「くるみ - for the Film - 幸福な食卓」

2007年新春に公開される映画「幸福な食卓」の主題歌。第一印象はキーも異なるライブ版の「くるみ」だったけど、ラストでは原曲のアレンジと同じようになっていました。どちらが良いかは、人それぞれかな? それにしても、旧曲の再録は異例ということで、なかなか素敵な試みだと思いました!

私の感想は以上の通りです。もう一つ特筆したかったのはジャケットの話で、表ではドラマ「14才の母」のタイトルバックのように桜井さんが目を閉じて横たわっているんだけど、裏では曲タイトルが大き目の文字で以下のように並んでいました。

しるし
ひびき
くるみ

忘れていました。今回のシングルは全3曲とも平仮名表記で、「平仮名三部作」としてまとまっていたんですよね。「しるし」と「くるみ」は斜め読みもできる! 「ひびき」だけは横読みしかできない! 棒線を引くと何だか面白い図が描けそうです。ミスチル的には、ちょっと苦しいけど「Drawing」ですか(笑)。「しるし」のPVも見たけど、なかなか良い感じですね。とりあえず現在は「しるし」重視で。ドラマ「14才の母」で流れるバージョンも、変わらずチェックしていきます!

○関連記事『ミスチル・映画「幸福な食卓」の主題歌が「くるみ」の再録版に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_e695.html
○関連記事『ミスチル・ドラマ「14才の母」の主題歌が新曲「しるし」に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_125c.html
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_0f9e.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_d62b.html
○関連記事『ミスチル・HEY!×3で「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/11/post_bed1.html
○関連カテゴリ「14才の母」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat6594205/

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僕の歩く道・第6話

「カレーはやっぱりチキンカレー」。主人公・輝明の名言とも言えるセリフです。ポークカレーもビーフカレーも良い味を出して美味いものだけど、チキンカレーにも表現できない美味さがあるというもの。そう、カレーはやっぱりチキンカレー! 私も最近は、このドラマを見た数日後以内にチキンカレーを食べています(笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「僕の歩く道」
第6話「失踪!悲しき夕焼け」

結婚した都古(みやこ・香里奈)が動物園を辞めた。里江(長山藍子)は、今までのように頻繁に都古を訪ねてはいけないと諭すが、理解できない輝明(てるあき・草なぎ剛)は都古の家へ。都古は、ずっと一緒に仲良くする“約束”という言葉で結婚を説明する。すると輝明は、「もう行かない」と宣言。さらに、同じ行動を繰り返すなどこだわりが強くなる。

都古は河原(葛山信吾)と結婚したことで動物園を辞めることに。それらのことを一度は理解したように思われた輝明だったけど、彼はりな(本仮屋ユイカ)に都古の新居を聞いてまでして、変わらず都古の所へ行きました。突然の訪問に驚いた都古は、輝明に「結婚は『ずっと一緒にいる』という約束」と伝えると、その日から彼は「もう行かない」と決めてそのことばかり口に出していました。さらに不審な行動も目立ち始め、そのうち動物園での仕事中に行方不明に。やはり彼には多くを理解できなかったのでしょう。

一方、どことなく輝明を避けていたかのように見えた古賀(小日向文世)には、なんと自閉症の息子がいることが明らかになりました。つまり、輝明の自閉症も良く理解していたということに。しかし彼は、息子のこととそれによる家族や住民との関係で思い悩んでいました。そんな中、輝明が行方不明になったことで古賀は都古に電話で心当たりが無いかを問うと、彼女はすぐに想い出の広場にいると察し、そこへ駆け付けると亀田(浅野和之)のウインドブレーカーを掛けて眠る輝明がいました。同じく駆け付けた古賀は都古と会話した後そのまま残り、夕方になって輝明はようやく目が覚めました。そして古賀は輝明に死んだ父親のことを尋ねると、輝明は「いつ戻ってくるのかなあ?」と一言。逆の立場で痛感した古賀は悲しみのあまり涙を流してしまったけど、輝明は「動物園に帰ります」と言って立ち上がり二人で一緒に帰ったのでした。そしてその途中、輝明は古賀から受けた都古の手紙に書かれていた「動物たちが元気でいられるように、一生懸命お世話をしてください。約束です。」という言葉を思い返し、「約束です」と笑顔で呟いたのでした・・・。

多くを理解するには時間が掛かる。それが彼なりの「マイペース」。今回は輝明をいつも世話をしてくれる都古の他に、古賀もいろいろと世話をしてあげました。ラストで思わず涙を流した時は、どんなに痛感したことか・・・。都古が“遠い存在”になりつつあった際、輝明の必要以上のうがいや「チキンカレー」の連呼に私も驚きはしたけど、里江(長山藍子)や秀治(佐々木蔵之介)やりなは家族として彼をとても心配していましたね。でも、秀治の妻・真樹(森口瑶子)は、彼のことをまだ理解しようとせず好き勝手なことを言うだけ。動物園の園長・久保(大杉漣)も、行方不明になった輝明本人よりも事件が表沙汰になることだけを心配していただけ。この人たちは早いとこ輝明のことをちゃんと理解してもらいたいものだ・・・(苦笑)。

○関連記事「僕の歩く道・第1話」
○関連記事「僕の歩く道・第2話」
○関連記事「僕の歩く道・第3話」
○関連記事「僕の歩く道・第4話」
○関連記事「僕の歩く道・第5話」
○関連記事「僕と彼女と彼女の生きる道・スペシャル」

「ありがとう」
主題歌「ありがとう」(SMAP)

「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」
「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」

「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX

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2006.11.14

のだめカンタービレ・第5話

このドラマの影響で、“にわかクラシックファン”が続出しているようです。元々原作が人気でその傾向はあったけど、やっぱりテレビの影響っていうのはすごいみたいですね。関連曲のクラシックのCDは売れ、着メロ・着うたのダウンロード数はクラシック部門では異例の勢いになっているとか。最近ネットニュースでも話題になったので、ご存知の方も多いと思いますが。そんな中、このドラマ発の「のだめオーケストラ」のCD『「のだめオーケストラ」LIVE!』が、いよいよ11/15にリリースされます。あの曲も、この曲も、どの曲も(ん?)、皆収録。これはもう、買って聴くしかない、のだ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ「のだめカンタービレ」
第5話「さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決!!」

のだめ(上野樹里)ら桃ヶ丘音楽大学の生徒が楽しみにする“文化祭”がやって来る。峰(瑛太)の号令の下“仮装オーケストラ”を計画するSオケ。今回から鍵盤ハーモニカでSオケに参加するのだめも「マングースの着ぐるみを作る!」とやる気満々。クールを装う千秋(玉木宏)も、嫌がるポーズを見せつつ、本音ではノリ気。しかし、そんな千秋にシュトレーゼマン(竹中直人)は、SオケのライバルのAオケでピアノを弾くよう命じる。

いよいよ、桃ヶ丘音楽大学の学園祭! その出し物として、シュトレーゼマンは以前Sオケを指揮した千秋を抜擢し、自分の指揮の下でAオケでピアノを弾くように命じました。その曲目として渡された楽譜は、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。千秋は何故この曲なのか疑問に思ったけど、それはシュトレーゼマンが昔から愛していた現桃ヶ丘音大の理事長・ミーナこと美奈子(秋吉久美子)の好きな曲だったのでした。「自分のためか」と思いつつ練習を始めた千秋だったけど、Aオケの練習ではシュトレーゼマンが執拗に千秋の演奏を注意。「君には魅せる演出が欠けている。もっと色気を出せ! そして、悶えろ!」だそうです。当然千秋はそれを理解できず(笑)。一方、Sオケは峰を中心に仮装オケを計画していて、“マスコットキャラ”ののだめも今回はピアニカで参戦することに決定しました。その曲目は、当日までは「未定」。何かすごい隠し球を用意しているようですが?(ムフフ) そんなこんなで、定期公演の時のような勝負こそ無かったものの、AオケもSオケも学園祭で演奏を披露することになりました。ちなみに原作では、Sオケの演奏が学園祭・前夜祭で千秋&シュトレーゼマン他によるAオケの演奏が学園祭・本祭だったけど、ドラマでは昼の部がSオケで夜の部がAオケ、だったのデス。

ところである事件が! シュトレーゼマンが金髪の外人に一時連れて行かれるというハプニングがありました。その外人の名前は、日本語ペラペラのエリーゼ(吉瀬美智子)。ビーフジャーキーが好物らしいです(笑)。失踪したシュトレーゼマンをずっと捜していたエリーゼが、「ミーナのいる日本へ行っている」と察して見事に見つけ出したわけですが。原作ではヘリで颯爽と登場。ドラマではパトカーも連れての車でお出迎えでした。その後飛行機に乗せられて強制送還されちゃったんだけど、シュトレーゼマンは空から落ちてまでして逃げたみたいで(笑)、すぐに千秋たちの前に戻ってきました。彼が日本に来たのは、ミーナが純粋に音楽の特別講師として呼んだため。事実、彼は合コンやキャバクラ通いに励みながらも、確かに学生たちに音楽を教えていて、既に千秋やのだめにも目を付けていました。千秋に関しては、エリーゼによれば「弟子を取るのは初めて」らしく、事の成り行きで弟子になった千秋はそれを聞いて大変驚いていました。のだめに関しては、シュトレーゼマンによれば「昔の自分を思い出す」らしく、ミーナとの甘く切ない過去のエピソードに今でも痛感していたようでした。まあそんな感じ、だったと思ったデス。

さてさて学園祭! 結局Sオケは峰の勝手な意向(彼の衣装にファンが着ぐるみの案しか出してくれなかったため)で仮装オケを辞め、紋付き袴&着物の和風姿で挑むことになりました。ものすごいドレスを用意していた真澄(小出恵介)はいきなりの方針転換に怒ったけど、彼女だけそのままということに。それで良いじゃん、素敵じゃん。また、のだめは必死に型紙を切って着ぐるみなんかを作っていたけど、その完成作品はなななななんと、マングース(笑)。何故マングース? 「のだめ」だからさ(根拠無し)。そのマングース改めのだめからチケットをもらった千秋は、客席でSオケの演奏を拝見することに。舞台照明が落とされたまま、Sオケのメンバーが舞台に登場し、A(ラの音)でチューニング。しかし、千秋の耳にはピアニカの音が確かに? そしてスポットライトが照らされると、舞台上には怪しいマングースが! 千秋は「のだめ?」と勘付くと、そのマングースはピアニカである曲のイントロをグリッサンドで弾き始めました。そう、曲目はこのドラマのエンディング曲にもなっている「ラプソディ・イン・ブルー」なのだ! “和風ビッグバンド”のSオケによる、面白おかしく素晴らしき世界。すごい! 素敵だ! “のだめ・イン・マングース”が真ん前で踊りながら可愛く弾いてる!(笑) やがて舞台照明が落とされると、次に照らされた時は峰他のメンバーが一列に並んで、定期公演の時にも見せたあのロック要素込みのヴァイオリンを高々と上げた演奏が! あれもこれも、み~んな「ラプソ」。演奏前から「伝説のステージ・決して一人では見るなヨ」なんていう宣伝ポスターを貼っていたけど、無事に終わって確かに「伝説のステージ」とやらになりました。千秋もその演奏を見て、シュトレーゼマンが言っていた「魅せる演出」を理解し始めた、というわけデス。

今度は、「俺らしい演奏をすれば良い。悪いな峰、トリはオレ様なんだよ。」と心の中で呟いていた千秋が登場するAオケの演奏へ。その直前、まだマングースの着ぐるみのままでいたのだめは、シュトレーゼマンに「将来何になりたい?」と言われて「千秋先輩のお嫁さんしながら幼稚園の先生をやりたい」と勇気ある発言(笑)。でも、シュトレーゼマンは「今のままでは、千秋とは一緒にいられない」と返したのでした。その言葉に、恥ずかしがっていたのだめも真面目に考え始め・・・。また千秋は、シュトレーゼマンに「俺は俺なりの演奏をする」と言うと、彼は「色気出せ」だの「悶えろ」だのとは返さず、「大事なことは、君がこの曲とどれだけ真剣に向き合ったかということ」と言い聞かせたのでした。また、「これでしばらく日本ともお別れですから」とも言われ、千秋は困惑の表情を見せました。これが日本にて最初で最後の“師匠と弟子の共演”に・・・。そして、舞台にAオケが登場し、後から千秋とシュトレーゼマンが現れると、予定曲の「ピアノ協奏曲第2番」が始まりました。千秋による、重く憂鬱なピアノのイントロ。そこに加わる、物憂げなオケの音。荘厳な雰囲気のまま続く、言葉にできない素晴らしき世界。これまたすごい! 感動だ! 千秋さま~!(笑) 演奏が続く中、千秋は去り行く師匠・シュトレーゼマンを改めて尊敬し別れに悲しみを抱きながら、その思いをピアノにぶつけました。その全てが終わった時、後から会場に入って聴いていたのだめは茫然とし、あることを決意したのでした。「のだめも・・・、ピアノ、弾かなきゃ! むきゃー!」。最後がのだめらしいんデス(笑)。


やばい、長文になってしまった!


大事な回だったのでつい・・・。というわけで、今回の「学園祭ストーリー」は、2つの有名なクラシック曲が重要な要素になっていました。早速振り返る、のだ!


それ、「ラプソ」、カモ~ン! ハブデス、ハブ~。


Sオケの曲目・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」のことです。曲の詳細については、以下に紹介する「番外編記事」をご覧くださいな!

○関連記事『のだめカンタービレ(番外編2)“ED曲・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」”』

ほぼ原作通りの展開だっただけに、当初抱いていたイメージそのままでした! まさに「うれしい!たのしい!大好き!」。ドリカムかよ(笑)。でも、イメージという名の夢が叶って“ドリカム=「Dreams Come True」”ではあったけどね。私も大好きな「ラプソ」がどんな風に披露されるかに注目したけど、やっぱり聴き所のピアノ独奏部分は割愛されて、序盤で最も盛り上がる部分がメインになりました。でもイントロでは、本来クラリネットによるグリッサンドを、原作通り「のだめ・イン・マングース」がピアニカに代えて果敢に挑んでいました。途中からクラリネットも加わってきたけど、その直後に“ジャ~ン!”とオケが鳴り響くシーンは最高でしたね! それに、一旦静かになった後で峰たちが御馴染みの妙なアクションを見せたシーンも良かったし! やっぱ「ラプソ」は今の所一番大好き。ピアノ音楽好きの私にとってはたまりません。ちなみに、Sオケの演奏後にシュトレーゼマンがのだめや千秋に話し掛けるシーンでは、BGMとして「ラプソ」の冒頭部が流れていましたね。そこではちゃんとピアノ独奏部分にも突入していました。もう少し先まで聴きたかったけど・・・。


次、「ラフマ」、どうぞ~! イラッシャイマニノフ~。


Aオケの曲目・ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」のことです。今回のストーリー内でもこの曲の軽い紹介があったけど、覚えていますか? 彼の悲しいエピソードにも触れられていましたね。ラフマニノフは若くして「ピアノ協奏曲第1番」を完成させたんだけど、その後作った「交響曲第1番」が批評家にものすごく酷評されてしまったんですね。そのせいで精神的ダメージを強く受けてしまい、完全に自信喪失してしまったのでした。しかし、彼はそこで終わらなかった! ある精神科医との出会いによって心理療法で自信を取り戻し、その後完成させたのが「ピアノ協奏曲第2番」だったんです。そしてこの曲は高く評価され、今なお受け継がれて人気曲として君臨しているというわけで。それも一部あってか、曲は冒頭から悲しげな短調の荘厳なる響きが強く、特にピアノは途中で超速弾きになるも安定を見せず、人生の葛藤で思い悩んでいる印象さえ受けてしまいます。Aオケの演奏では、イントロ部から少し先のピアノメイン部まで一旦飛んだけど、ピアノの迷いはしっかり再現されていました。ストーリー的には、その迷いが千秋のシュトレーゼマンとの別れに結び付けられていて、その悲しみの度合いがより引き出された結果になりました。なんて最適な曲だったんだろうか・・・。

ついでに余談。今回は、見て泣くことはありませんでした。その代わり、好きな曲(ラプソ)が演奏され、素敵な曲(ラフマ)で感動し、名曲クラシック自体をただ楽しめました。また、雑誌関係者の佐久間に、あのミッチー(及川光博)ですか! 訳の分かんない批評を書いてくれそうだ(笑)。それから、ダウンタウンの松ちゃんが、結婚会見のテレビ中継でゲスト出演。でも軽快にスルーしました(苦笑)。最後に、「ジークジオン」のガンダムネタ、分からん!(さすがはドラマ「電車男」のスタッフ)

というわけで、こうしてドラマにも音楽にもじっくり着目してしまう辺り、「テレビ&音楽をテーマに楽しむblog」という基本コンセプトを掲げているここ「あずスタ」管理人の私にとっては、我ながら「やるなら、ここだろ!(千秋のセリフ@Sオケ定期公演にて)」と思ってしまうわけなのデス!

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第2話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第3話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第4話」
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編1)“ベートーヴェン「交響曲第7番」”』
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編2)“ED曲・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」”』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ化とアニメ化が決定』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ公式サイトに出演者たちが勢揃い』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第1楽章「原作の率直な感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第2楽章「原作の詳しい感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
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「『のだめオーケストラ』LIVE!」 「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

「のだめカンタービレ(1)」 「のだめカンタービレ(2)」 「のだめカンタービレ(3)」 「のだめカンタービレ(4)」
原作コミックス「のだめカンタービレ(1)~」(二ノ宮知子)

「のだめカンタービレSelection CD Book」 「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」

「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」 「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」


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2006.11.13

のだめカンタービレ(番外編2)“ED曲・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」”

ドラマ「のだめカンタービレ」のエンディング曲として使われる、ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」についての「番外編」記事を公開する、のだ!

○フジテレビ「のだめカンタービレ」

○ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」とは?

アメリカの作曲家・ガーシュウィンの代表曲で、たった2週間で書き上げた大作。彼自身は元々ピアノ奏者で、オーケストレーションに不慣れだったため、グローフェに託して今ある構成が確立。最大の魅力はジャズとオーケストラの融合で、ピアノ独奏の部分は極上のメロディ。初演の際は彼自身がピアノを演奏し、全て暗譜で弾いたという話も。

クラシックの中でもジャズ要素が割と強いので、映画「海の上のピアニスト(原題:THE LEGEND OF 1900)」でのジャズピアノ演奏に魅せられた人なら、間違い無くハマるはずです。実は私がそうでした(笑)。ドラマのエンディング曲として流れるのは、序盤の5分後辺りの盛り上がり所を縮めに縮めた“超短縮バージョン”となっています。“超凝縮バージョン”とも言えるかな。“♪タタタ・・・タンタンタラン、タタタ・・・タタタンタンタラン”という勢いあるピアノから始まって、そこに壮大なオケの演奏が加わっていく形になっていますね。実は、そこに至るまでのピアノ独奏が、これまたすごいんデス・・・。

イントロは、クラリネットのグリッサンド(音を区切らずスライドさせる演奏技法)から。「クラリネットでそんなことができるんだなあ」というのが第一印象でした。時折オケの音が一斉に入ってくるんだけど、その後全てが収まってピアノ独奏に移り、カデンツァ(演奏者が自由で即興的な演奏をする部分)の世界が広がります。それを私は「すごいんデス」と言いたいわけなんですが(笑)。途中途中で序盤のクラリネットのフレーズが繰り返されながらも、ゆったりとしたメロディや素早いメロディが織り交ぜられて、その様子はまるで“音の縦波波形”のよう。基盤を固めて好き勝手かつ攻撃的にのらりくらりと弾きこなす様子は、言うなればあのジャッキー・チェンも得意とする“酔拳”のよう。型にはまらない独創的な調子が、もうたまりません。それはつまり、指揮者や演奏者によって曲調や印象が大きく変わるということに。私もピアノ独奏部分を中心にいろんな音源を聴き比べてみたんですが、「のだめカンタービレ(オムニバス盤・現在廃盤)」、「のだめカンタービレ Selection CD Book」、「ベスト・ピアノ100」等の中では、演奏の質やレベルは別として「のだめカンタービレ Selection CD Book」のものが一番好きでした。ピアノの音が最も頭に残ったんですよ。こびりつくみたいに。ぎゃぼー。

そしてピアノ独奏は、フォルティッシモ(ff:とても強く)レベルで苛立ちを見せるかのように、御馴染みの“♪タタタ・・・タンタンタラン”に入り、オケの演奏が加わってきます。イントロから聴けば、きっとこの辺りで震えてしまうぞ~。そこからはオケの方がメインになって、ピアノ音が効果音的にサポートする形に。それでいて、「メインの座を譲るわけにはいかねぇ!」といった自己主張が激しいこと。メロディ自体は、ジャズっぽくノリが良くて、気分は何だかアメリカン(笑)。そして“ジャン!”という区切りと共に“ホワンホワンホワワワ~ン”という音で一旦静まって、新たな展開へ移ります。ドラマのエンディング曲として聴けるのはここまで。でも、その後もピアノ独奏は続き、オケの演奏も所々で入って、ラストではまたまた勢いが掛かりつつ、約20分の世界が終わりを告げます。その間にもCM音楽等で使われたことで有名になった部分があって、聴けば誰しも「ああ、あれあれ!」と思うはずです。実はドラマの第4話にて、Sオケがベートーヴェン「第7番」を見事に演奏し切り、シュトレーゼマンを始めとする観客たちがスタンディングで拍手を贈っていた際に流れていた曲こそが、その部分だったんですね。そのすぐ後に流れたエンディング曲と同じ曲だったとは、なかなか思い付かなかったかも? だから原点に戻って言えば、エンディング曲だけを知っている状態で曲全体を聴くと、「実際はこんな世界だったのか!」と驚いてしまうはず? 私は大変驚いてしまって、しばらくの間「ラプソディ・イン・ブルー」ばっかり聴いていました。だってすご過ぎるから。むきゃー。


一応、「ここからはネタバレです」とご報告!

原作未見でドラマ自体を楽しみたい方は、
ある意味で読まない方が良いかもしれませんが、
どうぞご理解くださいませ。 m(__)m

さてさて、この「ラプソディ・イン・ブルー」が「のだめ」とどう絡むかというと、「単なるエンディング曲」ではないことは確かです。原作を知っている方ならもうお分かりですよね。ドラマの第5話で放送予定の、「学園祭でSオケが演奏する曲目」であるわけです。千秋がSオケの指揮を退き、代わりに“Aオケの歴史的大失敗”を作り上げた大河内が指揮を担当し、メンバーが仮装を辞めて紋付袴を着こなして挑む“Sオケ・和製ビッグバンド”が演奏するわけなんですね。その宣伝ポスターには、まだ終わっていないというのに「伝説のステージ・決して一人では見るなヨ」と勝手に伝説化した表現で書かれているんだけど(笑)。しかし、これがすごい! 舞台照明が落とされたまま、Sオケのメンバーが舞台に上がって、A(ラの音)でチューニング。しかし、千秋の耳にはピアニカの音が確かに? そう! 実は、「ラプソ」のイントロ部分のクラリネットを、マングースの着ぐるみを着こなしたのだめがピアニカでコミカルに演奏するんデス!(笑) 「きゃああ!」や「かわいい!」という声援の中で、千秋も一瞬でそれを察し「のだめだ」と眉を歪ませて呟く始末。しかしそれも束の間、千秋はその演奏レベルに目を見開いて、「カッコイイじゃねーか!」と思い始めます。曲のアレンジは良く、パート分けも巧みで、芸も細かい。もちろん、峰たちによるヴァイオリンを高々と掲げるアクションもあり。のだめだって、ピアニカの二人弾きなんてやっちゃうぞ(笑)。そして、大河内も汚名挽回の指揮を見せ、千秋もシュトレーゼマンも大絶賛。と、原作ではこうなっているんだけど、第5話では「ラプソ」の演奏がどんな具合に披露されるか、どんな風に実写化されアレンジが施されるかが本当に楽しみです。特に、のだめのイントロのピアニカにはまず注目。言うなれば、「ラプソディ・イン・ブルー」に掛けて「のだめ・イン・マングース」といったところ?(笑)

それで・・・。実はこの第5話、Aオケに参加した千秋が“ドナドナ状態(国の者に連れていかれる)”のシュトレーゼマンとの共演を果たす、日本での最後の演奏になるんです。Sオケの演奏が学園祭・前夜祭。千秋&シュトレーゼマン他によるAオケの演奏が学園祭・本祭。つまり、千秋たちの方が本当の意味でのメインなんですね。千秋も「本祭のトリはオレ様なんだよ」と呟く状態。その曲目とは、ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。これまた有名で名曲なんですが、シュトレーゼマンの指揮に千秋がピアノで参戦して成功を収めるという感動巨編になるはずです。そのシーンが描かれる原作の「Lesson26」の表紙絵は、ピアノに向かって椅子に座るシュトレーゼマンと千秋のバックからのカットで、その微妙な距離感と哀愁ある後姿に、私が「どこか似ている」と良く呟いているマンガ「ツルモク独身寮」の“男同士のカッコ良い部分”の雰囲気を感じます。ドラマとしては、やっぱりこっちにも力を入れてくるんだろうなあ。はっきり言って、こっちは壮大過ぎて語り尽くすのも難しいので・・・。

というわけで、皆さんも一度「ラプソディ・イン・ブルー」をフルで聴いて楽しんでみてください。ガーシュウィンや「のだめ」の関連CDで聴くことができますのでね。「ピアノ協奏曲第2番」もオススメだけど、ここでは私もハマリにハマった「ラプソ」の方を一押ししておきますよ!

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第2話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第3話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第4話」
○関連記事『のだめカンタービレ(番外編1)“ベートーヴェン「交響曲第7番」”』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ化とアニメ化が決定』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ公式サイトに出演者たちが勢揃い』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第1楽章「原作の率直な感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第2楽章「原作の詳しい感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
○関連記事「曇りのちクラシックブーム」

「『のだめオーケストラ』LIVE!」 「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

「のだめカンタービレ(1)」 「のだめカンタービレ(2)」 「のだめカンタービレ(3)」 「のだめカンタービレ(4)」
原作コミックス「のだめカンタービレ(1)~」(二ノ宮知子)

「のだめカンタービレSelection CD Book」 「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」

「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」 「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」


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のだめカンタービレ(番外編1)“OP曲・ベートーヴェン「交響曲第7番」”

ドラマ「のだめカンタービレ」のオープニング曲として使われる、ベートーヴェン「交響曲第7番」についての「番外編」記事を公開する、のだ!

○フジテレビ「のだめカンタービレ」

○ベートーヴェン「交響曲第7番」とは?

ベートーヴェンが残した9つの交響曲のうち、「英雄(第3番)」、「運命(第5番)」、「田園(第6番)」といった別名が存在しないが、リズミカルで正統的な技法が盛り込まれ、人気も高く聴けば華やかな気分になれる曲。1811年辺りに作曲され、ウィーンでの初演ではベートーヴェン自身が指揮を行った。

冒頭でタイトルが出る際に勢い良く流れて、思わず感動させられる曲ですね。現在この「第7番」がものすごく話題になり脚光を浴びているそうです。

○関連記事・Yahoo!ニュース「のだめ効果で急上昇!ベートーベン交響曲第7番」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061112-00000042-sph-ent
○関連記事・スポーツ報知「のだめ効果で急上昇!ベートーベン交響曲第7番」
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20061112-OHT1T00042.htm

○「スポーツ報知」の記事を一部抜粋

ベートーベンの交響曲第7番が大人気だ。フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」(月曜・後9時)のオープニング曲に使用された「交響曲第7番第1楽章」は着うたのクラシック部門で3週連続1位に。「のだめ―」効果で、すでにクラシック楽曲では驚異的な3万ダウンロードを突破。ドラマ内で使われた曲も人気で合計10万ダウンロードを超えている。15日には「第7番」も収録されたアルバム「のだめオーケストラLIVE!」が発売。ブームに拍車がかかりそうだ。

ベートーベンが残した交響曲は全部で9つ。3番「英雄」、5番「運命」、6番「田園」のようなニックネームがついていないため、「7番」に脚光が浴びることは少なかった。

ところが、フジ系ドラマ「のだめカンタービレ」のオープニング曲で使われると、問い合わせが殺到。レコード会社直営の着うたランキングは、クラシック部門で2位に倍の差をつけ、3週連続ぶっちぎりのトップ。一日3000ダウンロードをマークし、総合デイリーチャートでベスト10入りする日もあるほどだ。

(中略)

ドラマでは数々のクラシック音楽が使われ、多くの人の心を捕らえた。中でもオープニング曲「第7番第1楽章」はドラマが始まった10月16日から配信され、すでにダウンロード数は3万1000を突破。エンディング曲であるガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」や、上野と玉木がドラマ内で連弾するモーツァルト「2台のピアノのためのソナタ」などドラマで使われた楽曲の総ダウンロード数は10万を超えている。

「クラシックでは1000ダウンロードを超すことさえ珍しい」と関係者も驚く。演奏は東京都交響楽団のサポートの下、オーディションで選ばれた「のだめオーケストラ」。無名のオーケストラの楽曲がヒットするのも異例のことだ。

すごいですね~。絶賛されていますね~。とんでもない人気ぶりですね~。この「第7番」は、ドラマの第4話(Lesson4)にてSオケの定期公演での初公演で演奏されました。その演奏シーンでは、第1楽章と第4楽章をつなげた形になっていたんですけどね。とりあえずの盛り上がり所は、何と言っても第1楽章の約5分を経過した辺りからの部分。Sオケの演奏では、指揮者の千秋が「やるならここだろ!」と言って合図し、コンマスの峰他のメンバーがヴァイオリンを高々と上げて奏でる、あの感動とも言える部分です。そのド迫力に、私は録画したのを何度も見返しては、客席にいたのだめのように感激して泣いていたんですが・・・。

ところで、原作ではSオケの初公演の曲目は「第7番」ではなく、実はナポレオンに捧げたエピソードで知られる「第3番・英雄」だったのでした。それも良い曲ではあるけど、何故原作と違う曲を採用したかは謎。ただ「第7番」は、Sオケの初練習で千秋が急遽指揮を担当することになり、その時に使われた曲でもありました。千秋にとっては、憧れの師であるヴィエラ先生のCDに触発されて勉強したばかりだった曲。落ちこぼれ(と当時言われていた人たち)ばかりのSオケの演奏に不満を抱きながらも、得意気にオケを操っていました。しかしながら、シュトレーゼマンに一旦ダメ出しされてしまい、原作の方では定期公演での演奏曲を急遽「第3番」に変えられてしまったわけですが・・・。そんなエピソードがあるんだけど、流れからいけば初練習の時のまま「第7番」をやり通すのは別におかしいことではありませんね。結果的に、Sオケも観客も満足できたわけだし、現実でもそれを求める人たちが殺到したわけだし?

というわけで、皆さんも一度「第7番」をフルで聴いて楽しんでみてください。ベートーヴェンや「のだめ」の関連CDで聴くことができますのでね。御馴染みの盛り上がり所では、顔が自然に上向きになったり、思い返して涙が出そうになったりして、感動しますよ!

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
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「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
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2006.11.12

鉄板少女アカネ!!・第5話

今回は「世界バレー」の中継が延長されたせいで、10分繰り下げの放送になりました。私はいつ始まるかどうかを調べていなくて、いやいや、他事をしていて気に掛けていなくて、見逃しそうになってしまいました。でも、何とかフルで見たよ! その記念に、今回のレビューの締めでは必要以上に韻を踏んでみるのでよろしく!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「鉄板少女アカネ!!」
第5話「さよなら心太さん…涙のフグ鍋」

アカネ(堀北真希)らは下関へ。心太(塚本高史)は、実家の料亭の元料理人で恋仲だった福美(遠山景織子)と再会。フグ料亭の女将の福美は、新規開店した料亭に板前を奪われて悩んでいた。さらに、その店とテレビ番組で料理対決をするという。新しい料亭のオーナーがエレナ(片瀬那奈)と知り、アカネは福美に協力を。

今回は山口・下関。アカネは心太とふぐ料理屋「ふくふく亭」を訪ねると、後に心太の実家の料亭でかつて料理人として働いていた福美がやってきて、店員と口論になりました。彼女は数年前に老舗料亭「ふくよし」の跡取りと結婚し、現在そこの女将を務めていたけど、エレナがオープンさせた「ふくふく亭」に板前を引き抜かれ経営危機に陥っていました。そんな中、後日行われるテレビ番組でのふぐ料理対決で、アカネは福美と協力して勝負に挑むことに。その日までに、あの美食王・嵐山(竜雷太)が来店してあれこれきついお言葉を放っていたけど・・・。また、市場にて福美の旦那が若い女と駆け落ちした事実も明らかになったけど・・・。

そしてふぐ料理対決「ふくドリームマッチ」当日、アカネがスタジオになかなか現れず、福美はただ信じて待っていただけ。それでも何とか1勝1敗で次の最終勝負になった時、ようやくアカネが現れてエレナに参戦の許可を受け、アカネは心太が初めて作ってくれたふぐ雑炊を鉄板で作り上げました。頬に一筋の涙を垂らしながら完成させたのは、鉄板ふぐ雑炊。結果は、アカネの料理が判定勝ちして、2勝1敗で彼女たちが勝利を収めました。黒金(陣内孝則)はその様子をテレビで見ていたけど、彼の腕にはなんと龍のやけどが。そのことをエレナの部下・北村(デビット伊東)が調べ上げ、彼女はそっと笑みを浮かべたのでした。

かつて恋仲だった心太と福美が復縁したことで、アカネは振られてしまって可哀想だったなあ。それにしても、心太を思って作った鉄板ふぐ雑炊は、鉄板で焼き上げたご飯に雑炊を豪快にぶっかけるというすごい料理法でした。あれなら私でもできそう・・・、かな?(笑) そして何と言っても、黒金の龍のやけどですか。そういうことだったわけ? すぐ近くに捜索中の父親・鉄馬が存在していたわけ? アカネは父親の顔を知らなかったわけ? もうどうにでもなっていいわけ? いいわけもいいわけ?(いやいや良くない) 最後は何だか良く分からなくなってしまったけど、今後アカネは“新パートナー”の黒金と旅を続けるみたいです。何じゃこりゃ(苦笑)。今回の見ものは、冒頭でアカネこと堀北真希さんが見せた、素敵なウエディングドレスでした。これは、褒めたい! 他を褒めていない? いやいやそうではない。でも信じてくれない。信じられな~い!(日ハム・ヒルマン監督協力→もちろんウソでそれも信じられな~い!)

○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第1話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第2話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第3話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第4話」

「鉄板少女アカネ!! (1)」 「鉄板少女アカネ!! (2)」 「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」
原作コミックス「鉄板少女アカネ!! (1)~(2)」/「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」

「SAYONARA」
主題歌「SAYONARA」(ORANGE RANGE)

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たったひとつの恋・第5話

ほらほら、またサブタイトルが意味深だよ・・・。今回は「君がいなくなる」ですか? 弘人視点で菜緒のこと? 甲視点で裕子のこと? はたまた、彼ら視点で亜裕太のこと?(言い過ぎた) でもこれまでの例で考えると、ラストでそんな思いを吹き飛ばすことも多々あったので、とりあえずは何も考えずに視聴すれば良いだけです。とはいえ、やっぱり気になるじゃないか(苦笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「たったひとつの恋」
第5話「君がいなくなる」

弘人(亀梨和也)は、二またをかけられていると思い込む菜緒(綾瀬はるか)の元へ。誤解が解けた二人は、徐々にお互いを知ろうと約束する。一方、菜緒の父・雅彦(財津和夫)は、弘人の父が借金苦で自殺した事実を菜緒に告げる。そんな折、菜緒と弘人は、甲(こう・田中聖)と付き合い始めた裕子(戸田恵梨香)らと5人で遊びに行くことに。

弘人は彼女がいるという誤解を解くために菜緒のマンションに向かったけど、そこでみつこ(田中好子)や達也(要潤)にも出会ってしまい、一時気まずい雰囲気に。また、雅彦(財津和夫)は調査会社に弘人のことを調べさせていて、かつて彼の父親が借金苦で自殺した事実を菜緒に伝えました。一方、甲と裕子が付き合い始めたことを知った弘人と菜緒は、亜裕太(平岡祐太)も誘って5人で遊びに出掛けました。菜緒の運転でドライブを楽しんだり、夜には花火をしたり、弘人たちの母校に忍び込んで昔を懐かしんだり。そんな中、皆でバスケで遊ぶ最中に弘人と菜緒は遠くの方へ行き、少し語り合った後にキスをしました。それを見た亜裕太は、様子が変だった・・・。

その後、菜緒は雅彦からの言葉を受け、弘人を自宅に招待して雅彦と会わせることに。しかしその当日、菜緒は外出先で山下(波岡一喜)たちに絡まれて大ピンチ。そこにたまたま現場近くを通り掛かった弘人が駆け付け、彼らに暴力を振るって菜緒を助けようとしました。すると今度は達也がその現場近くを車で通り掛かり、同じく駆け付けて彼らを退散させることができたけど、弘人に向かって「帰れ!」と怒りの言葉を放ちました。そして菜緒には「もうあいつには会うな」と言ったけど、菜緒は「お兄ちゃんごめん・・・」と言って飛び出し、帰ろうとしていた弘人を大声で呼び止めて、「私、諦めないからね! 何があっても、どんなことがあっても、弘人のこと諦めないから!」と言いました。ここで「あの時僕は、一生君を愛していけるような気がしたんだ」といった弘人によるナレーションが。「気がしたんだ」って、「気がしたけど、残念ながらその後は・・・」ってこと? を~~~いっ!

仲間5人でのグループ交際! いや~、まさに脚本の北川さんが手掛けたTBS系ドラマ「オレンジデイズ」を彷彿とさせるシーンが満載でした。車の中でORANGE RANGEの「上海ハニー」を歌って踊ることは無かったけどね(笑)。しかし、その後の事件の際には菜緒の大ピンチに弘人が偶然にも駆け付け、悪い奴らをやっつけることができたんだけど、あの時菜緒は執拗に暴力を振るう弘人を見て驚き怖がっているかのように見えたんですよね。そのせいで彼とまた距離を置くことになるかと思いきや、そう仕向ける達也を振り切って「諦めないから!」と強烈なメッセージを贈るとは。菜緒の執念深さみたいなものを感じました。また弘人は今回も大変で、菜緒の家族たちに悪く見られて辛かっただろうけど、最後は菜緒の言葉で少しは救われたことでしょうね。ところで、亀梨くんと同じKAT-TUNのメンバーの赤西仁くんが、番組中の「NTTドコモ・903i」の音楽配信サービスのCMに一人で登場していました。私は同性ながら、芸能活動を休止して留学を決めた彼に「諦めないから!」と言ってあげたかったり(笑)。ちなみに、“赤西仁”は“あかにしじん”が正しく、“あかにしひとし”ではないのでご注意を。まあいらぬお節介だろうけど、間違えて“ひとし~!”と呼ぶものなら、それは大きな間違いなのです。つまりは、「ひと違(ひとちがい→ひと恋)」ってやつですか・・・(段々無理が生じてきたぞ)。

○関連記事「たったひとつの恋・第1話」
○関連記事「たったひとつの恋・第2話」
○関連記事「たったひとつの恋・第3話」
○関連記事「たったひとつの恋・第4話」
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」

「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック
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セーラー服と機関銃・第5話

星泉こと長澤まさみさんが歌う主題歌「セーラー服と機関銃」。既にご存知の方も多いと思いますが、冒頭で流れる主題歌のサビ部分で使われるのは2番の歌詞です。“愛した~ 男たちぃを~ 想い出にかえて~”っていうやつね。1番の歌詞は“♪このまま~ 何時間でも~ 抱いていたいけど~”になるけど、その“ある意味強烈なメッセージ性”を備えているせいで、2番の方を使うことにしたのかなあ?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「セーラー服と機関銃」
第5話「愛し組員よ永遠に」

武(田口浩正)が浜口組に殺された。金造(山本龍二)は、浜口組の裏に大きな組織がかかわっていると悟る。そんな中、ヘロインが見つからずに焦る浜口組は、健次(中尾明慶)を誘拐。泉(長澤まさみ)らにヘロインを差し出すよう要求する。一方、佐久間(堤真一)は、ヘロインの手掛かりを求めて、真由美(小泉今日子)の元へと向かう。

目高組に刑事の黒木(小市慢太郎)たちが現れ、浜口組の裏に“太っちょ”と呼ばれる黒幕が存在することを示唆しました。また、泉の前で土下座して浜口組検挙のための協力を頼みました。彼はそこまでして結果を出したいのか? そしてその後、浜口組は健次を誘拐し、またもヘロインを要求。そのヘロインの真相が分からない泉たちはいまだに困惑していたけど、佐久間にそのことで尋ねられた真由美(小泉今日子)からコインロッカーに預けていたというヘロインが事務所に送られてきました。やはり彼女も何らかの形で事件に関係していた?

金造は我が子のように可愛がってきた健次が心配で、佐久間に相談しながらも一人で誘拐現場へ。なんと、そこには浜口組の他にあの黒木が! 彼は金造がヘロインを出すまで脅し続け、何度も殴られて弱っていた健次にも銃で射撃し、驚いて銃を向けた同僚の稲葉(井澤健)にも発砲して射殺しました。金造はヘロインが入ったカバンを投げて健次を助けたけど、黒木はその金造に容赦無く発砲。そして必死で健次を逃がし組員に連絡するように伝えると、金造はさらに黒木他から射撃され、ついにその場で倒れてしまいました。何とか事務所に戻った健次は、すぐに金造がやられたことと黒木がグルだったことを報告。その時真由美が事務所に現れ、「約束が違う」と一言。彼女によれば、“太っちょ”とは黒木のことではなく、「麻薬撲滅」を掲げて選挙活動をしている国会議員・三大寺(緒形拳)。なんと、彼女の父親だった!

両組を探りながら不審な行動を繰り返していた黒木が、やはり裏で浜口組とつるんでいました。しかも、目高組を潰そうと考えていました。考えてみれば、名前に“黒幕”の「黒」が入ってるし? でも、“太っちょ”と呼ばれる体格では無いし? そう思っていたら、ラストで三大寺が本当の黒幕であることが判明しました。有権者の支持を集めるあの笑顔の裏側に悪の心が見え隠れはしていたけど、この野郎が・・・。一時は彼の「麻薬撲滅」というマニフェストに同感した泉も、その事実を知って心が変わり、自分の父親や組員たちの死による怒りが増大していた様子でした。何とも残念な結果に、私も中盤から辛くなってしまった・・・。三大寺を始め、浜口組や黒木が許せない!

○関連記事「セーラー服と機関銃・第1話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第2話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第3話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第4話」

「セーラー服と機関銃」DVD-BOX
「セーラー服と機関銃」DVD-BOX

「セーラー服と機関銃」
原作小説「セーラー服と機関銃」(赤川次郎)

「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」
続編小説「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」

「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)」 「セーラー服と機関銃(初回限定盤・携帯ストラップ付)」 「セーラー服と機関銃(通常盤)」
主題歌「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)
/(初回限定盤・携帯ストラップ付)/(通常盤)」(星泉[長澤まさみ])

「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック
「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック

「セーラー服と機関銃」
映画「セーラー服と機関銃」

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2006.11.11

嫌われ松子の一生・第5話

「レビュー継続」を決意してから、急にストーリーに勢いが掛かり、急に面白くなってきました。まあ、笑えるものではないですが。しかし、最終的に殺害された松子が、まさか過去に人を殺害していたとは・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「嫌われ松子の一生」
第5話「愛を乞う逃亡者」

小野寺(吹越満)にだまされた松子(内山理名)は、カッとなって殺してしまった。自殺しようと東京へ向かった松子は、理容店を営む賢治(杉本哲太)と出会う。何も聞かずに受け入れてくれる賢治の優しさに触れ、松子は彼と暮らすことに。だが、指名手配をされている松子は、賢治に迷惑が掛かることを恐れ、彼の元を去る。

小野寺を殺し全国指名手配になった松子は、太宰治が身投げしたという玉川上水へ向かって自殺しようとしました。しかし、そこで理髪店を営む島津に声を掛けられ、彼の自宅に招かれて世話になるうちに店を手伝いながら一緒に暮らすことになりました。ただ、松子は警察の動きが気になり始め、赤木(北村一輝)に電話で連絡を取って死んだスミ子(鈴木蘭々)の墓がある諏訪で再会。彼は一緒に逃げるように伝えたけど、彼女はもはやその気も無い様子でした。そして松子が島津の自宅へ戻ると、ついに居場所を嗅ぎ付けた警察が彼女を捕らえ、手錠を掛けられてしまいました。島津は愛する松子へ「待ってるから!」と必死に伝えたけど、松子は振り返らずそのまま連行され・・・。

一方現代では、明日香(鈴木えみ)と笙(小柳友)がめぐみ(小池栄子)から人殺しの件を聞いて驚きつつも、何故そのようなことをしたのかを調べることにし、過去の裁判記録を調べ始めました。また、松子殺害の容疑者として連行された洋一(要潤)だけど、警察が捜査を続けるうちにアリバイが成立したため釈放され、新たにめぐみの行動を着目し始めました。松子のことをずっと思い遣っていたかに見えるめぐみに、知られざる謎があるのかどうか・・・。

松子は全国指名手配になったというのに、偽名を使わずにいました。そんな彼女に声を掛け自宅へ招き入れた島津は、彼女の過去を聞こうとも探ろうともせず、最後まで愛し続けました。彼は数年前に妻と子供を事故で亡くしていたけど、松子を新たな相手として本気で考え、プロポーズまでしました。松子がこれまで同棲した男性(八女川・岡野・小野寺・島津)の中では、恋愛上の大きなトラブルも無く過ごせたのは島津だけでしたね。だからこそ、松子は島津にこれ以上迷惑を掛けたくないと思ったのでしょう。また、恋愛関係にはなっていない赤木にも、同じように自分と関わらないように伝えたのでしょう。彼女が警察に捕まった頃は、既に覚悟を決めていた様子だったので・・・。松子はいよいよ刑務所へ。めぐみと出会った場所でもあります。しかし、そこでもやはり悲劇が?

○関連記事「嫌われ松子の一生・第1話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第2話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第3話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第4話」

「嫌われ松子の一生(上)」 「嫌われ松子の一生(下)」
原作小説「嫌われ松子の一生(上)」/「嫌われ松子の一生(下)」(山田宗樹)

「嫌われ松子の一生(愛蔵版)」 「嫌われ松子の一生(通常版)」
映画「嫌われ松子の一生(愛蔵版)/(通常版)」

「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック 「嫌われ松子の一年」
書籍「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック/「嫌われ松子の一年」

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2006.11.10

14才の母・第5話

ストーリーの展開が滞っているように見えますが、登場人物たちの心は常に揺れ動き、事態の変化だけは微妙ながらある状態です。「14歳での出産」を、理解する者、しない者、できない者が・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第5話「バイバイ…初恋が死んだ日」

子供を産むのを決意した未希(志田未来)に反対していた加奈子(田中美佐子)は、未希の強い意志に気持ちが揺れ動く。一方、忠彦(生瀬勝久)は断固として産むことを認めない。そんな中、海外に行くのを勧められていた智志(三浦春馬)は、未希のことで静香(室井滋)と口論になり、姿を消す。静香は未希に会いに行く。

出産を決意した未希を、加奈子はついに支援することに。そして病院へ行くと、未希の決心に春子(高畑淳子)も心が動きました。しかし、忠彦はいまだに認めず、春子も「14歳での出産は何かと困難を伴う」と伝えました。一方静香は、一ノ瀬家で未希が中絶手術をしなかったことを知って怒り、自宅では波多野(北村一輝)から来週発売の週刊誌に載せる本件のスクープ記事のサンプルを見て怒りました。そんな中、未希はマコト(河本準一)の店で智志と会い、彼らに迷惑を掛けずに出産することを伝えました。そして休みの日に学校へ行き、校内放送で思いの丈をぶつけ、最後は英語の挨拶で締めました。それを聞いた担任の香子(山口紗弥加)が放送室へ行くと、既に退学をも決意した未希へ、「あたし、まだ、あなたに何も教えてない」と言ったのでした・・・。

未希の出産の決意は変わらない様子。その周りでは、心を決めた人物もいればまだ心が揺れ動いている人物もいる状態です。「14歳での出産」を認めるか否か・・・。特に学校での評判が悪く、教師たちが集まって開かれた会議では、香子が「一人の道を踏み外した生徒より、他のまともな生徒を守るべきだと、考えます」と言いました。これを極端に言えば四字熟語の「一殺多生」で、「大勢を支持・保護するために一人の犠牲もやむを得ない」ということ。そんなことを言った彼女も、ラストで未希のことをやはり心配していることが分かりました。未希は智志にも学校にも一旦別れを告げてさらに決意を固めたけど、本当に大丈夫なんでしょうか?

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、またも恒例のように文句を言ってしまうけど、まあ落ち着いて聞いてもらいたいです(笑)。とりあえず、序盤のタイトルバックが無くなったと思ったらまた復活して、今回また無くなっちゃった。もう、何も言わないさ・・・。でも、今週の月曜日にフジテレビ系「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」でミスチルが出演して、「Mステ」に続いて「しるし」をほぼフルコーラスで聴けたから、まあ良しとしようか・・・。私も別方面で登場人物たちのようにあれこれ思い悩んで、かれこれ「14回の心変わり」を体験しているかも(笑)。いよいよ、次回の放送日・11/15にCDがリリースされますよ! なんて策略的な!(笑)

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「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
「14才の母」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.09

僕の歩く道・第5話

主人公の輝明が行動のたびに呟く言葉は、どれも印象に残ります。風呂場に向かう時は「お湯の温度は39度」。大好きなカレーを食べる時は「カレーはやっぱりチキンカレー」。以下、多過ぎて省略(笑)。記憶した言葉は常にそのまま口に出し、言われたことは定規を使ったり時間を見たりして正確にこなす彼は、端から見ればある種のデジタル人間。しかし、感情は普通の人と同じでアナログ的であり・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「僕の歩く道」
第5話「結婚式の奇跡」

河原(葛山信吾)が離婚し、都古(みやこ・香里奈)は河原との結婚を決意。動物病院を手伝ってほしいと言われ、都古は、輝明(てるあき・草なぎ剛)を残して動物園を去ることが気に掛かる。後日、輝明の母・里江(長山藍子)に輝明が重荷になっていないか聞かれた都古は、結婚することを報告。自分から輝明に説明させてほしいと里江に頼む。

都古は離婚までして自分の元へやってきた河原との結婚を決意しました。しかしそのせいで、「3分だけ」と言って待たせていた輝明が酷く焦り、彼女が以前彼にぶつけた言葉「テルのせいでしょ?」さえ口走りました。都古と里江が担当医・堀田(加藤浩次)にそのことを伝えると、混乱時にフラッシュバックを起こす症状であることが分かりました。その後、輝明は河原もいる都古の自宅へ行ってもすぐに帰ろうとせず、河原については「動物病院の先生」という認識のみ。彼には恋愛感情はあるのか? 都古は里江に河原との結婚の件を伝え、動物園を辞めることも含めて自分から輝明に説明すると言うと、里江は笑顔で承諾しました。その前に、里江は輝明へ「結婚すること」について「結婚は良いこと」等と説明すると、彼は「僕も結婚するの?」と逆に質問。そんな認識でいる息子を見て、里江は心が痛んだことでしょう・・・。そして都古も、昔輝明と遊んだ思い出の広場で全てを打ち明けました。しかし彼は、黙ったまま・・・。

そして結婚パーティー当日。里江とりな(本仮屋ユイカ)は会場での振舞いを輝明に説明し、花束贈呈という大役についても念入りに教え込みました。そして会場では、輝明は段取りを気にせず大好きなカレーを何杯も食べるだけ。やがて花束贈呈の時が来ると、里江たちに指示された輝明は都古を見ること無く、そっけない素振りのまま片手で手渡しました。参加者たちはその光景に唖然としたけど、すぐ後に河原が都古を大事にしていくことを話し始めると、都古は感極まって泣き始めました。すると輝明が都古に近寄って、「どうして泣いているの? 『良いこと』なのに?」と言って不思議がり、「僕が代わりに笑ってあげる」と言って薄っすらと笑顔を浮かべました。その言葉は、昔都古がいじめられていた彼に掛けてあげたものだったのでした・・・。

都古と河原の結婚を、里江から教わった通り「良いこと」としか認識できない輝明だったけど、彼の言葉は都古にとって思い出の言葉であり、さらに感極まるも彼の優しさのために振り切って笑顔を見せました。感動してしまったなあ・・・。視聴者の思いを一部裏切るかのように、都古はついに河原と結婚。そして輝明は、動物園の食堂で新メニューのチキンカレーが登場しつつもその前後からカレーだけを食べる毎日。結婚パーティーの時は、なんと黄色のネクタイとチーフを付けて登場しました。どこまで黄色なんだ(笑)。そして、今後の展開も“黄信号”だという・・・。

○関連記事「僕の歩く道・第1話」
○関連記事「僕の歩く道・第2話」
○関連記事「僕の歩く道・第3話」
○関連記事「僕の歩く道・第4話」
○関連記事「僕と彼女と彼女の生きる道・スペシャル」

「ありがとう」
主題歌「ありがとう」(SMAP)

「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」
「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」

「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX

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2006.11.08

のだめカンタービレ・第4話

このドラマではBGMとして数々のクラシック曲が流れるんだけど、その量がハンパじゃないほど多い! 知っている曲もあれば、知らない曲もあり。どちらかというと後者の方が多くて、「この曲は何ていう曲?/曲は知ってるけどタイトルは?」等と疑問に思うことも多々ありました。そうして一人悩んでいたけど、実際私のように思っていた視聴者は結構多いようで、番組スタッフへの問い合わせも殺到していたようです。そんなあなた(っていうか自分)に朗報! フジテレビの「フジテレビ♪ミュージック」にて、毎週放送後に番組使用曲が詳しく紹介されるようになりました。確かに、量はハンパじゃないほど多かった、のだ!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ「のだめカンタービレ」
第4話「キス成るか!?感動の定期演奏会バトル!!」

Sオケの正指揮者に指名された千秋(玉木宏)は、シュトレーゼマン(竹中直人)がまとめるAオケとの勝負に向け、練習を開始。オケの出来に焦る千秋は指揮の勉強を始めるが、のだめ(上野樹里)に邪魔され進まない。一方、峰(瑛太)は、千秋の求める音楽に近づけるよう、Sオケのメンバーに練習を呼び掛ける。

千秋がSオケの副指揮者から正指揮者になり、シュトレーゼマンがAオケの指揮に力を注ぐようになったことで、ついに“Sオケ VS Aオケ”&“千秋 VS シュトレーゼマン”の直接対決直前へ! 優秀な生徒たちが揃ったAオケは、シュトレーゼマンの中途半端な指示の下で余裕の構え。一方Sオケは、妙な闘志と気合いだけは負けておらず、コンマスの峰を中心にSオケTシャツを着て練習に励んでいました。またそれだけに留まらず、演奏の最中に妙なアクションを入れて勝手に盛り上がっている状態(笑)。それを見た千秋は当然怒り、演奏だけに集中するよう責めながらもさらなる練習を言い渡したことで、付いていけず泣き出すメンバーも続出し始めました。その千秋も、実はSオケをまとめられるかでずっと悩んでいたけど、そんな彼を励ましたのは“Sオケのマスコットキャラ”ののだめ。彼の自宅にこたつを持ち込み、峰と真澄(小出恵介)もそれに吸い寄せられるかのようにやってきて、彼を励まし・・・いや、勝手に宴会を開いて迷惑ばかり掛けていたっけ(苦笑)。さらにのだめは、差し入れのおにぎりととっておきの映画のビデオを持って彼の部屋へ。千秋も「それにヒントが?」と期待したその映画とは、オリジナルアニメ「プリごろ太」。主人公・ごろ太といじめっ子・カズオくんの友情は、何回見ても泣けるらしいです。確かに、熱い何かは感じた、と思う!(笑)

その後の練習では、峰の励ましで何とか頑張っていたSオケのメンバーが千秋の指揮を見ずに演奏したことで、千秋は微妙な音のずれを感じつつ孤独感を感じ、意識を失って倒れそうになりました。そこで峰がすかさず彼の手を握ってフォロー。おお、まさに「プリごろ太」効果! そんな千秋はいつしか心を入れ替え、今までのスパルタ教育を辞めてメンバーの好きなようにやらせる指示に変えました。これはあのAオケに勝つための「一つの賭け」でもあり・・・。そして定期公演当日。桃ヶ丘音楽大学のホールには「シュトレーゼマン効果」で大勢の観客が集まり、徹夜で練習し緊張していたメンバーたちへ千秋はSオケTシャツの着こなしを見せて勇気付け、ただ演奏を楽しむように最後の指示をしました。演奏曲はベートーヴェン「交響曲第7番」。静かな雰囲気から始まり、途中からの盛り上がり所の前で峰たちがウインクで千秋に合図を送ると、千秋は「おいおい、あれをやる気かよ。分かったよ、やるならここだろ!」と心の中で思いながら、「賭け」の指示を送り返しました。以前彼らが勝手に取り組んでいた妙なアクションが舞台上で始まって、会場は大盛り上がり! そしてラストへ向かって曲も徐々に盛り上がりを見せ、最後は完璧な決めポーズ! シュトレーゼマンが「ブラボー!」と言って立ち上がりながら拍手をすれば、観客たちが笑いながらもスタンディングでSオケを祝福しました。これこそが「Sオケ効果」の始まり! ちなみに、対抗するAオケの方は、シュトレーゼマンが千秋の素晴らしい指揮を羨む大河内(遠藤雄弥)に急遽指揮を任せたことで、彼は緊張のあまりオケさえ振れず“歴史的大失敗”となる散々な結果に終わりましたとさ(苦笑)。

まさに、Sオケ、ブラボー! 観客席で演奏を聴いていたのだめが感激して泣くタイミングで、なんと私もマジ泣きしてしまいました。録画したのを3回見直したけど、その3回とも泣いてしまいました。決めポーズで終わった頃は、シュトレーゼマンと同じように「ブラボー!」と言って拍手を贈っていました。それだけSオケの演奏とアクションが良かった! みんな、泣いたろ、ねえ、泣いたでしょう?(笑) 峰たちはヴァイオリン等を持ち上げ、顔は気持ち良さげで誇らしげ。重い楽器の担当者は、その楽器を手元でクルリと回して好演出。千秋は「これでもう正当な評価は消えたな。でも・・・、楽しい!」と思いながら笑顔を浮かべ、Sオケを最後まで指揮しました。もう本当に、感動した!

それから、以前のだめが寝ている千秋に「シュキ(隙)あり!」と言ってキスしようとしたけど、千秋が咄嗟に避けて未遂に終わりました。でもラストでは、ベンチで寝ていた千秋の頬にキス成功! 実は目を閉じていた千秋は彼女に気付いていて、今回の成功のお礼としてキスさせてあげたという話だったんですけどね。何にせよ、のだめも泣いて笑って感激できて良かったんじゃないかな? さらに、前回第3話で「プリごろ太」のコミックスが登場していて、「あれは数分程度で良いから映像化してほしい(アニメとして)/フジテレビならきっと上手くやれるはず」とレビューで書いたんだけど、本当にその通りになっちゃったよ! しかも、テレビ内のテレビ映像じゃなくて、画面一杯に「プリごろ太」のアニメの世界が! のだめと同じくらい感激してしまいました(笑)。原作での千秋の「(やるなら)ここだろ!」も良いタイミングで出たし、有名な「こたつストーリー」も上手い具合に展開されたし、この第4話は忘れられない回になりました。もういっちょ、ブラボー!

○関連記事「のだめカンタービレ・第1話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第2話」
○関連記事「のだめカンタービレ・第3話」
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ化とアニメ化が決定』
○関連記事『「のだめカンタービレ」のドラマ公式サイトに出演者たちが勢揃い』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第1楽章「原作の率直な感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第2楽章「原作の詳しい感想」』
○関連記事『「のだめカンタービレ」感想特集・第3楽章「ドラマ版への希望」』
○関連記事「曇りのちクラシックブーム」

「『のだめオーケストラ』LIVE!」 「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」
「『のだめオーケストラ』LIVE!」/「ブラームス 交響曲第1番 ~のだめカンタービレ」

「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック
「のだめカンタービレ」オリジナル・サウンドトラック

「のだめカンタービレ(1)」 「のだめカンタービレ(2)」 「のだめカンタービレ(3)」 「のだめカンタービレ(4)」
原作コミックス「のだめカンタービレ(1)~」(二ノ宮知子)

「のだめカンタービレSelection CD Book」 「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」
「のだめカンタービレSelection CD Book」/「のだめカンタービレ Selection CD Book(vol.2)」

「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」 「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」
「のだめカンタービレ キャラクターBOOK」/「のだめカンタービレ 2007年カレンダー」


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2006.11.07

ミスチル・HEY!×3で「しるし」披露

ミスチルことMr.Childrenが、11/06放送のフジテレビ系「HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP」に出演! 既にスタートしている日本テレビ系ドラマ「14才の母」の主題歌になった新曲「しるし」が聴けました!

「しるし」
Mr.Children「しるし」

これがなんと、実に2年半ぶりの出演。「その時は何を披露したか?」って? あの名曲「Sign」ですよ! あれはあれで良かった。でも、今回は今回で良いのさ! つまり、ミスチルが出演するだけでうれしいってことです(笑)。

まずトークコーナーでは、メンバーが「夢診断」を受けました。とりあえず、彼らが実際に見た夢を絵で紹介。桜井さんは、ステージで苦悩して客席の女性を下から見上げて、エロい“妄想満月”。田原さんは、ポーズを決めて空へ飛ぶも、地面すれすれの“超低空飛行”。JENは、同じく徐々に空へ向かって飛び、その先には何故か“チチ”が。中川さんは、“無し(拒否?)”でした(苦笑)。診断の先生もやや困った表情を浮かべながら説明をしていて、ダウンタウンの二人からは「どうしようもないなあ」と言われる始末。確かに、そう言われても仕方の無い夢ばかりだったなあ(笑)。でもそんなグループが、数々の名曲で私たちを楽しませてくれちゃったりするのだ!

そしていよいよ「しるし」の披露。先ほどまでのおちゃらけムードは置きざりにして、ピアノ音のイントロから始まる曲の世界はやっぱり素晴らしかった! つい先日「Mステ」にてほぼフルコーラスで聴けたけど、今回は2番が省略されながらも同じような感じで聴けました。随所に盛り込まれる印象的な詞と、ラストサビの移調辺りからの盛り上がりは、本当に聴き応えがありますね~。残念なのは、そんな良い部分がドラマ「14才の母」では活かされず、サビの途中でフェードアウトするのが恒例になっていること。これはいただけない・・・。ドラマのレビューでもその点ばかりツッコミを入れています。改善されるまでね。どうもこのまま最終話まで続きそうなんだけど(苦笑)。

その「しるし」は、約一週間後の11/15にリリースされます。ミスチルも積極的に歌番組に出演しているし、ドラマでもあれだけもったいぶっているし、CDの売上は高くなりそうですね。ああ、早く聴きたい!

ミスチル、今日もありがとうっ! \(^o^)/

○関連記事『ミスチル・映画「幸福な食卓」の主題歌が「くるみ」の再録版に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_e695.html
○関連記事『ミスチル・ドラマ「14才の母」の主題歌が新曲「しるし」に決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/09/post_125c.html
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」の発売決定』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_0f9e.html
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_d62b.html
○関連カテゴリ「14才の母」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/cat6594205/

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鉄板少女アカネ!!・第4話

公式サイトのトップページでは、主人公のアカネによる「アツくて悪いか!」の文字が刻まれています。私もそれに対抗してこう叫んでみたいです。毎回書いているレビューについて。「冷めてて悪いか!」。負けで結構です(苦笑)。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「鉄板少女アカネ!!」
第4話「学園祭ダイエット料理バトル!!」

アカネ(堀北真希)の親友・みかん(亜希子)が、過度のダイエットをしていた。みかんを心配する双子のゆず(奈津子)は、アカネの店を学園祭に出して鉄板焼きを食べさせ、正気に戻してほしいとアカネに頼む。アカネは、学園中で減量が流行している異常な状態を見て張り切るが、みかんの怒りを買ってしまう。

今回は旅無しで地元。アカネには親友で双子のゆずとみかんがいたけど、ある日みかんが貧血で倒れることに。話によると、みかんは学校のセレブ集団「スリムビューティークラブ(SBC)」に入るため過度のダイエットに励んでいて、食事もきちんと摂らなかったため体調を崩してしまったとのこと。それは、好きになった男子生徒・光(大東俊介)を振り向かせるため・・・。そこでゆずはアカネに、来る学園祭でダイエットに励む生徒たちに鉄板焼きを食べさせ、無理なダイエットをする動きを止めさせようとしました。

そして学園祭当日、エレナ(片瀬那奈)がSBCを従えての「ミス・スレンダーセントフェアリーコンテスト」が開催されていて、出場したみかんが審査されているところにアカネと心太(塚本高史)が到着。アカネは以前練習した料理ではなく、みかんの大好物であるネギ焼きを作り、同時に今あるみかんの状況を責めて説得しました。しかし、SBCの連中や他の生徒たちはアカネをあざ笑う始末。そこで怒ったみかんが、会場にいたゆずに合図してバレーボールのパスを受け、必殺アタックでSBCを攻撃! そして「私の友達をバカにすんじゃねえ!」と言うと、吹っ切れてネギ焼きを頬張り、好きだった光にも気に入られました。また、SBCは逆に非難され、ダイエットに励む生徒を含めた皆がアカネにネギ焼きを注文したことで、コンテストは意外な形で成功を収めたのでした。

今回は学園祭がメインのストーリー。そうか、だから各人の演技や展開が「学芸会」のように見えたのか!(笑) 何か見たことがあるようなセリフ回し。胡散臭いコンテスト。妙なハプニング。確か堀北真希さんが出演したドラマ「野ブタ。にプロデュース」でもあったような・・・。そういえば、そのドラマに生徒役で出演していた人たちもいたし・・・。何はともあれ、アカネの手書き看板「一撃必焼」の通りになったと言えましょう。今回は旅無しだったから、恒例の“ベタなパターン”も無し。その代わりに、この学芸会っぽいストーリー。私はゆずとみかんが最後まで“一人二役”だと思っていました。“マジ双子”だったんですね、ああ冷めた冷めた。ええ、負けで結構ですから(苦笑)。

○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第1話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第2話」
○関連記事「鉄板少女アカネ!!・第3話」

「鉄板少女アカネ!! (1)」 「鉄板少女アカネ!! (2)」 「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」
原作コミックス「鉄板少女アカネ!! (1)~(2)」/「鉄板少女アカネ!! 奇跡の鉄板編」

「SAYONARA」
主題歌「SAYONARA」(ORANGE RANGE)

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2006.11.06

たったひとつの恋・第4話

今回のサブタイトルは「僕の怒り、君の涙」。脚本の北川悦吏子さんが手掛けたTBS系ドラマ「オレンジデイズ」でも、序盤の回では「君の涙」や「僕の失恋」なんていうのがあって、中盤の回では「彼女の恋」や「君が好き」や「結ばれる二人」なんていうのもあったけど、終盤の回では「悲しい運命」や「君がいない」なんていうのもありました。このように、過去の大好きなドラマのサブタイトルをいろいろと思い出してしまったわけで・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「たったひとつの恋」
第4話「僕の怒り、君の涙」

弘人(亀梨和也)にデートの約束をキャンセルされた菜緒(綾瀬はるか)は、弘人の弟・廉(齋藤隆成)と一緒に草野球を見に行く。廉は野球をやりたいと言いだし、菜緒は体調を心配しながらも見守ることに。すると、廉は発作を起こし、病院に運ばれる。その夜、病院に駆け付けた弘人は、涙をにじませながら菜緒を責める。

菜緒は廉を連れ出して外へ出掛けたけど、その際に廉が発作を起こしたことで、弘人は菜緒を強烈な言葉で責めました。しかしその後、弘人は廉から菜緒が「自分を良く理解してくれる人」だと聞き、彼女も昔養護学校へ通っていたことを知りました。また裕子(戸田恵梨香)からは、菜緒が中学生くらいの頃からリンパ節の問題で苦しんでいたことを聞き、気を改め始めました。“ただ裕福な環境で育ったお嬢様”ではないんだと・・・。

一方、弘人の前に元カノ・ユキ(高橋真唯)が現れ、戸惑う菜緒。また、弘人の母親・亜紀子(余貴美子)が菜緒へ息子を惑わさぬよう伝えたり、弘人と菜緒が街中で抱き合っていたのを菜緒の父親・雅彦(財津和夫)や達也(要潤)に知られたりで、二人の周りでも妙な動きが見られました。前回ラストで弘人による「悲劇の始まり」というナレーションがあったけど、確かにその方向へ進んでいるようで・・・。

「僕の怒り、君の涙」。そういうことでしたか。これは見ていて辛かった! 菜緒を強烈な言葉で責めた弘人が怖かった! もう身分とか関係無くて、両家を中心とした人物たちがただ悲しい運命に巻き込まれているみたいで、何だか苦痛になってきました。せっかく良い感じになってきたと思いきや、ここにきてまた一つ事態が急変。つまりは、「ひと変(ひとへん→ひと恋)」ってやつですか・・・(字が似てるだけ?)。

○関連記事「たったひとつの恋・第1話」
○関連記事「たったひとつの恋・第2話」
○関連記事「たったひとつの恋・第3話」
○関連カテゴリ「オレンジデイズ」

「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック
「たったひとつの恋」オリジナル・サウンドトラック

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セーラー服と機関銃・第4話

星泉こと長澤まさみさんが歌う主題歌「セーラー服と機関銃」。“♪さよならは別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束”という冒頭の詞は、いつ聴いても誰が歌っても印象に残りますね。思えば、過去にこの作品が映画やドラマで人気となり、時を経て現在また人気となったこと自体が、その詞に値するのかもしれません。過去の“遠い約束”は守られた!

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「セーラー服と機関銃」
第4話「愛した組員の死」

目高(めだか)組の事務所が荒らされた。取られた物はなく、泉(長澤まさみ)らは浜口組の仕業だと勘繰る。そんな中、武(田口浩正)が浜口組の組員に襲われ、狙いがヘロインだと判明。武は、泉にヘロインを出すよう詰め寄る。困惑する泉らの元に刑事・黒木(小市慢太郎)が現れ、泉の父がヘロインの運び屋だったことを告げる。

浜口組はヘロインだけが目的らしい・・・。そのために、泉の自宅や目高組の事務所を執拗に荒らし、目高組一同もそのやり口に困惑している状態でした。そんな中、武はヤクザの世界から足を洗ってコンピューター会社に就職することを決意。一度は皆から言い責められたけど、佐久間(堤真一)は彼の人生を優先させる言葉を贈り、やがて皆も密かに応援し始め、泉は一人で武の自宅へ行き目高組の法被を贈りました。しかしその際、泉に浜口組からの脅迫電話が!

たった一人で指示された場所へ向かった泉は、浜口組からヘロインを出すように言われ、佐久間他の組員は彼女の行き先が分からず焦っていました。その行き先を知るのは武だけ。彼は気持ちを抑えて就職の面接を受けていたけど、ついには泉からもらい受けた法被を着て飛び出し、泉のいる現場へ向かいました。そして一人で立ち向かって泉を逃がしたけど、彼は浜口組の組員に腹を刃物で刺されてしまいました。その場で倒れ、息絶えた武。頼り無かったけど、彼は確かに、組長・泉並びに目高組を守った!

暖かい一家族のような目高組から、ついに犠牲者が。カタギになれない佐久間から励ましの言葉を受け、泉からも優しい巣立ちの言葉を受けたというのに、武は自分の意思で面接会場を飛び出して目高組の組員として果敢に戦いました。それなのに、それなのに・・・。泉の父親・貴志(橋爪淳)がヘロインの運び屋だったことが判明したけど、彼が持ち出したというヘロインを必死で取り返そうとする浜口組の執念深さに、怒りが込み上げてきました。しかし、その組長・浜口(本田博太郎)は、誰かに指示を受けて動いているらしい? どうやら全てを指揮する黒幕が存在する? 両組の周りでの単独行動が目立つ刑事・黒木や、笑顔の裏に悪の心が見え隠れする国会議員・三大寺(緒形拳)や、泉を支持している真由美(小泉今日子)たちの動きが怪しいが?

○関連記事「セーラー服と機関銃・第1話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第2話」
○関連記事「セーラー服と機関銃・第3話」

「セーラー服と機関銃」DVD-BOX
「セーラー服と機関銃」DVD-BOX

「セーラー服と機関銃」
原作小説「セーラー服と機関銃」(赤川次郎)

「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」
続編小説「セーラー服と機関銃・その後―卒業―」

「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)」 「セーラー服と機関銃(初回限定盤・携帯ストラップ付)」 「セーラー服と機関銃(通常盤)」
主題歌「セーラー服と機関銃(初回限定盤・DVD付)
/(初回限定盤・携帯ストラップ付)/(通常盤)」(星泉[長澤まさみ])

「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック
「セーラー服と機関銃」オリジナル・サウンドトラック

「セーラー服と機関銃」
映画「セーラー服と機関銃」

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DSライフ「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」・第3回(全3回)

DSライフ。それは、「ニンテンドーDS」と共に過ごす生活。
今回は「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」のプレイ日記・第3回(全3回)です。

○任天堂・公式サイト内「New スーパーマリオブラザーズ」
http://www.nintendo.co.jp/ds/a2dj/

「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」
「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」

誰でもできる、新しいマリオ。

十ボタンと2つのボタンだけの簡単プレイ。

跳んで走って、投げて踏んで、たたいて壊して、探して集める・・・いろんな動きをカンタンにこなすマリオ。海や森、氷や砂の世界を駆けめぐり、ゴールを目指して冒険します。2人用の対戦ゲームやみんなで楽しめるミニゲームも。

今回は最終回。「完全クリアまでの冒険」について!

○「初回クリア」を達成!
前回も書きましたが、とりあえず右へ右へ向かってゴールを目指し、最終の「WORLD 8」をクリアしてピーチ姫を無事に救出できました。これが「初回クリア」になるわけだけど、実は隠し要素を見つけながらの「完全クリア」が待っています。初回クリアの時点で、個人データのファイル名の横に“☆”印が一つ追加され、いつでもセーブできるようになります。さらに冒険を続けて“☆”印を増やそう!

○「オールクリア」を達成!
いろんなマリオ&ルイージの姿になって隠しステージへの入り口を見つけたり、集めたスターコインを使って行き止まりのコースを抜けたりして、全8ワールドの全80ステージをクリア! これが「オールクリア」で、個人データのファイル名の横に“☆”印が一つ追加されて計二つになり、DSの上画面には「オールクリア」の文字が。しかし、まだ「完全クリア」ではありません。さらに冒険を続けて“☆”印を増やそう!

○「完全クリア」を達成!
240枚のスターコインを全て使い切り、全コースを抜けて全5枚の壁紙を入手。マップ上の全マスに訪れ、ステージをクリアして青色化。ワールド間を行き来できる大砲にも訪れて、最後のボス・クッパも倒して、本当の意味で全てをクリアした時点で「完全クリア」を達成! 個人データのファイル名の横に“☆”印が一つ追加されて計三つになり、DSの下画面には「コンプリート」の文字が。ついにやりました! 本当に長かった・・・。

○「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」の総評
“十ボタンと2つのボタンだけの簡単プレイ”なのに、どうしてこんなに面白い? クリアしたステージをまたプレイしたくなるのは何故? どれだけ奥深いソフトなんだ? そんな風に思ってしまいました。最初のステージ「WORLD 1-1」にこのソフトの面白みが多く盛り込まれているわけだけど、巨大マリオで突き進んだり3段ジャンプを楽しめたりで、ある種のストレス発散ができる点も良いのかもしれません。子供から大人まで、自由気ままに楽しめるソフトだと思います。私も自信を持ってオススメできます!


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DSライフ「えいご漬け」・第3回(全3回)

DSライフ。それは、「ニンテンドーDS」と共に過ごす生活。
今回は「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」のプレイ日記・第3回(全3回)です。

○任天堂・公式サイト内「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」
http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/

「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」
「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」

英語をなんとかするチャンスかもしれません。

「聴く×書く=身につく」英語トレーニング。

「えいご漬け」はDSから聞こえてくる英文を聴き取ってタッチペンで書き取るだけの、シンプルで合理的なトレーニング。毎日繰り返していると、いつの間にかあなたの中に英語を考えるためのしっかりとした基礎ができあがります。データは最大で4人まで保存できるので、子供から大人まで家族全員で楽しめます。

今回は最終回。「英語勉強の進捗」について!

○ついに全トレーニング終了!
毎日定量的にトレーニングを積み重ねてきましたが、最後は「Level 6」の「6-3」をレッスンし、クリア後に追加される最後のホメ言葉もレッスンして、全トレーニングが終了! その後「全トレーニングが終了しました」という字幕が現れて、全トレーニング終了のハンコも選べるようになって、そこで完全終了。お疲れさまでした~! と言いたいところだけど、その直後に「次のレベルも頑張りましょう」という御馴染みの字幕が現れたような(笑)。「英語力判定」は、最高で「AAA」を取得できました。でも最高レベルの「S」が残っています。いつか頑張って取得したい!

○ハンコを全種類集められなかった理由
トレーニングを進めるたびに増えていくハンコのデザインだけど、私はしっかりとこなしていったはずなのに、全12種類中11個までしか集められませんでした。正確に言うと、2行6列に並ぶデザインのうち、2行目の5列目の部分だけがポッカリと穴開き。すごく納得できなかったので、ネットで調べてみると・・・。なんと、たまに出題される「バーバラのいじわるディクテーション」で、問題に解答できないと「ガイコツ」のハンコが追加されるそうです。バーバラの問題は割と簡単で即答できたから、そりゃあ集められないわけだ・・・(苦笑)。

○2度目のトレーニングへ
一度ある個人データの下で全トレーニングを終了したら、その後復習としてトレーニングを行っても、記録は不十分になるしハンコはもう追加されないし、ちょっとつまらなくなります。そこで、新たに個人データを作った上で、2度目のトレーニングを行うことにしました。心機一転、頑張っていこう! でも、新ソフトを購入してトレーニングを始めているから、優先度の関係で毎日は難しくなるかも。“毎日3つのソフトでトレーニング”は、辛い!

○「えいご漬け」の総評
英語を楽しく勉強したいのなら、「えいご漬け」が最適! 参考書にしがみ付いて勉強するのも良いけど、DSに張り付いて音声を聴きながら読み書きで覚えるのも良いと思います。ゲーム感覚で覚えられるのが一番なのかも。だから人気ソフトの仲間入りを果たせたんでしょうね。とにかく、購入して良かったです。私も自信を持ってオススメできます!


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DSライフ「脳トレ」・第3回(全3回)

DSライフ。それは、「ニンテンドーDS」と共に過ごす生活。
今回は「東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」のプレイ日記・第3回(全3回)です。

○任天堂・公式サイト内「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」
http://www.nintendo.co.jp/ds/anmj/
○任天堂・公式サイト内「脳を鍛える大人のDSトレーニング」
http://www.nintendo.co.jp/ds/andj/

「東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」 「東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」
・「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」
・「脳を鍛える大人のDSトレーニング」

もっと「脳」を鍛えてみませんか?

漢字、四字熟語、名曲など、もっと脳を鍛える
新しいトレーニングを多数収録。

DSの文字認識・音声認識を活用し、計算・音読による脳のトレーニングが気軽にできた「脳を鍛える大人のDSトレーニング」。本作では、漢字書取、四字熟語、名曲演奏といった前作とは異なるトレーニングを多数収録。最新脳科学によって実証された新しいトレーニングで、もっと脳を鍛えて、もっと脳の若返りを。

今回は最終回。「毎日トレーニング」の下位4項目(全14項目)と「細菌撲滅」について!

○毎日トレーニング
最新脳科学によって実証されたトレーニングを、毎日定量的にこなしていきます。各項目毎に実施した日の分だけ全て記録されますが、最初の一回の記録しか保存されません。また、項目によっては通常の「普通」とは別に「難しい」が選択できます。

・高さ数え
画面の一部が隠される中で上からブロックが次々に落ちてきて、指定の列に何段積みあがったかを解答します。有名なパズルゲーム「テトリス」の画面イメージなんだけど、一列揃えるよりも積み上げ段を覚える方が難しい! かなり苦手なので、あまりプレイしていません(苦笑)。

・順位数え
「自分」が中心に表示されて右方向へ走り、途中で「他人」を追い抜いたり追い抜かれたりしながら、ゴール後に順位を解答します。「他人」が通り過ぎる毎に、頭の中で素早く足し引き計算を実施。しかし、「他人」が二人も三人も重なっている時は計算が困難になり、最終問題では「他人」が超高速で通り過ぎたりして目が疲れ(笑)、結構大変ではありますね。

・時計判断
アナログ時計やデジタル時計が、上下左右・斜め・逆といろんな形で表示されるので、各々の時刻を解答します。アナログ時計は、長針や短針が時計盤の12個の区切り以外にある場合、逆向きになると区切りの前か後のどちらで答えれば良いかで迷います。デジタル時計は、“「2」と「5」”や“「6」と「9」”が存在する場合、逆向きになるとどちらの数字なのかで迷います。つまり、逆向きがかなり曲者(苦笑)。また、上下左右表示の場合は何とかなるけど、斜め表示の場合は瞬時に答えるのが難しく、時計の正位置に合わせてDSを傾けることも(笑)。私の中では、全14項目のうち最も難しいトレーニングで、全答までに最も時間が掛かるトレーニングです。

・英単書取
画面に表示される日本語を見て、それに対応する英単語の綴りを書いて解答します。出題される問題は、中学校・高校で習うレベルのありがちな単語。これについては、別ソフトの「えいご漬け」で英語力を鍛えていたこともあって、毎日全問正解で一度も解答できなかったことはありません。そしてそのまま、内蔵される全問題を解答することができました!

○細菌撲滅
「毎日トレーニング」とは別で用意されているのが、“脳のリラックス”目的のこの項目。実は、任天堂の有名なパズルゲーム「ドクターマリオ(Dr.MARIO)」のDS版で、色付きの細菌に同じ色のカプセルを重ねて色を4つ以上並べ、消滅させていく御馴染みのルールです。これが、オマケゲームのくせに、熱い! 一時期は、毎日トレーニングよりもこの項目のスコアアタックにかなりハマってしまいました(笑)。

操作は“十字キー&ボタン”ではなく、なんとタッチペン。スライドしてカプセルを動かし、タッチして回転させるのが基本です。これが目新しく“DSならでは”といった感じですね。難易度は“簡単・普通・難しい”の三つで、一度に操作するカプセルがその分増えるけど、ハイスコアを狙うなら単得点の高い「難しい」が一番! 一度に複数列で同時消しするとボーナス点がもらえるけど、同時ではない連鎖消しはボーナス点がもらえないようです。面数が進む毎にカプセルが落下する速度も速くなり、素早い操作が要求されます。さらに面数が進むと、直前までの操作を待たずにカプセルが次々と放り込まれます。君は見たか、カプセルが隙間無く投下されて発生する“恐怖の行進”を!(笑)

ハイスコアを狙うために行うべきポイントは、「同時消し」はもちろん、「縦並べでなく横並べも意識すること」、「連鎖消しも使ってとにかく生き延びること」、「次のカプセルを見て仮置きを巧みに行うこと」が重要になりそうです。また、難易度の高いポイントとしては、「抜けがある色の並びにカプセルを近付け、タイミングを見て上手く回転させはめ込んで消す技」、「一個につき二色あるカプセルの一色で細菌を消した直後、残ったもう一色を素早くタッチペンで捕まえて適切な位置へ移動させる技」があります。特に後者はかなり重要で、私の場合はそれでハイスコアがグンとアップしました。例えば、赤の3つの並びがあったとして“赤・赤”のカプセルが来た場合、それを両方使って“5つの並び”で消すのではなく、一つの赤だけ使って“4つの並び”で消し、残った赤は別で赤が絡む場所に移動させて使うようにします。また、それを見越してカプセルを積み上げていき、連鎖消しも合わせて一つの色をタッチペンで操りまくるようにします。言うなれば、「カプセルの色は一つ一つ大切に使おう」作戦。その光景は、タッチスクリーン上でタッチペンを常に上下左右へ振る形に。人気マンガ「のだめカンタービレ」的に言えば、「オケを振る」になります(笑)。君もDS指揮者の仲間入りだ!(なんてことを言ってみる)

そんな感じで工夫に工夫を重ねて挑み続けた結果、現在までのハイスコアは1500点くらいになりました。まだまだ行けるはず。何とか2000点超えを達成してみたい・・・。ただ、こうして「オケを振る」をやり続けた結果、ここだけの話でなんとバグ発見。素早くカプセルを動かすと、たまに通り抜け不可能な場所をすり抜けることがあります。また、面クリアの直後にあるタイミングで次の面スタートのボタンをタッチすると、クリア後に流れる効果音が次の面で延々と流れることがあります。これらって、バグ報告として挙がっているんでしょうか?(苦笑) 最後に、この「細菌撲滅」は“脳のリラックス”目的のオマケゲームではあるけど、「ドクターマリオ」の2種類のアレンジ版BGMや細菌を消滅させる時の「ジョワ~」という効果音はかなり癒されるし、単なるオマケゲームとは言えない面白みがあると思います。このことは、「もっと脳トレ」のソフトについて語る上で、これほどまでに長文で書きたかったことでした!

○「脳トレ」の総評
「ゲーム」より「脳のトレーニング(脳トレ)」と思うことで、毎日継続してプレイする意思が芽生えると思います。ソフトでも毎日プレイしたくなるような工夫がいろいろと込められているし、なかなか見事なものです。今後のDSの日々継続系ソフト(勉強やトレーニング等)には、「脳トレ」での工夫を十分参考にしてもらいたいものです。そんな私は、購入後3ヶ月以上経った現在もなお、毎日プレイして「脳トレ」に励んでいます。それだけお気に入りのソフトだというわけです。私も自信を持ってオススメできます!


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2006.11.05

「Internet Explorer 7」の日本語正式版がリリース

ブラウザ「Internet Explorer(IE)」の最新バージョン「Internet Explorer 7」の日本語正式版が、日本時間の11/02に2週間ほど遅れつつもリリースされました。

○Microsoft・「Internet Explorer 7」(日本語)
http://www.microsoft.com/japan/windows/ie/default.mspx
○Microsoft・「Internet Explorer 7」ダウンロードページ(日本語)
http://www.microsoft.com/japan/windows/ie/downloads/default.mspx
○関連記事・INTERNET Watch『「Internet Explorer 7」日本語版が正式リリース』
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/11/02/13811.html
○関連記事・窓の杜『マイクロソフト、「Internet Explorer 7」日本語正式版を公開』
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/11/02/ie7jp.html
○関連記事・窓の杜『「Internet Explorer 7」がついに登場、新機能や使い勝手を探る』
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/11/02/ie7.html

○「INTERNET Watch」の記事を抜粋

マイクロソフトは2日、Internet Explorer 7(IE7)日本語版をリリースした。対応OSはWindows XP SP2、Windows XP 64-bit Edition、Windows Server 2003 SP1。英語版は10月19日にリリースされており、日本語版も2週間遅れての正式リリースとなった。

IE7は、タブブラウジング機能やフィッシング対策機能などを搭載した、マイクロソフトの最新Webブラウザ。レンダリングエンジンやユーザーインターフェイスなどで大きな変更を行なっており、2001年にリリースされたIE6から5年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

IE7は、マイクロソフトの次期OS「Windows Vista」にも標準搭載される。IE7は、Windowsの自動更新機能による配布が予定されているが、IE7日本語版が自動更新の対象となるのは、正式版リリースから6カ月後になることがアナウンスされている。

現在最もシェアが高いIEの前バージョン「Internet Explorer 6(IE6)」がリリースされてから、もう5年も経つんですね。数々のWebサイトやココログ等のblogでは、「IEで正常表示できればとりあえずOK」という認識に。でも、近年はライバルとなるブラウザが力を付けて、そうも言っていられなくなりました。マイクロソフトにとっては、先日リリースされたばかりの「Firefox 2」が強敵ですね。また、IEのバージョン間でもスクリプトやスタイルシートの動作が異なったりするから(過去の例による)、今後もブラウザ毎・バージョン毎の新たな対応が必要になりますね。

さて、私も早速ダウンロードしてアップデートしようと思ったんだけど、何と今回からは対応OSが「Windows XP」以上に! 私のマシンのOSは「Windows 2000」なので、アップデートできないんです(苦笑)。タブ切り替えや検索ボックス等を早く試してみたかったのに・・・。とはいえ、現在はIEのコンポーネントを利用したタブブラウザ「Sleipnir」を使って満足できているので、「まあ良いか」という感じでいるんですけどね。でも、IE7はやっぱりどこか気になる存在であるのは確か・・・。そんな私は、次期OS「Windows Vista」のリリースに合わせて、IE6と同じく5年以上使い続けたマシンを半年以内に買い換える予定なので、とりあえずその時まで我慢することにします。その間に不具合やセキュリティ等の新たな問題に対応したものに変わっているだろうし・・・。

○関連記事『「Firefox 2」の正式版がリリース』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_727f.html

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2006.11.04

嫌われ松子の一生・第4話

前回第3話終了の時点で「レビュー継続」を決意した私。主人公の松子に比べたら大した決意ではないけど、結果的にはレビューを継続して良かったと思っています。「注目できるようになった」という意味でね・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○TBS系「嫌われ松子の一生」
第4話「私が殺人犯になった理由」

松子(内山理名)は赤木(北村一輝)がマネジャーを務める風俗店で働き始めた。松子はスミ子(鈴木蘭々)の指導の下、3カ月でナンバーワンに。そんな中、赤木がオーナーと対立して解雇され、続いてスミ子も店を辞めてしまう。店での居場所を失った松子は、ヤクザ者の小野寺(吹越満)に「オレと組まねぇか」と誘われる。

松子は岡野(谷原章介)と別れて自殺を図ったけど死にきれず、ソープランド「白夜」でソープ嬢になることを決意しました。マネージャー・赤木から“特訓”を受け、先輩ソープ嬢“綾乃”ことスミ子(鈴木蘭々)から“雪乃”という源氏名を受け、ひたすら仕事に励んだ結果3ヶ月後にはNo.1の座に。赤木から特別手当ももらって、松子は喜びの毎日を過ごしていました。しかしその後、店の経営方針が変わり、オーナーと対立した赤木が解雇され、スミ子も交際中だった従業員の浅野(坂本爽)と店を辞め故郷の諏訪へ帰ったことで、事態が急変しました。松子は赤木を追わず悩んでいたけど、客の小野寺から仕事を持ち掛けられて「白夜」を辞めることに。そして彼女は、仕事場として中州でない他の土地を希望し、滋賀県の雄琴へ向かいました。松子を誘えた小野寺は、薄っすらと笑みを浮かべていて・・・。

雄琴では松子と小野寺が仕事で大金を稼ぎ、疲労のピークに達していた松子は小野寺から覚せい剤を打たれながらも頑張っていました。そんな中、松子は赤木から電話を受け、スミ子が諏訪でシャブ中の浅野に刺殺されたことを知りました。驚きのあまり涙を流して愕然とした松子は、やがて小野寺に「小料理屋を開こう」と持ち掛け通帳を見せてもらうと、今度は稼いだ大金がほとんど無いことで驚きました。そして、小野寺がギャンブル等に使い込んでいたことを知ると、松子は包丁を持って彼を脅し、取っ組み合いで倒れた小野寺の背中を一刺し。返り血を浴びた松子は、全国に指名手配されることに・・・。

これが、今回のサブタイトルになった「私(松子)が殺人犯になった理由」でした。情状酌量の余地はあれど、「殺人」は重い罪であり・・・。ただ、一度別れた赤木とまだつながっていて、しばらく逃亡生活を共にするようですね。一方現代では、明日香(鈴木えみ)と笙(小柳友)がめぐみ(小池栄子)から「松子とは殺害日前日に偶然会った」と聞かされ、さらに「塀の中(刑務所)で知り合った」とも聞かされました。つまり、逃亡した松子はいずれ捕まったということか・・・。また、松子殺害の容疑者として連行された洋一(要潤)だけど、取り調べの際に当時の松子を見掛けていた事実が発覚しました。その彼は、今でこそ浮浪者のような格好をしているけど当時はヤクザで、かつて自分の担任だった松子の人生を密かに心配していました。その後また何かで関わったようですが・・・。

○関連記事「嫌われ松子の一生・第1話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第2話」
○関連記事「嫌われ松子の一生・第3話」

「嫌われ松子の一生(上)」 「嫌われ松子の一生(下)」
原作小説「嫌われ松子の一生(上)」/「嫌われ松子の一生(下)」(山田宗樹)

「嫌われ松子の一生(愛蔵版)」 「嫌われ松子の一生(通常版)」
映画「嫌われ松子の一生(愛蔵版)/(通常版)」

「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック 「嫌われ松子の一年」
書籍「嫌われ松子の一生」オフィシャル・ブック/「嫌われ松子の一年」

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2006.11.03

14才の母・第4話

「14歳の少女の妊娠」と「やや強いフィクション色」が重なり合うように見えるせいで、「現実味を帯びているかどうか?」と思ってしまう部分が正直あります。妙な所で思い悩むドラマだなあ・・・。

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「14才の母」
第4話「旅立ち私はもう泣かないよ」

周囲に出産を反対されながらも、中絶を拒否する未希。しかし、そんな娘の姿は、母・加奈子(田中美佐子)に、本気で出産に反対する決意をさせる。一方、父・忠彦(生瀬勝久)は娘を妊娠させた智志(三浦春馬)と対面。智志は、未希に堕胎手術をさせると告げる忠彦の涙にショックを受け、ためらいながらも未希と二度と会わないと決意。未希の叔父・マコト(河本準一)に未希への伝言を託し、海外へたとうとする。そんな中、未希の通う聖鈴女学院では親友・恵(北乃きい)が妊娠の事実を暴露し大問題に発展。さらに、この妊娠騒動は、雑誌編集者・波多野(北村一輝)にまで知られてしまう。

未希の妊娠が多方面に知れ渡りました。加奈子は、未希へ「今産むのは無責任」と言って強く反対。忠彦は、智志に会って涙を見せながら説得。その智志の母親・静香(室井滋)は、息子を思って旅行に出掛け留学をも検討。また学校では、「中学生の妊娠」に教師は批判し、クラスメイトは驚くばかり。そして妊娠騒動を知った波多野は、過激な表現を交えたスクープ記事を書いて追従。多種多様でした・・・。

前回も加奈子と静香の「母親の心」が対照的だったけど、今回は接し方が逆になりつつもまた対照的になりました。でも加奈子の言ったことは現実的な話で、14歳の少女が子を産み育てるなんていうのは簡単なことではない、と。学校での反応もまあ考えられる範囲で、そりゃあ驚いて大騒ぎになるわな。智志が旅行前に、マコトへ未希を気遣う伝言を残していったことだけが救いだったかも。あと、スクープを執拗に追うだけに見えた波多野も、一応は未希を気遣う一面もあったんだなあ、と。しかしながら、書くものは書く。それも「現実」ってもんだ。

それで、ミスチルの主題歌「しるし」の使い方、もう毎回文句を言うのが恒例になっているけど、少しだけ我慢してみるか(笑)。前回は序盤のタイトルバックさえ無くなって、ストーリーとは別でショックを受けたけど、今回また復活しちゃったよ、水曜どうでしょう? 中盤でインスト版が流れたり、ラストでまた流れたりしたけど、当然フェードアウトになったわけで。でも今回少しだけ我慢できたのは、途中で入った「Mr.Children・しるし」の主題歌CDのCMを見られたからです!(単純→「simple」っていう曲もあるんだぞ!) ボーカルの桜井さんが椅子に座ったり直立しながらラストサビに合わせて熱唱し、「11/15にリリース」という告知も付きました。それを見ただけで、「14回の喜」になるほど感動できた! そうなんですよ、ラストサビでは移調して、より感動的で素晴らしい世界になるんですよ。そこはいずれストーリー内で上手い具合に使ってほしい!

○関連記事「14才の母・第1話」
○関連記事「14才の母・第2話」
○関連記事「14才の母・第3話」
○関連記事『ミスチル・ドラマ「14才の母」の主題歌が新曲「しるし」に決定』
○関連記事『ミスチル・シングル「しるし」の発売決定』
○関連記事『ミスチル・Mステで「しるし」披露』

「しるし」
主題歌「しるし」(Mr.Children)

「14才の母」オリジナル・サウンドトラック
「14才の母」オリジナル・サウンドトラック

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2006.11.02

僕の歩く道・第4話

輝明のイメージカラーは「黄色」。今回は黄色い衣装に加えて黄色い傘が登場したせいで、その色が特に印象付けられました。その昔、同局系バラエティ「夢がMORIMORI」内の一コーナー「音松くん(おとまつくん)」で、輝明こと草なぎ剛くんが「黄松」を演じていたのを思い出しました。大のカレー好きで、口癖は「○○でインド!」だったっけ。もう10年以上前の話だけど、SMAP自体を知ったのもその頃だったし、今でも痛烈に覚えているでインド!(笑)

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「僕の歩く道」
第4話「黄色い傘に降る涙」

輝明(てるあき・草なぎ剛)は、動物園での初めての給料をもらった。生活費の残りは、ロードバイクを購入するため貯金することに。そんな中、都古(みやこ・香里奈)は、妻子のいる恋人・河原(葛山信吾)の煮え切らない態度に怒り、別れる決意を。気分転換を図りたい都古は、親友の千晶(MEGUMI)に誘われ、久しぶりに合コンに参加する。

初給料をもらった輝明。しかし、彼は「仕事をしてお金をもらう」という形態を意識できていないため、給料明細をもらっても特に表情を変えず人並みに喜びませんでした。三浦(田中圭)はそんな彼を「代わりに使ってあげる」等と茶化すと、都古から注意されるもすぐに彼の自閉症を理解した上で「はいはい、○○ですよね?」と言い返していました。輝明にも「○○だろ?」と問い掛けていたけど、彼はその「だろ?」を覚えてしまったり・・・。実は輝明なりに欲しい物があって、それは街で良く会うロードレーサー・亀田(浅野和之)が乗るような高価なロードバイク。家族の支援もあって、毎月積み立てていつか買うことになりました。

一方、都古は不倫相手の河原と上手くいかず、輝明と海を見に行ったり、千晶に誘われた合コンに参加したり。やがて高熱を出して仕事を休んでしまったけど、その間にも河原が執拗に彼女を誘おうとしていました。ようやく熱が下がった都古は出勤し、帰り道の途中で輝明と焼きいもを食べていると突然雨が。その間にも河原から携帯電話で呼び出しがあり、都古はついに雨に濡れながら泣き出してしまいました。そこで輝明が、広げていた傘を都古の方へ動かして彼女を入れてあげたのでした。落ち着いた都古は輝明と帰り、アパートの前で「借り物を返すから3分だけ待って」と言い残して部屋へ行くと、そこには河原の姿が。なんと彼は「妻とは正式に別れた」と言い出し、その言葉に都古は驚いてしまいました。約束の3分を過ぎても戻らないことで不安になった輝明は、一人傘を差しながら「ツール・ド・フランス」の歴代優勝者を語り始めてしまったのでした・・・。

輝明と都古がベンチで焼きいもを食べるシーンが何度かあったけど、輝明は自分の座る所の枯れ葉しか避けなかったり、自分の分の焼きいもしか用意しなかったりで、「仕方が無い」と思いながらも「それはあんまりだ」と正直思いました。でも、都古は怒ろうともせず笑顔を浮かべて話し掛けていましたね。彼女は本当に輝明のことを理解してあげているなあ。その上で、一度河原との別れを決意したことで相当思い悩み、その後彼が妻と別れて再会しに来たものだから、かなり困惑した表情になっていましたね。輝明とはまた違う問題で、都古も思い悩むことが多く・・・。

○関連記事「僕の歩く道・第1話」
○関連記事「僕の歩く道・第2話」
○関連記事「僕の歩く道・第3話」
○関連記事「僕と彼女と彼女の生きる道・スペシャル」

「ありがとう」
主題歌「ありがとう」(SMAP)

「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」
「僕の歩く道」オリジナル・サウンドトラック」

「僕の生きる道」DVD-BOX 「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX
「僕の生きる道」DVD-BOX/「僕と彼女と彼女の生きる道」DVD-BOX

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2006.11.01

テレビステーション「テレビドラマ検定PC版」3級を受験

「テレビステーション」の「テレビドラマ検定PC版」3級(ドラマ通)を受験してみました!

○テレビステーション「テレビドラマ検定PC版」
http://tvstation.jp/k/kentei.html

○「テレビドラマ検定PC版」受験ルール(上記サイトの説明文を抜粋)

【検定について】
「テレビドラマ検定PC版」では1問1点(2級、1級は2点)の問題が全部で100問(2級、1級は50問)が出題され、70点以上獲得すると合格となります。1ページ当たり10問出題され、

「10問の問題を解く」→「10問の答え合わせ&解説ページ」

というサイクルを繰り返し、最後に結果が発表されます。
合格すると、あなただけの認定証が発行され、合格者だけのプレゼントに応募することができますので、ぜひ合格を目指してがんばってください!

【制限時間について】
「テレビドラマ検定PC版」の制限時間は30分です。制限時間を超えると、タイムオーバーとなり、合格基準点に達していても不合格となってしまいますのでご注意ください。 残り時間は問題を解いている間だけ減っていきます。答え合わせの最中は残り時間は減りませんので、ゆっくりと答え合わせと解説をお楽しみください。

ニックネームを入力してサクサクと解答し、約15分ほどで完了しました。さて結果は?

○「テレビドラマ検定PC版」3級結果

100問中72問正解 総合得点 72点


ギリギリで合格しました!


分からない問題は勘ですり抜けました。以下は、自己分析と感想です。

・昔のドラマの問題がさっぱり。「主題歌のみ楽しむ視聴スタイル」のツケが。
・引っ掛けがあったみたいだけど、その引っ掛けすら分からない状態。
・近年のドラマには、思いっきり食い付くことができた。
・じっくり考えても分からない問題は、ダメ元で押し切った。
・過去の受験IDを記録し忘れて、新規登録し直した(笑)。

「ドラマ好き」だけど「ドラマ通」ではない。そうだ、「ドラマ好き」のままで良い。そうやって前向きに考えることで開き直りました。もっとドラマ好きになって、今後2級(ドラマエキスパート)や1級(神)も受験するつもりです。飛び級合格してしまったら笑えるけど。皆さんも気軽に受験してみてはいかが?

○関連記事『テレビステーション「テレビドラマ検定PC版」4級を受験』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/10/post_3ce2.html

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