マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第9話
相変わらず満足度の高いこのドラマ。視聴率も今クールのドラマの中ではトップレベルで、20%超えの回もあって話題性も高いそうですね。「学校に通うなんてバカバカしい」と当初思っていた主人公の真喜男も、いつの間にか学校自体が好きになっているようです。そして、組のことも常に忘れてはいない・・・。
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○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第9話「卒業目前!しかし悲劇は訪れた…ねらわれた3年A組!」
組長・喜一(市村正親)が対立組織に襲われる。報復をめぐる真喜男(長瀬智也)と美喜男(黄川田将也)の主導権争いが組の跡目相続問題に発展。喜一は、跡継ぎを2月14日に選挙で決めると宣言する。そんな中、真喜男は卒業試験を通告される。その試験日も選挙と同じ2月14日。真喜男は二つの闘いに立ち向かう。
喜一が北極会の連中に狙われたことがきっかけで真喜男と美喜男の跡目争いが激化し、ついに選挙で決定付けることに。また学校では、真喜男の学校史上最悪の成績が問題となり、卒業を懸けた卒業試験が行われることに。さらに3年A組では、星野(若葉竜也)が「ミスター3年A組」を決めると言い出し、クラスの男子を集めてバレンタインデーにもらうチョコの数で競われることに。その全てが行われるのは、奇しくも2/14のバレンタインデー。「実録!! 関東鋭牙会三代目抗争!!」、「A組武闘派組長 卒業試験血風録!!」、「モテモテは俺だ! ミスター3A決定戦!」の赤色字幕まで出ました。真喜男は「全部まとめて戦ってやるぜコノヤロー!」という意気込み!
まずは選挙。双方共にアピールビデオを作って選挙活動をすることになり、美喜男のエリートぶりが溢れる紹介映像に対し、真喜男は和弥(田中聖)がこれまで密かにビデオ録画してきた学校での姿を編集した紹介映像で対抗。関東鋭牙会の各支部や関連組がそれらを見ていたけど、この組織は相当大きいんですね。でも事前調査では美喜男が圧倒的に有利。真喜男は支持率を高めることができるのか? その選挙日までに、真喜男は考えたことの無かった「カタギ」の世界をも視野に入れて思い悩んだりもしました。選挙結果はもう少し後で。
次に卒業試験。2/14当日、各教科の試験に挑んだ真喜男だけど、問題は「放物線」や「1192(いい国作ろう鎌倉幕府)」や「目安箱(おいおい)」等と過去のエピソードに絡むものが多く、意外にも自信満々なまま解答。結果は平均30点前後で数学や日本史は約40点(これでも上等らしい)と予想通りだったけど(苦笑)。教師たちはその努力を認め、校長(岩城滉一)からも正式に「来月皆と一緒に卒業です」と言われて拍手も贈られ、真喜男の高校卒業が無事に確定しました。真喜男も「本当にありがとうございました」と一礼しながら感謝。教室へ戻れば、机の中にひかり(新垣結衣)からの「卒業試験合格おめでとう! ひかり」という添え書き付きのチョコが入っていました。やったねマッキー!
そして選挙結果と「ミスター3年A組」決定戦。ものすごい数の関係者が集う中、真喜男は黒井(大杉漣)たちが用意したスピーチ原稿を和弥から手渡されたけど、壇上で読み上げられたのは和弥が作った新作のプリンレシピ(笑)。真喜男はそれに気付いたか気付かないかその原稿を破り捨て、元々行く気なんて無かった学校が今では楽しく、そこでの仲間も大切になって自分なりに強くなったということを熱弁。喜一には学校に通わせてくれたことを感謝し、組員たちには「俺に付いてきてくれ」と説得し、またも拍手を贈られました。やがて首相選のような投票が行われ(金掛かってるなあ?)、“3387対3378”の数票差で真喜男が勝利(そんなに投票者がいたんだ?)。若干非協力的な美喜男ともついに和解して握手も交わし、真喜男の次期組長が無事に確定しました。「ミスター3年A組」決定戦の方は、キモロンゲ(広田雅裕)が義理チョコ4個でトップ候補に。真喜男はひかりからもらった1個だけだったけど、「その1個は今までもらったどのチョコよりも負けない・好きな人からもらうチョコは最高だ」と言って自分や皆を納得させていました。やりやがったねマッキー!
“2/14・Xデー”が真喜男の成功続きで終わる中、喜一は保健室の水島(もたいまさこ)と会いに行き、「久しぶり(喜一)/そうね(水島)」と会話しました。以前から何らかの関係がありそうな二人だったけど、実は高校時代のクラスメイト同士だったんですね。しかも水島は喜一に恋していたとか。その会話を、外で百合子(香椎由宇)が盗み聞き。以前外で本来の姿の真喜男とぶつかって以来密かに疑っていたけど、その会話中の「高校生の息子がいたなんてね(水島)/卒業後は関東鋭牙会のボスになる(喜一)」を聞いた途端に絶句。真喜男の実年齢はまだ知られていないかもだけど、ヤクザの息子であることはバレてしまいました。後日真喜男が百合子へ久々に交換日記を書いて渡そうとしたけど、百合子は笑顔も無く冷たい表情。そしてホームルームが始まった次の瞬間、真喜男は初回話の時のように「伏せろ!」と叫ぶと窓ガラスが割れ、初回話の時のように窓際へ駆け寄ると校門近くに抗争相手の組員たちがズラリと勢揃い。なんと初回話での勘違いシーンがここで改めて本物シーンとして再現されるとは!
学校の卒業まで後少し。組のボスになるまで後少し。順風満帆だった真喜男に、最大の危機が訪れました。この事態に、生徒として動くのか、次期組長として動くのか? 「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」になれるのか? 次回はいよいよ最終話。何があったとしても、最終的には「最高のドラマだった」と言えることになりそう・・・。
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コメント
ads(あず)さん、こんばんは!
>相変わらず満足度の高いこのドラマ
ほんとうに!中だるみという名の失速もなく、1度もクオリティが
落ちないすっごいドラマだと思います。
ラスト直前回として、最高におもしろいものを見せてもらったと
いう感じでしたね。だからほんとに1週間が長かった~~~~。
最後にこういう超緊迫シーンをもってくると、それまでの
おバカが数々が逆にいきてくるっていう、すごささえ感じました。
投稿: まりりん | 2006.09.17 01時29分
まりりんさん、いつもありがとう! いや~、本当に面白いドラマでした。既に最終話を迎えたけど、最後までバッチリ決まって大満足。中だるみなんて確かにありませんでしたよね。「それまでのおバカが数々が逆にいきてくる」という意見にも賛成。過去のおバカもありの想い出があってこそ、良い印象に終わったんだと思いました!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.09.17 02時06分