マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第8話
一週遅れの放送になり、前回までのストーリーを少し忘れ気味でいました。だから、オレは前向きに思い返してみた・・・(ここで当然白目になる)。そうだ、TOKIOによる主題歌「宙船(そらふね)」がリリースされて以来売上が順調で、テレビ朝日系「ミュージックステーション」で披露したのを見て「やっぱり良い歌だ~!」と思ったんだった。この曲は中島みゆきさんが初めてジャニーズタレントに提供した作品だということだけど、確かに随所でみゆき節が垣間見えて「そうだそうだ、みゆきさんらしい~!」と思ったなあ。Bメロからサビのつながりや早口のCメロなんてモロだしなあ。カラオケで歌うとしたら、結構難しいかもしれないなあ。というわけで思い返してみたけど、主題歌の話ばかりでストーリーを思い返せていないような。はにゃ?(笑)
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
第8話「最初で最後の文化祭!!お前らみんな大好きだコノヤロウ」
文化祭の時期が迫る。張り切る真喜男(長瀬智也)をよそに、クラスメートはやる気がない。百合子(香椎由宇)は、クラスで行う最後の行事として、文化祭への参加を生徒に宣言。A組はクラス全員でバンドを組んで発表することに。そんな中、順(手越祐也)についたうそが災いし、真喜男は未経験のドラム担当になる。
そうそう、“桜なんとか”こと順が真喜男の自宅・関東鋭牙会に乗り込んできたんだった! 組同士の抗争の時よりも俊敏に偽装工作をして順を迎え入れた真喜男たち。ミッキーこと和弥(田中聖)が偽りの弟になって、実の弟の美喜男(黄川田将也)が家庭教師になりました。順は真喜男にまつわる謎が気になっていて、「体育の時皆と一緒に着替えない」、「金持ちそうなのに、ミッキーは貧乏そう」、「たぶん両思いだったひかり(新垣結衣)を振った」等と冷静に分析。それが気になって突然の訪問を決行したけど、昔のアルバムを見られて大ピンチになりつつも、真喜男が「昔のバンド仲間だ」と言って何とか回避。真喜男は「ツッパリバンド? ハイスクールロックンロール?」と言って誤魔化していたけど、怪しい死語が含まれていることに気付け順!(笑) まあこの時点で、真喜男のウソにより「バンドのどの担当もやれる」ということが順に伝わったわけです。実際、真喜男はなーんにもできず・・・。
今回は近々行われる文化祭がメイン。クラスの出し物決めで真喜男は張り切っていたけど、受験を控えるクラスメイトは非協力的。百合子も支援する中でいろいろと考えた結果、というより目安箱に入っていた投書の頭文字を並べた結果、「おンが熊」から「おんがく(音楽)」をやることを決意したのでした(笑)。初練習当日、百合子が軽音楽部から楽器を借りてまでして真喜男と教室で待っていたけど、やはり誰も現れず。でもその百合子がギターを軽々と弾いている! 聞けば高校時代に少しやっていたらしく、回想シーンでは真喜男に似た長髪の男と懐かしの名曲「白い色は恋人の色」を弾き語っていました。“♪花びらの白い色は~ 恋人の色~”。百合子こと香椎さんは正しくコードを押さえていたような? ああ、それでその長髪の男に似た真喜男が好きなのかな? そうしているうちにクラスメイトが少しずつやってきて、皆で練習することになりました。各人の希望を優先して楽器の担当を決めていき、ポッカリ空いたドラム担当には順が「バンドのどの担当もやれる」という真喜男を推薦。こうしてようやく3年A組の音楽プロジェクトが始動したけど、真喜男はとんでもなく外れたリズム感でおもちゃの太鼓叩きの猿のようにドラムを抱えて叩くだけ(笑)。発表曲は百合子の意向で「Oh Happy Day!(オー・ハッピー・デイ)」に決まったけど、真喜男と舎弟たちは譜面の“#(シャープ)”を見て「どうして黒井の“井”がこんな所に?/音が半分上がる印だ/音が『ファー』から『ファーーー』になる」と会話する始末。一番やる気のあるヤツがこんなんで、本当に大丈夫なのかい? まあ、叩く時の笑顔っていうかおバカさん面は天下一品だったけど?(笑)
3年A組での練習が進むも、なかなか上達の兆しは無し。その間、真喜男は保健室で水島(もたいまさこ)に百合子が言う「27(人)を1(つ)にしろ」が分からず相談すると、「人はいくつもの『物』で『一人』が形成される」と説明されて謎を理解。小さな点からクラスメイトを励ましてまとめ上げ、モチベーションを高めていきました。これはいずれ真喜男が指揮するであろう「組員のまとめ」と同じ。学校で「人生のあり方」をまた一つ学べたということですね。ただ、何かが足りない、何かが欠けている・・・。そこで真喜男は、27人全員がいると思われたクラスメイトの中で、キモロンゲこと諏訪部(広田雅裕)だけが参加していないことに気付いたのでした。すかさず仲間とキモロンゲの自宅へ押し掛け、強引に説得して、というより連れ去って、練習に参加させたのでした。クラスメイトは微妙な気持ちの彼を暖かく迎え、真喜男はシンバルを渡して担当させました。これこそが「27(人)を1(つ)にしろ」の真意!
そして文化祭当日。通学前に真喜男は美喜男(黄川田将也)へ対立の意思を伝え、父親・喜一(市村正親)には演奏を見に来てほしいと伝えました。緊張の中、いよいよ3年A組の出番へ。その会場で喜一と水島が目配せするシーンがあったけど、もしかして、いや当初から気にしていたけど、お知り合い? そして舞台では、真喜男の合図で演奏開始! キーボード、ホーン、ギター、その他、滑り出し良し! ドラムを刻みながらクラスメイトを妙な笑顔っていうかおバカさん面で見守る真喜男もすごかった!(一応ここで“練習”が生きたね) 中盤からはコーラスもキレイに入ってきて、真喜男は最高の笑顔っていうか(以下略)。しかし、勢い良く叩いたシンバルが外れてコロコロと転がるというアクシデントが! 演奏は止まり、会場内は騒然。この最悪な事態に、キモロンゲがシンバルを一つ叩いて「じゃ、サビからもう一回、OK?」と冷静に指揮。演奏は無事に再開され、キモロンゲが前に出てきてドラムセットのシンバルが外れた位置に立ち、真喜男が先ほどの失敗部分でそれを叩き。“♪Oh Happy Day, Oh Happy Day!”と最後も見事に決まり、全員がスタンディングオベーション。舞台では真喜男を中心に27人のクラスメイトと百合子が手をつなぎ、全員で手を上げて応えました。素晴らしい! まさに“Oh Happy Day!”だ!
しかし・・・、結果は2年C組の優勝に終わり、3年A組の教室では皆が落胆気味。それがあのアクシデントのせいかは不明だけど、真喜男は皆の前でただ謝りました。百合子もフォローに回ったけど、良く見るとクラスメイトは、あのキモロンゲさえもまんざらではない様子? そこで順の言葉の合図で教室の電灯が落とされ、和弥が“Happy Birthday マッキー”ケーキを運んで入ってきました。なんと、この日は真喜男の“実例28歳”となる誕生日! クラスメイトは「最高に楽しかった(Oh Happy Day!)」、「これで受験に集中できる」、「ありがとう」と口にして、真喜男は和弥の誤りで“28本”立ったケーキの上のローソクの火を一吹きで消しました。順はひかりや早紀(村川絵梨)と真喜男の謎解きを辞めることで同意し、その真喜男は「お前ら、お前ら皆大好きだコノヤロー!」と言いながらも子供のように号泣したのでした。さらにクラスメイトは、早紀の合図と順のギター演奏で「Oh Happy Day!」を再び熱唱。真喜男も「あぁ~~~!」と表情を露にして泣きじゃくりました。これらを見てきて、「真喜男の旧27歳」と「クラスメイトの全27名」を同数にしたことの意味が分かったような気がしました。真喜男もこれまでとは違った祝福を受けて、さぞ喜んだことでしょうね。まさに“Oh マッキー Day!”だ!
そして時は巡り、2007年元旦。学校や関東鋭牙会で動きが見られようとしています。真喜男にとっては、受験よりも学校の卒業が優先で、ボスとなりヒーローとなるだけ。しかし、関東鋭牙会と敵対する組が真喜男の高校通いの事実を掴んでいて、その余波が真喜男他に降り掛かろうとしています。これこそが本当の大ピンチ? それにしても、今回の話も良かったですね。大好きな音楽ネタで、こうも楽しませてくれるとは。ストーリーも笑いあり涙ありで、最後は感動までしっかりありました。レビューがこれだけ長くなるほどに満足できたし、今回のストーリーを見た日はしつこいけどまさに“Oh Happy Day!”でした!
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第1話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第2話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第3話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第4話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第5話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第6話」
○関連記事「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・第7話」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
首を長ーーーくして待ってた甲斐がある、見応えのある回でした♪
ハッピーなままで終わるのかなと思いきや・・・・・・
とうとう、本格的に跡目争いの修羅場と化していくのかな?
まだまだマッキーの学園生活を見ていたいけど、
無常にも月日の流れが早くて!
優勝した2年C組って、あの大盛り上がりだった西城秀樹の
【情熱の嵐】なのでしょうかねぇ?(@ ̄Д ̄@;)
投稿: まこ | 2006.09.07 13時38分
こんばんは。このドラマを、毎週欠かさず見ているふくぴーです。24時間テレビで、1週飛びましたが、前回のラストからの流れが気になって、とてもとても楽しみにしていました。いよいよ順にマッキーの秘密がばれてしまうのか??と思ったら、黒井さんの家内放送(私的にまじめな顔して、「桜なんとか~」と黒井さんが言っていたのが受けました。)で、組員が俊敏に動きでいろんな所に隠れ、さらに実弟の本物ミッキーがマッキーの家庭教師として、順に大学の話をして時間稼ぎをしたために、何とか、ばれずに済みましたね。
マッキーと舎弟の偽ミッキーの掛合いとか、南先生の空想(笑)とか、マッキー父と一緒に文化祭に来た黒井さんが密かに「知的な叔父貴(おじき)」姿で来ていた事(この前、三者面談に行こうと鏡の前で決めていたアレだと思うんですが)とか、今回も笑わせていただきました。
毎回、喜怒哀楽のはげしいドラマで、爆笑したり、うるうるっときたり、私としては、今クールで1番好きなドラマです。でも、もうすぐ終わりなんですよね・・・さみしい。
投稿: ふくぴー | 2006.09.07 21時27分
>まこさん
待った甲斐がありましたね。私も白目にして待っていて良かったです(笑)。かなり感動したストーリーだったけど、最後の最後で嫌な動きが見られましたね。卒業式も近いし、クライマックスがすぐそこまで来ていると思うと、何だか残念です。それにしても、2年C組の出し物ってやつは・・・(そうそうそれそれ)。
>ふくぴーさん
組同士の抗争の時もあんな風に大げさなことをやっているんだろうかという前回の続きだったけど(笑)、何とか誤魔化せたようで良かったですね。順がもう少し勘の鋭いヤツだったら、「ツッパリ」等の言動から察したり「今隠した物ちゃんと見せてよ!」と詰め寄ったりするところだけど、本来良いヤツだしそこまでは、ね~? その他、このドラマらしい小ネタにも笑ったんだけど、黒井の衣装には気付きませんでした。良く注目しましたね! 実のところ、こっそり書くけど今クールは私もこのドラマが一番だと思っています。期待以上の出来だと思っているのでね~。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.09.08 02時44分
ads(あず)さん、こんばんは!
なんかお久しぶりですね~。いつのまにやら背景画像がジューシーになってるし(笑)
>まさに“Oh マッキー Day!”だ!
うまい!歌丸師匠、あずさんに座布団やっとくれ~~(笑)
>大好きな音楽ネタで、こうも楽しませてくれるとは。ストーリーも笑いあり涙ありで、最後は感動までしっかりありました。
みんながちゃんとほんとに楽器を練習して、吹き替えじゃなくて自分たちでやったっていうのがすごくリアルに伝わってきたし、二重の感動があってすごく良かったです。
終わりが近くなってほんとに淋しい限りだけど、今期、他のドラマがしょぼかっただけに、このドラマにはほんとにたすけられました。
ではまたよろしくお願いします~!
投稿: まりりん | 2006.09.09 23時51分
まりりんさん、お久しぶりでした! いろいろと事情もありまして、なかなかリアルタイムにレビューを書けず・・・(苦笑)。音楽ネタで上手くストーリーがまとまっていて、本当に楽しかったし感動もしました。そうそう、同じく今クールは不振に思っていた中で、このドラマは一際光っているように思えますね!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.09.10 03時17分
あずさん、こんにちは!
今期、不振にあえぐドラマ界にジャニ枠とはいえ、こんなに楽しませてくれるドラマに
出会えた事は奇跡だ!
本当に面白く、ホロッとさせ、好い加減に、押したり引いたりしてくれます^^
今回も、一週お休みしたのに、期待を裏切らない作りでした!
いよいよ、卒業も近付いて来て、こんな暑いのに、マフラー巻いて撮影する皆さんの
健康を祈りながら(もう終わってると思うが…)
最終回を待ちます!
投稿: めいまま | 2006.09.11 13時46分
めいままさん、こんにちは! 一週お休みが逆に功を奏したのか、青春の素晴らしい一ページを見られて感動さえできた回でしたね。今クールは不振と思われる中、このドラマが良いように引っ張ってくれていると思います。ストーリーは既に冬へ突入し、卒業シーズンも間近。もうすぐ終わってしまうんですね・・・。でも最後まで根強く応援!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.09.12 02時51分