ダンドリ。~Dance☆Drill~・第11話(最終話)
レビューの辞退はしましたが、視聴だけは続けてこられました。今回で最終話を迎えたということで、最後に軽くまとめておこうと思います。ラストで感動したら、ボンボンを持って踊ることにしますよ。“♪ア~、チョイナチョイナ!(それは違うと思われ)”。
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「ダンドリ。~Dance☆Drill~」
第11話(最終話)「感動のラストダンス!」
けがをした要(榮倉奈々)は、医師に大会出場を止められた。要は気持ちの整理ができず、本当のことを言いだせない。そんな中、要の診断結果を知った双葉(加藤ローサ)は、要を大会に出さないと宣言する。メンバーは動けない要のため振り付けを変えようと提案。だが、双葉は聞き入れず、冷たいと非難される。
同志が集って始めたチアダンス同好会「MAYFISH(メイフィッシュ)」は、各メンバーや同好会のトラブルもありながら、紆余曲折を経て全国高等学校チアダンス選手権に出場することに。しかし、大会直前に一番張り切っていたリーダーの要がケガをしてしまい、最後の最後までトラブルで悩まされることに。しかし双葉他仲間たちの支援もあって全員で出場することになり、大会では笑顔のまま思う存分にチアダンスを披露して、ラストダンスを決めました。同好会の皆は、良く頑張った!
感動度は微妙なところでした。いや、別に冒頭の公約を避けたわけではなくてね(笑)。毎回のように発生するトラブルを一つ一つ解決して成功を収める流れは、もはや同局系「ウォーターボーイズ」他でも御馴染みの定番スタイル。だけど無理矢理発生させて続けていた感が残って、あまり思い入れができませんでした。まあ、おちゃらけキャラぶりが空回りしていた“カルロス”三郎太(増田貴久)の隠れた頑張りや、実は踊ることに大きく関係していた顧問・渡(国分太一)の家元騒動解決は、素直に良かったと思ったけどね。ぶっちゃけて言うと、毎回無理に発せられた要の寒いギャグを聞くのが、苦痛で仕方が無かったわけでね(苦笑)。
途中、軽はずみなネット書き込みでMAYFISHに解散の危機が訪れた回は、あまりリアリティを感じなかったんだけど何故だろうか? 期待された大会でのダンス披露で思ったより感動しなかったのは、そこに重点を置かず短時間であっさりと終わってしまったからだろうか? UVERworldの主題歌「SHAMROCK」は軽快で結構良かったけど、BGMがどうもパッとしないと思ったのは私だけだろうか? MAYFISHの活動を追うことにちょっと辛さを感じ始めたのが、レビューを一旦辞めた大きな理由でした。中盤以降は追うのも面白くなってきたけど、やっぱりストーリーで起こった事実しか書けなかったかもしれないです。最終話を見て、こんなレベルの感想しか書けないことからもね。それを考えると、「ウォーターボーイズ(特に“1”)」は構成がなかなか良かったんだなあと。このドラマは“ダンドリ(段取り)”がイマイチだったんだなあと。話題性もあまり無かったし、チアダンスブームも特に起こらなかったし・・・。
それはともかくとして、MAYFISHのメンバーの笑顔だけは印象に残りました。あんな学園生活も楽しそうで憧れますよね。チアダンスはやってみたかった。それが最後の言葉です。
○関連記事「ダンドリ。~Dance☆Drill~・第1話」
○関連記事「ダンドリ。~Dance☆Drill~・第2話」
○関連記事「ダンドリ。~Dance☆Drill~・第3話」
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コメント
何故だかこのドラマでは毎回うるっと来てしまってました( ̄┰ ̄;)ゞ
イマドキ珍しいくらい、みな純で頑張り屋さんだなぁ~との保護者気分。
いや、イマドキの高校生でも一生懸命な子はいっぱいいるんでしょうけどね(笑)。
要のさぶぅ~いギャグ…かしこさんの突込みを楽しみに何とか耐えてました!
投稿: まこ | 2006.09.20 11時50分
ラストのお約束、チアを目当てに見ていました。にもかかわらず、このドラマは、涙腺を刺激するのです。毎回泣かされていました。
今回も、あんなに頑張ったカルロスを飛ばしおって!と、怒りながら見ていました。
なんてみんながんばりやで、イイコ達なんでしょう♪
投稿: mari | 2006.09.21 00時17分
あずさん、こんにちは!
私も毎回ベタだと思いながら涙腺破壊攻撃に参っていました。
よく比較されるWBも見てなかったし、純粋にチアを見たいと思ってたので。
で、毎回下手くそなもんだから、エンディングのようになるのかと密かに
心配しておりました。
最後はばっちり決めてくれてほっとしましたね。
つまりこれが狙いだったということね(笑)
最後の「雨降って超かたまる」にはかしこさんも突っ込みを入れてなかったね。
最後だし大目に見たのか。確かに超固まったしね♪
投稿: かりん | 2006.09.21 18時03分
>まこさん
なんだかんだと記事で書いたけど、リタイアせず視聴を続けられたということは「それなりに楽しんでいた」というわけで、あくまで「レビューは自信を持って書けない」といった感じです。中盤以降の回で皆での練習風景を見た時、格段に上手くなっていたのは驚きました。スケジュールに追われつつも、頑張っていたんですね~!
>mariさん
思うに、女性の視聴者が特に感動したのかな? 女性ブロガーによる絶賛の声(レビュー)を良く目にしたものでね。だから私は男モノの「ウォーターボーイズ」シリーズを絶賛したのかもしれない?(笑) 同好会の皆も良かったけど、あのカルロスがあんなに良い子だったとはね。途中からものすごく好感度がアップしました!
>かりんさん
ベタなストーリーだからこそ展開具合が気になっていたけど、中盤から良いように動き出して最後は見事に決めてくれましたね。女性ならではの機敏で美しい動きは魅力がありました。あれだけ要の行動ぶりに批判的だったかしこさんも、ついには同調しちゃったし(笑)、まあそれも良かったのではないでしょうか。ラストはチアダンスのようにキレイに決まりました!
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.09.22 02時45分
役者の技量が伴わないのに、下手に話ばかり複雑にして破綻するドラマよりも、
思いっきりベタなところに体当たりしていくようなこのドラマが私は大好きでした。
要の寒いギャグと、それに対するかしこさんの冷ややかな突っ込みも
同じく楽しみにしていました。
それはひょっとしたら、年齢にもよるのかもしれない…と思ったりしてw。
きっとadsさんは自分よりずっと若いんじゃないかな?
性別も関係あるかもしれない。
矢口監督のウォーターは新鮮でとても感動したけれど、
テレビ版は、いづれも今回のadsさんと同じような感想を持ったので。
毎度のことながら、参考までに私の感想もTBさせていただきました。
投稿: かるまんぼう | 2006.09.24 05時00分
かるまんぼうさんと概ね同じ視点で見ていました(笑)。視聴ポイントが本来似ているのかもしれませんね。ただ、そちらのように深く入ったレビューは書けませんけどね。青春モノは嫌いでは無いけど、一部入り込めなかったのは性別も関係あるかもしれません。女性は多くの方が絶賛していましたからね。今後は「団鳥。」か「男鳥。」として、熱い男たちによる応援団モノでも?(笑)
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.09.25 22時48分