DSライフ。それは、「ニンテンドーDS」と共に過ごす生活。
今回は「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」のプレイ日記・第1回(全3回)です。
○任天堂・公式サイト内「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」
【 http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/ 】
「英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け」
英語をなんとかするチャンスかもしれません。
「聴く×書く=身につく」英語トレーニング。
「えいご漬け」はDSから聞こえてくる英文を聴き取ってタッチペンで書き取るだけの、シンプルで合理的なトレーニング。毎日繰り返していると、いつの間にかあなたの中に英語を考えるためのしっかりとした基礎ができあがります。データは最大で4人まで保存できるので、子供から大人まで家族全員で楽しめます。
英語は中学生で習う前から興味があったけど、実際は勉強や試験で苦労しましたね。ラジオ講座や英語放送を聴いて、とりあえず英語ばかりの環境下で英語に慣れるよう教わったこともあったけど、やってみてもやっぱり分からないものは分からず、「日本では日本語をしゃべってくれよ!」と意味不明な逆ギレをしたこともあったかな(笑)。得意か不得意かを問われたら「不得意」になるんだけど、そんな英語をDSで楽しく勉強できるっていうのが良いなあと思って、迷わず購入しました。それで、英語の勉強ってやっぱり楽しいです!(今更ながら・・・)
今回は、「トレーニング」について!
○トレーニング
このソフトに取り入れられている基本的な勉強法は「ディクテーション」。耳で聴いた英文をひたすら書き取っていくだけの積み重ねにより、いつの間にか英語に強くなれるというものです。育つ草木を毎日飛び越えてジャンプ力を強くする忍者の修行と同じ(笑)。それが、このソフトのメインモードである「トレーニング」です。
・単語&文章を一度に覚える
設定で練習方法を指定できるけど、単語と文章を一度に勉強する設定がやはりお奨め。“「here」→単語の意味を覚えて復唱→「here」を使った英文を聴き取る→その英文を書いて書き取る→英文を再度見て音声と共に復唱”といった流れの繰り返しです。
・単語は結構強いみたい
初期の低いレベルでは、「black(黒)」や「come(来る)」といった簡単な単語ばかりだけど、英単語って日常の中で製品や看板等に書いてあるのを目にする機会も多いから、それを思い出すことで結構楽に回答できるんですよね。昔は「黒の英単語は?」と問われると「black」か「brack」で迷ったりもしたけど、今ではたまに買う缶コーヒーに「無糖・BLACK」なんて書いてあるのを思い出して、「ああ、『black』の方だな?」と正答できることもしばしば。英語に限らず、物事は経験がモノを言いますね。
・文法を思い出し始めた
英文の書き取りに集中しているうちに、過去完了や命令形といった過去に頭へ叩き込んだことが蘇るようになりました。昔はチンプンカンプンだったのに、今では良く理解できる。ああ、もっと早くDSとえいご漬けに出会っていたら・・・(笑)。また、英語詞の歌に含まれる一節が出てくるとすんなり回答もできます。ビートルズの初期の曲は中学生でも理解できる英文が多いので、私としては英語勉強の題材としてお奨めです。学校で使っても良いと思うけど、権利どうこうは良く分からないのでパスしておこうっと。
・前置詞が弱過ぎ
現在の最大の悩みは前置詞。「to」だか「for」だか「at」だか、何を添えれば良いのかさっぱり分からん! 実は昔から苦手な部分で、今後はこの辺りも克服していかなければならないと思っています。前置詞を誤用してばかりの状態を日本語に置き換えて言うと、「私は英語が今でも好きです。」が「私が英語に今では好きだろう。」と若干意味不明になるようなもの?
・ネイティブな英語は聴き取り辛い
「ヒー・イズ・ア・マン」みたいな日本語的英語であるわけがなく、激しくネイティブな口調の英語なので、なかなか慣れることができず苦労しています。また、しゃべる人(男女問わず)によっても“聴きやすい・聴き辛い”があり、こちらから指名できるわけでもないのでやはり苦労しています。逆に、日本語的英語を話しても、ネイティブな人たちには通じにくいんだろうなあ。
・日常生活の中で英文を書き取りたくなってきた
これがこのソフトの狙いというか、英語を本当に勉強するにあたって理想的な姿なのでしょうね。ニュースで短文が表示されればそれを英文に置き換えようとしたり、英語詞の曲を聴けばその詞を追って書き留めようとしたり。DSの電源を切った後でも、継続して英語の勉強に取り組むようになりました。それだけ「英語が身近にある生活」にシフトしているのかもしれない・・・。
・タイトル画面で感動した
最後に余談。「えいご漬け」と表示されるタイトル画面のバックで流れる、女性ボーカルのテーマ曲が結構良い! DSってこうした楽曲も収めることができるんですね。「紳士 テーマ曲に感動」。元ネタが分かったあなたはすごいよ。
やっぱり英語でも何でも、勉強は楽しくやらなくっちゃ! 特に英語は、“聴く&書く”が一番! 昔誰それに教わったことが、今になって痛いほど良く分かりました。「I understood it.」desu(「desu」は「です」で良いのだが)。
ちなみに、「えいご漬け」のような語学学習ソフトについてこんな記事がありました。
○関連記事・BCNランキング『「iPod」と「DS」がけん引する語学学習ソフト、人気は英語、伸びは中国語』
【 http://bcnranking.jp/flash/09-00009599.html 】
○「BCNランキング」の記事を一部抜粋
まとまった時間が取れる夏休み。何か新しいことにチャレンジするいい機会だ。たとえば「外国語」はどうだろう。現在、英語、中国語、韓国語ほか、何か国語にもわたり勉強意欲に応えるソフトが数多く販売されている。いずれも楽しみながら身につくような工夫で一杯だ。なかにはiPod対応のものまで登場。人気を集めている。そこで売れ筋の学習ソフトとその傾向を「BCNランキング」でまとめた。
●もちろん人気言語は英語、ついに低価格ソフトも登場の「中国語」に注目
「BCNランキング」6月の月次データを使って、まずは人気の外国語を調べた。言語別のソフト販売本数ではトップはやはり「英語」でシェアは86%だった。日本で外国語といえば、まずは「英語」。国際化が進み、ビジネスでも使う機会も増えたことから、依然として学ぶ人が多いということも背景にはありそうだ。
●DS効果の英語ソフトがトップ、今後は「iPod」対応がキーワードに?
ソフト別の販売本数シェアトップ10では、1位がシェア22.8%でプラトの英語学習ソフト「えいご漬け 改訂版」。「えいご漬け」シリーズは、4位、5位、6位にもランクインしており、これらを合計すると実に37.2%。英語学習ソフトで最も高い人気を誇っている。
「えいご漬け」は、基本的な単語を使った平易な英文を書き取りするトレーニングソフト。ゲーム感覚で繰り返すことで英語力を付ける。「わかりやすくシンプルな画面で初心者でも学習しやすい」(都内の大手量販店店員)ことが人気を呼んでいるようだ。
今年1月には任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」用ソフトも発売。ソフト発売時期に任天堂がテレビCMを流したため「CM効果で知名度が一気に上がり、それがPC用ソフトにも波及した」(プラト)ことで、さらに販売を伸ばした。
また最近の流れとして、「iPod」対応が挙げられる。シェア12%で2位のホロン「iPodでどこでも英会話」、2.8%で8位の「iPodでどこでも英会話 とことん編」と「iPod」対応の語学ソフトがランキング入り。通勤や通学の途中でも聞きながら手軽に学習できるとあって、「iPod」対応の語学学習ソフトはさらに伸びそうな気配だ。大手量販店のなかには対応ソフトの専用スペースを設ける店舗も出てきている。
英語人気はやはり強いようで、そのシェアは圧倒的。それを勉強する題材として、パソコン版やDS版の「えいご漬け」シリーズがこれまた圧倒的に強いようです。確かにそれは分かる気がしました。ただ、私も持っているiPodの対応ソフトは現在出ておらず、別メーカーの製品がそこを上手く攻めている状態。でも、iPodでは英文を聴いたり読んだりできるにしても書くことはできず、私的には総合すると“聴いて読んで書ける”のDS版が最も良いと思いました。It's very good!
次回は、「英語力判定」と「マイドリル」について書きます!
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