ブスの瞳に恋してる・第5話
今クールは各局ドラマ間でネタの使い回しが多くないかい? 「嘘」の災いネタとか、「スクープ」の明暗ネタとか、「白い巨塔」のひねりネタとか、佐藤二朗さんのあちこち出まくりネタとか(ん?)。今回はやはり幾度も見てきたような気がする「占い」ネタが登場。こうして“和気藹々のドラマ部門安定化”でも狙っているんでしょうか? 教えて、佐藤二朗さん!(ん?)
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○フジテレビ系「ブスの瞳に恋してる」
第5話「三人の女ゆれる心」
おさむ(稲垣吾郎)は自分のためとはいえ、バラエティーの収録に来た美幸(村上知子)をなじった。以来、二人の関係はぎくしゃくし、美幸は恋をあきらめようと決意。一方で友美(蛯原友里)との関係をスクープされたおさむは、美幸のことで仕事が手につかなくなる。そんな中、おさむの元恋人・美也子(井川遥)が、脚本の仕事でテレビ局へ。
おさむとエビちゃん(友美)が写真週刊誌にスクープ! おさむはそのせいで先日告白された美幸に会い辛くなったけど、当の美幸がそれを知ったのは翔子(MEGUMI)や弥生(滝沢沙織)から教えられた時で随分後のこと。美幸はおさむを諦める決心をしたけど、心の中ではまだ諦めきれていませんでした。
その頃おさむは、番組の新企画「女の格言」の取材で、良く当たるという噂の占い師・ミセス熊岡(清水ミチコ)に占ってもらったところ、めちゃくちゃ怪しいアクションの後に「あなたは3人の天使(女性)の中で迷っている。“その方”で間違いない。彼女はもうすぐ近くにいる。」と発言。そこを出たおさむが見たのは、偶然翔子に連れられてやってきた美幸でした。そうか、美幸はおさむの天使かもしれないのか・・・。いや、どうだろう?
その後美幸は、おさむを諦めるなら本人にちゃんと伝えるべきだと弥生から言われ、手紙でそれを伝えることに。その手紙を「どすこいラーメン」の店長・里中(室井滋)が出前ついでにおさむへ届け、おさむがそれを読むとなんと「女の格言」がびっしりと書き込まれていたのでした。その一部を書き出してみます。
上を向いて歩こう、正面から見られないように
情けはブスの為ならず
底にいるなら上しか見えない
涙は恋の調味料 フラれて初めて味がつく
ブスはなまもの 鮮度で勝負
フラれた時こそ笑顔で毒吐け
恋の傷、食で癒せるわけがない
かわいさキモさは紙一重
失恋とは総合芸術である
いつかはなるぞ高嶺の花
ブスが西向きゃ俺東
ブスに王道はない
顔面セーフ
ブスの目にも涙
箸にもブスにもかからぬ
ブスの魂百まで
能あるブスは顔を隠さず
ブスの手も借りたい
明日は明日のブスであれ
幸せのパスポートに顔写真はいらない
「どすこいラーメン」で壁に貼られていた格言の作者は美幸で、「泣くのはやめよう ブスになる」というのもありました。このラストで手紙によって他の作品が一気に披露されたけど、パクリっぽいブス系格言が多かったとはいえ、結構読みやすい自体だったせいで苦にならなかったなあ。共感できる格言はありましたか?(悪い意味じゃなくてね) 私は「失恋とは総合芸術である」と「幸せのパスポートに顔写真はいらない」に一票! これを読んで美幸に会いに行こうと決めたおさむだったけど、テレビ局を出ようとした時に帰国していた元カノ・美也子(井川遥)と偶然再会し、思わず美幸の手紙を床に落としてしまいました。その中の1枚に書かれていた言葉は、「アナタといれば毎日がハッピーブースデー」。しかし、おさむの心はまたも揺らぐ?
おさむの前にいる「3人の天使」とは“友美・美也子・美幸”。ただ、サブタイトルの「三人の女ゆれる心」の「三人」は、この3人とも取れるし“翔子・弥生・美幸”の3人とも取れますね。尤も、後者は「ルームメイトの美幸の失恋で心が揺れる」という意味ですけどね。今回ラストで、美幸にとってはまたまた不利な展開に・・・。
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コメント
占いと佐藤二朗さんばっかですもんねぇ・・・
山下真二も出てくるみたいだし、どこもネタ切れなのかな?
投稿: あんぱんち | 2006.05.10 20時00分
あんぱんちさん、やっぱり皆さんもどこかで同じようなことを考えているようですね。
佐藤二朗さんは、良く考えたら毎クールああいった活躍ぶりを見せているかも? でも登場するだけでドラマが光ります(笑)。
投稿: ads(あず)@管理人 | 2006.05.14 02時05分