トップキャスター・第5話
愛知県在住の私がダーツデビューを果たしたのは、意外にも東京・六本木でした。長期休暇の際東京へ遊びに出掛けた時に、六本木巡りの休憩としてダーツ場へ向かって知人の教えを受けたものです。当初は思うように投げられず、どうしても的に刺さらなくてイライラしたけど、肩の力を抜いて直線的ではなく軽く弧を描くように投げると上手くいくことが分かり、すぐにコツを掴んで得点を挙げられるようになりました。ただ、ダーツの矢はとても鋭利で、投げた矢を拾いに行く時にどこからか飛んでくるのではないかと毎回ヒヤヒヤしました。矢を拾い集めて元の位置へ戻ろうとする時に、おでこの中心にサクっと刺さったものなら、それは喜ぶべきか悲しむべきか? とりあえず「ダーッ!」とボケてみるべきか?(笑)
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○フジテレビ系「トップキャスター」
第5話「狙われたオンナ」
春香(天海祐希)の元同僚がダーツの矢を刺された。続いて、柴田(児玉清)も同様の手口で襲われる。直後、番組あてに脅迫状が届いていたことが発覚。そこに春香の名前もあり、スタッフは春香が次の標的と推測。春香は、自分がスクープした10年前の事件で、無実を主張したが犯人とされた保阪(福本伸一)の逆恨みと考え、彼の実家へ向かう。
春香の周りで起こる、「謎のダーツマン」の怪・・・。疑われたのは、10年前に取り立て屋をダーツで刺し殺した罪で逮捕された保阪という男。今になって、過去にスクープを流した春香へ逆恨み? そんな春香は、CNBテレビのお天気カメラに犯行の模様が一部記録されていたのを知って検証したけど、彼女の見解ではどうやら保阪では無さそう? また、望美(矢田亜希子)も現場へ行って検証したけど、やはり保阪では無さそう? こうして独自調査が進められ、望美は春香に頼まれて何度も向かっていた、かつて取り立て屋の会社を経営し現在はシュークリーム工場の守衛をしている岡崎(田窪一世)の元へ。一方、ダーツマンに襲われた柴田の「甘い匂いがした」という証言で春香は真相を察し、仲間を連れて望美が向かったシュークリーム工場へ。そこにいた岡崎は「望美は来ていない」と言って平然としていたけど、テーブル上のイチゴが残った食べかけのショートケーキを見て望美がいることを確信し、やがて倉庫で監禁されていた望美と保阪を保護して岡崎逮捕のスクープをゲット。「謎のダーツマン」とされた人物は、岡崎だったのでした。
春香と望美がそれぞれものすごい心変わりで「保阪が犯人ではない」と決め付け、もうその方向でしか考えられなくなっていったところにちょっと驚きを感じてしまいました。何か不自然さが付きまとったので・・・。また、一人でいる岡崎が登場するシーンでは「やたらぐうたらな守衛」というイメージを植え付けていたようだけど、私は真っ先に「(ダーツマンかは分からないけど)コイツが怪しいよ!」と思いました。春香たちに「コイツをとことん調べて!」と言いたくなったくらい・・・。保阪は出所以来自宅に帰っていなかったんだけど、妻・智世(りょう)と息子・大輔(深澤嵐)はずっと彼の帰りを待って銭湯の経営を守っていたんですね。今回の犯行現場で彼が不審な行動を見せていたのは、「帰るコール」をするために公衆電話を探していたからで、岡崎の逮捕後にフラッと帰った時は二人に暖かく迎えられました。何か良いシーンだったなあ・・・。この一件で、バラエティー番組のパーソナリティ就任の件で誘われていた望美は、春香のようなキャスターを目指すことにしてその誘いを自ら握り潰しました。いずれは良きライバル関係に?
最後に余談を連投! 栄養ドリンクの空き瓶が両手人差し指に挿さって取れなくなった健介(玉木宏)だけど、酷く慌てていた割にそれが意外と事件解明に役立っていたのが笑えました。また、小吉(生瀬勝久)が報道部にもったいぶって持ち込んだ鳥のお面だけど、おかしなアクションをするだけで意外と意味不明だったのも笑えました。それより、あのお面を見てテレビ神奈川の名物番組「sakusaku」の米子(前MC・木村カエラちゃんのスタイリスト)を思い出したサクサカーは意外と多かったりして? 私は「米子ダーッ!」とテレビの前で叫んでしまいました(笑)。同じような反応をされた方とは、想い出話でもしながらダーツでも楽しみたいですね~。「お・い・と・ねっ! ぷっぷっぷっぷっ!」とか?
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