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2006.04.05

ニフティ・Winnyの利用制限へ~情報流出事件は止まらない~

以前は「ファイル共有ソフト」という大分類名で報道されていた「Winny(ウィニー)」。過去にはCDやDVD等の著作物がこのソフトを使って大量に出回り、開発者である東大助手の男性が著作権法違反ほう助容疑で逮捕された事件でも話題となりました。そして最近では、ウイルス感染による個人情報や機密情報のネット流出が大問題となり、連日のように大きく報道されて話題となりました。ついには、NHKや民放各局がソフト名「Winny」を全面に出し、ネット流出の仕組みをCGで事細かに説明して注意を喚起する状態に。私も以前から気になっていて、いつか記事に書こうと思いつつ留まっていたけど、先日あるニュースを知ってそのきっかけを掴んだので、ついに書く決心がつきました。それでは、その「あるニュース」の話から。

○関連記事・Yahoo!ニュース「<ウィニー>ニフティも抑止 最大手、影響必至」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060330-00000004-mai-soci
○関連記事・MSN毎日インタラクティブ「ウィニー:ニフティも抑止 最大手、影響必至」
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060330k0000m040153000c.html

○「MSN毎日インタラクティブ」の記事を抜粋

ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して重要情報が相次いで流出している問題で、インターネット接続事業者(プロバイダー)最大手のニフティ(東京都品川区)は29日、会員を対象にウィニーの利用を制限することを明らかにした。既に首都圏ではウィニー利用者の接続速度を落としており、今秋をめどに全国で実施するという。NTT東日本子会社のぷららネットワークスが今月、ウィニーの通信を完全規制することを決めたのに続く措置。最大手の利用制限方針は影響も大きく、業界各社の動向が注目される。

ニフティによると、昨年からつなぎっ放しで回線を占有し続けるなど、ファイル交換ソフト利用者の悪用が目立つようになったのが主な理由。回線の制限は昨年12月から首都圏で先行して始め、ウィニーだけでなく、他のファイル交換ソフトも対象にしているという。

今秋までに、これらのファイル交換ソフトを使うとデータが流れにくくなるよう、接続速度(帯域)を8~9割カットする機器を設置する計画。

プロバイダーなどの業界団体は今月から、ウィニーの暴露ウイルス感染者へ警告メールを送る対策を始めている。ニフティのブロードバンド(高速大容量通信)会員だけでも約130万人いるが、これまで同社で感染が判明して警告メールを送信したのは約300人に過ぎないという。

ウィニーの通信規制について、NECのビッグローブ(BIGLOBE)は「今後、対策を検討したい」とし、DIONを提供するKDDIは「各社の動向を見ながら対応を決めたい」とするなど、様子見のプロバイダーが多いなか、論議に一石を投じる形になりそうだ。

「残念・・・」じゃなくてね(笑)。私はニフティ(@nifty)ユーザなので、ニフティとしてのこの判断には特に驚き、「まあ賢明な判断だろう」と思ったわけです。「ネット流出が問題であるなら、プロバイダ側で大幅に制限してしまおう(完全な遮断ではない)」という動きですね。ニフティは以前有料のセキュリティサービス上でウイルス問題が発覚したこともあるし、その辺りの件には企業として特に重要視していることでしょう。ちなみに、ニフティのこの意向にも驚いたけど、「ニフティって依然として“最大手”なんだ?」ということにも少しだけ驚きました。もう随分ユーザ離れしたと思っていたのでね(苦笑)。

「Winny」か・・・。正直に言うけど、私は使ったことがあります。かなり以前にある知人が「こんなソフトがあるよ」といって教えてくれて、自宅で使ってみたらCDやらDVDやら貴重な情報源やらが素人でも簡単に手に入る! 同時に「これはヤバイな・・・」とも思っていたけど。しかし次第にウイルス問題が多くなって、私のハードディスクの中に保存されている会社の勤怠表やネットのアカウント情報台帳等が流出するのを恐れて、もう使うのを止めたし他人にソフトの存在を教えることも止めました。ウイルスについては、圧縮ファイルに怪しげな実行ファイル(exe形式)があるものはもちろん危険だけど、最近では圧縮ファイルをアーカイブソフトで開いただけでも感染する危険な例まであるらしい? それだから「Winny」を使うのは大変危険!

近年はその影響で、仕事の面でも行く先々の出向先でコンプライアンス(法令遵守)講習の参加を強いられ、フロッピーディスクやUSBメモリといった外部記憶メディアの使用厳禁はもちろん、ハードディスクからそれらにファイルを転送できなくする(しにくくする)システムまで導入され、何をするにも厳しい状況で何かと作業しにくい状態にあります。まあそれは、企業としては当然の義務であり、それに従うしか無いのですが。でもそこまでしてもここでは書けない“抜け道”はあるもので、完全に対処するためにはやはり個人レベルの意識改革しかないと・・・。

「Winny」自体は非常に高度な技術が盛り込まれていて、私も一技術者として以前から興味がありました。しかしながら、「ファイル共有ソフト」自体の違法性を問われる使われ方が常に問題視され、「Winny」も“悪のソフト”という位置付けに。合法な目的下であれば、「Winny」はすごく使えるソフトだと思うんですけどね。それはユーザが何十万人にも達したことでも言えるけど、残念ながらほとんどが違法な目的化のものであり・・・。開発者の逮捕は早過ぎたのではないか? 開発者に被害を食い止める仕組みを後からでも導入してもらうこともできるのではないか? そんなことも思ったりしましたが・・・。

最後に、「Winny」による情報流出事件がまとめ記事を紹介して終わります。

○関連記事・INTERNET Watch「関連記事インデックス・本誌記事に見る“Winny流出”」
http://internet.watch.impress.co.jp/static/index/2006/03/10/
○関連サイト「日本\(^o^)/オワタ」
http://mrdc.s169.xrea.com/hitachi/hitachi.html

事件が途絶えることは無いものか・・・。

今一度、個人レベルからの対策を!

○関連記事「PCウィルス誕生から20年~今すぐ自己防衛を!~」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/01/post_dfaa.html

「Winnyの技術」
金子勇「Winnyの技術」

「ノートン・アンチウイルス 2006」特別優待版
「ノートン・アンチウイルス 2006」特別優待版

「ウイルスバスター 2006 インターネットセキュリティ」
「ウイルスバスター 2006 インターネットセキュリティ」

「NOD32 アンチウイルス」
「NOD32 アンチウイルス」

「マカフィー・ウイルススキャン 2006」優待版
「マカフィー・ウイルススキャン 2006」優待版

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