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2006.03.18

ソフトバンクがボーダフォン日本法人を1.75兆円で買収

先日報道された「ソフトバンクがボーダフォン日本法人の買収で交渉中」というニュースには大変驚いたものだけど、大方の予想通りで交渉が成立し、ついに正式発表されました。気になる買収額は、なんと1.75兆円!

○ボーダフォン(vodafone)
http://www.vodafone.jp/
○関連記事・Yahoo!ニュース「ボーダフォン日本法人買収、ソフトバンクが発表」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000011-yom-bus_all
○関連記事・YOMIURI ONLINE(読売新聞)「ボーダフォン日本法人買収、ソフトバンクが発表」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060317it11.htm

○「YOMIURI ONLINE」の記事を抜粋

ソフトバンクは17日、携帯電話世界最大手の英ボーダフォンから、日本法人の携帯電話会社「ボーダフォン」を買収すると発表した。

買収金額は約1兆7500億円にのぼり、日本企業による過去最大の企業買収となる。さらに、ソフトバンクはボーダフォングループと携帯電話を使ったインターネット関連サービスで提携し、合弁会社を設立する。

ソフトバンクは、携帯電話会社の買収により国内で固定・携帯通信を幅広く手掛ける体制を早期に整えるほか、世界に約5億人の利用者がいるボーダフォンとの提携で、ネット事業の世界戦略を強化する。

ソフトバンクはこれまで、来年4月に携帯事業への新規参入を計画していたが、ボーダフォンの日本法人が持つ約1500万人の契約者を引き継いで参入を大幅に前倒しし、国内2強のNTTドコモ、KDDIを追撃する体制を早期に固める。

ソフトバンクの孫正義社長は17日夕、都内のホテルで記者会見し、「ゼロから携帯電話事業に取り組むより、はるかに大きな基盤でスタートできる」と述べ、買収の意義を強調した。連結売上高は約2兆5000億円に膨らみ、KDDIにほぼ匹敵する規模となる。

ただ、ソフトバンクは新規参入を前提に昨年11月、周波数の割り当てを受けており、今回買収するボーダフォンの分と合わせると二つの周波数を持つことになる。「新規分は返上すべきだ」との声も他社から上がっており、ソフトバンクの対応や総務省の判断が注目される。

買収は、ソフトバンクが2000億円出資して新設する子会社が、ボーダフォングループが保有する日本法人株97・7%を取得する方法で行う。残りの2・3%も、少数株主から新会社が株式を取得する。

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左から、ボーダフォンのウィリアム・モロー社長、
ソフトバンクの孫正義社長、ヤフーの井上雅博社長。

ボーダフォンユーザの私は、素直に喜ぶべきか、不安視するべきか、まだまだ微妙なところです。ソフトバンクとしては、一気に“2大キャリア”に追従することができ(ボーダフォンが既に「1弱」であることの裏返し?)、プロ野球の「福岡ソフトバンクホークス」と共に相乗効果を狙えることができるけど、ファン周波数割り当てや今秋スタートする「番号ポータビリティ」のユーザ移行等、直面する問題もたっぷりとあります。

また、記事内には無いけど、ブランド名の「ボーダフォン」は半年から1年かけて新ブランドに切り替えて、端末の種類も増やしていくそうですね。まあ、私としては・・・。


馴染めない「ボーダフォン」ブランドが無くなる!


それを密かに喜びつつも・・・。


新ブランドの名称やカラーが激しく気になる!


そんな風に思っています。現時点では、福岡ソフトバンクホークスの球団カラーである「黒」のイメージが強いです。黒が意味するところといえば、「黒字」とか「黒幕」とか「黒のキャリア」とか。いずれにせよ、キャリアの印象度というのはかなり大きいですよね・・・。

○関連記事「ケータイぷよぷよ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2004/03/post_2.html
○関連記事「携帯電話のシェア争いと番号ポータビリティ」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2005/05/post_f7c2.html
○関連記事『「OORONG-SHA MOBILE」Vodafone live!サイトがスタート』
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/03/post_d27f.html
○関連記事「ソフトバンクがボーダフォン日本法人の買収で交渉中」
http://adstv-web.cocolog-nifty.com/studio/2006/03/post_c830.html

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 ソフトバンクのボーダフォン買収は日本の産業界では過去最大のMAとなるが、ヤフーも出資し、ソフトバンク・ヤフーが前面に登場するサービスは反ヤフーユーザーなどから反発を受ける可能性がありそうだ。これまでの通信の考え方だと、通信施設を提供する企業とコンテンツを提供する企業は分かれていた。通信施設はいわば土管、そこに流れる水がコンテンツだ。NTTグループはいわば土管屋で、土管屋はコンテンツには手を出さなかったが、ソフトバンクが新たに開始する携帯電話会社は同グループで回線提供からコンテンツまで仕切... [続きを読む]

受信: 2006.03.21 16時51分

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