Ns’あおい・第8話
現在は温和で治療の腕は確かな医師が、実はかつて「あんな性格であんな事件があった」なんてことも良くある話です。人間だから、しょうない? 今回はサブタイトルからして、何やらスリリングなものを感じてはいましたが・・・。
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○フジテレビ系「Ns’あおい」
第8話「患者か娘か、命の選択」
田所(西村雅彦)が副院長に就任した。病状の好転が望めない患者を転院させるなど、利益優先の方針を打ち出す田所に、あおい(石原さとみ)は納得できない。そんな中、5年間意識の戻らない白井(藤井章満)が転院の対象者に。白井は、かつて高樹(柳葉敏郎)が、自分の娘・ミホ(森本更紗)の治療を後回しにしてまで命を救った患者だった。
娘のミホから「北海道へ引っ越す」という内容のメールを受け、戸惑いを隠せない高樹。彼はかつて、呼吸困難を患ったミホよりも、肺血栓塞栓症で運ばれてきた白井の患者を優先した過去があったんですね。そのせいで家庭崩壊に陥り、妻・美沙子(秋本奈緒美)と別居して不仲になってしまったという・・・。その際ミホを助けたのは、なんと田所。だから高樹は田所に頭が上がらないんですね。
そんな中、あおいは外でミホに出会い、バイオリンの発表会のチケットを高樹に渡そうとしていたことに気付きました。あおいたちは当日の当直を代わり、何とかして高樹に娘の晴れ姿を見に行ってもらおうとしたのでした。しかしその当日、悪いことにある患者が腹膜炎を患い、あおいたちは今すぐ助けに来られる医師は高樹しかいないと判断。電話で呼び出された高樹は一瞬ためらうも病院へ行き、すぐに患者の治療にあたって事無きを得ました。しかし、既に発表会は終わっていて・・・。
でもそこで、あおいが空港に行くように奨めて、高樹はすぐに現地へ。そして登場口付近にいたミホたちを呼び止めると、美沙子がミホにバイオリンケースを渡し、ミホは発表会で演奏したエルガーの「愛の挨拶」をその場で披露。高樹の喜びと悲しさから来る何とも言えない表情が印象的でした。こうしてミホたちは北海道へ発ち、後日高樹は田所に白井の継続治療を進言したのでした。ありがちだけど、なかなか良いストーリーでしたね!
そういえば、高樹がかつて熱血医師だったことにも驚いたけど、田所が内科部長の浜松(小野武彦)を差し置き、副院長だった大倉(佐戸井けん太)を院長付室長に退けて、次期副院長に就任したことにも驚きました。桜川病院は、田所にとって都合の良いようになってしまうのか?
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