喰いタン・第9話(最終話)
レビューの辞退はしましたが、視聴だけは続けてこられました。今回で最終話を迎えたということで、最後に軽くまとめておこうと思います。ヘイ~~~ッ!(ジャン!)
○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○日本テレビ系「喰いタン」
第9話(最終話)「涙のおにぎり 仮面舞踏会でいただきます」
聖也(東山紀之)らが閉じ込められた穀物倉庫が爆発した。涼介(森田剛)らは助かるが、爆弾を抱えて海に飛び込んだ聖也の生死は確認できなかった。涼介は、聖也を倉庫へ呼び出した麻薬取締官・結城(佐々木蔵之介)を怪しんで尾行を開始。そんな中、桃(京野ことみ)と五十嵐刑事(佐野史郎)は、新たな麻薬取引が行われるという情報を入手する。
第8話と合わせて“前編・後編”という構成になっていて、この最終話は後編。聖也が爆弾を海に投げたは良いけど勢い余って海へ転落し、ある日現れたと思ったらなんと記憶喪失の状態に。「イベリヤ・イベリコ」と名乗るダンサーになっていました(笑)。まあ思いの外早く記憶を取り戻して復活したもんだから、驚いたというよりはその復活の演出で笑えてしまいました。最後はキャバレー「パリー」の支配人・アイリン(インリン・オブ・ジョイトイ)を、麻薬取引の疑いで捜査陣総キャストにより確保。お見事でした! ついでに、謎とされていたオーナーって、もしかしてあの人なの? ニン♪(謎)
その後聖也は、麻薬組織の黒幕を捕まえに香港へ。そして後日、ホームズ・エージェンシーに残った涼介、京子(市川実日子)、一(須賀健太)たちが、「白馬に乗って去っていく聖也」の同じ夢を見たという話をしていた頃、その聖也から電話があり「大事なことは和室に書いておきました。見ておいてね!」と言い残してプツリ。涼介たちが和室に行くと、そこにはこんな置き額縁が。
四つの誓い
一、食事の前には手を洗う
ニ、お箸を正しく持つ
三、好き嫌いをしない
四、
最後の「四」が無いことで不思議がる涼介たち。しかし京子は、聖也が初めて来た日に書いた掛け軸「いただきます」の隣に、もう一つ掛け軸が増えていることに気付きました。一も思わず「あれが四番目か・・・」と。
いただきます
ごちそうさま
おおっ、聖也が良いこと言った! そして最後に、こんな字幕が。
みなさんへ
お腹がすいたら
僕のことを思い出してね。
必ずまた会えます…
高野聖也より
お腹が空かなくても、食事で箸を持つたびに思い出しては、それを頭上に掲げて「ヘイ~~~ッ!」ってオペラ調で叫ぶと思うよ?(笑)
といった感じで、毎週本当に気軽に見られました。ストーリー自体は割とベタなんだけど、会話シーンや小ネタが楽しかったし、結局全回に渡って存分に見られた聖也の食べっぷりが面白かったです。ここまで好印象になるとは。思わぬ誤算ってやつですか? ただ、誤算だったのは制作側にも言えることで、思わぬ高視聴率や反響に驚いたんじゃないですか? 土曜夜のこの枠は、今後も大事にしていかなければならないですね。
見るたびに食欲をそそられる、グルメ系推理ドラマでした。ごちそうさま!
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●ドラマ
主題歌「結晶」(B’z・「衝動」のc/wとして収録)
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