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2006.03.16

アンフェア・第10話

新章に入った途端、早くも数人が何者かに襲われることに。予想もできないまま、謎も解けないまま、ラストへ向かおうとしています。誰もが怪しい現在、黒幕はいったい誰なのか?

○ドラマ視聴率は本館サイトの該当コーナーから!
○フジテレビ系「アンフェア」
第10話「絶望の涙!黒幕と運命の対決へ…」

蓮見(濱田マリ)が手に×印を付けられ重体で発見された。現場に和夫(香川照之)の名刺があり、襲ったのは和夫という説が濃厚に。そんな中、雪平(篠原涼子)は、蓮見の生存を知った犯人が接触すると考え、捜査員を医療スタッフに変装させる。後日、院内でボヤ騒ぎが発生。雪平が蓮見の病室に急行すると、そこには白衣を着た怪しい男の姿があった。

牧村(木村多江)、武田(大河内浩)、蓮見(濱田マリ)と、“×”事件の3人の被害者と最も関係が深いのは、現在行方不明の和夫(香川照之)。しかし蓮見が一命を取り留めたために、雪平は犯人が再び接触しに来るだろうと考え、わざと生存情報を流し捜査員を医療スタッフに変装させて待ち構える作戦に出ました。これは、以前安藤(瑛太)の生存を隠し死亡情報を流して成功を収めた作戦の逆パターン。その間、安藤は美央が「雪平が自分のことを嫌っている」と思い込んでいる件を雪平へ伝えていました。一方、美央(向井地美音)の誘拐事件の共犯者が蓮見だと断定され、山路(寺島進)は記者会見の場で非難を浴び、小久保(阿部サダヲ)は牧村を射殺した容疑者として蓮見と関係があった山路の取り調べを行いました。

そしてまたも“×”事件が発生。殺されたのは瀬崎(西島秀俊)がいた岩崎書房の編集長・森川(大高洋夫)。ここで、雪平は和夫つながりでない被害者が現れたことに疑問を感じたけど、安藤は和夫が犯人でないことで納得させました。となると、犯人は現場にいた三上(加藤雅也)の言う通り、瀬崎の仲間なのか? その後、蓮見の病院でボヤ騒ぎが発生する中、彼女の病室へ向かう白衣を着てマスクをした男性が。雪平が慌てて駆け付け、銃を構えて病室へ入ると、そこにはなんと和夫の姿が! 驚いて銃を降ろした雪平に「今捕まるわけにはいかないんだ」と言い残して逃げる和夫。後に駆け付けた小久保には「犯人は白衣を着た男」としか言わなかった雪平は、安藤には見たままの事実を伝えました。そして動機が掴めずに悩む雪平へ、安藤は「雪平への恨み」である可能性を口にしました。確かに、美央のことで言い責められることもあったが?

そしてまたも“×”事件が発生。殺されたのは作家の久留米(井上順)。謎が深まる中、雪平が和夫を信じて蓮見の取り調べを行った結果、彼女は自供してサイトのアドレスらしい言葉を発しました。すぐに捜査本部でそのサイトにアクセスすると、画面には“罰・×”の文字が飛び交った後に「アンフェアなのは誰か」という文字が! その下にパスワードの入力欄が現れ、三上他がログイン解析を行うことに。同時に、サイトの持ち主の割り出しを行うことに。雪平もログイン解析を続けたけど、「バツ」、「警察」、「正義」といったこれまでの事件にまつわるキーワードを入力しても「アクセス拒否」になるだけ。「雪平夏見」と恐る恐る入力しても失敗。「アンフェアなのは誰か」。ふと雪平は思い立ち、「私」と入力したところ、ついにログイン成功。そしてこんな画面が。

警  告

このサイトは、アンフェアな人間に罰を与える為に作られた、復讐サイトである。
亡き友──瀬崎一郎、牧村紀世子、蓮見杏奈へ尊敬と賞賛を。

管理人×

全てはこのサイトでつながり、管理人×こそが黒幕ということに。その直後、サイトの持ち主が判明。その持ち主とは、なんと和夫! サイトは3年前から存在。それは、雪平が和夫と別れた時期。そこに、和夫の雪平へ対する復讐も含まれているのか? 捜査員が一斉に和夫を探し出す中、愕然とする雪平を安藤が慰め抱きしめ合いました。また、雪平は美央の元へ向かって「世界で一番好き」と伝え、美央の「みんないっしょ・ずっといっしょ」という文字のメッセージを受け止めてあげました。その後、雪平は再びサイトにアクセスし、隠しリンクから専用フォームへ移り、会う約束を記したメッセージを送信しました。他人が分からないような場所指定だけど、管理人×とされる和夫が読めばどこであるかは特定できるはず。

無題

1月29日。午前10時。

父の亡くなったあの場所で、二人だけで会いたい。

雪平

そして当日、指定場所の指定時刻数分前。雪平は花束を持ってその場所へ現れ、地面にそれを置いて手を合わせながら「お父さん、私に勇気と力をください。」と呟きました。やがてその場所に和夫が現れると、雪平は「やっぱりあなただったのね」という言葉から彼を言い責め、和夫が逆上し「お前は何にも分かっていない!」と言って銃を構えると、雪平はすぐに銃を構えて和夫に向かって発砲。和夫はその場に倒れ、雪平は静かに涙を流し・・・。

全ての事件の黒幕は、管理人×こと和夫でした。その根拠として、被害者は和夫の周辺の人物が多く、不審な言動や行動、そしてサイトという物的証拠まであったため。そして、雪平との最後の口論の内容が決定的でした。ただ、全被害者が和夫と関わりがあったわけでもなく、雪平に追い詰められても「お前は何にも分かっていない!」と言う点は、引っ掛かるけど・・・。

以上は、制作側が望むであろう視聴者予想。しかし、実際はミスリードが多いことでしょう。確かに和夫は最も怪しい人物に仕立て上げられていたけど、ストーリー上大きな裏が隠されているに違いありません。つまり、真犯人がいると予想されます。それでは、その真犯人とはいったい誰なのか?

・雪平夏見(篠原涼子)
「自作自演」を完遂させるケースも有り得ない話ではありません。
最もノーマークにしやすい盲点。しかし、そうであってほしくない。

・安藤一之(瑛太)
雪平と行動を共にしていたが、彼女から離れるひと時もありました。
パソコンの扱いに詳しい彼が、サイトを運営していたとも。

・小久保祐二(阿部サダヲ)
山路の座を乗っ取ろうと企んでいる者の野心が気になります。
ただ、一連の事件とは捜査以外でかけ離れ過ぎている気もする。

・蓮見杏奈(濱田マリ)
誘拐事件の犯人ではあったが、同時に黒幕だったとも考えられます。
端末操作にも慣れていたし、家宅侵入にも慣れていたし。

・安本正広(志賀廣太郎)
雪平や安藤を支援していた温和な人物が、実は黒幕だったとも。
ジキルとハイドのような裏表があるかもしれない。

・三上薫(加藤雅也)
何かと和やかなムードでいたけど、事件の分析は常に巧みでした。
それが単に自分の作戦の一般公開だったとしたら?

・山路哲夫(寺島進)
事件のもみ消し歴があり、銃の取り扱い経験もあり、蓮見との関係もあり。
管理官かつ管理者の線もあるけど、結局はそこまでだろうか?

・佐藤和夫(香川照之)
現在最も真犯人に近い人物で、今回ラストの時点では「確定らしい」。
でも真犯人は彼ではないと予想されます。

・佐藤美央(向井地美音)
現在最も真犯人から遠い人物で、予想の対象にもなりません。
彼女の両親でないことを祈るだけです。

・その他1
「いまだ登場しない人物」というアンフェアな予想。
これでは結末が盛り下がるかもしれませんが。

・その他2
「死人が実は生きていた」という説は、作戦としては実在しました。
しかし「死人は死亡が断定済み」とし、対象から外します。それが盲点?

別視点での究極のアプローチ。番組冒頭で毎回流れる「アンフェアには、アンフェアを」といったナレーションは、回毎に語る人物が異なっていました。

第1話:雪平夏見(篠原涼子)
第2話:小久保祐二(阿部サダヲ)
第3話:久留米隆一郎(井上順)
第4話:瀬崎一郎(西島秀俊)
第5話:牧村紀世子(木村多江)
第6話:安本正広(志賀廣太郎)
第7話:山路哲夫(寺島進)
第8話:蓮見杏奈(濱田マリ)
第9話:三上薫(加藤雅也)
第10話:佐藤和夫(香川照之)
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最終話:?(真犯人?)

ほとんどの主要人物が担当済みの中、唯一まだ担当していない人物が一人。それは安藤一之(瑛太)です。雪平と常に行動を共にし、牧村に銃で撃たれた過去もあるけど、担当が遅れているのは偶然なのか、それとも意図的なのか? これまでもある回における重要人物が担当になるパターンが続いてきたけど、次回の最後となるナレーションで「アンフェアにはアンフェアを」と語る人物が、真犯人なのではないか? 私はそのように推測します。

「真犯人の予想」は瀬崎の事件の際に一度したけど、その後起こった事件全てに絡む「黒幕」が存在するとは予想もできませんでした。よって、アンフェアながら「その黒幕は誰か?」を予想するのは辞め、次回最終話を見て全てを悟りたいと思います。

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